Lake Moraine ~Book Cafe~

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2008.09.06
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小説家 京極夏彦 ず~と気になっていながら
いまだその作品に手をだせずにいます。

だって 分厚すぎるんですもの本が!!
半端じゃないあの厚さ
手にもって ぶんぶんって振り回したら
間違いなく 凶器になると
思います

と言い訳をつらねようが 
ようは読み切る自信が あんまりもてない
というのが最大の理由ですが (←根性なし)

マンガならとっつきやすいんじゃないかと期待して
手に取った こちら





作画を担当する 志水アキ氏は
ゲーム幻想水滸伝3  の漫画版を担当され
 ゲームのストーリーには不満を残したファンを
うならせた人です。

そんな志水氏が作画担当と聞き
 一冊目を手にしたのは昨年末の発売と同時

一巻目読んだときは 
正直 面白いかどうか よくわからなかったです。
登場人物は多いし、 
話の流れがいまひとつ つかめず

噂の京極堂は 巻末の最後に登場で
 姿だけ

 まさしく う~ん 

そして第二巻発行となった今回
一巻からじっくり読みました。

面白いです!

一巻だけでは  どうにも 
主要な登場人物となる面々の繋がりがわからず
詰め込まれていく話が 誰の視点として 
とらえていいのかわからず 
頭がぐっちゃぐっちゃしていたのが、

二巻で相関関係がなんとなくみえてきて
話のすじを きちんと追えるようになり

猟奇事件のなかに霊感商法のようなものも垣間見え

物語に挿入される 
さる小説家の執筆中の小説の逸話が
おどろおどろしさを 添えていき
次巻がとっても楽しみです。

志水氏画の今作品 原作ファンにも
大変好評のようですね。

絵の線がきれいで 人物の描き分けが
とっても素晴らしいとおもいます。

愛らしい頼子が 
母に向ける憎悪をあらわにする時の
ギャップもすごい!

戦後の重苦しく空気のまとわりつくような背景に
も 良い意味での圧迫感を感じて
どっぷりと世界観にひたれます。


そして この「魍魎の匣」
10月から CLAMPがキャラデザイン担当で
マッドハウス制作の アニメが放映されるとか

それはそれで かなり気になるんですが、、、、

このまま 予備知識なしに
志水氏作画の こっちのコミックで
一気に今作品を堪能したいという 
誘惑にかられています。

でも 連載雑誌のコミック・怪 は 季刊誌
三巻でるのは 多分 早くて来春位、、、、
 そして おそらく 完結はしないのでは?

アニメの誘惑に勝てるのか? 私

 ↑ どうにも まだ原作手に取る気はおきないらしい






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最終更新日  2008.09.06 22:17:36
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