▲8月27日 西穂山頂にて
例年になく短かった夏も終わり、もう9月。
気にかけて下さっている方々に近況報告をせねばと思いつつ、
たまにパソを開くと、ついつい皆さんのページを読み漁ってしまい、
ぐったり眼が疲れてしまって、ブログを更新することができませんでした。
4ヶ月近くの山から離れた生活。
それまでの、いつも山のことを考え続けていた生活が夢のようにさえ感じられ、
もはや、そんな世界とは無縁のごくごく平凡な毎日を、坦々と生きていけるようにも思えたのですが、
体調が小康状態になった今夏、少し山を歩いてきました。
8月9日~13日 立山雷鳥沢 のんびりテン泊
(奥大日山ピストン・立山縦走)
▲10日 久しぶりのザックに喘ぎつつ雷鳥沢へ
おずおずと新室堂乗越まで登り、剱に対面。
翌11日・・・・奥大日へピストン。
▲奥大日への稜線から雷鳥沢を望む
時おり薄日が差す天気だったけれど、ガスは晴れず。
展望全く叶わず。雛4羽を連れた雷鳥に出会う。
夕方より晴れ渡る。
▲狭いながらも楽しい我が家~♪
▲立山一望!!
夜。
降るような星空。いくつもの流れ星。テントで寝ながら・・・。
久しぶりの歩きだけれど、
まずまず調子よく歩けたことに気をよくして、
翌12日剱御前回りで立山縦走へ。
昨秋、独りで辿ったコースを再び。
▲快晴。別山北峰から剱岳
▲遠く槍穂・笠ヶ岳 右手前、大汝山 (富士ノ折立から)
▲眼下に黒部湖
▲賑わう雄山神社
この頃からガスが湧いてきたけれど、なおも続々と登山者・ハイカーの行列が続く。
▲下に一ノ越
昼前に下山できたので、黒部ダム見学。
室堂には何度も来ているけれど、ダムは初めてだった。
室堂から二人往復で12,600円はちょっときつかった。
▲ずっと雨続きで、久しぶりの観光放水だとか
翌13日、雨の中テントを撤収し下山。
帰途、 昨秋お世話になった富山の方 に会いに行く。
8月27日・28日 西穂から焼岳へ
(新穂高ロープウェイ―西穂ピストン―西穂山荘テント泊ー焼岳―中尾温泉下山)
8月27日。
始発(8:30)のロープウェイに乗車。
▲ガスの中、西穂山荘へ到着
展望は期待できそうになかったけれど、明日はもっと天候悪化の予報。
とりあえず、山頂へ。
やはり、ガスガス。
展望、全くなし。
▲ピラミッドピークを越えた辺りから、少し明るくなる
山頂もガスに包まれ、全く展望なし。
が、昼食の間に、青空が!!
▲西穂山頂
▲ガスの切れ間から独標方面
・・が、奥穂方面はガスが晴れることはなかった。残念。
▲一瞬姿を見せた、奥穂へ続く岩稜
8月28日 トウヒ、シラビソの原生林と熊笹の生い茂った道を焼岳へ。
所々展望が開け、眼下に上高地が見下ろせる。
このコース、この夏の多雨で、少し前までたいへんなぬかるみの道だったらしい。
▲ 割谷山付近
▲焼岳山頂(北峰)から、立ち入り禁止の南峰を望む
そこここから水蒸気が吹き上げている。
▲穂高方面を望む 右下は上高地。
焼岳小屋より、中尾温泉に下山。
朝、西穂山荘より抜きつ抜かれつ歩いてきた広島の男性2人組を迎えに来た民宿の車に乗せてもらい、駐車地に戻る。
感謝。
今までのように、独り勝手気ままに出かけることは出来ないのですが、
時々でも山を歩けることができれば幸せです。
報告が遅くなりましたが、とりあえず今は元気です。
気にかけてくださっていた皆さん、ありがとう!