【2023年10月】ゲーミングPCのおすすめ人気ランキング1０選【徹底比較】

3Dグラフィックのゲームをプレイしたい人におすすめのゲーミングPC。ゲームだけでなく、ストリーミング配信や動画編集などもスムーズに行えることが魅力です。しかし、グラフィックボード・CPUといった専門用語が多く、価格帯も約10～40万円と幅があり、どれを買えばよいのかわからないですよね。

比較検証は以下の6点について行いました。

処理性能（CPU）
処理性能（GPU）
処理性能（ストレージ）
接続端子の数・種類
熱のこもりにくさ
ゲームプレイの快適さ

果たしてどの商品がmybestが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか？ゲーミングPCの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

今買うならミドルクラスがおすすめ！オンラインFPSでも十分快適にプレイできる

ゲーミングPCはスペックによって価格に大きな差があります。相場は流動的ですが、2023年7月時点では10～40万円前後までの商品が主流。なかでも 人気を集めているのが20万円前後のミドルクラスのPC です。

ゲーミングPCは、 家庭用ゲーム機では出力できない高フレームレート・高画質の映像でプレイできる のが最大の魅力。費用は抑えたいところですが、 10万円台のゲーミングPCではグラフィック性能の面でPS5やXboxに劣る場合があります 。高負荷な3Dグラフィックのゲームも快適にプレイできる性能を求めるなら、ミドルクラス以上のモデルが必要といえるでしょう。

今回は、売れ筋の20万円前後のゲーミングPCを集めて検証。プロゲーマー向けのハイエンドモデルに比べれば性能は劣りますが、 どれも家庭用ゲーム機では味わえないほどのグラフィックで十分快適にプレイできました。 ただし、同じ価格帯でもスペックやサイズには微妙に差があるので、価格以外もチェックして自分に最適な1台を見つけてください。

世界のほぼすべてのゲームが集まるSteamは、PCでしか遊べない！

ゲーミングPCがあれば、PCゲーム用プラットフォーム「Steam」からゲームを購入できます。PS5やSwitchでリリースされているものはもちろん、PCでしか楽しめない人気タイトルも多数あるので、 最新ゲーム機と迷っているならゲーミングPCを購入しましょう 。

PCゲーム用のプラットフォームには、世界中のクリエイターが作ったゲームが集まります。そのため、 家庭用ゲーム機に比べて販売されている本数・ジャンルが圧倒的に豊富 。たとえば、PS4のタイトル数は約4,000本なのに対し、Steamには2022年11月時点で13万超のタイトルが販売されています。今までプレイしたことがないようなゲームに出会える機会が多く、ソフトを探しているだけでも楽しめるのでぜひチェックしてみましょう。

PS5の「Horizon Forbidden West」やSwitchの「スプラトゥーン3」など、家庭用ゲーム機でしかプレイできないタイトルもありますが、PCゲームの総数の比ではありません。 PCゲーム用のプラットフォームには毎日のように新作がリリースされている ので、プレイするゲームには半永久的に困らないでしょう。

ゲーミングPCの選び方

ゲーミングPCを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。

1．ゲーミングPCを買ううえで知っておくべき3つのパーツを解説

最新ゲームのトレンドは3Dグラフィック。しかし、3Dグラフィックの映像を高画質でなめらかに表現するには、かなりの負荷がかかります。ゲーミングPCを買うのであれば、高負荷の映像でも難なく処理できるものを選びたいですよね。

ここでは、高画質なゲームも快適にプレイできるPCを選ぶうえで、重要な3つのパーツについて解説していきます。

グラフィックボード（GPU）は価格の安さで選ぶと後悔する可能性大

ゲームを実際に描写する際に、重要な役割を担っているのがグラフィックボード。 性能が低いグラフィックボードは描くのが遅く、カクつきや残像の原因になる ので、ゲーミングPCを選ぶ際はまず最初にグラフィックボードを確認しましょう。

性能が高いグラフィックボードを選ぶのが理想ですが、ハイエンドモデルは40万円前後とかなり高価。価格とのバランスで考えると、2023年現在のミドルクラスとされる 「RTX 3060」や「RX6700 XT」がおすすめ です。

ミドルクラス未満の性能でも、「Apex Legends」や「VALORANT」といった3Dグラフィックのゲームをプレイすることは可能。しかし、ややカクつきやラグが発生する場合があるほか、今後登場する新作タイトルに性能が追い付かない可能性もあります。 長く使うPCだからこそ、やや高価でもミドルクラス以上 のものを選びましょう。

CPUはPCの「筋肉」。GPUと同等以上の性能のものがおすすめ

PCのすべての処理に関わっているCPU。ハードウェアやソフトウェアから受け取る情報を処理するパーツで、性能が高くなるほど処理速度は速くなります。

ゲームプレイ時の処理はGPUのほうが重要度が高いものの、 GPUの性能を引き出せるかどうかはCPU次第 。購入前に両方の性能を確認する必要がありますが、 今回検証したほとんどの商品が、GPUとほぼ同等以上のCPUを備えていました 。ゲームプレイ時の性能だけを求めるなら、本記事のランキング上位のPCであればどれでも問題ありません。

ゲーム以外の処理速度にこだわる人は、性能の高いCPUを選ぶのがおすすめ 。ランキングにはベンチマークテストの結果を掲載しているので、処理速度を重視する人は数値がより高いものを選びましょう。

ストレージはSSDとHDDの2種類。合わせて1TB以上のものがおすすめ

PCゲームは容量に幅がありますが、なかでも3Dグラフィックのタイトルは容量が大きい傾向があります。また、 オンラインゲームはアップデートによって容量が大きくなっていく ので、データを保存するストレージには余裕を持っておきましょう。

多くのBTOパソコンでは、初期設定で500GBのSSDが搭載されています。しかし、 動画や写真などゲーム以外のファイルも保存することを考慮すると、500GBでは心もとない でしょう。

ストレージを別途増設する場合も、内蔵型は増設が少し難しく、外付けの場合は1つ接続端子が埋まるので、最初からストレージ容量の大きいPCを選ぶのがおすすめ。 1TBあれば大容量のゲームを楽しみつつ、ほかのデータを保存しても余裕がある ため、まだ用途が定まっていない人は1TBを目安にしましょう。

2.快適にプレイするなら、Type-CとBluetoothはマスト！

ゲーミングPCは商品によって、接続端子の種類と数が異なります。ノートPCの場合、USB Type-CとBluetoothはほとんど接続できますが、 ゲーミングPCの場合はこの2つが接続できないこともある ので注意しましょう。

とくにBTOパソコンは、Bluetooth接続ができないことが多い傾向にあります。近年のゲーミングデバイスは、低遅延を謳うワイヤレスモデルがトレンドなので、 Bluetooth接続ができないと最新のデバイスが使えないことも 。使いたいデバイスの選択肢を狭めないよう、Bluetooth接続ができるPCがおすすめです。

USB Type-Cは、VRゴーグルのOculusやワイヤレスイヤホンの充電ケーブルなどを接続する際に使います。Bluetooth同様に、 最新デバイスのなかにはType-C接続のみの商品もある ので、Type-Cの端子が非搭載のPCはやや不便。別途、変換用ケーブルやBluetooth用の送信機を購入すれば接続はできますが、導入コストや手間を考えるとはじめから接続できるものを選ぶのがよいでしょう。

3.置きやすさで選ぶならミニタワーだが、性能で考えれば断然フルタワー

ゲーミングPCは、PCケースによって大きさが異なりますが、大きさによって搭載できるGPUやCPUが変わるわけではありません。そのため、同等のGPUとCPUを備えている場合は、小さいミニタワーのほうが省スペースで便利なように思えますが、 サイズが大きいフルタワーのほうが利便性に長けている点が3つあります 。

1つは冷却性能。ミニタワーに比べ 大きなファンを搭載できるほか、ケースが大きく空気が循環しやすい ので、熱が上昇しにくいのが特徴です。また、フルタワーはストレージなどのパーツを拡張しやすいのが2つ目のメリット。PCのパーツ拡張は初心者にとって少し困難ではありますが、 性能が物足りなくなってきてもパーツを増設すれば、より長く使えます よ。

接続端子の数もフルタワーのほうが豊富。種類はメーカーによりますが、 大きなケースのほうが多くの端子を搭載できるので、カスタマイズ性に優れています 。高熱による故障リスクが低く、拡張性が高いPCのほうが寿命が長いので、置くスペースがある人はフルタワーがおすすめです。

4.BTOパソコンは上級者向け。初心者は組み立て済みのPCがおすすめ

メーカー製のPCよりもコスパに優れているとされるBTOパソコン。価格を見ると、同等のGPU・CPUを備えているメーカー製のPCに比べて価格は低い傾向にあります。また、自分でパーツを選ぶといっても、 GPUやCPUといった主要パーツがそろっている状態で販売されているので、難易度はそこまで高くない といえるでしょう。

しかし、PCの知識がないと、パーツの有無やスペックの優劣を判断できず、価格を抑えるために初期設定で購入してしまいがち。その場合、ストレージは500GBだったり、オフィスソフトが非搭載だったりと、不便さを感じることもあるでしょう。かといって、 すべてのパーツを搭載すると、メーカー製のPCよりも高価になる 場合があります。

用途が明確に決まっていて、必要なパーツやスペックを理解している人であれば、お得に購入できるのがBTOパソコン。使い始めはそこまで不便ではなくても、 使っているうちに必要性が出てきて、そのころには返品ができず後悔する ことも。はじめてPCを購入する人は、まずメーカー製のPCを購入するのがおすすめです。

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