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上の写真は、松阪市本町の三井家発祥の地です。
いまから600年前の 十五世紀頃、エジプトやインドを原産とする木綿が日本に伝えられると、
水はけがよく、肥料の鰯も沢山とれる伊勢平野では、多くの棉花が栽培されるようになりました。
伊勢平野に棉作りが普及すると、
櫛田川~祓川の三画デルタ地帯で古代から受け継がれてきた
「御糸」「機殿」の 紡織の技術と結びついて、
木綿に藍染めを行い縞模様を織り込む"松阪木綿"が誕生したのです。
松阪木綿は粋好みの江戸っ子たちにもてはやされ
商売の才のある松阪商人の組合せで、江戸で大きく成功する松阪出身の商人が現れました。
越後屋(三井家) 小津屋(小津家) 丹波屋(長谷川家)などが有名で
最盛期には50家ほどが江戸に進出していたようです。
最も成功したのが、越後屋の三井高利 です、
三井高利は江戸本町一丁目に呉服店を開業し、
屋号を越後屋(のちの三越)とし。現金掛値無し、
反物の切り売りなどの新商法導入して繁盛していきました。
そして江戸期の三井家の発展が、戦前の日本屈指の大財閥である三井財閥につながるのです。
上の写真は、松阪市本町の三井家発祥の碑です。
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参考ホームページ
松阪商人 松阪市観光協会HP
洗えば洗うほど色がわいてくる藍染め木綿 今に粋る 永遠のファッション松阪もめん 反物
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