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2023.07.22
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テーマ: 鉄道(22218)
国鉄旧型電機  EF10


大正時代までは、国内の電気機関車は基本的に輸入機を使用していましたが、大型旅客機であるEF52から国産を手掛け、昭和1ケタの時代、技術の確信とともにEF53やED16、そしてF形貨物機のEF10と量産が行われました。

当時はまだ量産といっても手作り的製造となりますので、現代のように何百両とまとまって製造することはできませんから、同じ形式でも何年かに亘って生産されるため、同じ形式でも形がかなり違うケースがあります。

EF10は、1次形がEF53と同じリベットのあるヒサシ付きの古いスタイル、2次形はEF56前期と同様半流線形の丸形、3次形~がEF56後期のRのあるやや角ばった箱形となり、旧型電機EF15までの標準的なスタイルが確立しています。

また、台車は当時一般的な足回りを採用しているほかに、鋳鋼製の変わったスタイルの台車を履いているものも存在します。時期はズレますが、EF58の先台車にも同じ現象がありました。



昭和51年7月4日 立川機関区にて 一次形 EF1013

ED16の写真を初めて撮りに行ったとき、立川機関区で休んでいたものです。
ホームと留置箇所が余りにも接近しすぎて、全体像を撮ることができませんでした。
ED16とともに、EF53の車体の面影を残す、貴重な形態でした。


昭和51年頃 蕨~西川口間にて EF1030

号数は不鮮明だったですが、読者さんからのご指摘により、30号機と判明いたしました。
EF56の後期形と同じ形状の車体をもつ、一般的なスタイルです。
この車両は鋳鋼製台車を履いており、足回りから独特な雰囲気を醸し出します。

世の中の写真代がやっと安くなってきたのがちょうど昭和51年頃で、それまで写真の枚数があまり撮れなかったことや、茶色い貨物機に興味がまだ行っていなかったので、結果的にEF10の写真は殆ど残っていません。
2枚目の30号機を捉えた時点ではEF10の写真を狙っていましたが、EF12と合わせて既に殆どが首都圏から消えてしまっていた頃で、EF13や15の天下となっておりました。


平成24年9月22日 九州鉄道記念館にて

現在、国内で唯一保存されているEF10形電気機関車。
関門トンネル通過用に新製されたステンレス製の外板を持つ機関車で、晩年は飯田線南部で使用されていました。


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最終更新日  2023.07.22 08:11:05
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