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にこに@ Re:もしもねずみにクッキーをあげると(06/04) まだぬいぐるみありますか? 譲っていた…
2003年05月13日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ほるぷ出版・ グリム兄弟の作品を、絵本画家バーバラ・クーニーの絵で楽しめる絵本。
<あらすじ>
お金お金って王様とおしゃれをする事しか頭にないお后様がいました。
魔法使いに、子供を授かるようにとお願いしました。
けれども、約束の報酬の金貨をごまかしてしまった二人。
その魔法使いを怒らせてしまい、生まれてきた子はロバの姿をしていたのです。
ロバの王子は誰からも愛を受けずに成長していきます。親である王様もお后様も愛してはくれないのです。
彼は、頑張って立派になろうとするのですが、やはり誰一人認めてはくれませんでした。
そして成長したある日、洋服を脱ぎ一人で生きて行こうと、城を出ます・・・
ロバの姿から人間になる時、それはロバの姿の王子が、本当に愛された時・・・
* * *
ほるぷ出版より画像使用許可を得て掲載しています。
* * *
(クレイグ,M.J. 再話  バーバラ・クーニー絵  もき かずこ 訳 )  1979年初版

ロバのおうじの著者は、あのグリム兄弟ですから、原作は怖いお話だったと思われます。
そんな雰囲気をなんとなく感じるのは、お父さんやお母さんの王子に対する
冷たさや自分勝手さかもしれません。
でも、そんな中に居てもいつも前向きで素直なロバの王子に心を打たれてしまう。
何代にも語り継がれて来たお話って、やはり理屈抜きに 面白くて感動する。
(ほるぷ出版の「ロバのおうじ」は、怖い絵本ではありませんので、子供にもOkです。)

バーバラ・クーニーは80冊以上の絵本に挿絵を描いている女性。2000年に亡くなっています。
作風は、キャンパス地の荒めに負けない、細かな絵。
たぶん ガッシュ(水で溶かなくても良い水彩絵の具)を使っていて
一度見れば、目に焼きつくような個性さを感じると思います

豆知識? 『ロバのおうじ』が城を飛び出して旅に出る時、持って出たのが
リュートという楽器。(表紙でも肩から掛けてます)
これは、以前紹介しました 「レオポルドおばけにあう」 でも
レオポルドが持っていた楽器なんですよ(^-^) どんな音色か聞いて見たいです。





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最終更新日  2005年06月17日 15時48分18秒
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