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楽天ブログからお引っ越しすることにしました。引っ越し先はこちら→さんにんぐらし。(タイトルは同じです)こちらのブログは当分開設しておきますが、いずれ閉鎖するつもりです。
2012.09.04
指宿温泉で宿泊したのは、砂蒸し会館からすぐ近くの旅館 吟松です。すぐ目の前が錦江湾で立地の良い、ザ・温泉旅館という風情の旅館です。ただ、建物自体はちょっと年季が入った感じ。 海が見える和室。いかにも旅館~なテイストなので、彼が「珍しいね」と言ってました。砂蒸しを体験できる、海に近い旅館と言えばここだったんだよね。 部屋から見える海。歩いて1分もかからない、本当に目の前が海です。こちらの旅館は海側と海の見えないお部屋とあるけれど、海の見えるお部屋の方が絶対お薦め。海の反対側は他の旅館や民家、マンションという普通の風景なので値段はちょっと高くなるけど、海が見える方が旅行に来た感がある。夕食前に砂蒸しに行き、砂蒸し会館で温泉には入ったものの、まだ娘がお風呂に入っていない。なので、家族風呂に入ることにしました。が、これが失敗だった。最近は温泉宿と言えば家族風呂が当たり前のようにあって、貸切で利用できるようになっている所が多い。できる所はそうすれば良いと思うけど、昨今の流れだから…と無理に作る(?)のはどうかしら。家族風呂のドアを開けて驚いたのは、お風呂の床に畳が敷いてあること。「畳って、お風呂に敷いてあるの初めて見たよ…」と2人とも絶句。畳が敷いてあるせいでお湯の排水が悪く(当然だけど)、したがって畳がふにゃふにゃ。踏んでいて「腐ってるんじゃ?」と思うほど、踏み心地が悪かった。お風呂全体も何だか湿っぽくて、高い天井の天井付近はカビてるし…。これだったら、無理に家族風呂を提供しなくても、止めてしまった方がいいと思う。せっかくお湯はいいのに、設備の印象が悪すぎて台無しです。翌朝入った屋上の露天風呂は、狭いものの、錦江湾から登る朝日がとても綺麗で遮る物は何も無いし、良かった。ただ、みんな朝日目当てで6時にお風呂に来るので、大混雑。洗い場は空いてないし、お風呂はギュウギュウなので、こちらはもう少し大きくした方がいいのではと思います。 夕食は食事処の個室にて。テーブルに温泉が引き込める変わった造りになっていて、面白い。引き込んだ温泉で温泉卵を作ってもらいました。 その温泉卵を、薬味や野菜、黒豚味噌と一緒にご飯に乗せて食す。美味しい~。他には目の前で揚げていただく薩摩揚げ。薩摩揚げの揚げたてって、こんなに美味しいんですね。 翌朝の朝食。朝食は温泉旅館の朝食という感じの定番でした。立地と食事は美味しいのに、お風呂(特に家族風呂)で損してるように思う。勿体ない。お湯は砂浜から沸きだしているせいか、塩辛くて、けどその塩分に発汗作用があるのかいつまでもポカポカと温かくて、肌はさっぱりした感じ。九州は温泉のパワーが違うというか、お湯がいいな~と思うことが多いです。屋上の展望露天風呂、朝6時のオープンしてすぐは混み混みなので、混む時間帯を外してゆっくり入るのがお薦め。
2012.07.25
霧島温泉で宿泊したのは、霧島温泉郷から少し離れた川沿いにある霧島もみじ谷 静流荘。霧島温泉郷からは少し離れた谷沿いに建つ1軒宿です。丸尾の滝から一本道に入った谷沿いにあるので滝の音がよく聞こえる。 谷に面した寝湯付きの和室に宿泊。早速ひと休みしようという小さな人が1人(笑) 部屋には張り出したベランダに寝湯が設けられています。お湯は源泉掛流し。お風呂から流れ出たお湯は、そのまま下を流れている川に排水されるとのことで、シャンプーやボディソープなどは使用禁止。 寝湯と言っても、寝そべって浸かるタイプではなく、しっかり肩まで入れる位の深さがあります。一方の縁が斜めになっていて、そこに背を預けて浸かることができるようになっていて。聞こえるのは滝の音と蝉の鳴き声だけ。周りは木々に囲まれて、心からリラックスできます。 こちらは家族風呂。部屋のお風呂では石鹸やシャンプーが使えないので、まずは先に家族風呂に入ることに。チェックインの時に空き具合と希望を聞いてくれます。この宿では他にも、谷を少し降りた場所に大浴場があり、そこも風情がありそうな感じだったけど、子どもを連れての階段の上り下りが大変なので(足元が湿ってもいたし)私たちは大浴場には行きませんでした。その代わり、何度も部屋のお風呂に好きな時に入って、空を眺めながらボーッとしたり。 夕飯は食事処で。掘り炬燵形式の座敷で、それぞれのテーブルが仕切ってある半個室。子ども連れでも気兼ねなく食事できるのが嬉しい。鹿児島と言えば焼酎なので、普段あまり見かけない銘柄の焼酎を堪能しました。 翌朝早朝の部屋からの眺め。曇りで時折小雨が降る天気。「生憎の…」という枕詞が付くような天気だけど霧に煙るような山々の様子がとても素敵。祖谷温泉の時も雪が降って、天気は今ひとつだったけど、逆にそれが風情があってとても良かった。霧島もぴかぴかの天気よりはうっすら霧がかかる天気の方が、天孫降臨の地、神秘的な感じがします。 朝食。娘はご飯と魚を食べると、トコトコと外へお出かけ。前日の夕食の時に色々探検して勝手が分かったようで、同じくらいのお友達(?)とランプを覗いたり、スリッパを並べたり、色々やってました。 旅館で出会ったお友達。さらに小さい赤ちゃんもいて。海外から旅行でいらしたようです(どこの国かは聞いてない)。祖谷温泉でも小さな宿に2組も外国からの観光客がいて、秘境にも普通に外国人がいるんだな~と思ったけど(逆に日本人にも「え、こんなとこで?」と思うような海外の辺鄙な場所で出会ったりするし)、外国人観光客が来る所=京都、奈良、東京みたいな場所ではない霧島のような所で出会うと、何だか少し嬉しい。初夏には蛍が見られたり、秋は紅葉が綺麗だったり、季節を変えてまた来てみたいです。
2012.07.22
鹿児島旅行の最後(3日目)は、鹿児島市の仙厳園へ。指宿から鹿児島までを前日と同じ指宿スカイラインでは面白くないので今度は錦江湾沿いの国道をドライブすることにしました。国道沿いには線路もあって、途中JR九州の観光列車「指宿の玉手箱」とすれ違い。車掌さんらしき人が大きく手を振って(車に?)ました。パッと見えただけだけど、列車は満席だった模様。JR九州って色々な観光列車があって、私がいつか乗ってみたいと思っているのは熊本から人吉まで走っているSL人吉号。去年の熊本の旅では直前に思いついたので乗ることができなかったから、次回熊本に旅行に行く時には是非!と思ってます。鹿児島では桜島にフェリーで渡って車で一周するのもいいかなぁと思っていたけど結局桜島の全景が一望できる仙厳園に行くことに決定。仙厳園は薩摩藩主島津家の別邸と庭園で、桜島を借景とした見事な庭園が国の名勝に指定されています。庭園と別邸は別料金。別邸見学は時間が決まっていて、案内してもらいながら見る形式。見たいなと思ったものの、1歳11ヵ月の子どもは「立ち入り禁止」と書いてあっても分からない。触ったり、登ったり、興味が向いたことは何でもやってしまうので、「何かやってしまったら危ないな」ということで別邸見学はしませんでした。庭から遮るものなく見渡せる桜島は、さすがかなり大きくて遠目に見ても荒々しい雰囲気。今でも活発に活動している活火山が、これほど市街地の近くにあるのが凄い。 園内の幾つかは大河ドラマ「篤姫」の撮影スポットとして使われていたようで撮影裏話的な展示がしてありました。庭園は結構高低差があって、小さい子どもがいると大変かも。抱っこしながら坂道や階段を昇ったり降りたりは結構しんどい。この日もいい天気で暑かったこともあってすっかり私も子どもも汗だくに…。娘は出店のお茶屋さんが試飲させてくれた黒豆茶を何杯も飲んでました(苦笑)仙厳園を鑑賞した後は、昼食を食べて、少し鹿児島の市街地を歩いてみることに。鹿児島市にも市電が走っているので、天文館通から乗ってみました。 エアコンが効いていて涼しい。昼食でお腹一杯になった娘は、涼しい車内ですやすや。市電の路線は結構長いので、途中郡元で下車して、今度は鹿児島中央駅前を通る市電に乗って(来た時は交通局前を経由)高見馬場まで戻りました。鹿児島市の有名スポットは城山展望台もあるけど、空港が遠いことを考えると登っている時間は無くて、次回いつか機会があった時に持ち越し。19時過ぎの飛行機だったので、18時までレンタカーを借りることにしていたのだけど鹿児島市から空港がかなり遠いので、ぎりぎりで間に合いました~。良かった。出発までは地ビールを飲みつつ、ゆっくりと。霧島・指宿とかなりの移動距離だったけど、充実して楽しい旅行でした。次は娘がもっと大きくなった時に、屋久島にトレッキングに来たいです。
2012.07.21
西大山駅から開聞岳を眺めた後は、錦江湾沿いの旅館吟松にチェックインして砂蒸しへ。指宿と言えば砂蒸し温泉。砂を身体全体に被せてもらう温泉ってどんな感じなのか、初めての体験に興味津々。 旅館から海岸沿いを歩いてすぐの所にある、砂蒸し会館「砂楽」。砂蒸しが体験できる公共の温泉浴場(?)で、指宿の温泉宿に泊まっている人たちでとても混雑していました。入浴料を払うと(タオルは持参していった方が良い。無い場合は別途100円)浴衣を渡してくれます。ロッカールームで身に着けているものを全て脱ぎ、その上に浴衣を着たら、備え付けのビーサンを履いて海岸へ。 海岸にはこんな感じで砂浜に屋根が設けてあり、その下が砂蒸し温泉場。なんと砂浜から80度以上の熱湯が湧き出しているのだとか。なので、干潮時は砂浜に入ることが禁止されていて(当然か)、熱湯が海水と混じってちょうど良い湯加減(砂加減?)になる仕組みらしい。 海岸の地名は文字通り「湯の浜」お湯が海岸から沸きだしてくるって凄い。 浴衣に着替えて海岸に降りると、順番待ちの行列がすごくてびっくり。これは結構待つかもしれないな~と思ったけど、それ程待たずに自分の番が来ました。砂蒸しの時間は約10分。指定された場所に身体を横たえると、汗だくのお兄さんが顔を除いた全身に砂を被せてくれます。砂というとサラサラしたイメージだけど、ここの砂は水分を吸って重い!その重さと圧迫感にびっくり。結構息苦しいし。確かに蒸されているというか、ムンムンとした熱気・温度で身体の中から熱くなる感じ。砂の重さと相まって、思った以上に汗がダラダラと出てきます。柱に時計が掛けられているので、自分で10分の時間を計り、10分経ったなぁと思ったら自分で身体に乗せられている砂を払って起き上がり、出て行く仕組み。全身砂だらけで、べっとりと汗で身体に張り付いた浴衣は脱ぎ、まずシャワーで砂を洗い落としてから、温泉に入って汗を流して終了です。私が砂蒸しに行っている間、娘の面倒を見てくれた彼が、今度は交替で砂蒸しへ。彼は砂の重さが「包まれているようで心地良かった」みたい。指宿でしか体験できない砂蒸し。予想以上に砂が重くて驚いたけど、お湯で温まるのとはまた違う温まり方で面白かったです。
2012.07.20
霧島アートの森を観た後は、一路指宿へ。霧島から指宿は、九州自動車道を終点まで走り、そこから更に指宿スカイラインへ。途中に鹿児島に寄ったりすれば、それほど遠く感じなかったのかもしれないけれど私たちは一気に指宿を目指したので、霧島からだとかなり遠かった~。指宿スカイラインを下りると、九州最大の湖、池田湖の側を通ります。私も彼も「イッシー」を知らなかったので、イッシー像を見て「何?何?」と車を停めてみたものの…曇りの霧島とは打って変わり、指宿はピカピカのいい天気で暑い!早々に退散です。指宿の宿に行く前に、寄りたかったのが西大山駅。ここは元日本最南端の駅で、沖縄にモノレールができたので現在はJR最南端の駅。 西大山駅は無人駅。ホームの端には「JR最南端の駅」という看板があります。ちなみに、最西端の駅は佐世保、最北端の駅は稚内、最東端が東根室とか。あと3つも行ってみたいな。JR最南端の駅ということで、私たち以外にも続々と観光客の姿が。ほとんどがレンタカーや自家用車なところに、大型観光バスが!有名なスポットなんですね。ここが(JRの)南の端か~と思うと、なんだか遠い所に来たようなロマンを感じます。ホームからは薩摩富士の別名を持つ開聞岳が綺麗に見えます。太平洋戦争中に知覧から飛び立った特攻隊員が開聞岳をぐるりと旋回して戦地に赴いたとか。線路と開聞岳。なかなかベストな組み合わせ。
2012.07.19
鹿児島2日目は、まず霧島アートの森へ。霧島山麓にある広大な野外美術館なので、子連れでも楽しめるかなと思って。私個人としては、草間彌生さんの「赤い靴」が以前から観てみたいな~と思っていたところ。初日に宿泊した霧島温泉郷の静流荘から、対向車も滅多にすれ違わないような道を延々とドライブして、視界が開けたなぁと思ったら大きな水玉模様のオブジェが!霧島アートの森入り口に展示されている、草間彌生さんの「シャングリラの華」でした。この日も霧島は朝から曇りだったからなのか、駐車場に停まっている車は少なくて。霧島の市街地からも距離があるので、あまり地元の人が来ない場所なのかも。けど、もったいない!特に子ども連れには野外美術館ってすごく楽しめる場所なんだってことが今回よく分かりました。ちょうど行った時に屋内の美術館で行われていたのが椿昇展。野外美術館だけの場合、入場券は300円(安い)。企画展と一緒のセット券もあってせっかくだから企画展も観ていこうと、私たちはセット券を購入しました。(企画展開催中は、屋内収蔵作品は観られないようです。収蔵作品もなかなか面白そうなので、企画展でなくても観る価値があると思う)ちなみに、この椿昇展はチケットを持っていれば出入り自由、写真撮影もOK。まずは椿昇展へ。入口すぐに展示されていたのが"MOONWALKER"2009 エヴァのプラグスーツっぽい。彼も同じことを思ったみたい。背中に巨大な羽が付いていて、この羽を膨らませてスーツを着ると、月面を歩くのと同じように歩けるらしいです。私も彼も一目見てエヴァを連想したけど、作品タイトルから分かるように、マイケル・ジャクソンを表現したのだとか。 この黄色い大きな塊は"Aesthetics Pollution"1992直訳すれば、美学汚染。草花や木の実、鱗(?)らしきものが1つの大きな塊に凝縮されていて、突き出ているのは何かの根(?)だろうか。作品の中で1番強烈だったのは、これ。 遠くから見ると大きな円盤。くるくる回って、一定の周期でサーッという音がする。最初はビー玉が敷き詰めてあるのかなと思いました。が、近くでよく見ると、ビー玉じゃなかった。 睫毛の付いた、無数の目玉でした。サーッという音は、目が開いたり閉じたりする音だった。作品のタイトルは"METAPOLICE"1997目の数、7000個。これだけの瞳に見つめられると、ちょっと怖いです。所々瞳の色が微妙に違うものがあったりして(そう見えただけ?)、細かい。私たちがこの作品を観ている時、器材を持ってきて、作品を調整(?)する人が。椿昇さんご本人でした。びっくり。椿昇展で驚いた後は、野外展示へ。小さな子ども連れだったので、バギーを貸してもらいました。バギーがあって助かった。13ヘクタールと言ってもピンと来ないけど、なんせ広い。娘は喜んでバギーに乗っていました。 外に出てすぐあるのが、草間彌生さんの「赤い靴」水玉がポップで可愛いです。 ダニ・カラヴァンの「べレシート(初めに)」霧島が天孫降臨の地ということに由来するみたい。トンネルを歩いた先に見えるのは緑深い霧島連山です。 タン・ダ・ウの「薩摩光彩」森の中を飛ぶ巨大な蝶のよう。ステンドグラスのような色とりどりのガラスは光が当たればすごく綺麗なんだろうなと思う。曇りだったのがちょっと残念。 チェ・ジョンファの「あなたこそアート」額縁があるだけで、そこに切り取られた部分が絵のように見えるのが不思議。他にも沢山の作品が広い園内に置かれていて、直接触ったり、登ったり(子どもが)もできるので娘は大喜びでした。後を付いて行く大人の方はちょっと大変だけど。たっぷり午前中一杯観て周り、ランチも園内のカフェで。テラスでランチを食べていると、トコトコと芝生を横切る鹿の姿が。野生?だよね。思わぬところで鹿を見て、食事そっちのけで大興奮の娘。予想した以上に面白くて、子どもも十分楽しめた霧島アートの森。今回の旅行で一押しのスポットです。
2012.07.17
7月の連休に家族で鹿児島の霧島と指宿に旅行に行ってきました。目的は温泉とアートです。子連れで飛行機に乗るときは、いつもかなり時間の余裕を見て空港に行くので空港で待ち時間がたっぷり。今回は屋上のデッキに登り、飛行機が離陸する様子を眺めることにしました。 この日の羽田は快晴。「ひこうき、ぶーん」と飛行機の真似をする娘。離陸する飛行機の轟音が結構すごい。大きなジャンボから小型の飛行機まで、頻繁に離陸していくので見飽きない。搭乗時間が近付いてきたので、セキュリティチェックを受けて搭乗口へ。鹿児島行きの搭乗口までは結構歩きます。2時間近く飛行機に乗って、鹿児島空港に到着。鹿児島空港は霧島に近いので、初日は霧島温泉に泊まることにしてまずは鹿児島と宮崎の県境にある高千穂牧場(宮崎県都城市)に行くことにしました。 東京は晴れていたものの、霧島は曇り。牧場からは晴れていれば新燃岳や中岳が見えるそうだけど、雲がかかっていて見えず。有休を取って平日に行ったせいか、他に観光客の姿もほとんど見えず。どうやら高千穂牧場の色々な見所は休日のみ行なわれているようです。けど、人が少なかったので、のんびり牧場内の牧舎を見学して周れたのは良かった。 こちらは羊。初めて本物の羊と対面。絵本の羊と違って、本物は意外と白くない。不思議そうに眺めてました。途中、牛舎から突然飛び出してきた子羊に驚いてた。牛の餌を食べにやって来ていたみたいです。 牧場内にあった「愛のスコール」自販機。初めて見るけど、この地域ではメジャーなのか?炭酸カルピスウォーターみたいな味なんだろうか。結局買わなかったけど、気になる。バイオ茶も。牧場と言えばソフトクリーム。こちらのソフトクリームも、牧場の名に違わぬ濃厚な味で美味しかった~。娘も生まれて初めてソフトクリームを食べました。牛乳大好きなので、夢中で食べて、口の周りがクリームでべったり。。。牧場を後にし、霧島神宮へ。霧島は日本で最初の国立公園の1つ。当初は霧島山周辺が国立公園に指定され、現在は霧島錦江湾国立公園になってます。霧島神宮は天孫降臨のニニギノミコトを祀った神社。杉の木立に囲まれた、山深い場所にありました。東京では、まだ蝉がちらほらとしか鳴いていなかったけど、ここでは降る様な蝉の鳴き声。周囲の木立から一斉に聞こえてくる様子は、まるで音の壁があるような感じ。坂本龍馬が新婚旅行で来た場所でもあるので、展望台には龍馬とお龍の看板(?)もありました。この展望台からは、晴れていれば金港湾と桜島が望めるみたい。残念ながら曇っていたので、桜島までは見えず。ただ、霞んだような山並みが幻想的な感じで、なかなか良かったです。 鳥居脇にあるさざれ石。君が代に「さざれ石の」とあるけれど、実物を見たのは初めて。小さな石が寄り集まって固まりになり、1つの大きな石となったものなんですね。 神社やお寺に連れて行ったことは今までもあるけれど、1人で参拝するのは初めて。お手水で口と手をゆすいだら、拝殿の前で二礼二拍手一礼。お手本にやってみせると、同じように隣でやっていました。何回も。。。まだ意味は当然分からないけど、大人と同じようにその様式を真似するのが好きみたい。「おみくじを引くから」と言って手を引いて社務所の前に連れて行っても「もいっかい」と言って拝殿の前に戻ってしまう。こんなに神社好きだったとは。最後は抱えて帰りました。この日はこれで終了。平日だったためか、高千穂牧場も霧島神宮も観光客は少なくてひっそりとした雰囲気。のんびりと見て回れました。
2012.07.14
最近、手ぬぐいの吸水率の良さ、乾きやすさ、嵩張らないことに惚れ惚れしている私。すっかり魅せられてしまって、可愛いものを見つけたり、美術館で珍しいデザインのものを見かけると、ついつい買ってしまう。もともと、彼の友人が子どもが生まれた時に名入れの手ぬぐいをくれてそれをキッチンタオルとして使い始めたのが、手ぬぐいに目覚めたきっかけ。頻繁に手を拭くので、綿のタオルだと乾きが遅くて衛生的に気になることもあったけど(何より湿ったタオルで手を拭くのがイヤ)、手ぬぐいならすぐにカラリと乾いてしまう。洗濯する時も、タオルなら嵩張るし、水を吸って重いけど、手ぬぐいなら軽くて嵩張らず、少しの時間干すだけでOKなのもいいところ。今一番重宝している用途は、娘のランチョンマットとして食器の下に敷くこと。私たち親が食事の時にランチョンマットを使用するので、大人と何でも同じようにしたい娘も食事の時は、マットを敷いて欲しかったみたい。こぼしたり、落としたりと子どもの食事は周りを汚しながら食べるようなものだけど手ぬぐいなら汁物がこぼれてもすぐ吸収されるし、汚れても簡単に洗えるから大きな気持ちで(?)「どんどん汚しながら食べなさい」って見守れる(笑)絵柄も可愛いので、食事の前に敷いてあげると、「わあ、うさいちゃんだー!(ウサギのこと)」とか「これ、なあに?」とか興味津々の様子です。他には、お出かけの時のタオル代わりや、ちょっとしたエプロン代わりにもなって本当に本当に便利だし、使い勝手が良い。外でおやつを食べる時は膝掛け代わりに使って、床にポロポロ落ちないようにしたり。手ぬぐいって素敵。
2012.07.07
来月で2歳になる娘。数ヶ月前から、ご飯を食べたり、ミルクを飲んだりしてお皿やコップが空になると「ぴかぴか~」と言って差し出してくるように。「ぴかぴかとは何ぞや?」ずっと不思議だったけど、不思議がっていたのは私だけだったみたい。彼も、彼の両親も、私の両親も「保育園で"全部食べたね"の意味で「ぴかぴかね~」って言ってるんだよ」と。そうか~~。全然思い至らなかった。「ぴかぴか~」が続く日もあれば、「ぴかぴか、や~い("イヤ"の意味。何故か逆…)」でほとんど食べない日もあったりと色々。せっかく魚を用意したのに、「おにく!おにく!」と肉を要求されることもある(笑)"ぴかぴか"とは空の状態、綺麗な状態であると認識しているようなので一緒にお風呂に入った後は、お互いに顔を見合わせて「ぴかぴかね~」とにっこり。しっかり文章で話すようになってきたので、最近本当に娘と話すのが楽しいです。イヤイヤ期で自分の要求もはっきり言うし、その大人びた物言いに笑ってしまうことも。例えば、シャワーを頭からかけた時に「あたまはやめて」とか、食事の時にお茶を出すと「ミルクがいいの」とか。あと、子どもらしい発想で「お月様、とんでっちゃったね~」(空に浮かぶ月を指差して)ってびっくりしたような、残念な様子で言うのも可愛い。彼の両親とは月に1・2回は会っていて、それでも娘の喋る単語の数の増え具合や文章で自分の意志を伝えてくることに驚いているぐらいだから、たまに電話する私の両親なんてもっと驚いてる。去年の今頃はまだほんの少ししか喋らなかったはず。子どもの1年の成長ぶりには目を瞠るものがありますね。
2012.07.04
板橋区の赤塚公園(の端っこ)にある板橋区立美術館にボローニャ国際絵本原画展を観に行ってきました。私はこのボローニャ国際絵本原画展を毎年楽しみにしていて、出産やらでここ2年ほど観に来ることができていなかったけど、それ以前は(海外に住んでいた時を除いて)毎年観に来てました。今年も6月30日から開催されることを知って、娘がまだ小さいけれど絵本の原画展だし一緒に観に行こう!と家族で出かけたわけです。もちろん、赤塚公園も目的の1つ。板橋区立美術館の最寄り駅は高島平。ただし、結構歩く。個人的には成増の駅からバスだと美術館の前に降ろしてくれるので、そちらが便利。今回は美術館だけじゃなく、公園で遊ぶことも目的としていたので、車で行きました。ただし、公園の駐車場から美術館までは結構歩くので要注意。美術館のHPには駐車場はありませんと書いてありますが、すぐ近くに私設の駐車場があるので美術館だけが目的の場合はそちらに停める方が良い。台数は少ないけれど。 赤塚公園は、首都高に沿って東西に長い公園。道沿いの丘陵がずっと公園になっていて、中央地区というテニス場やバーベキュー広場などがある地区を除けば、あとは散歩道のような公園が東西に伸びてます。娘は真っ先にバーベキュー広場隣の遊具が置いてある場所へ。滑り台やスプリング遊具が大好き。地面には木屑が敷いてあって、転んでも怪我しないようにしてありました。木の屑は定期的に交換されたり、新しいものが追加されたりするのかな。木の良い香り。十分遊んで、そろそろ美術館に向かって散歩しようよと誘っても「イヤ」。この日はイヤイヤ対策として(?)シャボン玉を持ってきていたので「シャボン玉をあっちでやろうよ」と遊具の広場から誘い出すことに成功。まだ自分でストローで拭いてシャボン玉風船を作ることはできないけど、シャボン玉は大好き。「チャボン、チャボン」と言って風船を潰すことが楽しいようです。自分で潰しているくせに、実際消えてしまうと「きえちゃったね~」と残念な様子。板橋区立美術館は、首都高沿いの丘陵地になった公園をずっと西に歩いて新大宮バイパスを歩道橋で越えた先の、八丁目地区にあります。中央地区からだと、1歳児の足ではかなりの距離。途中から抱っこ。 ようやく見えた美術館。でも、美術館前の広場にあるアスレチックでまたまた遊びだす娘…。ぶら下がったり滑ったりする方が楽しいのは分かるけど。美術館は結構人で一杯でした。私たちのような家族連れやカップル、1人で観に来ている人などなど。絵本の原画と、ちょっとしたストーリーや一言でそのシーンを表す説明などが書かれていて、原画を見ながらストーリーを考えるのが楽しい。絵本だけに可愛らしい絵もあれば、リアルで写実的な絵や抽象的な絵もあったり。原画の中に赤ずきんがあり、オオカミを見つけた娘は「オオカミ、こわい」と言ってしがみついていました。保育園でも『赤ずきん』や『三匹のこぶた』の絵本を読んでもらうと、最初は前の方に陣取って座っているのに、徐々に後ろへ移動していき(後ずさりということ?)、最後は一番後ろに座っている先生の膝に座って聞いているとか。保育士さんの絵本の読み聞かせが上手すぎて怖いんだろうか。絵を見るだけで怖いらしくピッタリくっついて「オオカミ、こわい」「オオカミ、イヤ」と小さな声で言ってました。出展された原画が使われた実際の絵本が読めるコーナーもあり、絵本好きな娘はそこが1番のお気に入りだった模様。自分の好きな本を取ってきては、椅子によじ登って自分で読んでいるのでその間に私たちは交替で自由に見て周りました。原画展ではイベントのある時は託児もあるようなので、それを利用するのも良いかも。やっぱり子連れだと思うように見て周れないから。久々の美術館は楽しかった。子連れで美術館はなかなかハードルが高いけれど、絵本の原画なら子どもも興味が持てるし会場の雰囲気も子どもにウエルカムな感じで行きやすい。もちろん、走り回ったり大きな声を出すことはご法度で、大声で泣いたらどうしようかと少し不安でもあったけど絵本を一生懸命読んでいたので、そんなことも無く。お土産に家に飾る用として絵葉書を何枚か。公園の駐車場まで戻るのは遠いので、娘を遊具で遊ばせている間に彼に車を取りに行ってもらうことに。娘は大きなお姉ちゃん達に遊んでもらって満足そうでした。
2012.07.01
実は今、色々な都立公園を巡ってみることが個人的マイブーム。都立公園って沢山あって、そこを目的に出かけてみるのも普段と違って面白い。どこに行こうか?と考えて、職場の同僚お薦めの石神井公園に行ってみることにしました。石神井公園があるのは練馬区。最寄り駅は西武池袋線の石神井公園駅。今回は電車ではなく、車で行きました。車を駐車するのは厳しいかなと心配したけど、今ひとつ天気がパッとしない休日の午後だったせいか、結構スペースが空いていたので無事駐車。 石神井公園は井の頭公園・善福寺公園と並び、武蔵野三大湧水地の1つ。確かにこの3つの公園は、地図上で見ると比較的近い場所にあります。(最寄の路線が違うと、電車で巡るのは結構遠いように思うけど)石神井池、三宝寺池の脇には遊歩道があり、池のそばをぶらぶらと散歩するも良し。武蔵野の雑木林がそのまま残されているので、ふかふかの雑木林の中を散歩するも良し。ただ、虫刺されには注意。遊びに行った日は曇りだったので、あまり日差しを意識することはなかったけど夏のカンカン照りの日なんか、雑木林の木陰に入ると涼しいだろうな。落ち葉が積ってふうわりと柔らかな土の感触も楽しくて、娘はあちこち好きな方向へどんどん歩いて行ってました。石神井池ではボートを漕ぐ人が沢山。結構細い水路みたいな場所にもボートが入ってきていて。娘がもう少し大きくなったら、一緒にアヒルさんボートに乗るのも楽しそう。公園は池に沿って思った以上に東西に細長く続いていて、アスレチック広場まで歩いて行こうと思っていたものの、途中で雨がパラパラと降り出してしまったために断念。三宝寺池の周辺はお散歩できなかったので、また別の機会に遊びに来たいです。近くにはちひろ美術館もあるようだし、まだまだ石神井公園の周辺で行きたい場所が沢山。美術館とセットで、近いうちに再訪したいと思います。
2012.06.30
保育参観に続き、今度は保護者面談がありました。前回(0歳児の時)は初めてだったので、彼と2人で面談に行ったけど今回はお互いの仕事の都合のやりくりの関係で私のみ。普段の様子はその前の保育参観で見ていたので、気になることと言えばトイレトレーニング。そろそろトレーニングパンツにしているお友達もいるようで、娘自身も「ウンチ出た」とか「ちっち出た」と教えてくれるようにもなり(出た後だけど)、そろそろかな~と思ってました。先生によれば、2歳になったお友達から順次トレーニングパンツに変えているとのこと。もちろん発達の度合いに個人差があるので、おしっことおしっこの間隔が比較的長くなるとか(要は膀胱に溜められる機能が少し発達してきた)、色々とポイントはあるようなんだけど「トイレが好きなようですし、教えてくれるようにもなってきたので、2歳になったら始めましょう」と言われました。彼の妹さんから沢山の使わなかったトレーニングパンツをいただいているので準備はOK。夏はトイレトレーニングを始めやすいとも言うし、当分は洗い物が増えて大変だろうけど少しずつトイレですることに慣れていってもらえたらと思います。その他、食べムラのこととか指しゃぶりのこととかを相談。食べムラは家では時々あって、お替りするほど食べるかと思えば、半分以上残す時もあったり。「保育園では残さず食べてますよ」ということなので、食事の内容だけじゃなくて皆で一緒に食べると楽しいことも理由の1つかも。指しゃぶりは、眠る時と、普段と違う雰囲気や緊張した時なんかによくしゃぶっているので緊張をほぐす娘なりの1つの手段かも知れないとは思いつつ、そろそろ注意しないといけない。先生達も「手遊びで工夫してみます」と言ってくれました。家庭でも指にマスキングテープを貼って「キラキラ」にしてみたり、色々やってみてます。新しい担任の先生達とは、普段お迎えの時間が遅いだけに、なかなか直接話す機会が少なくて、先生の口から聞く普段の様子などが知りたいと思っていたので、15分という短い時間だったけど色々情報が得られて良かったです。
2012.06.27
1歳児クラスに進級して初めての保育参観に行ってきました。0歳児クラスからお友達が倍増して18人に。4月からフルタイム勤務に戻したこともあって、私が迎えに行く時間には既にほとんどのお友達が帰宅してしまっているために、他のお友達との様子やお迎えのお父さん&お母さん方に会うことも少なくて、どんな感じで過ごしているんだろう?と思ってました。通常保育の様子を見せてもらうので、普段の日と同じように登園。先生に「お願いします」と子どもを預けたら、親は帰宅するふりをします。その後は目張りされた窓(大人の目の高さの部分だけ空けてある)から子どもの普段の様子を見学。お友達がみんな揃ったら、まずは朝の集会。1人1人名前を呼ばれると手を挙げてお返事。みんなしっかり自分の名前が呼ばれると「はーい」と手を挙げて返事をしていました。その後はモンテッソーリ(娘が通う保育園はモンテッソーリ教育を取り入れてます)のおはじき落としなど、各自がやりたいことを黙々とやる個別プログラムへ。0歳児の時から、こんな風に個人で集中して取り組む時間が設けられ、黙々とやりたいことをやることに慣れているのか、家でも興味のあることを見つけると黙々と1人で遊んでいることがあります。ちなみに、娘がこの時取り組んでいたのはおはじき落とし。瓶の蓋に小さな穴が開けられていて、そこにおはじきを落とす作業をやってました。この日は駆け足プログラムで盛り沢山の内容。続いては軽食(おやつ)の時間。3つのテーブルに別れて座り、手を洗って、いただきます。0歳児の時はおやつの時間もエプロンを着けていたけど、1歳児になってからは給食の時間のみエプロン着用。子ども達がおやつを食べている間に、親は緑の広場(保育園の園庭)に移動。おやつを食べ終えた後は外で自由遊びの時間。半日で1日分のプログラムを見てもらう訳だから、子ども達も忙しい。 靴を履き、みんなで手を繋いで緑の広場までやってくると、あとは自由。子ども達は蜘蛛の子を散らすように好き勝手な方向に走っていきます。時々転ぶ子どももいるけど、芝生の広場なので痛くない。親は見つからないように木の陰や他の父兄の陰から見ているんだけど、子どもって目ざとい。「あ!」って顔でこちらを指差し、トコトコこっちに走ってきてしまいました…。そうなると、もう親の傍から離れない。親が別の方向へ移動しようとすると、一緒にトコトコ。「ほら、お友達があっちにいるよ」と言っても、「イヤ」で却下。仕方ないので、抱っこして先生の所に連れて行くと、もう大泣きです。先生が「お母さんの所にいたの?」と抱っこしてくれても、「イヤ~イヤ~」で顔を真っ赤にして大泣き。結局、お昼を食べるために部屋に戻るまで泣いてました。お散歩に行くと、1人で公園に入って行って親の姿が見えなくても遊んでいたりするのにこういう時は親と一緒じゃないと寂しいのだろうか。あっさり「バイバイ」の時もあるし、気分の問題なのかなぁ。給食の前にまた手を洗って、エプロンを着けて着席。食事が配られる前に、先生が手作りの模型を使ってモグモグ食べましょうみたいなお話をしていました。保育園の給食は、親達も子どもが給食を食べている間にホールで試食させてもらうんだけど本当に美味しい。特にお汁に出汁の味がしっかり出ていて、家庭で短時間にチャチャッと作ってしまうものとは違うなぁと思います。ホールで給食を試食して、園長先生の話を聞いて、遠足の様子などビデオを見たら参観は終了。子ども達は昼寝の時間だけれど、娘は起きていて、親の顔を見ると走って寄ってきました。お友達の数が倍増して、上手くやってるかな?と思っていたので、新しいお友達とも馴染んでいるようで安心。私達も普段の娘の様子を垣間見られて、楽しかったです。
2012.06.24
6月は彼の誕生月。「バースデーランチはどこがいい?」と尋ねると、「スペイン料理か八王子がいい」と。料理のジャンル縛りか、または場所縛りか。「八王子でスペイン料理(尚かつランチ)は難しいので、どっちかにして」と頼むと「じゃあ、八王子」ということで、八王子で美味しそうなお店を探してランチに行ってきました。ちなみに、なぜ八王子か?という理由は、普段行かないから。住んでいる地域が違って、働いている場所も逆方向となると、理由がない限りなかなか出かけることがないので、今回は「ランチする」ことを目的にした訳です。八王子に来たのはいつ以来?考えてみると、彼と付き合っている時に多摩動物園には遊びに来たけど、あそこは日野市だし、仕事で関係先を訪問した2007年以来かも。今回バースデーランチに選んだのは、京王八王子駅すぐ近くののがも乃家さん。 この日は生憎の雨だったので、本当は八王子の駅周辺でもぷらぷらと散歩してみようかと思っていたけどお店に直行。プレイスマットに文字がびっしり。料理が出てくるまで、しっかり読んでしまいました。お店は近所の奥様方や家族連れで賑わっていました。ランチはワンプレートからコースまで色々あって、お誕生日なのでコースで。前菜が色々な種類が少しずつ盛られていて、美味しかった。アペリティフを飲みながらちょこちょこ食べるのがいいですね。2人ともお酒が好きなので、お酒が進む。まだ昼なのに(笑)お酒を飲むと饒舌になります。普段子どもの生活時間に合わせて生活しているので、夜なかなか話す時間がなくて。こういう機会にたっぷり話して、普段の鬱憤(?)を解消。いやいや、私としては彼にももっと育児に関わって欲しいと思っている訳です。平日は大抵子どもが寝た後に帰ってくるので仕方ないとはいえ、やっぱりもう少し早く帰ってくる日を増やして欲しいし、娘にとっても父親と過ごす時間は大事。ところで、最後のデザート。プレートにはHappy Birthdayの文字と、彼の名前がカタカナで。アルファベットじゃなくて、カタカナだったのがちょっとビックリ。面白かった(笑)
2012.06.20
芥川賞作家、川上未映子の対談集。川上未映子の本は一冊も読んだこと無いのに、対談集が面白いと勧められていきなりこちらから読んでみました。読んだこと無かったから知らなかったけど、結構独特の文体(一文が長く、句読点が極端に少ない)で小説を書く人なんですね。それに思考も独特な感じ。そのユニークさが十分に発揮された(?)対談集です。6つの対談の内、最も面白くて興味深かったのが、生物学者である福岡伸一とのもの。分子レベルで私たちの体は常時猛烈なスピードで入替っていて、実は「固定した「輪郭」というものもない」のが生物であると。肌を触って何か実体があるように感じられるのは、「感覚がある程度鈍感にできているから」だという福岡伸一の答えに対して、じゃあ私たちの体は"蚊柱"みたいなものだと言う例えが面白い。蚊柱(笑)濃密な蚊柱って感じでしょうか。身体の中の各臓器も、大きな蚊柱の中にあるさらに小さな蚊柱。そう例えられると、私はなんだか気が楽になるように思える。そこの気持ちは川上さんに同意します。しかし、分子レベルでは刻々と入替っているのに、個人としては生まれて以来連綿と記憶が続いているように感じられる(私は私である)という感覚が持続するのはなぜなんだろう?入替る分子たちが、何かそういった"私という個人"というものを崩壊させないための秘密のキーワードみたいなものを受け渡ししているのかしら。福岡伸一さんの『生物と無生物のあいだ』も読んでみたい。
2012.06.16
1泊2日で葉山に出かけた帰り、どうせならと湘南の海岸沿いをドライブして新江ノ島水族館に行ってきました。"おちゃかな"を食べるのは大好きな娘のこと。きっと水族館で沢山の魚が泳ぐ姿を見て、喜ぶのではないかと思って。水族館には専用の駐車場はなく、隣の市営駐車場に車を停めます。この日は空きがあったけど、週末は早くから満車になるとか。子連れだと車が便利とはいえ、停められなければ意味が無いので週末などは時間帯によっては電車で来る方がいいかも。 入場料は大人が2000円、3歳以下の子どもは無料です。階段大好き。1人前に大人と同じように登りたがります。地下2階の駐車場から地上までも、手すりを掴んで、もう一方の手は親と繋いで小さな歩幅で一生懸命登ってくる。新江ノ島水族館では相模湾で見ることのできる魚が沢山飼育されていて入口には生まれたばかりの赤ちゃんコーナーが。このコーナーの小さな小さな魚たちは「赤ちゃん、赤ちゃん」と言いながら喜んで眺めていたのだけど…。続いての展示は、海辺の磯に生きる生き物エリア。ここは時々(人工的な)波がバシャーンと打ち寄せ、自然に近い展示になっています。トコトコと赤ちゃんエリアから磯辺の展示エリアに歩いてきて、岩場を横歩きする蟹や小さな生き物を眺めていた所に、突然打ち寄せる波。娘は波にかなり驚いたらしく、思わずよろけて隣のカップルにぶつかってました。「可愛い~」と大笑いのカップルをよそに、「なんか今、思ってもみないことが起こったんですけど…」という風に目を丸くしてビックリ顔で親の方にヨロヨロと近寄ってくる娘の様子に、親の私たちも大笑い。ビックリし過ぎでしょ(笑)けど、もともと水が苦手な娘。ここで驚いたのがきっかけになったのか、その後はどの魚を見ても「おちゃかなイヤ。おちゃかなコワイ」の連続で大泣き。。。 遠くから眺める分にはまだマシなのだけど、水槽に近付こうものなら「イヤイヤイヤイヤ」の連続で、身体を仰け反らせて泣き叫んでました。食べる魚は大好きなのに。カレイの一夜干しとか、魚の姿そのままで食事に出しても平気だけど生で泳ぐ魚を見るのは生まれて初めてなので、その様子が怖かったのかなぁ。結局、あまりに泣くのでゆっくり鑑賞することもできず。たまたまイルカショーの時間が迫っていたので、そのまま多数の水槽の前を素通りして(苦笑)ショーを見ることにしました。 イルカショーは日によっては開始時間の30分前に行っても、既に座れないくらいに人で一杯のこともあるそうだけど、この日は難なく座れて。さすがにこれだけ距離があると、娘も落ち着いてショーを見ることができました。ショー自体は、イルカがまだ不慣れ(?)なのか、トレーナーとの信頼関係構築中なのか時々トレーナーの言うことを聞かずに潜っちゃったり、離れて行ってしまったりすることもあったけど、全体的には楽しめました。少しプールがイルカの数にしては小さいかも。他にも小さなクジラ(種類は忘れた)がいてイルカとクジラが両方一緒に演技することはスペースの関係で無理らしく、クジラがジャンプする時はイルカは端の方に避難してた。せっかく新しい水族館を建てたなら、もう少し大きくしても良かったのでは。それにしても、イルカショー以外はささっと見ただけなのが残念。こんなに嫌がるとは思ってもいなかった。あんまり水族館が苦手な子どもって聞いたこと無いけど、いつかは平気になるのだろうか。。。しばらく日を置いて、また別の水族館にチャレンジしてみようと思ってます。
2012.06.14
少し前の話ですが、5月半ばに娘が水疱瘡に罹りました。水疱瘡ワクチンは2月に受けていたけど(★)、それでも罹ってしまった。ただ、症状はとても軽くて、よ~く見なければ「どこに水疱が?」という程度しかポツポツは出ず。本人もほとんど痒くないようで、頭にできた水疱のカサブタをポリポリ掻く以外は何ともなし。熱も全然出る気配が無く、至って元気なため、外に出たがるのが困りました…。ワクチンを接種した時、お医者さんからは「水疱瘡のワクチンは、接種していても何割かは罹患します。ただ、症状はとても軽いから」と言われていた通り。ただね。水疱瘡は感染力が強いので、水疱の瘡蓋が茶色く乾燥するまでは保育園はお休みしないといけないし、再度登園する時にはお医者さんに「登園許可書」を書いてもらわないといけない。ちょうど韓国出張直前に罹患したため、彼と彼の両親に後はお願いする形で出張に出てしまいました。彼のお母さん曰く、やはり外に遊びに行きたがるのが困ったとか。公園で他の子どもや妊婦さんなんかに移しちゃうと、大変だから。結局週末挟んで4日ほどで治ったようで、一安心。ワクチンだけだと、いつか効力が切れた時に罹患しないか心配だけど、一度罹ってしまうともう罹らないので良かったです。しっかり母子手帳にも罹患した日を記入。罹っても軽くすんで、ワクチン様様ですな。
2012.06.11
以前読んだ『河北新報のいちばん長い日』は、東日本大震災当日とそれ以降の河北新報新聞社として直面した困難や奮闘の経緯が書かれた本だったので地元の人たちの記録が読みたいと思って、『再び、立ち上がる!』を読んでみました。あの日、長く続いた揺れが収まったあと、点けたテレビに映し出された津波の映像。私が見た映像の中に、どこかの港を映し出した画があって、徐々に水位が高まる岸壁の近くでトラックの荷台に避難している人の姿が。しばらく映像が他の場所に切り替わって後、再び映し出されたその港は、大きな港の建物屋根近くまで水没していて、あのトラックの姿は無く。あの人たちは一体どうなったのか、津波が来ることを知らないのか、津波の方向に向かって走っていく車に「そっちに行っちゃ駄目」とテレビに向かって言っても仕方の無いことなのに。あの日、あの時、あの場所に居合わせた人たちの記録。読んでいて辛い場所が多々あります。助かって良かったと思う場面ももちろん、ある。特に辛かったのは、全校児童の8割が亡くなった、大川小学校のこと。避難していく方角から、まさかの津波。壁のような津波に腰を抜かし、逃げることもできずに座り込む子どもや泣きじゃくる低学年の子どもの様子とか、ハンカチ無しでは読めませんでした。私も1人の小さな子どもの親として、親の気持ちを思わずにはいられない。親になって初めて、自分の命を捨ててでも子どもの命を守りたいという気持ちが分かったもの。辛いだろうなぁ。。。震災から1年3ヵ月が過ぎたけれど、まだまだ支援を必要としている人は沢山いる。地道に私にできることを続けて行こうと思います。
2012.06.06
結婚3周年に葉山で泊まったのはSCAPES THE SUITE。森戸海岸がすぐ目の前の全4室しかない、小さなホテルです。 3階が客室になっていて、それぞれインテリアが異なるとか。私たちが泊まった部屋の名前はMaple roseという名前。 部屋のドアを開けて、まず目に入るのは、海。窓の向こうに見えるのが海だけという景色に思わず歓声をあげてしまう。 全体的にインテリアやオーディオ類が低い位置に置かれているので、圧迫感が無くてリラックスできます。我が家でも真似したいスタイル。娘はバーンアンドオルフセンに接続されたiPod(各部屋で異なる選曲のもの&子ども用の曲ばかり集めたもの2種類をホテルが用意してくれていました)に夢中。子どもに手の届く位置に色々な物が置かれているので、それは要注意だったけど幸いiPodに夢中だったので、他はいじられずに済みました。 バスルームには大きな窓があり、バスタブからも室内を通して海が見えます。もちろん、こんなに大きな窓があっては恥ずかしい!という人のためにブラインドもある。 バスアメニティはモルトンブラウン。これも各部屋によって香りが異なるみたい。全4室しかないホテルだからできるこだわりですな。個人的には洗面台に用意されていたモルトンブラウンのボディクリームが嬉しかったです。 結婚記念日だったので、シャンパンのハーフボトルが用意されていました。 目の前が海岸なので、クローゼットには男性用と女性用の"げんべい"のサンダルが。私は自分のholsterを持参していたので使わずだったけど、彼は持って来ていなかったので海岸を散歩する時に使ってました。ちなみに、こちらのサンダルと室内用スリッパが入れられたコットンのバッグ(ホテルの名前が書いてあるもの)は持ち帰り自由。また近々海の近くに行く予定があったりするため彼が履いたサンダルはいただいて帰りました。その他、ミニバーもフリーで補充もOK。 4階は海の見えるチャペルとジャグジーがあります。ジャグジーは1時間の貸切制。ちょうど日没の時間に入ってみることにしました。 相模湾に沈む夕陽。日中は人で賑わっていた海岸も人影少なくなり、ちらほら犬の散歩をしている人がいる程度。 ジャグジーは2つあり、こちらは屋外のジャグジー。見晴らしはすごくいいんですけどね。ただ、海岸にいる人から見えそうでそれが気になった。波音を聞きながら、海に沈む夕陽を眺めつつお風呂に入るなんて最高なんだけど。ジャグジーにはフルーツのジュレが用意してあり、お風呂に浸かりつつ食べました。美味しかった。 夕食はホテルのダイニングで。お子様用のメニューを用意してもらったけど、盛り沢山の1日で疲れてしまったのかテーブルに頭を預けて眠ってしまった。結局私たちの食事が終わるまで眠っていて(椅子を繋げて簡易ベッドにしてもらい、そこに寝かせていました)、最後のデザートの所で起きました。ちょうど娘が起きた所で、デザートを前にして家族3人で記念写真。 記念写真は、食事が終わって部屋に戻ると、手書きのイラストが描かれた風船に括りつけられて部屋のドアに掛けられていました。娘は「ふうちぇん、ふうちぇん」と大喜び。 このホテルの朝食はルームサービスのみ。この日も天気が良かったので、ベランダでいただくことに。自家製のハムやソーセージ、ホテルメイドのパンがとても美味しかったです。普段バイキング好き(ルームサービスの朝食は量が物足りない)の彼も、朝食に大満足。ゆっくり朝食を食べた後、チェックアウト時間が13時なので、再びまったり。本を読んだりしているうち、朝食でお腹一杯食べたせいなのか、うとうとと眠ってしまった。普段育児と仕事とバタバタとせわしない毎日を送っているので、久々ののんびりした時間を過ごすことができて、気分がとってもリフレッシュしました。やっぱり息抜きって大事。次は別のインテリアの部屋に本を持って泊まりに来たいです。
2012.06.02
23日に結婚3周年を迎えました。当日私は韓国出張中。なので、電話で「これからもよろしく」とお祝い(?)。3周年は「革婚式」と言うらしいですね。なぜ革なのか?気になって調べたら、そろそろマンネリ期ということで、「(革のように)粘り強く」という意味が込められているとか。そっかー(笑)。当日お祝いはできなかったけど、近場でゆっくりしようと葉山に子連れで行ってきました。葉山には研修所があるので、研修では行ったことがあるけど、海は初めて。彼も1度結婚式で来たことがあるだけらしい。娘は当然初めての海。どんな反応を示すかとっても楽しみにしてました。葉山の森戸海岸へいざ出発! 暑い日の海際のレストランで飲むビールは最高(彼談)。湘南ビールを一口もらい、私は冷えたグラスの白ワインを。この日は森戸海岸にあるホテルに宿泊予定だったので、お酒を飲んでも平気。昼間からお酒を飲みつつ、食事するって至福の時ですな。 ホテルに荷物を預けて、目の前の海岸へ。波はとても穏やかで、風があって涼しい。結構多くの人が砂浜に寝転がったり犬を散歩させたりと思い思いの方法でのんびり過ごしてました。 海ではボードを楽しんでいる人の姿も。暑い日だったし、意外に海は温かいのかと思って足を浸してみたら、全然冷たかった。ウエットスーツを着ているから平気なんだろうな。 砂浜なのに靴を脱ぎたくないと主張し、怖々波打ち際へと近寄る娘。肩から下げているビニール袋はホテルのビーサンが入っていたもの。大人と同じように、1人前に袋やバッグを持ちたがる。肝心の海の方は…ダメでした。打ち寄せる波が怖いのか、この後は波打ち際から離れて一定の距離から近付かず(笑)「水冷たくて気持ちいいよ」と言ってみるも「イヤイヤ」「手をパチャパチャしてみようか」と言うと「ちがうちがう」…。せっかく海に来たのにな~。徐々に慣れてくれるといいけど。とりあえず今回は苦手なまま終わってしまいました。が、「うみ」という単語はしっかり覚えたようで、「うみ、うみ」と言っては親に「うみ」の歌を歌ってくれと催促します。波の音を「ざざ~ん」と真似したり。梅雨に入る直前の海岸散歩は気持ち良くて、のんびりできた。海いいな。今度は娘とチャプチャプしたい。
2012.05.30
出張で韓国に行ってました。実は韓国は約20年ぶり。中学生の時にホームステイで訪れて以来です。近いのに遠い国と言われる通り、なかなか行く機会がなくて。 仕事だったので、ほとんど自由になる時間は無く、朝から晩まで会議室に缶詰状態…。夜は夜で毎日会食の予定が入れられていて、「明洞に韓国コスメを買いに行きたいなぁ」という私の淡い希望は叶いませんでした。そんな会議詰めの合間、近くの汝矣島公園で気分転換。都心のど真ん中にある公園は、東京で言うなら日比谷公園みたいなもの。写真の変わった形のビルは金融センター(建設中)だそう。 到着初日、2時間ほど時間があったので、唯一フリーで出かけた南大門市場。平日の3時くらいなのに、凄い人で賑わってます。日本からの観光客も多かった。一目で日本人と分かるのか、「完璧な(ブランドバッグの)コピーあるよ」と何度声をかけられたか。そんなにコピー商品を買う人っているのかしら?そもそも日本国内に持ち込み禁止だけど、こうやって声をかけてくる人が多いってことは買って帰る人がいるのかもしれない。コピー商品を買うつもりはさらさら無いし、時間もないので韓国海苔のお店を覗いたり子供服のお店を見たりと市場の中を散策。といっても、かなり広くて小さな商店がぎっしり詰まった南大門市場。2時間ではその一部しか見て回ることができませんでした。残念。下の写真は、帰国前に昼食で食べたサムゲタン!人気店らしくて、「せっかく韓国に来たなら」と相手方が予約しておいてくれました。生後3ヶ月くらいの小さな(と言っても、日本で食べるサムゲタンよりかなり大きい)鶏にうるち米、高麗人参、ナツメ、松の実など薬膳の食材が詰められていて、熱々で供される。いかにも身体に良さそうで、しかも美味しい。私はシンプルな味付けを選んだけど、一緒に行った上司や相手方のスタッフは胡麻味やお茶味などの味付きを選んでました。個人的にはシンプルな物を選んで正解だった。鶏の旨味がお米全体に染み渡っていて、本当に美味しかったです。久々に韓国に行って思ったけど、韓国の女性は本当にスタイルが良くて羨ましい限り。みんな見ていると結構食べているのに、ほとんど太った人を見かけないのは、普段の食事に薬膳の食材が使われていたり、唐辛子で辛かったり、熱々のものを好んで食べているからなのかも。昼も夜も食事の予定がびっしりだった割に出張で太らなかったのは、そのせいかな。今回は仕事だったけど、是非近いうちにプライベートで再訪したいと心に誓った韓国出張でした。
2012.05.25
高級喫茶店(?)の椿屋珈琲店でアフタヌーンティーをいただいてきました。アフタヌーンティーと言えばホテルのラウンジのイメージだけど結構こうした喫茶店やティーサロンなんかでもあったりするので、探すのが楽しみ。それに、ホテルよりもリーズナブルなのも魅力的です。 選べるのは紅茶か珈琲。紅茶はダージリンやアッサムなど、代表的な茶葉から選びます。ポットで提供されて、茶葉の交換や差し湯は無し。 ポットにはティーコゼが被せられていて、最後まで温かく飲めるように配慮されてます。食器類は全てロイヤルコペンハーゲン。白と青の食器が好きなので、ロイヤルコペンハーゲンもいつか普段使いしてみたい食器。磁器の薄さや、細やかな図柄が繊細でいいなぁ。紅茶は交換できなかったけど、椿屋珈琲店は"珈琲店"だけあって、珈琲の種類は豊富。店員さんが小型のサイフォン(?)のような物を持って歩いていて、お代わりもできるよう。今回は珈琲を頼まなかったけど、店内に満ちた珈琲の香りがとても芳しくて次に来る時は頼んでみたいと思ってます。 3段トレイ。ここのアフタヌーンティーはスコーンが無くて、スイーツが2プレートとスイーツ寄りの内容。 左から1段目のサンドウイッチ、2段目のシフォンケーキとシャーベット、3段目のアーモンドパイとマカロン、アイスクリーム。スイーツ沢山で嬉しい。珈琲ゼリーセットやケーキセットとさほど値段が変わらないのに盛り沢山な内容で、お得感もあります。話は逸れるけど、1段目のサンドウイッチに添えられているクレソン。香味野菜が好きなので、クレソンも好きな野菜の1つ。ステーキなどに添えられていることが多くて、残している人も結構いるけど勿体ないなぁって思う。彼も(香味野菜全般が)苦手なので、クレソンやパクチーなんかが入っているともらっちゃいます。椿屋珈琲店は店内も大正時代をモチーフとした様式で統一されていて雰囲気も素敵なので、お薦めです。
2012.05.12
子どものおしゃべりがますます活発になってきてます。2・3語の単語の羅列だけじゃなくて、何か長いセンテンスで喋ってる。先日の保育園からの帰りでは、バギーに乗るのは「イヤ」と言って拒否。家まで大人の足で10分ほどの道のりを、何か喋りながら、歌いながら、興味深そうに歩道の花々を眺めながら、時々小走りになりながら歩いて帰りました。本当は早く帰って早くご飯にしたいけど、ガマン。だってとても楽しそうだったから。街灯の下を通ると影が自分の前に伸びるのを発見し、「あーっ!」と面白いことを発見した!風に指差しながら教えてくれて。「みっちゃんの影だよ」と教えると、影を見つけるたびに「みっちゃんの!」と指差して言い街灯から離れて影が薄く見えなくなると「行っちゃった」と言い、遊びながら帰宅しました。10分の道のりが20分以上かかったけど、それは仕方ない。私たちが教えていない言葉でもいつの間にか話せるようになっていることも。例えば保育園のお友達1人1人には目印があって(まだ文字が読めないから)、娘の目印は「うさぎ」。うさぎはもちろん、他のお友達が星のマークなら「キラキラ」、魚なら「おさかな」などなど自分も含めて18人分のマークをほぼ読むことができるのにはびっくり。他には彼の両親からアンパンマンやミッキーを教わっていて、食パンマンやドキンちゃんミッキーちゃん、ミニーちゃんと積み木やカレンダー、テレビを指差して言ってます。言葉以外では、踊り(ダンス)もよく全身鏡の前でよくやることの1つ。音の出る絵本で「アイアイ」を歌いながら、時々アレンジで「ウッキッキー」と言いつつ短い手を一生懸命動かしておサルダンス。「大きな古時計」の曲は「とけい」と言って、身体を左右に動かして踊ってます。音楽が終わると律儀に鏡の前から戻ってきてボタンを押し、またダンス。踊るの好きなんだなぁ。子どもってこんなに面白いとは知らなかった。親としても日々子どもから学ばせてもらってます。
2012.05.08
フォーシーズンズホテル椿山荘に宿泊した際、ロビーラウンジのル・ジャルダンでアフタヌーンティーをいただいてきました。 案内されたのは、庭園を臨める窓際の席。5月初旬なので、盛り上がるような新緑が綺麗でした。 シャンパン付きのプランだったので、まずはシャンパンから。ドライですっきりとした味。食欲が増します。ちなみに、食器類はノリタケ、カトラリーはフォーシーズンズのマークが裏面に刻印されているクリストフルでした。銀のカトラリーは光がまろやかで素敵。 3段のスタンド登場。5月からのアフタヌーンティーのテーマは"新緑"。スコーン好きなので、大きなスコーンが3つもあって嬉しい。温かいので、まずこちらから食べるようにお薦めされます。スコーンにはさっくりのクッキータイプとしっとり・もっちりのマフィンタイプがあるけれど、こちらのスコーンは後者。かなりしっとりです。 クロテッドクリームは、通常のものの他に小豆のクリームも。この小豆がほんのりと甘くて、よもぎのスコーンに良く合う。和菓子な風味で美味。紅茶は20種類近くあって、茶葉の交換OK。クラシックからオリジナルまで色々で迷う迷う。オーダーした中で、個人的に1番好みだったのはフォーシーズンズオリジナルでした。ポットには4杯分ほど入っていてたっぷりなので、幾つも茶葉を交換して飲むのは実は結構大変(すぐにお腹一杯になってしまうから)だけど、1つのお茶をゆっくり楽しむという意味では良かったです。フィンガーフードでは、特に甘エビとキウイのサンドウイッチが美味しかった。キウイの酸味とエビの塩味が意外に合って、シャンパンにもぴったり。対してプティフルールは全体的に私にとっては、少し甘味が強かったかな。個人的にはもう少し甘さ抑え目でもいいと感じました。約2時間、本を読みつつのんびりとお茶。雨にも関わらず、ラウンジは同じようにアフタヌーンティーを楽しむ人で溢れてました。宿泊者限定のハイティープランもあるようなので、チェックインしてからハイティーを予約して楽しむのも一案かも。噂にたがわぬ椿山荘のアフタヌーンティー。ホテルの名前が変わっても、無くならないで欲しいです。
2012.05.05
GWのまっただ中、娘を彼にお願いして1日"妻の休日"をもらい、フォーシーズンズホテル椿山荘に泊まってきました。昨年11月の台北以来、久々の妻の休日。半年に1回くらいのペースで休日(海外1人旅も含め)をいただき、ありがたい。「どうぞ」と快く送り出してくれる彼に感謝です。Thank you!!さて、今回フォーシーズンズホテル椿山荘にしたのは、今年限りでフォーシーズンズとの提携が終わることと、一度アフタヌーンティーを楽しみたいと予てより思っていたから。ちなみに、2013年1月1日より「ホテル椿山荘東京」に改名され、藤田観光の独自運営となるようです。宿泊当日は、関東で大雨警報がでるほどの土砂降り。とても江戸川橋から歩いていく気分じゃないので、JR目白駅前のバス停から都バス(椿山荘行き、又は新宿西口行き)に乗って行きました。普段都バスに乗る機会はほとんど無いので、時間がある時や、こうした機会のある時に色々なバス路線に乗るのは楽しい。雨であまり周囲はよく見えなかったけれど、普段と違う環境だとワクワクしますね。椿山荘はもともと山縣有朋の邸宅だった場所。三重塔のある広いお庭が有名なので、せっかくならとガーデンビューのお部屋にしました。 叩きつけるような雨。さすがに誰も庭を散策している人はいなかった。この窓の部分(窓際の応接セット含めて)が二等辺三角形のように外に張り出す形にデザインされているため、庭が良く見渡せるものの、隣の部屋や下の部屋の窓際もよく見えてしまう…。GW中で客室の稼働率がよかったのか、隣や下も宿泊している人がいてあまりカーテンを開けることができなかったのが、少し残念でした。 部屋のタイプはスーペリアキング。フォーシーズンズ椿山荘の中で、スーペリアが1番標準タイプのお部屋です。標準タイプにも関わらず、部屋の広さは45平米と広々!1人で泊まるには勿体ないくらい広いです。 ライティングデスクとテレビ・オーディオ類が仕舞われた家具。全体的に装飾が控えめな印象で、余計なものが置かれていなくてシンプル・すっきりした印象。私としては、ジュエリートレイがあるともっと良かったな。家でも帰宅するとすぐに時計やリングは外してしまうので、ホテルでも部屋に入るとリラックスしたいからアクセサリー類は同じように外してしまう。トレイがあるとそこに置くのだけど、無い場合に置き場所に困るから、あると嬉しい。 大理石のバスルームはシャワーブース、トイレが別になっています。海外でも1度フォーシーズンズに泊まったことがあるけど、バスルームはまさに一緒。フォーシーズンズ基準みたいなのがあるのかな。アメニティはロクシタン。最近はどこもロクシタンのアメニティがあることを売りにしている所が多くなったけど、フォーシーズンズはまだロクシタンが今ほど有名になる前から使っていたような。個人的には、ロクシタンの石鹸がヴァーベナの香りだったのが嬉しい。シャンプーやコンディショナーはヴァーベナでも石鹸は違う所が多いなか、石鹸がいい香りなのは気分が上がりますね。ラウンジでアフタヌーンティーをいただいた後は、部屋に篭って本(『名画の言い分』)を読んだり溜まった新聞の日曜版(我が家で購読しているのは日経なので、土曜日の「プラス1」)2月から4月までをどさっと持って行き、ベッドでゴロゴロしながら読んだり。毎日の新聞は朝夕刊ともにその日に読むんだけど、土曜版は娘に邪魔されてなかなか読めないので溜まってしまうのです。かと言って、読まずには捨てられない、活字なら何でも読みたい活字中毒気味なところもあるので、古い土曜版を捨てられず。特集の時季を逸していることは十分承知の上。でも、色々な生活情報が載っていて面白い。雨の中、重い思いをして3カ月分持って行ったけど、帰りは気になる部分だけ切り抜いてあとは全部捨ててきたので鞄も軽くてすっきり!BSプレミアムの見逃した番組がたまたま再放送されていたので、ゆっくり見ることもできたし。ちなみに、ずっと部屋にいたのでターンダウンは在室中にやってもらいました。この時のスタッフ2名の方がとても丁寧ですごく好印象でした。 翌朝の朝食はルームサービスでお願いしました。こちらはアメリカンブレックファスト。他にコンチネンタルと、ヘルシーがあります。アラカルトでお願いすることも可能。パンが3種類あった中で、特にパリフワのクロワッサンと、抹茶のマフィンが美味しかった。そしてパンにつけるバターが柔らかくてマイルドで美味しくてびっくり。どこのバターなんだろう?朝からしっかり食べてお腹一杯。1人なのにコーヒーがポットにたっぷり入っていたので、チェックアウトまで部屋で本を読みつつ頂きました。今回のステイはとても満足でした。雨で庭は散歩できなかったけど、逆にその分部屋でゆっくりできて、本も読みきったし新聞も全部読めて、たまたまだけど見たかった番組も再放送で見られたし。できて20年のホテルだけど、しっかりメンテナンスされていて、とても居心地良かったです。そして、さすがスタッフの方々がプロです。「ホテル椿山荘東京」に変わったら(大規模なメンテナンスもあるようですが)また泊まりに来たいです。
2012.05.03
誕生日の自分へのプレゼントは、ティファニーのリング。 もともと、人差し指や中指に填められる少し大きめのバンドリングが欲しいと思っていて色々と見て回ってはいました。そんななか、別のリングを目的に見に行った時にお薦めされたのが、パロマ・ピカソデザインのクラウン・オブ・ハート3ロウリング。PG,WG,YGの3色のゴールドが使われている幅広のリングだけど小さなハートが繋がったデザインで、中が抜けていて肌が見えるために威圧感・重量感は無くすっきりと付けられる。 元々お目当てだったマラケシュは、個人的にかなりボリュームがありすぎて指に着けた時にそのボリューム感が気になる感じで。右手の指に着けてみると、ペンを持つときにそのボリュームが邪魔になってしまう。あと、中が空洞になっているので、しょっちゅうハンドクリームを塗る私の場合はリングの中にクリームが入り込んでしまわないかも心配。お店でクリーニングしますよとのことだけど、そんなマメには来られない。その他、新作だというローズゴールドっぽい(けど、実際は別の金属)のバンドリングなど色々試着させてもらって、やっぱりお薦めされたクラウン・オブ・ハートのリングが1番似合う。ハートって30代には可愛らしすぎないかな?と思ったものの、彼によれば「オープンになっているから、遠目だとレースのデザインみたいだし、何より別にハートが目立つってことは無いよ」と。購入後、仕事にも頻繁に着けていってます。バンドリングだけど、肌が見えるので仰々しい感じがなくて、WGをPGとYGで挟んであるから肌馴染み・指との一体感もいい感じ。フルタイムに戻った自分を鼓舞する意味で購入したので、ますます頑張ろうと思います。
2012.04.27
今年のBirthday Luchは中目黒の目黒川近くにあるBISTRO DE L(ビストロ・ド・エル)で。既に桜の時期は去り、あいにくの雨模様だったので川沿いを歩く人の姿もまばら。目黒川にお花見に来たのは、まだ彼(現夫)と付き合っている時以来なのでここを訪れるのはすごく久しぶりです。本場のナポリピザで有名なPizzeria e trattoria da ISA(ピッツェリア・エ・トラットリア・ダ・イーサ)には食事しに来たりもしたけど、川沿いは久しぶり。目黒川から少し奥まった場所に、レストランはありました。 カメラを彼の実家に忘れてきてしまい、携帯で撮ったので、とてもイマイチな写真でお店に申し訳ない…。これしか写真が無いのです。前菜のイカ墨のニョッキが絶妙の塩味で美味しかった。モチモチの食感もGood!最初の一杯、スパークリングワインと良く合います。 前菜に続く魚料理(写真は撮ったけど、とても載せられるレベルではなかったため却下)は白身であっさりと、お肉はオレンジのソースの甘酸っぱい酸味と合って美味。つくづく、写真が美味しそうでないことが悔やまれます。 バースデーケーキはロウソクを吹き消した後、切り分けてもらいました。ケーキはもちろんだけど、写真に小さく写っているグラスに入った黒い粒がお店メイドの生キャラメルで、すごく美味しかった!ほとんど私1人でいただいてしまいました。美味しい食事の後は、プレゼントを買いに新宿へ。プレゼントしてもらったのは、トッズのローファー。 子どもとのお散歩に履ける柔らかい靴が欲しいと思っていたことともう8年近く愛用するドライビングシューズ(セールで買ったお安いものだけど柔らかくて履き心地がとても良かった)がさすがに長年履いてきて、ラバー部分が磨り減ってきてしまったので、そろそろ次のものが欲しいなとも思っていて。トッズはドライビングシューズが有名なので、まずはそちらから。カラーバリエーションがとても豊富で、確かに軽くて歩きやすそう!ただ、靴が1枚革で底まで繋がっているので、基本的にメンテしながら履くものではないとか。(もしメンテしようと思うと、靴を解体しないといけないらしい)それに、底の部分まで革なので、歩く道を選びそう。そんな訳で、底がラバーでメンテも可能なこちらのローファーを選択。写真からだとピンクベージュっぽく見えるけど、実際はグレージュで肌馴染み良く素足で履いても綺麗そうです。ドライビングシューズほどではないけど、こちらも軽くてGood.履いていくうちに柔らかくなる革を大事にしつつ、活躍させようと思います。ありがとう!!
2012.04.22
ゴッホが"売れない画家"であったという通説を覆す『ゴッホ契約の兄弟』。ゴッホと弟のテオは、"売れない画家"の兄とその兄を"献身的に支える"弟という今までの見方から、兄弟というより画家とやり手の画商として"契約を結んだ"間柄であったというのが著者の説。細かな手紙と作品の検証・理論の展開がアカデミックに成されていて、すごく面白かった!著者によれば、ゴッホは"精神病"により精神を病んで自殺したのではなくその死の数年前には既に画家としての名声が高まっており、頻発する癲癇の発作から廃人になるかもしれないという恐怖に囚われてはいたものの、弟への最後の手紙はゴッホの死によって画家としての名声が確立される(テオの所有するゴッホの絵画がその死によって高騰する)ことを鋭く指摘していることを明らかにしていて、驚くことばかり。ゴーギャンと別離する直前の有名な耳切り事件も、私の知る通説(俗説?)とは違うその当時のゴッホの読書歴、手紙、絵画から新たな説を唱えていて面白い。私がゴッホの絵を初めて見たのは、小学生の時に行った東郷青児美術館の「ひまわり」だけど1番印象に残っているのは4年前に行ったゴッホ美術館よりも、MoMAの「星月夜」とメットの「糸杉」。天上に発光しながら渦巻く星と銀河を描いた空の絵や燃え上がるような杉の木の絵はすごく印象に残っていて、「天才ってこんな風に表現するんだ」と思っていたら、「糸杉」についてゴッホはテオに「どうして皆見たままに描かないのか」と手紙で書き送っていたとか。あれが「見たまま」を表現したのだとしたら、あんなに燃えるように、揺らぐように見えるのであれば、確かに何か心身に変調があるように思える。(「星月夜」の方は、著者によると文学(ドーデの『星』)をモチーフに描いたと推定。読んだことの無い作家の本が沢山でてくるものの、ゴッホのインスピレーションの元が結構文学に由来することに新鮮な感じを受けます)アムステルダムのゴッホ美術館であっさり観てしまった「不穏な空の下のはてしない麦畑」と「カラスの群れ飛ぶ麦畑」が死の1週間ほど前に描かれた絵だと知っていたら、もっとじっくり観てくればよかった。けど、絵を観た印象として、あと1週間で自殺してしまう人が描いた絵だとは思えないような普通の絵(そんな切羽詰った感じを受けない通常の色調の絵)だったけど。次にゴッホの絵を観る時は、今までとは違った観方になりそう。手紙や絵の分析だけではなく、キャンバスの使い方や画法の変遷、印象派の色彩論など知らなかったことが盛り沢山だった。また時間を少し置いて、再読したい本です。
2012.04.18
面影橋でのお花見散歩の帰りに、新宿南口の小田急ホテルセンチュリーサザンタワー20階のラウンジ&バーサウスコートでアフタヌーンティーを頂いてきました。せっかく椿山荘の近くまで行ったのだから、フォーシーズンズかリーガロイヤルで本当はアフタヌーンティーを頂きたかったのだけど、休日は予約を受け付けていないとのこと。休日に行った人によれば、結婚式の招待客で溢れていることもあるそうで、待つのを覚悟した方がいいとか。大人2人なら幾らでも待つんだけど、我慢のきかない小さな子ども連れでは難しい。予約のできる所はないかと探して見つけたのが、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーのサウスコートでした。こちらでは、アフタヌーンティーに限って、1日3組まで予約を受け付けてくれます。 用意されていたのは、奥のソファ席。大人2人だとバーカウンター横の大きな窓際の席もあるみたいなので、いいかも。特に夜。子ども連れなので、私たちにとってソファ席は有難いです。新宿南口から少し歩いたビルの20階なのに、ラウンジは人で一杯。順番待ちになってました。予約しておいて正解だった。 ポットサービスの紅茶。カップで約3杯ほど。こちらでは差し湯や茶葉の交換はありません。茶葉から抽出される紅茶がだんだん濃くなってしまうので、差し湯は欲しいな~というのが私の意見。 ここのアフタヌーンティーは3段のスタンドではなく、2段。これは1段目のサンドウィッチ、キッシュ、フィンガーフード(2人分)。フィンガーフードのチーズとスモークサーモンが塩味が効いて美味しかった。キッシュもなかなか美味でした。 上の段のスイーツ。全体的にちょっと甘味が強かったかも。そんな中で、フォンダンショコラは甘さ控えめで好みの味でした。中がトロトロのチョコだったのも良かった。 スコーンは後からバスケットで出てきます。四角いスコーンは初めて。クロテッドクリームではなく、生クリームとジャムが一緒。スコーン1個は寂しいなぁ。スコーン好きなので。温かくて美味しかったけど、ちょっと物足りなさ感が残りました。ホテルのアフタヌーンティーとしてはリーズナブルな値段。お茶を何杯でも楽しみたい人には(交換サービスは無いので)物足りないかなぁ。 ところで、ラウンジとは反対側の風景は新宿御苑。桜が咲いているかどうかはちょっと分からなかった。御苑側のレストランもあるので、桜のシーズンのランチなど良さそうですね。
2012.04.14
阪神大震災を経験した元兵庫県民として、読んでみたかった『河北新報のいちばん長い日』。なかなか読めずにいたのだけど、ようやく読みました。阪神大震災の時に神戸新聞の発行が途切れず、ぺらんぺらんの1枚で自宅に届いた時は記事を読みながらも涙が止まらなかった。こんな非常事態でも新聞を書いて、作って、届けようとしてくれる人がいるんだなぁと思うと、普段当たり前のように新聞が自宅まで届けられることの有難さが改めて感じられて。この『河北新報のいちばん長い日』も、大震災下で新聞を発行しよう、地元の人に寄り添った情報を届けようと奮闘した新聞社の話。上空から被災地の様子を写真に撮りながら、「ごめんね」とつぶやく記者の様子や被災地を車で走っていて、毛布に我が子の遺体を包んだ父親が乗り込んでくる様子などどれほど凄まじかったんだろうと思うと、通勤電車の中なのに涙が浮かんできて困った…。壁新聞という形で新聞を発行した石巻日日新聞の『6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録』も近いうちに読みたいです。
2012.04.10
※1ヵ月前の内容です。タイトルをエントリした後、ずっと書けずに放置されておりました。娘の保育園の入園式&進級式に行ってきました。既に4月2日の月曜日から新しいクラスに進級し、新しいお友達9人(0歳児クラスからのお友達も9人、合わせて18人)も増えて賑やかにやっているよう。私自身が4月からフルタイムに戻ったので、迎えに行く時間には他のお友達は誰もおらずどんなお友達が増えたのか、興味がありました。新しいお友達9人のうち、女の子は4人。今まで娘1人が女の子の逆ハーレム状態だったけど、新しいクラスは18人中女の子は5人と半分以下ながらも女の子のお友達ができるのは、母親として嬉しい。入園&進級式まえに、まずは各親と子どもの自己紹介。0歳児クラスからの進級組は勝手知ったるクラスの中を自由に歩き回っていました。(新しいクラスに慣れるために、3月から1日のうち1時間ほどを過ごすように生活時間の時間割が考えられていたので)一方、新入園児のお友達は、やはり慣れない雰囲気なのか親にピッタリくっついていて。そりゃあ何時間かを同年齢のママ友のお友達と過ごすのとは違うもんね。これからは両親と離れて1日中このお友達と一緒に過ごすのだから。講堂で全体の式が終了した後、また各クラスに戻って持ち物の説明など。娘の場合は0歳児クラスの時に用意したもので持ち物は足りていて、あとは週2回火曜日と金曜日に登園した際にお布団をベランダに干さないといけないらしい。これは登園担当の彼の仕事。基本的に0歳児の時が1番エプロンも洋服もタオルも用意が必要。すぐ汚すし、着替えも頻繁だから。年齢が上がると、だんだんロッカーに常備しておかないといけない洋服やタオル類は減ってくるらしい。確かに、0歳児の時の感覚でロッカーに沢山服を用意しているけれどあまり汚れ物として持ち帰ってこない。洗濯する者としては助かります。担任の先生が説明している間、子ども達はやりたい放題。娘は顔馴染みのお友達のお母さんからおやつをもらってるし…(苦笑)ちなみに、0歳児の時の子どもの数に対する先生の配置基準は3対1なので、9人の子どもに担任は3人プラス看護師の先生の合計4人だったけど、1歳児の配置基準は6対1なので、18人の子どもに対して先生は3人。今度のクラスには男の先生もいます。すっかり馴染んでいる様子(まだ1週間だけど)に安心。新しいお友達、女の子のお友達も増えて、この18人の中で色々学んで考えて、すくすく大きくなって欲しいです。
2012.04.07
もう1ヵ月も前の話ですが、タイトルと日記の一部をエントリしていたので、書き終えてしまおうと思います。桜が満開になる前、一足早く家族でお花見に行ってきました。昨年は家から近い場所ということで、下高井戸から井の頭公園までの神田川沿いの桜並木をお花見しながら散歩してきた(★)ので、今年は少し遠出して都電荒川線沿線のお花見スポットに出かけてみることに。都電荒川線は、数年前に所用で数駅ほど乗ったことがあるだけ。ぜひ一度、もっとたっぷりと(できれば始点から終点まで)乗ってみたかったのです。それに、荒川線沿線にはお花見スポットも沢山。有名所で言えば、飛鳥山公園とか、六義園、面影橋付近の神田川沿いなど。その中から、今年も神田川沿いつながりで面影橋に行ってみることにしました。面影橋は早稲田からだと2駅目。我が家から行く場合、こちらの方が近いけど、2駅ではあまりに近すぎる。なので、三ノ輪まで日比谷線で移動し、始発駅の三ノ輪橋停留場へ。数年前に来た時もそうだったけど、日比谷線の三ノ輪駅から都電三ノ輪橋停留場への行き方がよく分からず、迷う…。地下鉄の駅を出た交差点には、斜め下向きの矢印で「三ノ輪橋」って書いてあるけど斜め下ってどっち方面?前回に続き、2度目の今回も迷って明治通り沿いに歩いて行ってしまったため、なかなか停留場が見つからず。(あの地下鉄を出た交差点の案内表示、方法を改善して欲しい…)ふと横の方を見ると都電荒川線の線路が見えたので、歩いていってみると「荒川一中前」停留場でした。始発の隣駅だから、どうやら歩きすぎたみたい。ジョイフル三ノ輪商店街を通って三ノ輪駅方面に戻ることに。この商店街、通路にまで商品が並べられ、お総菜や漬け物、よく分からない置物(?)などなどすごくローカルでディープな感じの商店街でした。 私の住む家の近所にはこんなディープな商店街はないので、ぶらぶらと店先を覗きながら歩くのが楽しい。顔の見える商店街っていいな。あっちこっちと興味のあるものを見つけては立ち止まる娘を促しつつ、ようやく駅に到着。駅は商店街の入口近くにありました。 やや逆光で見えづらいけど、「三ノ輪橋」とあります。 三ノ輪橋の停車場(路面電車は"停留場"でも"駅"でもなく、"停車場"と言うらしい)は都電荒川線の一方の始点(終点)だけど、小ぢんまりとしてます。地元の人以外に、私たちのように電車目当てで来ている人も。大きなカメラを抱えた人がちらほらと。 以前乗ったときは、レトロな車両の復刻版だったけど、今回は通常(?)の車両。ちなみにこの車両を貸し切ることもできるのだとか。調べてみたら、意外にリーズナブルなお値段で三ノ輪橋~早稲田間を貸し切ることができるらしい。 ヨーロッパのトラムと同じく、降車を知らせるボタンがあります。ちなみに、空いていたら車内の写真も撮ろうかなと思っていたところ、この日はまだ桜が満開前にも関わらず、立錐の余地が無いほどの混みよう!彼はもっと乗車する人が少ないと思っていたらしく、「こんなに混むなんてビックリ」と言っておりました。翌週末がちょうど満開だったから、もっとすごい人出だったんだろうな。混んでいるので人の頭越しにしか見えなかったけど、東京の桜の名所の1つ飛鳥山公園は山全体がほんのりと桜色で綺麗だった。娘がもう少し大きくなって、人混みにもまれても多少大丈夫になったら、お花見に挑戦してみたい。 終点(早稲田)1つ手前の面影橋で下車。面影橋から写した、神田川の遊歩道沿いの桜。こちらも満開前なので、霞がかかったようなピンクに染まってますが、なかなか綺麗。 遊歩道は自動車が通らないので(自転車は通るけど)、子どもを安心して歩かせられる。頭上に広がるピンク色の桜の蕾には目もくれず、タッタッタと軽快なリズムで歩く娘。まあ、見上げるにしても距離がありすぎるかな。所々休憩できる場所やお茶屋さん、カフェがあってのんびり歩くのに良さそうでした。満開前だったから人も多くなくて歩きやすかったし。カフェも混んでなかった。 そのまま川沿いに歩いていくと、コンクリートの塀に囲まれた、森かと思うほどの庭が。彼が「田中(角栄)邸じゃないの?」と言うので、びっくりしていたら、新江戸川公園でした。その先はフォーシーズンズの建物が見えていたので、椿山荘だったみたい。ちなみに、新江戸川公園と道を挟んで一部隣接する目白台運動公園は旧田中邸の一部も含むらしい。田中角栄元首相が亡くなった時、相続税として物納された土地(庭)の一部と国家公務員共済組合(KKR)目白運動場を合わせて文京区が買い取り、公園にしたものだとか。目白通り沿いに歩くと、この運動公園の隣に立派な門構えの田中邸があります。彼の「田中邸じゃない?」という指摘は当たらずしも遠からず。なぜそう思ったのか聞いてみたら、今の目白台運動公園になる以前の目白運動場で大学生時代にプールの監視員のバイトをしていたそうな。そりゃあ詳しいはずです。お花見散歩で思わぬ知識(?)を得て、なかなか楽しかった今年のお花見。近場もいいけど、都内の普段あまり行かないような場所に出かけていくのもいいものですね。来年はどこに行こうかと考えるのが楽しみです。
2012.04.05
無印良品のネットストアでは、募金券を購入するという形で寄付できるシステムがあります。定期的に募金先は変わるのだけど、現在募金を募集している中にファミリーハウスという難病の子どもを支援する団体が掲載されていて。そのちっちゃな赤ちゃんの可愛い笑顔のバナーにやられて(?)募金。我が娘は幸いなことに、今のところは大きな病気もなく育っているけれど生まれた我が子が重い病気だと知ったら母親としてどんなに辛いだろう…と思うとささやかな私の募金を役に立ててもらえたら、と思います。こうした募金先(内容は色々)をネットストアに掲載して、募金券として寄付できるシステムを作ってくれている無印に感謝。
2012.04.04
新年度の今日から、フルタイムに戻りました。お迎えの時間を考えると、所定外労働(残業)は難しいけれども、残業しなくてもパフォーマンスを出せるように、頑張るのみ。そもそも、残業を前提に仕事をしててはダメってことですな。ただ、幾つかの会食の予定や会議の予定は既に夜に組まれているものがあるのでそこは彼と調整して、彼にお迎えに行ってもらうようお願いしてます。夜の予定を入れられるかどうか、相手のスケジュール次第なので、リアルタイムで相手の仕事の予定(個人的な予定)が確認できるようにGoogleカレンダーで共有。もちろん、カレンダーに先に書き込んだから自分に優先権があるという訳ではなくお互いに確認・承諾は必要だけれども。1年間時短で仕事してきて、何とか仕事と育児を両立するペースも掴めてきた。これからはフルタイムに戻るので、帰りも迎えも遅くなるから、また両立するための試行錯誤がしばらくは続くんだろうな。今までより1時間遅くなるだけなんだけど、小さな子どもにとっての1時間は大きい。毎日の就寝時間が大体8時から8時半の間なので、1時間お迎えが遅くなるってことは就寝までの一緒の時間が減るってことだから。ご飯食べさせて、お風呂入って、歯を磨いて、9時前には就寝して。短い時間にテキパキとやろうとすると無理が生じるのは、この1年で分かったこと。子どもだって甘えたい時もあれば、自分1人で色々やりたい時もあったり親の言うとおりにテキパキしてくれる日もある。自分(親)のペースで全部を完璧に!と思うと、どうしても子どもに対して厳しくなってしまうから多少歯を磨くのがいい加減になっても、お風呂がシャワーだけになっても就寝時間が9時を少し過ぎても、子どものペースや気持ちを少しでも優先できる親でありたい。イライラしないように。さあ、また1年頑張るぞ~。
2012.04.02
0歳児クラスも今日で最後。彼が前日の夜、「親の気持ちなんて、今まで分からなかったけど」と話を切り出したのは娘の進級が意外と嬉しいということ。進級・進学って、子ども心に環境が変わることへの期待感でワクワクしたものだけど親もやっぱり子どもの学年が1つ上がる、進学するって嬉しいことなんですね。こんな小さな子どもの親でも、0歳児クラスから1歳児クラスに上がることに「こんなに成長したんだなぁ」と感慨深くて嬉しいものなのだと初めて実感。去年の4月の入園式の時は、こんなに赤ちゃん!な感じの顔だったのに(★)今はもっとお姉ちゃんな顔になっているし、1年前は移動手段はハイハイのみだったのが今では小走りもできる。大人になると成長(老化?)を日々感じることって少ないけれど、子どもの1年間って日々実感の毎日。新しく増えるお友達には女の子も何人かいるので、逆ハーレム状態からは卒業です。新しいクラスでの1年間で、今度はどんな成長ぶりを見せてくれるのか、本当に楽しみ。新しい先生に新しいお友達。0歳児クラスの時のように、仲良く楽しく過ごしてくれるといいなと親として願っています。
2012.03.30
DPTの追加接種を受けてきました。去年の2月に3回目を終えて、1年後の追加接種。2月には水ぼうそうの予防接種を優先させたので、DPTは3月に後回し。生後3ヵ月から始めた怒濤の(?)予防接種も、これで一段落。BCGから始めて、DPTを3回、その後7ヵ月過ぎてからHibと肺炎球菌。春と秋にはポリオの集団接種。1歳過ぎたらおたふくに水ぼうそう。その合間をぬって、インフルエンザ(これは毎年)。今年の夏に最後のHibを受ければ、あとは季節性のインフルエンザを除いてしばらく予防接種は無し。かかりつけのお医者さんに「B型肝炎は受けた方がいいですか?」と聞いたら家族に罹患している人がいない場合、日本ではあまり積極的には接種されてないそう。ただ「欧米では接種するのは当然になっているけど」とのこと。受けておいて損は無いと思うので、受けさせようかと思ってます。
2012.03.26
2月の残念なアフタヌーンティーのリベンジを果たすべく、コンラッド東京のTwentyEightで浜離宮を眼下に眺めながら、スパークリング付きのアフタヌーンティーをいただいてきました。 予約した際に「席は指定できない」と言われていたので、窓際席じゃないのかもと思っていたけど窓際の2人席に案内してもらって、嬉しかった。クッションがイントレチャートのレザーカバーでくったりと柔らかく、座り心地良し。少し曇っていたのが残念だけど、5メートルの高さに大きく取られた窓も開放感があって眼下の浜離宮がよく見えました。 メニューは3月16日から春仕様になり、桜をモチーフにしたものに。スパークリングワインが1杯付いたプランをオーダー。 スパークリング付き以外に、2時間制でMoetがフリーフローのプランもあってとても魅力的なのだけど、きっとついつい飲みすぎてしまうだろうし、子どものお迎えもあるし…で、断念。コンラッドに宿泊するなら、飲みすぎても大丈夫なので、シャンパンのフリーフローがいいな。ぜひ再度宿泊する機会を作って、来たいところです。 スコーンやスイーツ、サンドウィッチはトレイではなく、ガラスのプレートに綺麗に並べられて登場。窓際席は丸テーブルなので、椅子との距離があって、少し食べづらい姿勢になってしまうのが難点かな。セット内容は全て小さめのサイズなので、量を考えるとお値段的には高めに感じるかもしれない。けど、どれも美味しくて、すごく満足。どれも美味しかった中で、特に濃厚で美味しい!と思ったのがフォアグラのムースとフルーツチャツネとグリオットチェリーのプチシュー。(長い名前です…)これは紅茶より、まさにお酒にピッタリ!!シャンパンのフリーフローも選択できるためか、savory(塩味や香味の効いた前菜)が良かった。もちろん、スパークリングにも合ってました。ちなみに、savoryの内容は他に香潤鶏とセロリ、トマトバターのライブレッドサンドイッチそして4種類のチーズのテリーヌとポートワインのジュレでした。ね、スパークリング、シャンパンにピッタリでしょ?sweetsではグランマニエのホワイトチョコトリュフもワインにピッタリの濃厚な味でした。 スパークリングの後は、30種類のお茶やコーヒーから選択。まずはコンラッドのオリジナルから。グリーンアップルのような、爽やかな飲み口とすっきりした味。ほんのりと甘い香りがして美味しい。お茶は1杯ずつのサーブ。飲み終わった頃合に声をかけてくれて、サービスもGood。温かさもちょうど良く、渋すぎることもなくて良かった。 アフタヌーンティーといえばスコーン。プレーン以外に、よもぎとかのこ豆のスコーンの2種類。クリームはクロテッドクリームと桜のジャム。桜のジャムが甘いかと思いきや、ほんのり塩味(桜餅みたいな)がして意外。小粒だけど、ホロホロ・しっとりのスコーンとすごく合ってました。約2時間ほどのんびりお茶を楽しんで、大満足!次はぜひシャンパンのフリーフローで!
2012.03.22
ホワイトデーランチは、神楽坂のルグドゥノム・ブション・リヨネに行ってきました。我が家では、イベントランチ(ディナー)は場所またはジャンルを相手に伝えて相手がお店を選ぶ方式。今回はジャンルではなく、彼に「神楽坂」という場所でオーダー。神楽坂には夜の会食でしか行ったことなかったので、以前から行ってみたいと思っていた場所。私は和と洋では、洋の方が好きなので、私の好みを反映して彼が予約してくれたお店がLUGDUNUM Buchon Lyonnais(ルグドゥノム・ブション・リヨネ)という名前のリヨン料理を食べさせてくれるお店。初めての昼の神楽坂は路地散策を楽しみにしていたものの、残念ながら小雨交じりだったので歩行者天国の神楽坂通りを坂上から坂下まで散策し、少し脇の路地に入った程度。赤城神社では小さなマーケットが開催されていました。神楽坂周辺には日仏学院があったり、リセがあったりとフランス関係の機関が多く集まりフランス人が多く住む場所と聞いていたけど、彼は知らなかったらしくて、通り沿いのスピーカーからシャンソン(?)が流れているのに「なんで?」と違和感を感じていたみたい(笑)天気が良ければ、もっと路地に入り込んで散策したかったので残念。次回は尾崎紅葉や泉鏡花の旧居跡にも行ってみたいです。肝心のレストランは、ちょうど坂上と坂下の中間くらいで、神楽坂通りを少し入った場所にあり外観はこぢんまりとした街のビストロ風。ガラス張りの店内は人で賑わっている様子。予約している旨を彼が伝えると、2階に案内されました。料理はアラカルトとプリフィックスのコースが2種類。リヨン料理は初めて。ワインが好きなので、濃厚な赤に合う料理を選んでみました。 気取らない感じのクロス。パンは食べ過ぎないように要注意。つい、ワインを飲みながらパンを沢山食べてしまって料理の最後の方で苦しくなってしまうから。私が選んだ前菜はエスカルゴ。エスカルゴといえば、たこ焼き機(?)みたいなお皿に出てくるものとばかり思っていたらこちらはしっかりニンニクの利いたエスカルゴがジャガイモのソースの中に入っていて濃厚かつまろやかで美味しかった!最初のサービスのワインは早々に飲み終わってしまったので、ここでボトルをオーダー。こちらは彼のオーダーした前菜、自家製タラマとトースト。盛り付けが可愛いです。 続いてスープ。 本日のスープはかぼちゃ。クリーミーでかぼちゃの甘味が程よくて、こちらも美味しい。かぼちゃスープが大好きな娘も喜びそうな1品。メインは、お店のお薦め、豚の血のソーセージ。"血"と聞くと、鉄臭い感じがするけど、実際は臭みは無くて柔らかいレバーのような食感と味。 下はジャガイモのペースト、上に乗っているのはリンゴ。このリンゴの酸味(焼かれているので、香ばしい甘味もあった)とソーセージが合う。濃厚なので、ワインにも合う。どんどんワインが進みます。リヨン料理は初めて食べたけど、どっしりした味が特徴なのかしら。飲んで食べて、ここまでで既に結構お腹が一杯です。デザートの前にフロマージュ。 セルベーヌ・ド・カニュというリヨン地方の白いチーズ。クリーム状になっていて、パンに塗って食します。チーズにはニンニクも入っていて、これだけでワイン1本はいける。飲む話ばかりだけど、本当にワインにピッタリの料理だと思う。もちろん、お酒以外にオレンジジュースなどのジュース類や水、お茶なんかもあったけどジュースを飲みながらこの料理を食べるのは、何だか勿体ないなぁと思ってしまうのです。最後はデザート。私が選んだのは、またまた濃いラム酒風味のババ。 アイスとシフォンケーキにラム酒をかけていただくデザートは、ラム酒がスポンジにしっかり染み込んで、とっても大人な味。アイスクリームと一緒に食べると、ラム酒の味が少しまろやかになる感じ。これも美味しかった。甘くて濃いので、ブラックのコーヒーとぴったりでした。美味しかったし、お腹も一杯。記念日に前から行きたかったお店に連れて行ってもらうのもいいけど、希望だけ伝えて(ジャンルとか、場所とか)あとはお任せで連れて行ってもらうのも、知らなかったお店に出会えるので楽しい。このお店には、ワイン好きの友人とも来たいです。美味しいお店を教えてくれて、彼に感謝。
2012.03.17
娘の1歳6ヵ月健診に行ってきました。10ヵ月健診以来、久々の健診。3ヵ月と1歳6ヵ月はチェック項目も多いので、かかりつけの小児科ではなく保健所での健診です。指定時間少し前に行ったものの、保健所の駐輪場にはずらりと自転車が並び玄関前には沢山のベビーカー。2010年8月生まれの子どもが、私の住む地域だけでもこんなにいるんだ~と思う瞬間。指定日が都合の悪い人のために、予備日も3日ほど設けてあるので、実際はもっと多いんですよね。びっくりしたのは、娘と同じ1歳6ヵ月の子どもだけじゃなく、もっと小さな赤ちゃんを抱っこしているお母さんが結構いらしたこと。小さな赤ちゃん連れでなくとも、現在妊娠中のお母さんもちらほら散見されて。2人目かぁ。仕事していると、子どもを産むタイミングってすごく考えてしまう。一気に2人産んだ方がいいのか、しばらく仕事して、また産休・育休を取る方がいいのか。保育園でも、この3月にもう1人産まれたお母さんがいて、生まれ年は2010年と2012年だけど、学年的には年子になるとか。2人は欲しいと思っているけど、どうするかなぁ…。タイミングなんて考えてても仕方ないし、「今がタイミング!」と思った時には妊娠しない可能性だって十分あるし、年齢的なリミットだってあるし。育休から復帰して4月で1年。実は4月からフルタイム勤務に戻そうと思っていたりもするので、健診で2人目を既に産んだお母さんや、現在妊娠中のお母さんたちを見て、自分はどうするのか、どうしたいのか色々と考えてしまいました。さて、肝心の健診は、まず保健師さんとの面談から。面談のブースには靴や自動車、ご飯、犬などの絵が描かれたシートが置いてあって保健師さんから娘に「くっくはどれ?」とか「これは何て言うの?」という質問が。知らない人に対して話しかけるのが苦手な娘は、質問された時は黙って首を縦に振るだけだったりしたのだけど、私と保健師さんが話している時(自分から注目が逸れた時)には「くっくー!」「ワンワン」と言ってました。別にその時に言えなくても、普段話していれば大丈夫。生活リズムも、保育園に預けているので早寝・早起きのリズムが確立されていてご飯やおやつの内容も特に問題なし。本当に保育園のおかげ。自宅で1人で育てていたら、自堕落な私のことだから、こんなきっちりした生活リズムは作れなかったなー。先生に感謝。続いて身体計測。おむつのみで裸にされた娘は、大好きなくっくを脱がされて大泣き。体重計に乗ろうとしないし、補助の方含めて4人がかりで大変だった…。そんなこんなでようやく量った体重は、9.82キロ。重くなったなぁ。生まれた時の体重が3.15キロだから、約3倍。10キロの米袋並です。。。身長も生まれた時が42センチで、現在76センチになっていました。生まれてから1年半の成長ぶりには、目を見張ります。身体の機能の方もずいぶん成長して、小走りで走れるようにもなってきたし。小児科の先生に股関節の状態や、きちんと歩けているかどうか、目の様子なども診てもらい身体計測は無事に終了。特に問題はありませんでした。最後は歯科検診。娘と向かい合って抱っこし、仰向けになる形(歯科医の先生に頭が向く格好)で横になると再び大泣き。赤ちゃんや幼児って、口の中を検査されるのをすごく嫌がります。離乳食をあげ始めた当初はスプーンを親と一緒にしないとか、色々気をつけていたけれど今はその辺がちょっと適当になってきていたので、虫歯ができていないかドキドキ。以前産休中だったかに見たTVで、青木さやかさんが1歳6ヵ月健診でお子さんに虫歯が発見されたという話をされていたので、「こんな早くから虫歯になっていたら、治療とかどうすればいいんだろう?」と不安でした。結果、虫歯は無しで、虫歯になりかけの歯も無いとのこと。良かった~。一安心です。1日1回、夕食の後しか仕上げ磨きができていないので、それでいいのかな?と相談したら「今はそれで構わない」とのこと。(ただし、甘いおやつは多くて週1・2回しか食べていないことが前提)上手な仕上げ磨きの方法を教わって終了。無事にすくすく大きくなっているようです。
2012.03.13
最近、娘のおしゃべりを聞いているのが楽しい。というのも、めっきり言葉のバリエーションやジェスチャーが増えて、何となくだけど意思の疎通らしきものも取れるようになってきたから。朝、彼が出勤途中に娘を保育園に連れて行くのが日課なので、コートを着て出勤の準備をしていると、娘も「コト、コト」(コートのこと)と言いながらコートを持ってきて、着せて欲しいという仕草をする。「今日は寒いね」と彼と話していると、寒い!というジェスチャーをして、ニットキャップを自分で被り、「ぼっち、ぼっち」(帽子のこと)と言いながら、ちゃんと被せて欲しいという仕草もしたり。他にも、「○○取ってきて」と言うと、本当にそれを持ってきたり、「ないないしてね」と言うとちゃんと元通りに片付けたり。ご飯で遊ぶから「いらないの?」と聞くと、"うんうん"と首を縦に振るので「じゃあ、ごちそうさまだね」と言うと「ぱっち」と言って手を合わせる(ごちそうさまのつもり)。特にお出かけ関係の言葉は、やはり"好きこそものの上手なれ"なのか、上達が早くて「コト」「ぼっち」「くっく」の他に、「くちた」(靴下のこと)もこの1ヵ月位で話すようになった単語。「くっく」を履くためには「くちた」を履かなければならないことを理解しているので外出の準備を親たちが始めると、「くちたー!くちたー!」と叫びながら、靴下を持って部屋を走ってます。あと、何故か傘が好き(笑)。玄関では毎回「かちゃ!かちゃ!」と傘を渡せと主張し、雨の日などは車の中でも傘を握って離しません…(苦笑)。子ども用の傘を買ってあげようかな。食事関係の言葉では、「まんま」の他に「コップ」と「おちゃ」。「おちゃ」は随分以前から話していて、最近はお茶をマグではなくてコップで飲みたがるようになり覚えたのが「コップ」。「マグで飲む?」と聞くと、首を横に振って「コップ」と言ってます。保育園のお友達の名前も何人かの名前は言うようになってきて、その子が休みの時などは「○○ちゃん、いない」と教えてくれたりも。家や保育園、彼の両親宅ではおしゃべりな娘も、外に出ると途端にしゃべらなくなる。見知らぬ場所や慣れていない場所では、じっと固まって周囲の様子を伺ってます。慎重派なのか、内弁慶なのか。おしゃべりはまだまだ舌足らず。けれど、しゃべれなくとも周りの言うことはすごく分かってる。最近は特にそれを実感。彼とも「話せなくても、理解してるよね」と話してます。子どもってすごいなぁ。イヤイヤ期に片足突っ込んだ感じで、この頃自己主張が激しくなってきた娘に、時には「もう…いい加減にして」と思うこともあったりするのだけど、それも成長の印。日々変わっていく様子に感動です。
2012.03.07
仕事で愛媛県の松山に行ってきました。ここ最近出張続きで、北海道に行ったり福岡に行ったり、東西をウロウロしていますが先日は四国の松山へ。松山には小さい頃に祖父母との旅行で道後温泉に来て以来なので、数十年ぶりの再訪。当時の記憶は断片的にしか思い出せないけれど、すごく懐かしい感じがして、仕事が終わって(泊まりだった)翌日の飛行機までの時間、ほんの2時間程度の時間しかなかったけれど市電に乗って、道後温泉まで行ってみることに。市電いいですよね~。JR松山駅前から道後温泉(終点)まで乗ってみました。駅前にちょうど停車していたのは坊ちゃん列車。一見新橋のSL広場にあるSLのように、展示してあるだけだと思ったら、ピーッと汽笛を鳴らして動き出しました。しまった、乗車できるなら急いで乗れば良かった…。 ちなみに、道後温泉駅からも乗車できますが、こちらから乗車する場合は満席で乗れないこともあるみたい。1日の運行スケジュールが決まっているので、その時刻のチケットを予め買っておく方が良さそう。JR松山駅前からは、(私が見かけた時は)それほど混んでおらず、すぐに乗車できたみたいです。ところで、「展示してあるだけ」だと思った理由。私が祖父母と松山に来た時は、松山城の公園だったか、道後温泉だったか記憶は定かではないけど、確かに「展示」されていたから。中を見学できるようにはなっていたけど動いてはいなかった。いつから実際に軌道を走り始めたのか調べてみると、2001年に復活計画が持ち上がり、その年の10月には実際に走り始めたみたいですね。坊ちゃん列車ではなかったけど、私が乗った市電もレトロなデザイン。車窓を眺めながら、ゆっくりと進むのがいいですな。 ちなみに、新型(?)車両もありました。個人的には味のある旧型の方が好き。 進むスピードがゆっくりなので、周囲の景色もよく見える。久々の(といっても、2回目)松山で、ほんのちょっぴり路面電車に乗っただけだけど何だか良かった。娘も連れて、近いうちに再訪したい。 「何だか」という書き方はすごく漠然としていて、一体どこがどういう風に?と自分で自分に突っ込んでしまう。でも、小高い山の上の松山城とか、汽笛を鳴らす路面電車とか温泉とか、一六タルトとか(?)、あぁいいなぁ~と思った。今度来た時は、道後温泉本館に行きたいな。もちろん坊ちゃん列車にも乗りたいし、松山城も。仕事じゃなくて、旅行で来たいです。
2012.03.03
動物好きの娘。今までは何を見ても、動物は「ワンワン」だったのが、最近バリエーションが出てきてライオンは「ガオー」、鳩は「ポッポ」、猫は「ニャー」、象は「ゾウたん(何故か象だけは歌の印象が強いのか、鳴き声ではない)」、蛙は「ゲ、ゲ」というように絵を見て鳴き声を使い分けるようになってきました。その他に、パンダは「パンパン」、ゴリラは「グーグー」(保育園でもらった『ぐうぐうゴリラ』という絵本が大好きで、娘の中ではゴリラ=グーグーらしい・笑)、ヤギは「メーメー」といつの間にこんなに覚えたの?って親の方がびっくりするくらい。子どもの絵本には動物が沢山登場するから、毎日読んでいると自然に覚えるんですね。そんな動物好きの娘を連れて、ある寒い休日に井の頭自然文化園へ。ここを訪れた一番の目的は、象のはな子。先日65歳(正確な誕生日は分からないそうなので、実際はもっと高齢なのかも)を迎えたはな子は、彼も子どもの時にスケッチをした象で、彼が「早くはな子に会いに行かないと死んじゃうかもしれない」と以前から言っていて、「じゃあ、象さん好きの娘をはな子に会わせてあげよう」と出かけた次第。 この冬は寒いので、はな子の観覧時間は変更されていて、見に行った時間は既に部屋に入っていました。(部屋も公開されていて、檻の向こうに見ることが可能)普段「ゾウたん、ゾウたん」と言って、象が出てくる絵本の朗読を寝る前には必ずねだるので本物の象を見てどんな反応をするのか楽しみにしていたら、結構冷静な(?)反応。もっと興奮するのかと思っていたけど、じーっと黙って観察してました。続いて近くの猿山へ。 猿のことは「アイアイ」。家では熊本に住む妹からもらったパン君のぬいぐるみを持って「アイアイ」とよく言うけれどこの日ははな子の時と同じく、じっと黙って見てました。その他、リスの部屋だとか、色々周る中で1番反応したのがモルモット。 月齢別に囲いに入れられたモルモットを見て、「おー!」と叫んでた。1番娘の目線に近くて、動かなかったから、見やすかったのかなぁ。指差して「これ、これ」と言ってました。モルモットを触ることのできる時間は午後3時までなので、残念ながらその時間は過ぎてしまっていて、見るだけしかできなかった。次は触れ合える時間までに見に来ようと思います。 けれど、娘にとって自然文化園で歩行者や車、バイクなどなどを気にせずに自由に思うままに歩けたことが1番楽しかったみたい。親が「あれを見に行こう」と言っても、自分の進みたい方向にどんどん歩いていってしまうしすぐそばに色々な動物がいるにも関わらず、素通り…(苦笑)寒風吹きすさぶ寒い中、娘の後に付いて右に左にあちこちを歩き回り、すっかり身体が冷えました。娘は凄く満足気だったけど、大人はなかなか辛いですな。寒いし。次に来る時は、もっと暖かくなってから。放っておくといつまでも歩いている歩くの大好きな娘に付き合うには、暖かい季節が良さそうです。
2012.02.29
ボディケア用品が大好きな私。特に好きなのがハンドクリーム!ハンドクリームって、ボディクリームと違って1日に何度も塗るし、値段もボディクリームに比べればリーズナブル。自宅用、職場用、携帯用と3つを常用していて、それぞれ違う種類・ブランドのものを使う楽しみもある。香りは無香料だったり香料入りだったり、色々。ブランドには特に拘っていないけど、持っていないものが欲しくなるタイプなのでバラエティショップやネット通販で珍しいものとか、手持ちにないものを見かけるとついつい購入してしまうので、今ではかなりの量になりました。 このトラベルケースに収まる量に抑えようと思っていたのに…。結局収まってません。携帯用は持ち運びに便利な30ミリほどの少量タイプか、小さな缶に入ったもの。自宅用は水仕事が多いので、保湿力が大事。お気に入りは松山油脂 M-mark 柚子ハンドクリーム。ちょっと油分が多めなので、手に塗ってしばらくは少しベトベト感があります。でも、しっかり保湿・保護されている感があって、何より柚子のすっきりした香りが気持ち良い。固めのクリームでベトベト感がなく、すっと肌に馴染んで使いやすいのはリマナチュラル。職場用はベトつき感が少ないものを選ぶようにはしているけど、それより優先しているのは香り。仕事している間はリラックスできる時間も少ないので、ハンドクリームを手に塗り込んでその香りに癒される時間は、私の貴重なリラックスの時間です。手に塗り込んでは、両手に顔を埋めて「はぁ~」っと深呼吸。手を洗う度にこれをするのでちょっと変に思われているかもしれない。。。職場では頻繁に塗るので、一番使用本数が多い。こんなに沢山ハンドクリームを買って、いったい何本手があるの?という感じになっているけどきっと新しいものを見たら欲しくなってしまう。先日はルミネ有楽町のSabonの前を通って、その可愛さにフラフラとお店に入り素敵なハンドクリームとボディクリーム、バー状のボディバターを発見!仕事の合間の時間だったので、買うのを諦めたけど、きっと近いうちに買いに行ってしまいそう…。あぁ、こうやってますます増えていくのです。
2012.02.28
今年も作りました。娘のフォトブック(昨年の記事はこちら★)。2010年版は生まれた年なので、8月以降12月までの4ヵ月分、20ページで作成。今年はフルに1年分と写真もたっぷりあるので、少しページ数を増やして30ページで作ることに。お互いの両親(特に彼のお父さん)からは「今年も作るの?」と期待されていて早く作らなきゃ~と思ってました。作り始めるまでに、なかなか気合いの要る作業なのですよ。どんな構成にするかから始まって、載せる写真の候補選び、レイアウト、タイトルやキャプションを付けるか付けないか…などなど。昨年は1歳の誕生日、保育園への入園、旅行などなどイベント事も多く。それに、特に成長・変化の激しい1年だったから(1月の寝返りから始まって、お座り、ハイハイつかまり立ち、あんよまで)月毎の成長の様子も記録として載せたかったし。載せたい事柄が決まると、順番をあーでもない、こーでもないと試行錯誤してついに完成。始めるまでは「大変だぁ」と思うけど、一旦始めると時間の過ぎるのも忘れてついつい深夜2時・3時近くまで作業に没頭し、2日ほどで終わってしまうのは前回と一緒。候補写真をピックアップする作業が個人的には一番好き。データを一度保存すると、なかなか日頃フォルダを開けて見たりしないので、久々に見る写真に「そういえば、こんな写真もあったなぁ」とか、「こんな頃もあったなぁ」と作業そっちのけで写真に見入ってしまうのも前回と同じ。作業しながら振り返ってみると、1年前はまだ寝返りくらいしかできなかったなんて今の娘の様子を見ていると信じられないくらい。それくらい、本当にあっという間に大きくなってしまって、嬉しいような、寂しいような、少し複雑な気持ちです。できあがったフォトブックが届くと、娘自身がとても興味を示していて、自分の泣き顔の写真(一升餅の時のもの)を指差して「えーん、えーん」と言ったり、保育園のクリスマス会の写真を見て「ゾウたん、ゾウたん」と言ったり。気に入ってくれたようで嬉しい。来年も頑張って作ろうと思います。
2012.02.27
娘の保育園の参観日が25日にあったので、行ってきました。参観日は6月以来の2度目(1度目の記事はこちら★)。前回の時はハイハイで部屋中を動き回っていた娘も、今回は歩いてます。1月生まれ、最年少月齢のお友達も既にあんよを始めていて、クラス全員が歩けるようになっていることに、子どもの成長ぶりを感じる。 今回の参観の目的は、前回と同じく日常の保育の様子を保護者に見てもらうこと。なので、普段通り(いつもよりは少し遅くて9時30分まで)に登園。部屋の入り口で先生に娘を預け、一旦親は「バイバイ」と帰る振りをします。全員が登園したら(2名のお友達は風邪のため欠席)、そ~っと中に入って見学。気づかれないように…って無理なんですけどね。子ども達も「何だ?何だ?」という感じでこちらを見てくるけど、リアクションは禁止。そのうち、作業に没頭です。まず子ども達がやっていたのはモンテッソーリのお手玉落としや楊枝落とし、ストロー落としなど。蓋に開けられた穴に上手に楊枝やお手玉、ストローを落としてます。中には恥ずかしがって顔が上げられないお友達も(笑)。飛行機に乗った時、子どもを抱えているとコップに蓋をして、ストローを差してくれるのだけどそのストローを上手に抜き差しするなぁと思っていたら、保育園でやっていたからみたい。続いて布のおむつに交換してもらうタイミングで、おまるに挑戦。1月に入って連絡帳に「おまるを始めました」と書いてあったけど、みんなが順番に並んでおまるに座っている様子は、すごく可愛らしかった。4月から1歳児クラスに上がれば、いよいよ本格的にトイレトレーニングの開始です。その後は手を洗っておやつ。土曜の朝で登園も遅く、家庭での朝食時間も遅かったためか、全員あまり食べず。いつもは7時過ぎには登園している娘も、普段は完食だけど、一口二口食べただけでした。半日でいつもやっている色々な遊びや作業を一気に見せるスケジュールのため、彼曰く「まるで団体旅行みたい」な感じであっちこっちに移動しながら、絵本を読んでもらったりピアノに合わせて踊ったり、エプロンシアターを見たり。連絡帳に「エプロンシアターを興味深そうに見てました」と書いてあって「エプロンシアターって何?」と思ったんだけど、エプロンに付いた沢山のポケットからおじいさんの人形やおばあさんの人形、猫、犬、ネズミ(全部フエルト製)などなどが登場し、一番大きなポケットからは蕪の葉っぱが。"大きなかぶ"を人形劇みたいにエプロンの上で見せる仕組みは、凝っていて、大人が見ても面白かった。子どもが夢中になるはずです。あのポケットから何が出てくるんだろう?って。エプロンシアターを楽しんだ後は、お待ちかねの昼食。手づかみ、スプーンでもりもり食べます。給食大好きの娘。連絡帳には大抵"おかわり"の文字が。給食と午後のおやつ(おやつと言ってもおむすびやうどんなどの軽食)は沢山食べるみたい。保育園で食べる3食のうち1回もおかわりがない日は、迎えに行くと先生から「今日はあまり食欲がないみたいで」と言われるので、心配して連絡帳を見ると"完食"とのこと。おかわりしないと「食欲がない」と言われてしまう、大食いの娘です(笑)。最後に来月3日の雛祭りに飾る、雛人形の作成を親と一緒に。画用紙に子ども達が思い思いにクレヨンで絵(と言うか、落書きと言うか)を書いたものに先生と一緒に桃の花の切り抜きを貼って、それを扇形に模ります。その後は親と一緒に、先生があらかじめ作ってくれていた、内裏雛のパーツを子どもと一緒に台紙に貼り付け、顔に表情を書いて、扇の形に沿ってカット。先生と一緒に「うれしいひな祭り」を歌うと、娘は"ぼんぼりに~"の歌詞の部分で「ぼんぼんに~」と歌ってました。4月、8ヵ月の時から保育園に預けて、この1年本当にお世話になった。子育てで分からないことがある時(そんな時はしょっちゅうだけど)、病気の時いつも真っ先に頼りにしていたのは保育園の先生方。本当にありがとうございます。4月からの1歳児クラスでは、もう少しお友達も増える予定とか。今は女の子1人なので、もっと女の子のお友達が増えるといいなと思ってます。
2012.02.26
ザ・プリンス さくらタワー東京のさくらラウンジでアフタヌーンティーをいただいてきました。久々のアフタヌーンティー。地下1階のamour spaでゆっくりリラックスして(髪の毛がオイリーになってしまったのは残念だけど…)、美味しいものを食べて、また翌日から頑張ろう!と思っていたのに。のっけから辛口で申し訳ないのですが、はっきりとこのラウンジの再訪はないですね。アフタヌーンティーを注文すると、紅茶か珈琲の希望を聞かれます。紅茶はアッサム、ダージリン、アールグレイの3種類。少ないです。私はアッサムをストレートでお願いしました。3段トレイよりも先に紅茶が運ばれてきます。変わったカップ&ソーサーだなぁと思っていたら、ノリタケのオリジナルみたい。それはいいのですが、肝心の紅茶がぬるい…。しかも、苦い。思わずポットを見たら、茶葉は入っていなくて、紅茶のみだったので「もしかしてティーバッグ?」と思ってしまったほど。真偽のほどは分かりませんが、今まで幾つかの所でアフタヌーンティーをいただいてきて、こんなの初めて。 紅茶はお代わりのサービスは無く、茶葉がポットに入っている訳でもないので差し湯サービスも当然無く、最初の一杯を含めると全体で2杯半ほどの量。しかもティーコゼも被せてないので、元々ぬるい紅茶が冷たくなってました。 3段トレイ。通常は運ばれてきた時に、内容の説明と、どこから食べるのがお勧めか案内があるのですがここではジャムの説明のみ。この緑のスコーンは何?食べてみても結局何か分からなくて、後でHPを見たら抹茶でした。スコーンは小ぶりで固め、しっかりした歯ごたえです。そして冷めてます(苦笑)。"焼き立て"ってあるんだけどな。トレイが運ばれてくる前に"チン"とレンジの音がしていたから、温めただけなのかもしれない。(他に2・3組しかお客がいなかったから、そうとしか思えないんですよね。何かもう全てに対して疑心暗鬼になってしまってます)クロテッドクリームは脂肪分の味が強くてクリームの美味しさが感じられず、ジャムは砂糖の甘みが強くて自然の甘さじゃない感じ。サンドウィッチはパンがパサパサに乾いてました。唯一普通にまあまあ美味しいと感じたのは、フォンダンショコラのみ。辛口なコメントばかり書いたけど、色々見てみると、宿泊はともかく、プリンスのレストランに対する評価って低いんですね…。食事をした訳ではなく、アフタヌーンティーのみの利用なんだけれども凄く納得してしまった。値段自体はリーズナブルだけど、内容がこれでは。ラウンジも、ロビーの一角を単に区切っただけという印象だし、何というかバブルの名残というか安っぽい豪華さ(言葉が相反してますが)がう~ん…という感じ。プリンス系列って泊まったことないけど、みんなこんな感じなんだろうか?と思ってしまう。ザ・プリンスパークタワー東京(先日のXEX愛宕からも見えました)でもアフタヌーンティーを提供しているので、機会があれば一度行こうと考えていたけど、どうなのか。プリンス系列のホテルで"ザ・プリンス"と名が付くホテルは、フラッグシップ扱いで系列の中では最上級の位置づけなんですよね。そのラウンジがこれではなぁ。。。最上級に位置づけるなら、それに見合った味とサービスを提供して欲しいものです。
2012.02.23
出張の合間をぬって品川のザ・プリンスさくらタワーB1階にあるamour spaでラグジュアリーコース(150分)の施術を受けてきました。amour spaは以前ニューオータニで施術を受けたことがあって(★)その時のロミロミがすごく気持ち良く、また受けたい!と思っていたので、今回は施術後にアフタヌーンティーを食べる楽しみもプラスしてさくらタワーで予約することに。品川駅から徒歩3分とHPにはあったので、駅を出ればすぐ分かるだろう…と思っていたのが甘かった。品川駅周辺って、"○○プリンス"というプリンス系列ホテルが沢山あってかなり戸惑いました。普段プリンスに泊まることなんて無いので。さくらタワーは"タワー"とあるので一際高層のホテルなのかと思ったら実際はそんなことは無く。坂道を上がった先にあるけど、周囲も同じくらいの高さの建物が多い中では見つけ辛かったです。 さて、肝心のエステ。150分の内容は、まず60分のタイ式ボディストレッチ・マッサージ、続いてロミロミ含む3つのコースから選択可能な60分のマッサージ、最後に30分のリフレで終了です。私は当然セラピューティック・ロミロミを選択。日頃9キロを超えた娘を抱っこし、仕事ではパソコンとにらめっこし、肩も腰もバリバリなので強めに揉みほぐして欲しいとお願い。ロミロミは肘を使ってしっかり圧をかけた強めのマッサージなので、「痛くないと効いた気がしない」という"強め好き"さんにお勧めです。最初のタイ式マッサージは、ストレッチが気持ち良かった。特に背骨に沿ってマッサージ&ストレッチしてもらうと、コリコリとした固まりがほぐれるようで痛気持ち良い。続いてお待ちかねのロミロミ。タイ式の時はセラピストさんと話しながらだったので、ずっと起きていたものの、やはりオイルを使ったロミロミは幾ら"強め"と言っても、気持ち良くてウトウト…。背面をマッサージしてもらっている間は、ウトウトしながらも何とか起きていたものの仰向けになってからは記憶無し。その後のリフレも、ほとんど眠っていて覚えてません。150分、トータルではだいたい満足。やはりロミロミは凝った身体には気持ち良いですな。セラピストさんにもよるのだろうけど個人的にはニューオータニの方がより気持ち良かった。逆に、ちょっと…と思ったのは、ヘッドマッサージ。いやヘッドマッサージ自体は良いのですよ。ただ、それをオイルの付いた手でされると(ロミロミの時)髪の毛にオイルが付いて終わった時には何となく髪を洗っていないようなオイリーな感じになっておりそれが困った。洗えないし…。うーん、ヘッドマッサージを付けてくれるなら、ロミロミとは切り離して単独でやって欲しい。シャワーも含まれたコースであれば洗い流せばよいだけだけど、そうじゃないとそのオイリーな髪で電車に乗らないといけないは困ります。スパ自体の雰囲気はオータニの方がゴージャス。(何でもさくらタワーのamour spaのスペースは以前カラオケルームだったとか)さくらタワーでの施術の場合、ジャグジー付きにしても部屋にはジャグジーは無くて別室移動みたいな形になるので、1部屋で全てを受けたいなら、オータニの方がお勧め。部屋にドレッサーが無いのも(全身鏡は有り)、ゆっくり身繕いできないのでドレッサーくらいは置いて欲しいです。そうそう、ウェルカムドリンクのジンジャーハニーティーはすごく美味しかった!生姜のピリリ感と蜂蜜の甘さが絶妙で、本当に美味しかったです。
2012.02.22
おたふくワクチンの接種を1月に終え、残りは水疱瘡。保育園の同じクラスでもインフルエンザになったお友達がいて予防接種を受けているとはいえ、インフルエンザになったら水疱瘡は延期だな~と思っていたけど、幸いにも風邪にも罹らず(いつも鼻水は出ているが…)無事予防接種を受けることができました。当日私は週末にも関わらず出張中だったので、連れて行ってくれたのは彼。なかなか泣いて、大変だったとのこと。仕事と育児の両立に協力的な彼にとても感謝です。小児科の待合室はインフルエンザに罹った子ども・大人で一杯だったとのことで基本的に元気で予防接種だけを受けに来た子どもはすぐに別室に案内されたとか。特に小さな子どもの場合、病院に行ってかえって病気をもらってくることもあるのでそうした配慮は必要だと思うし、親としては有難いですな。これで1歳以降に受ける任意の予防接種は終了。あとはDPTの2回目を3月に受けて、Hibの3回目を夏に受ければ全て終わり。B型肝炎の予防接種は受けた方がいいのかなぁ。あまり優先順位は高くないような気がして、今のところは受けてません。けど、DPTが終わった時に受ける必要があるか、一応お医者さんに聞いてみようと思う。ちなみに、私自身は海外に赴任する際に受けたので、受けておいて損は無いと思うんだけど。
2012.02.19
ヴァレンタインは14日より少し早く、12日にXEX Atago Green HillsのSalvatore Cuomo Brosでランチ。娘は1歳半。まだまだ夜に子どもを預けて夫婦2人で食事に行くのは難しいです。なので、娘が生まれて以降はイベントがあるとランチ。この日、XEX愛宕を選んだのは、1番に眺望。目の前にどーんと東京タワーがそびえ立ち、お台場方面、遠くは横浜まで見渡せるのは気持ち良いもの。幸いにも天気は快晴。富士山もうっすら霞んではいたけれど、見えました。 ちなみに、彼の会社も見えちゃったりして(笑)。彼は「せっかくの休日なのに、仕事のことは思い出したくない」と言ってたけど。夜も夜景が綺麗なんでしょうね。 まずは乾杯のスパークリング。昼間からお酒を飲むと、かなりテンションが上がりますな。外が明るいことが、気分を高揚させるのだろうか。 冷たいお酒と良く合う冷たい前菜。ホタテと鯛のカルパッチョ。 温かい前菜を終えて、ワインをボトルでオーダー。お互いにメインを魚にしたので、白にしました。これがね、美味しかった。名前忘れちゃったけど。ラベルもらって帰れば良かったかなぁ。以前ほど量は飲まなくなったけど、私も彼もお酒好きなので、ランチでボトル1本は軽く空けちゃう。でも、2本飲むと昼からだとちょっと多い。この後娘を彼の実家に迎えに行かないといけないし。 メインは真鯛のポワレです。ボルチーニ茸のソースが濃厚で、あっさりと淡泊な鯛の白身によくマッチ。レストランには私たち以外にも結構お客がいて、子連れで大きなテーブルを囲んでいるグループも幾つか。うるさいと感じるほどではなく、わいわいと賑わった雰囲気でした。ちなみに、こちらのレストランは子連れOKだけど、小学生以上のみ。未就学児はダメなので、当分子連れで来ることはできなそうです。 レストランからは東京タワー、品川、お台場方面が見渡せるのだけどThe BARからはスカイツリー、豊洲方面が一望できます。夜にタワーを見ながら夕食を食べて、席を移動してツリーを見ながらお酒。いいなぁ。いつかやってみたいもの。 食事の後は、せっかく近くまで来たんだから、行ってみよう!ということで愛宕神社へ。Atago Green Hillsのすぐそばです。これが有名な出世の階段。かなりの急勾配。 登り切って上から見下ろすとこんな感じ。この階段を馬で駆け上がったんですよね。すごい。馬も大変だっただろう…。途中で止める訳にもいかないし。止めたら落ちるもんね。祖父の49日がまだ終わっていなかったので、神社はお参りはせず、少し散策して降りました。久々の彼と2人のランチ(クリスマスが娘の体調不良でレストランをキャンセルしたので)&ぶらぶら散歩。楽しかったです。
2012.02.16
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