PR
Keyword Search
Category
Freepage List
訳ありで、キャンセルが出たので、コルテオ(Corteo)見てきました。
ものすごく良かったです。お奨めのエンターテイメント・ショーです
演出家によれば、コルテオ(Corteo)は、「葬列」と言う意味なのだそうです。
全体のイメージはこんな感じです。(シャガールの絵画的なイメージもあります。馬も出てくるし・・・鳥も出て来るし・・・。)
前から2列目のベストポジションでしたが、撮影は難しいので、写真はパンフを使っています。
シースルーの幕に描かれた絵と薄暗がりが、すぐに世界に引き込んでくれます。
サーカスと言うより舞台劇の要素が大きく、それがパフォーマンスをより高尚な物に変えている気がします。
一人のクラウン(道化)が死の床で、自分の人生をふりかえり自分の葬儀を想像しながら、自分の愛した女を想い、友を想い、子供の頃の楽しい思い出が蘇り・・・それらが幻想的な空中パフォーマンスとなって表現されたり、ジュニア・ベッドがトランポリンであったり、天使が飛び交う空間で、 非現実な夢の世界観が現実にパフォーマンスされて目の前で展開されて行く
のです。
主役のクラウンが天使にベットごと空にあげられ、この後、彼のかつての恋人達が、大きなシャンデリア3基を使って空中スペクタクルを展開してくれます。
ステージも円形で、初期本来のテントを設営したサーカスのようにステージが双方から見られるような造りになっており、その中の 限られた舞台を見事に使い切るだけでなく、その上の空間演出、さらに客席内と客席の上空まで舞台にして、人間業とは思えない究極のパフォーマンス
をものすごい勢いで、次々繰り出して、魅せてくれました。
スゴーイと思いながら最後まで見入ってしまった一品です。
行って良かった
お勧めブログ・バックナンバー4 (グランドティートン国… 2017年07月12日
お勧めブログ・バックナンバー3 (イエローストーン国立… 2017年07月06日
お勧めブログ・バックナンバー2 (芸術家の話と… 2017年06月29日