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書評/大竹のり子「ロハスに楽しむFX」
3.5点/5点
FX超初心者向けの1冊。
FXとはどんなものかということを1から解説。
それでもやはり難しいですね。
でもウンウン唸りながらでも概要を理解すればFX開始に一歩踏み出す事ができるかもしれません。
内容としてはFXだけではなく外貨預金・外貨MMFなど類似の金融商品との比較もあり、延々とFXのことだけを述べている訳でありません。
ちなみに「ロハス」とは「フィジカルとメンタル両面での健康と、市場の変化に一喜一憂せずに淡々と自分のスタンスで投資を続ける」(p4)という意味のようです。
何事も知識0のど素人に解説するのが難しい訳です。
その意味ではこの本は知識0のど素人向けの解説としては合格点だと思います。
ただしこの本だけを読んでいきなりFXで儲ける事は出来ないでしょう。(しかし一歩踏み出すためのツールとしては意味が大きいと思います)
またリーマンショック前の状況に基づいて書かれているため著者が推奨しているスワップ狙いが有効なのかどうかわかりません。(スワップ=金利差狙いですが、金融緩和にて金利が急落している国が多いので)
また大竹氏は DVD も出しているので併用するとより理解が深まると思います。
(私はFX未経験者です)
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