弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.04.12
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カテゴリ: 4月の誕生花

早春に、葉が出る前の枝に、淡紅色の5弁花がたくさん咲き、初夏から夏にかけて、橙黄色のふっくらした実が鈴なりになります。

4月12日の誕生花は、清楚な花とアプリコット色の実、アンズ(杏、杏子)。

花(木)の名は、甘酢梅(あますうめ)が変化したという説と、漢名の杏子の唐音からで、杏の実である杏子(杏は木、子は実を意味する)を食べるようになったことからという説があります。

英名のapricotは、ラテン語のapricus(日の当たる)の転語といわれ、日当たりのよい場所を好むことからきているのでしょう。

アンズアンズ

花言葉「乙女のはにかみ」は、淡い紅色の花色を少女の初々しい表情にたとえてつけられています。

花言葉「疑惑」は、花や実がスモモ(李)に似ているので、李下の冠という故事からきたスモモと同じ花言葉がつけられたのでしょう。

李下の冠はスモモの木の下で曲がった冠をかぶり直すと、スモモの実を盗むのではないかと疑われるので、人に疑われるような行いははじめから慎むのがよいという意味で使われます。

アンズアンズ

植物園のアンズは花が散ったあと、紅紫色の反り返った萼が枝を彩り、しばらくしてふくらみ始めた小さな実は梅雨の頃になると熟し、ぽたぽたとたくさん落ちてきます。

高い梢の実は手が届かず、完熟して道に落ちた実を拾う勇気はなく、おいしそうに熟した実を眺めているだけです。

バラ科サクラ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国別名:カラモモ(唐桃)

アンズ(杏、杏子)の花言葉:臆病な愛、乙女のはにかみ、疑い、疑惑。

アンズ(杏、杏子)の誕生花:2月23日、3月1日、4月12日、10月2日

流通時期:苗木を冬~春に見かけます。
花ひろばオンライン GRANDY 園芸ネット プラス 土っ子倶楽部 日本花卉ガーデンセンター ガーデン ストーリー あなたの街のお花屋さんイングの森 さんにあります。







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Last updated  2015.04.12 10:30:23
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