弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2022.06.23
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カテゴリ: 6月の誕生花
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晩春から夏に、まっすぐ伸びた茎につく白い細かい柔らかな毛におおわれた灰緑色の切れ目のある卵形の葉のわきに、淡いピンクの小さな五弁花が次々と咲きます。

6月23日の誕生花は、ビロード状の葉と可憐な花のハーブ、ビロードアオイ(ビロード葵)。

花の名は、和名で、葉の手触りがビロードのようなことから名づけられました。

別名のマシュマロウは、英名のmarsh mallowからで、marsh(湿地)とmallow(ゼニアオイ属の総称)で湿り気がある土地を好むことからつけられています。

マシュマロウは古代ギリシャ時代から薬用とされ、太い根は粘液を多く含み、粘液は口内炎や気管支炎などの炎症をやわらげ、筋肉痛や捻挫痛に軟膏として用いて痛みを鎮めます。


花言葉「恩恵」は、古くから葉や根に含まれる粘液が空咳やのどの痛み、消化管などの炎症から守ってくれる薬草として利用されてきたことからつけられたのでしょう。

花言葉「恵み」は、かつてお菓子のマシュマロが根を原材料にして作られ、若葉や花がサラダやティー、ポプリ、浴用などに利用できることからきているのでしょう。


夏のハーブ園では、ビロードアオイが咲き始めで、ビロード状の葉がよく目を引いていました。

アオイ科ゼニアオイ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、中央アジア
西ヨーロッパ、シベリア、オーストラリア、北アメリカ
別名:ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)、マシュマロウ

ビロードアオイ(ビロード葵)の花言葉:恵み、恩恵、優しさ、慈悲。

ビロードアオイ(ビロード葵)の誕生花:6月23日

流通時期:ポット苗を春に見かけます。
苗木の専門店 グリーンでGO! ​、​ トオヤマグリーン ​、​ 園芸ネット プラス ​さんにあります。

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ホオズキ
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Last updated  2022.06.23 10:30:08
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