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『0能者ミナト』
ミナト最高☆
そんな解決法はアリなのかー?
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊-どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった。
…はい。
お察しの通り完全なるジャケ買いです。
久しぶりに当てましたよ
この本の主人公・九条湊、とにかくいい性格してるんです。
「先生は不躾で、不真面目で、不謹慎で、ふざけすぎです」
「貴様はただの詐欺師だ」
「この色魔!」
こんな主人公どうですか?イイでしょう?笑
皮肉毒舌屁理屈猥褻、図々しくて無神経、
どんなに顔がよくても実際にいたらこんな男はごめんですが、
なんでか好きですですよね…ちきしょう…
巫女や僧侶や陰陽師的な能力は一切ない“零能力者”ミナト。
なのに本職が手に負えないような怪異をスッパリ解決してしまうんですよねぇ。
封印から解かれた強力な怪異や、最高の呪術者一家にかけられた呪いを、
まさかまさかあんな方法で解決してしまうとは…!!
開いた口がふさがりませんでした。
…まぁ本職の人々から煙たがられているのは、
むしろその性格が原因の9割な気もしなくはないですが。笑
ミナトもそうですが、他のキャラも生き生きとしていて、
彼らのやり取りだけで1冊読めそうです。
…"自称天才少年"のユウキは、ほんの2ページ位で怒って飛び出しそうですけど。
…真面目な女子高生で巫女の沙耶は、ほんの3ページ位で呆れて黙りそうですけど。
続編が出たら確実にまた買ってしまいます。
腐れ縁(?)な理彩子と考元との過去話とかも読みたいなぁ。
お?同世代の彼らといるとミナトがやたら可愛く見えるぞ
『ビブリア古書堂の事件手帖』栞子さんと… 2011/10/05 コメント(4)
『万能鑑定士Qの事件簿』1.2 松岡圭祐 2011/10/05 コメント(3)