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ネイキッド・ソルジャー 亜州大捜査線
』
を、早速観に行きました。
お話は、インターポールの捜査官のロン(サモ・ハン)は、麻薬取
引現場へと乗り込み、大量の麻薬や武器を押収した。任務を終
え家族と親戚のいるアメリカで過ごしていた時、組織から報復と
して一家が殺害されてしまい、10歳の娘が敵のマダム・ローズ
に誘拐されてしまった。そして、娘はマダム・ローズによって洗脳
され、組織の一員として育成されていった。15年後、新たな動き
を捜査していたインターポールのサム捜査官(アンディ・オン)は、
引退していたロンを呼び捜査の協力を依頼した。麻薬王のパワー
(アンソニー・ウォン)の手下が次々とローズの刺客に殺される事
件が発生し、そのうちの一人を捜査するため台湾を訪れたサム
は、恩師の教授から大学生のメイシー(ジェニファー・ツェー)を
紹介されたが、殺害された現場に残った犯人の血痕のDNAが
ロンと一致し、犯人の似顔絵もメイシーにそっくりで・・・という感
じに進んでいきます。
少し前からサモ・ハン主演という事で宣伝されていたり、ここ近年
の出演作では主役でなくてもオイシイところを持っていってしまう
役柄でもあったので、どんな感じなのかと楽しみにしていました。
観て先ず感じたのは、良い意味でも悪い意味でも往年の香港映
画を思い出す懐かしさでした。アラ探しになってしまいますが、冒
頭からの話の進み具合にツッこみどころが多かった事や、中盤
以降も各所で展開がアラ削りな感じであった事、古典的なコント
のシーンもあったりして、そういったところが特に懐かしく感じまし
た。
また、アクションに関してはコリー・ユン(元奎)がアクション監督で
あったせいか、早回しのシーンがやや気になったものの、テンポ
の良さやキレなどは安心して観られました。
他には、アクションのシーンでは効果的にCGが使われていまし
たが、あまり凝った描写でなくても良さそうなシーンでもCGが多
用されていたので、それだったらもうちょっとストーリーを重視して
欲しいと思ってしまいました。あとは、1980年と15年後の1995
年が舞台となっていますが、どちらも当時の時代考証が軽視され
ていたので、それだったら現在と15年前で良かったような気がし
ました。
(K)
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