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書評/勝間和代「高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人」
4点/5点
高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書) (新書) / 勝間和代/著
いきなり
とあります。
そして頭がいい人の定義として学歴が高い「アカデミック・スマート」と対比する形で「 ストリート・スマート 」を提唱しています。
「ストリート・スマート」のイメージとしては 「あいつ、できるよね」というイメージ なのだそうです。
もうちょっと具体的に言えば
人情の機微や人の動きをよく分かっていて、どういう状況でも正しい判断がよくできて、かつ、自立心が旺盛である、独りよがりではない、というイメージ (p15)。
大きく分解すると3つ。
1.状況理解・判断能力がある
2.人の気持ちの機微がよく分かる
3.自立心が旺盛だが、独断的ではない
そしてこの 「ストリート・スマート力」は後天的に身につく ものだそうです。
1度こういうものだと「コツ」が分かれば、考え方と着想の習慣をより実務的なスマートさに変えていけるのです(p21)。
ということで本文では
「頭のいい人の7の習慣」「頭がいい人の7つのスキル」「新しい考え方をもたらす7つの視点」「頭をよくする7つの方法」
との構成。
感想としては書いてあることのどれだけが私にできるかなと(苦笑
まぁ、私が怠惰なだけですので、みなさんはこの本を手にとって「ストリート・スマート」を目指して下さい。
私はせめて序章にも書いてある「 情報を確認する癖 」はつけたいものです。
最後に私が気になった2つの文を紹介して終了します。
しつこく、スピード感を持ってやり続ける人が、天才なのです 。(p133)
「勉強を続けられる」ことには、高い価値があると認識した方がいいと思います。 (p134)
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