ワイン＆エアロビクス

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カレーマ・リゼルヴァ[2014]プロドゥットーリ・ネッビオーロ・ディ・カレーマCarema …

可憐な花の香りのネッビオーロでございます♪ 小さな区画と言う事で興味を惹かれて買い求めましたが、大正… [ >> ]

樽発酵、樽熟成。アンセルミの辛口の最上級ワイン。カピテル・クローチェ[2017]アン…

有名どころの白でありまして、なかなか贅沢な造りでございます。 [ >> ]

バット料理調理キッチン台所厨房深型ステンレス販売通販楽天業務用18-8深…

テリーヌを焼く時の湯煎用に手当致しました。きちんとお湯に浸かって、テリーヌ型も気持ちが良さそうでご… [ >> ]

カレラ　ピノ・ノワール　セントラル・コースト　[2018]　＜赤＞　＜ワイン／アメリ…

所謂カリピノの定番♪ 何時もセラーに置いておきたいが、なかなかそう言う風にはならないのが面白い所でご… [ >> ]

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April 12, 2024

Jöchi ulus

テーマ：生涯学習

カテゴリ：カテゴリ未分類

　金曜日は赤坂恒明先生の「キプチャク汗国の歴史」のオンライン授業でございます♪

　今日のお題は「大モンゴル帝国の西半部を実質的な支配下に置いた実権者、ジュチの二男バト」でありまして、モンゴルによるヨーロッパ遠征についてと相成ります。

【備忘録】

明治期、バトは注目を集めていた＝征欧＝新聞記者による著作
チャガタイ・トルコ語
チンギス・ナーマ（東京外大AA研が翻訳）はシヴァン系の資料
辺境駐屯部隊「タマ軍（探馬赤）」：遠征先の征服地に駐屯
勇将スベエデイ：四匹の犬の一人。世界でも最高の武将ではないか
1235 年、新都カラコルムにおいてクリルタイを開催　→　対外征服活動を決定
1. バトのヨーロッパ大西征：1236～1241 年
2. オゴデイの皇太子クチュの南宋遠征：1235～1236 年1236 年 11 月、クチュ陣没。南宋征服は失敗に終わる。
3. インド方面攻略に派遣されたタマ軍：1241 年、1245 年にパンジャーブ地方に侵入
バトとオゴデイ･カーンの長男グユクおよびチャガタイ家王子ブリとの不仲　→　のちのモンゴル帝国の分裂に繋がる
キプチャク系：コマネチ（コマン人のコマンから来ている）
アラン（アス）人：東イラン系。スキタイの直系。オセチア語と同様
リーグニッツの戦い「幻」説：20 世紀末期に、杉山正明氏が全く根拠なしに提唱・主張。ポーランドの学者に「とんでもない話」と一蹴される　→　帝国書院の歴史教科書に記載
クリコヴォの戦い（1380 年にルーシ軍がタタール軍を撃破した有名な戦い）を幻または小規模な衝突とする説（1991 年 3 月のロンドン大学東洋・アフリカ学部 SOAS における国際セミナー「モンゴル帝国とその遺産」における質疑応答上の発言）を、杉山正明氏が学会出席者の誰かから聞きかじり、これをリーグニッツの戦いと誤認したもの、と考えられる
リーグニッツの戦いでのドイツ騎士団の存在が強調され過ぎている
オゴデイの死因は酒の飲み過ぎ　→　ヨーロッパ遠征軍は 1243 年、中欧から引き上げ　→　バト以下ジュチ一門はヴォルガ河流域に留まる。
ヴォルガ河畔に首都「サライ」を建設；サライの建設を以て「建国」とするのはヨーロッパ的視点過ぎる誤ったもの
オゴデイ･カーンの長男グユクと対立
1. グユク即位のクリルタイ（1246 年）を欠席
2. グユクからの度重なる召喚にも応じず
3. グユクは、バトに対して軍事行動を起こすが、途中で急死
トルイの長子モンケを、第四代カーン（皇帝）に擁立（1251 年）→　絶大な権力を得る