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45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
養老孟子「バカの壁」を読み返していました。
そして再読が終了しました。
「バカの壁」にはおもしろい話がいろいろあります。
今回は1つだけ取り上げておきます。
「バカの壁」では最初の方で y=ax
という一次関数の話が出てきます。
x=入力
y=出力
a
= 現実の重み
数学が苦手(私も!)な方のために書き換えると
出力= 現実の重み
×入力
です。
ポイントは現実の重み。
現実の重み(=a)が大きすぎるとどうなるか?
言いかえると現実の重みが無限大だとどうなるか?
出力の値が暴走します。
そして行動も暴走してしまう。
これはオウム真理教です。
オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのが1995年。
「バカの壁」が出版されたのが2003年。
地下鉄サリン事件から5年も経っていません。
まだみんなオウム真理教の恐怖をはっきり覚えていた時代です。
では現実の重み(=a)がゼロだとどうなるか?
出力がゼロです。
行動に影響がない。
以前のブログ記事
で話をした「出産ビデオに無反応な男子学生」です。
「バカの壁」では「おやじの説教を聞かないこども」も現実の重み(=a)がゼロの例として書かれています。
では、実の重み(=a)がゼロなのは他にどんな場合があるでしょうか?
考えてみるとおもしろいと思います。
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