早春に、葉に先だって枝一面に、鮮やかな黄色い花火のような小さな花が20~30輪ほど放射状に固まって咲き、秋になると葉のわきに赤く熟した実が鈴なりになります。
3月17日の誕生花は、春に可憐な黄花が咲いて秋に赤い実がなる果樹、サンシュユ(山茱萸)。
花(木)の名は、漢名の山茱萸の音読みで、山のグミ(茱萸)で、果実が茱萸(中国ではサンショの意)に似ていることに由来します。
別名のハルコガネバナ(春黄金花)は、早春に枝いっぱいに黄色い小花を咲かせることから、アキサンゴ(秋珊瑚)は、秋に実グミのような赤い実を珊瑚にたとえてつけられています。
花言葉「持続」「耐久」は、1.5~2cmほどの赤く熟した楕円形の果実が薬用になることからつけられたそうです。
江戸時代以降に薬用植物として中国から渡来したサンシュユは、つややかに赤く熟した果実からタネをとって乾燥し、滋養強壮などの漢方薬や疲労回復に効果のある薬用酒などに用いられています。
花言葉「気丈な愛」は、美しい花をたくさん咲かせて鈴なりになる赤い実がおいしそうに見えるのに、苦い味がすることからつけられたのでしょうか。
苦しみをこらえ(苦味を隠して)明るくふるまう(赤く実る)?
植物園のサンシュユは実が多くついていますが、手の届くところにはなく味見ができませんが、苦いそうです。
鉢植えの大実ショリコ
セイヨウサンシュユはサンシュユを海外で実を食用に改良したもので、赤や黄色の実がなるコーネリアンチェリー(西洋山茱萸の英名)や大きい実のなるショリコなどの品種があります。
鉢植えのショリコはまだ木が小さいので、実の数が少なく実も小さく、甘酸っぱい味がしました。
ミズキ科サンシュユ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国、朝鮮
別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)、ヤマグミ
サンシュユ(山茱萸)の花言葉:持続、耐久、気丈な愛。
サンシュユ(山茱萸)の誕生花:1月18日、2月14日、2月15日、2月21日、3月17日
流通時期:苗木を秋~早春に見かけます。
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