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2006.11.18

(4)

テーマ：イラスト好きな人集まれっ！(2183)

カテゴリ： study（研究）

これもすっげぇ基本ですが、とりあえず『研究＆実験』コーナーを補完しておきたいのでこんな記事も書いておきます。

周辺機器の話

イラストをパソコンで描きたいと思ったとき、まず何をするかといえば線画を描くことです。
紙に描いてスキャナで取り込む方法、ペンタブレットを使って画面を見ながら直接描いていく方法など、さまざまな方法があります。
その辺は本当に人それぞれで、自分がやりたい方法、自分にできる方法でやればいいと思います。

まず、どんな道具を持っていますか？

ペンタブレットとスキャナ両方があればベターです。
ですが、どちらか一方だけでも絵は描けますし、また…
どちらも持っていなくても描こうと思えば描けます。
（この記事の下のほう参照。）

●ペンタブ● （タブレット）
ペン型の入力装置。
画面を見ながらペンで描くようにして線を引いたり色を塗ったりできる。
たいてい筆圧も感知してくれるので、線の強弱がつけやすい。ペンをひっくり返せば反対側の先端には消しゴム機能がついていたりする。

●スキャナ●
紙に描いた絵や写真などを取り込むための機器。平らなものなら何でも取り込める…？
アナログで描いた線を活かしたいときにはコレ。

スキャナで読み取って線画の抽出

■Photoshop編■

スキャナで絵を取り込む。
webで公開するための絵なら解像度は低めでもいい。
一緒に混じったゴミを消す。
例：『イメージ』→『色調補正』→『明るさ・コントラスト』で消し飛ばす。
チャンネルウィンドウを開き、（左図）「RGB」「レッド」「グリーン」「ブルー」どれでもいいので赤○ 部分までドラッグする。
画面上のツールバー『選択範囲』『選択範囲を反転』を選択。
新しいレイヤーを作り、「塗りつぶしツール」で塗りつぶせば線画の完成。

■SAI編■　（ →SAIについて）

スキャナで絵を取り込んで保存。
無料お試し版SAIでは「psd」「bmp」「tga」で保存された画像しか扱えないので注意。
取り込んだ画像をSAIで開く。
画面上のツールバーから『レイヤー』『線画をレイヤー化』を選択するだけで線画の完成。

デジカメ＆携帯カメラを使う！

とことんリーズナブルな番外編です。携帯写メを使ってみる方法。
スキャナもペンタブもない場合。
（無料配布のフリーソフトなどを拾ってきて活用すれば十分描けると思います。　→ 検索してみる）

携帯など、カメラで撮った画像を、とりあえずパソコンにとりこむ。
画像処理ソフトで明るさ・コントラストなどの調整をしてみる。
※携帯カメラ側の機能で、撮影するときに明るさをあらかじめ明るくしておける場合もあります。
　そういった機能がある場合はどんどん活用！

１→ ２→

←３

１、携帯で撮影したままの画像

２、明るさ・コントラストを調整した画像

３、一度、カラーモードをグレースケールにした後、
　再びＲＧＢモードに戻した画像
ペイント系のソフトで塗装する。
下の画像はペンタブを使わずにマウスで塗ったものです。
拡大しながら少しずつ塗るのなら、ペンタブ無くてもマウスでも十分可能です。

今回ためしにやってみました。

携帯カメラで撮影
　↓　↓　↓
フリーの画像処理系＆ペイント系ソフトをつかって線画抽出
　↓　↓　↓
フリーソフト使ってマウスでぬりぬり塗装。