「患者さん」と言う言葉はきらいな言葉です。英語では 「patient」耐えるってのも嫌な感じですね。学会では「CASE」ですよ。「箱」か?(ボコッ)これからディズニーランドみたいに患者さんをゲストって呼ぼうかな。今日、看護師さんたちが患者さんたちの痛みや不安についてディスカッションしていたのですが、治療が難しい方もいて、どこの病院に相談してもダメで死にたいくらいつらいようである。ぼくたちにできることは?私はドクターであるから、わたしがその患者さんだったら、それ以上の治療はあきらめて他のことを考えようとすると思う。人間は痛みに弱い。逃れたいと思うのが人情だ。痛みを飛ばす方法について考えていたらとても暗い土曜日の午後を過ごす羽目になってしまった。来週は tax men が来るらしい。それも浮かれない理由のひとつである。最大の理由は面白くない仕事が山積みなのが主な原因。話は戻るが人の痛みってほんと分かりませんね。分かったら分かったで困るんですが、やはり病気の犠牲者を一人でも少なくするためには予防医学が大事ですね。つらいゲストには予防医学もないので、話を聞いてあげることくらいしかできない。でも不安でつらいゲストとは親身に話をすることが大切なことなのだろうというのが結論だ。僕に会いに来てくれるゲスト達はいろいろと悩みが多い。ゲストに目線を合わせ、おしゃべりして、見て触って聴いて叩いているあいだは楽しいのですが、事務仕事はダイキライじゃあああ。もう4時間ほどぼーっとしてます。土曜日の午後なんてもう力残ってないしね。あたま働かんよ。つらいわ。