弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2017.07.26
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カテゴリ: 7月の誕生花
春に、羽状に深く切れ込んだ葉をつけた茎先に細い毛の生えたつぼみを数個つけ、黄色い4弁花が多数のおしべと曲がっためしべを突き出して咲きます。

7月26日の誕生花は、皮膚病に効く薬草、クサノオウ(草の黄、瘡の王、草の王)。

花の名は、皮膚病の湿疹(瘡)をよく治すことから瘡(くさ)の王、茎や葉を切ると黄橙色の汁を出すことから草の黄、鎮痛作用などもあることから薬草の王(草の王)という説があります。

別名のヒゼングサ(皮癬草)は疥癬(かいせん)の治療に用いられたことからつけられています。


花言葉「思い出」は、かつては道端や野原などに咲く身近の花で、民間療法で皮膚病や毒虫の刺し傷などに茎葉汁を塗ったことからつけられたのでしょう。

花言葉「私を見つめて」は、明るい黄色の花の清楚な美しさからつけられたのでしょう。
それとも、クサノオウの属名chelidoniumからきているのでしょうか。


属名の語源はギリシャ語のchelidon(ツバメ)で、母ツバメが眼の見えないヒナの眼を黄色い汁で眼を洗って治したという伝承に由来します。

クサノオウは最近見られなくなっていましたが、春に近くの空き地で茎葉を伸ばし、鮮やかな花を咲かせて、ゴールデンウイークの頃に枯れました。

ケシ科クサノオウ属、一年草(越年草)、原産地:日本、サハリン、朝鮮半島、中国
別名:ヒゼングサ(皮癬草)、イボクサ(疣草)、タムシグサ(田虫草)

クサノオウ(草の黄、瘡の王)の花言葉:思い出、私を見つめて。

クサノオウ(草の黄、瘡の王)の誕生花:7月26日

流通時期:―

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Last updated  2017.07.26 10:30:05
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