いつも戻ってくる場所で...

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お弁当day's




Last updated? 2005.12.06

これまでのお弁当day'sは こちら から


わがパートナー。いちおう物作りのはしくれ?さん。
そんな仕事柄、地方への出張があったり
会社に泊り込みで作業をすることが多いんです。
徹夜なんかになってしまうこともしばしば。
休日どころか月に4回くらいしか自宅に帰れないことも(^^;)

これちょっと帰ってこなさすぎでしょー!

もちろん寂しかったりもするし
ケンカになることもある。
わたしのパートナー、こやつでいいんだろか?と疑問に思う瞬間も(^^;)

電話は最低でも2-3回はするようにしたり
幸い会社が自宅からそれほど遠くないので、わたしの具合が急に悪くなれば
バイクですっ飛んで帰ってきてくれるに違いない(^^;)

マクロビオティックの久司道夫さんの講演会で印象に残ったお話のひとつに
「家族は同じものを食べましょう」というのがありました。
街にあふれるコンビニやファストフードや出来合いの食事を
家族がそれぞれに食べていたら。。。というあの話。

それなりに職場での付き合いもあるだろうし
彼にお弁当は必要ないんじゃないかと思っていたけど
ある日たまたま自分のをつくる「ついで」に持っていくか聞いてみたところ
なんだか恥ずかしそうに「うん」と。

そしたらねー
食べたあと電話がかかってきましてね。
おいしくて、なんだかすごーく幸せな気持ちになったらしいのです(^^;)

ええーこんなんでしあわせ感じちゃうワケ?とわたしはびっくり。
手作りのお弁当を喜びそうなキャラじゃないのになぁ。

彼はもともと朝ご飯を食べない派でした。
お昼も誘われてランチする以外は
パン1個とかおにぎり1個とか、そんなもんだったみたい。

だんだん仕事の方向が変わったせいか
めっきり家で食事をすることができない日が増えてきていたので
わたしが仕事を辞めたのを機に
彼が帰れない時は、夜ごはんとしてのお弁当を会社近くまで届けることにしたのです。

もちろん栄養面や健康のことを考えてという理由もあるけれど
いちばんの目的は

『おなじものを食べる』

いっしょにいられる時間は少なくても、同じ気持ちでいられたらと想いをこめて。

あとはですね
それまで寝る前に電話で話したりするときまって
彼はカリカリ、イライラしてたんです。
でもお弁当を届けるようになってから、それがなくなった!!!
。。。と思うんですよ。
本人が『玄米パワーだな』なんて言ってました。
最近では『やっぱ玄米食べないと調子でねー』とか言ってます(^^;)

作業中につまんでいたというチョコや市販の飴を
なるべく優しい素材のお菓子を選んで持たせるようにしました。


よく噛むようにとしつこーく言ってます。
彼はぜんぜん噛んでない。人のこと言えないけど、わたしよりひどい!
毎回、お弁当を届けるたびに言ってます。
そのほうが頭も冴えるし眠気も飛ぶよって。
試しに100回、食べてみって。
仕事で行き詰まったら、100回やってみなよーって。
とはいいつつ
それまでせいぜい5口くらいから10口くらいになった感じですけど(^^;)

そもそも、彼はマクロビオティックに関心がまったくない。
出されるものはなんでも食べる人だった。
でも最近は、外食してもあまりおいしないと感じることが増えたみたい。

変わってきた彼の身体や食後の反応を見てると
自分のことよりもすごく違いがわかるし
ああ、やっぱり人って食べた物で変わるなぁと感じます。。

まだまだマクロビオティックな料理は初心者ですし
バランスなんかもこれでいいのかと日々模索中です。

わたしに合う食事と働き盛りの彼に合う食事は違うんだろうし
食感や長時間、短時間などの調理時間など
まだまだ課題はつきることなく。。。

これからもお弁当day's、たのしんで続けていけたらいいなと思います。

お弁当day'sは こちら から





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