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2020.04.10
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カテゴリ: 読書


乃南 アサ の1996年の作品。
時限発火装置や狼犬を使った殺人事件を、女刑事の音道貴子が調査するというストーリーである。
メインストーリーは、なかなか展開せず、500ページは長く感じる。まあ、デコボコ・コンビのやりとりは結構面白い。また、ラストのバイクと狼犬の追跡は、スリリングだった。
私としては、短編集「未練」の方が良かった。





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Last updated  2020.04.10 18:38:00
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凍える牙  
19580113-mh さん
この乃南アサさんの「凍える牙」は、その他の強力な候補を破り、第115回直木賞を受賞した作品ですね。

30代で離婚歴のある音道貴子。離婚の原因は夫の浮気。そして、今回彼女と一緒に組むことになったのは、かつて女房に逃げられた経験のある中年刑事の滝沢。

男社会の中で認められずに孤軍奮闘する女刑事と、女刑事の存在を認めたくない叩き上げの頑固者の刑事の構図ですね。

この2人が、渋々ながらも一緒に捜査活動を続けるうちに、徐々にお互いを認め合っていくことに-----というのは、言ってみればありがちなパターンなのですが、しかし、なかなか読ませてくれますね。

しかし、滝沢の愛想がないのは、実際には貴子のことが嫌いというよりも、どう扱っていいのか分からないからではないでしょうか。
そして面倒くさいからというのもあるのでしょう。

そして、貴子の方も決して自分の弱みを見せようとはせず、だからといって頑張っている姿を主張したくもないという頑固さから、必要以上に愛想がありません。

女刑事としては、柴田よしきさんの「RIKO」シリーズに登場する緑子の方が迫力があると思うのですが、この貴子の無表情な感じもいいですね。

この物語では、貴子と滝沢の視点が交互に描かれ、この2人が実は似たもの同士だったということが、次第に分かってきます。
無理に相手のことを理解しようとはせず、単なる傷のなめあいの関係にはならないところがいいですね。

ただ、事件の方は、時限発火装置と犬の咬傷の両面から捜査されることになるのですが、これがどうも中途半端な印象を受けました。

せっかくの時限発火装置という設定が生かしきれていないような気がします。
貴子と疾風のシーンがとてもいいのですから、初めから時限発火装置など使わず、そちらに的を絞った方が良かったのではないかと思いました。

それにしても、貴子と疾風の魂の触れ合いの描写には、思わず目頭が熱くなりました。 (2024.08.14 13:24:47)

Re:凍える牙(04/10)  
19580113-mhさん、こんにちは。
この小説は、映像化すると面白そうなので、直木賞をとったのではないかと思いました。2度TVドラマ化しているようですが、私は未見です。
音道貴子シリーズは他にもあるので、機会があったら読んでみたいと思います。 (2024.08.15 20:14:16)

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