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残り9人。(やっと一桁になった)今週の課題は「パイとタルト」最初のチャレンジは「フルーツパイ」スー 生地の種類も、フィリングのフルーツも自由。ただし、切り分けた時に形が崩れないように。制限時間は2時間。P 基本のショートクラスト生地に手こずるようでは、ここにいる資格はない。確かに。ベイカーを名乗るなら、パイ菓子をうまく作れないと。M 落とし穴はたくさんある。例えば、フルーツは火が通りすぎると水分が出て、底の生地がベチャッとしてしまう。そうなったら、食べたくないね。アリ フルーツパイが大嫌い。気持ち悪いから味見もできない と。メアリーは笑うが、ポールはなにやら厳しい目つき。こういうことは、言わない方がよかったのでは。<クリスティンは、祖母から教わったパイを毎週のように焼いている>私の理想の生地にはならないので、やり直す。彼女に限らず、得意なものなのに、ここでは意外と思うようにいかないことがある。生地は、適切な厚みで均一に。フルーツの火の通り具合も、全部完璧にしたい。作り慣れているからこそ、いつものように・・・プライドだろうな。ベカは、祖母考案のルバーブのパイを作る。(この番組で、イギリスではルバーブが普及していることを知った)ルビーが作るのは、リンゴとマジパンのパイ。大好物のマジパンを、どこかで使いたいと思っていた。今週も好調を保てるか?<両親の営む書店で、物語に囲まれて育ったフランシス。作るのは、童話の世界から着想を得た「空飛ぶピーチパイ」>大きな桃が出てくる、ロアルド・ダールの児童文学から思いついたもの。パイの中から、気球の形の桃が出てくる仕掛け。彼女の発想・創造性は、実家が本屋ということと関係しているようだ。P 待って。よくわからない。(^_^;)先週は、一発逆転で残れたフランシス。今回の作品も、審査員が感心するものになるか?腕の見せ所。ロブ パイの底を焼くには、熱が最大限伝わるようにすればいい。そこで私は、パイ型の底は使わない。型の底を取り外して、シートに載せて生地を入れる。トレーも先に温めている。うまくいくはず。なるほど、金属よりシートの方が薄いからってことか。逆に焦げないかしら?時間がタイトなチャレンジの時は、いつものやり方を変えて工夫が必要。特に、水分の扱いには要注意。なるほど・・・理系による、勝つための戦略。バタバタ忙しく動けばいいってものではないね。=審査=グレン作P 底がべちゃっとしている。カスタードも味がなく、ただ水分を増やしているだけ。リンゴはよく焼けているが、生地はあと10分ほど焼けばよかった。M カスタードと生地 両方完璧に焼けるとは思えない。失敗。キンバリー作M いい色。P このパイは絶品。ここ何年か食べた中でも上位に入る。サクッとしてて、焼き色も完璧。リンゴもいいし、ナッツも味が立ってる。キャラメルがあとに残って、これがまた絶妙なおいしさ。見事。取っておこう。(食べかけのパイを持っていく!)堅調なキンバリーが、ここで絶賛される!ポールが`後で食べたいから確保しておく´ こんなこと、今までにあったかな?フランシス作空に浮かぶ気球。おもしろい。P 芸術作品のよう。M もっと桃を入れてほしかった。フランジパーヌ(クリーム)の割合が多い。P 全く風味が伝わってこない。まるで味がない。桃の酸味は感じるが 甘みは全く感じない。とにかく味がなくて、パサパサしてる。君の表現法は買ってるが、頼むから味を忘れないで。空とバスケットまで用意したが、低評価。見た目に凝って、肝心の味は疎か・・・そんな彼女のイメージが、これでより深まってしまった。外観に注力するばかりでおいしくない・・・とポールが苛立ってきた様子。ベカ作P 底はいい色。ルバーブの色が、随分と抜けている。M 私なら、焼き時間を減らす。焼きすぎで二層の生地は厚く、ルバーブの層は薄くなってしまった。さすがプロ。ひとめ見ればわかる。ロブ作こんがりキツネ色。絶妙な焼き加減じゃない?おいしそう。P 崩れない。生地がおいしい、いいパイ。M 底まできれいに焼けている。高評価。作戦が功を奏した。ルビー作見た目はこれでいいの?M 最高においしい。大好きなマジパンを上手に使えて笑顔。ハワード作M 随分と崩れやすいわね。セージはいいアイディアだが、あまり風味が感じられない。P 食感をねらったのは分かるが行き過ぎだ。もっと生地をまとめないと。こねすぎも問題だが、これはもっとこねないと。先週は敗退目前だったハワード。今週は調子を戻してほしいが、低評価スタート。心配だなぁ。クリスティン作P 水分が多い。M 水分が多い食材を使うなら、生地がべちゃっとしないよう、とろみをつけるなどしないと。ク コーンスターチを入れました。M 少しよね。足りなかった。P 底がブヨブヨのパイは許せないが、これは上までブヨブヨ。水っぽいね!先週のスターベイカーが、全く振るわず。アリ作M 生地が生焼け。特に中央。P 生姜の味がしない。リンゴに火は通っているが、それだけ。味見しないと。自分で食べてみないと、どんな味かわからない。「フルーツパイが嫌い。気持ち悪いから、味見なんかできないんですよ」と言いたげな表情だった。高評価 キンバリー、ロブ、ルビー低評価 グレン、フランシス、ベカ、ハワード、クリスティン、アリ作り慣れているフルーツパイで大失敗したクリスティンは、思わず涙ぐむ。先週とは大違いの不調ぶり。** ** **テクニカルチャレンジ。スー 課題は「カスタードタルト」12個。カスタードは均一、滑らかに、そしてちょっとフルフルに。制限時間は2時間。ポールのレシピを使う。審査員は退室する。P 整った形と硬さがポイント。全体が均一に焼けていて、底はもちろんブヨブヨでない。カスタードは平らで、かすかに揺れる。しっかりと火が通っていながらも、クリーミーで滑らか。上手に焼ければ、カスタードタルトに勝る焼き菓子はないだろう。確かにおいしそう。見た目シンプルだけど、そこまで言うのもわかる気がする。お手本のように、完璧に作れればの話だが。カスタード作り・・・火を通すか通さないかで、悩むベイカーも。フランシスは火を通すが「火にかけない人もいる。いつも`あれ?違うかも?´と不安になる」周りに同じものを作っている人たちがいれば、そうなるね。他の人の様子が、目に入る。ロブ みんなのは生地が縁まであるのに、僕のだけ違う。だから、別の生地で増築中。低すぎる!それではカスタードが少ししか入れられない。つぎはぎして、うまくくっつくもの?・・・心配だな。「適量のナツメグをひく」とあるが、自分の適量が正解とは限らないから難しい。確かに。審査員の好みに合うのか、わからない。<12個を均等に焼くには、オーブンの同じ段に入れるのが理想的>グレンは二段使い。うまく焼けるか?** ** **スー リチャード2世の時代に残されたイギリス最古の料理本には、カスタードタルトが豪華なデザートとして記されている。歴史家「ダリオール」と呼ばれるものは、現代のカスタードタルトにとても近いデザートだった。<カスタードには。中世では保存の利かない牛乳の代わりにアーモンドミルクが用いられた。そこに卵・砂糖・金と同等の価値のあったサフランを混ぜる>リチャード2世好みの、極めてぜいたくなデザートだった。<贅沢三昧のリチャードは、やがて議会からの支持を失いいとこによって王位から追放。33歳で亡くなった>** ** **<オーブンとにらめっこする面々。カスタードを沸騰させずに、外側の生地をさっくり焼き上げるのが成功>ロブ 問題は、いつオーブンから出すか。しばらく冷まさないと、型から外れない。なるほど。先のことを考えている。型から取り出すのに苦労する面々。崩れる。フランシス、ルビー、ベカはうまく取り出せた様子。上手に焼けたのは誰だろう?脱落がさらに近くなるのは?
2024年05月19日
テクニカルチャレンジ「イル・フロッタント」糸飴(SpunSugarと言っている)を、どうにか作れる人と作れない人。=審査=デボラ作P 見た目が良くない。かなりドロッとしている。M 形が崩れてしまっている。糸飴がカスタードに混ざってしまった。大失敗。グレン作M 糸飴が上手。形もきれいだし、カスタードの色もいい。おいしい。P メレンゲが口でとろける。高評価。ルビー作M メレンゲの泡立てが足りない。艶が出ていない。味はいい。P 糸飴が少ない。カスタードソースは悪くない。ほぼ完璧。まあまあといったところか。フランシス作M 糸飴というより、飴の塊をちょこんと載せただけ。これは糸と言えないね。P メレンゲは、泡立てすぎたか足りなかったか。低評価。アリ作P 糸飴が焦げている。M メレンゲがしっかり形をとどめている。食感もいい。カスタードもほぼ完璧。糸飴は失敗するも、これは合格。ハワード作P メレンゲにボリュームがない。ソースに浸かっている。食感はしっかりしていて滑らか。M 少し割れている。良いところもあるが、及第点に至らないだろう。クリスティン作M 糸飴の解釈が他とは違うみたいだが、これはこれで惹かれるわ。P カスタードも良さそう。食感がいい。やや糸状も含む飴。審査員によっては「糸飴ではない」と減点するかも。キンバリー作M 糸飴が崩れている。カスタードはいい。とろみもほぼ合格点。及第点か。ベカ作M まあ、大きい。ソースが少し緩い。メレンゲは、もう少し火を通す必要があった。P 巨大。滑らかじゃない。低評価。マーク作P これはパンケーキ。味が良くない。M メレンゲが泣いている。(水が出ている)だから形が崩れたのよ。パンケーキと言われてしまった。ショックだね。ロブ作M 見事なクネル形。卵みたい。糸飴もいい。おいしい。P カスタードは良さそう。いいね。ここで復調!順位 下からマーク、ベカ、デボラ、フランシス、キンバリー、アリクリスティン P 糸飴もカスタードもよかった。ルビー M カスタードが少しドロッとしていたけれど、メレンゲの形と食感は見事。ロブ P 形が整っていて、カスタードもいい出来。グレン M メレンゲの形が美しく、カスタードも糸飴も完璧。えっ、ルビーがアリやクリスティンより上なの?!クリスティン 手探りだったので「最下位でなければ上出来」くらいに思っていた。四位になって驚いている。神様が味方してくれた。ベカ 糸飴はうまく作れた。最下位ではない。(^_^)あら、意外とカラッとした表情。最下位ではないといっても、下から二番目よ!脱落に近づいている。マーク 糸飴やクレームアングレーズの作り方も知らないし、メレンゲを茹でたのも初めてだった。この番組に出る人が、糸飴やクレーム~を作ったことがないなんて!驚いたわ。初めてメレンゲを茹でた人は、他に何人もいただろう。P グレンはずっと中くらいの成績だったが、ついに上位に躍り出たね。まさかの一位。作ったことがあると言っていたから、経験が役立ったと思われる。スー ルビーも好調です。P トライフルもテクニカルも上出来。クリスティンのトライフルも。M あのトライフルは、独創性も味の統一感も見事。スー 危うい位置の人は?M マーク。トライフルが良くなかったし、テクニカルは最下位。P ベカのトライフルも酷かった。M デボラは、ハワードのカスタードを使ってしまった。スー 他人のふんどしで奮闘するなんて、フントウに罪よね。P あ~、え~と・・・(^^)M あなたときたら・・・上手。(^・^)場が和む。ダジャレを言った本人が、一番ウケている(-_-)英語で何と言ったのかわからないが、この翻訳は違和感なく、十分ダジャレだわ。糸飴、細くきれいに作れたものは、きれいだな。(作ってみたくなった。おもしろそう)** ** **締めの課題は「プチフール」スー ビスケットベースが12個、スポンジベースが12個。チョコレート味でもアメ細工をのせても、何でも自由。ただし「一口サイズ」。制限時間は3時間。P ベースとなる生地は、冒険せずに手堅く作ることが大切。フレーバーやトッピングに凝ってもいいが、ベースの生地は完璧に焼かねばならない。しっかりした土台なくして、成立しない。M これまでで一番大変なチャレンジでしょう。アイシングやフィリング…どれも正確さが求められる。相当、追い込まれる。気力も体力も消耗する・・・大変だ。P 3時間は少なく感じるかもしれないが、一つ一つの工程をしっかりやればできるはず。クリスティン 計画に忠実に、手順を一つずつこなしていく。彼女はポールの発言を聞いていないが、心構えをちゃんと意識している。経験からくるものだろう。ベカ 二種類つくるから、やることいっぱい。時間が本当にキツイ。ハワード 次から次へ、あれもこれもやらないと。やはり、三時間は少ないと思っている面々。グレン これまで巨大なもの・分厚いもの・ボリュームたっぷりのものを作ってきたが、今回は「プチ」フールだから、小さく作らないと。こう言ったら失礼だが、不得意なのでは?ブールノワゼットを冷ます。焦がしバターのことで「ノワゼット」はフランス語でヘーゼルナッツという意味。へぇ、勉強しているのだな。検索したら、ブール=バター。ヘーゼルナッツは入っていないが、色が似ているからこの名がついたという。クリスティンは、生地を円錐形にするという。ポールたちに、見栄えのいい木製のコーン型を見せて「夫の手作りです」誰もが感心する出来の良さ。ちょくちょく、夫婦仲の良さが伝わってくる。ルビーは、デコレーションについて計画しておらずP 決まっていない?出たとこ勝負?ええ、まあ・・・そうです。スー 試験で忙しかったから。事情があったと付け加える。優しい。フランシス チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」から着想を得た。ケーキスタンドの上にレコードを置いて、その上にお菓子を載せる。それは楽しみだな! 楽しんでやっているのが伝わってくる。ハワードは「食後に食べる」を想定。よく練られた計画を聞き、ポールとメアリーが納得の表情。うまく作れれば、十分挽回できるだろう。マークが口笛を吹く。めっちゃ迷惑!ポールは「マカロンを作るのが遅い。今からでは間に合わないぞ」と思っている様子。「30分休ませる」と言ったマークに「十分かな?」と返す。平然と「ええ」と言ったマークから目をそらし、薄く笑って「GoodLuck」「お手並み拝見。うまくいかないよ」と思っている感じ。やる気がみなぎるベカ。順調で機嫌がいい。デボラは逆。型からスポンジが出せなくてウンザリ・イライラ「時間内にできるように、全部計算してあったのに!」マークのマカロンも失敗。ポールの予想どおりになった。=審査=グレン作P ・・・二つのサイズが違いすぎる。理解できない。全然違う!M ベースのショートブレッドの出来がイマイチ。P (スポンジベースを食べて)うまい!こっちは風味が絶妙。最高。M 確かに。見た目もいい。ビスケットベースは大失敗・スポンジベースは大成功。落差が大きいね。クリスティン作M 魅力的・独創的。コーンの形にするのは難しい。おいしい。P 生地がサクっとしてる。発想も工夫も見事。P ザッハートルテがうまく焼けてる。ガナッシュの艶もすばらしい。感想は「ウ~ン😊」ポールがこんな表現をするのは珍しい。三つの課題、全て上出来だった。コーンが差してあるプラスチックのケーキスタンドは、市販品か。穴が開いている物を、初めて見たわ。マーク作あのテントの中だと、なんだかうまくいかない。いつもはマカロンを焼けるのに。自宅では難なくできることでも、ここだと思いがけず失敗・・・しばしば起きること。P マカロンが良くない。あと20分休ませる必要があった。おいしいが、見た目が酷い。ケーキは随分と分厚い。M 生地が詰まった食感。P 洗練されてない。プチフールにこれが出てきたら、突き返してシェフにクレームをつける。えっ!かなりきつい言葉だな。そうそうないだろう、こんな辛辣な感想。アリ作M これではショートブレッドのビスケットに、ちょこっとデコレーションだわ。P 少し酸味が欲しい。甘すぎる。見た目も味気ない。確かに。飾り付けする時間がなかったのかもしれないが。キンバリー作M ビスケットが、湿らずにサクッとしている。P クリーミーだし風味もしっかりと立ってる。M チョコレートケーキもおいしい。だけど、トッピングは用をなしていない。ん?どういう意味だろう。トッピングの味が、スポンジを引き立てていないってこと?ロブ作M プロが作ったみたい。P 絶品。スポンジの食感が完璧。M マカロンは、艶がない。P 君の強みは、正確さだったはずだ。ケーキは見た目がいいが、マカロンはあまりきれいに仕上がっていない。整然としていないというか。ハワード作薄くスライスした梨をビスケットの上に飾ったが、オニオンリングに見えてきて、今になって不安。うーん、言われなければ、オニオンリングは思い浮かばないだろう。M ホワイトスティルトンチーズがもっと欲しい。P ブルースティルトンでもよかったくらいだ。M ケーキは苦みが強い。スポンジというよりも、砕いたビスケットのような食感。挽回には程遠い評価。残念!フランシス作M 息をのむ美しさね。世界観が明確だし、サイズも丁度いい。P ケーキの風味がすばらしい。フレンチバタークリームも見事。とろける。M まさに「くるみ割り人形」ね。P どちらもおいしいし、組み合わせも抜群。不調だったフランシスが、これで一発逆転。アイディア・理想をうまく形にし、審査員にも伝わった。お菓子を載せたLPレコードは、本物に見えた。(センターラベルは手作り。凝っているなぁ)当然盤面が汚れたから、もう聴けないのでは?油分など染みただろう。ルビー作P おいしい。ホワイトチョコレートとラズベリーの相性がいいし、サクッと焼けてる。M おいしい。これは食べたい。P ケーキの方は、見栄えがいまひとつだな。練習しなかった割にはおいしい。練習したかったんですけど。おっ、言い返した。意外と気が強いのか。P ただ重ねただけだが、うまく焼けてるから成り立ってる。確かに、ケーキの見栄えは良くないな。色が・・・もう少し考えればよかったのに。手放しで褒めないポール。皮肉を交えつつの「おいしい」「うまく焼けている」だから、ルビーは複雑な気分になるね。デボラ作これが家だったら叫んで、ごみ箱に捨て、やり直す。脱落しないわけがない。メアリーが「何なの、これ」という目つきになる。怖い。P 見た目が酷い。わかるよね。M ビスケットの色が少しきつすぎる。バラの味がする。P それだけ。パサパサ。(ケーキは)おいしい。M チョコレートの風味は、豊かでおいしい。いいところがあってよかった。とはいえ、全体的な評価は低い。ベカ作全て計画どおりにできた。Yeah!見た目は大満足。味は自分で確認できないから、ドキドキする。明るい。M 見た目が格別。こんな小さなマカロンを完璧に仕上げるなんて、驚いたわ。艶もあるし、技術面は満点。おいしい。P いいね。風味が気に入った。Yeah!審査の最中にこうしてはしゃぐ人、いたかな?いなかったと思う。P ショートブレッドの方もいい風味。どちらもとてもいい出来。M 艶のあるガナッシュも、デコレーションも美しい。見た目も味も、文句なし。不調から好転、一発逆転できたのはフランシス、ベカ。不調から抜け出せなかったのはマーク、ハワード、デボラ。=審議=P (スターベイカーについて)ルビーは候補だろうね。ケーキの風味が見事だったし、ホワイトチョコレートとラズベリーのショートブレッドが絶品だった。テクニカルは3位だったし。ケーキの見た目が良くなかったのに、スター候補なの?!M クリスティンも。コーン形のプチフールが独創的。スー フランシスは、中身よりも見た目にこだわっているという評価もありましたが。P 今回は、味も見た目もどちらもよかった。スー 危険な位置にいるのは?P 一人はマーク。技と精度の面で、今回は振るわなかった。スー ベカは汚名返上ですか?M もちろん。(マカロンが)実に見事な出来栄えだった。やはり、最後の課題での印象が物を言う。一発逆転あり。=結果=スターはクリスティン。そうだと思った。トライフルが絶賛されたから。ここで終わるのは、マークとデボラ。本人たちも納得の結果。P 二人は、他のベイカーと開きが出てきてしまった。実力の差。運の良し悪しもある。マーク これほど楽しくてこれほどストレスの多い経験は、人生初。言いえて妙。皆に当てはまること。ハワードはギリギリ脱落を免れた。マークとデボラよりはマシだったってことで。次週はアクシデントなく、存分に活躍してほしいなぁ。せっかく残れたのだから。彼の言葉を聞きたかったわ。タコパン以降パッとしなかったロブが、復調よ。今週は、意外にもグレンが高評価だった。失礼ながら`ああ見えて´丁寧に作れる人なのだなと。彼のルックスやこれまでの作品から、豪快キャラのイメージが強かったから。マカロンは、うまく焼ければ天国・うまく焼けないと地獄だわ。加点・減点が大きい。スーが甲高い声で「Bake!」と言うのが、耳障りでイヤ!やめてくれ!と思う。メルとスーの服装(コーディネート)がいいなと思った。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年05月11日
今週の課題は「デザート」。11人で競う。まず「トライフル」制限時間は3時間。<400年の歴史を持つ、イギリス伝統のデザート>ベカ 何年もかかった、我が家のトライフル。自信満々。ベカは、気の強さが表に出る人だな。これまでの言葉と顔つきで、そう思う。デボラ ここ数週間で、5〜6回練習した。ん? 前回から一か月くらい経っているってことか。キンバリー 失敗なしの鉄板レシピ。こちらも自信を見せる。先週に続き、波に乗れるか。<一見シンプルな課題だが、マルチタスクの能力が試される。時間配分を見極めながら、複数の工程を一度にこなさなければならない>あれこれ考えて、無駄なく動かねば。P どの工程においても、確かな技術とタイミングの見極めが重要。適切であることが、成功への道。M 味の一体感が大切。それから、上から下までふんわりとした食感も、トライフルの特徴。ふわっとして、違和感のない味にする・・・難しいね。<学生時代、アリは手作りお菓子を売って、チャリティー活動の資金を何千ポンドも集めた>その経験が、自信につながったということね。`難易度の高いものを、3時間でよく作った´と審査員を驚かせたい。控え目だったアリだが、この発言・・・環境に慣れ、先週はそこそこうまくいったから。実は、トライフルを食べたことも作ったこともなかったというが、事前準備する時間がたっぷりあったようだから、これは問題ない。(とはいえ、定番を一度も口にしたことがないとは思わなかった)課題のほとんどが初挑戦だし、名前も知らなかったものもあった。言うとおり、馴染みのあるお菓子ばかりではないね。一番下の層はレディーフィンガー(無脂肪のビスケット)が定番だが、ルビーはさらにスポンジも焼く。M やることがいっぱいね。心配そうな表情。<今回は、大学の試験勉強で準備が間に合わなかった>学業や仕事がある人は、そういうことが往々にしてある。仕方ない。マーク・ベカ・キンバリーは、レディーフィンガーではなくジンジャーケーキを作る。デボラ(夫と息子の三人暮らし)は、レモンカードでスイスロールを作る。オレンジリキュール(コアントロー)を、スポンジにスプレーするという。ポールたちが口を開け、コアントローの入ったスプレー容器をシュッとして味見!不衛生だと思う!イヤだわ。残り2時間<トライフルの生地は、焼いた後にアルコールを染み込ませるため、水分を吸収しても崩れないだけの硬さが必要>アルコールをスポンジに含ませるのは、デボラだけではなく、全員ってことか。次に作るものは、ジャムかゼリー。各自の好みによる。ハワード ゼリーは好まないので使わない。お菓子作りが趣味なのに、チョコレートとゼリーが嫌い。べカ トライフルを食べて育ったようなもの。西ウェールズでは、しょっちゅう食べる。なじみ深いし作り慣れている。有利だね。クリスティン (ジャム作りを)2週間くらい練習してきた。ならばバッチリだろう。<クリスティンは、結婚して31年。夫はビジネスパートナーであり、ベイキングの助けにもなっている。「ピニャコラーダのトライフル」は夫の大のお気に入り>私がベイクオフに出ることになって、夫は大喜びしている。おしどり夫婦なのだね。羨ましい。(ピニャコラーダは、カクテルの一種だそうだ)<生地を冷ます間に、クレームアングレーズ(カスタード)を作る>マーク カスタード作りが苦手なので、教わって何度も練習してきた。自宅で鶏を飼い、卵を得ているマーク。新鮮な卵でお菓子作りとは、贅沢ね。コーンスターチを用いる彼に、ポールが「そうか。僕のやり方とは違う」そう言われても、マークは小さく「OK」とだけ返す。動揺しない。「ならばコーンスターチは使わない」と言わない。自分のカスタードに自信があるようだ。お手並み拝見といった表情のポール。結果がどうなるか?<コーンスターチを使わなくても、牛乳の熱だけでとろみがつく>ということは、マークは不正解か。ルビー ココナツミルクを使ってるので、コーンスターチでとろみを出す。緩すぎるのだけは避けたい。彼女のカスタードは、どうなるだろう?<だが、熱を加えすぎると分離して使いものにならない>グレン これじゃダメ。やり直す。時間ある?デボラ 時間がかかって、本当にイライラしてきちゃった。ハワード まだまだ、やることがいっぱい。時間配分が心配になるね。<ハワードは、ジョギングにも熱中している>健康的でいいね。<キンバリーは、サルサダンシングにも夢中>こちらも楽しそうでいいわね。<アリは、トッピングにレモンのマカロンを作る>これで審査員の心をつかんで、実力があるってことを見せたい。言うことが、一週目とは大違いだな。自信満々。容器が大きい!金魚鉢みたい。いったい何人分?<それぞれの層が、くっきり見えることが大切>トライフルの特徴だものね。ルビー うまくいってて、自分でもびっくり。先週から好調。これで低評価だとショック。とんでもないことが起きる!デボラ 間違って、ハワードのカスタードを使ってしまった。同じ冷蔵庫に入れてて、自分のと取り違えちゃって。エーッ!スー ハワード、また大変なことに・・・ハワードがショックで凍りつくと思いきや、怒らず穏やかな表情。なんて優しい人なの!私なら、怒りを抑えても動揺は隠せない。絶対に顔が引きつる。息が浅くなる。「あぁ・・・なんてこと!」と頭を抱えるわ。冷蔵庫は二人で一台ってことか。カスタードを入れた容器が似ていたの?どうにか終えたハワード。アクシデントに見舞われ、疲弊と心配の表情。=審査=ルビー作 Desert Island 無人島のトライフルP ヤシの木のデザインがいい。気に入った。砂も表現されてて一つの風景みたいになってる。ココナツもスポンジもおいしい。 M ココナツの風味。スポンジの食感も保ててる。側面のヤシの木がポールにウケた。層はあまりきれいに仕上がっていないように見えるが…。「浅い容器の方がよかった」と言ったメアリー。容器は深いのと浅いのがあるようだ。グレン作 ラズベリーとアーモンドのトライフルP レイヤーがきれいにできてる。M パンパンねぇ。P カスタードの硬さがいい。M スポンジもいい感じに染みている。デカ盛りだが、意外と丁寧に作らているようだ。おいしそうだな。キンバリー作 桃・アーモンド・生姜のトライフルP 層が鮮明で見事。M アマレッティビスケットとハニーカムのトッピングが秀逸。私には思いつかないが、よく合う。スーがつまみ食いして「おいしい!」と言ったハニーカムで、評価を上げた。ロブ作 ルバーブとオレンジのトライフルM カスタードの層が、厚すぎるように思う。確かに。P オレンジとリキュールの味はするが、ルバーブは感じない。パッと見た感じはきれいだが・・・いまいちの評価。失速しているな。マーク作 生姜・マンゴー・パッションフルーツのトライフルP 下のケーキの層は、もっと薄い方がいい。カスタードが緩い。もっととろみが必要。コーンスターチを使ったのに緩いとは?層があまり美しくないな。M これでは、フルーツとカスタードを載せたケーキのよう。あらら、トライフルではない と言われてしまった。低評価。フランシス作 リンゴとブラックベリーのクランブルトライフルP デコレーションが少々やりすぎ。サクサクしたトッピングは、表面じゃなくてクリームの間に薄く敷いた方がよかった。M カスタードとクリームの量を減らせば完璧よ。それほどゴテゴテしていると思わないし、カスタードとクリームの量も、他の人と比べて多すぎるようにも見えないが。おいしそうだが、及第点といったところか。ベカ作 オレンジとジンジャーのトライフルM ゼリーを2つ作って2層に分けた。いいアイディア。P ゼリーがおいしい。カスタードがかなり緩い。これじゃ、ジンジャーケーキのゼリー添えだな。大きく鼻息を漏らし、一瞬の苦笑いから伏し目。くやしそう。(正直言って、感じ悪い)見た目はそう悪くないと思うが。星がかわいい。ゼリーの色もきれい。アリ作 ココナッツ・ラズベリー・レモンメレンゲのトライフルM マカロンまで焼くなんて、手が込んでるわ。伝統的なトライフルに、工夫を加えている。P あえて粗探しをするなら、詰めすぎ。マカロンの食感はいい。底のスポンジは柔らかく、染み具合もいい。クリームも完璧。レモンとラズベリーの酸味もある。いいトライフル。マカロンで好印象を与えることに成功。層がきれいだと思わないのだが・・・。クリームが溶けすぎじゃない?クリスティン作 カリブ風ピニャコラーダトライフルM 見るからに魅力的で、楽しいわね。P まさしくピニャコラーダだ。ココナツも立っていて、いいあんばい。スポンジの風味もいい。フルーツとの相性もいいし、全体の見た目も味も抜群。白・黄・緑でまとめ、トロピカルな雰囲気に。高評価!デボラ作間違えて、ハワードのカスタードを入れました。P いいカスタード。全体の味を審査したら、カスタードだけ審査しよう。M あなたの方にはコーンスターチが少し入っていて、ハワードの方には入ってない。P (ハワードに)カスタードがおいしい。全体の風味はすばらしい。M スイスロールにリキュールを吸わせすぎたから、崩れてしまったわね。トッピングの赤が目を引く。ハワード作 カラメルとリンゴのトライフルP 層がきれいに出せていないね。なるほど、問題点は明らか。カスタードが緩いからだ。君のカスタードより水っぽい。M 味の組み合わせがいいわね。うまく調和している。だけど、リンゴの皮はむいて ほしかった。P デボラのカスタードは緩すぎる。ハワードのはおいしくできていた。こうして審査員がちゃんと対応してくれてよかったね。面倒なのに、誠実。いつも思うのだが、最初の課題でも順位をつければいいのにな。高評価はルビー、アリ、キンバリー、クリスティン←絶賛されたグレンも合格。フランシス、ハワードは「可」といったところ。低評価はロブ、マーク、ベカ、デボラデボラ ここにいる間に、個別の要素だけじゃなくて、全体を評価してもらえる逸品を作りたい。ん?個別の要素(カスタード)を失敗したのにこの発言?・・・カスタードが良くなければ、全体的な評価も低いに決まっている。ハワード 次からは、平穏にやりたい。一週目:指をケガ、二週目:スーにパンを潰される。気が散るし、時間も無駄にされ、かわいそう。ルビー 褒められる度に自信が増していく。アリ `欠点は、詰めすぎたことだけ´と言われた。一週目は全く振るわず、敗退の危機だった二人が好調。より一層、自信がついた。グレン トライフルは、大きいほどいいはず。そういう価値観だと、勝ち残れないぞ。** ** **メル「トライフルはかつて、貴族だけに許された贅沢品だった。それをある一人の女性が、大衆向けに生まれ変わらせた」<18世紀、ジョージ王朝時代のイギリスは経済が急速に発展。新興の中流階級が誕生する。彼らは貴族たちの華麗なライフスタイル、特に食文化をこぞって真似ようとした>メル「中流階級の人たちが参考にしたのが、料理研究家ハナー・グラスだった」<裕福な家庭に生まれ、16歳で軍人と駆け落ち。質素な暮らしでも、貴族の食事を再現しようとする。そんな中、出版した料理本は中流階級の食卓に革命をもたらした>歴史家「当時の料理本は主に有名な男性シェフによるもので、レシピは大雑把なものだった。グラスのレシピには分量などが細かく示され、わかりやすかった。なので、使用人であっても手の込んだ料理をすぐに覚えることができたハナーの料理本で作れば、食卓は華やかになった」なるほど。主婦目線でレシピを書き、支持されたのだな。<中でも人気のレシピが、見た目にも華やかなトライフルだった>メル「1760年、ハナーは当時イギリスで既に人気だったトライフルを、さらなる高みへと引き上げた。革命的な新しい食材・ゼリーを取り入れたのだった」メルの前に、子牛の足が置かれている!歴史家「子牛の足のゼリーでデザートを作ったのは、彼女が最初だったのかもしれない」<ハナーはゼリー作りの複雑な工程を、明確かつ簡潔にレシピに書き起こし、初めて作る使用人でもできるようにした>実物も用意されておりメル かなり牛っぽい臭いがします。イヤだなぁ。<ハナーは`王様の食卓にお出ししても恥ずかしくないくらい、目いっぱい盛ること´と書いている>あら、グレンの`デカ盛り´が正解ってことか。仕事なので、思い切ってゼリーを口にするメル。で、意外にも「絶品」ほんの少ししか食べていなかったようだが・・・。** ** **テクニカルチャレンジ。ベイカーたちは、何を作るのか知らされていない。スー 課題は「イル・フロッタント」 フランス語で「浮島」を意味するデザート。火を通したふわふわの小さなメレンゲをクレームアングレーズの海に浮かべて、糸飴を載せてください。制限時間は1時間半。メアリーによるレシピ。審査員は退室。<イル・フロッタントは別名`淡雪卵´。ふわふわの白いメレンゲが雪にも見えることから、その名が付いた>ルビー わざわざ、カスタードにメレンゲを浮かべなくても。(^_^;)ぼやく。キンバリー 作ったことはないけど見た目は知っているから、それが救い。全く知らないと、イメージが難しいかもしれないね。M 見た目が上品。メレンゲには均一、かつ十分に火が通っていなければならない。P 食感が特徴的。クリーミーなクレームアングレーズ。ふわふわのメレンゲは、口に入れるととろける。それに加えて、糸飴のパリッとした食感も楽しめる。M 難易度の高い課題よ。メレンゲに苦労する人が多いでしょうね。見本のように、美しく仕上げられる人がいるかな?<レシピには、最低限の指示しか書かれていない>グレン 前に作ったことがある。ラッキー!意外!こんな繊細なお菓子を、彼が作っていたとは。<メレンゲの強度が足りないと、熱を加えた時に崩れてしまう>それは避けたい。<スプーンでくり抜いたような「クネル形」にする>アリ 一番乗りは嫌なので、誰かがやるまで待つ。周囲の様子を伺ってから動きたいタイプ。ロブ スプーンの丸みを利用して、3面を整える。難しそう。きれいに同じ形・同じ大きさに整える必要がある。ハワード メレンゲがちょっと緩かったかもしれない。だいぶ緩いのでは?!素人目にも良いと思えない。大きさに迷う面々。個数は書いていないのか。<レシピには、鍋の大きさも牛乳の温度も加熱時間も書かれていない>アリ この鍋を使うのは僕だけ・・・ウ~ン。不安がよぎる。彼は、自分だけ違うことをするのに抵抗がある人のようだ。メレンゲに火を通す場面で、戸惑う面々。ひっくり返す/返さない。正解がわからない。ハワード「作り直す。間に合うかどうかわからないが」ハワードの雲行きが怪しい。とても心配。メアリーの黄緑色のジャケットが、きれいだな。似合っている。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年05月08日
テクニカル チャレンジ「イングリッシュ マフィン」=審査=ルーシー作P もう少し大きい方がいい。中がかなり生焼け。少し火が強すぎたんだろう。食べるのは遠慮しておくよ。腹が痛くなったらかなわないからね。(^・^)こう言われたら傷つくな。食べてもらえないなんて、恥辱に思うはず。ルーシーの髪が少しボサボサで「あぁ、頑張ったのだな」とわかるが、とても残念な評価。マーク作P 生地の発酵に問題があったようだが、味は良い。フランシス作P 悪くない。いい焼き色。薄いけれど、味は良い。グレン作P しっかり焼けているが、薄い。M おいしい。クリスティン作P 悪くない。M 少し焼きすぎね。ベカ作P 大きさが不揃い。M 焦げ気味のものもある。アリ作P これじゃ小さい。厚みも倍は欲しい。辛うじて焼けている。ロブ作P 大きめで、いいサイズの型を選んだな。M 焼き色もきれい。P いい色だね。おいしい。またも手堅いロブ。ハワード作 スー ちょっとした事故があり…私が肘で潰しちゃった。これは必ず言っておかないとね。P やや生焼け。キンバリー作P 大きさも色も、よく揃っている。火加減が良かったんだな。味もいい。デボラ作 P 少し不揃い。厚みがまちまち。焼けていたり、生焼けだったり。ルビー作P (見た目が)いい。おいしい。M よくできていると思う。12位 ルーシー M かなり生焼け。11位 ベカ P 大きさが全然違う。10位ハワード 9位アリ 8位デボラ 7位グレン 6位マーク 5位ロブ 4位 クリスティン M よく焼けているが、大きさがあまり揃っていない。3位 ルビー 2位 フランシス M 大きさが適切。1位 キンバリー P ちょうどいい大きさ、厚みも揃っている。控えめな焼き色もいいし、中の食感も実に良かった。上出来。ほとんどのマフィンが、表面 黒焦げ!それでも生焼けの指摘が、少なくなかった。キンバリー 初めて作ったが、高評価でとても嬉しい。いい気分で次に臨める。初めてにしては、かなりうまくいったね。機嫌良く次に進めるか否か・・・そういう精神面も大事。ベカ 最悪。自分に腹が立って仕方ない。情けない。(涙が溢れてくる)力はちゃんとあるのに、くだらないミスをする自分がイヤになる。絶対に脱落したくない。自信あるのに!と悔しがる。なぜ大きさが、かなり違ってしまったのか?ハワード ポールはきっと今日一日で、私が大したベイカーじゃないと思ったはず。何としても、挽回しないと。こちらも焦る。先週は調子よかったのにな。スーに邪魔されたのも災難だった。* * * *P キンバリーとルビーが好調。二人のブレッドスティックは、見栄えも味もすばらしかった。テクニカルチャレンジで1位と3位になったことだし、かなり優勢。先週は脱落しそうだったルビーだが、それが嘘のようだ。パン作りの方が得意な様子。スー ルーシーは、とてもシンプルなブレッドスティックを作ったが・・・M うまくいかなかった。P テクニカルCは最下位。かなり危うい位置で、最後の課題に臨むことになる。メル ベカのブレッドスティックは、曲がっていた。M それに、マフィンの出来もいまいち。スー 先週は大活躍したハワードは、やや失速気味?P 味を生み出す力は見事だが、テクニカルCの10位はプレッシャーだね。ルーシーとベカの不調が目立つ。先週と打って変わって、ハワードも良くない。* * * *最終課題は、メル 形とデコレーションに目一杯の工夫を凝らした「創作パン」どんな形でもよく、味も飾りも好きなように。制限時間は4時間。P 僕らが求めるのは、これまでにない味、そして見たこともない斬新な形。容易ではない。M 大胆な発想を期待する。作り手の個性が滲み出る、そんな作品。クリスティン 地元の小麦粉を使う。小さな製粉所で、地元で採れた小麦だけを挽いている。ゲン担ぎ。気合が入るし、いいね。ルビー 沸騰させたミルクを使う。ミルクには、生地を膨らみにくくする成分が含まれているらしいが、沸騰させると構造が変わるから、入れてもふんわり焼ける。よく知っているなぁ。<スウィーツ系を作るのはルビーだけ。ミルクを加えたリッチな生地に、ホワイトチョコレートとオレンジの皮を練り込み、クジャクの形にする>PEACOCK!完成予想図のようにできるかしら?M クジャクのパンなんて、見たことがないわね。どんな仕上がりになるのか、見てみたい。P ミキサーは使わず、一から手で捏ねるの?ル 家にないので。大事な時だし、慣れないことは避けようと思って。なるほど・・・。パン作りが好きなのに「ミキサーを持っていない」は意外な言葉。ハンドミキサーもないのか?!キンバリー PEACE BREADと名付けて、アラブやユダヤなど中東の要素を組み合わせる。ベースの生地はサフラン風味で、フィリングは玉葱とニンニクと中東の調味料・ザータル。仕上げに、イランが原産のバラの花びらを飾る。彼女の発音だと「ザタール」に聞こえる。中東の調味料・・・へぇー、初めて聞いたわ。<ハワードは、家にあるピカソの絵にインスパイアされ、太陽の形のパンを作る>絵を描く彼らしい着想。地中海をイメージできるような風味にしたい。生地には オレンジの皮と生のオレガノを練り込む。P ハーブは、入れすぎると他の風味が損なわれてしまう。その量のオレガノを使って、どこまでオレンジの風味を生かせるか、楽しみにしている。興味を持った様子。心配と期待の混ざった言葉。ハワードは、これも失敗したら脱落かもしれない。挽回できるか?!ルーシー 庭でとれたリンゴで作った、自家製の天然酵母。それをちょっと加えることで、味に深みを出します。いいね!P 形はどうするの?シンプルにします。M 4時間あるのは知っているわよね。もう少し何かできるとは思わない?形でも飾りでも。できないことはないですが、このままで魅力的だと思うので。もちろんご意見はあると思いますが。ありゃりゃ・・・!で、メアリーの目つき!言っても無駄だったわ…そんな感じ。`シンプルな´ブレッドスティックで失敗したのに、また`シンプル´とは・・・(-_-) しかも彼女は崖っぷち。挽回しなければ!と思えば、それなりの策を考えるはずだが・・・なんというか、ピント外れな印象。ロブは、サッカーW杯で勝敗を的中させ話題となったタコを表現する。完成予想図を見ると・・・タ、コ?ウーン、無理があると思うが。練習で何度も作ったが、一度も思ったようにはできず。えーっ!それなのに本番で作るのか。一度も成功していないってのに、大胆だわ。<アリは、古代中国の思想「陰陽」の図柄を基に作る。一方はホワイトチョコレートとアプリコット。もう一方は、パニールとチキンティッカの味>パニール?チキンティッカ?検索したら、前者→インドのチーズ 後者→インド料理・香辛料とヨーグルトに漬けこんだ骨なしの鶏肉 だそうだ。M どこからひらめきを得たの?変に思うかもしれないが、夢で見た。夢に陰陽の模様をしたパンが出てきて、起きた瞬間「これだ!」と思った。そう話すアリを、温かい眼差しで見るポールとメアリー(笑)<マークが作るのは`ポール ハリウッドスペシャル´ 八つ編みパン>挑むなぁ。見た目も味も、うまくいかなかったら印象悪いぞ。難易度を上げるってことは、自信あるのだろうが。<クリスティン、ベカ、マークの3人が選んだのは、編み込みのデザイン>ク 編んで形にしていくのは楽しい。生地作りももちろん楽しいが、成形もワクワクする。表情からも、その気持ちが伝わるわ。<ベカは、シナモンとハチミツの五つ編みパンを、クリスマスリースにする>他の人たちがどうやってるか、見ないようにしている。変に影響を受けて、いつもの自分のやり方を乱されたくないから。余計なことは考えず、やりきるのみ。成績が悪く脱落危機にあるから、少しピリピリしているか。自宅と違い、周りも作業する人たちがいる・・・そういう環境で集中するのは、結構難しいと思う。時間制限があるから、他の人たちのペースも無視できないし。 スーがベカの生地を触るのが、不衛生で良くない。<成形した生地は、2次発酵のために再び保温庫に入れる>のだが、ロブのタコは足が長すぎて入らないので、ドライヤーで温めている。表面温度が22〜23度になれば、発酵するはず。手間だなぁ。一人だけこんなことして。メル 赤外線温度計?便利ですよ。チョコレートを扱う時は特に。試していい?(ロブの胸元に近づける)レーザーを向けないで。(^_^;)使い方をきちんと知っていないと、怖いな。残り1時間ロブ、着色料を5種類くらい使う。多いな。マーク ロブがかなり手の込んだものを作ってい、驚いている。自信が揺らぐ。でも、審査されるまで、作品の良し悪しはわからない。成形したものをオーブンに入れる。心配そうに中を見つめる面々。床の上に座り込んだり、床に手をついたり・・・毎度思うが、汚いわ。<生地は急激に膨らむと割れてしまい、せっかくのデザインが台なしになる>「全体的に沈んだみたい。アーッ!」マーク うるさい。=審査=キンバリー作 平和のパン焼き色は濃くなりましたが、それ以外は満足です。P 独創的かつ華やかな見た目。構造もいい。クラムもとても美しい。M 香り豊か。P これはうまい。間違いなく絶品。凄い!大成功。飾りのバラがきれい。ベカ作 スパイスレーズンと蜂蜜のクリスマスリースベカがポールとメアリーの目の前に作品を置くと、彼らがやや渋い顔に。怖い!P 中がかなり生焼け。もっときつく編んでいれば、構造もしっかりして高さも出ただろう。焼いた時にも、もっと膨らんだはず。編む時、きつくやりすぎないよう注意しました。慎重すぎたんですかね。ベガを見つめながら、何度も頷くポール。優しいな。M 味は本当にすばらしい。でも生焼け。クリスマスリース・・・収録時期は秋か。生焼けなのに、おいしいものなの?ハワード作P オレガノとオレンジ。僕なら絶対に組み合わせない。合うはずないってことだよね・・・奇想天外だと。あぁ!ポールがそこまで言うってことは、酷い味なのでは・・・心配!いつも見事な味を生むが、またやったな。実にうまい。しかも、きめが細かく焼き加減も文句なし。M おいしい。やったね!見事挽回できた。これで一安心。ポールを感心させた。アリ作 スウィーツ系とセイボリー系の陰陽パンM 切ると2色なのだとわかる。バニラが濃厚で、アプリコットもいい。P 発想が斬新だし、よくできている。見た目にも神経を使ったのがわかる。こういうパン、見たことない。デボラ作 花形クルミパンP 生焼け。あと10分は焼きたいところだな。10分も・・・相当な生焼けだろう。グレン作 実りの秋の王冠パンP いい味。しっとりとしているがきちんと焼けている。上出来。王冠・・・?そう言われてもピンとこない。クリスティン作 W三つ編みパンM 見た目がすてき。ベーコンの風味が効いている。P よく出来ている。三つ編みが焦げすぎだと思うが。フランシス作 船乗りのロープパンP 実に見事な出来。2種類の生地を編み合わせるのは、極めて難しい。大したものだ。型崩れせず、きれいに仕上がった。編み込みの太さも編み目も、ピシッとしている。中身(クラムと言うのか)もきれい。立体感に目を奪われるわ。おもしろい。ロブ作 預言タコ・パウルに捧げるパンP アイディアはいいが、少しわかりにくい。いや、少しどころか全くだよ。なんだか、色味がおいしそうに見えないわ。底の方が生焼け。目もかなり詰まっている。もっと発酵させるべきだった。後20~30分くらい。M 味は普通のパンと同じ。そうとしか言えない。そうでしょうね。凝ったのはデザインだけ。・・・ロブが初めての低評価。変わり種のパンを作ろうとはりきったが、大コケ!労は多く、報われず。メアリーの手厳しい言葉に、硬い面持ちになる。くやしいよね。メアリー辛辣。マーク作 セージとニンニクの編み込みパン思っていた形にならなかった。曲がっている・編み目が不揃い。M 上品なナメクジといった感じね。酷いな。食べ物に`ナメクジ´なんて。しかも、作った人の目の前で言い放つとは。P 私の八つ編みパンに挑戦するとはな。(やや苦笑い)焼き色が薄く、パッとしない印象。魅力に欠ける。M ニンニクは感じるけれど、セージは全く。P これは、少し期待外れだな。ポールは「私の真似をするなんて、100年早い!」と思っただろう。マーク、過信して失敗。ポールにいいところを見せたかったのだろうが、八つ編みは無理だって!ルーシー作自分好みに仕上がったので満足している。審査員が何と言うか、わかりませんが。P 問題は…何を言いたいかわかるね?課題は「4時間かけて作る独創的なパン」。だがこれは、トマトがのったただのパン。底の方は、かなり目が詰まっている。発酵が足りていない証拠。M トマトの風味をしっかりと感じられる。それに、ニンニクも香る。あなたの言ったとおり、確かにトマトとニンニクのパンね。これは皮肉でしょう。ルーシーもそう感じただろう。作業中にメアリーから「4時間あるから、もっと手を加えたら?」と言われたのに、耳を貸さなかった。真っ当な助言をされたのに強硬な態度だった。頑固。空気を読んで「このままだと、きっと気に入られない」と考え直す素直さがほしかった。信念を曲げないことも大事だが、今回の場合は予定変更するのが賢かった。課題の狙いというか、何を求められているのか・どういうものが好まれるのか ちゃんと理解して作らないとダメ。審査されるのだから、自己満足だけでは通用しない。4時間かけてこれ?!と思われたら、一気に脱落候補にされるわ。挽回どころか、自分で自分の首を絞めてしまった。ルビー作 ホワイトチョコレートとオレンジの孔雀パンM とってもおいしい。と褒められても、表情が緩まないルビー。P うまくやったね。ホワイトチョコレートの塊を、手で混ぜ込んでいたね。だからところどころゴロッと残っていて、オレンジの風味のいいアクセントになっている。焼き加減も味も食感も見事。緊張が解れたように笑顔になるルビー。ピーコック・・・この見た目は・・・いいのか?=審議=M ルーシーが苦戦。私たちが求めていたような、独創性が見られず。P ロブにも少々ガッカリした。正直、タコには見えなかった。M マークにもかなりガッカリした。P ベカのは、味は良いが焼きが甘い。それに、テクニカルチャレンジが11位。キンバリーの中東風味のフィリングは、すばらしいアイデアだった。ルビーのホワイトチョコレートの使い方も見事だった。ミキサーを使わず手で混ぜ込んでいたし、あんなパンは初めて見た。スー スターベイカーは?P 僕が見たところ、一人が抜きん出ていた。かなり評価している。キンバリーのパン、一体どんな味なのだろう?=結果=スターは、やはりルビー。先週は脱落危機にあった人が!こういう波乱も、この番組のおもしろいところ。敗退は、ルーシー。創作パンで墓穴を掘った・・・誰の目にも明らか。私は、マークかグレンが`やらかす´と思っていた。正直なところ、彼らがここまで残るイメージがなかった。ルビー 大好きなパン作りでこの結果は、本当に嬉しい。先週の彼女からは、予想できなかった活躍。これは自信になる。ベカ 今回は、たまたま調子が悪かったんだと思いたい。次回は、いつもの自分に戻る・・・はずです。私、こんなもんじゃないわよ!本当はもっとやれるのよ!と。ハワードが残ってよかった!長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年04月29日
第2週目の課題は「パン」まず、各々のレシピで「ブレッドスティック」25センチ・36本。制限時間は2時間。半端な数だが、なぜだろう?〇そのルーツはイタリアの、細長くカリカリに焼き上げるグリッシーニ。P 出来の良し悪しは、生地の発酵と焼き加減にかかっている。大事なのは、手でポキッと折れる・まっすぐ・食感はカリカリ。そして、焼き色が揃っていること。M 捻じる・まっすぐ いずれにせよ、プロ並みの見栄えとオリジナルの味を期待する。なるほど、捻じってもいいのだな。グレン(学校教員)はバターが使うというが、ポールによるとそれは一般的ではなくP 食感が柔らかくなってしまうぞ。そう言われても冷静なグレン。自信があるようだ。<人工衛星の設計に携わる、科学者のロブ。趣味はキノコ狩り>全ての響きがいい。<マーケティング会社に勤めるアリ。パン作りは初心者>えっ、初回でアリは`慈善活動をしている´と紹介されたから、会社員ではないと思ったわ。実は、パン作りには慣れていないんです。スー 審査員に言っちゃダメ!わざわざ弱みを知らせることない と。そりゃそうだ。いや、正直に言う。やるにはやれても、訳がわからずやってる状態。本当の自分をさらけ出した方が、気が楽になるってことか?スー それ、私の人生。さすがタレント、うまいこと言うな。…私こそそうだよ。アリの表情、先週より明るい。<生地を捏ねるのはグルテンを形成する重要な工程だが、そのやり方はベイカーによる>マークが生地をバシバシ作業台に叩きつける。ロブ 台に叩きつけている人もいるが、これだけ硬い生地には向かない。あら、こちらは捏ねるのみ。(どちらにせよ、腕力の面で女性は不利だろう)先週より表情が柔らかいロブ。緊張が解れてきたのだな。<哲学を学ぶルビーは、大好きなパン作りを極めるのが夢>おっ…ということは、パン作りが得意なのか。慣れているのだな。<2種類の生地を合わせて作る>P しっかり密着して、1本のスティックになるかどうかだな。ル なります。(^_^)自信あり。ルビーも、前回より表情がいい。生地を作ったら、均一に伸ばす。それも、ベイカーによって手法が異なる。デボラ パスタマシンを使うのは、生地を同じ厚さに伸ばすため。ルーシー グリッシーニは、手で引っ張って伸ばすのが伝統的な製法だって読んだ。<園芸家のルーシーは、庭で育てたものをベイキングに使う>すてきね。M 水分の多い生地。P うん。これじゃ扱いにくいだろう。厚みが揃わずデコボコするぞ。ル はい、手こずってます。P いい方法があるが、言えない。ル 打ち粉する? 冷やす?P でももう手遅れ。切ったからね。仕上がりが心配になるなぁ。残り1時間アリ 長さは測らない。えっ!たいした手間ではないのに。ロブは段取り良く、全てを計算して作業を進める。マーク 皆、実に手際がいい。どんどん自信がなくなる。人に囲まれてやるわけだから、自分との違い・差が目に付くよね。M フランシス、あなただけがスイーツ系ね。フ 私が作るのは、大きなマッチ棒。ブレッドスティックは、マッチみたいに細長いから。生姜を入れる。<先端に、チリ風味のチョコレートをあしらう>大きな箱まで用意してきて、はりきっている。先週は`紙袋´を作ったし、お菓子づくりに楽しいアイディアを取り入れるのが好きなのだな。それが相手にウケるのも喜びのはず。彼女も絵がうまいな。<最後のハードルは、オーブンの火加減。設定温度を誤ると、折った際グニャリと曲がってしまう>パキッと折れないと、高評価は絶対にない と。残り15分ロブがお茶目!先週の雰囲気とは違って朗らかだわ。メル 練習で何本くらい焼いたの?キンバリー 約200本。何人に分けたのだろう?作った後も大変だわ。残り1分まだまだ忙しく動く面々。できる限りのことをする。=審査=アリ作 イタリアン グリッシーニP とてもおいしい。ニンニクがいいし、パルメザンチーズも効いている。捻じった形も美しい。M それに、ブルーチーズがとてもいい味を出している。P お見事。食べてみたい。見せ方も悪くないね。(添えてあるものは何?)長さは目測だったが、別に指摘はされず。グレン作 ローズマリーとパルメザンチーズのグリッシーニP 焼き色がバラバラ。まるで揃っていない。時間がなくて。P(折って)柔らかい。温度をもっと低くすれば焼き色も揃い、水分も飛ばせる。味はすばらしい。M チーズがふわっと香り、ローズマリーも感じる。おいしい。味だけは合格。デボラ作 フェンネルとチリのブレッドスティックM(メルのそしゃく音が聞こえ)その音からして、食感は良いのね。P(パキッと折って)いいね。よく焼けている。M フェンネルが程よい量で、チリとも相性がいい。添えてあるものは何?キンバリー作 ブラックシードとパルメザンチーズのブレッドスティックP(パキッと折って)完璧。味も見事。M とてもいい。少し赤みがあるのはなぜ?ロブ作 ライ麦のツイスト ブレッドスティックP きちっとした作りがいかにも科学者らしい。食感もいい。口の中で小気味よく砕ける。お見事。今回も、期待に十分応えた。ポールはロブに対してだけ、力の入った目つきになる。ロブに対する関心が強いのが伝わる。フランシス作 マッチ棒のブレッドスティックマッチ箱に見立てた大きな箱が、よくできている!デザイン性があり、楽しい。M 洒落た見せ方ね。生姜がもう少し欲しい。P 味についてはやや疑問の余地があるが、箱のアイデアは見事。パキッと折れたけれど、味は物足りない。ルビー作 メキシカン ブレッドスティックP(パキッと折って)おっ!折れないと思ったが、とてもきれいに折れた。見栄えもいい。2色の生地が、きちんと一つになっている。こうならないと思っていたが、うまくやったね。焼き加減も完璧。味もスパイシーでいい。M チリがピリッとくる。でもおいしい。きれいに2色になっていて、楽しいね。ポールの予想に反して、大成功。クリスティン作 オレガノの地中海風ブレッドスティックP 味はいいが、太さに違いが出ないように。オーブンに入れる前は揃っていたんです。P それがイースト。難しいところだね。他の人たちは、太さが違うという指摘はされていないが・・・彼女だけついてなかった?マーク作 ローズマリーとレーズンのブレッドスティックM ローズマリーはいいけど、レーズンはどうかしら。P 僕は気に入った。すばらしい。評価が真っ二つに分かれた。ハワード作 モロッコ風ブレッドスティックP 焼き時間が短かった。そのせいで、ぐにゃっとしている。M おもしろい味ね。レモンの風味が堪らない。P 味を生み出す力は見事だが、今回は焼き加減でしくじった。これは残念!カリッと仕上げれば高評価だった。ルーシー作 塩味のグリッシーニM 素朴な味。P 形がいびつ。野球のバットみたい。生地の伸ばし方と切り方に問題あり。生地を捻じるとかゴマやパルメザンチーズを振るとか、アクセントが欲しい。他の人たちと比べて、味気ない。形も良くない。ベカ作 フェンネルとチリのブレッドスティックP どれも歪んでいる。どうした?焼いている間に曲がってしまい・・・練習の時からこうでした。P(パキッと折って)いい音。ほんのりとフェンネルの香りがしておいしい。M 辛さもちょうどいい。P 確かに。彼女もクリスティン同様、オーブンに入れたら変形しちゃった と。曲がる/曲がらない その違いの原因は何だろう?ベカ ポールに`曲がっている´と言われましたが、私はその方が好きなんです。手作りらしさが出るから。負け惜しみに聞こえなくもない。ここでは`審査員がどう思うか´だ。黄色いストールが明るくていいね。似合っている。ルーシー ポキッと折れたのはよかったけれど、シンプルすぎた。バットみたい と言われてしまい、ガッカリするよね。これ、ビールのつまみにいいのでは?(お酒を飲まないが、そう思う)素人目には、36本も作らせる必要ないと思ったわ。20本で十分だろう、と。** ** **次の課題は「イングリッシュマフィン」8個。制限時間は2時間45分。審査員は退室する。ポールによるレシピ。いつものように、大まかなことしか書かれていない。スー 求められるのは均質な仕上がり・もっちり食感・クラム(パンの柔らかい部分)に気泡がたっぷり入っていること。P 上面と底にはこんがりと焼き色がつき、側面は白いままなのが理想。質感は柔らかく、クラムには気泡が入り、しっかり火も通っている。おいしそう。さすが。水分が多く、かなりベタつく生地。<クリスティンは、ベイキングを趣味にして60年。退職後、のめり込む>何の仕事をしていたのだろう? 打ち粉の降り過ぎは、きっとよくない。ベタベタしても安易に打ち粉しない・・・それが成功につながるようだ。レシピに発酵時間が記されていないため、勘で判断する。ハワード もう少し膨らんでくれるとよかった。仕上がりが心配になるね。<イングリッシュマフィンの特徴である気泡を潰さぬよう、扱いは慎重に>マークは、めん棒を使わず手で伸ばす。面がきれいな平らに仕上がらないのでは?<レシピには、サイズの指示がない>抜き型をどれにするか、迷う面々。生地から8つ抜くのだが、形が崩れたり、薄すぎたり、生地が余ったり・・・やり直しはできなようだ。セモリナ粉をまぶして2次発酵。手間暇かかる。** ** **<19世紀、イギリスの都市部では、マフィンマンをはじめ食べ物を売り歩く行商人が大勢いた。そもそもマフィンは、労働者階級の人々が余ったパン生地の形を整え、鉄板で焼いたのが始まり><産業革命の時代、仕事を求めて大勢の人が地方から都市部に押し寄せると、マフィンの需要は更に高まった>学芸員「住まいに調理場のない多くの労働者が、行商人から食べ物を得ていた。中でもマフィンは、安くお腹を満たせた」<しかし、1829年にロンドン警視庁が設置されると、行商人に対する規制が強化。マフィンマンの姿も消えていった>** ** **グレン「全然膨らんでいない!」マーク「僕のより分厚い人、いないかな」フランシス「メガマフィンズ」大きすぎる!完全に火が通せないのではベガ 2つ 小さくなっちゃった。それぞれ、仕上がりが心配だな。<マフィンは「グリドル」という鉄板で焼く>えっ、オーブンを使わないのか。これは昔の道具・昔のやり方でしょう?オーブンを使えばいいのに。<強火だと表面が早く焼けてしまい、中は生焼けに。しかし弱火で長く焼けば、パサつく恐れも>完璧に焼くのは難しいわ。スーがハワードのマフィンを潰してしまった!スー 肘をついちゃった。その瞬間が、カメラに映っていた。なにやってるんだよ!気をつけないと!ハワードが怒るか狼狽すると思いきや、ハハハと笑う。なんて寛大。私なら、顔が引きつる・頭の中が混乱する。メアリーの声量が小さく、くぐもっていた。高齢のせいか…。スーの髪型は、あれでいいの?(笑) なんだかへんな気がするのだが。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年04月21日
キンバリーは刑務所で心理士をしており、ベイキングが仕事の重圧を和らげている。彼女にとって、息抜きにもってこいなのだろう。ここでは弾ける笑顔を見せるが、職場での表情は当然ながら違う。テクニカルチャレンジ「エンジェルフードケーキ」残り10分ロブが型からスポンジを出す。時間配分、これでいいの?トビーは、砂糖と塩を間違えてしまった!ダメだこりゃ。=審 査=審査員が別室から戻る。どれが誰の作品か、知らない。クリスティン👩作M 切った感じはふわっとしている。P 質感は悪くない。少し高さが足りないかな。M 食感は文句なし。上手に焼けている。ロブ👨作P 均斉が取れている。焼き加減もいい。M いい質感。クリームの量もいい。ルビー👩作M この人は、時間が足りなかったのかしら。P クリームの塗り方が雑。膨らみが足りない。クリームが溶けているわね。ベカ👩作P カードのとろみが足りない。スポンジがギュッと詰まってる。凹みもある。フランシス👩作M 周りのクリームはきれいだけど、上がきれいに塗れていない。P スポンジが詰まっている。味はいい。マーク👨作P 70年代風の装飾。高さがない。M 詰まっている。ルーシー👩作M カードのかけ方がとてもいい。P スポンジの質感も良さそうだね。M とてもふんわりしている。軽やかね。味も文句なし。アリ👨作P 側面が傾いているな。型に油を塗ったんだろう。高さがない。M 型から滑り落ちたから、ヒダが入ったようになっている。キンバリー👩作P 詰まっているし小さい。これも型に油を塗ったな。グレン👨作M カードがちょっと緩いわね。P これも、オーブンから出した後に縮んだ。ハワード👨作M 次もサイドがまっすぐじゃない。スポンジが冷めきっていないうちに型から出して、広がったのね。デボラ👩作P 生地が膨らんでない。卵白の泡立てが足りなかったんだろう。トビー👨作P いろいろ問題がありそうだ。まるで膨らんでいない。M 傾いている。P 生焼け。塩と砂糖を間違えるとは。不快感を露わにすると思いきや、笑っている。M 前にもあったわね。メル 去年のジョンです。P 優勝した。そんな間違いをした人が頂点に立ったのだから、わからないものだ。=順位=下から トビー、ルビー、アリ、キンバリー、デボラ、ベカ、フランシス、ハワード、マーク、グレン3位 クリスティン M 見た目も味も、お見事よ。2位 ルーシー P スポンジもカードも上出来。1位 ロブ M 技術的にもすばらしかった。ん?…ロブは嬉しくても、あまり表情に出さない人のようだな。トビー「1戦目はそこそこ。2戦目は散々の結果」次の結果で挽回できないと、敗退濃厚。ルビー「今の時点で、間違いなく私が最下位」表情が硬い。 * * *P 既に二人、際立っている。メル ルーシーですね。M チューリップの花びらで飾って、見事だったわ。スー ロブのピーカンケーキも絶品でした。M とても緻密に作業していた。メル ロブは科学者ですからね。P それ以上に優れたベイカーだ。まだ二品しか作っていないのに、かなり腕を買っている!突出しているということだな。メル ルビーが苦戦。P テクニカルCの下位3人は苦しいね。スー トビーが最下位。P サンドイッチケーキは良かったから、今日の出来にかかっている。アリも、次の出来次第だね。三人とも苦境だが、挽回のチャンスはある。 * * *第一週 最後の課題は「チョコレートケーキ」私が最も「うゎー」と閉口するものだわ。スー 豪華なものを作ってください。メル デコレーションには、少なくとも2種類の異なるチョコレートを使うこと。制限時間は4時間。ルーシーは植物のタイムを用いる。`Thyme Wildwood Cake´ 直訳すると、タイム原生林ケーキか。チョコレートで木を作り、周りを飾る。スポンジに、タイムの香りを移す工夫をする。おもしろいな。アリは、友人の婚約祝いに作ったケーキで勝負する。「生地に生のラズベリーを入れると言ったら、皆に驚かれた」自信をもってやるが、吉と出るか凶と出るか・・・。昨日は不出来で落ち込んだルビーは「今日は、落ち着いてやることを意識する」マークが大声を出してうるさい!・焼き加減の見極めが難しい。色が濃いため、焼き色の判断がしづらい。複数、さらにサイズの異なるスポンジを焼くには、それぞれの焼き時間を見定める必要がある。難しいなぁ。トビー どうやら僕は、マルチタスクは苦手みたい。エーッ、それでは本格的なベイキングはできない。無理だよ。グレンは、ガウディの建築から着想を得て、高さのあるものを作る。スポンジが7個!均等に焼けるのかしら。時間も心配だな。マークうるさい。トビー「(タイマーで)時間を設定したのに、ボタンを押し忘れた」なにやってるんだよ!「それから…親指を切ってしまった。もうダメかも~ ハハハ」あぁ・・・明るいのはいいけど、悪い展開だ。テンパリング・・・とても神経を使う。ここで失敗するわけにはいかない。ロブ「カギとなるのは結晶の構造。適切な温度調整をすると美しい結晶ができる」化学ね~。両手でチョコレートを湯煎するとは、器用!・たった1度の温度の違いが、成功を左右する。難しいねぇ、テンパリング。ハワード「神経がすり減る」年配者は立ちどおしってだけでも相当疲れるのに、さらにこういう作業もするのは試練だわ。掌サイズの風船に、チョコレートをつけるロブ。「風船をチョコレートに浸してから、冷たい台の上に置いて冷やせば、器ができる」ナルホド。風船でかたどったカップに、ラズベリーとスティック状のチョコレートを入れる。アイディアがおもしろい。「ストライプのチョコレートシガーはなかなかうまくいかないが、最近一度だけ成功したのでやってみる。あの時の感覚で」賭けに出る。で、成功!これは見栄えがいいな。ハワード「チョコレートで作った熊に色をつけ、銀色の毛並みを再現する」熊のデッサンがうまい!ん?・・・チョコレートがこんなに柔らかく、弾力のある`生地´になるの?!何か混ぜているのか?「実はチョコレートがあまり好きではない。食べると偏頭痛を起こすので、食べないようにしている」お菓子づくりを趣味にしていて、チョコレートが苦手というのは不都合なことだ。嫌いなもの/食べないものを使う課題は辛いな。普段 口にしないもので、おいしい作品を作れるのか?!フランシス「私は、リスを主役にする」こちらもかわいい。ルーシー、ハワード、フランシスが`森´を表現した作品。マークは小さなシューをたくさん焼く。それをスポンジの上に載せ、全体を帯状のチョコレートで包むらしいが・・・ん?!シューが多すぎる!予備も含めているにしても、多すぎると思う。かなり大きなケーキが予想される。(審査員にあまりウケないだろう)作業がうまくいかず困っている彼の目の前で、メアリーが凝視。焦るマーク。(-_-;) やりづらいよね。アリはガナッシュが固まらず緩い・トビーは先ほどとは反対の親指を切ってしまう。冷蔵庫の扉を足で押さえるルビー・・・両手が使えないとはいえ、行儀悪い。残り30分P どうやら時間内に完成できないベイカーは、一人じゃなさそうだ。えーっ!未完成は辛い。大きな減点となる。M 四時間もあれば十分なはず。サラッと言い切る(笑)初めてだから、何人かは内容を盛り込みすぎたようね。あれもこれもと詰め込んで、手に負えなくなっている。あぁ、そういうことも考えられるね。まだ慣れていないから。でも、これまでの放送を見て「欲張っちゃダメなんだ」と思わなかったのか?P 課題はわかっていたし、練習する時間もあった。それでできないようでは…。そう言いたくなるよね。十分に事前準備できたはずなのにと。(時間はあっても、仕事や家庭のこと優先で…という人もいるかも。それは言い訳にならないが)トビー この有様。0点に向かってまっしぐら。脱落覚悟。残り1分でも、手を止めない面々。できる限りのことをする。アリ 人生で最悪のケーキ。これで審査されるなんて。くやしいね。=審査=ロブ作 ラズベリーチョコレートC(事前インタビューで)悪くない出来だと思う。チョコレートシガーもうまくいった。自信をのぞかせる。P 見た目も発想もすばらしい。えっ…側面にくっつけたホワイトとダークの板状の装飾が、雑に見えるのだが・・・。M 小さな風船を使って、カップを作るとはね。私にはとても真似できないわ。絶賛。P おいしい。ラズベリーの味も立ってる。M 見栄えも味も言うことなしね。インパクトもあって、パッと目を引く。お見事。P さすが科学者。まだ番組が始まったばかりなのに、ポールがロブに敬意を抱いている。ロブの製菓への向き合い方や作品にピンとくるものがあって、気に入っているような感じも。トビー作 二段のチョコレートC打って変わり、審査員の表情が険しくなる。目つき!作品の酷さに「どういうこ?」と思っているのが、ありありとわかる。怖いよー。P 大失敗だ。スー 指を切って、親指を使えなかったの。事情を伝えるスー・・・優しい。P 焼き過ぎ。ほとんど味がしない。M 3層のスポンジは、均一に揃って見える。でも、パサパサしているわ。せめて味が良ければ・・・これで確実に脱落が近づいた。ルーシー作 タイム風味のワイルドウッドCM 木がすてき。森を散策する雰囲気が出ている。おとぎ話に出てきそうな感じ。P 周りがやや雑。木に時間をかけすぎて全体の見栄えにまで手が回らなかった。確かに、もっと丁寧に仕上げればいいのに と思わせるね。M 上手に焼けている。タイムの味も気に入ったわ。生地が少し詰まり気味だけど、しっとりおいしい。P 確かにタイムは感じるが、なんだかちぐはぐな感じがする。メアリーは気に入る/ポールはあまり気に入らず という結果に。マーク作 チョコレートモンスターM 火山みたいね。P 外側はミルクチョコレートかな?こういう飾りには向かない。大きくて豪快な見た目だから、男性らしい感じはする。クリスティン作 チョコレート&オレンジのエレガントな帽子ケーキM 遊び心があってワクワクするわね。つばの輝きも見事。おもしろい。光っている!装飾に力を入れたのが伝わる。バラがきれい。よく頑張ったなぁという感じ。ベカ作 チョコレートとチェリーの贅沢P トリュフがいいね。テンパリングも とても上手にできてる。M おいしい。P フィリングの水分も相まって、いい味わい。こちらも艶が出ている。チョコレートで作った飾りがおもしろい。デボラ作 コーヒータイムM チョコレートのスポンジは焼きすぎね。P 焼き時間と側面のデコレーションに改善の余地あり。クリームをきれいに絞れていない。技術が未熟に見える。デボラは、女優の竹原 芳子に少し似ていないか?髪型からそう見えるだけ?キンバリー作 チョコレート・ラズベリー・バジルのレイヤーケーキM 生のラズベリーが効いている。味の組み合わせが絶妙ね。P 最高においしい。ただ、周りがあと一歩。白い粒粒は何?なんだか気持ち悪い。 グレン作M 最初の課題で一番大きなケーキを焼き、今度は一番背の高いケーキ。小さいのも焼ける?(笑)うーん・・・高さにインパクトはあっても、洗練されたデコレーションとは言えないだろう。P パサついてるし、風味も乏しい。残念だ。ポールの忌憚ない感想に、グレンが落胆の表情。ハワード作 ブラックフォレストケーキのアレンジケーキ熊がよくできている!M 力作ね。とてもしっとりとしているし濃厚。P いいね。味も見栄えも格別。見た目がダントツだわ。大きさがいいし、ゴチャゴチャしておらず、雰囲気が良い。物語を感じる。フランシス作 リスのかくれんぼケーキP 今回もまた独創的ですばらしいね。アイディアも仕上がりも見事。P いろんな種類のチョコを使っている。M しっとりとしていて、味もしっかりとついている。おいしい。リスがかわいい。スポンジが切り株っぽいね。アリ作ポールの表情が曇る。M 申し訳ないけど、子供っぽいわ。率直に言う!自分でも恥ずかしいです。この台詞を口にするのは辛いね。P 硬い粒は何?パッションフルーツの種です。P チョコレートケーキに合わない。ガリッとするから歯が欠けたかと思う。これは不快。かなりの減点。M しっとりとしていて、上手に焼けているわ。だけど、あなたも自覚しているように、見た目がとても残念。スポンジには問題ないのが、せめてもの救いか。ルビー作(事前インタビューで)二つ課題が終わった時点で`脱落だ´と思った。でも今日は、完璧ではないけど初めて完成できた。だから、ここで終わっても後悔はない。いや・・・そうは言っても、最初に落ちるのはあまりに残念なはず。P テンパリングは、その後の工程にも気を遣う。せっかくの艶がくすまなかったら上出来だった。確かに、輝きがない。M いい味。気に入った。P いいね。生姜の辛みを感じるし、味わいが残る。デコレーションがシンプルすぎる。それ以外は上出来。ホッとするルビー。何と言われるか、こちらもドキドキしたわ。デコレーションは、シンプルというより酷くないか?幼児の工作みたいというか…。ケーキの周囲にくっつけた帯状のチョコレートも意味不明。デザインのセンスないのかな。トビーとアリが、崖っぷち。=審議=P 今日のレベルは高かった。ハワード、フランシス、ロブのケーキが際立ってた。彼らは、着想も技も独創的で見事だった。第一週目にしてね。スー スターベイカーについては?M 意見が一致したわ。メル まあ、それは珍しい。そう・・・かな?M アリは、実力を出す以前にプレッシャーに負けていたようだった。よく観察しているのだね。精神力も大事。スー 怪我人も続出で、トビーは両手の親指を負傷。P だからって、ケーキの焼き加減に影響はしない。ズバリ。・・・言われてみればそうだな。焼き加減の判断は、手作業ではない。ルビーも危ないな。最初のケーキで失敗し、テクニカルも12位だった。えっ!チョコレートケーキの味は褒められたから、彼女は挽回できたと思った・・・。=結果=スターベイカーはロブ。今度はニコリと笑顔を見せた。脱落者は、トビー。最初の敗者になるのは、かなり辛いと思う。せっかく出場できたのに、こんなに早く・・・とショックでしょう。でも彼は、にこやかに振る舞う。私だったら、暗い顔してため息ついてしまうわ、きっと。P 周りのレベルが高いので、失敗は命取りとなる。ルビー 今回 学んだのは、パニックにならないこと。体験したからこその収穫だね。彼女とアリは、運よく残れた。ギリギリだな。ロブ スターベイカー・・・ベイキングを愛する者には、最高の称号ですよ。(^_^)喜びと、緊張から解放された笑顔。本当に嬉しいのが伝わってくる。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年04月13日
司会者メル 1万を超す応募がありました。「これくらい、自分もできる!」と思った人がそんなにいるの?!(冷やかしもいるだろうが)参加者は13人。性別や人種の他、どういう選考を経るのだろう?腕前に関しては?ベカ👩 できるだけ平常心で臨みたい。ベイキングは家で毎日やってることだって、自分に言い聞かせながら。誰もがそう思うが、そうはいかないのがこの特別な場所。思いがけないことが必ず起こる。マーク👨 絶対、テレビの前の人に言われないようにしないと。「あいつ、何やってんだよ」って。視聴者のことがわかっている(笑)ルビー👩 メアリーの方に緊張する。ナルホド・・・。メル、太った?まずは「サンドイッチケーキ」を作る。制限時間は2時間。P サンドイッチCは、ベイカーたちの腕前を知るにはうってつけの課題。M 基本のサンドイッチC(ビクトリアサンドイッチ)を作るのは簡単。そうではないものが見たいの。独創的なものを期待する。グレン👨 メアリーの好みは、伝統的なビクトリアサンドイッチ。あぁー、読み違えている。英語教師・男性パートナーと暮らす苺を丸ごと使う。食べ応えあっておいしいと評判だけど、周りの人たちはプロの審査員ではないから、どうかな。確かに・・・周囲の人たちには好評なのに、プロの反応は良くない は往々にしてある。家族も友人知人も、辛口評価は遠慮するしね。素人が趣味で作ったものなのだし。ルーシー👩 カルダモン風味のスポンジにする。かつて小学校の先生。今は園芸の仕事をする。スポンジにルバーブを挟む・・・水分が心配だな。ベカ👩 他の人は材料を色々と使うようだが、それに比べて私のはシンプル。夫・娘と陸軍の基地で暮らす。軍関係の合唱団に所属。主婦・子育て・お菓子作り・合唱 忙しいね。・部隊でも大人気の、グレープフルーツのサンドイッチケーキを作る。グ、グレープフルーツ?!P グレープフルーツは酸味の強い果物。あえて選んだ理由は?そりゃ訊くよね。甘いだけだと飽きるし、これはグレープフルーツが苦手な夫も好きなんです。自信ある表情だな。これも水分が心配。酸味がどうなるかも注目したい。さっそく、他の人たちとは違うことをするのはハワード👨市の職員。絵がうまい!小麦粉ではなく米粉を使う、グルテンフリーのケーキ。パッションフルーツとココナッツを用いる。見た目より、味を重視して仕上げたい。本質を追求、か。マーク👨レモンとポピーシードのサンドイッチケーキを作る。キッチン専門の工事業者。三人の息子たちも、ベイキング好き。・味も形もレモンのケーキを作る。おもしろそう。凝っているね。仕事柄、器用なのは間違いないし、センスもあるでしょう。フランシス👩は大きな型を使って、インパクトあるGiant Jam Sandwichを作る。子供服デザイナー。こちらも器用でセンスあるってことね。シュガーペーストで`紙袋´も作る。ケーキは見た目も楽しくないと。アイディアがおもしろい と良いインパクトを与えられるか?残り1時間ロブ👨 少し遅れ気味。ここで実際にやってみて初めて、ここ独特の大変さがわかった。自宅でやるのとは違うのだよね。同じように作っているつもりでも。・二枚のスポンジを均一に焼くには、オーブンの同じ段に入れるのが一番。別の段に入れると焼き時間が異なるために、一方の表面が乾いたり、底が生焼けになる危険性が。同じ段の人も、二段の人もいる。ここで大きく差が出るか。アリ👨は慈善活動を行っている。両親ときょうだい七人暮らし。ベイキングを楽しむ男性は、彼だけ。ローズ・ライチ・ピスタチオを使ったケーキを作る。パキスタン出身のようだ。バラの香りの調整が難しい。これが吉と出るか凶と出るか。慈善家・・・お金持ちってことだろう。ルーシー、クリスティンが指を切ってしまう。あぁ・・・。クリスティン👩は夫と暮らす。祖母から教わったベイキングを、孫に伝えたいと思っている。(自宅での様子が映る…作ったケーキが大きい!側面は、バラを模したか。手が込んでいる)絞ったクリームで網目を作り、バスケットに見えるようにする。P アイディアはいいが、間に合うかな?パイピングには自信があるので大丈夫。クリームで装飾するのが好きなようだ。でも、メアリーの表情!ルビー👩も指を切った!ルバーブ大好きだから、脱落する前に早く使っておく。あら…自信ないような発言。若いのにな。大学生で、今回の最年少。(きれいな子)ルバーブとクレームパティシエールに期待する、ポールとメアリー。イギリス人は、ルバーブを日常的に食べるってことか。日本人には馴染みないが。(ほとんど見かけない印象)ハワード👨も指を切った!怪我人が続出。今までこんなことない。しかも初回なのに。先が思いやられる。スー もはや医療ドラマみたい。さすがタレント、うまいこと言うね。残り45分スポンジの焼き具合を確認する頃にきたがマーク 焼けていない。NO,NO,NO!NO,NO,NO!騒ぎ出す。・マークは、オーブンが十分に予熱されたかどうかを確認せずに、スポンジを焼き始めてしまった。オーブンに入れて、もう30分経っているのに。原因に気づかない。残り30分クリームを絞り終えるとアリ「アァ、ふぅ」疲れた様子で腕をぶらぶら揺らす。力仕事だということがよく伝わる。若い男性でもこれだから、女性はもっと大変。中高年ならさらに大変よ。マークは、レモン型に切ることためらう。思うように焼けなかった様子。クレームパティシエールがダマになってしまい、ルビーがすすり泣く。スーが慰める。(優しい)終了。ルビーが落胆の表情。=審査=グレン👨作 苺とクリームのサンドイッチCP 随分と大きい。どうも不格好。もっと小ぶりの方がいい。M 苺の水分が出てしまったわね。スポンジにしみ込んでいる。P 悪くない。イチゴのジャムがやや緩いが。M 苺を丸ごとではなくジャムやクリームを使えば、サイズを小さくできた。苺の使い方が良くなかった。大雑把な印象を与えてしまった。やはり、家族や友人に振る舞うのとは違う。ベカ👩作 グレープフルーツのサンドイッチCM スポンジは均一に焼けているし、アイシングとトッピングの分量も絶妙。P ・・・ 腹が立つがうまい。かなり予想外ってこと。後味が爽やか。初めての味。見事。ホッとするベガ。ポールが、気に入らないような表情をするから! これは食べてみたい!ロブ👨作 ピーカンナッツとリンゴのサンドイッチCP 整っているね。M おいしいし、斬新な味。P いろんな味や食感が複雑に絡み合い、最終的においしく仕上がってる。高評価。技術力を感じる。これも食べてみたいな。(ピーカンナッツを食べたことない)デボラ👩作 パイナップルのサンドイッチCM パイナップルの風味が感じられる。もっと強くてもいい。トビー👨作 スパイスとアイシングたっぷりキャロットケーキM 気に入った。次々に違う味や食感が楽しめて、おもしろい。クリスティン👩作 苺・バニラ・ローズウォーターのサマーバスケット時間切れで、バスケットの模様が終わらなかった。P やっぱり。計画が大事。未完成ということ。キンバリー作👩 ブラッドオレンジのサンドイッチCM 見た目よりもずっとおいしいわ。声を出して笑う明るくキンバリーだが、複雑な心境も滲ませる。見た目は、まあ、素人っぽいね。フランシス👩作 巨大ジャムサンドイッチ外側の`袋´を破ってから食べる。P バラがやや強すぎるが、アイディアは秀逸。`袋´がウケてよかったね。頑張った甲斐あり。アリ👨作 バラとピスタチオのサンドイッチCM バラの風味がかなり強め。私にはちょうどいい。ポールには強すぎるんじゃない?P 気に入った。運よく、二人の好みに合った。マーク👨 レモンとポピーシードのサンドイッチCP 漆喰を塗ったみたい。大工らしい表現だね。レモンの形に切りたかったのですが…。M 見るからに生焼け。レモン型の作品を見たかったわ。ルーシー👩作 ルバーブのサンドイッチCP ルバーブの独特な風味も、カルダモンもいい。カルダモンは使い方が難しいんだが、これはちょうどいい。おいしい。見た目もきれいで良いね。ルビー👩作 ルバーブとカスタードのサンドイッチC「なに、これ?」と言いたげな、ポールの目つきが怖い。M 見た目が美しいとは言えないけれど、スポンジはうまく焼けてる。P クレームパティシエールが ひどい。M クレームパティシエールは、完全に失敗ね。ルバーブのジャムと混ざり合ってしまっている。スポンジはとても良い。ハワード👨作 パッションフルーツとココナッツのサンドイッチC焼くタイミングが遅れたのでスポンジが冷めず、熱でバタークリームが溶けて溢れ出てしまった。上品さに欠ける。あぁ・・・大きな失敗 と思ったがM きれいにふっくら焼けてる。P 小麦粉じゃないよね。絶妙。とてもおいしい。難しい材料(米粉)だけど、合格。M とてもおいしい。完璧。思うように仕上げられなかったのに、絶賛される!エッ、でも、見た目が・・・。* * *ハワード 完成できただけで万万歳だったが、いい評価までもらえて驚いた。怪我というハプニングがあったからね。ベカ ポールの第一声「腹が立つ」に、一瞬 息をのみました。「あぁ!」って。かわいそうに…心臓に悪いわ。彼にからかわれた感じね。ルビー カスタードはこれまで何度も作って、一度もダマになったことなんてないのに。思いがけない失敗をするのが、この番組・この場所の怖いところ。グレン ケーキが大きすぎるって・・・そんなこと、ある?彼はいつもこのサイズで作っていて、それが普通ということらしい。店で買うことないのかしら。アリ 衝撃だった。絶対に口に合わないって言われると思っていた。そんなに自信なかったのか(笑)* * *~お菓子の話~昔、ランカシャーの女性たちは`求愛のケーキ´を焼いて、男性に思いを伝えた。フードライター「勝負所だったのです。ショートブレッドを作り、地元産のダブルクリームを重ね、当時高価だったイチゴも載せて。最後に、お手製のビクトリアスポンジ。腕の見せ所でした」手間暇とお金をかけて、意気込みを示した と。* * *一番目の課題は事前準備できるが、次はそうはいかない。テクニカルチャレンジは「エンジェルフードケーキ」スー ふわっと軽やかなスポンジにホイップクリームを塗って、レモンとパッションフルーツのカードをかける。メアリーのレシピ。制限時間は2時間半。審査員たちは退室する。全員に、同じ材料とレシピが渡される。・油脂を使わないスポンジは、エンジェルフードの名のごとく軽くてフワフワ。P(メアリー作のエンジェルフードCを食べて)マシュマロのように柔らかで口の中で溶ける。フワフワな生地が絶対条件ってことね。シフォンケーキってこと?M 間違えると、取り返しのつかなくなるポイントがいくつかある。P あなたは残酷な天使だね。うまい返し!アリ 最下位にならないことが目標。12位でもいい。エッ、それでは脱落するかもしれないよ。場合によっては。・卵白が唯一の膨張剤。泡立てた卵白の気泡が膨張して、生地を膨らませる。なるほど。ロブは、人工衛星の設計に携わる。理系思考が、お菓子作りに活きると思う。クリスティン 型に油を塗るべきかしら。アリ 型に油を塗るとは書いていない。どうしよう。キンバリー バターを型の上までしっかり塗り、スポンジがくっつかないようにする。トビー バターを塗って砂糖をまぶす。正解かわからないけど。・油脂を使わない生地では、型に油を塗るのは禁物。だが、レシピには細かい指示が書かれていないので、あれこれ迷う面々。自分で判断するしかない。トビー ウェブデザイナー。菓子作りは、8歳の時に母親に教わった。今は父と二人暮らし。父が試作品を味見してくれる。・普通のスポンジよりも軽いため、冷まし方も普通とは違う。逆さにしないと、重力でスポンジがしぼんでしまう。マーク 僕だけ皆と逆みたい。逆さの状態で冷ますって書いてある。完成品はひっくり返すから、今、その逆さだよね?ああ…そういう`読み´もできるのか。でも、間違っているだろう。デボラ こんなに慌てるなんて想定外!仕事柄、ストレスには強いと思っていたのに。一児の母。配慮の必要な人のための歯科医。(ごく普通の女性に見えるが、実は凄い人なのだな)ベイキングに目覚めたのは、小学校時代の家庭科の授業で。スー(逆さにして)このまま放置?そう。重力で下りてくる。なるほど。・スポンジを冷ます間、レモンとパッションフルーツのカードを作る。・スポンジが完全に冷める前に、無理に型から外そうとしてはいけない。スポンジが崩れてしまう。全て正しく判断できる人が、いるのだろうか?マーク、グレンあたりが脱落する気がするが・・・まだわからない。ルビーは挽回できるか?実直な感じの紳士・ハワードに注目。シニア枠は、彼とクリスティンだな。歴60年のクリスティン・・・気力体力は若者の方が上だが熱意と経験で勝ち残るか?メル着用の青いジャケットがすてき。長文を読んでくださり、どうもありがとうございました。
2024年04月07日
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