全462件 (462件中 1-50件目)
長らくお休みしていたブログを再開することにしました。れんれんは小学校の6年生になりました。すっと一般級で過ごしてきましたが、5年生の夏休み明けに、個別級へ移籍しました。いつもいつも、彼のそばにすてきなご縁があることに感謝をしています。私自身にもいろんな変化がありました。毎日綴っていたら気が付かなかった成長が家族みんなにありました。そのこともゆっくりと振り返りつつ、今の私たちのことも書いていきますね。 ★それに伴いブログをお引越しいたします。http://ameblo.jp/aozora1971
2012.12.13
コメント(1)
ブログ、思うところありまして、しばらくお休み… と言っても、休んでますが(笑) れんれんのことをたくさん綴ってきました。 書きたいことがたくさんでした。 でも…特になにが起きたわけもないけれど、 日々すごく穏やかに感じます。 相変わらずのれんれんです。 お勉強なんてますます難しいし、 お友達とも良くも悪くもぎりぎりの絶妙なバランスでつながっています。 向き合ってかなくちゃならないことも、 たぶんいっぱいあります。 なのに、前はいちいち引っかかっていたいろんなことが、 流れています。 ちょこっと違う旅をしてきます。 そのお話も 綴れるようになったらまた。
2009.07.03
コメント(5)
久しぶりの針仕事です。 どちらも、注文主はまーちゃん。 入学のプレゼントにもらったシンプルバックへの刺繍。 図案も選んできてくれました。 それと音楽教室へ持って行くペンケース。 喜ぶ顔が思い浮かび、自然と針が進みました。
2009.06.25
コメント(0)
お仕事を始めてバタバタの毎日が一層バタバタ。 ブログは自分のも更新できないし、 みなさんのとこにも全くおじゃまできず。 充実した毎日というのは、間に癒しの時間を含んでこそだとしみじみ思う。 今日はひとりのお休み。 鎌倉でお野菜を買い、 布を買い、 今、電車。 久しぶりにお友達とこれからごはん。 子供たちが楽しく学校に通い、 笑顔で帰ってくるという、 ごくごくふつうのことが、叶うようになり、 当然いろんなことはたくさんあるのだけど、 今の穏やかな時間に感謝。
2009.06.23
コメント(0)
愚痴です、スルーしてくださいね。れんれんの遊びはずっと変わらない。お絵描き先生で絵を描いて、ミニカーを並べて何か物語があるのか…ひとりでつぶやきながら遊んでいる。小学生になってからは習字をしたり…でも基本的にはその中から広がならい。車が好きなら…とそこから広げていけないかと、レースのこと、車工場のこと、いろいろと投げかけた…でもボールは帰ってこず。絵や字が好きなら…とそこから広げていけないかと、アトリエに通ったり、かっこいい字の本を見せたり、いろいろと投げかけた…でも同じく。私にセンスがないのかなとほんとうに自己嫌悪に陥ってしまう。こんな時期もじっと見守ればいいのかもしれないけれど、日々忙しくて、丁寧に向き合っていない後ろめたさがあって、見守っているっていうより、ほったらかしに思えてしまう。コミュニケーションを取るのが苦手でも、好きなことから仲間が広がることもたくさんある。でも、ほんとうに一人の世界。学校の授業はかなりしんどくなってきて、どう積み重ねていったらいいかもよくわからなくなってきた。本人もたぶんぼんやりすることが多いはず。興味のないことばかりなんだなあと思う。とりあえず、学校には行くし、笑顔で帰ってくるし、元気だし、それだけでいいのかな…なんて思える。こんなとき、知能指数の値が気になったりする。発達障碍といえども、知能に問題がある子とない子の差は大きい。なんだか、ものすご~くネガティブで…今日はここでおしまい。
2009.06.09
コメント(4)
朝、まーちゃんが起きた後にふとベッドを見ると、 ずらりとぬいぐるみたちがお布団で眠っていた。 「みんなと寝たの?」 「ううん。 今からみんなが寂しくないようにしてあげたの。」 まーちゃんはすご~くしっかりしている。 上がれんれんだから余計にそう感じる。 でも一年生の女の子だなあ~とこんな時にしみじみ思う。 かわいいベッドの様子にほんわかした。
2009.06.08
コメント(0)
この4月から、子育てサークルのお手伝いに登録しました。発達障がいのある小さな子供たちと月に何度か時間を過ごします。会をサポートしている幼稚園に一緒に入らせてもらい、園庭で遊んだりします。お母さんたちはその間にお勉強会をしたり、お話をしたりして過ごします。週に1回でもそんな時間がお母さんにあるのは大切だなあと感じて、細々ではありますが今の私に出来ること始めました。
2009.06.05
コメント(0)
まーちゃんのアトリエの絵。先生はこう言った…。「まーちゃん、何だか気になることがあるねえ」ここ最近の、まーちゃんの絵にある雲はごつごつとしたげんこつ雲だそうだ。これは、何か心にあるいや~なものをあらわすものらしい。「で、それは自分とは関係ないところで起きてること。でも、そのことが気になるの。」げんこつ雲の下にしゃーっと入った線、そしてその下にまーちゃんらしき女の子の絵。線引きしているところで自分とは別のところって意味らしい。まーちゃんはクラス担任の先生がこわいんだよ~ってよく言っている。「周りの子が怒られててすっごい怖っ!!ドキドキしてくる」って。年配の女性の先生。ぴちゃりとした物言いと、ヒステリックに言い放つ感じがちょっと気になる。子どもの目線に腰をかがめて、ゆっくりとお話するタイプとは違う。給食は減らした人はおかわり駄目。鉛筆は家で削ってくるもの、学校では削っては駄目。提出物を期限より早く出したら駄目。とにかく、ダメ、ダメ、ダメ。集団生活でルールは必要。けれど、1年生の子どもたちがそれをちゃんとわかるときに、先生が怖いから、怒るから…では何か違うんじゃないかな~って思う。まーちゃんは避難訓練でハンカチを忘れてめっちゃ起こられ半泣きだった様子。ハンカチを忘れたことを怒るよりも、緊急事態にハンカチを忘れちゃったときにどうするか…それを教えて欲しいなと思う。いっつもちゃんと持ち物の確認をしているまーちゃん。でも、人間だもん、忘れる事だってある。そういうところをわかってほしいなあ。「幼稚園の先生は、悪いことしたら怒るし注意したりするけど、あんな言い方じゃない」まーちゃんは…子どもたちはわかっている。大人が自分たちのことをちゃんと思っていってるかどうかって。日々の自分のことも反省しつつ…先生、1年生をあんまり怖がらせないでくださいね。
2009.06.04
コメント(6)
学校でずっと、今起こっていることに意識を向け、これから起こることを想像し、そうやってずっと自分が今何をすべきか、これから何をすべきか…そんなことに集中をしていくのは、れんれんにとってすごくすごく大変なこと。たくさんの情報を受け入れ、整理し、分類、分析していく。どの場面でも私たちはそうやって暮らしている。それも自分では意識していないけれどそれはきっと驚くべき速さなのだと思う。れんれんはそんな風にフル稼働していたら、回線フリーズのシャットダウン。そんな時に、まわりからみたら「ちゃんとやっていない」風に取られるんだと思う。ゆっくりゆっくり情報を整理する時間はとっても必要。クールダウンする時間もとっても必要。ぼんやりしたり、時には鉛筆で遊んでしまう時間はそういった必要な時間なのだ。けど、「ちゃんとやらなきゃ」って思っている子にとっては見逃せない。時には、「こんな風にやるんだよ…」って教えてくれたり、時には、「だめだよ」って注意をしてくれたり、でも、れんれんにそれがちゃんと届かなかったとき、「なんで、ちゃんとやんないの?」ってなる。つづけば、ますますその思いは募る。クラスでそんな風になっちゃった男の子がいた。あまりにれんれんが「ちゃんとしない」から、だんだん優しい気持ちはなくなって、なんだかもやもやしていたものがくすぶり始めた。他の子がれんれんと約束すると、「れんれんと遊ぶの?」って意地悪っぽく言ったり、「れんれんは駄目だよ」って仲間に入れないようにしたり、遊びに行ったお宅では、何かひどいことを言ったらしい。そのお宅のママは、「私はよそのお子さんでも、駄目なことは怒ります」って、れんれんへの暴言を注意してくださったようだ。男の子はお家でも、「れんれんがちゃんとしない」とお話していたようで、お母さんは懇談会での私の話を聞いていた方なので、ここでもまたれんれんのフォローをしてくださっていたようだ。学校でも先生がれんれんのフォローをする。彼にとっては「ちゃんとしてないれんれんをみんながかばう」になってしまってはいないかなあ…と思った。家庭訪問のときに、先生から一連の話を聞いた。れんれんから聞く彼の様子も気になっていたので合点がいった。れんれんに直すべき点もあると思う。でも、すぐには難しいところ。無意識のうちの行動が多いため、なおさらだ。れんれんには、「○○君は、意地悪で注意したんじゃないんだよ。 ちゃんとしたほうがいいかなって思ってたんだよ。 けど、れんれんは鉛筆で遊ぶのをやめないから、筆箱を取り上げちゃったんだね。 れんれんも、ずっと集中するのが難しいときがあるから、悪くないんだけどね…。 もし、意地悪されたら、なんで?って聞いてみようか? 鉛筆で遊ぶの気をつけているんだよ、って話してみようか?」結局、先生が席替えをしてくださったから、今は距離ができたので、落ち着いている。先生も、特別支援学級での授業で中抜けすることを、うまくクラスでお話してくださった。先生の言葉が彼の中にどこまで届いたかはわからない。「一度、○○君の思いを受け入れて、それから…でもね…って続けてあげてください。」そうお願いした。 私が彼と向き合うのは今の段階ではやっぱり難しい。お母さんじゃないし先生じゃないし…一緒に過ごせる時間もないに等しい。彼の中に何か触れるべき場所がある気がする。じゃないと、また同じことが起こるかもな…とも思っている。ゆっくりと、気をつけていきたい関係ひとつ。
2009.05.27
コメント(0)
月曜日から水曜日、9時から14時。これが私のお仕事タイム。通訳・翻訳会社の事務所仕事。…といっても、普段の事務所は通訳で出かけている社長がお留守のため、電話が私のところに転送されてくる。従って出勤はなく、自宅で。世の中すっごく便利になったんだなあ~としみじみ。クライアントからの電話はそんな風に事務所がなくたって受けれるし、だいたいの仕事はパソコンがあれば出来てしまう。仕事の依頼も、スケジュール管理も、みんなで共通のものをチェックできる仕組み。今さら驚くことではないけれど、実際に自分がその中に入ると、超便利じゃん!!ってしみじみ。いいのか悪いのかわかんないけど、人に会う時間って極端に少なくって仕事ってできるんだなあ~と思う。私も打ち合わせがたま~にあるけれど、初回ちゃんとしていれば、あとは大体メールですんでしまう。効率的といえば効率的。でも、ちょっとした無駄話とかないんだな…と思う。事務所勤務していたり、コーディネーターで仕事をしていた頃は、毎日いろんな人に会う中で、やっぱりいろんなことがあった。いいことも、あんまり心地良くないこともいろいろ。それもやっぱり多少は必要なことかなあなんて思う私はアナログ?パソコンは今や欠かせないもの。だからこそ、それによって失われがちなものにもちゃんと心を留めておきたい…そんな風に感じる。だからかな…社長はよく通訳さんとコミュニケーションを取ってる様子がわかる。そうだね、やっぱり必要なことなんだね。さすが!!今日の発見。
2009.05.26
コメント(0)
授業参観続きです。午前中が楽しい授業参観だったので、5時間目ものぞいてみることに。二人とも音楽の時間。昇降口が近いからという理由でれんれんのほうを覗いてしまった。そう、しまったのだ・・・みんなが、前を向いた音階で歌っている中、れんれんは後ろ向きで、父兄のほうを眺めている。しかも、机の上には何にも出てなくて、なぜか手には雑巾を止めるでっかい洗濯ばさみ。時々、それを口に持っていき…後ろ側の入り口から覗いた私に気がついて、慌てて前に向き直るれんれん。私はすかさず前の入り口に回り、監視(笑)。廊下から口パクで、「きょうかしょ、きょ・う・か・しょ。リコーダー、り・こー・だー・」ジェスチャーで、教科書を開くようすと、リコーダーを持っている様子…を必死に伝えたが(回りで見ている人がいたらさぞ可笑しい…私)、普通に廊下の私に向かって、「いいのいいの」という。それをにらみを効かせて却下。面倒くさそうに教科書とリコーダーを出し始める。リコーダーは超苦手。指先にうまくちからが入らず、小さな穴が押さえきれない。だからと言って、逆さにくわえてみたり…みんなが吹いてても手にぶらぶらさせてみたり…とひどすぎる。ふか~い、海よりも深いため息。ちびまるこちゃんでよく見る、顔に斜めの線がいっぱい入ってる状態。それから次第に、自分から湯気がでていて、沸騰している感じがわかった。出来ることなら「いいかげんにしなさい」と怒鳴りたい(笑)出来ることなら「具合が悪そうなので早退させます」と連れ去りたい(笑)先生もなかなかフォローができなさそうで…そりゃそうだ、自分も吹いて教えているんだからねえ。どどど…っと疲れて、顔が疲れた・・・こりゃ、まーちゃんの立派な姿(?)で癒されないと気がすまない。行くと音楽は終わってしまって、帰りのお支度をしていた。てきぱきと動いている~それだけで感動。「音楽係さんなんだね、先生のお手伝いをしっかりやっていたよ~」とお友達のママが教えてくれた。れんれんのことを話すと、「わかる~。もう、すっごい形相で見ちゃうよね。うちも長男がさあ~」と言われ、熱湯が冷めていく感じ。しかし、ひとりひとり個性が違うといっても、同じところで同じ親に育てられいるのになあ~としみじみ不可思議な感じ。 一日授業参観だと、子どもも素がでる。午前中のみの参観がおススメです(笑)
2009.05.24
コメント(0)
今日は土曜参観。1年生のまーちゃんと、3年生のれんれんのところを行ったり来たり。終わってみて・・・「同じ家で同じものを食べて、同じ親が育ててますが…」という感想(笑)1時間目れんれんはグループに分かれて、それぞれに趣向を凝らして(紙芝居風であったり、劇仕立てであったり・・・)の音読を、2年生に発表するというのやっていた。紙芝居には、れんれんが作った野うさぎが貼ってあり、自分のパートをとっても大きな声で読んでいて、やる気がばっちり見られた。3時間目まーちゃんはグループに分かれて、学校の案内をお母さんたちにするというのをしてくれた。みんなでどこを案内するのか計画を立てていて、「次はここ、次はここ」とお友達と相談しながら、そして私たちに説明しながらやっていて、やる気がばっちり見られた。4時間目の算数の時間も、先生のお話をまっすぐのまなざしで聞いていたし、超安心して観られる授業参観に感動してしまった(笑)お昼に帰ろうと思ったら、「れんれん体育楽しそうに頑張ってやってたよ~」と何人かのママに聞いて、なんだかるんるんで学校を後にした。そう、ここでやめときゃよかったのだ・・・(次回につづく)
2009.05.23
コメント(0)
ハワイアンプリントでミシン漬けの今週。 事の起こりは、友達からの「助けて~」の電話。 江ノ島でフラ発表会があるにちなんで、ママたちが小物を作って売るコーナーがあるという。 「ミシン貸して~何か教えて~(泣)」 今週は昼間は忙しく時間がとれない。 「いいよ~縫ったげるよ」で引き受けた。 縫い目がいっさい出てこないティッシュケースの縫い方や、 前から縫ってみたかったシュシュ。 ネットで調べてやってみると、おもしろくなってきて、止まらない(笑) ミシンの直線縫いはストレス解消にぴったりです。
2009.05.22
コメント(6)
3年生になってお習字の授業が始まった。道具を買って(今どきのはなんだかかっこいいのに入っている)、前の日に道具と使い方の説明をした。墨汁(「洗濯したら落ちますよ~」のものに取り替え)の出し入れの小さなつまみのことや、細々したものを箱にしまって、バッグにいれる…なんでもないことが意外と難しいれんれん。それと、だーいじなこと。「学校ではじゃんじゃん紙は使えないからね」「今日はこの字を書きますって決まっているからね」れんれんは、習字がとっても好き。というか、字が好きなのかな。アトリエやうちでも好きなように好きなだけ書かせている。自分が納得いくまで、じゃんじゃんどんどん…という感じ。「みんなが、うちでやるみたいに紙を使っていたらなくなっちゃうの、わかるよね?」「みんなが、自分の好きな字ばっかり書いてたら、先生は素敵な字をみんなに 教えるのがむずかしくなるの、わかるよね?」れんれんは「わかったよ」と言ってくれたし、この頃の奴ならわかると思った。とはいえ、一応担任の先生には、不器用で道具の使い方がうまくいかないことがあるということ・・・学校でのルールは伝えたけれど、「うまく書きたい」にこだわりはじめると、要求がいろいろでてくることもあるので、対応してほしいこと・・・を連絡帳に伝えた。 帰ってきてから、夜・・・「あのね、今日 習字のときね・・・」と話し始めたれんれん、漢数字の二をどんな風に書いたか、先生がどんな風に教えてくれたり直してくれたりしたか、先生がどんな風に褒めてくれたか、道具の使い方はどんななのか、どんどん話してくれた。やっぱり自分のなかで充実感を味わったものってこんな風に残るんだなあと感じた。興味があることが学校の授業に増えて嬉しいなあと思う。「ぼく習字が好きなんだよ」って言ったれんれんの顔がママはすっごく好きだよ。
2009.05.21
コメント(0)
年度がかわり、校長先生がかわり、ということでどんな風になるかわからなかった「特別支援学級」が再稼動。2年生のときは週に2回だったけれど、このたびは週1回。けれど、先生は引き続き同じ先生にみていただけることになった。予算の都合などもあり、手の空いている先生の予定に合わせて…ということになるかもしれないというお話もあったけれど、今までとおり、専任の先生をつけてくださった。去年1年のれんれんの歩みもご存知だし、クラスとの兼ね合いもどんな風にしたらよいか案をお持ちだし、とりあえず安心。クラスでの算数はティームティーチングなので、れんれんはわりとじっくりと見ていただいているようす。なので、特別支援学級では国語…というか「読解力」を中心に進めていくことにした。そのほか、授業で何かを作り上げて発表する・・・といった内容のもののフォローなど、そのあたりはクラス担任と話し合っていただくことになった。 個人にいろいろと対応してもらうには限度がある。けれど、その中でもちょっとした工夫でうまく進めていけることもある。そして、そんなときに思うのは先生の力。子どもたちに寄り添って考えてくださろうとするその思いはきっと伝わっているから。
2009.05.18
コメント(0)
何をするのも面倒くさい。 何だかイラつく。 ちょこっとのことで過敏に反応して凹む。 これ、今の私。 いちばんしんどいのは頑張ってるーってわかりすぎる人。 何だか「もっと頑張りなさいよ」って言われてる気がして居心地が悪い。 そこで、はたと気がついた。 眉間に皺寄せて走ってる人のそばってしんどいなあ…と。 そういうところ私にすご~くある。 子どもたちもしんどいかなあ。 ゆるゆるしたいとき、 がんばれないとき、 癒されたいのはみんな同じ。
2009.05.14
コメント(0)
清々しい山の朝です。 いつもの朝ご飯もすっごく贅沢な気持ちになります。
2009.05.05
コメント(0)
2泊3日で群馬にキャンプに来ています。 今日は尾瀬でハイキング予定が…登ってみると雪が原…(泣) リサーチ不足でした。 なので、3時間かけて下山しながら山の風景を楽しみました。 まだまだ雪の残る景色でした。 雪解け水が川にどんどん流れて行く様がなんとも美しかったです。
2009.05.04
コメント(0)
れんれんの鉛筆はいっつもきっちりとんがっている。塾の先生から「いつもきれいな筆箱で感心します。」ってメールが来た。そりゃそうだ。だってとんがってないと嫌なんだもの。一緒に勉強しているとそういうことが多々ある。そしてこの頃特に。「も~鉛筆ばっか気にしないの~」って私のほうがキーってなることもしばしば。だから学校から帰って、塾の前に必ず…「とんがってないと嫌なんでしょ?ちゃんと筆箱見なさいよ~」って声掛けをする。塾の先生のメールは続きがあって、「ちょこっとでも先が折れると、次のに換えてしまうので、鉛筆が足りなくなることが あります。」そういう日もあるだろうなあ~。「先生のもとんがりすぎてないけれどきれいに書けるよって話しています。 あんまりとんがりすぎると折れやすいなあと感じています。 細かいことですがちょっとお知らせしておきます。」あ~盲点だったと、今頃気がつく私。そうか、とんがりすぎは折れやすいのだ。今度からちょっと手前で削るのをストップさせよう。れんれんのこだわり…あってもいいけど、こだわりすぎると結局しんどいのは本人だって思う。(ずっと一緒にいるほうもしんどいが)その状況がキープ出来なかったときに、「まっいっか」とやり過ごせないと、いつまでもそこから動けない。「覆水盆にかえらず」なのだから。それでも、ずいぶんと、やり過ごせたり、がまんできることが増えたなあと思う。けど、こだわりってれんれんを見ていると、情緒とすごく関係しているなあって感じる。頑張りすぎや、ストレス…そう新しい環境がスタートする頃など・・・・ちょっとそういうときは、過敏になっている気がする。鉛筆がとんがっていないと嫌ならば、たくさんたくさん鉛筆を用意するとか、すぐに削れる状況を作っておくとか…もうちょっと大きくなったらシャーペンとか…いろいろと環境を整える工夫も大切だと思うけれど、それと平行してやっぱり、「そうじゃなくてもうまくいくよ」ということをたくさん体験させて、「まっいっか」や「うん、がまんできる」って思えるような成長の手助けもしてあげたい。(しかも、優しく丁寧に伝えたいが・・・ママの修行が全く足りません。)本人が気持ちよく過ごせることが一番だから。
2009.04.30
コメント(2)
ヨガ、すっごく私にあっていると思う。とっても好き。ヨガは自分の限界に挑戦じゃなくて、そのときの自分に合わせてやっていける。…ということに昨日気がついた。(笑)それは、ヨガが終わるとお友達が「体が痛い~」とか、次の日は「筋肉痛だ~」ってよく言っているけれど、私は不思議とぜんぜんない。「ご自身の呼吸に合わせて~。がんばりすぎないで~」と先生は途中に何度もおっしゃる。その言葉がすとんすとんと入っていっているんだな~って自分で思う。前にぐぐっ~っと倒れる、ポーズのときも、「もっと前に行きたい気持ちをちょっと抑えて、そこで体を感じてください」って声かけをしてくださるし、上に1本足でう~んと伸びるポーズのときは、「ご自身のタイミングで伸びてください」って必ず言ってくださっている。エアロビだと、みんなと同じようにやらなくっちゃって思うし、ずれずれだと恥ずかしかった。バレエストレッチだと、「まだまだまだ・・・もう少しがんばって~」っていう言葉のままやってしまって、筋肉痛。そうだよ。頑張り過ぎなくっていいんだよ~。って思ったので、お友達にメールを返した。「先生の言葉をよ~く聞いて、次はやってみて~。呼吸にあわせてゆっくりだよ」って。ついつい頑張っちゃう人にヨガはぴったりだなあと思う。「今、使ったご自身の体の筋肉や、伸びたところを感じてください」そんな風に何度も聞いて、自分の身体の静かな変化を感じ取る。先週はここでぐらぐらしなかったな~とか、今週はきれいにのびるなあ~とか。「今日、この時間は自分だけのものです。」最初に聞くこのフレーズが一番好き。よい先生との出会いに心から感謝!!
2009.04.28
コメント(4)
れんれんの放課後の時間のちょっと切ない思いを綴ったら…約束してきた。(驚)けど何か怒ってる。3年生になって同じクラスになった男の子のお家に誘ってもらった…でも、「DS持ってないとダメ」って、同じく誘われたほかの子に言われちゃった、と。「気にしなくていいんじゃない~?お家に来てもいいって言ってる子はそんな風に言ってないんだからさ~」と私。それよりその後、れんれんも行っていいことになってるのか…心配。話の結末をきっちりしないままに、ちぐはぐな約束をしてくることがまだたまにあるし…。幸い懇談会でれんれんのことを話した時にいらっしゃっていたお母さんのお宅。読み聞かせでちょっとお顔もわかる…電話しとこ。お母さんにとりあえずお家にお邪魔させていただくこと伝え、補足でDSのことも。「気をつけてあげたほうがよいことってありますか?」と言ってくださった。れんれんは子ども同士でずれちゃうと、思いをくみ取ってもらいやすい大人の方に行っちゃう。だから、お母さんがお相手になってしまうので…「いろいろ言ってきても、テキトーに流しちゃってください。(笑)あとダメなことはちゃんと言ってください。」とお願いした。結局、みんなもDS三昧ってこともなく、れんれんもそれなりに楽しんで帰ってきた。これからDSの壁はあるなあ~と感じた。けど、本人が興味ないんなら私が考えても仕方ない。「僕、ミニカー持ってこ~」この日は、自ら車を持参し、お友達ともそこのうちのミニカーで遊んだらしい。これがれんれんスタイル。みんなの中でどんな風に自分で折り合いをつけて関わっていくのか…ちょっとずつそんな力をつけてほしい。これまでは周りを見ずにいつもマイペース。でも、この頃ほんの少し見えてきたように感じることがあり。周りが見えても自分は自分。同じマイペースで行くにもずいぶんと大きな違いがあるなあと思う。それはそれで大変なこともある。けど成長しているなあ…と素直に思う。
2009.04.27
コメント(0)
放課後、男の子たちが自転車でびゆーんって走っている姿を見ると、何だか胸の奥が少しきゅんとしてしまう。れんれんもあの輪に入るといいのにいなあ~って思ってしまう。たまには、約束もしてくる。公園に行ってきたり、家にお友達が来ることもある。学校では、休み時間にお外で一緒に遊ぶこともあるみたいだし、自由帳で書きっこしたりすることもあるみたい。でも、何かどこかずれてる感じがする。みんなのノリとどこか違う。れんれんもそれを感じている。だから、ちょっと、「つまんない」感じ。家にきてもみんなすぐにDSを始める。れんれんは持っていないし、興味も全くない。公園から早めに帰ってきたから「どうした?」って聞くと、「DSになっちゃったからつまんないんだもん」って。じゃあ、外遊びが得意かといえばそうでもない。ルールが複雑になってくると、ついていけないし…。ドッヂボールもサッカーも野球もへたくそ。無理にみんなとあわせて遊ばせる必要もないけれど…私が寂しいのかな。
2009.04.24
コメント(4)
まーちゃんも小学校にあがり…私自身も何か未来に向けて動きだしたいなあ~と思っていた3月。国際支援のお仕事でとってもお世話になった先輩から突然の電話。「よかったら、仕事手伝ってくれないかなあ~」あまりのタイミングにびっくり。私のびっくりぶりに、先輩もびっくり。「じゃあ、学校始まって子どもたちが落ち着いたら…」ということで電話を切った。それから1ヶ月あまり、いろんなことを考えた。私は子供たちのお役に立てる仕事を将来したいと思っていた。それから、これは本当に夢のまた夢だけど、お母さんや小さな子どもが安心してちょっとご飯を食べられるようなちっちゃなカフェでもやりたいな…とか。以前はとっても打ち込んでやっていた国際支援の仕事。今の私の生活とあまりにかけ離れていてちょっと二の足を踏んでいた。そこへ、まったなしの先輩からのヘルプ。「タイの法整備について調べて~」「パキスタンの地方行政について調べて~」先輩がどんなに急を要しているかよくわかった。私にほんとうに貴重な体験をさせてくれた先輩。ここはやらねば…と思った。そして、やっているうちに、思った。他のことも考えようって。ちょっとしたタイミングがずれただけで、「あんなに魅力的な話なのに~」ということに手が届かないことがある。でも、ちょっとしたタイミングでうんと私に近くなる出来事がある。これって、やっぱり何かあるってことだと思う。目の前にあることをとりあえずちゃんと手を抜かずにがんばろう。そう、そうやっていつだって目の前が開けてきた。回り道になるかもしれないけれど、ちゃんといつか辿り着く。
2009.04.23
コメント(4)
れんれんの隣に座っている女の子…小姑(笑) 担任の先生に、 「お隣の女の子がちゃんとしたい性格の子で… れんれん君にはちょっと辛いかなあと。」 と申し訳なさそうに話してくれた。 聞くと… 授業中に鉛筆で遊びだすと注意… ゴソゴソしてると注意… ほらノート、ほら教科書… れんれんの甘ったれた発言もぴしゃり… 目に浮かぶ。 きっとお家でしっかり育てられているんだなあ~と思う。 れんれんのゆるゆる加減は見ていられないのだろう。 そうは言っても、れんれんもものすごく一生懸命やっている。 感覚の違い…。 授業参観で見ていたら、 みんなでする音読についていけないれんれんに、読むところを教えてくれている。 病院に行くので遅刻していったれんれんはパート別に読むとこを分けたときにいなかった。 そのこともちゃんと先生に訴えてくれている。 いろんな子がいるということを、お互いにわかり… うまくいけば、相手に合わせたり、自分の出るとこ、引くこともわかるかもしれない。 ここまでわかればかなりラッキーだから、あくまでもうまくいけば…の話。 ただ影響力の大きな子の言動はクラスのほかの子を巻き込んでしまう。 いじめってこんなとこから始まったりするんじゃないかなとも思う。 先生が気にかけてくれているから、ここは様子見で…。 帰りがけに、その女の子に出会った。 「教科書を読むのを手伝ってくれていたね。ありがとう」 と言ったら… 「れんれんさんは疲れる。 先生やお母さんが疲れる気持ちがわかる」 って、深いため息とともにおっしゃってました(笑)。 「れんれんはゆっくりだからね。ごめんね。でも、頑張っているんだよ」 と伝えた。 彼女がれんれんと接しながら何を思うかな… れんれんに… 「お隣の子、コワい?」って聞いたら、 「ちょっとコワい時ある」 「ヒドく言わないでって言ったら?」 「言ってるよ」 言ってんのか~ そっか。 頑張ってるねぇ。 成長したな…と思いつつ、 要観察項目に入れておこっと。
2009.04.21
コメント(3)
れんれん、ここのところ身体のあちこちがかゆい。 この時期いつもそう。 気温や湿度といったものが何か合わないのかもしれないし、 新しい環境でのもろもろが肌にそんな形で現れているのかもしれない。 皮膚にでると時間がかかる。 かゆみがつらそうだからそこだけ何とかならないかと病院に向かったけど、 どういうわけだか今日は病院に行けなかった。 渋滞→手持ちが少ないことに気がつきATMを探す→カードが使えない→別のとこへ→前に来たところと違うアプローチで病院の建物に到着→駐車場がない→以前の玄関口を探す→さらに駐車スペースなし→病院に電話したらめちゃこみ… で、病院はやめ(泣)→さらに渋滞+道間違え 家をでてから帰るまで約2時間近く無駄に走った。 何だったんだと。 病院に行くなって言われてる気分。 まあ今日はそういうこと。 遅刻して学校に着いたら、 「れんれん君頑張ってますよ~」と担任の先生に言われた。 そうだろうなあ。 そう思う。 家でもっとゆる~くして過ごさせてあげなくては。
2009.04.20
コメント(0)
新学期始まり一週間終了。 何とか平和に終了。 まーちゃんが学校から帰ってしゃべるしゃべる… 1年生ってこんなにたくさんママに聞いて欲しいあれこれがあるんだ~としみじみ。 れんれんは朝はずーっと泣いて、私から離れられずだったなあと思う。 あの頃の私たち… (遠い目になってしまう…笑) さて、れんれん。 初日にクラス名簿をもらい、新しいクラスに並び… 次の日は新しい靴箱から始まり、新しい教室… 当然のことなら私を頼り、私もついていかずにはいられない状態…になるはずが、 そう、この春から 新生 れんれんとママ …のつもりなのだ。 「ママは来なくて大丈夫だよ」と言っているれんれんの気持ちを大事にしようと思う。 大丈夫じゃないことだらけだけど、 そろそろ困ったときに自分で考えて行動させる力をつける時かな…と。 「自分で頑張ってこれるよ。 出来なくても、やってみようって気持ちがすっごく大事。 そういう力がたぶんもうれんれんの中にあるよ」 と送り出している。 先生には事前にれんれんのことをレポートしてある。 ご挨拶にも行き、 連絡帳も活用している。 学校と協力しあっていくということにも、 家庭でフォローすることにも変わりはないけど、 1年生、2年生を終えての3年生…形は変えていいと感じる。 まだまだこの先も長~い。 省エネで。
2009.04.10
コメント(0)
まーちゃんもピカピカの一年生。 入学式前に見せた顔は少し緊張したようす。 しっかりしていて…心配ないみたいに見えるけど…、 けど、しっかりさせてしまったのかなとも思う。 いつも、れんれんと私のそばにいて、 小さいなりにたくさんのことを感じてきているまーちゃん。 たくさんのお友達と優しい時間をたくさん過ごして欲しいと思う。 まーちゃんおめでとう。
2009.04.06
コメント(4)
もうすぐ新学期が始まる。れんれん3年生。まーちゃん新1年生。どんな環境でスタートするかっていうのはもっとも気になるところ。担任の先生、クラスメート、学校の体制…。どんな出会いにも意味があって、そこで何かを学ぶと腹は一応くくってはいるものの、やはり心地よい環境に越したことはない。…とそんな中、校長先生が異動されることに…。残念だなあ~と思う。「自分には発達に偏りのある子供の子育てをした経験がない。 だから、親御さんの気持ちは是非たくさん届けて欲しい。 子ども達の育ちをゆっくり見守って、認めて褒めて育てていきたい。」そんな風によくお話してくださった。生徒数が微妙なときに、2年生は4クラス体制でスタートさせてくださった。特別支援学級も開講にあたりずいぶんと尽力くださった。れんれんが1年生のときに教室に入れずに泣いていたら、「1年3組にもどる?それとも校長室にくる?」と誘ってくださり、一緒に時間を過ごしてくださったこともあった。歩み寄ってくださった姿勢にほんとうに助けられた。なので、やはり寂しいなあと感じる。でも、ほかの学校でまた、れんれんや私みたいな親子の力になってあげてほしいなとも思う。さて、次に出会う校長先生…どんな方かな・・・・・・
2009.04.02
コメント(7)
今日もいいお天気。公園で楽しそうな子供たち…を見ながら日だまりで日記を綴ってます。さて…れんれんとゆっくり学習をしているけど、気がつけば反復練習みたいにな勉強法をチョイスしている。公文の高速大量に問題をこなすのとどこが違うか…といえば、れんれんに合わせているから低速少量という風にならざるをえないから、そこだけ。公文のやり方はあんま好きじゃないなあ~と思っていたのに、基礎をゆっくり積み重ねてちょこっとずつレベルアップしていくという公文のドリルは、皮肉なことにれんれんにあっている。とにかく読解力のなさはほんとにため息がでる。国語の文章読解の問題はすごくすごく苦手だなあ~と思っていたけど、そんなところではなく、実は問題自身の指示もよく理解できていない。国語の読みとりと算数の文章題。簡単な指示から着実に理解できるようにと選んだら、偶然にも公文の1年生レベルのドリルだった。計算の練習の時にもそういうことがあった。 れんれんは公文のいいとこ取りも…「あると思います!。」
2009.03.31
コメント(4)
実家でのんびりしています。今日はお花見です。これから電車に乗ります。のどかな田舎の風景です。
2009.03.30
コメント(4)
明日で2年生はおしまい。れんれんはすっごくすっごく春休みになるのを心待ちにしている。それは、私の実家の山口に行けるから。去年の夏の終わり、母が乳がんの手術をしたり、その後抗がん剤の治療があったりで、冬の帰省は母にゆっくり療養してもらうために控えた。「明日、学校が終わったら飛行機に乗るんだよね。急いで帰ってくるよ」とはりきっている。…というわけで、明日は担任の先生にご挨拶ができないので、今日ちょこっと行ってきた。いろいろとお話をするうちにやはり特別支援学級のことへと…。職員室でもどんな風に継続していけるか度々話題になるようす。専任の先生をお願いしたほうがよいけれど、「予算が…」だし、週2回くらいはやはりクラスを作ったほうがいいようだけれど、「予算が…」だし、そこに同じくたくさん登場してくるセリフは、「人事のこともわからなくて…」。予算と人事はめちゃめちゃ要のところなんだから、もうちょっと早めに決定できないのかよ~と思う。現場の先生たちは制限あるなかで、ほんとに頑張っているなあ~と逆に思う。いきなり決まって、いきなりやらされて…子どもを教育するってもっと丁寧にすることじゃないのかなあ。だからちゃんと予算や計画を早めに、けれどじっくり時間をかけて決めたらいいのに。…と、とてもシンプルなギモン。なんでこう、複雑なのかなあ~学校って。子どもたちにもっともっと合わせていきませんか????
2009.03.24
コメント(4)
今日はまーちゃんの卒園式だった。私は子供たちの通った幼稚園がほんとうに好きだった。古い園舎の真ん中に園庭があって、そこから階段をのぼると、うさぎやちゃぼ、ヤギのいる小屋があり、畑があり、また階段をのぼると森へつながる。四季折々の草花や果物を楽しみ、動物たちの世話をし、子どもたちは本当に自分たちのペースが守られ、ひとりひとり大切にされる。れんれんも3年間ここでほんとうに、大切にしてもらった。発達のことが心配で3年保育でだいじょうぶかと園長先生に相談をしたときに、「発達が遅くて心配なら、なおさら年少さんからいらっしゃい。 子どもたちの中で彼が受ける刺激はほんとうにかけがえのないものですから。」とおっしゃっていただいた。入園した後も、「どうか僕の隣人の愛を信じてください。大切にお預かりしますから。」と穏やかに、けれどしっかりとした口調でお話くださった。れんれんのことがつい優先になってしまうママの気持ちがよくわかるまーちゃん。健気なほどに「いい子」だったまーちゃんの心の中もここでずいぶんと開放されて、癒されたと思う。そして、確かに何かがしっかりと育まれたと思う。れんれんから5年間。ここでの5年間がなかったら、きっと今の私はなかったと思う。たぶん前よりも優しくなれたと思う。見えていることだけでなく、見えないところも考えられるようになったと思う。たくさんの人に子どもたちだけじゃなく、私もほんとうに大切にしてもらった。ほんとうになくてはならない出会いだったとはっきりそう思う。そして、この園での時間をくれた子どもたちに心から感謝したい。ありがとう。小さなうちのまーちゃん、おめでとう。
2009.03.18
コメント(6)
インフルエンザと格闘中の子供たち。 まーちゃんは今朝、久しぶりの平熱。 水曜日の卒園式にはとりあえずでられそう。 お熱がでた時に、何かいつもの発熱の感じと違うなあ~と思った。 ほっぺが赤くて、あれっと思った。 ごはんもしっかり食べて元気そうだったけど熱を計ると39度近い。 その後も熱のわりに普段とあまり変わらない。 インフルエンザはもっとぐったり感があると思っていたので、はなから削除していた。 けど、3日目。 何かやっぱり変。 病院に行ったらインフルエンザB。 「Bはぐったり感がないんですよ。元気そうに見えちゃうからただの風邪って思われがち…」 特効薬は48時間以内が効き目大。 すっかり過ぎてる(泣) 「使わないよりましですから」と慰めに似た言葉と一緒に薬をいただく。 ほぼ自力でインフルエンザを治してしまうことになったまーちゃん。 自然治癒力でなるべく…としている我が家はあんまり病院に行ったり、病気を叩くだけの薬は使わない。 けど、いつもと違うな…と思った母の勘が働いたときに動くべきだったと反省。 そして、れんれん…間違いなくかかるだろうと覚悟し、 タイミングを逸してなるものかと、発熱で速攻病院。 前夜は熱はなかったんです…の私の言葉に、 「まだ検査しても反応がでないですね。 検査はしんどいから無駄にするのはやめてあげましょう。」 夕方来たら反応でますよ。」 と言われ、リベンジ(私は何と戦ってる?)。 そこで案の定、インフルエンザBだと判明。 が、今回は特効薬があるので大丈夫と勝ち誇った気持ち。 が、しかしやられた…。 特効薬は特別な器具に粉を落として吸入するもの。 れんれん、なぜか…というかやっぱりというか…、 「吸って」というのがわからない。 吹いてしまい、悲しくも粉が舞う。 1回分、これでパー。 仕方なく2回目。 さんざんコツを伝え練習もさせたけど、 いざとなると若干吹いた気配。 そして次にも、そしと次のお薬タイムにも同じことが。 うまくいけばそろそろ下がっているはずなのに…。 確実に効いてない。 高熱の我が子に、 「いい加減にしなさいよ」と激が飛ぶ。 「だからこうやってやるのよ!」 やっとちょこっとコツを掴んで、吸入成功に近い感じ。 「出来たっぽい」とつぶやく私に、 「教えてくれてありがとう」って、れんれん。 健気な様子と、自分の鬼ぶりに情けなくて胸がぎゅっとなってしまった。 でも今更…きっと効かない。 れんれんはここ最近疲れている様子がすごくした。 頑張った1年がそろそろ終わり、電池切れの感じ。 この時期、春に向けて体がゆるまってくる。 体を調整するときに、不調がでてくるのはごく自然なこと。 でも、もう少し終盤戦はもうゆっくりさせてあげてもよかったかなと思う。 頑張らせれば頑張ってしまうれんれん。 ついそこで、「やれるじゃん」とやらせてしまう。 今、眠って眠って眠りまくるれんれんを見て、お休みが必要だったとしみじみ感じる。 春がくるときには、すっきりしているといいなあと思う。 れんれんが産まれた時に植えた赤芽ミツマタも満開。 春がくる。
2009.03.15
コメント(2)
れんれんもまーちゃんもインフルエンザ… いつもよりもゆっくりすぎる時間。 二人がぐっすりと眠っているお昼間… 日だまりでお茶を飲み、 リースを作った。 玄関脇のミモザ…3月もおわるなあ~
2009.03.13
コメント(5)
まーちゃん、幼稚園最後のお弁当。リクエスト通りにできあがった…れんれんから5年間、毎朝お弁当頑張ったなあ~なんて、いろいろ思い出す。微妙に好みが違う二人のお弁当は、微妙に中身が違ったり…。サツマイモは二人して大好きで、煮たり焼いたり揚げたり…しょっちゅう登場。まーちゃんは青みに枝豆やスナップえんどう、きゅうりだけど、れんれんはどれも駄目だったり…昨日、子どもたちとお弁当を食べるのが大好きな園長先生が、「子どもたちにいつもお弁当をありがとね。うちは給食がないのでねぇ。でも、子どもたちのお弁当にお母さんたちの思いを感じていますよ。何だかうれしいですね。」と、お話されていた。小さなお弁当作り、おしまいだと思うとさみしい。…が、まーちゃんお熱…。
2009.03.10
コメント(2)
まーちゃんの卒園まであとわずか。入学グッズ作りにようやくやる気がでてきた。と、その前に幼稚園のお友達へほんの気持ちのプレゼントを作成。かわいいマスクができました。
2009.03.09
コメント(0)
木曜日、2年4組での最後の懇談会。この1年間のお礼をクラスのお母さんたちに話した。4月・・・最初の懇談会で、発達に偏りと遅れがあることをお話させていただいた。話したことがよかったのか毎年悩むところ。でも、理解してくれるお母さんたちもいるということを信じて話した。そして、やっぱり話してよかったと1年を終えて思った。いろいろな場面で、「あ~普通級はきびしいかな」と思うことも確かにあった。けれど、そのたびに「やっぱり普通級でよかった」と思わせてくれたのは、クラスの子どもたちだった。厳しいことを言われることもある。けれど、同じ子どもがれんれんの頑張りをうんと褒めてくれたり助けてくれることもある。みんなと似たような空気感で時間を過ごすのが苦手なれんれん、けれど、そんなれんれんと遊ぶ時間を共にしてくれる子達もいた。そして、子どもたちの後ろには、理解をしてくれたお母さん方がいたということになる。懇談会が終わってから、上のお子さんが通級に通っていたから何かあったら…と初めてお会いするお母さんが声をかけてきてくださった。何度か家に遊びに来てくれた子のお母さんだった。それから、温かいメールもいただいた。れんれんと一緒にすごしたことで、人を思いやる気持ちとか、誰かの力になれる幸せとかそういう大切なものをわが子が育めて嬉しい…とか、また、普通クラスで一緒に過ごさせてね…とか、子どもかられんれんの頑張っている様子を聞いていたよ…とか単純だけど、認めてもらえることってすっごくすっごく力になる。3年生、節目の学年になると思う。いろいろありそうだけど、だから頑張るんだけど…でも、私たちらしいやり方でゆっくりと歩んでいけばいいのかな…なんて、思えて・・・・ほっとした感じ。
2009.03.08
コメント(6)
来年度の話をしに校長先生のところへ。やはりこの時期、どれもこれもはっきりしたお返事は難しいでしょうけれど…と、こちらの意向を切り出すことにした。どれもこれもまだ決まらず、人事の移動もこれからで…と、校長先生からも返ってくるだろう。けど、それらの話の前に伝えたかったことは…今年も精一杯にれんれんのために環境を整えてくれたことへのお礼。特別支援学級を週に2回、そして専任の先生がついて…という環境は私のまわりでは珍しいこと。講師を捜し、教育委員会に申請し予算を取って…教室の確保のため、放送室のスタジオを片付け…校長先生のやる気がなければ実現しないこと。なので、私はこれからも切り開いていけるという可能性を信じたいと伝えた。要求通りに事が進むことは難しい。だけど、話し合ったり考えたりを重ねていくうちに、何か別の道が開けることもある。私が誰か雇ってまでも、れんれんを普通学級で過ごしていけるようにしたい…という思いはちゃんと伝えてきた。無理やりに支援員をつけるつもりはない。けど、そういうことを考えるほどに強い思いがあるということ。学校人事については校長が責任をもって把握することが基本であるため、私が雇う…という方法は難しいと理由をお話くださった。でも、その人を校長先生が面談し、適切な人材だと判断されれば、教育委員会な相談したりもできるだろうということ。しかし予算の問題は壁が高いらしい。でも可能性はゼロではない。まあ、こんなものかな…と。3年生は3クラス体制になるとほぼ確定だと聞いていたけど、実はばたばたと転入があり、4クラス体制に逆転しそうだと教えてくださった。でも、この時期だから確定できないとまた…急な転出もあるだろうから…ぬか喜びは出来ないけど、でも、どうか4クラス体制になりますように。
2009.03.04
コメント(4)
雪合宿二日目は、今回も雪山のぼり。れんれん、去年とは比べものにならないほどにしっかりとした足取り。弱音を吐くこともなく前進あるのみといった感じ。こんなにも1年で違うのかと驚いてしまった。実はこのたび、れんれんには「ママと違う部屋に泊まる」という試練があった。夏合宿でも私とは別々のところで泊まるということはしたのだけど、そのときはごちゃごちゃとみんなで雑魚寝に近い状況だったのであまり別々感はなかったのだと思う。しかしこのたびは、ほとんど貸しきり状態のちっちゃな民宿みたいなホテルとはいえ、一応、階も違えば部屋番号なるものもある。れんれんはやっぱりとっても不安な様子。顔見知りのお兄ちゃんもいるけれど、小学生の男子なんてもうほんと、自分のことだって適当だし、女の子みたいにちゃ~んとお世話なんて出来るはずもない。説明されて持たされた自分のバックの中身だってわかっちゃいないれんれん。お風呂に行くときは何を持ってって、どれに着替えて…着替えたものは?濡れたタオルは?次の日の支度は?お布団はちゃんと自分の自分で出来るか?時間通りの班行動についていけるか?…って、結局は私が不安だったのだ。私はせっせと世話を焼きにれんれんの部屋を訪れる。けど、だんだんわかってきた。あ~みんな、ぐっちゃぐちゃだ。きちんとバックが整理され、散らかった洋服が落ちることなく片付いているのは、私の手が入ったれんれんだけ。そうか、これでいいんだ。こんなもんなんだ。ちゃんとやれなくってだいじょうぶなんだ~って。適当になんとかやるのか~って。だったら、適当になんとか出来るように私は手を引かなくっちゃいけないんだなって。それからちょこっとだけ我慢してみた。妹のまーちゃんが、「さっき、お風呂かられんれんがお兄ちゃんたちと帰っていったよ」って話してくれて、あとで聞いたら、髪も洗わなくって、みんなでジャポンって浸かっただけと言っていた。「そんなんでいいんだな~」ってまた思った。それでも、ご飯の時間にはみんなに交じってちょこんと座っていたし、夜のレクリエーションでも楽しそうにゲームに参加していた。私の側にもほとんど来ない。次の朝ものぞいたら、お兄ちゃんの一人が、「れんれん、エンタの神様の途中で眠いーって言って、バタンと一人で一番に寝ちゃった」と話してくれた。れんれんは確かにみんなみたいに、その場に応じて適当な判断をするのが苦手。だから、ほったらかしはやっぱり無理だし、本人も辛いと思う。でも、私が思っているよりもずっと何とかやっちゃえるのだと感じた。去年だったら絶対にこうはいかない。でも、1年経ったらこんな風に過ごすことも出来るようになっていた。お家に帰ってから、「雪合宿が終わちゃって悲しい~。みんながいなくて寂しい~」と泣いていた。自然の中で過ごすこと。体験をたくさんさせること。いろんな人と出会うこと。れんれんを育てていく上でとっても大切にしたいこと。大切なものがれんれんの中に育っている。ゆっくりだけど育っている。
2009.03.01
コメント(2)
自然と親しむ会のみんなで雪合宿に来ています。低学年と幼稚園児は今日は雪遊びです。大人も一緒にそり滑りをめちゃくちゃ楽しみました。二人乗りをして、ひっくり返って、雪まみれになって大笑いしました。ほんと心から楽しみました。夏合宿に続き、れんれんはママとは別部屋。もちろん、手助けに部屋をちょくちょくはのぞきますが、すっごい不安もある中であえてそこに留まる強さを感じています。そして、不安や心配と戦いながら(?)私もまた成長できたらいいな…です。
2009.02.28
コメント(0)
私が今いちはん気になっていること。それは、3年生になったれんれんに支援員をつけたいということ。今、普通クラスに在籍しつつ、週2回は特別支援学級に移動してお勉強をしている。この間、ゆっくりと見学させてもらったけれど、それはとても穏やかな雰囲気でれんれんにぴったりな感じがした。その時間は3年生の女の子と二人だった。先生はそれぞれに合わせたり、時には一緒にと時間を進めておられた。体育はみんなと一緒で、「5時間目にねぇ~」とれんれんは2年4組に帰っていった。4月からもたぶん特別支援学級での学習は続くと信じて…それを前提に話を進めて行くと…、「私は一応3月の契約なんですよ。その後はどういう形になるかまだ…」というショッキングな、でもあり得るなあ、というお話。「支援学級は続くと思います。先生は新たにということもあるかもですね。」そう、今の先生は校長先生が「特別支援学級始めます!」と学年途中に頑張ってくれたときに、退職されたばかりのところを引っ張ってこられた先生。快く引き受けてくださったようで、子供たちへのまなざしが温かい。個別支援級でも担任をされていたとのことで、なるほどねぇと思うことも多々ある。もし、もしもだ。先生が来年は契約がなくフリーになった時、うちで先生を雇って普通クラスでのれんれんについてもらうことはできるかな?と思いつき…考えた。1年生の時はしばらく私がついた。あの頃のれんれんには私がいることが必要だった。ママがいることで安心して新しい環境に臨むことができた。私にとっても、すごくすごく貴重な経験だった。2年生の最初もついた。何よりよかったのはクラスの子供たちと仲良しになれたこと。でも、「ママ来なくて大丈夫だよ。僕ひとりで行けるよ」と自信ある笑顔がでたときに行くのをやめた。自立の一歩。だから、3年生。れんれんが望まなければ、入るつもりはない。そうすると支援員の存在は大きなものになると思う。「お金がない」と学校からは答えが帰ってくると思う。いろいろ調べてみたけど、やはり普通クラスに在籍しつつ支援員をお願いするのは難しいらしい。支援員がいないから毎日学校についているというママもいる。長丁場だと辛そうだ。仕事もあるし、家事もある。子供が帰ってからのこともある。宿題やいろいろ…。理解あるクラスならいいけど、入ることでいろいろと言われてしまうママもいる。何でもママがやらなくちゃいけないって変だ。じゃあ学校がママを雇いなさいよと思う。ボランティアでずっとやれるほどに甘いものじゃない。やっぱり校長先生と話してみよう。とにかく伝えてみなくちゃ。
2009.02.26
コメント(10)
雨がたくさんの毎日・・・明日はちょっとは晴れるかな れんれんはずーっとおねしょ。夜はずーっとオムツをはいている。時々、何日かしないことがあって、「おっ 卒業か」 なんてにんまりしてしまうけれど、やっぱり戻ってしまう。いつの間にかそのことをなんとも思わなくなった私。「まあ、いずれ」と。ここのところ、ずーっとおねしょをしていなかった。きっかけはある晩何となく、「ねえ、僕はおねしょしないよって信じてみたら?」「僕は朝になってからトイレにいくのでだいじょうぶだよって」そしたら、たまたまか・・・次の朝、おねしょをしなかった。それから、2週間以上もおねしょがなかった。こんなことってない。今度こそ・・・・って思った。ほんとうに大丈夫なんだなあ~ってしっかり思ってしまったので、 ひさしぶりに2日続けておねしょ・・・すっごく私へこんでしまった。おまけにこの長々と続く雨。ベッドパットもパジャマもびしょぬれで、ますます憂鬱。で、おこってしまった。あ~今夜はどうかなあ。
2009.02.25
コメント(4)
区民スポーツセンターでのヨガクラスは去年末で終了。 続けたいけど、どうやって先生と出会おうかなあと考えていた… ヨガは心の内側に深く作用するもの。 「先生の感じ」はとてもとても重要。 と、前置きをもったいぶったけど… 今年になって出会わせていただいた。 (なんて、よいタイミング!アメリカ人ならワォって言うような) で、ヨガの話。 いろんなポーズを取るときに先生が、 「ご自分の良いタイミングで」とか、 「ご自分の今を見極めて」とか、 「ご自分の中でここだというところで」 と、言葉掛けをしてくださる。 私はその言葉がすごくすごく好き。 呼吸も動きも自分に集中できる。 この間はうまくあがった足も今日はぐらぐらする… 今日はこの辺りがバランスの点なんだとわかったりする。 自分の軸がうまく取れないときもある。 何かゆらゆらしてるのことに思い当たったりする。 でも、それでいいとまた先生から声が届く。 「流して~」と。 「こうじゃなくちゃ駄目」って執着は流しちゃっていいらしい。 ヨガっていったら、インド人がお香を焚きながら…と、 勝手にストイックなものを思い描いていたけれど、 心のままにゆったり…という感覚になりつつある。 それにしても、 このところタイミングよい出会いが続く。 いろんなことがあるけど、いいこともある。 悪いことはあっても「流して~」しまおう。 なかなか流れないので、 イメージの中ではさらさらと流れる小川ではなく、 土石流でぶち流す… (ゆったり気分から映像変わってしまいますが…笑)
2009.02.23
コメント(2)
昨日あれから、帰ってきたれんれんと話をした。まず…「一生懸命にやったのに、破れちゃって悔しかったね。悲しかったね」と言った。「消せなくてイライラしたね。うまくいかなくて嫌な気持ちがしたね。わかるよ。すごくわかるよ」そこまで言うと、れんれんは泣きながら「嫌なことばっかり」と言った。「そうだね。先生にも怒られちゃったしね。」「嫌な気持ち」「でも、鉛筆が飛んできて嫌な気持ちになった子がいるよ。うまく行かなくてイライラしたり悲しかったのはわかるよ。でも鉛筆は投げたりしちゃ駄目だよ。何でかわかるよね?」 「うん」「失敗しても方法はたくさんあるんだよ。紙を取り替えてもらうことも、写真だって新しくコピーできるんだよ。うまく行く方法はあるんだよ。」こんな風に失敗しちゃった時に、大丈夫、大丈夫って思えるようになるにはまだまだ時間がかかると思う。だからこそ、気持ちを受け止めて伝えることは大切。鉛筆を投げちゃいけないと怒鳴ることよりも…だ。そして、二人で新しい画用紙に新しい写真のコピーを貼った。「大きくなったよ、ありがとう」というテーマで、 小さい頃のエピソードをお家の人にインタビューする。それをもとに、画用紙に写真を貼ったりしてまとめる…という生活科の学習。「ね、失敗しちゃっても、うまくいくでしょ?」れんれんはまじまじとやり直したものを見ていた。もっと気持ちを大切にしてほしい。そんなことを、普通学級で求めることは無理なのだろうか?発達のことを勉強していない先生には無理なのだろうか?でも私だって大して何にも勉強なんてしていない。でも、れんれんだって他の子だって同じじゃん…って思う。子供に合わせることって大切でしょ?って。
2009.02.21
コメント(2)
学校に用があったついでに、久しぶりにれんれんの教室をのぞいた。時間は中休み。でも何か変。先生は私を見るなり、「ちょうどよかった。今、ものすごく怒ったとこなんです…」先生のこの物言いが嫌いだ。サバサバしていてあっけらかんとしている性格だから、結構、子供たちにも言葉をバサッとおっしゃる。でも、れんれんにものすごく怒っても意味がない。感情的に私もなるから人のことは言えないけど、先生にはやめてほしい(笑?)。事情はこうだ。画用紙に書いていた字をうまく消せなかったれんれん。糊付けしてあったところもよれてしまい、貼ってあったところも黒くなり、破れてしまった。どんなにイライラしただろう。悲しかっただろう。この感情をうまく流していったり、切り替えられないのがれんれん。泣いて、パニックになって鉛筆と消しゴムを投げてしまった。隣の女の子に当たりそうに…。先生はすっ飛んできて、「何したの!」って激怒。れんれんは「だって、だって消えなくて」と言い訳ばかり。先生は物を投げちゃいけなくて、お友達に当たったら危ないことを伝えたかった。わかる、わかりますよ先生。おっしゃる通りです。れんれんが悪いです。私だってそのことは伝えます。でも、普段のれんれんは絶対そんなことしない子ではないですか?一生懸命頑張って作っていたのに、そこが破れちゃったんです。そこをまず一回受け止めてください…先生に何を伝えたらいいかわからなくて「すみませんでした」としか言えなかった。れんれんにはお友達に謝ったの?と聞いた。目に涙をいっぱいためて頷いた。一見同じに見える行動も、みんなとは違うということを、どうわかってもらえばいいのだろう。れんれんには優しくゆっくり接してくださいと、大目に見てやってくださいと、そんなことを言いたいわけじゃない。違うけど、「サボっているわけじゃないんです」「理由があるんです」 と、伝えるたびに甘い親が子供を特別扱いするようにお願いしていると取られるのではないかと思う。発達のこと先生もご存知で、たくさん配慮していただいてる。でも、きっと…先生に映るれんれんは、他の子より大目に見てあげないと…っていう子なんだと思う。帰ってきたら、まずぎゅうってしてあげよう。
2009.02.20
コメント(2)
日本ってほんと遅れてる…あんましこういう風には言いたくないけど、久しぶりにしみじみそう思ったのは、昨晩のNHKの番組を見て。発達障害の子供たちを支援する現場をレポートしたもの。イギリスでは、統合教育をしていて…(こんなことは欧米ではもうあたりまえ)そのためにカリキュラム全体も見直され、当然人員も配置されている。その子の持った特性をコーディネーターが把握し、得意な分野をのばすように配慮されている。例えば、ある発達障がいの男の子は芸術への感性に注目され、美術の選抜クラスへも籍を置いている。そのほかにみんなと同じクラスでやっていくのに必要な支援はもちろん受けている。こういった支援には人員を含めお金がかかる。イギリスではこの5年で予算が5倍にも増えたということ。前にイタリアの統合教育のお話を聞かせてもらったことがあったが、基本的には同じと言える。普通学級のカリキュラムの中にぽんと入れて、弊害をその場その場で補っていく(日本は悲しいけどコレ)のではなく、「いろんな個性を持った子供たちが一緒に学ぶ」ことを前提にシステムを作り替えてある。そしてそんな中で学んだ子供たちが就労の時期を迎え、そちらでのフォローもされ始めている。最終的に社会に出て自立することを目的としている。教育って本来そういうもんじゃないかと思う。前はそんな欧米のあり方を知る度に、「外国逃亡計画」が浮かび上がっていたけれど、この頃は少し違う思いもある。日本はダメだ~って諦めたくないなあ…と。いろんなことがあるけれど、今はまだ日本でやっていけたらいいなあと思う。子供たちはまだ小さい。日本人であることもまた素敵なことだと将来どこでどんな風に暮らしていても思ってくれたら嬉しい。外国へ逃亡する前にするべきことがあるような気もするとは、言うものの…国がちゃんとした制度を持って、子供たちの将来を守っている…この現実はほんとうに大きなこと。
2009.02.11
コメント(0)
小学校で読み聞かせのボランティアをしている。今朝はれんれんのクラスだった。4月のはじめ頃、新しいクラスに不安を抱えている様子だったれんれんを、教室まで送ったり授業に少しついたりしていた。クラスは私の存在やそんなれんれんの様子を自然に受け入れてくれた。もうすぐ2年生も終わる。どの子もお兄さんやお姉さんらしくなった。私もれんれんも、この子たちにたくさん助けられ、またいろんなことを学んだんだなあ~としみじみ感じた。れんれんは2年4組が好きだと言う。去年は1年3組が好きだと言っていた。3年生はどんな出会いがあるかな。またひとつずつ…でも築いてきたものもある。お話を終えて、みんなが「ありがとうございました」と言った。こちらこそありがとう。
2009.02.06
コメント(0)
久しぶりにれんれんの幼稚園の時の同級生で集まった。お家が近くで時々、幼稚園帰りに遊んだりしていたけど、今は小学校も違うし、みんなで集まることもなくなった。最初は楽しかったけど、しばらくすると味わったことのある居心地の悪さを感じた…思い出した。このグループで男の子たちに交じって楽しそうにしているれんれんの姿を見たことがない。幼稚園の頃も、みんながごちゃごちゃといろんなことをする中で、いつも一人で遊ぶかママたちのところにいるかしていた。「みんなと遊んできたら?」と、何とも言えない気持ちで何度も言った。今も変わらないんだなあと思った。ここにいてもいいのかな…という気持ちになる。みんな子ども達のことなど気にせずに楽しそうにしているのに、私一人がれんれんのことを目で追う。小さな意地悪をする子もいるし、れんれんが入ろうとしてもお返事してくれなかったりする場面もある。間を取り持ったり、少し見守ってみたり、でもいつも最後には、「どうして私たちだけ楽しむのにこんなにも努力をしなくてないけないのか…」と思う。思ってきた。誰も悪くない。たまたま場所が違うのかもしれない。でも小学校でこんな風に家族ぐるみでつき合える仲間もいない。まーちゃんだってすごく楽しそうにしている。こんなこと誰に聞いてもらえばいいんだろう。グループのお友達に話せば気を遣わせてしまう。パパに頑張って話したけど、「無理して行くことないよ」って。そんな簡単なことじゃないのに。れんれんの成長もたくさん見守って、私のこともたくさん助けてくれてきたママたちなのに。こんな時すごく寂しいな…と感じる。すごく久しぶりに昔からの友達からメールが来た。「端から見たら芯が強そうに見えるけど、気をつけなよ…」って。久しぶりに泣きました。
2009.01.31
コメント(1)
授業参観は毎度スリルを味わう感じでドキドキ(笑) 今日は国語。 絵を見ながら作ったお話をママたちに読みましょう~というのをしてくれた。 教室の4ヶ所でママたちへの発表会が始まった。 ちっちゃく観客席が作ってある。 登場するのはうさぎときつね。 場面は岩場で出会う二匹。 野原を走る二匹。 橋から川を眺める二匹。 長いお話を想像力豊かに作っている様子や、 その読み方のなめらかなことに関心しながられんれんの番を待った。 お膝の上に開いて、指で辿りながら読んでいく。 文章に飾り気はないけれど、絵をみて思ったことが綴られいる。 うさぎの名前が幼稚園で飼っていたうさぎのプリンだったり、 きつねとプリンの遊びが、お散歩しながら時々する「グリコ」だったり、 れんれんじゃないと描けない世界が短いお話の中にちゃんとあった。 お友達に支えられ、学校でれんれんに合った選択をしながら時間を過ごしている今。 いろいろなものが実を結んでいると発見できたとき、 すごく温かなものがぽっと浮かぶ。 …が、しかしこのところ、 算数をめぐり私とれんれんはしばしば険悪になっている。 その様子はまた。 いやいや…わかっていても繰り返しますねぇ トホホ
2009.01.16
コメント(0)
れんれんのこと、何だかこのごろ過剰に心配じゃなくなった。どうしてだかわからないけれど・・・現実逃避なのかとも思ったりするけれど、現実逃避はよくしていたので、その感覚とは違う気がする。さんざん勝手に心配して、私の狭い価値観でれんれんを決め付けようとして、そんなことをたくさんやりつくしたのかもしれない。 どんなにわたしがじたばたしても、れんれんを私が安心するように変えてしまうことは出来ないのだということを一生懸命に毎日を過ごしているれんれんを見てどこか悟ってしまった。れんれんはたくさんの成長をしている。 これからも彼の成長のために親としてできることはいっぱいするし、ちまちまと小さなことで悩んだり、そう・・・例えば引き算がうまくいかないとか、リコーダーがうまくいかないとか、お友達とのコミュニケーションがなかなかしっくりこないとか… しょうもないことでイライラして怒ったりはあるけれど、そう・・・例えばすぐにビービー泣くとか、おねしょが治んないとか、自分のことばっかり一方的にしゃべるとか・・・ でも、だいじょうぶ、この子は絶対に幸せになるっていう思いのほうがずっとずっと大きい。 時間がかかった。振り返ると胸がはりさけそうなこともある。でも、自信を持って言えるのは、いつでもすごく頑張ってれんれんと向き合あおうとしてきた。 今、ちょっと休憩できている感じがする。 3年生を4月に控えて、この状態は悪くない。
2009.01.09
コメント(2)
全462件 (462件中 1-50件目)