梅雨の頃に、縁にギザギザ(鋸歯)のある細長い楕円形の葉をつけた枝先に、白黄色の紐状の雄花が咲き、小さな緑色のとげに包まれた薄い緑色の雌花が雄花のつけ根に3つひっそりと咲きます。
10月24日の誕生花は、1つのイガの中に3個の実、クリ(栗)。
花(木)の名は、果皮や実の色が黒いことから黒(クロ)、黒実(クロミ)が転じたという説や、落ちた実が石のようであることから、古語で石を意味するクリからという説などがあります。
花言葉「贅沢」「豪奢」は、幾本も枝につくベージュ色のモールのように細長い雄花をたとえたのでしょう。
ご近所の畑の片隅のクリノキは毎年、枝先が10~15cmほどのふさふさした花房を何本も垂らした雄花で真っ白におおわれます。
昨秋、花を咲かせる初夏のような気候だったのでしょうか、熟したトゲトゲの茶色の実の傍らで咲き始める雄花を見かけました。
大粒で風味がよい日本産のクリはぜんざいやようかんなどに、小粒の中国産は天津甘栗に、ヨーロッパ種はマロングラッセに使われています。
新品種のぽろたんは鬼皮にナイフで果肉まで届く程度に数本のキズを入れ、電子レンジにかけると簡単に渋皮がはがれるので、面倒な渋皮むきがいらないそうです。
ブナ科クリ属、落葉高木、原産地:日本、中国、ヨーロッパ
クリ(栗)の花言葉:満足、豪奢、私を公平にせよ、私に対して公平であれ。
クリ(栗)の誕生花:3月8日、6月20日、10月24日
流通時期:実付き鉢植えを晩夏に、苗木を秋~早春に見かけます。
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さんにあります。
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