秋から春にかけて、茂った厚みのある葉の間から花柄を伸ばし、花冠の先端が浅く5つに裂けた赤やオレンジ、黄色の長い筒状花が口を開いて次々と咲きます。
10月30日の誕生花は、冬を彩る風変わりで愛らしい花、シーマニア。
花の名は、ドイツの植物学者Berthold Carl Seemanにちなんで名づけられたシーマニア属(Seemannia)に分類されていたことから、今でも以前の属名で呼ばれています。
花言葉「コミュニケーション」は、口元から内側の斑点をのぞかせ、横を向いて仲良くおしゃべりしているような花の姿からつけられたのでしょう。
花言葉「元気」は、花の少ない時期も彩って長い間咲き続けることからでしょう。
花言葉「繁栄」は、花が数多く次々と長く咲くことからつけられたのでしょう。
シーマニアは寒さに弱く、暖地でも戸外で冬越しできませんが、沖縄では、夜店ですくった金魚に似たオレンジ色の花が真冬の戸外でいっぱい咲いていました。
室内の日当たりのよい窓辺に置いて、こまめに花がらを摘むと、つぼみが次々と咲き、2月頃まで楽しめます。
イワタバコ科グロキシニア属(シーマニア属)、非耐寒性春植え球根、原産地:ペルー、ボリビア
シーマニアの花言葉:コミュニケーション、ウィット、元気、繁栄。
シーマニアの誕生花:10月30日、12月17日
流通時期:鉢花を秋に見かけます。
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