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2011.06.07

山形へ･･･被災猫の移動

(2)

テーマ：猫のいる生活(139265)

カテゴリ：動物愛護

原発事故の被災猫たちを預かり様のお宅へお届けでした。

親子で保護されたろんちゃんとつぐみちゃん、ｃ23、ｃ24の猫たちです。
この子達は地元の人から依頼された子の中の２匹です。
このときは数箇所で２０匹以上の猫を保護してきたので
最初は親子だと気が付かず、別々の場所で預かってもらっていました。
その後飼い主さんから連絡があり、親子だと聞かされました。

飼い主さんはまだ避難所生活をしていらして、落ち着き先が決まりません。
その後もすぐに猫たちを引き取れるかも定かではない状態です。
そこで、以前より預かりを申し出てくださっている方にお願いしました。

普段は遠方の方にはお願いしないのですが、その方は
飼い主さんが避難している場所から程近い地区にお住まいでした。
先住ちゃんが２匹いることから、最初は１匹の預かり希望でしたが
事情を説明しましたら、快く２匹一緒に預かってくださるとのお返事をいただきました。

もう１匹、同じ地区で預かってくださるお宅があったので３匹のお届けとなりました。
ねこひと会のマリアさんと･･･ＹＡＹＡ連れ(^^;)

新幹線に乗ること２時間超。
じゃーん！

米沢駅にて

はい、米沢です。

そこからレンタカーを借りていざ！

ろんちゃん、つぐみちゃんはそっくりな親子でした。
見た目もさることながら、物怖じしない性格なのもおんなじ～。
先住ちゃんが目を真ん丸くして固まっていたのに
２匹はすぐにあちこちを探検し、ろんちゃんは２階まで制覇して
すでに我が物顔で歩いていました。

つくねくん

だ、だれ！？

知らないにおいだにゃ？？？

若いボーイズは、それでもフレンドリーに私たちを迎えてくれました。
なんてお利口さんたち！うちの小僧とは大違いだわー。

そしてお届けしたお嬢様方。

ママのろんちゃん

娘のつぐみちゃん

さて、２件目の預かり様宅へ。
先住ちゃんはロシアンブルーの女の子。
とっても人見知りで姿はちろっとしか見せてくれませんでした。

お届けの被災猫は三毛さん、ｃ56番さん。
この子も物怖じしない肝っ玉の据わった子ですが、
ろんちゃん、つぐみちゃんと違って探索して回るようなことはせず、
じっと周りをうかがっているタイプ。
このお宅は小さいお子さんがいらっしゃるのですが、
触られてもまったく動じない猫さんなので、大丈夫だと思います。
その後のご連絡でも、５歳のお兄ちゃんがとっても気に入ってくれたようです。
（先住ちゃんはお子さんたちが苦手なようで・・・）

さくらちゃん

往復６時間超の旅はさすがに疲れましたが、
無期限の預かり、お迎えができなかったら終生飼養でお願いします、
などという厚かましいお願いを聞き入れてくださり、
猫たちを本当に温かい気持ちで包んでくださるご家族の下にお届けすることができて
とても満足で、嬉しいお届けの旅でした。

そして、やっぱり〆はこれでしょう！