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2013.09.10

日本から母と姉家族が来ていて嵐のような日々でした。いつもは二人分の食事も6人分となると何を作ってよいのやら？大家族の主婦は大変だなとしみじみ思いました。

4年ぶりに会う母は、来る前に尾骶骨を痛めて歩けない時期があったらしく歩行器持参でやって来ました。最初、歩行器を持って歩く姿を見た時は少しショックでしたが、ともに生活するうちに元気な様子もわかり一安心。姉は相変わらずの元気さで孫もできてさらにパワーアップしています。( 艸｀*)

姉と義兄と姪は3人でミュンヘン・ザルツブルグを周り、私とダンナと母は毎日日帰りで出かけました。

エルツ城3.jpg

アウトバーンを降りて、こんな風に何にもない田園風景の道をひたすら走り家を出てから約1時間半。一般車両進入禁止の手前でパーキング。その後はミニバスに乗り合いアップダウンの激しい道をクネクネと…着いた先は難攻不落と言われたエルツ城♪

エルツ城2.jpg

少し雲行きが怪しかったので画像がグレーがかっていますが、少し離れて見るお城の眺めはとても良いものでした。ここは交通の便が悪く、お城の中はたいして見所もないようなので日本人の観光客の方はあまり来ないそうです。

母とはエルツ城・ビンゲン・リューデスハイムなどの近場の観光地を周ったり、家の近くを散歩したり、新しくフランクフルトにできたショッピングセンターに遊びに行ったりと毎日楽しく過ごしました。

はっきり言って、大人になってから一番母と密に過ごした時間だったかもしれません。子供の頃はいつも母は朝から晩まで家にいなくて私は祖父母と一諸だったし、私もそれなりの歳になると家にいないで出歩いてばかり。その頃には母の周りには孫がピッタリ張り付いていました。その後も19の時に家を飛び出して戻って数年でドイツに来てそれっきりでしたからね。意外と知らなかった父と母の昔話や祖父母と母の話を聞いて自分の知らない大人の世界がいろいろとあったのだなーと。嫁としての母は苦労が多かったようですが、今は7人の孫、9人のひ孫に囲まれてとても幸せそうです。^^

楽しい時間はあっという間に過ぎますね。皆が帰った後は嵐の後の静けさです。新装して広く感じる居間があんなに賑やかだったのにガラーンとしてて寂しさ倍増。人が来るのは嬉しいけれど、帰った後の寂しさったらないですね。この静かさになれるのに3日ほどかかりました。次に会えるのはいつかな？それまで元気でいてくれる事をただ祈るのみです。

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