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(…その1から続く)昼食まではあと一時間ちょっとあったので、それまでは今日もまたリゾートラインにでも乗って過ごそうか と 私達はとりあえずディズニーシーステーションへ向かいました。途中、ちょっと寄り道するくらいのつもりで ホテルミラコスタ下にあるディズニーシー ピクニックエリアの木陰に立ち寄りました。五月の風そよぐピクニックエリアは清々しく 訪れる人も殆どなくて静かで、なんだか気持ちが落ち着きます。大島桜の咲いている時期もこの場所は素晴らしくきれいですが、緑の時期もまた美しいですよね。あまりに居心地が良かったのでパラソルの下のテーブルで思いのほか長い時間を過ごしてしまい、これからリゾートラインに乗りに行っても慌ただしいだけで終わってしまうかなあ と思った私達は、結局ディズニーシーステーションからパークエントランスの周辺をお散歩しながら写真を撮り歩いて時間を過ごすこととなりました。ディズニーシーステーション。ノース側フォトロケーションのカウントダウンは「18」です。ディズニーシーステーションを出発していく“ファンタジースプリングス”ライナー。たくさんのお伽話を乗せ新しい世界へ走り出していくリゾートライナーを ミッキーも毎日この場所でこうして見送っているのですね~そして13:00を大きく過ぎ、そろそろホテル館内に戻らなければ!まもなく昼食の時間ですからね。本日お邪魔するのはオチェーアノのブッフェ。ブッフェは私 ほんとうは得意ではないのですが、先月の結婚記念日お祝いにディナーコースに伺った際に覗き見たブッフェカウンターのお料理が春らしい彩りでとっても綺麗だったので うまく予定が合ったら来てみたいなあ と密かに思っていたのです。ウエイティングエリアで少々待って、本日案内していただいたのは真ん中のパールのエリア。お誕生日のシールを貼っていたので、昨日のベッラヴィスタラウンジに引き続きこちらのお店でも 入店早々いろいろなキャストさんからいっぱいお祝いの言葉をいただきました。(よく知っているお店のお顔のわかるキャストさんからお祝いされるのって ちょっとくすぐったいような照れくさいような不思議な感じですね~)「カム・ファインド・スプリング!」のテーマにふさわしいお花畑のような色とりどりの前菜と 私だけスパークリングワインのグラスもお願いして、お食事を始めました。こちらはパンのコーナー。ダイニングイベント恒例のパンで作られたオブジェも可愛いかったのですが、今回は実際にカウンターで提供されているパンもそれぞれとても手が込んでいて 見た目も可愛いものが多かったです。これを全種類食べられる強靭な胃袋があったらなあ…14:00頃には、14:05からのハーバーグリーティングのためにテラスへの扉を開ける旨のアナウンスが店内にありました。(私達はケルプ側を指定されました。)私はすぐにはテラスへ向かわず開始直前になってのこのこ行きましたけれど、本日この回のケルプ側のテラスについては混雑もなく 皆さんかなりゆったり鑑賞できていたように思います。パーク内も穏やかな感じでしたよ。そして14:05、「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」開始。船に乗って登場する「ファンタジースプリングス」に住むキャラクター達。毎回毎回ほんとうに「まるでアニメーションそのもの!」と感心してしまいます。ミッキーとミニーもハーバーを囲む皆さんに全力でご挨拶。ドナルド達が乗る黄色い船と 「アラビアンコースト」「マーメイドラグーン」住人の皆さんの乗る青い船もこちらのテラスからはよくみることができました。せっかくのスパークリングワインをテーブルに残してきてしまったことが気がかりで皆さんよりも早いタイミングで室内に戻ると、なんと コースで過去何度もお世話になっているキャストさんとばったり鉢合わせ。周りに他のお客様がいらっしゃらないのをいいことに、夫と三人でしばしの間お話ししてしまいました。席に戻ると間もなく、私達のテーブルにはお誕生日シールとともにナプキンミニーさんがやってきました。そしてこちらのお店でも、「記念にお写真撮りましょう」とキャストさんがお店のカメラを手にやってきて撮影してくださいましたよ。15:00前頃には、私達は追加でアイスティーをお願いしてデザートタイムに突入しました。春らしいカラフルなデザートカウンターの上には、ダッフィーとそのお友達の姿も。それぞれのキャラクターをイメージしたデザートやエディブルフラワーがふんだんに添えられたロールケーキなど、デザートカウンターも前菜のカウンターと同様たいへんきれいで賑やかでした。たまたまお会いできた顔見知りのキャストさんが熱心におすすめデザートについて説明してくださったのですが、いかんせん量を食べられない私は軽めのものを選びに選び テーブルに持ち帰りました。(もうほんとうに …全てのお料理を食べられたらいいのに!)今回のダイニングイベントで活躍するダッフィーのお友達をイメージしたデザート。まあるいグラスがクッキーアンをイメージしたキャロットオレンジゼリー、すみれ色のお花がのっているのがリーナベルをイメージしたピーチムース、グラス入りグリーンのがジェラトーニをイメージしたパンナコッタとメロンソース。(ほかにもダッフィーをイメージした紅茶のチーズケーキなどもありました。)今回のホテルミラコスタのダイニングイベントでは各レストラン「担当キャラクター」があるそうで、そういえば4月にオチェーアノのコースにお邪魔した時は 当店はリーナベルを担当しています とキャストさんがちらっとおっしゃっていたし、シルクロードガーデンでは「当店はジェラトーニ担当です」、昨日のベッラヴィスタラウンジでもデザートは クッキーアンをイメージしている とおっしゃっていました。ここオチェーアノのブッフェカウンターにはその全てのキャラクター達が勢ぞろいして彩りあふれるお料理やデザートを提供しているというわけですね~作り手の皆さんは、キャラクターたちや「春」を表現するために 素材をいろいろ探してメニューを工夫なさったのでしょう。カウンターにお料理が並んでいる様子を目にして「なんだかきれい」と思ってしまった理由がよくわかりましたよ。全てのお料理を食べることは難しくても、眺めているだけで楽しいブッフェでした。食事が終わるころには、キャストさんが撮ってくださった写真もテーブルに届きました。そして、それぞれ皆さん苦心して工夫していっしょうけんめいこしらえてくださったのであろうお誕生日シールやメッセージを記したカードも何枚も手元に集まってきてしまって文字通りの嬉しい悲鳴でした。そのひとつひとつを落としたり忘れたりしないようによく確認して、テーブルを離れたのは16:00も近くなったころ。私達は会計を済ませてロビーに出て、帰りに向かうためベルデスクに伺いました。なんだか慌ただしくホテルをあとにした二週間前とは違い、きょうの出発時のロビーや正面玄関車寄せあたりは 本来のホテルミラコスタらしいゆったり温かな気遣いにあふれていました。――本当、二週間前の一種混沌としていたロビーはなんだったんだろう、ただ単に連休中だったうえにゲストもキャストも不慣れな方が多かっただけなのかしらん?そうも思いましたけれど、きょうホテルミラコスタとお別れするこのタイミングで私の心が穏やかなのはきっと、最後にオチェーアノを訪れたせいなのかもしれません。長い年月 ずーっと通い続けている「オチェーアノ」。大好きだったランチコースは世界を揺るがすような大きな出来事の影響ではかなくも営業を終了してしまったけれど。お店の運営方法も提供されるお料理もキャストさん達の顔ぶれも対応も その全てが日々変化していっても、オチェーアノがわたしにとって「大切な思い出をこっそりしまってある場所」大きな宝箱のような存在であることは変わりようがありません。もちろん オチェーアノだけが というわけではなくて。数十年もの間にこの場所で交わした言葉や出会った数多くの人たちすべて。わたしの舞浜での思い出はそんなものでできているのです。だから。まもなくこの地に誕生しようとしている新しい世界もまた、誰かにとってのそんな場所になってくれるといいのだけれどなあ。何かが始まる前の一瞬の静けさの中にあるような 五月も後半に入った緑あふれる舞浜を去りつつ、私はそう思ったのでした。 (おわり)(ちょっとだけ前を通ってみた「ファンタジースプリングス・ホテル」)このホテルも新しくディズニーシーの一部になるのですからね。遅かれ早かれ伺うことになるだろうなあ と今は思っています。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 19, 2024
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(前日から続く)昨夜は日付が変わる前にベッドに入ることができて すぐに眠りにつきました。東京ディズニーリゾート滞在中としては珍しいことに 睡眠時間はたっぷり確保できたはずです。…と なれば?ホテルミラコスタに宿泊した朝に限ってとんでもなく早い時間に目が覚めちゃうこの私が、そんなにゆっくり遅い時間まで寝ていられるわけがありません。案の定、誰にも何にも起こされることなく自然に目が覚めたのは、4:20頃でした。さっそくテラスに出てみると、そこには美しい朝焼けに染まるテラスとヴェネツィアの街並みが。そうでした そうでした。ヴェネツィアサイドのテラスルームは東に向いているので、遮光カーテンを開けたまま休むとこの時期の早朝はベッドルームに朝陽が猛然と突進してくるのでした。でも 本日のお部屋のベッドルームは建物のかげになっているので、たぶん朝陽の直撃は無さそう。もうちょっと眠ろうかな と、私はカーテンを開けたままベッドに戻ることにしました。再び目覚めてベッドから飛び起きたのは5:30頃。太陽はすっかり昇っているはずの時刻ですが… 眩しい朝の光がベッドルームまで差し込んでくる気配はありません。テラスに出てみると、今朝の舞浜のお天気はどうやら「曇り」のようです。パーク内ヴェネツィアエリアにもまだ人影はなく、リゾートラインの軌道をいく車両もなく。各客室の中の様子まではわかりませんけれど、今日のディズニーシーのハッピーエントリー開始は8:45とのことですから、宿泊ゲストの皆さんもまだお休み中の方が多いのかもしれません。テラスの椅子に腰かけて音のない朝のパークの中にしばし身を置いたあと、私は室内に戻りました。その後はベッドに入ってみたものの流石にもう眠ることはできず、6:00過ぎには本格的に起床して支度を始めることにしました。ずーっとテラスへの扉を全開にして過ごしていたので、7:00ちょうどにパーク内BGMの音量が上がるのも感じることができましたし、朝のパーク内恒例の警報音(たぶん何かの訓練の音)もきくことができました。7:30が近づくと今度は館内廊下側からも パークへお出かけになるゲストの皆さんの低い話し声やルームサービスワゴンの行くかすかな音が 耳を澄ませば感じられるようになってきました。7:50くらいには、パーク内で何か指示を出しているような マイクを通した男性の声も聞こえました。そのどれもがホテルミラコスタで迎える朝にだけ耳にすることができる特別な音で、二週間という短い期間のうちにこんなことを二回も経験できるなんて 今年の記念日月間はなんて幸せだったのかしらん と私はあらためて思いましたよ。一緒に暮らしてきたなん十年もの間、遠慮していたわけではないけれどなんとなく自分のことは後回しにしがちで 思い通りにいかなくてもやりたいことができなくても気にしない~ と過ごしてきた私が、4月末の結婚記念日とは別にこの時期の私の誕生日も舞浜で過ごしたい と言葉にしてみるようになったのはここ数年のこと。この先もこれを毎年続けたい なんてさらさら思ってはいませんけれど、とりあえずわたしの口が滑ってこぼれ出たその言葉に 強く異議申し立てすることなく受諾してくれた夫にはちょっとだけ感謝です。さて、その夫も7時台のうちには目覚めて朝風呂を済ませ、8:00を過ぎた頃からは私達は部屋の屋外リビングであるテラスで殆どの時間を過ごしました。気付けば いつのまにか真下のヴェネツィアの運河パラッツォカナルにはゴンドリエさん達が姿を見せていました。船着場にはあとからあとからゴンドリエさんに操られた小舟がやってきてきちんと並び ゲストを迎えるための準備が着々と進んでいるようでしたよ。ところできょうの朝食。当初はベッラヴィスタラウンジでとろうと考えて遅い時間にPSをいれてあったのですが、「ポルトパラディーゾサイドのテラスルーム宿泊時は当然のように朝食はルームサービスにしてきたけれど、ヴェネツィアサイドのテラスで朝食をルームサービスにしたことって今まで一回もないよね~」という話になり、二週間前の朝食がやはりベッラヴィスタラウンジだったこともあり、今回はルームサービスにしてみることにしました。朝食をルームサービス指定することは 今はまだチェックイン手続きの際にしかできないので(近いうちに予約購入サイト経由でできるようになるらしいですが)、夫が昨日サローネ・デッラミーコでキャストさんにお話してベッラヴィスタラウンジの予約をキャンセルしていただき、その上でルームサービスの時間を9時過ぎに指定して手配をお願いしてありました。なのでキャストさんがルームサービスワゴンを押してこのお部屋に入って来られるよう荷物はざっとまとめて部屋の中を片付けて、9:00になるのをテラスで待つことにしました。(皆さんご存じだと思いますが、テラスルームの屋内部分は面積の割に調度品が多く置かれているので意外と狭く、動線も限られるのですよね。)そうこうするうちに、時刻は8:45。ハッピーエントリーも始まって、ヴェネツィアの運河にもゲストがやってくるかしら?そう思ってしばらくパーク内を見下ろしていましたが、たま~にヴェネツィアに姿を現すゲストは皆、運河の脇を通り抜けてアメリカンウォーターフロント方面へと進んでいらっしゃるようでした。(トイストーリーマニアへ向かわれるのでしょうかね~)ゴンドラの運航は一般開園時刻からと決まっていますから、ゴンドリエさん達のお仕事開始もきょうは9:00です。8:55頃には ゴンドリエさん達はイル・ゴンドリエーレ周辺に集合して、ホテルミラコスタの部屋に向かって盛んに「ボンジョルノ!」と手を振ってくださっていましたよ。そして 9:00になる1分ほど前でしょうか。きょうの朝一番のゴンドラのゲストは三世代ファミリーだったようで、ゴンドリエさんの案内で小さな階段橋をゆっくり渡って乗り場へ向かっていき、貸切状態で運河へ漕ぎ出していきました。その後 テラスの手すりに身体を寄せて、ひとくみ ふたくみ と訪れるゲストを数えていたら、部屋の中でチャイムが鳴りました。朝食です!(ドアチャイムはホテルミラコスタでは スイートルーム、ハーバールーム、テラスルームのみに設置されています。特別感があっていいですよね!)さっそく夫がキャストさんを部屋の中へお迎えし、ワゴンのお料理をテラスにセットしてくださるようお願いしました。「今朝はテラスで召し上がるにはちょうどよいお天気ですね~」とキャストさん。―― そうですよね~ここは東向きだからお天気が良すぎちゃうと陽射しが強くて大変ですものね~ほんと、今朝はほどよい曇り空でよかったです。これが快晴だったりしたら、私なんかは朝ご飯食べるのに帽子と日傘が必要になっちゃいますからね。朝食の準備を終えるとまず キャストさんは内容の確認をしつつ説明をしてくださいました。そしてテラスでの写真撮影をお手伝いしてくださり、それが終わるととびっきり爽やかな笑顔を残して去って行かれました。テラスで朝食の際には「鳥がやってくるのでお気をつけください」と毎度教えてくださいますが(実際わたしたちも過去に遭遇したこともありますが)、今朝の私達のテラスには まだ生まれたばかりで人間がいかに危険な生き物か知らないような小さなやせっぽちの雀が一羽やってきたのみで、平和な朝ご飯でした。(きょうのパンはクロワッサン、ミッキー型ミルクパン、チョコデニッシュの三種でした。)(オムレツにミッキー描いてみました。)(↑こういうこと、大人なので人目があるところでは絶対やらないけれど、ルームサービスの時はやっぱりやっちゃいます。)朝食後はテーブルを片付けてワゴンを廊下に出し、再び私達はテラスで時間を過ごしました。10:00前ごろ、パーク開園から一時間が経ったゴンドラ乗り場あたり。ファンタジースプリングス・ライナーが行くのも何回も見ることができました。テラスのテーブルで新聞を読んだりノートPCを広げたり コーヒーをいただいたり と、自宅での休日午前中と同じように寛いで過ごし、記念写真もたくさん撮影し、時刻は11:30過ぎ。私達はようやく部屋を出る準備をして、荷物を部屋に置いたまま出発する連絡をしました。(最近はこのお願いはテレビ画面からできるのですが、夫はサービスホットラインに電話していました。)そして11:50ころに ヴェネツィアの街を見下ろすテラスのあるお部屋をあとにしました。(テラスにあった生花は持ち帰り用の紙袋にぴったり収まってなんだか可愛らしかったです。)(こちらのお花ももちろん、荷物と一緒に帰る時まで預かっていただきました。)そのあとはサローネ・デッラミーコに行ってチェックアウトの手続きをしました。ホテルミラコスタでも現在は チェックアウトの際の精算も荷物を預けるための手配も客室内のテレビ画面からできるようになっているのですが、今回のお部屋はサローネと同じ5階だったので、夫は、――部屋を出てエレベーターまで行く途中で絶対にサローネの前を通るんだから わざわざテレビのリモコン操作して部屋でちまちまやらなくてもサローネでキャストさんにお願いすればいいじゃん?…と思ったようです。チェックインからチェックアウトまで、様々な手続きを対面や電話でなく殆どオンライン上でできてしまうようになったのは私達ゲストにとってとても便利でありがたいことですし、運営する側としても人の手も時間も削減することができてきっと助かることなのだと思います。最近は外国からのお客様もずいぶん増えているので、行き違いなく対応するためにも必要なことなのかもしれません。なので私は、新しい便利な制度はどんどん利用すればいい そのほうが翻ってみんなのためになる、と思うのですが。今も昔も人と話すのがどちらかと言えば好きな夫は、この省人化省力化の流れに素直にのることにやや抵抗があるようです。おそらく、事務的なことに関してなら夫だって省くことにまったく異論はないでしょうが、 ここ舞浜のパーク&ホテルで っていうところに何かすっきりしないものを感じているのでしょうね。ここはただのハコもの遊園地ではないと確信した、パーク開園当初リゾート創業当初のあの価値観がひっくり返るような驚きを、私達はいまだに忘れられないのかもしれません。でも時代は進み、パークやホテルに新しくやってくるようになった人たちの中には、できれば他人との接触や対話のような面倒くさいことは避けたい、システムを駆使して自分の利益さえ確保されればそれで満足、と思う方々も増えているのでしょう。訪れる側にもそこで働く側にもそんな感覚を持つ方々が増えてその割合が高まれば、いまを生きる私達はここ舞浜のパーク&ホテルの変化の潮流に逆らうわけにはいかない と私は思うのです。――まあそんな考えても仕方のないことはいったん頭の隅に追いやって。今回の滞在では訪れるのはこれが最後となるサローネ・デッラミーコはあいかわらず穏やかで いつまででも居たくなるような空間でした。新しくオープンするファンタジースプリングス人気の過熱にともなってホテルの予約も日に日に困難になっていっているので、次にいつサローネにお邪魔できるのか 果たして来年のこの時期も来られるのか、それは何とも言えませんけれど。でも ぜひぜひまた伺いたいと心から思いました。ありがとうございました。サローネを出た後は、PSを入れていた昼食の時間まで少しお散歩して時間を過ごそうと考えて、エレベーターに乗ってロビーに下りました。(その2 に つづく・・・)(ホテルミラコスタのエントランスはやっぱり素敵です)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 19, 2024
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(…その2から続く)サローネ・デッラミーコを出た私達はそのまま部屋に戻ることはせず、今日のうちにもう一度“ファンタジースプリングス”ライナーに乗ろう と ホテルを出てディズニーシーステーションへ向かいました。(特別仕様のリゾートライナーの運航時間は公式サイトで調べられますからね~)さきほどチェックイン前の時間帯にファンタジースプリングス・ライナーに乗車した時は、どの車両にも写真を撮って回りたいゲストがいっぱい溢れていて 車内が物凄く混雑していて驚いたのですが、この時間(18:00過ぎ)はずいぶんと空いていてゆったり乗ることができて楽しかったです。(両パークとも夜のショーやパレードの時間が近づいて皆さんリゾートライナーに乗ってる場合じゃなかったのかもしれません。)絵本の頁を開いたような列車に乗ってゾート内をぐるぐる回り ディズニーシーステーションで下車してからは、降車ホームにあるデッキに出て 暗くなってきたパーク内ディズニーシープラザを見渡しました。時刻は19:00を少し過ぎたところ。リゾートの公式サイトによれば、4月7日からミラコスタ通り入口では 毎夜、ファンタジースプリングス グランドオープンまでのカウントダウンと称して「夜間演出」が行われているそうで、私達は前回来た時うっかり見逃してしまったので今日はぜひ見たいところなのですが…ちょっと見たところ、ライトアップはされているものの何か変わったことが行われている様子はありません。でもね。ミラコスタ通りの入口周辺にはスマートフォンを構えてずーっと留まっているゲストが大勢いるように見えますし、ホームのデッキにもカメラを構えて何かを待っているふうの方が何人もいらっしゃるのです。何分かに一回、何かやる ってことだろうか??そう思って私達もしばらく待っていたのですが、5分経っても10分経っても何も始まらないまま。そろそろホテルに戻ろうか なんて気持ちになってきた7:15頃、ミラコスタ通り入口上の照明が急に変化を始めました。タペストリーを照らしていた灯りが消え、浮かび上がってきたのは「19」の数字。あと19日 の表示です。それとともに、タペストリーに描かれたキャラクター達に順に照明が当たって行き、両側にアナとエルサやピーターパンのシルエットが出現しました。(ラプンツェルも現れたみたいですが私のいるとことからは見えませんでした。)最後は光の粉が降り注ぐようにシルエットがきらきらと輝いて。ミラコスタ通りの入口上のタペストリーはまた元のライトアップされた状態に戻りました。現在パークの閉園時間は21:00ですが、暗くなってから閉園までの間にこれを何回やるのかなあ。そんなに頻繁に(10分ごとに とか 15分ごとに とか)やるわけではないみたいなので、見られて良かったな と思いました。その後はホテルに戻り、部屋に戻る前にサローネ・デッラミーコへ立ち寄りました。ちょうどビリーヴ!が始まる寸前だったので、サローネ内は既に照明を落として入口周辺のカウンターのあるエリアとゲストのためテーブルがあるエリアを分かつ扉も閉じてしまってあったのですが、キャストさんがそーっと扉を開けてくださり中へ案内してくださいました。(ショー開催中は真っ暗になるので、ドリンクなどの提供は一時お休みです。)メディテレーニアンハーバーが見渡せるいくつかの窓辺にはそれぞれゲスト(ほぼ全て男女お二人連れ)がいらっしゃったので、私達は一番奥の「ピアッツアビュー」にあたる窓辺へ。すぐに時刻が19:30になり、ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~が始まりました。「正面からしっかり鑑賞」は何度か(前回も)させていただいているので、今夜は主に ビリーヴ!開催中のサローネ内はどんな感じになるのかなあ? それぞれの窓からは何がどんなふうに見えるのかなあ? …という純粋な興味で伺ったのですが、こちらの奥の窓からは向かい側のホテル外壁に投影される映像がたいへん鮮やかに迫ってくるように見えて 大迫力でした。こんな映像が次から次から流れるようにこちらへやってきて すぐ目の前でダイナミックに動くのですからね~ショーの中に巻き込まれていくみたいな気持ちになりましたよ。アラビアンコースト側のピアッツアビューのお部屋の窓からは ビリーヴ!はだいたいこんな感じに見えるのかな。サローネ・デッラミーコ内の照明が点灯したのはショーが完全に終了してから。20:05頃からはアルコールやソフトドリンクの提供も再開されました。私達はしばらく奥の窓辺の大きなテーブルで好き放題におしゃべりしながらお酒をいただいていましたけれど、徐々に周囲のテーブルが埋まってきたようだったので、パーク閉園が近づいて混雑してくる前に… と20:30には席を立ってサローネを出ることにしました。長い廊下を歩いて部屋に戻り着き 奥のベッドルームを覗くと、私達が部屋を開けていた間にターンダウンが終わっていて ベッドの上にはパジャマが準備されていました。パジャマの傍らには何やら小さなタオルが丸まっているように見えたので近づいてみると これはミッキー?!この他にもいろいろ、夜を迎えたお部屋には楽しい細工がされていて また嬉しいお心遣いもあったりしてちょっと感激してしまいましたよ。その後は、閉園に向かっていくパークの気配を感じながら 私達はテラスで時間を過ごすことにしました。こちらのテラスルームはパーク内からの視線を気にしなくても済むので、ビールをいただいたりおしゃべりしたり、写真を撮影したり、リラックスして自由に過ごすことができます。(あんまり声が大きいとお隣のテラスのお邪魔になるかもしれないので そこはちょっと注意が必要ですが。)夜を迎えたヴェネツィアサイドのテラスルームは昼間にも増して「おうち感」が強くなったように感じられて、本当、「このままここに何日か滞在したいなあ」って思ってしまいましたよ~やがて21:00が近づくと、パーク内には閉園予告アナウンスが流れました。真下を見下ろしてみると、ヴェネツィアの運河には小さな旅を終えて船着き場に戻ってくるゴンドラはあるものの この時間から出発する舟はもう無いようでした。リストランテ・ディ・カナレットも、店内には人の姿があってまだ営業は終わっていないようでしたけれど、人気のテラス席にはもうゲストの姿はありませんでした。21:00を過ぎて パークの閉園時刻が過ぎたことを知らせる男声アナウンスが繰り返し流れるようになっても、私達はしばらくテラスで過ごしていました。(テラスルームの場合は「テラス」がリビングルームみたいなものですから。)やがて21:30近くなってくると、宿泊者の皆さんがパークからホテルに戻っていらしたのか ヴェネツィアサイドの客室の窓におもしろいように続々と灯りが点き始めました。サローネ・デッラミーコもそろそろラストオーダーの時刻、お隣や周辺のお部屋にもそろそろ宿泊の方がお戻りになるやもしれません。では。このあたりで屋内に戻って休む支度をしようかな と、私達は夜のテラスのテーブルをいったん離れることにしました。入浴したり明日の支度をしたりする間もカーテンは閉じていたもののテラスへの窓は開け放していたので、室内にはパークのBGMがずーっと聞こえてきていました。が、その音楽も22:30に止まり(ほんとうに唐突にプツっと止まるんですよ!)、ディズニーシーのヴェネツィア地区には文字通りの静かな夜が訪れました。これがもしもポルトパラディーゾサイドのお部屋だったりしたら、―― 閉園後のハーバー水上に船か何か出てくるんじゃないか? ―― ピアッツアトポリーノで何か面白いことが始まるんじゃないか? …などといろいろ妄想が膨らんでしまってなかなか眠れないところですが(二週間前の夜がまさにそうでしたからね!)、きょう夜を過ごすのはヴェネツィアサイド。あしたもパークへ出かけるつもりはないし、朝食も遅い時間にお願いしてあるので早く休む必要もないのですが、なんだか今夜はよく眠れそうな気がします。平和で安らかなパークの気配を感じながら。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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(…その1から続く)最初に明かしてしまいますけれど、本日私達が宿泊するのはヴェネツィアサイドのテラスルームです。正式な呼び名で言うと、「スペチアーレルーム&スイート ヴェネツィアサイド テラスルーム」ということになります。窓を全開にすることができて、いつでも自由にテラスに出ることができて。しかもポルトパラディーゾサイドのテラスルームと違ってパークからの情報があまり入ってこないので心穏やかに過ごすことができ、今回のようにのんびり休日を過ごしたい時にはぴったりの客室だと私は思います。…というわけで、ホテルに入館した後は5階のサローネ・デッラミーコへ、二週間ぶりの「ただいま」~伺ったときはちょうど15:00でしたけれど、皆さん既にチェックインを終えてお部屋に向かわれた後だったのか、はたまた前回そうだったように事前にオンラインチェックインして訪れる方が増えたせいなのか、サローネの中は空きテーブルばかりの状態でとっても静かでした。大きな窓からはポンテヴェッキオの向こうの大海原も見えて。ああ。 いいなあ。またあとでこの景色を見にここに来よーっと。前回来た時はお部屋がバルコニールームだったので、お部屋からの眺めがいろいろと面白すぎてサローネ・デッラミーコ滞在時間が短くなっちゃったけれど、今回はもっとたくさんの時間をこの場所で過ごしたいな。そんなことを考えているうちにチェックイン手続きも終わったようで、私のお誕生日カードやらシールやらもいただいて 夫が戻ってきました。きけば、今日は自分たちだけで本日宿泊するお部屋に向かうことになったそう。(夫がキャストさんとどんなやり取りをした結果なのかはわかりませんけど。)そのうえ何やら今日のお部屋は、かなり遠い「端っこのほう(夫談)」とのこと。ほほう。ではでは参りましょうかー――と、サローネを出て右手へと進み。廊下を歩いてヴェネツィアに突き当たり、さらに右手へ歩いてテラスルームとスイートルームが並ぶ一角にさしかかり。ようやくたどり着いた本日の宿泊先は 5室あるヴェネツィアサイド・テラスルームの中でも一番奥に位置する客室でした。ヴェネツィアテラスに泊まるのは今回が5回目ですけれど(たぶんね)、ここは初めて!ミラコスタのテラスルームはどちらのサイドでも一室一室テラスの造りが違って個性的なので、今回のお部屋のテラスはどんななのか 楽しみになってきましたよ。ドアを開けると、まず見えるのはリビングコーナー。テラスルーム独特の間取りです。ここ数年は入室時に遮光カーテンが閉じられているので、窓からの景色やテラスの様子は室内に足を踏み入れて自分でカーテンを開けてみるまではわかりません。で さっそく、部屋に入ってカーテンと窓を開けさせていただきました。そして テラスへ。テラスに出て、まず目に飛び込んできたのは右手側 アメリカンウォーターフロント方面の景色です。タワーオブテラーが覗いてる。部屋位置が一番端なので アメリカンウォーターフロントの港に停泊するSSコロンビア号の姿は予想通り建物に隠れて見えませんでしたけれど、タワーオブテラーは見えました。左側はヴェネツィアンゴンドラ乗り場の向こうに美しいホテルの建物が伸び それに抱かれるようにしてプールがちらっと。ホテルミラコスタ・ヴェネツィアサイドを愛する皆さんにはたまらない景色かもしれませんね。テラス正面真下、見下ろしたところには運河とリストランテ・ディ・カナレットなど ヴェネツィアの街並みが広がります。遠くに目を遣ると、 あっ! リゾートライナー!緑の中を行くファンタジースプリングス・ライナーも眺め放題です。そしてこの部屋のテラス。見上げるとこんな鐘楼のような塔のような建物が目に入ります。この建物があることでテラスの隅にはこんな鋭角のスペースが生まれています。この鋭角のスペースはベッドルームの小窓の外側に当たっていて、室内からも見えるようにちょうどいいサイズのグリーンがこうして置かれているんですよ。ここだけ見ると なんだか「お家」のテラスみたいでしょ?隠れ家みたい?―― やっぱりいいわあ~初めてヴェネツィアサイドのテラスルームに泊まった時も思いましたけれど、このカテゴリーのお部屋って「パーク内のホテルに宿泊している」っていうよりも「ヴェネツィアの街のアパートの一室にひっそり暮らしている」みたいな気分になるのですよね~(私だけかしらん。)お向かいの建物やお隣のテラスに洗濯物が翻っていても許せるんじゃないか っていうか、テラスのそばの煙突から香ばしい匂い(オリーブオイルやにんにくの香り)が漂ってきてもまあそれもアリかな っていうか…いやあ もう、できることならしばらくここに「住みたい」。同じように思う方、いらっしゃるんじゃないでしょうかねえ。一晩を過ごすことになるお部屋のテラスを隅から隅まで点検観察(?)し終わって ようやく落ち着いて私は一度お部屋の中へ。最後にヴェネツィアサイドのテラスルームに宿泊してからもう6年も経っているので、まあ6年もあれば内装を補修したり椅子を張り替えたりカーテンを交換したり はなさっているでしょうけれど、どこか大きく変わったことはあるかしら? と見まわしてみました。と、ソファのクッションの色が以前と変わって深い色合いになっているのに気が付きました。ということは、ベッドのボルスタークッションも? …などと思って確認したら、やっぱり同色のものになっていました。(参考までに、以前のクッション類はこちらの日記の最後にあるような青磁色でしたけれど、新しい色もベッドスローやカーペットと雰囲気が合っていて良いかも と思いましたよ。)テーブルの上の生花も健在で安心しました。お花の持ち帰り用の袋は以前はビニール袋でしたけれど 時代を反映してか小さな紙袋になっていました。その後は16:00頃からサローネ・デッラミーコにお邪魔して ただひたすらメディテレーニアンハーバーを眺めて過ごしました。16:10からは“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティングが始まりましたが、サローネにいらっしゃる方はごくわずかでした。グリーティングが終了してからも 私達は窓辺でそのままお茶をいただいて過ごしました。この時間帯のサローネには殆どお客様もいらっしゃらず、ほんとうに静かでしたよ。今回のホテルミラコスタ滞在はこれがしたくて決めたようなものですから、何もしなくてもここにいられるだけで私は満足でした。(水上を行く小さな船は、ポンテヴェッキオをくぐったらそのまま大きな海まで漕ぎ出していってしまいそうです)夫も呆れるほどただ黙ーってハーバーを眺めていたら いつの間にか時刻は17:00。アルコール提供時間帯になり、テーブルには前菜プレートも届きました。(前回お邪魔した時は逆向きに写真を撮ったのですけれど、キャストさん達としてはこちらがゲストに対しての正面、この置き方が正しいみたいです。)このころにはパーク内では19:30からの“ビリーヴ!”鑑賞エリアの準備が着々と進んでいたようでした。17:30を過ぎると あんなに空いていたサローネにもゲストが少しずつ訪れるようになってきたので、二時間近くも窓を独占していた私達は このあたりでいったんおいとましよう と席を立ち、サローネ・デッラミーコをあとにしました。18:00になる少し前のことでした。(その3 に つづく・・・)※私達がサローネ・デッラミーコで二時間も眺めていた景色「窓からの眺め」としては、ポルトパラディーゾ・スイートの窓からと同じような感じになりますかね~◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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大型連休中の舞浜をあとにしてから二週間後の土曜日。私達はふたたび ホテルミラコスタの正面玄関へと戻ってきました。車寄せで待ち受けてくださっていた元気なドアサービスキャストさんに荷物を預かっていただいのは10:30過ぎ頃。到着する車の波も落ち着いて朝の慌ただしさもひと段落といった時間帯だったからでしょうか、こちらから何も告げないうちに ぜーんぶお任せしちゃってください!! といわんばかりの打てば響くような手際の良さで、その頼もしい笑顔に私は久しぶりに清々しい気持ちになりましたよ。ロビーに足を踏み入れ仰ぎ見るのは、前回舞浜を去る時に見たのと同じ天井画。あれからもう二週間も経ったとは。月日が経つのは早いものです。さて。本日ホテルミラコスタにやってきた目的は 5月後半にある私の誕生日祝いのため。物のプレゼントは何もいらないから… という 昨年同時期のディズニーランドホテル泊と同じような顛末を辿った結果です。でも、――あれあれ~? それってたった二週間前に結婚記念日と一緒に祝いませんでしたっけ??そうおっしゃる向きもあるでしょうが、あくまで前回のは「結婚記念日のお祝い(注:私にとっては)」。きょうこそが正統単独「私の誕生日祝い」なのです。(!!)もともと私は自分の誕生日祝いに関しては頓着しない方で、最近までは夫の誕生日ばっかり毎年いっしょうけんめい祝ってきたのですけれど、数年前あたりから「スケジュールの都合がつけば(意訳:諸々予約などの手配が整えば)舞浜で祝っちゃってもバチ当たらないんじゃない?」となんとなく思うようになってきました。きっとそれもこれも年齢が上がってきたせいなのかもしれません。(なんでも年齢のせいにして甘える中高年。)まあそんなわけで、誰からもどこからも異論は出ぬまま今日はホテルミラコスタにやってきたので、この週末はパークも行かずに好きな客室と好きなレストランを楽しみながらのんびり過ごそうと思います。まずは手始めにリゾートラインに乗って話題の新エリア周辺の様子を見に行こうかな と、駐車場からロビーに戻ってきた夫と一緒にディズニーシーステーションへ向かい、フリー切符を購入。カウントダウン表示をしているフォトロケーションも忘れずにカメラに収めました。やってきたリゾートライナーに乗り込んでベイサイドステーションで降り、駅舎からグランドオープン間近のファンタジースプリングスホテルを眺めてみました。目隠しの塀さえ取り払えばもう完成といった感じです。時折、ホテルの車寄せまで続く長い坂を黒塗りの高級車が上っていく様子も見られ、ホテル前の路上にも多くの私服キャストさんの姿もあって、なにやら今日は大事なお客様向けのプレビューでも行われているのかなあ と思いましたよ。こちらの屋根のあるあずまや風の施設はホテル専用のパークエントランス関連のものなのかな?と以前から思っていましたけれど…駅から出て植栽越しに見てみたら「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングス・エントランス」という看板が設置されていたので、やっぱりそうなんだ と確信しました。この屋根の下で入園前の保安検査を行うみたいですね。もうちょっと見ていたかったのですが、昼食の予定があったのでこのあたりで一旦切り上げて 私達はホテルミラコスタへと向かいました。PSを入れてあったベッラヴィスタラウンジ店頭に着いたのは11:30頃。土曜にしては空いている店内を通り抜け 窓辺のテーブルまで案内していただき、夫の方はメインに大好物のポークがある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」を、私は「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」をお願いすることにしました。そしてお祝いなのでフランチャコルタのグラスも(今日はこのまま宿泊なので夫も)お願いして、乾杯することにしました。以下、いつものようにお料理の記録です。はじめに私の注文したスペシャルメニュー「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース」を簡単に。前菜はスモークして炙った鰹にサラダ。カツオの下のサラダはみょうがやタマネギ、フェンネルなど。上にハーブとトマトを使ったソースをたっぷり添えて、トッピングはグリーンアスパラとフライドケール。彩りきれいで味は爽やか、この時期おいしい鰹のタタキも たまにはこんなふうに使ってみてもいいなと思いました。パスタは春らしい色あいのロングパスタ。具材はたっぷりのサルシッチャとパセリに紫タマネギ、筍の一種など。手前の若緑色のはそら豆のエスプーマです。パスタはスパゲッティより太めの「スパゲットーニ」で、お肉たっぷりの上にそら豆のコクも加わっていたので 食いしん坊さんでも満足度高いんじゃないでしょうか。メインはお魚の方にしました。イサキと帆立貝柱のインパデッラ。上のまあるいのがパン粉とハーブをまとった帆立貝柱です。ソースはサフランで風味付けした白ワインソース、具材はマッシュルーム、アサリなど。皮目パリッパリのイサキの下にはキャベツ、上には刻んだスナップエンドウやイタリアンパセリ、ラディッシュなどをトッピング。酸味がきいていて見た目も春らしく、私の好きな「これぞベッラヴィスタラウンジのお魚料理」といった感じのお皿でした。ここまでどのお皿もハーブや野菜がたっぷりで、ダッフィー達が遊ぶ「春の野の草むら」に見えなくもないといった見た目でなかなか楽しく、その上美味しくいただけたので良かったです。デザートはタルトフランとジェラート盛り合わせ。夫が食事前にキャストさんに「今日は妻の誕生日祝い」とかなんとか話したので、私のお皿には小さなバースデープレートもプラスされてやってきました。ありがとうございます。真ん中のカスタードタルトの上にはグレープフルーツ、卵に見立てたグレープフルーツジェラートとお花やイースターエッグを模った砂糖菓子などがのっていて、春のお花畑か大きな植木鉢のようです。手前と左右の三方にはダッフィーのお友達クッキー・アンと同じ色のオレンジのバブル。「クッキーアンちゃんのエッグハント」をテーマにしたデザートだそうですよ。夫の選んだベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけ載せておきますね。(6月末までの内容です。)前菜は鶏のゼリー寄せとサラダ。パスタは海老とトマトと長いも、オリーブ、ルッコラなどを使ったコンキリエ。(こちら、ものすごーーーく美味しかったそうです。)メインは夫の大好きなポークのアッロースト。(外れなし! とのこと。)デザートはメロンジェラートとメロン、アーモンドパンナコッタ。こちらのコースも、どのお皿もお花畑のような野原のような盛り付けで春らしく きれいでしたよ。(そしてとっても美味しそうでした。)お食事を終える頃になると キャストさんがテーブルにやってきて「お誕生日と伺ったので」とお店のカメラで記念写真を撮影してくださり、すぐにプリントして簡単なカードフレームに入れてプレゼントしてくださいました。(ゲストからの申告制なのでしょうかね~)ベッラヴィスタラウンジでささやかながらも私の誕生日を祝っていただいたのって、たぶん20年ぶりくらいのことです。20年前の時も同じような流れで写真をプレゼントしていただいたと思いますが、…当時はアニバーサリー用のオプションプランもまだできる前で 確かポラロイドカメラでの撮影だったよね~… などと、夫と二人で過去を振り返って盛り上がってしまいましたよー時は流れ、ほんとうに様々なものがどんどん変わっていきますね。ベッラヴィスタラウンジでの小さな写真は良い記念になりましたし 遠く20年前の思い出に浸ることもできたので、今日ばかりはおしゃべりでお調子者の夫に感謝です。キャストさん達にありがとうとさようならを言って、また来ますね とお店を出たのは13:30を過ぎた頃でした。チェックインまではまだ一時間以上も時間があったので、私達はもう一度リゾートライナーに乗ってみようとホテルを出てディズニーシーステーションへ向かいました。と、連絡通路の途中で。「ああーっ! ファンタジースプリングス・ライナー!!」行っちゃったー…5月7日から運行を始めた「東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナー」、公式サイトですぐに調べると 今日はこのあとしばらくは走っているようでした。なので駅で待ち受けて乗車してみました。やってきたブルーの車両に乗り込むと、中には様々なお話のイラストと文章が。こちらは「眠れる森の美女」。車両ごとに描かれている物語が異なり、まるで走る絵本のようです。こちらは「アナと雪の女王」。「ポカホンタス」。「ピーター・パン」。「塔の上のラプンツェル」。こちらはミッキーとミニー。「ミッキーの巨人退治」でしょうか。今度よく読んでみますね~窓にはファンタジースプリングスの綺麗なロゴ。座席にも。こちらの車両は来年の春(4月初め)まで運行するそうですよ。おとぎ話を運ぶような車両に乗ってリゾート内を何周かした後、チェックインできる時間が近づいてきたのでそろそろ…と 私達はディズニーシーステーションで下車しました。ホテルミラコスタへの連絡改札を通って通路に出ると、つつつー…っと駅を出ていくファンタジースプリングス・ライナー。ゆっくりとカーブを曲がって去っていく車両の後ろ姿を見送った後、私達はホテルミラコスタへと向かいました。(その2 に つづく・・・)** ベッラヴィスタラウンジ の ”ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング”ランチコース **・カツオのセミクルード トマトとマジョラムのソース フェンネルと茗荷のインサラータ・スパゲットーニ サルシッチャとソラマメ・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームのソース または 牛フィレ肉のビステッカ チャンボッタ カルチョフィのピュレ・タルトフラン グレープフルーツジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年4月1日~6月30日(6700)** ベッラヴィスタラウンジ の ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース ** (2024年4月1日~6月30日のメニュー)・阿波尾鶏のアスピック オレンジとセロリのインサラータ サルサ・ヴェルデ・コンキリエ シュリンプ 長芋 トマト・イサキと帆立貝のインパデッラ 浅蜊 サフラン香るマッシュルームの ソース または ポークロインのアッロースト ポテトとローズマリー ホースラディッシュのクレマ・アーモンドパンナ・コッタ メロンのジェラート・コーヒー または 紅茶(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 18, 2024
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(…その1から続く)ディズニーシーのパークが一般開園時刻を迎え、ハッピーエントリー開始の時とは桁違いの数のゲストがピアッツアトポリーノに流入してくるのを見届けてから、私達は部屋を出て スペチアーレルーム&スイート宿泊特典の朝食会場となっているベッラヴィスタ・ラウンジに向かいました。エレベーターを経てものの数分もかからぬうちに店頭に到着して名前を告げると、すぐにテーブルまで案内していただくことができました。さて。ベッラヴィスタラウンジの朝食ブッフェは昨年6月からガラッと内容が変わったということで、席に着くと今朝はキャストさんから大変ていねいな説明がありました。以前の朝食ブッフェとの一番の違いは、メニューが「自分で作るサラダ中心」になったということ。店内中央にそのサラダカウンターがあり、ベースとなる様々な野菜やきのこ類の他、トッピングになるような海藻や魚介類やチキンやコールドミート、チーズやカポナータやオリーブ、フルーツなどが用意されていました。ドレッシング数種類の他に良質なオリーブオイルや塩や香辛料なども置かれていて、いかにも「イタリアの朝食」といった感じです。もちろん、以前よりは種類は減ったものの 前菜のようなものや卵料理、ブイヤベースのような具だくさんのスープなどもパンやヨーグルトやジュース類と一緒にバーカウンターの方に並べられていました。デザートの用意もありましたよ。そしてそして、朝食ブッフェとは別に料金を支払うことにはなりますが、スパークリングワインや赤白のワインも注文できるようになりました。(朝から! ですよ!)好きなように盛り付けた私のお皿。朝食というよりはランチの前菜の魚介マリネサラダみたいになりました。なので当然 スパークリングワイン(フランチャコルタ)もお願いしてみましたよ~(!)実は、ベッラヴィスタ・ラウンジで朝食をとる際 いつも「このお店のこの朝食内容なら絶対スパークリングワインが合うのになあ…」と心の中で密かに思っていたので、長年の夢が叶って個人的にはとっても嬉しかったです。ゲストも少なくゆったりとしたベッラヴィスタ・ラウンジでの朝食を終え、部屋に戻ったのは10:30頃でした。それから私達はバルコニーに出て、ホテルミラコスタ宿泊時恒例の「部屋での記念撮影」をしました。見上げれば どこまでも青い空。お天気が良すぎてついつい笑っちゃうほどです。気温もこの時期としては高いんじゃないかな? 今日の舞浜は完全に「初夏」の気候のように感じられました。(ガラス窓にプロメテウス火山と青空が映っていましたよ!)バルコニーで、室内の窓辺で、と時間をかけて何パターンもの写真撮影をした後は、カーテンも窓も開け放したまま そよぐ風や室内に流れ込んでくるパークの音楽を楽しみながら部屋の中を片付けつつ荷物を整えました。そうして最後にもう一度 バルコニー越しのパークを眺めながらコーヒーをいただいて、私達は部屋を出ました。 11:50頃のことでした。荷物を部屋に置いたまま出発する手配はしたもののチェックアウトの手続きはまだしていなかったので、私達はそれから5階のサローネ・デッラミーコへ。(現在はホテルミラコスタでも レセプションやサローネに立ち寄らなくても部屋で出発前にクレジットカード精算することが可能になっているのですが、「いや、わざわざ画面通してやらなくてもサローネすぐそこなんだから行って精算すればいいじゃん! サローネ行きたいし!急いでないし!」と夫が言うもので。ごもっともと言えば ごもっとも なのですけどね。)間もなく12:00になろうかというサローネ・デッラミーコ内は、チェックアウト手続きするゲストよりもむしろ休憩しがてらプリチェックインに訪れたゲストの方が目立つような状況で 大変静かで落ち着いて過ごすことができましたよ。その後の私達はいったんディズニーシー&ホテルミラコスタを離れ、お買い物と用事を済ませるためにイクスピアリへと向かいました。再びホテルミラコスタに戻ってきたのは13:40くらい。ホテルエントランスへと続く見慣れたこの坂も、お天気の良いきょうの青空の下では光の加減も影の出方もいつも私達が通りかかる朝の時間帯とは違っていて何か新鮮でした。ホテルに入館した後は、お昼ごはんのためにシルクロードガーデンへ行きました。お昼ごはん って言っても、さきほど10:30まで朝ご飯食べていたのであんまり空腹にはなっていないのだけれど。(私はスパークリングワインまでいただいちゃったしね!)でも、最近めっきり席が確保しづらくなってしまったシルクロードガーデンなので、行けることになったら行っておかないと後悔しそうですからね~公式サイトによれば現在シルクロードガーデンで提供しているランチメニューは「コース」っていうよりなんだか飲茶っぽいみたいだし、それならコースより軽いだろうし、そんなにお腹空いてなくてもきっと美味しくいただけるよ!…と思っていた私達。入店後メニューを眺めて、その「飲茶っぽい」と思っていたスペシャルメニュー、「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”カントニーズランチ」というのを注文したのですが。これがまあ、ボリュームがあるうえにいつものコースとちょっと勝手が違い、もー大変~ でした。注文を済ませると可愛らしいトレイがセットされ、そのあとすぐに人数分の前菜盛りプレートがドドーンとテーブルにやってきました。この細長い前菜のお皿、内容としては…小さな丸いお皿のが焼売、花椒ソース。四角いお皿が自家製叉焼、紫キャベツの甘酢漬けとシナモン風味のお豆。足のついたグラスの中身はイタヤ貝とお豆腐、紹興酒のジュレ添え。背の低い透明の器の中は季節野菜(スナップエンドウ、長芋、筍など)を青さ海苔ソースで和えたもの、上にとびっこをトッピング。「どうぞお召し上がりください。このあとお料理もお持ちします。」とキャストさんがおっしゃるので まずは前菜からね~ と食べ始めようとしたところ、2~3分後くらいには温かいお料理までテーブルにやってきてしまいました。せいろに入った花巻も。シルクロードガーデン定番のお料理が三種。「海老のチリソース」「大山鶏の蒸し物、ナンプラー葱ソース」「真鯛と帆立貝柱と季節野菜(本日は黄パプリカ、エリンギ、紅大根など)の炒め」。「こちらでお料理は全てです」とキャストさん。できあがったテーブルの まあ豪華で賑やかなこと。これで二人分。あとから出てきた温かいお料理は一皿一皿(一人前)が少量に見えますけれど、以前のランチコースで提供されていたお料理一人前よりも量は多いんじゃないかと思います。さらに、花巻は「おかわり自由」だというのですからね~かなりのボリュームだということがおわかりいただけるでしょうか。いやあ。そんなに空腹でなかったせいもありますし私達がもう若くないせいもあると思うのですが、正直なところ テーブルいっぱいに並べられたお料理を見ただけで視覚的に「おなかいっぱい」になってしまって、ちょっと戸惑ってしまいました。あとですね、こんな調子ですから中高年の私達は食べ進むのに時間がかかってしまい 前菜を食べ終えて温かいお料理に手を付ける頃にはすっかり冷めてしまっていて、せっかくのシルクロードガーデンのできたてのお料理を一番良い状態で楽しむことができず、少し残念に思いました。いつものようなコースだったら時間をおいて一皿ずつ 出来たてのものを少しずつテーブルまで持ってきていただけるので、量が多くても空腹でなくても合間におしゃべりなどしているうちに結構食べられるのですけれどね~今回のメニューもせめて「前菜」と「お料理」の提供の間を10分程度あけて提供してくださったら、温かいお料理の良さをもう少し味わえたかな と思います。(でも、全てのお皿をテーブルに並べて「じゃじゃ~~ん!」と披露するのが今回のメニューのコンセプトかもしれないので、注文してしまったゲスト側としては何も言えないのですけれど。)まあ、ひとつひとつ持ってこられるコース料理よりもこんな感じで一気に全部持ってきてくれた方がいい という方もきっといらっしゃるでしょうし、人の好みはいろいろですからね。今はきっと試行錯誤の時、メニューだけでなくシルクロードガーデンというお店の在り方そのものもいろいろ試している時期で、今後きっと何かしらの変化があるのかもしれませんね。と。まるで全部食べ終わっちゃったみたいに締めちゃいましたけど、このランチにはちゃんとデザートもあったのです。可愛らしいデザートプレート。左の丸いのはイースターの卵に見立てたマンゴーとジャスミン茶のソルベ。右のはオレンジムースに八角風味のジュレ、フレッシュフルーツ。ソースは蜂蜜レモンソースとのこと。春を見つけにやってきた(エッグハントかな?)ダッフィーとお友達もお砂糖菓子になって登場です。「カム・ファインド・スプリング」というランチメニューのタイトルを一身に背負っているかのようなデザートでした。とにかく想像以上におなか一杯になって、お店を出たのは15:20過ぎ頃でした。シルクロードガーデン入店からここまで一時間半も経っていません。以前のようにシルクロードガーデンのランチタイムがコース主体だったら、とてもとてもこんな短時間ではお食事を終えてお店を出ることはなかったでしょうから、今回のような提供方法は「ゲストの回転を良くする」という目的もあるのでしょうね~ きっと。ホテル開業から今年で丸23年。携わる人が入れ替わればお店だってホテルだって変わっていく。―― 時間の流れは止まらない 止められない。ここ舞浜ではホテルミラコスタ自身すらも時空を旅する大きな船だってことを 忘れちゃあいけないのよねー… ロビーに出て、ミッキーの乗る帆船と天井画を仰いで、そんなことをあらためて私は実感してしまったのでした。ベルデスクに行って荷物を用意していただき、車に積み込むお手伝いをしていただいて、私達がホテルミラコスタの正面玄関から旅立ったのはまだ16:00になる前のことでした。大型連休中の しかもチェックインタイムに重なる時間。ロビーからエントランスにかけて今日この時間のミラコスタはなんだか慌ただしい様子で、いつもの去り際のような感傷的な気分に浸る間もなく、私達は珍しくあっさりと舞浜の丘の上のホテルをあとにしました。私達の結婚記念日に絡めての舞浜滞在は今年は二泊三日、それも二泊とも今まで宿泊したことのないタイプのお部屋となりました。(「未体験」のことってまだまだ際限なくあるものです。)いつもならキャンセル期限直前になって「ゴールデンウィーク中で宿泊料金も割高だし、前泊はやっぱりもったいないかな~」と悩んだりするところですが、今回はほぼ迷うことなくそれも決行。レストランも 宿泊者特典枠も利用してS.S.コロンビア・ダイニングルームとマゼランズの両方、内容が新しくなったベッラヴィスタラウンジの朝食に加えてシルクロードガーデンまで、「かなり豪勢になっちゃうけど行けたらいいな」と思って多めに予約していたお店には結局全部いくことができました。それもこれも、今までだったら「予約できているけど全部は贅沢すぎるからひとつにしよう。残りはまた次の機会でいいよね?」と考えたであろうことも、最近はうっすら「次はもう無いかもしれないから いま機会を得られたんだったらいま行っておこう」と考えるようになってきたからです。10年前、20年前には思いも及ばなかったことだけれど、年齢を重ねるとこういう心境の変化が起こるものなんですねえ。そして年齢を重ねても 健康不安を抱えるようになっても、もう少しの間はマイペースで舞浜を訪ねたい。年に数回くらいはパークも楽しみたいし、起ころうとしている新しい変化も見てみたいと思ってしまうのです。ありがたいことに ここ最近の舞浜には、だんだん無理ができなくなってきた私達のような年代の者でもなんとか楽しめるように助けてくれるプランやシステムが続々と登場してきています。そんなものの恩恵も受けながら近いうちにまたこの舞浜の地に戻ってこよう 必ず。控えめながらも貪欲な私は、また今日もそんなことをひとりこっそり考えながら 家に帰ったのでした。(おしまい)** シルクロードガーデン の “ダッフィー&フレンズの カム・ファインド・スプリング!” カントニーズランチ **・前菜・中国蒸しパン・海老のチリソース・真鯛と帆立貝の炒め・大山鶏のスチーム 葱とナンプラーソース・八角香るオレンジムース マンゴージャスミンティーソルベ ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(7000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2024
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(前日から続く)まだ暗い部屋の中で ふと目覚めたのは4:00過ぎのことでした。頭は殆ど眠っていましたが、 目が覚めちゃったんだもの外の様子を見なきゃ… という、ホテルミラコスタ宿泊時のみ発動する謎の本能に突き動かされ、私はバルコニーに出ました。と、パーク内の街角の照明はまだ点いたまま。夜明け前のピアッツアトポリーノには 路面を洗い流すようなかすかな水音が聞こえていました。――もうちょっと明るくなるまで眠ろうそう思ってベッドに戻り、寝過ごしてしまわないようアラームをセットして 私は目を閉じました。次に目が覚めたのはちょうど一時間後の5:00過ぎ頃。開けた窓からは鳥の声がきこえてきていました。カーテンを開けたままにしてあったので、空が薄赤くなってきたことはベッドにいてもよくわかりました。一時間前までは点いていることがはっきりわかったパーク内の照明や街灯のあかりも もう感じられません。消灯したのかな?おそるおそるバルコニーに出て手すり際まで行くと、ハーバーの水面にはなんとなくですが「逆さプロメテウス火山」が映っていました。水上に船も何も出ていない状態で 無風で波がない時でないと見ることができない 逆さプロメテウス。きょうのお部屋は3階なのでややわかりにくいですが、早起きしたおかげで見ることができました。(パークが活動を始めてしまうと見ることはできませんからね!)5:20を過ぎるとプロメテウス火山には朝陽が直接当たるようになり、水域一帯はオレンジ色に染まり始めました。ホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドで迎える朝はいつも、ぼーーっと景色ばっかり眺めているうちに あっという間に時間が経っていってしまいます。――そろそろ着替えなくては。きょうはパークに出かける予定はありませんが、とりあえず部屋の外に堂々と出られるくらいに身支度を整えないとね と思い、私は室内に戻ることにしました。シフォンのカーテンだけは閉じていたものの身支度する間も窓は全開にしていたので、バルコニーの向こうからは早朝のいろいろな「音」が室内にまで飛び込んできました。5:40頃には、パークの奥からなのかパークの外からなのかわかりませんでしたが マイクを通した男声の声が微かに聞こえてきました。6:00になると、窓の外では お馴染みのメディテレーニアンハーバーBGMがごくごく小さな音で流れ始めました。6:20くらいになると廊下側からも 朝食レストランやパークへお出かけになるのでしょうか、声を潜めてゲストが通って行く気配も感じられるようになってきました。(今回のお部屋はエレベーターホールに近かったのでね~)パーク側のほうからも何やら気配を感じたので外に出てみると、お隣にずらーっと並んでいるバルコニーにお子さんたちが出ていらっしゃって 手すりの間から小さな手を伸ばすようにしてパークに向かっていっしょうけんめい振っていらっしゃいます。 みると、手を振るその先にはピアッツアトポリーノを横切っていく私服のキャストさんの姿が。まだ6:30前ですけれど、もうご出勤なのですねえ。陽が当たり始めたピアッツアトポリーノにはこのあともキャストさんがぽつりぽつりと現れて、それぞれの仕事場へと向かっていらっしゃいましたよ。7:00ちょうどには パーク内に流れるBGMのボリュームがぐんと上がりました。バルコニーから見下ろすと、部屋の真下のグッズを販売するワゴンにも レストランのテラス席にも、開店準備をするキャストさん達の姿が見えました。私達が普段パーク内でお世話になっている見慣れた制服姿のキャストさんも 続々と広場を横切って出勤していらっしゃるようでした。もうこうなってくると、パーク内にはゲストの姿がないだけで 迎えてくださるキャストさん達にとっては完全に「きょうの一日」が始まっている状態なのでしょうね~まだ寝ている我が夫にもそろそろ「きょうの一日」を始めていただかないとねえ。…と思っていたら、7:20頃、鳴り出したモーニングコールを受けて夫は機嫌よく目覚め、バスルームへと向かっていきました。さすがホテルミラコスタの朝、いつになくお目覚めも佳ろしいようで 幸先の良いことです。さて、本日のディズニーシー。一般の開園時刻は8:45、ハッピーエントリー開始はそれより15分早い8:30です。朝食は遅い時間にPSを入れてあったので、私達は開園風景をバルコニーから見届けてからベッラヴィスタラウンジに向かえば間に合いそうです。なので、身支度を終えた夫と窓辺でのんびりコーヒーを飲んでいたのですが、――ハッピーエントリー開始が8:30 ってことは、8:25過ぎたらキャラクター達がエントランスからピアッツアトポリーノに戻ってくるんじゃないのー??昨日の朝のパーク開園時のことを思い出してそんな話になり、私達はにわかに カメラは?スマートフォンは?充電は? と慌ただしく準備をして8:20くらいからはバルコニーに出て過ごすこととなりました。(お隣に並ぶ部屋の皆さんも考えることは同じ、ハッピーエントリー開始時刻が近づくとバルコニーに出ていらっしゃる方多数でした。)朝の太陽が上りきり、すっかり日向になったホテル前広場ピアッツアトポリーノ。ハーバー水上にはヴェネツィアンゴンドラが 運河を離れてプロメテウス火山の前まで漕ぎ出して、試験運航なのでしょうか はたまた操作練習なのでしょうかね~ポンテヴェッキオに目を遣ると、赤いハドソンリバーブリッジの向こうの水平線には大きな白い船が浮かんでいます。昨日も一昨日も良いお天気だったけれど、今朝もまた素晴らしいお天気です。今年の記念日宿泊は本当に晴天に恵まれて、青い空ばかり見ている気がします。三日間も舞浜に滞在していてずーっと雨が降らないなんて珍しいことだし たいへんありがたいことですよね。やがて8:25頃になると、ピアッツアトポリーノには制服姿のキャストさん達がやってきました。ん? いよいよか?…と思っていると、8:28頃、ミラコスタ通りから最初に元気に飛び出してきたのはチップとデール。続いてミッキーとミニー、ドナルドが ホテルミラコスタの客室をふり仰ぎ 手を振りながら姿を現しました。ピアッツアトポリーノを囲むように建つホテルミラコスタの客室の窓にも テラスにも、彼らに向かってさかんにアピールするゲストの姿があったようで、ミッキーやミニーはその一組一組に気付いては手を振り返してくれていました。バルコニールームにも もちろん、ご挨拶をしてくれましたよ!そして8:30、ハッピーエントリー開始時刻になると、みんな並んでスタンバイ。一番にやってくるゲストを待ち受けるように身構えているミッキー。バルコニーから見ていた限りでは、(彼らのお出迎えに気付かないのか気付いているのかわかりませんが)ここでせっかくキャラクター達が待ち受けていてくれるにもかかわらず脇をすり抜けるようにして人気アトラクションに一目散に向かうゲストが意外にもとても多くて、今朝一番最初にミッキーのもとにゲストがやってきたのは ハッピーエントリーが始まって1分が過ぎた8:31のことでした。ハッピーエントリーのゲストだけが経験できるこの朝のグリーティングはこのあと10分間ほど続き、8:41にはエンポーリオの前で皆さんにお別れ、一般ゲストのお出迎えをするためにミッキーとミニーは仲良く手をつないで広場から去っていきました。最後の最後に仲の良いところを周囲のゲストに見せつけるご両人。今日のディズニーシーも平和です。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 5, 2024
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(…その2から続く)さて、今夜のビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~。スタート時刻は19:15と告知されています。太陽がホテルミラコスタのアラビアンコースト側ウイングの陰に消え あたりが薄暗くなってきた18:40くらいからは、私達はちょこっとだけバルコニーに出てハーバー水上のショー準備の進捗状況を見ては すぐまた室内に戻る ということを繰り返して過ごしていました。「…あと15分で… 」というお馴染みのショー開始予告の男声アナウンスがメディテレーニアンハーバー一帯に流れた19:00頃には、水上にはバージが勢ぞろいし 中央の大きな機材も背を伸ばして準備は既に万端。バルコニーから眺める水域を囲む鑑賞エリアはゲストで埋め尽くされて動く人影も少なくなり、誘導のキャストさん達が頭上で大きく振っているらしい薄黄色い光ばかりが目立つようになりました。見ると、お隣にずーっと並んでいるバルコニーにはどのお部屋もご宿泊の皆さんが出てきていて 手すりにもたれかかったり縁石に腰をおろしたりしてショーの開始を待っていらっしゃる様子です。特に 数多くいらっしゃった各部屋のお子さんたちはもう待ちきれないようで、心の中のワクワクが体の外に出ちゃってるみたいなはしゃぎっぷりで とっても可愛らしく微笑ましかったです。そんな姿を見ていて、私は 小さなお子さんがいらっしゃるファミリーやグループにはバルコニールームはもってこいだなあ と実感しましたよ。(お部屋ごとについているバルコニーは決して広いわけではありませんが、滞在中はひとりじめできるスペースですからね~ショーを待つ間も鑑賞している時も周囲を気にせず立ったり座ったり自由に動き回れますし、みんなでおしゃべりしながらショーを観ることもできますし、なんならショー待ち中のお手洗いだってすぐに利用できます。お子さんと一緒にショー鑑賞する場所としては最高に便利で快適だと思いますよ~ キャラクターを見るにはちょっと遠いですけれど。)夫と私も ここから先はバルコニーに出てショー開始時刻が近づくハーバーを見守ることにしました。そして19:15。ミッキーとミニーの可愛いおしゃべりでショーが始まると、私達のいるバルコニーはまるごと「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の世界の中に取り込まれたようになっていきました。なにしろ、前方の水上で繰り広げられる光のスペクタクルに加え、ホテルミラコスタの外壁に「これでもか!」という感じで次から次へと投影されるさまざまな映像が左から右からと私達にどんどん迫ってくるのですから。それに「音」もまた、ハーバーのあちこちで発せられる音や音楽が私達をぐるっと囲む建物に跳ね返ってバルコニーに降り注ぐように感じられるのです。途中でふと振り返り見上げると(当然ですが)私達の背後の外壁にも映像は流れるように投影されていて、…ということは今ここに立ってハーバーを眺めている私達の身体もスクリーンの一部 ショーの一部になっているのだなあ… と、なんだか不思議な気持ちになりましたよ。また、こちらのバルコニーはピアッツアトポリーノ中央に少しですが突き出しているような環境なので、まるでショーの中にぽーんと放り込まれたような没入感も感じることができます。とにかくこんな感じなので、今回の客室からの鑑賞では …ショーの構成がなんちゃらかんちゃら…アニメーション映像が多すぎてどうのこうの… といういつもの屁理屈はどこかに吹っ飛んでしまい、「360度すっぽり光と音と色彩に包まれてしまった」ことに圧倒されて、さすがにディズニーアニメーションのストーリーに疎い私でも この状況に置かれてしまっては何か心を動かされるものがありました。何をどう説明しても この場所での体験を写真と言葉だけで伝えるのは難しそうです。―― うわあ これはすごいなあ…凄い っていう言葉は、こんな時についつい口から出ちゃうものなのですねえ。バルコニーから水域までは距離があるのでバージ上のキャラクター達の姿を肉眼でとらえるのはなかなか難しいですが、彼ら彼女らにはかなり強めの照明が当たっているので全く見えないというわけでもありません。(夫は最近はエルサの変身シーンがお気に入りのようです)(最後の最後にしか登場してこないミッキーミニーのご両人もなんとか確認できました)(プリンセスチームの皆さんは動きが優雅なので写真撮影しやすいようですよ)キャラクター達が水上から姿を消し、音楽が終了し、メディテレーニアンハーバー一帯の街灯に光が戻り。ホテルミラコスタを浮かび上がらせていた夢の中の映像が現実の照明に切り替わるころには、時刻は19:50近くになっていました。そうして 再び大きく人波が動き始めたのを確認してから、私達は室内に戻りました。その後は、さきほどのショー鑑賞でこの部屋の素晴らしさを再認識してしまったこともあってサローネに伺う気にもならず、窓を大きく開け放したまま室内の窓辺で過ごしました。やがて20:45くらいだったでしょうか、パーク内には閉園時刻が近いことを知らせるアナウンスが流れ、続いて21:00ちょうどには いよいよ閉園時刻を迎えたことを告げるアナウンスも流れました。が、バルコニーに出て見下ろすと ピアッツアトポリーノはまだまだ日中とそう変わりない数のゲストの姿が。数年前までは22:00まで正式に営業していたパークですもの。21:00までの営業では ついついギリギリまで遊んでしまう皆さんが多いのも無理はないのかもしれません。閉園時刻が過ぎたことを知らせる男声アナウンスは、その後も21:15頃と21:25頃に(それぞれ二回ずつ繰り返して)流れました。(10分ごとに流すようにしてるのかなー って思っちゃいましたよ。)帰りに向かってピアッツアトポリーノを横切っていくゲストはまだまだ多いようでしたが、このころには遠くのポンテヴェッキオの上やプロメテウス火山の麓には 警備のキャストさんが点検のために隅々を照らしていると思われるサーチライトの光がちらちらと見えるようになってきました。その動き回る小さな光は時間が経つにつれてだんだん大きくなっていって 私達のいるホテルミラコスタの方へどんどん近づいてきて、21:35。閉園アナウンスがまたしても流れる頃、その光の持ち主たちはついに ゲストが誰もいなくなったピアッツアトポリーノに姿を現しました。植え込みの陰もレストランの軒下も 光で照らして細かく見回る警備のキャストさん達。パークの奥の方からそれぞれ順に最後の点検作業をしながらこの広場まで辿り着いたと思われる大勢の警備キャストさん達は やがて全員がいったんミラコスタ通りの中へと消えて行ったと思うと、そのうちの幾名かは再度ピアッツアトポリーノに戻っていらして ホテルミラコスタの客室の窓に向かって手を振りながら去っていきました。そんな中、21:45。またまた流れる閉園のアナウンス。(やっぱり10分おきに流れるのか…)このころには、パーク内は 各施設の閉店作業を終えた制服姿のキャストさんが時折通り過ぎる他は もう誰もいなくなりました。――今日のパークも本当に本当の活動終了か。私はこのあたりでバルコニーを離れ室内に戻り、パーク内の気配を感じられるように窓のガラス扉は開けたまま シフォンのカーテンだけをゆるやかに閉じることにしました。22:30には パーク内に流れていたBGMがぱたっと唐突に止まりました。音楽の聞こえなくなったディズニーシーのメディテレーニアンハーバー水上では、その後 出演者の姿も映像もない記号と色だけが表示されたバージが登場して、おそらくビリーヴ!の夜間リハーサル(というよりは船の操作や位置の確認だと思われます)が行われていたようでした。音も照明も全くない中の粛々としたこの作業は 一時間ほどかけて二回繰り返して行われていたようでした。気付けば日付も変わり、ぼーーっとハーバーを見つめ続けてる間に東京ディズニーシーにはもう「明日」がやってきてしまった! と慌てた私は、ようやくバルコニーを離れてベッドに入り 眠る努力をすることにしました。ガラス窓を開け放てば メディテレーニアンハーバーがすぐそこにあるお部屋。やっぱりなかなか眠れないけれど、明日の楽しいことのためにも目を閉じなければ ね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(…その1から続く)ホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタに入館し、5階のサローネ・デッラミーコに着いたのは14:40頃でした。キャストさんの出迎えを受けて足を踏み入れたサローネの中は多くのテーブルが埋まっていて ――これはチェックイン手続きを済ませるまでには時間がかかりそうだなあ… と思いましたけれど、最近はスペチアーレ&スイート宿泊でもオンラインチェックインを利用してから訪れるゲストが増えているようで、サローネにはチェックイン手続きにいらしたわけではなく「部屋に入れる時間がやってくるのをお茶しながら待っている」といった風の方々も多いように見受けられました。なのでそんなに待たずに声がかかり、夫がデスクに行ってしまったので私はお水をいただいてしばし休憩。(今日は暑かったので、サローネのお水の美味しいことといったら!!)夫が手続きを済ませて戻ってきたのはちょうど15:00になるころでした。何やら本日はキャストさんから、「スペチアーレ&スイートでは何年間も中止していたターンダウンサービスもお部屋へのご案内も復活しているので、今回はぜひぜひ久しぶりにお部屋までご案内させていただきたい」とのおすすめがあったそうで、テーブルにやってきた非常に初々しい感じのキャストさんとともに私達はサローネを出ることになりました。さて 本日予約していたお部屋はハーバービューのバルコニールーム。オンライン予約購入サイトの表示通りにいうと スペチアーレ・ルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド バルコニールームハーバービュー ということになります。(バルコニールームには今までご縁が無く、これが初めての宿泊です。)このカテゴリーのお部屋は主に3階にあり、その殆どがメディテレーニアンハーバーを正面に見る位置、ちょうどベッラヴィスタラウンジの上あたりに存在しています。(一部、他の場所にもあるようです。)もともとホテル開業時は一般のハーバービューの客室だったところを 数年後に改修工事をすることによってバルコニーに出られるよう仕様変更したお部屋ですね。サローネを利用できるお部屋なのに3階 ってなんだか不思議よね~…とか言いながら、キャストさんと一緒に部屋に到着したのはサローネを出てからわずか1、2分後。5階サローネ前からエレベーターに乗って3階で降りれば エレベーターホールからほんの数歩でバルコニールームが並ぶ一角にたどり着いちゃうのですから、テラスルームやハーバールームに宿泊している時よりもサローネまでの距離は近く感じられるかもしれません。(しかも今日のお部屋はエレベーターホールのかなり近くだったのでなおさら…でした。どれくらい近かったかは ↓一番最後に。)さっそくドアを開けてみると。普通のスーペリアルームと室内の様子はそんなに変わらないように見えますが。窓辺に大きなデスクがなく、小さな肘掛け椅子とティーテーブルが窓を避けて壁に寄せるようにして置かれていました。そしてカーテンを開けると、「プロメテウス火山とハーバー」というお馴染みの景色がバルコニー越しに正面に見えていました。(この窓を開けた時に、案内してくださったまだ歳若いキャストさんが「パークの音や風を感じられること」や望める景色の素晴らしさに純粋に感動していらっしゃって、まるでご自分がこの部屋に宿泊するかのように飛び上がらんばかりに喜んでくださっていたので、わたしはなんだかとても嬉しくなってしまいましたよ。あとになって思ったことですが、最近はオンラインチェックインやプリチェックイン利用の方が増え、こういったお若いキャストさんがお部屋への案内業務に携わる機会やゲストに接する場面も少なくなってしまっているでしょうから、新しい世代の働き手の皆さんは実地経験を積むことが思うようにできなくて大変になってきているのかもしれません。勝手な推測ですけれど。)バルコニーに出るための窓は片側しか開けられないようでした。出てみると、お隣のバルコニーとの間には目隠しも何も無いので「初めまして!こんにちは!」状態です。他者とのコミュニケーション能力が問われそうではありますが、仲良し同士で隣り合わせに宿泊できたら楽しいかもしれませんね!案内してくださったキャストさんが去られた後は、私達は窓をいっぱいに開け放してしばらく室内から外を眺めて過ごしました。うん。いいですね!バルコニーに出られることが「良い」というよりも、こうして窓を完全に開け放してディズニーシーの メディテレーニアンハーバーの音楽や風や温度や香りを感じられることが 私にとっては何よりも「良い」、素晴らしいことです。(思えば、昨夜は全く外の見えない1ミリも窓の開かない部屋に泊まっていたというのに、今日泊まるのはそれと真反対のこんなに開放的なお部屋だなんてね!)風に乗って客室内まで聞こえてくる 広場を行き交うゲストの歓声や小さなお子さんのはしゃぐ声に耳を傾けていたら時刻はあっという間に16:00近くなり、16:05、目の前のハーバー水上では「”ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」が始まりました。昨日と同様、まるでアニメーションから飛び出してきたような 生き生きと動くキャラクター達。新しい世界に思いを馳せるミッキーとミニーも愛らしいです。バルコニーから水上までは少々距離がありますが 高さがあるので、昨日はよく見えなかったスチーマーラインで登場するキャラクター達の姿もしっかり捉えることができましたよ。グリーティングの最後では対岸のフォートレスあたりから花火があがり、ミッキーやミニー達がその名残の白煙の中 手を振りながらハーバーから去っていく様子を見届けてから、私達は室内に戻りました。その後は、午前中にパーク内のショップで注文してあった写真プリント(フレームを付けてプリントしてくれるサービス、今でもちゃーんとやっています)を受け取るために 16:20頃 1階の「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からディズニーシーに再入園。(今回の部屋はこのゲートウェイにもアクセスが良いので助かりました。)今日は夕食の手配をしていなかったのでその代わりになりそうなものも購入してからホテル内に戻りました。ここで時刻は17:00過ぎ。サローネ・デッラミーコではアルコールを提供する時間帯に入っていたので、私達は5階に向かいました。サローネでアルコール類と共に提供されている前菜プレートは、昨年利用時とは内容が変わっていましたよ~アルコール類は、ビール、ワイン、ウィスキーなどがカウンターに用意されていて、この他にもカクテル類やカウンターにない物で用意のあるものはキャストさんにお願いすればテーブルまで持ってきていただけるようでした。カウンターにはお菓子に混じってお酒のおつまみになるチーズなども置いてあり、パスタスナックだけはキャストさんにお願いして出していただくようになっていました。サローネに一時間ほど滞在し、部屋に戻ったのは18:10過ぎ頃でした。バルコニーに出てみると、メディテレーニアンハーバーは日没の時を迎えていました。実は部屋に戻った際、ドアに見慣れないプレートがかけられていたので「???」と思ったのですが、なんとこの時間帯、私達のお部屋はターンダウン作業の真っ最中だったのでした。ハーバーが見えるお部屋はきっと夜のショーの前にターンダウンを済ませようと皆さん頑張っていらっしゃるのでしょうね。ありがとうございます。バルコニーに出て気持ちのよい風に吹かれながらハーバーの夕景を眺めている間にターンダウンは終了したようで、キャストさんは私達に「他に何かお手伝いしてさしあげることはありませんか」と声までかけてくださり、笑顔とともに去っていかれました。(突然部屋に戻ったので 室内で作業に当たっていらしたキャストさんを驚かせ焦らせてしまったかもしれません。ごめんなさい。)キャストさんが整えてくださったベッド周りはこの通り。ベッドの上にはメッセージカードも添えられていて嬉しかったですよ。(その3 に つづく・・・)※入浴剤のタブレットはホテル名入りのものに変わっていました※以前は何人部屋であろうとも1個しか置いてなかったコップやアメニティの入った缶も4個(宿泊定員分)も置いてありました※アメニティー缶は以前はヒンジ付きでしたが、昨年くらいから蓋が完全に外れるタイプに変わったようです※今回のお部屋のドアを開けて廊下を覗いてみたところエレベーターホールがすぐそこです。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(前日から続く)さすが外が見えないお部屋に宿泊しているとあって ふだん眠りが浅い私もしっかり眠ることができ、気持ちよーく自然に目覚めたのは5:30頃でした。すぐにベッドから飛び起きてコーヒーをいれ前夜サンセットサンドリ―で調達してあった軽い朝食をとると、私はさっそく身支度を始めました。昨日ホテルの方に教えていただいたところによると、今日のディズニーシーは一般の開園時刻が8:45、ハッピーエントリー開始は8:30とのこと。7時ころには部屋を出たいなあ と夫が昨夜つぶやいていたような気がするので、6:30近くなっても起きないようだったら声をかけようと思いながら荷物をまとめていたら、6:00過ぎのモーニングコールですんなりと自力起床できたようで、恒例の朝風呂→軽い朝食と順調に支度も進み 夫の希望通り7:00前に私達は荷物を携えて部屋を出ることができました。(たくさん寝たのでいつになくご機嫌のよい夫。)そして、アンバサダーホテル地下駐車場を出てホテルの敷地を出て 交差点をふたつほど通過すると、そこはもうホテルミラコスタの車路ゲート。昨年の同時期に同じようにこの坂を車で上った時はちょうどホテル正面玄関が外壁工事中で幕が張られていて景色が違っていましたが、今年のホテルミラコスタはいつも通りの美しい姿で出迎えてくれました。正面玄関車寄せにはこの時間たくさん荷物を積んだ小さなお子さん連れの車も到着していたようで、数人のドアサービスキャストさん達が車の誘導や ついついはしゃいでしまいがちなお子さんたちの安全の確保、荷物のお手伝いなどきびきびと立ち働いていらっしゃいました。私達もキャストさんの手をお借りして車から荷物をおろして預け、その後はいつものように夫は車を運転して駐車場へ、私はパークエントランスノースの「ハッピーエントリー専用エントランス」へと向かいました。石造り風の小さな階段を下りながら専用エントランス周辺を見遣ると、なんだか今朝はずいぶんと列が長く伸びているように感じられました。(久しぶりだからそう思っちゃうのかも…?)右と左の二本に分かれてゆったり待機しているハッピーエントリー待ちのゲストの列を遡るようにして最後尾まで歩いて行くと、なんとまもなくバスターミナルに届こうかという位置まで来てしまいましたよ~時計を見ると このとき時刻は7:12。アンバサダーホテルの部屋を出てからここまで15分もかかっていません。――やっぱり早いし、ラクだなあ。すっかり前泊することに慣れてしまって もうクセになってしまいそうです。5分ほど経つと 車をホテル駐車場にとめ終えた夫が待機列までやってきました。このころには待機列がいよいよバス停に達して折り返してしまっていたので、最後尾あたりにはパークキャストさんがやってきて 立ち上がって移動の準備をするように とアナウンスをし始めていました。7:30頃にはハッピーエントリーの列の周辺にはホテルミラコスタのキャストさん達が姿を見せ始めました。時を同じくして先頭では保安検査が始まったらしく列はどんどん前進し、私達も7:40過ぎに保安検査場を通過、入園ゲート前のエリアに入ることができました。(待機列がずいぶん長いように思いましたが、実際に私達の前に並んでいた人数はそんなに多くなかったみたいです。)パークに入れるまであと40分くらいかな?…でも、ハッピーエントリーの待機列は一般の入園待ち列に比べたら人口密度が格段に低いので 待っている間ストレスを感じることも殆どありません。ありがたいことです。それにしてもきょうもまた良いお天気。朝のテレビの天気情報でも言っていましたが、今日は気温が25度を超え30度近くまで上がるそう。熱中症にならないよう気をつけて過ごさないとね~8:10になると、パーク内の奥の方から大勢のキャストさんが手を振りながら出ていらっしゃって配置に着き、パークゲート周辺で開園の準備をし始めました。おお、そろそろ私達も入園の準備をしなくては!(この券はゲートを入る時に回収されます)8:20にはゲートのシャッターが開けられ、さらに数分経つとゲートの向こうのディズニーシープラザにはキャラクター達が朝のご挨拶のために姿を現しました。あ!ミッキーだ! ミッキー来た!!(すかさず隙間から写真を撮る夫。)キャラクター達は入園ゲートの近くまでやってきてゲストに手を振りながらディズニーシープラザをぐるーっと一周して、再びミラコスタ通りの向こう ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの方へと戻っていきましたよ~そうして8:30、ハッピーエントリー開始。私達もすぐに(1分後くらい)入園することができました。エンポーリオのショウウインドウ、カウントダウンの数字は「33」。ハーバーで出迎えてくれているミッキー達に手を振り返しながら、私達は今朝は左手のアメリカンウォーターフロント方面へ向かいました。いつ以来かちょっとわからないくらいの「トイストーリーマニア」です。入園してから写真を撮りながらここまで普通に歩いてきて、トイビルトロリーパークの入口に着いたのは8:38頃でした。ふと見ると、以前この場所に設置されていた「ファストパス」の発券機が撤去されてなくなっていました。これからはこの屋根下にもゲストの待ち列を作るのでしょうかね~アトラクションが稼働するのは一般の開園時刻からということでしたので建物のちょうど入口あたりの屋根下でそのまま少々立ち止まり、再び列が動き出したのは8:45過ぎのこと。その後10分ほどで乗り場まで辿り着きました。トイストーリーマニアから出た後は、アメリカンウォーターフロントの景色を眺めにホレイショスクウェアへ。30分待ちだったタワーオブテラーも20分待ちだったタートルトークもスルーして、昨日乗りそびれた小さなアトラクションを楽しむためにエレクトリックレールウェイに乗って(9:10頃5分待ちでした)ポートディスカバリーステーションへ向かいました。到着後はマーメイドラグーンまで歩いて スカットルのスクーター。(9:30頃 10分待ち)アラビアンコーストへ行き、ジャスミンのフライングカーペット。(9:45頃 5分待ち)私の大好きなこのふたつのアトラクション、小さなお子さんたちにも大人気でしょうから、ファンタジースプリングスがオープンしたらきっと今より待ち時間が長くなっちゃうんだろうな~今のうちに楽しむことができて良かったです。その後は、ロストリバーデルタの船着場からスチーマーラインに乗ってメディテレーニアンハーバーへ戻り。10:30頃、ザンビーニブラザーズ・リストランテでビールを購入し、二階奥のテラスへ。途中で購入した軽食と一緒に藤棚の下のテーブルでいただくことにしました。今年は例年より咲くのが早かったようで藤はもう花が終わってしまっていましたが、ソアリンの建物は相変らず瀟洒な姿を見せてくれていました。美しい博物館の建物を眺めながらビールを楽しんでいると、 昨日これくらいの時間にビッグバンドビートの初回座席抽選にエントリーしたら当選したから今日もやってみるかーと 夫。えいっ! と抽選ボタンを押したところ、本日もめでたくご当選。なので11:00過ぎには席を立ち、ハーバー沿いを歩いてブロードウェイへ向かうこととなりました。(ホテルミラコスタ、今日のお部屋はどこになるかしらん?)ああ ほんとうにいいお天気。ピアッツアトポリーノ上空には青い色しかありません。さて、座席を得られた11:30のビッグバンドビート。今日は前方のCブロック中盤からの鑑賞となりましたけれど、同じ列番号なら中央ブロックよりもサイドの方がステージからの距離は近くなるうえに 私の席からステージ方向を見た時の前方二列分がどういうわけだかまとまって空席になっていたので見通しがよく、なかなか楽しかったです。エントリー制度は思いが叶わなくて悲しい時もあるけれど、当選した場合はそれなりに いつも何らかの楽しみが見いだせるものですね。ショー終了後は、きょうはちょっと早めの昼食のためポンテヴェッキオを渡って「マゼランズ」へ。お店の前に着いたのは12:05。いつ見ても素敵なお店構えです。マゼランズはここ数年、上階の「マゼランズラウンジ」だった広い空間をウェイティングエリアとして使用していましたけれど、今日は特別体制になる前と同じの お店入口横のちょっと狭い感じのソファがウェイティングエリアとして使われていました。ほんのちょっとだけそこで待ち、案内された席は今日は本棚の奥の隠し部屋、ワインセラールーム。注文したのは、シェフズ・イマジネーションのスペシャルコース。こちらのお店のテーマはファンタジースプリングスの中の「ピーターパンのネバーランド」だそうです。コースは「ペアリングワイン(三杯)付き」と「お料理のみ」を選べるので、夫はお料理のみにグラススパークリングワインを一杯だけつけて、私の方はペアリングワイン付きでお願いしました。で、以下お料理の記録です。前菜はティンカーベルのご登場。「ピクシー・ホロウ」ですね~大きなまあるい葉っぱの陰に、いかにもティンクが隠れていそうじゃないですかー?実際は、茂みのようになっているサラダの下に隠れているのはズワイガニと帆立貝柱です。手前ブルーのはバタフライピーで色付けしたソースで、右側のスプーンの中にはティンクの魔法の粉(金粉)入りバルサミコ。ブルーのソースに魔法の粉をふりかけるとピンクに変化する という趣向でした。お魚は鱧と茄子をミルフィーユ仕立てにしたもので、これは大変美味しかったです。ファンタジースプリングスのピーターパンエリアにオープンする迷子たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の「建物外観」をイメージしてミルフィーユ状にしたそうです。付け合わせは舞茸やゴボウやカリフラワー、揚げた湯葉などで、これがいかにも「男の子たちが森の中で拾ってきそう」な木の枝や石のように見えて さまざまな物語を想像してしまいます。セミドライトマトを使った酸味のあるソースも添えてありました。左側のソースはホワイトアスパラ、黒いのは粒状のバルサミコ。付け合わせからつながるように手前に置いてあるのはカラスミで、他のものと合わせて酸味と塩味を調整しながらいただけるのも楽しかったです。お肉は牛フィレのロースト、付け合わせにはヨークシャプディング。両方ともイギリスの伝統的な家庭料理です。新アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をイメージしたとおっしゃっていたので、子供たちが空を飛んで戻るロンドンの家の食卓を表現したのでしょうかね~たっぷり添えた揚げ葱やホースラディッシュも良かったです。デザートはベリーのケーキ、ベリーのソース、ベリーのソルベ。色からして分かる通りフック船長イメージです。ケーキの白い生クリームはフック船長の帽子についている「羽」とのこと。それと同時に小菓子も出てきました。マカロンと「マゼランズ」の文字の入ったチョコレートです。私のお皿の方はなんと「羽」増量で、さらに小さなバースデープレートも添えてありました。(今月5月は私の誕生月ということで前日アンバサダーホテルでシールをくださって、日にちがまだ先なのでこっそり付けていたのですが、キャストさん達は本当に目ざといです。)マゼランズのお料理がおいしいのは以前からよ~くわかっていますけれど、今回はその上にピーターパンの物語を思い出させてくださったり 新しいエリアについての想像を巡らせて期待を感じさせてくださったり、と 非常に楽しい食事になりました。私達の世代や私達の上の世代にとっては「ピーターパン」はとても馴染み深い物語です。こんなふうにして、懐かしい物語が新しい世代の若い皆さんにも楽しんでいただけるのは嬉しいですね。ありがとうございました。食事を終えてマゼランズを出たのは14:30近くになった頃でした。それから私達はソアリンの前を通ってザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を下り、ホテルミラコスタに向かいました。(その2 に つづく・・・)* マゼランズ の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース ペアリングワイン付き *・ズワイ蟹と帆立貝のガトー仕立て 《スパークリングワイン》ロータリ ブリュット ロゼ(ロータリ)・鱧のミルフィーユ風、ホワイトアスパラガスのピュレ 《白ワイン》シャルドネ(ショウ・アンド・スミス)・国産牛フィレ肉のロースト、グレイヴィーソース 《赤ワイン》ピノ・ノワール アレナリア(クロ・デ・フ)・パン・ミックスベリーケーキ、ラズベリーソルベ添え・ミニャルディーズ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日《16500》/(12000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 4, 2024
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(…その1から続く)14:00から始まった「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」は、新しくオープンするエリア「ファンタジースプリングス」の住人となるキャラクター達が登場する10分ほどのごく短いハーバーグリーティングでした。(ショーではなくグリーティングなので、鑑賞する際はどこの場所でも何列目でも全て立ち見になります。)草花で飾られた大きな船に乗ってハーバーにやってくるのはミッキー&ミニー(上)、アナ&エルサ(正面向かって右)、ウェンディ&ピーターパン(下)、ラプンツェル&フリン(正面向かって左)。この4組が船上で次々場所をローテーションしていって、中央の上のデッキに立ったところで新しい世界への想いを表現する という趣向のようで、みどころは主に表情豊かなキャラクター達の姿そのもの と言ってよさそうな感じです。各キャラクターが場所を移動することでハーバーの全方位に姿を見せてくれるのは嬉しいですね。みんなまるで たった今ディズニーアニメーションの絵の中から飛び出してきたか と思うような溌溂ぶりで、それぞれのファンの皆さんにとってはかなり楽しいグリーティングなんじゃないでしょうか。もちろんミッキーとミニーも、自分たちが中央上で語る時以外も全方位のゲストに対して全力で愛嬌をふりまいてくれます。終盤には他のキャラクター達を乗せたスチーマーラインも二隻ハーバーに登場してきました。黄色い船にはドナルト、チップ&デール、プルートとグーフィーの姿が見えました。青い船には既に23年前からディズニーシーに存在しているお伽話(ファンタジー)エリア、「マーメイドラグーン」と「アラビアンコースト」に住むキャラクター達が乗っていましたよ。6月6日からは、ディズニーシーのプロメテウス火山を抜けた先、右手の奥のエリアは「マーメイドラグーン」「アラビアンコースト」「ファンタジースプリングス」と3つのエリアがつながって、ひとまとまりの大きなファンタジーの世界となってゲストを楽しませてくれることになるのでしょう。水上に登場した大小三隻の船は 最後はリドアイルのすぐ前を通って水際に沿ってぐるっと回り、ハーバーから退場していきました。全てが終了し、リドアイルから退出して 時刻は14:10過ぎ。そのあとは遅い昼食のため PSを入れてあった「SSコロンビア・ダイニングルーム」へ行きました。名前を告げて店頭で数分待った後、中へ案内していただけました。現在パーク内の3つのテーブルサービスレストランでは「ファンタジースプリングス」をテーマにした「シェフズ・イマジネーション」メニューを提供中です。ここSSコロンビアダイニングルームの担当テーマは「フローズン・キングダム」。アナとエルサの住む世界ですね~こちらのお店はその「スペシャルコース」のみの用意(単品などは無し)ですが、メインは「ローストビーフのみ」「黒毛和牛サーロイングリルのみ」と「その両方盛り合わせ」の三種類から選ぶことができます。(選んだ内容によって価格が変わります。)私達の場合は、夫はローストビーフ 私はグリルを選択しました。そして私だけ、「ソムリエおすすめのペアリングワインセット」というのも付けてみました。 《メモ》 スパークリング:アンリオブリュット・スーヴェラン 白:シャトーメルシャン・北信シャルドネ 赤:シャトーメルシャン・長野メルロー (4500)以下簡単にお料理の記録です。前菜は三種盛り合わせにしました。イメージしているのは映画の中の「トロールの森」のシーンだそうです。四角いグラスの中身はアナをイメージしたグリーンピースムースで中に帆立貝柱が入っていました。左のはそりに乗ったクリストフで、そりは鮪、ふわふわした帽子は蟹サラダ。右は見ての通りトロールと彼らが暮らす森をイメージしたとのことで、グリーンのトロールの中身は合鴨のリエット、周りはピスタチオです。魚料理は「エルサの閉ざされた心」をイメージしたお料理。自分でセロファンを開いていただきます。左側の小さなのはフランですが、エルサの心のように表面が凍っていました。セロファンの中身は金目鯛と ホワイトアスパラガス、ヤングコーン、ズッキーニなどの夏野菜でした。お肉は「エルサの戴冠式」のパーティーシーンを思い起こさせるような豪華なお料理を用意したとのこと。ソースはどのお料理を選択しても同じクランベリーソースです。こちらは夫の「ローストビーフ」のお皿。こちらは黒毛和牛のグリル。付け合わせのグリーンの長いのは戴冠式でエルサが持つ笏(杖)をイメージした甘長唐辛子、赤いラディッシュは権力の象徴である「宝珠」をあらわしているとのことで両方ともフリッター仕立てでしたが、とてもおいしかったですよ。ホースラディッシュがちゃんと添えてあったのも大変嬉しかったです。デザートはたっぷりのレアチーズムースとミントフォームのゼリー。愛の力で氷が解けて平和が戻って来たアレンデールの国の幸せな様子を表現しているそうです。レアチーズムースの下にはフルーツが隠れていて、上にはエディブルフラワーやハーブ、雪の結晶型のホワイトチョコレートも添えてありました。どのお皿も量がたっぷりだったので、かなりお腹がいっぱいになりました。楽しかったです。お食事を終えてお店を出てからは、SSコロンビア号のデッキへ出てパークの景色を眺めながら少し食休み。(ちょっと食べ過ぎちゃったのでね~)朝方アラビアンコーストから見たファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの建物を こちらのデッキからも眺めることができましたよ~その後はミラコスタ通りまで戻ってフォトグラフィカに立ち寄り、朝撮影していただいた「TODAY」表紙風の写真(↓参照)を受け取ってパークを出ました。(この時はまだ、のちほどもう一度シーに入園しよう なんて思っていました。)そしてパークエントランス・ノースのバスターミナルからリゾートクルーザーに乗って18:00前頃アンバサダーホテルに戻り、エレベーターに乗り込んで本日宿泊する6階の部屋に向かいました。さてさて、本日のお部屋は初めて予約してみた「外壁工事対象客室」。朝、外から確認して、「おそらくイクスピアリ側だろう」という見当はついていたのですが、お部屋 どこだろう??ルームキーケースに記された部屋番号を頼りに進んで行くと。本日のお部屋のドアはこの素敵な吹き抜けに面した場所にありました。――「外壁工事対象客室」って窓に目隠しフィルムが貼られていると聞いているけど、室内まっ暗なのかしらん?そう思いながらドアを開けると、意外にも室内には窓から光が差し込んでいました。今日はよく晴れていましたからね~ 西陽ですかね~なんだー けっこう明るくて外の気配も感じられそうじゃないの!!が、レースのカーテンを開けると窓ガラスにはしっかりとフィルムが貼られていて(しかもアンバサダーホテルのロゴ入りフィルムです)外はまったく見えませんでした。窓ガラスに近づいてフィルムの隙間によーく目を凝らすと、どうやらこのお部屋はバルコニー付きのようで 普段は窓を開けて外に出られる造りになっているみたいでした。(西陽の中、バルコニー手摺のシルエットもはっきり確認できました。)工事中じゃなければきっとアンバサダーホテルらしいリゾート感あふれる素敵なお部屋なんだろうなあ… と思いましたよ。部屋に入るまでは どうせ真っ暗だろうから少し休んだらすぐシーのパークに戻ろう なーんて思っていたのですが、思っていたよりも広くて居心地が良かったので、結局私達は今日はパークに戻らずこの部屋やホテル内でゆっくり過ごすことにしました。あれこれ考えていた夕食のプランも、SSコロンビアでの昼食が充実していたために実行する気持ちになれず、私は「夕食抜き」で済ますことにしました。(夫はサンセットサンドリ―で軽食を購入していましたけれどねー!)それからは明日の予定を考えたり今日撮った写真を見たりして過ごし、22:00過ぎには休みました。予想外に道路が空いてたおかげで朝からパークに行くことになっちゃってすっかり忘れてたけど、私達きょうは「前泊」のつもりだったんだものね~ではでは おやすみなさい。明日こそが本番の「ホテルミラコスタ&ディズニーシー」になるはずです。(翌日につづく)※朝ハーバーで撮影していただいた台紙付きの写真(しっかり加工してありますけど)(2024年5月3日の「TODAY」の表紙にしていただきました。かなり浮かれてます。)** S.S.コロンビア・ダイニングルーム の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース (フローズンキングダム) **・アペタイザー盛り合わせ グリーンピースムースと帆立貝、ピスタチオを纏った合鴨のリエット、鮪と蟹のサラダ仕立て または ソーセージとチキンのベジタブルスープ・金目鯛と夏野菜の包み蒸しとシーフードの冷製フラン・ローストビーフ クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリル クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリルとローストビーフ クランベリーソース・パン・レアチーズムースとミントのフォーム、ピーチとローストアーモンド添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日(8800~13400)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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2024年春 ゴールデンウィーク後半。今日からはカレンダー上にも赤い数字が四つ並ぶという連休初日5月3日の朝 8時を過ぎた頃、私達の車は東京ディズニーリゾートに到着しました。――ちょっと早く着きすぎちゃったなあ~ー…なんとバチ当たりなことを言うのだ! と思われるかもしれませんけれど、この時期に私達が舞浜にやってくる目的は 毎年恒例の「ディズニーシー&ミラコスタに滞在してふたりの記念日を祝うこと」。本日は言わばその前泊日のつもりだったので、パークオープンの一時間後くらい、9:30過ぎくらいに到着できればじゅうぶん と私達は考えていたのです。(その頃には入園ゲート前の混雑も落ち着いているかもしれませんからね~)が、直前になって「5月3日の朝は道路がずいぶんと混雑する」という予測を耳にし、用心しすぎた結果 こんな早い時間の到着になってしまいました。(実際には今朝の首都高速道路環状線の内側はいつもの日曜日の朝とかわらない交通量で「がら空き」といってもいいくらいで拍子抜けでしたよ!)本日の宿泊先となるディズニーアンバサダーホテルの地下駐車場に入ったのは8:10過ぎくらいだったでしょうか。この時間は出ていく車が非常に多くて(皆さんパークに車を移されるんでしょうか?)空きがたくさんあり、ホテルロビーにアクセスしやすい場所にすんなりと停めることができました。とりあえず とロビーのベルデスクで荷物を預け、きょうは16:30前に部屋に入ることもないだろうから…とフロントでプリチェックインの手続きを済ませ、ここで時刻はようやく8:30前。ただいま絶賛外壁工事中だというアンバサダーホテルの中庭の景色を確認してから(実は本日は人生初「外壁工事対象客室」宿泊の予定なので どの辺りのお部屋なんだろうね~? という興味もあったのです)、ディズニーシー行きのリゾートクルーザー乗り場に向かうことにしました。(工事用の幕もアンバサダーホテル専用デザインで違和感がまったくありませんでした)私達が乗ったリゾートクルーザーがディズニーシーのパークエントランスノース側バスターミナルに着いたのは8:40過ぎ頃で、ちょうどパークが正式開園時刻を迎えようとしているタイミングでした。(本日の一般開園時刻は8:45とのことでした。)この時間ノース側の入園待機列最後尾はバスターミナルのすぐ近くまで来ていて うわあ混んでる~ と一瞬思っちゃいましたけれど、よくよく考えたらエントランスが一日中で一番混雑する開園直前の時間帯にしては そして大型連休にしてはこれは「ゲストが少ない」うちに入るのかもしれません。(だって本当に混雑する日のこの時間帯なら この場所にゲストが並びきれずに最後尾は立体駐車場1Fにまで伸びているはずですからね~)それにしても今日の舞浜はいいお天気。晴れ渡る青空に緑まぶしく 申し分のないさわやかな5月の朝です。入園待機列の最後尾についた8:45頃から列は止まることなくじりじりと前進し続け、水分補給をしたり日焼け止めを塗ったりしながらおしゃべりしているうちに私達は9時過ぎには屋根下の保安検査場まで辿り着き、9:10頃に入園することができました。(「予定では今ごろ舞浜に着くはずだったんだけどなあ」と夫。)約5ケ月ぶりに見上げるミラコスタ通り入口のタペストリーは「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」仕様です。落ち着いた色調とほど良い甘さのキャラクターイラストがディズニーシーらしいといえばディズニーシーらしい… ですかねえ~?ミラコスタ通りに立ってゲストを迎えてくださるキャストさんの手にも同じ雰囲気の小さな旗が。柱にもそれぞれファンタジースプリングスの住人となるキャラクター達をあしらったタペストリーが掲げられていました。(ティンカーベルのこのポーズは可愛いですね。)エンポーリオのショウウインドウにはファンタジースプリングスのグランドオープンまでのカウントダウン表示がなされていました。あと「34」日です。ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバー ピアッツアトポリーノに出ると、こちらの街灯にもファンタジースプリングスを夢見るキャラクター達のバナーが翻っていました。深いブルーと金色の縁取りが今日の青空によく映えてほんとうに美しいです。ドリーミング・オブ~というイベントテーマの文言も含め、「ワクワクドキドキしていてもたってもいられない」ような気持ちというよりは 新しい世界に足を踏み入れるその時を待ちながら「うっとり夢見る」ような気持ちにゲストになってもらおう という導き方ですね。ディズニーシーに何か新しいものがやってくるのは嬉しいけれど、それによってしばらくの間パークが騒がしくなるのはちょっとなあ… とついつい思いがちな年長(高齢とも言う)ゲストにはこの雰囲気作りは嬉しい限りです。さて、ディズニーシーの「いま」の景色を眺め渡す という入園後の儀式を終えた後は、この時期にパークに来たら絶対にやりたいことのひとつ「記念写真を撮影する」という目的のために 私達はカメラマンさんを探してハーバー周辺を歩きました。そして出会ったのが、以前パークで無料配布していた「TODAY」の表紙風の写真を撮影してくださるというとっても楽しいキャストさん。年甲斐もなく少々はしゃぎ気味で、素晴らしく面白い写真を撮っていただくことができましたよ~(ここで撮った写真は加工後どこかに載せておきますね)写真撮影のあとは、パークの一番奥の様子を見に行きつつ小さなアトラクションでも楽しもうか とメディテレーニアンハーバーのトランジットスチーマーライン乗り場へ。10分待ち表示で実際のところもけっこう待ち時間が長かったので、並んでいる間には 試してみたかったパーク内レストランの新システム「ディズニー・モバイルオーダー」というのにも取り組んでみました。これは公式アプリに新しく搭載された機能で、このシステムを採用しているレストラン(主にカウンターサービスレストラン)のメニューから注文したいものを選んで受け取りに行く時間を事前に指定しておき 受け取り時間がきたら予め登録してあるクレジットカードで決済する というものです。私達は今朝はまだ何も食事をとっていなかったので、スチーマーラインの到着先から近いマーメイドラグーン内のレストランで待たずに軽食をとれたらいいな と思って利用してみたのですが、操作も簡単でわかりやすく ずいぶんと便利になったなあ… と実感しましたよ。気持ち良い風に吹かれながら景色を堪能し、ロストリバーデルタの船着場に到着したのは10:00前頃でした。それからは橋を渡って ロストリバーデルタとアラビアンコーストの間にある話題の新エリア「ファンタジースプリングス」へ続く小径の入口(というか継ぎ目)へと行ってみました。新しいエリアとの継ぎ目に当たる場所にはキャストさんが立っていらっしゃるほかは背の低い植栽が並べられているだけだったので、既に完成していると思われるファンタジースプリングスの中の様子を覗き見ることも自由にできましたよ。どういった方々なのかわかりませんけれど、中に入って楽しんでいらっしゃるゲストの姿も多数見受けられました。関係者の方なのでしょうか 外国人のゲストもいらっしゃったようでした。私達はそのままアラビアンコースト方向へと進み、さきほどモバイルオーダーを入れたマーメイドラグーンのセバスチャンのカリプソキッチンへと向かいましたが、途中アグラバーあたりで後ろを振り返ると…フライングカーペットの向こうにファンタジースプリングス・ホテルの「グランドシャトー」の建物が見えていました。全室テラス付きスイートルームで 開業すれば東京ディズニーリゾート内最高級ホテルになるというグランドシャトー。いつか宿泊できるタイミングが私達にもやってくるんでしょうか??そのあとカリプソキッチンへ行き、注文した食事の受け取り方をキャストさんにきいて(初めてなので不安なことはとりあえずキャストさんに聞く中高年夫婦)無事に受け取り、ダイニングエリアに落ち着きました。(このとき10:30少し前。)きょうこの後の予定は遅めの昼食をパーク内でとることくらいしか決まっていなかったので、アプリを開いてふたりでパークのスケジュールや待ち時間をチェックしていると、「――11:30のビッグバンドビート、まだ座席抽選間に合うよ。やってみる?」(ビッグバンドビートの初回公演は以前は全席自由席だったのですが、最近は抽選になったのですね~パークの制度やシステムはどんどん新しくなっていくので、日々情報の更新をして認識を改めねばなりませんねえ。)期待せず気軽にチャレンジする時に限ってこういうものはうまくいくようで案の定良い結果となり、私達には後方ながら中央「B」ブロックの座席が用意されました。あらあらこれは大変!もうこうなったらマーメイドラグーンでのんびりしてちびっこに混じって小さなアトラクションで遊んでる場合ではなくなってしまいました。食事を済ませた私達は海底のダイニングエリアをあとにし、アメリカンウォーターフロントへと向かうことにしました。たどり着いたアメリカンウォーターフロントでは現在「フード&ワイン・フェスティバル」開催中とのことで、ブロードウェイの両側にはバナーも登場していました。初回公演分から「一階席は全て抽選(二階席は先着順)」となったブロードウェイミュージックシアターのビッグバンドビートは、劇場内への入場チェックもスムーズで ゲストに対応するキャストさんの人数が少なくなってもつつがなく運営されているようでした。人手を減らして効率よくゲストも快適に というパーク運営の大きな方向性はもう揺るぎなさそうですね。今後も様々なことがどんどん変わっていくのでしょう。もう3年も続いている、出演者を極力減らした特別体制のショー「ビッグバンドビート~ア・スペシャル・トリート~」。演出は少々変わったとのことですが、相変わらずステージ上にはバンドの皆さんの姿はなく、生の演奏や歌声を聴くこともなく。それでも今日もステージを背負って立つキャラクター達とダンサーの皆さんは大奮闘で、ショーそのものはたいへん楽しかったですよ。ショー終了後は、フード&ワイン・フェスティバル開催中のニューヨークエリアに繰り出しました。あちこちのワゴンタイプのお店でこのイベント限定のメニューを出しているので迷っちゃうのですが…やっぱり私達はこちらのお店かなー桟橋にある「バーナクル・ビルズ」。普段は骨付きソーセージとビールを販売しているこちらのお店、現在のおすすめメニューは「ポルペッティ&骨付きソーセージ」とビアカクテルですが、やっぱり普通にビールがいいなあ… ということで ハートランドビールふたつとおつまみにポルペッティ―&ソーセージを購入しました。そして、日陰を求めてうろうろ…今日は日差しが強いせいか考えることは皆同じ、日陰のベンチなどはどこも悉く埋まっていたので 結局私達はレールウェイの高架下を抜けてリドアイルの裏まで行くことになってしまいました。誰もいない。この場所で私達は一時間近くを過ごし、13:15くらいにお隣のリドアイルに移動して貴重な「日陰になる場所」を確保し14:00スタートの「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」を待つことにしました。(その2 に つづく・・・)※現在、パーク内で発行されるレシートには「ファンタジースプリングス」のきれいなロゴが印字されるようです◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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4月の終わりごろにある結婚記念日を祝うために 今年もオチェーアノのコースに出かけてきました。とはいえ、きょうはまだ月も半ばの14日。「一足早く」というにはちょっと早すぎるようにも思えますが、如何せん最近はホテルミラコスタのテーブルサービスのお店は席の確保をするのもなかなか思い通りに行きませんからね~ いろいろ繰り合わせてこのタイミングになったというわけです。ふたりして電車に乗って舞浜に着いたのは16:00ごろ。イクスピアリのエントリープラザに掲げられた ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」の6月6日オープンを告知する垂れ幕を仰ぎ見ながらリゾートゲートウェイステーションを目指し、リゾートラインに乗ってホテルミラコスタへと向かいました。まだ春休みの名残なのかけっこう混雑するリゾートライナーをディズニーシーステーションで降りたのは16:30くらい。降車側ホームのデッキから眺めるパーク内ディズニーシープラザも日曜の夕方にしては意外に賑やかな様子で 少し驚きました。目を凝らしてみると、ミラコスタ通り入口には 6月30日まで開催されるというイベント「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」のデコレーションが施されていました。そういえば…前回ピクニックエリアにお花見に来た時、ファンタジースプリングスのフォトロケーションがシーステーションのノース側に設置されていることを夫に教えてあげるのを忘れちゃったなー ということを思い出し、ここでちょっと夫を引っ張ってフォトロケーションを見に。その後、二週間前には大島桜の花々が美しかったピクニックエリアへと行ってみました。花も終わってすっかり青い葉っぱばかりになったか と思いきや。よーく見ると ところどころにまだ咲いている花が隠れていて可愛らしかったですよ~大島桜は花の咲き始めからほどなくして若緑色の葉も出てくるので、葉桜を楽しめる期間が長いのかもしれませんね。ホテルミラコスタに入館すると 当然ですが40周年のタペストリーはもうどこにもなくなっていて、ゆったりと時空を旅するようなロビーは端正な様子に戻っていました。17:00を過ぎ、お約束の時間も近づいてきたので私達はふたりそろってオチェーアノの店頭へ。少しだけウェイティングエリアで待たせていただいて、奥のコースの部屋に通していただきました。案内していただいた席からは、幸運なことに本日もプロメテウス火山が(ちょこっとだけ だけど)見えていました。キャストさんが手渡してくださったメニューを眺める間もなくプレシャスセレブレーションセット用の写真撮影タイムに突入し、写真撮影終了後 ようやく本日のお食事内容が決定。きょうは最後にお祝いのケーキが控えているのはわかっているのでお料理は少しだけ皿数の少ない「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース」の方にすることにし、夫用にはシャンパン「二コラフィアット」のグラスを、私用には一杯目が夫と同じの二コラフィアットだというグラスワインセット(通称ミラコスタカルテット)をお願いして、お祝いを始めました。メモ:本日のグラスワインセット シャンパーニュ 「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」 白 「ファミーユ・ヒューゲル・リースリング・クラシック」 白 「ラ・ラストラ・ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニーニャ」 赤 「カ・オロロジオ・カラオーネ」以下、お料理の記録をしておきますね。お祝いの日にオチェーアノのコースにお邪魔するといつも あまりに嬉しくて楽しくて浮かれてしまい、せっかくキャストさんに教えていただいたことも覚えていなくて 曖昧になってしまうのですけれど。――さて、最初にテーブルにやって来たのは冷たい前菜。オマール海老でこしらえたオモニエール(巾着袋の意)がフルーツトマトのガスパチョに浸っている美しいお皿です。贅沢にオマール海老を使った巾着の中身は甘えびやバジル、キュウリなど。上にはビーツやイエロービーツの細切りが散らしてあって彩りもきれいです。左上部には紫のエディブルフラワーとオリーブとマイクロバジルがヴィンコットソースとともに添えられていてなんだかちょっと藤の花のように見えて 春の到来を感じさせます。いや~ 一品目から美味しいねえ~ と、思わずため息が出ちゃいました。次が温かい前菜。鴨肉のコンフィとパルメザンチーズの焼きリゾット。鴨のコンフィの上にはマイクロアマランサスなど何種類ものハーブの新芽がのせてあり、これも「春」の表現のひとつでしょうか。鴨の下にはリゾット、周りのフォームはコンソメや鴨の出汁やシナモンなどのソース(エピスジンジャーソース?)で作られているとのこと。手前にライン状にしたコリアンダーパウダーが添えてあるので、それもあってかややエスニックな印象でした。お魚料理は、帆立貝柱とイサキのポワレにたっぷり春野菜のサラダ。春の野のようなサラダが盛り付けられたお皿に「わあ~きれい~…」と感動していると、キャストさんが「仕上げがありますので少々お待ちを」と。(前回の冬のメニューの時もテーブルで柚子をすりおろしてくださいましたよね?)今回はテーブルでそれぞれのお皿にレモンをすりおろしてくださって、メイン一つ目のお魚のお皿が完成しました。ポワレした帆立貝柱とイサキの下には豆苗のようなスプラウト野菜が敷いてあり、アンチョビやニンニクで作ったアンショワイヤードソースが大胆に添えられています。サラダはうるいやアスパラなどの春野菜、貝割れや火をいれたミニトマト、モッツァレラチーズ?など。盛り付けに使われているこのブルーのグラデーションのお皿(食器)は最近よく登場しますが、まるで徐々に深くなっていく海のような色合いで 奥に進むにつれてお店の内装が深海に近くなっていく「オチェーアノ」というこのお店そのもののように感じられて 私はなーんかとっても好きなんですよね~~……と ここまでお料理をいただいて、外は少し暗くなってきたかなー とふと窓を見やると、ハーバーにはいつの間にか「ビリーヴ!」のショーのための大きな機材が登場してきていました。(えっ?もうそんな時間? 楽しいと、時間はあっという間に経っちゃうんですねえ。)デザート前の最後のお料理は、牛フィレ肉のローストに これまた春の野菜が賑やかな楽しいお皿。お肉に添えられている野菜は そら豆やラディッシュや蕪、ししとう、舞茸などバラエティに富んでいて楽しいです。(その上ひとつひとつ小さいのにみんなちゃんと美味しいし、すごい。)手前にはグリーンマスタードのソース、下には人参ピュレのソース、全体に散っているのはパン粉です。お肉の向こう側のクリーム色のは牛肉とズッキーニを煮込んだものをオランデーズソースで纏めたグラタンで、上にはグリーンがまるで生えているように飾られていてちょっとした「春の小山」のようにも「新芽が出た切り株」のようにも見え…――となると、このお皿は春の野原なのか? 誰かここで遊んだ後なのか? パン粉は小さな動物が散らかした土なのか? …などといろいろ考えてしまいましたよ~そして デザート。「Come Find Spring!」のプレートを見てやっと私は納得。そうだった。今回のコースはダッフィーとそのお友達と一緒に「春を見つけにいこう!」っていうのがテーマだった...(だからそのテーマに従って 最初から最後まで春野菜やスプラウトなどがふんだんに使われていたのかもしれないなー なんて思いました。)可愛らしいデザートは、花が咲き蝶が舞う春の花壇で遊ぶダッフィーを表現したのでしょうか。花壇はチョコクッキーやライムのシブースト、アプリコットジェラートやフレッシュフルーツでできています。マイクロアマランサスやエディブルフラワーも使われていましたよ。最後までお見事!雪が解けてあちこちから新芽が萌え出る春のような、これからの新しい一年を思ってあふれる期待と希望で胸がちょっと高鳴るような 賑やかで楽しいディナーコースでした。19:15からの「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の時はテラスに出ました。キャラクター達の乗っている船は照明が明るいのでその姿も結構よく見えますね~ショーが始まってから一年半ほど経ち最近ようやく全体の流れがわかってきて、エルサの変身シーンも見逃さなくなりました。ミッキー&ミッキーのご両人は最後にちょっとだけ登場です。ショーが終わって室内の席に戻ると間もなく、プレシャスセレブレーションセットのケーキがやってきました。前回(夫の誕生祝いの際)はまだ40周年期間中でしたので「40」のプレートでしたけれど、きょうはミラコスタの「М」です。ホテルミラコスタを特別な場所だと感じている者にとってはちょっと嬉しいです。テーブルにはメッセージを添えたミッキーナプキンと、帰り際には始めに撮っていただいた写真も届きました。こちらのお祝いのセットも7月からは内容と価格が変わるそうですよ。(フォト&フレームは6月末までの提供とのこと。)コーヒーをたくさんいただいた後、今年も無事に結婚記念日のお祝いを終えた私達はサービスしてくださったキャストさん達とオチェーアノとホテルミラコスタに心から感謝し、大満足でテーブルを離れました。毎年結婚記念日のシーズンを迎えてお祝いをすると、不思議ですけれど私は「またこれから新しい一年が始まるぞ~ ふたりでまた一年歩んで行こう」という清々しい気持ちになるのです。私達の記念日が4月の年度始まりの時期に重なっているせいかもしれませんけれど、でも 今日は私的なお祝いと共に 始まりの季節~「春」を強く意識するようなコース料理を美味しく楽しくいただくことができて本当に良かったと思います。そして気づいたら、東京ディズニーリゾートさんも明日4月15日は開業記念日、明日から舞浜の地でもまた新しい一年が始まるのですよね。特に今年はディズニーシーも新しい「始まり」を迎えることが決まっているので、あちらにもこちらにも、どなたの心の中にも新しい希望と期待の芽が生まれていることでしょう。小さな新芽が順調に育って 6月のその時にはどうか美しい青葉となって繁っていますように。自分たちの明日からの暮らしが平穏であることももちろん祈りたいですが、いつものことながら この地の未来の安寧もささやかですけれどお祈りしたいものだ と思いつつ、4月14日の夜 私は帰路についたのでした。(ブッフェカウンターの飾りを眺めながら帰りました)(カウンターに並ぶお料理があまりに彩り豊かできれいだったので、期間中にブッフェの方にもお邪魔してみたいなあ… と思ってしまいました)* オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース *・オマール海老のオモニエールとフルーツトマトのガスパチョ リグーリア産オリーブオイルとヴィンコット・鴨もも肉のコンフィ パルメザンチーズの焼きリゾット エピスジンジャーソース・帆立貝とイサキのポワレ アンショワイヤードソース・牛フィレ肉のロースト オックステールとズッキーニのグラタン マスタードディップ・ライムシブースト アプリコットジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 14, 2024
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昨年よりもずいぶん遅くようやく咲いた花の下で、本日最初のお食事をしてきました。東京ディズニーシーのパークエントランス・ノースに設けられているピクニックエリアに、ホテルミラコスタの建物を見上げるようにして咲いている大島桜です。ささやかな手作りのお弁当を携えて、車で舞浜に到着したのは9:30過ぎくらい。イクスピアリの屋外駐車場に車を止めて、私達は歩いてディズニーシーに向かいました。パークエントランス・ノースにたどり着いたのは まもなく10:00になろうかという頃でした。いったいどれくらい花が開いているのか確認もしないままに出かけてきたので不安でしたけれど、行ってみると大島桜はちゃーんと咲いていました。驚いたことに、ピクニックエリア内にいくつもあるパラソル付きのテーブルはこの時間 そのほとんどが埋まっているように見えました。しょうがない、花の下の地べたにレジャーシートでも敷いてお弁当を広げようか... と思っていたら 空いているテーブルを見つけることができたので、私達は写真を撮るのもそこそこにまずはお食事を始めることにしました。しかし、まだ開いたばかりのふんわりとした清らかな花々はきょうの青空に映えて愛らしく、素晴らしく。見上げる度に夫も私もついつい見入ってしまい、カメラを手にテーブルを離れてしまい、食事は何度も中断せざるをえませんでした。お馴染みのソメイヨシノと違って、大島桜は花が開くのとそんなに時間差なく若草色の葉が出てきます。また 散り始めるタイミングもやや早いようで、まだ満開に達していないというのにピクニックエリアにはもう花吹雪がはらはらと舞っていて、路面には花びらが散っていました。一時間ほどして11:00頃になると、ピクニックエリアには多くのゲストが訪れるようになってきました。なので食事を終えていた私達はテーブルの上を片付けて ホテルミラコスタへと続く小さな階段を上り、今度はホテルの正面玄関脇から大島桜を見下ろしてみることにしました。ミラコスタの正面玄関車寄せのあたりは陽当たりが良いので この場所の枝は花が開くのも早く、ほぼ満開のように見えましたよ。きれいでした。お花見を終え、ホテルミラコスタを離れディズニーシーのパークエントランスを離れ、イクスピアリの駐車場に向かったのは11:30くらいだったでしょうか。その後は少々寄り道しながら家に帰り、いつもと変わりない日曜日を過ごしました。思えば、約一年続いた東京ディズニーリゾート40周年イベントもきょうが最終日です。舞浜じゅうにさまざまな色があふれかえったこの一年の最終盤にもうひとつ、最後の色として本物の「さくらいろ」を加えることができてほんとうに良かった。間に合って良かった。帰りに向かう途中 私はふとそんなふうに思いついて、なんだかとっても嬉しくなってしまったのでした。《40周年のリゾートライナーも今日が最後です》◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 31, 2024
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ひとりでオチェーアノに行き、ブッフェで昼食をとってきました。ちょっとした事情で明日からしばらくいつも通りの食事ができなくなりそうなので、美味しい物の食べ納めといったところです。電車を乗り継いで東京ディズニーシーステーションに到着したのは13:15くらい。途中通った東京駅は大きなスーツケースを転がす方々でどうしようもない大混雑、舞浜駅前も春休みらしい活気にあふれていましたけれど、お昼を過ぎた東京ディズニーシーのパークエントランスあたりは静けさに満ちていて不思議な感じがしました。駅から連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かうと右手に見えてくるディズニーシー・ピクニックエリアの大島桜は、きょうのところはまだ花の気配はなく 青くかたい蕾のままでした。この様子では、気温にもよりますけれど、開花までは一週間はかかりそうです。オチェーアノ店頭にお邪魔したのは13:30少し前だったでしょうか。すぐに手前のシェルの部屋の窓辺のテーブルまで案内していただくことができ、スパークリングワイン(本日はロータリブリュット)のグラスとアイスティーもお願いして 私はパーク内を眺めながらお食事を始めました。14:00頃になると パーク内で行われる40周年のハーバーグリーティングのためにテラスが解放されて店内カウンター周りからゲストがいなくなったので、これ幸いと写真を撮りに...ガーランドの飾られたブッフェカウンター。東京ディズニーリゾート40周年も もう終わりですね。一番目立つ中央のカウンターには40周年の衣装を身に着けたキャラクターをイメージした小さなデザートがたくさん並んでいて、イベントのフィナーレらしくカラフルで可愛らしかったです。(そばにキャラクターのオブジェがあるので それぞれ誰をイメージしているデザートなのかすぐにわかります)(グランドフィナーレのキラキラした金色ロゴマークの前には、金粉?をあしらったキラキラしたゼリーが並べられていました)写真を撮り終えて席に戻り、窓からハーバーグリーティングをちらちら眺めながらお食事を続行し、その後私もデザートタイムへ。どれも可愛くて全てお皿に取りたいのはやまやまでしたが、なにしろ年齢が年齢、あまりたくさんは食べられないのでこれが精一杯です。リボンのついたピンクのはミニーさん?パープルにお鼻のような大きなブルーベリートッピングのタルトはチップ&デール、綺麗なブルーのゼリー&パンナコッタはデイジーさん。深いグリーンのはたぶん グーフィーをイメージしたと思われる小さな抹茶オペラです。デザートも色とりどりですけれど、今期はさすが「40周年グランドフィナーレ」をモチーフとしているだけあってカラフルなお料理が多くて、この一年を懐かしみながらの目にも楽しいランチブッフェとなりましたよ。おなかいっぱいになってテーブルを離れたのは15:00過ぎごろでした。まるでこの地に漂う未来への希望を体現しているかのような 溌溂とした明るいキャストさん達に見送られ、私はオチェーアノを出て ホテルミラコスタ正面玄関を出ました。終わっていく「40周年」の年。まもなくやってくる短い桜の季節のあとには 東京ディズニーリゾートではまた新しい一年が始まります。もう 賑やかさの波にうまく乗ることはできないかもしれないけれど、遠く離れた浜辺からその大きな波を見つめ続けることだけは 今後もしていきたいと思っています。※ディズニーシーステーションにはこんなフォトロケーションが設置されていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 15, 2024
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まるで奇跡のように日曜の昼のベッラヴィスタラウンジの席を確保できてしまったので、ふたりで喜び勇んで出かけてきました。車で舞浜に到着したのは12:20くらい。きょうは東京マラソン開催日に当たっていて都内の道路は規制が多く、ひょっとしたら通行止めや渋滞の影響を受けるかもしれない と思って余裕を持って家を出たら、逆に首都高などはとても交通量が少なくて 予定よりもずいぶん早く着いてしまいました。なのでまずは一時間ほどイクスピアリなどで時間を過ごしてから 私達はホテルミラコスタに向かいました。駐車場に車を止めてベッラヴィスタラウンジに伺ったのは14:00も近くなった頃。本日のテーブルは窓際から二列目で、大きな窓からは春の初めの明るい陽射しがいっぱいに降り注いでいました。メニューを眺めて注文するコースを決め、私用のグラスのフランチャコルタ(ミッレディ・ブリュット)も含めてキャストさんにお願いし終わったところで、窓の外のパーク内ではハーバーグリーティングが始まりました。(14:05「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」)ところで本日のベッラヴィスタラウンジ。席に着いて「??」 なーんか違和感があるぞー…? と思ってよく見たら、いつもの布のランチョンマットの代わりに楕円形の新しいランチョンマットがセットされていました。このタイプを使用するようになったのは先月からとのこと。ホテルが開業して22年が経ち、以前の布製の物も何回か代変わりしてサイズがだんだん小さくなっていましたが、環境に配慮してか ついにこちらのお店でも布製のものが姿を消すことになったようです。さて、では今日いただいたお料理を簡単に記録しておこうと思います。まずは私の方「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」。フランチャコルタのグラスに続いてテーブルにやってきた前菜。マグロの生ハム巻きとサラダの盛り合わせです。上にシメジをのせてあるのが、炙った鮪を生ハムで巻いたもの。メニューを見た時「生ハムと鮪のお刺身って合うのかしら」と思いましたが、鮪が軽く炙ってあるせいで香ばしさが感じられ、生ハムとの相性を良くしているように思われました。添えてあるサラダはスナップエンドウ、ブロッコリー、大根、黄色く色づけた蓮根、グリーンリーフなど。上にストロベリーソースがかかっていて周りにも真っ赤なベリーパウダーが散らしてあり、彩りも美しくて大変美味しくいただけました。右側の白っぽい小さいのは真鯛をハーブなどと一緒にペースト状にしたもの。(マンテカート風)土台はフォカッチャ。パスタはパンチェッタと菜の花のキタッラ。キタッラは断面の四角いロングパスタです。具は菜の花とパンチェッタの他、タマネギなどもたっぷり。アーリオオーリオソースベースの食べやすいパスタでした。こちらも彩りがきれいですね。メインはお肉の方にしました。牛サーロインのビステッカ。ここで赤ワインのグラス(プリミティーヴォ)も追加でお願いしました。カットしたサーロインステーキの下には黄人参や旬野菜の蕪、芽キャベツなど。その下にトマトと赤ワインのシチュー(ストラコット)が敷いてありました。ソースはバニェット(ハーブソース)。デザートはオレンジシブーストとメープル風味のジェラート。右手の大きいまあるいのがオレンジシブースト、上にのっているのがジェラート。ジェラートの上の細いのはレモン風味のメレンゲでできています。いくつもある小さい丸いのはマスカルポーネのムース。甘く煮た柑橘が添えてありました。スペシャルコースらしく 40周年グランドフィナーレのロゴ入りお砂糖菓子もちゃんと添えられていました。最初から最後までどのお皿も様々な「色」が印象的で美しく美味しく、パーク内に彩りも賑やかなガーランドがあふれかえったこの一年を懐かしく思い出しつつ いただくことができましたよ。夫の方はきょうはメインのポーク目当てでベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを選んだので、そちらも写真だけ載せておきますね。前菜「日向鶏むね肉のマリネ 根菜とアンディーヴのインサラータ」。こちらのお皿も彩りが美しいです。パスタは「ペンネ、イイダコとブロッコリー」。メインはお肉を選んで「ハーブ香るポークロインのアッロースト 白インゲン豆のピュレ 茸ソテー」。これ、おいしそうでした。デザートは「ティラミスとリンゴジェラート」。以上、「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」の1月9日から3月31日までのメニュー内容です。(5200)お食事終了後は、数年ぶりに偶然お顔を拝見できたキャストさんと少しお話しなどしてから 16:00少し前にお店を出ました。そしてすぐにホテル正面玄関を出て 駐車場に向かう前にピクニックエリアの大島桜もチェックしましたけれど、相変わらずつぼみは見てとれませんでした。去年はずいぶんと花が開くのが早かったけれど、今年はどうなるのでしょうかね~花の便りはまだまだだけど 降り注ぐ光だけは確実に春だなあ としみじみ感じた、三月三日雛祭りの日の舞浜でした。《抜けるような青空》* ベッラヴィスタラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・マグロの生ハムロール 真鯛のマンテカート ストロベリーソース・キタッラ パンチェッタ 菜の花・メカジキのグリリアータ サルモリッリオソース または サーロインのビステッカ ストラコット バニェット ・オレンジシブースト 柑橘のコンフィチュール メープルジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 3, 2024
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さて、2月も後半に入り。夫の誕生日が近づいてきたので ホテルミラコスタ オチェーアノのコースルームに出かけてきました。電車で舞浜駅に到着したのは15:30過ぎだったでしょうか。PSをお願いしていた時間まではまだ少しだけ余裕があったので、私達はリゾートラインの一日券を購入して各駅で乗り降りしながらリゾートをぐるっと回ってからホテルミラコスタへ行くことにしました。(↓40周年ライナーにも遭遇することができました。もうこれで最後かも… ← ←最近ずーっとそんなこと言っていますけどね~)最終的にディズニーシーステーションで下車したのは16:30くらいだったと思います。ホームの端にある小さな改札を抜け 続く連絡通路を歩いて、ホテルミラコスタへと向かいました。途中右手に見えるパークエントランス脇のピクニックエリアの大島桜が気になってしばらく足を止めて眺め渡しててみましたけれど、まだ今日は2月の18日。ここ数日とても気温の高い日が続いているとはいえ「ソメイヨシノ開花600度の法則」に照らし合わせてみても(大島桜の場合は「550度」くらいでしょうかね~)達成には程遠く、蕾の気配を感じることは当然ながらできませんでした。ホテルミラコスタに入館してロビーに足を踏み入れたのは16:50くらい。冬の午後遅く、パークに面した大きな窓からは温かな光が入り あたりを美しい淡い琥珀色に染めていました。お店とお約束した時間まではまだ少しあるようだったので、ミッキランジェロギフトを覗いて新しくなった宿泊者限定販売品のトートバッグを見たりしてからオチェーアノの店頭に出向き ウェイティングエリアでテーブルの準備が整うまで待たせていただくことにしました。窓から眺める日没前のディズニーシー、パーク。日曜日だからでしょうか、きょうこの時間はパーク内ピアッツアトポリーノもここオチェーアノも目立った混雑はなく 落ち着いた様子に見えました。やがてお店の奥の方から初々しいキャストさんがお迎えにきてくださり、奥のコースのテーブルまで案内してくださいました。そして、たどり着いた本日の席はこんな場所。ゆったりしたソファーに落ち着いてふと窓の外を見遣ると、お店のテラス越しにプロメテウス火山の姿が見え 私は嬉しくなってしまいましたよ~きょうはお祝いのプラン(プレシャスセレブレーションセット)をお願いしてあったので、レストランキャストさんのメニュー説明の後にはまずはカメラキャストさんがやってきて 写真撮影をしてくださいました。その後 お料理とワインを注文してお食事を始めました。(お料理は「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド” グランドフィナーレディナーコース」、それに加えて夫はシャンパーニュ 二コラフィアットのグラス、私の方はグラスワインセット「ミラコスタカルテット」をお願いしました。)最初にテーブルにやってきたのはシャンパーニュ「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」のグラス。(ワインセットのスパークリングワインも本日は同じ二コラフィアットでした。)ネイビーブルーのラベルの二コラフィアットは一般には販売していない(ホテルや飲食店向けの)ものだとずーっと前にも教えていただいたのですが、やはりこれ美味しいです。柑橘やリンゴやハチミツが交じり合ったような…なんというかシャンパーニュ独特の香りと味わいがいっそう強く感じられて私は好きなんですよね~量の多い方が夫の注文した通常のグラス、少ない方が「ミラコスタカルテット」の一杯目のグラスです。ミラコスタカルテットは4杯合わせてハーフボトル一本弱くらいのアルコール量だそうですけれど、一杯目のこれは結構しっかりした量を注いでくださったようです。ふだんはアルコールを控え気味な夫もお誕生日祝いの今日は特別 ということで、ありがた~く乾杯させていただきましたよ。そして コースがスタート。(以下 いつものように簡単に記録です。)始まりは冷たい前菜からです。「鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ」との表記ですが…前菜が盛り付けられた どんどん深くなっていく海のような美しい色合いのお皿がテーブルにやってきて、 わあ きれい …と見とれていると、白い手袋をしたキャストさんが現れて 手に持った柚子をたっぷりとすりおろして仕上げてくださる という趣向でした。このお皿の主役は薄く切ったブリのお刺身と紫大根のマリネで、くるくると巻いてお花のように形づくられていました。サラダの下には季節野菜とアワビの寄せもの(プレッセ)。黄色いのは柑橘のサルサ、白いのは柚子胡椒のフォームとソース。どれをとっても「美味しい」としか評しようがない前菜で、シャンパーニュにもとてもよく合い、もう一皿おかわりしたいくらいでした。(後日談ですが、ここでいただいた鰤の印象がとても良かったため 翌日からスーパーに行くたびに私は鰤に目をとめてしまい、しばらくの間我が家の夕食には鰤が頻繁に登場しました。)次に温前菜。可愛らしい器でやってきたのは伊勢海老のフリットをたっぷりトッピングしたフラン。土台は菊芋のフランと菊芋のピュレ。その上にアーモンドの衣をまとった伊勢海老が贅沢にごろごろと盛られていて、ものすごーーーく美味しいものを食べてしまった… というのが素直な感想でした。お魚料理はハタのポワレと手前のはタイラガイ、黄色いソースはサフラン風味のエミュルション。付け合わせは春菊など。ハタの皮目がパリッパリで食感も香りも楽しめてたいへん良かったです。お肉料理は牛フィレのロースト。ソースは黒っぽいのがマディラソース、白く散っているのが根セロリのソース。付け合わせはお肉の向こう側にミモレットチーズと蓮根のグラタン、プチヴェールの素揚げとアンディーヴのピクルス。手前の小さなお芋は「アピオス」だそうです。 メモ:本日の「ミラコスタカルテット」 (スパークリング) 二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット (白) レ・モンデ・ソーヴィニヨンブラン・フリウリ (白) アロイス・ラゲデール・ゴーン・シャルドネ (赤) キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ・カステッロ・ディ・クエルチェート (6000)そしてこのあとがデザート というところで先にお誕生日のケーキが登場。テーブルについてくださっていたキャストさんが「ぜひ、ぜひお祝いの歌を!」(感染症対策で長い間控えていた歌のプレゼントを昨年半ばから再開したということでした)ということでお二人で手拍子とともにバースデーソングを歌ってくださり、数年ぶりの楽しく賑やかなお祝いとなりました。そうですよね。四年前まではパーク内でもホテルでも、レストランでの誕生日祝いの場面にはいつもキャストさんたちの「歌」が添えられていたのですよね。いつのまにかそんなことすっかり忘れてしまっていたけれど、今夜自分たちのテーブルで四年前までと同じ光景を目の当たりにして かつての舞浜での日常をようやく思い出しましたよ。ケーキに続いて、コーヒーと共にコースのデザートもやってきました。真ん中の細長いのはチョコと紅茶のムースのミルフィーユ、右の白いのはローズ風味のミルクジェラート。左右にはフルーツとアガーで作ったゼリー。お皿の上部には40周年のドリームガーランドも飾られていました。19:15頃には「ビリーヴ!~シーオブドリームス~」に備えてテラスへの扉が解放されたので、外へ出てみることにしました。(ショーは本日は19:20スタートでした。)私はこのショーは導入部分が一番好きなので、最初の5分くらいはしっかりと鑑賞、そのあとはぼんやり眺めて楽しみました。ショーの終盤、ミッキーとミニーの登場はしっかり見届けましたよ!ショーが終了して室内に戻ると、食事の前に撮影した写真と記念品がテーブルに届けられました。お祝いのオプションプラン「プレシャスセレブレーションセット」の内容に専門のキャストさんによる写真撮影が含まれるのも本年6月末までとのこと。今まで毎年のようにオチェーアノで写真を撮影していただいてましたけれど、無くなってしまうとなれば それも全てが貴重な思い出の品になりそうです。ここ最近は本当に、コースの席の確保が困難を極めている上に (同年代の方ならきっと頷いていただけると思いますが)様々な事情や突発的事態に巻き込まれて日々の予定を急遽変更せざるをえなくなることもよくあり、――こんなこといったいいつまで続けられるんだろうか…―― とついつい思ってしまいがちですが、とりあえず今年もなんとか無事にオチェーアノのコースで夫の誕生日祝いをすることができました。ホッとしました。今回関わってくださった全ての皆さま、飾らない笑顔とまっすぐな言葉と心遣いをどうもありがとう。キャストさん達に見送られてコースの部屋をあとにし、会計を済ませてお店を出たのは20:00を10分ほど過ぎた頃でした。ホテル正面玄関を出て連絡通路を歩いていると、パーク内からは本日の花火は中止になる旨のアナウンスが聞こえてきました。花火が無いとなれば…パーク閉園時刻まではまだ30分以上を残しているけれど きょうは日曜日、帰宅を早めた方も多かったのでしょう、リゾートラインも東京駅に向かうJR京葉線も予想通りの大混雑でした。それでも、私の楽しみのひとつである「夫の誕生日を全力で祝う」ということを今年も達成できたという満足感は何物にも代えられません。私にとっては幸せな冬の夜の帰り道でした。(※帰り際に撮らせていただいたブッフェカウンター上のデコレーション)* オチェーアノ の 東京ディズニーリゾート40周年 “ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ・ディナーコース *・鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ・イセエビとアーモンドのフリット 菊芋のフラン・ハタのポワレ サフラン香るエミュルション・牛フィレ肉のロースト マディラソース レンコンとミモレットチーズのグラタン・紅茶とチョコレートのミルフィーユスタイル ローズミルクジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2024年1月9日~3月31日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2024
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夫と二人、シルクロードガーデンの昼食時間帯に出かけてきました。現在ホテルミラコスタのシルクロードガーデンでは期間限定でダッフィー関連のティータイムが開催されているのでランチコースの提供時間がとても短くなっていて 週末の席を確保するのは難しく、――今期のメニューは食べに伺えないなあ… と諦めていたところ、運よく夫が平日休みをとれることになったので これ幸いとそれに合わせてPSを入れたというわけです。そんなこんなで急遽車で舞浜に到着したのは11:00過ぎ。せっかくなので とリゾート内の道路をぐるっと回ってのんびりとした景色を眺めてから ホテルミラコスタに向かいました。11:15くらいにホテル駐車場に入ると、さすが平日、屋根付き平面部分にもたくさんの空きがあり 建物下の場所にすんなり車をとめることができました。入館し、シルクロードガーデン店内に案内していただけたのは11:40くらいだったでしょうか。本日のお席はこちらです とキャストさんに言われてテーブルに目を遣ると、そこには驚きの光景がひろがっていました。テーブルクロスがない!開業以来このお店にずーっとあった あの真っ白なテーブルクロスがなかったのです。キャストさんによれば、二週間ほど前に全テーブルを新しいものに入れ替え その際にセッティングのスタイルも変更したとのこと。何年か前にアンバサダーホテルのエンパイアグリルでテーブルクロスが廃止になり、二年くらい前にはオチェーアノのコースでもテーブルクロスが無くなり、こちらのお店もいずれそうなるのだろうなあ と思っていましたけれど、ついにその時が来たのですねえ。(ちなみに 以前のシルクロードガーデン店内やテーブルの様子は こちら とか こちら などにあります)まあ、長い感染症対策熟考期間があってレストラン内の環境やサービス方法もいろいろ見直しをなさったことでしょうし、ゲスト入れ替えの度にクロスを交換することも人員配置が厳しい現在では難しくなってきたのだろうなあ というのは容易に想像できますからね。これからは私も気分を入れ替え この新しいピッカピカのテーブルでお料理を楽しみたいと思います。(…とはいえ、照明を落とした店内に映えるあの白いテーブルクロスが無くなったのは少し寂しいし、ホテルミラコスタのびしっとした制服姿のキャストさんが鮮やかな手さばきでクロスを交換する光景をもう見られないのは残念ではありますが。)さて、それでは本日のお食事、簡単に記録しておこうと思います。お願いしたのは、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」です。それに加えていつものように夫は白いご飯、私はシャンパーニュ(本日は二コラフィアット)のグラスもお願いしました。最初に前菜盛り合わせのお皿。左側グラスの中身は菜の花と干し豆腐の和え物、トッピングされている赤いのはクコの実。柚子風味とのことでしたが「風味」というよりもしっかり柚子の味がする和え物でした。(「風味というよりしっかり柚子味」ってちょっと前にパーク内のレストラン櫻でも経験したような気がします。)真ん中の鴨は醤油煮でとても肉々しかったです。周囲に散らしてある小さなガーランドは大根の甘酢漬けだそう。右側はイカのフリッターにスパイシーガーリックソースを合わせたもので、芽キャベツやミニトマトを添えてパクチーがトッピングされていました。スープは干しエビの出汁にナンプラーで味付けしたもの。海老ふたつにレタス、あさつき、しょうがなどが入っていました。美味しかったです。固定のメイン料理はやまゆりポークの綺麗なお皿。唐揚げにしたやまゆりポークにはグランマニエとオレンジのソースがたっぷりとかかっていてとっても柔らかでした。(私はただいま歯科治療中なので 場合によってはナイフとフォークをお借りしようか と考えていたのですが、必要なかったです。)添えられた野菜はタマネギとパプリカ、それにベビーリーフのサラダ。右上のまあるいのは揚げ花巻です。選べる二品目のメインは「鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに」というのにしましたが。その文言通りのものがやってきて笑っちゃいました。(でも美味しかったですよ~)鶏肉とカシューナッツの他、ネギ、シイタケ、百合根なども一緒に炒め合わせてあり、サンチュで包むことも考慮してかやや濃いめの味付けにしてあるように感じましたよ。ご飯か麺かは今日は麺の方にしました。「イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば」。具材はアオリイカの他、もやし、白菜、小松菜、しめじなど。後半はお酢と辛子を足していただきました。デザートは夫は杏仁豆腐、今月はサツマイモです。揚げ芋付きでした。私はプレートの方に。グラスの中身は柑橘の入ったマンゴープリンにたっぷりのオレンジソース、上には金柑。右側、グリーンの丸いのは抹茶味のマーラーカオ(蒸しパン)、フレッシュフルーツ。そして一番目を引くのは「40周年ももう終わりなのね」と名残惜しさも漂うようなチョコステンシルのロゴマーク。私達が食事を終えたのは時刻が13:30を迎えるころ、ちょうどダッフィーのティータイムが始まる頃でした。店内には続々と大切なお友達を連れたゲストの皆さんがキャストさんに案内されてやってきて、10分も経つと私達の周囲のテーブルはすっかり普段のシルクロードガーデンとは少し違った雰囲気になりました。ここまで何度も繰り返されているところをみるとダッフィーのティータイムはきっと好評でしょうから今後もしばらくは断続的に続くと予想されますが、中国料理レストランの昼食時間帯にこんな光景が繰り広げられようとは 22年前にこのイタリアンクラシック基調のホテルがオープンしたころにはきっと誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。テーブルから白いクロスが無くなるなんてことも、きっと当時は誰も想像してはいなかったでしょうけれど。いつの時代も ゲストの求めるものを敏感に感じ取って一歩先へと姿を変えて進んでいく、それがテーマパークの傍らにあるホテルの生き抜く術なんだろうな。お店を出て 駐車場から出て舞浜を離れたのは14:30過ぎころでした。冬の太陽は既にやや傾いて西陽のような表情を見せ始めていました。おなかもいっぱいになったし こんな穏やかなお天気じゃウトウトしてしまいそう…そんなふうにちょっと思ったので、夫が居眠りしてしまわないうちに と 私達は平日の首都高速道路を急いで走り抜け 家に帰ったのでした。* 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・鴨肉の中華風醤油煮 イカのスパイシーガーリックソース 菜の花と干し豆腐の柚子ソース和え・海老と春雨のスープ 干し海老風味・やまゆりポークの唐揚げ オレンジ醤油ソース・鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに または 真鱈と雪菜の煮込み または イセエビと季節野菜の炒め シュリンプトースト添え(別途1800円加算)・牛挽き肉と野菜のカリー炒飯 または イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば・マンゴーと柑橘のプリン 抹茶のマーラーカオ または 今月の特製杏仁豆腐(別途600円加算) ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 16, 2024
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今年も新年早々オチェーアノに出かけ、夫と二人ブッフェで新年会をしてきました。舞浜に到着したのは11:00になる少し前。きょうは「新年会」ですから、最近アルコールから遠ざかっている夫も少しいただくかもしれない と考えて電車で来ていたので、ふたりでデザイン違いのリゾートラインの一日券を購入してホテルミラコスタに向かいました。ディズニーシーステーションでリゾートライナーを降り ホームのデッキに出て、美しいディズニーシープラザに あけまして… とご挨拶。いかにも「新春」といった感じの明るい光があたりにあふれ、青い空にはほど良い分量の白い雲。世間では年初から信じられないようなできごとが次々と起こってお祝いの言葉を口にすることすら憚られるようなここ数日ですが、ここはまるで別世界のようだなあ と ふと思ってしまいました。この場所に来れば 誰もがそう思うことなのでしょうけれど。ホテルミラコスタに入館し、オチェーアノの店頭に行ったのは11:35くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアに入りソファーに腰をおろそうとすると、コースで何度かお世話になったことのあるキャストさんがタイミングよく奥からにこにこしながら出ていらっしゃったので、ここでもまたまたご挨拶。少しお話した後に ダイニングエリアへご案内~ となりました。パールのエリアのテーブルに着いて周りを見ると ??――― …ゲストの気配はあるものの 誰もいない。ちょうどこの時間は11:45のハーバーグリーティング開始直前ということで皆さんテラスに出てしまった後だったのです。グリーティングご覧になりますか? ドリンクのご注文はそのあとで伺いましょうか? …とキャストさんは気を使ってくださいましたが、そのままワインリストなどを眺めてシャンパーニュのハーフボトルをお願いすることにし、殆ど誰もいなくなってしまったブッフェカウンターの周囲を自由にぐるぐる歩き回って前菜やサラダを好きなようにお皿に盛り付けて、40周年のテーマ曲が高らかに響き渡る中 私達は新年会を始めました。オチェーアノのブッフェのお料理は、ランチとディナーの区別をなくして(料金も内容も同じにして)昼から夜までの通し営業の形態になった頃から 以前にも増して誰もが安心して食べられる味になったような気がします。好みは人それぞれなので何とも言えませんが、味がはっきりわかりやすくなった というか とっつきやすくなった というか 万人向けになった というか… 主食やアルコールやお茶が進む味になったのかなー って 今日は思いましたよ~こちら↓は本日の私の二巡目のお皿、メインの温かいお料理です。いつもはあまり食べられないデザートも、今日はちょっと頑張ってたくさんいただきました。コーヒーを追加でお願いしてデザートを楽しんでいた13:10頃には、13:15からのニューイヤーズグリーティングを鑑賞するゲストのためにテラスへの扉が開かれました。以前はよく出ていたけれど最近は滅多に出ることがなくなっていたハーバー水域を正面に見るオチェーアノ コース側のテラスに出て、数分。2024年の到来を祝うニューイヤーズ・グリーティングが始まりました。夫の方は昼間この場所に立つのはずいぶん久しぶりだったようで、 以前はどんな感じで写真撮ってたんだっけな~ 忘れちゃったよ~ と当惑していました。以下はそんな夫が逆光の中で撮った写真ですが…まあまあですかね~今年のお正月のグリーティングは伝統的な日本のメロディが少なく、使用されている楽曲がどれも私にとっては初めて聞くようなものばかりで、なかなか新鮮でした。私達のような年齢の者よりももっと若い方々や外国からいらしたゲストをターゲットにしているのかな~ とちょっと思いましたよ。10分ほどでグリーティングは終了。室内のテーブルに戻ってからは新しく用意してくださったコーヒーをいただいてしばらく過ごし、13:40くらいに私達はオチェーアノを出ました。ミッキランジェロギフトでお買い物をしてからミラコスタの正面玄関を出て、ディズニーシーステーションまで続く通路を歩いていると、駅の方から発車の気配がしたので私達は慌ててカメラを取り出しました。と、姿を現したのは 40周年ライナー。見られてラッキーでした。40周年のイベントも残すところ三か月ですからね、このデザインの車両に出会うチャンスも もうそうそうないでしょうから。その後の私達は、リゾートラインに乗って各駅で降りたり乗ったりしながらリゾート内を一周半ほどぐるっと回って過ごしました。今年は珍しく二人そろって長く取得できた年始休み、時間の余裕も気持ちの余裕もあったので、建設中のホテルの様子をのんびり飽きるまで眺めたり リゾートゲートウェイステーションの構内で行われている展示を見たりしてから、JR京葉線に乗って舞浜を離れたのは15:30を過ぎた頃でした。明るく穏やかな2024年1月5日の午後。もうこのあとは、驚くほど素晴らしいニュースなんてなくていいから 普通でいいから、無事に一年が過ぎてほしいものだなあ と 思わずにはいられない今年最初の舞浜でした。※ベイサイドステーションのホームから※完成間近の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 5, 2024
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クリスマスシーズン終盤、ベッラヴィスタ・ラウンジのランチタイムに出かけてきました。数日前までは「平日休みが取れた夫と二人で」の予定だったのですが、残念なことにその休暇も急に消滅、せっかく確保できた座席を手放すのも惜しいのでひとりでお邪魔することにしました。JRからリゾートラインに乗り換えて 東京ディズニーシー・ステーションに降り立ったのは13:30頃。パークエントランスを見下ろしながら連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジへ。殆ど待たずにすぐにテーブルまで案内していただけました。窓から外を眺めると、平日だというのにパークは先日私達が訪れた土曜日と変わらないような人の多さ。クリスマス当日も近づいてきましたし お子さんたちも徐々に冬休みに入ってきているようですから、もうこれくらいの時期になると平日でも休日でも混雑具合には差が無くなってしまうのかもしれませんね。さて、注文の方ですが、お料理はディズニー・クリスマスのランチコース、それにフランチャコルタのグラスをひとつお願いすることにしました。グラスのフランチャコルタは さすがクリスマスシーズンとあって白とロゼの二種類の用意がありましたけれど、白の方(ミッレディ・フランチャコルタ・ブリュット)にしました。先日のシルクロードガーデンで出会ったボトルと同様で、今日のベッラヴィスタラウンジのフランチャコルタのボトルも底が四角くてとても重そうだったので、キャストさんが注いでくださる時に「片手で持って注げるなんてすごいなー…」と素直に感心し まじまじと見てしまいましたよ~(ごめんなさい!)そして、やってきた最初のお皿。クリスマスリースに見立てた美しい前菜です。リース状のサラダは、ケール、生ハム、ポークパテ、それにグレックと呼ばれる酸味のきいたギリシャ風の野菜ピクルスでできていて、上からかけてあるたっぷりのパルメザンチーズが粉雪を思わせます。ピクルスに使われている野菜は 蕪、カリフラワー、人参、ラディッシュ、小タマネギなどで色合いもきれいでした。水玉状のソースは、赤いのがブラッドオレンジ、黄色いのがマスタード、ブルーはクチナシ色素で色付けしたマヨネーズ。クチナシの色素って組み合わせるものによって様々な色が出せるんだそうですよ。次はパスタ。トマトとイワシのスパゲットーニ。スパゲッティーより太いのが「スパゲットーニ」。トマトソースの上には松の実や甘みのあるベリーがトッピングされていてクリスマスらしかったです。メインはお魚の方にしました。イトヨリ鯛のインパデッラがサフラン風味のひよこ豆スープに浮かんでいます。インパデッラは、表面はカリっと 中はふんわり でいつもながらの素晴らしい焼き上がり。ひよこ豆のスープはかなり濃度が高くクリーミーでした。傍らにムール貝、下にはほうれん草が添えてあり、上には細長いガーリックトーストがのっていました。デザートは小さなストロベリームースケーキやジェラートの盛り合わせ。丸いのはクリスマスリースを模った ストロベリームースを挟んだ小さなケーキ。上にピスタチオクリームとナッツやドライフルーツ、アラザンなどがリースの飾りのようにぎっしりとのせられていて、さらにフレッシュなイチゴまでトッピングされています。右のジェラートはバニラだけれど少しシナモン風味、左の赤い丸いのは柔らかいグミのようなものでやや酸味のあるベリー風味。全体的に白と赤で サンタクロースカラー? のお皿ですかね~食事の途中には14:15からハーバー水上で行われる「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も見ることができました。見る といっても 食事しながらですし、ガラス越しで逆光な上に遠いので「様子をちらちら眺める」といった感じになりますけれど、店内に音楽も流れるので楽しかったですよ。(小さなデジタルカメラではこれくらいが精一杯です)食事がおおかた終わったのは15:20くらいでした。冬の太陽は傾くのが早く、この時間には大きな窓一杯に広がるディズニーシーのパークはもう「夕景」のよう。しばらく景色を眺めながらコーヒーをいただいて、最後にお店の片隅にあるクリスマスツリーの写真も撮らせていただいて 15:30頃にはお店を出ました。最後の最後にロビーのクリスマスツリーをカメラに収め、ホテルミラコスタをあとにしたのはそれからすぐのこと。今年の私の舞浜でのクリスマスシーズンは 本日の「イタリアのクリスマス」で全て終了です。もうこのあとは――このひと月半の間に見たたくさんの美しい光景を 頭の中で映像を再生するように何度も繰り返し思い出しつつ、また来年のクリスマスシーズンがやってくるまで気長に待ちたいと思っています。来年のクリスマスも 天使がここに舞い降りますように* ベッラヴィスタラウンジ の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・ポークパテと野菜のグレック 生ハムとケールのインサラータ・スパゲットーニ イワシ トマト・イトヨリ鯛のインパデッラ ムール貝 ひよこ豆のスープ サフラン風味 または 牛フィレ肉のビステッカ 牛肉とオリーヴの赤ワイン煮込み・ストロベリームース シナモン風味のバニラジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 19, 2023
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(…その1から続く)この部屋の窓から眺められる最後のエンターテイメントは 11:45からの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」となります。が、それが終了すると数分後にはチェックアウトの時間がやってきてしまうので、私達はすぐに部屋を出られるように荷物を整えて開始時間を待ちました。そして11:45になるとハーバーの水上に船が滑るように現れて、グリーティングがスタート。(なんとこのタイミングで夫はサービスホットラインに電話をし、荷物を部屋に置いたまま出発する旨を告げていました。チェックアウトタイムが近づくと混雑してなかなか繋がらないサービスホットラインですが、さすがにグリーティング開始直後のこの時間はすぐに繋がったらしいです。)先ほどと同様で全てがよく見えたわけではありませんでしたが、窓の近くにスピーカーがあったおかげでよく知っているクリスマスの音楽をしっかりきくことができて 非常に楽しい10分間でした。終了後は、テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きをしてすぐに部屋を出ました。この部屋にいるあいだ中ずーっと眺めることができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーともいよいよお別れ。こんな幸運な巡り合わせはもう二度とないだろうなあ…今回のホテルミラコスタ滞在をより一層素敵なものにしてくれて ありがとうね。その後はホテル内でお買い物をしたり写真を撮ったりカードキーを返したり… と しばらく時間を過ごし、13:00前にPSを入れてあったシルクロードガーデンに向かいました。お店の入口では毎年恒例の中国風ツリーがお出迎え。忘れないように、と店内に案内していただく前に写真も撮影させていただきました。テーブルに着いてお願いしたのは ふたりとも「ディズニー・クリスマス」のランチコース。それに加えて夫は白いご飯を、私はアルコール3種セットの「シルクロードジャーニー」をお願いしました。現在(12月14日まで)のシルクロードジャーニーの内容は3種ともワイン、それもイタリアのフランチャコルタから出発して最後には珍しい中国の赤ワインも入っている「シルクロード、ワインの旅」とのことでしたので、久しぶりに注文してみることにしたのです。ということで、前菜の前に最初の一杯、フランチャコルタ(フランスのシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵製法で作られたイタリアのスパークリングワイン)がやってきました。底が四角い形の瓶が珍しかったので、写真撮らせていただきましたよ~キャストさんのおすすめでちょっと持たせていただきましたが、この瓶 大変重かったですよ。(これを片手で持ってグラスに注げるなんて さすがプロだなあ と思いました。)そして、前菜。銀色の二段重、プレゼントボックスのような雰囲気で最初から盛り上がっちゃう。開けると中にはアオリイカのサラダ(左)と 鶏レバーのロースト(右)。アオリイカのサラダは イカの他、キャベツ、ミニトマト、芽キャベツなど。黄色い小さな器の中に黒オリーブのソースが入っていて、これを合わせていただきました。右のレバーは鶏の白レバーをローストして蜂蜜をかけ、レモンや大葉を添えてありました。上にかかっている赤いのはパプリカパウダー、下に敷いてあるのは「えびせんべい」とのこと。次のスープはトマトスープ。具だくさんで上には蟹肉とクリームがのっていました。前菜もそうでしたが、色合いがなんとなくクリスマスカラーです。(ここでシルクロードジャーニーの二杯目、白ワインがやってきました。写真は省略。)選択できる魚介料理は葱生姜蒸しの方にしました。帆立貝柱と海老の葱生姜蒸し。黄色いソースはパプリカのソース、付け合わせはブロッコリー、赤パプリカなど。グリーンのは焼売の皮ですが、形がクリスマスの妖精のとんがり帽子みたいで可愛らしい。シルクロードジャーニー二杯目の白ワイン「トラミン」はスパイシーな料理によく合うというお話だったので、ここはもう一方の「チリソース」を選んだ方が正解だったのか?とも思いましたけれど、こちらのお料理も美味しくいただくことができましたよ~お肉料理の前にやってきたのが三杯目の赤ワイン「チャンユー ノーブルドラゴン」。いかにも中国産ワインといった見た目です。野性味のある、豊かな大地を思わせるようなワインでした。私達は肉料理をやまゆりポークと野菜の炒めにしたのですが、このワインだったらもう一方の牛肉のバジルソースの方が合ったかも なんて考えちゃいました。(食べてないのでわからないけど。)で、選んだ肉料理の「やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え」ですが、これ 美味しかったです。またまた綺麗な赤と緑のクリスマスカラー。赤いソースはクコの実ソース、緑は九条葱ソースとのこと。使われている旬のお野菜は、きょうは 蓮根、百合根、サツマイモ、小松菜、赤い大根 などでした。自宅でも炒め物をこんなふうに盛り付けられたら素敵ですよね~(いつもそう思います。)真似したいものです。 メモ:きょうのシルクロードジャーニー ・フランチャコルタ・サテン アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッッティーナ (スパークリングワイン イタリア) ・トラミン ゲヴュルツトラミネール (白ワイン イタリア) ・チャンユー ノーブルドラゴン レゼルヴァ (赤ワイン 中国) ※イタリアから中国へと向かうワインの旅でした今回の締めは「焼きそば」固定。チャーシューと野菜の和え焼きそばです。使われているのはチャーシューの他、黄にら、わさび菜など。わさび菜いいなあ と、香菜を除けがち(食べられないわけではないけど)な夫は言っていました。デザートは、私はプレートの方を。手前のグリーンの丸いのがピスタチオムース。奥のグラスの中にはジャスミンティーのジュレ、タピオカが入って食感も楽しく美味しかったです。夫の方は特製杏仁豆腐。今月はクリスマスシーズンらしい「イチゴ」です。クリスマスケーキをイメージしたのでしょうか、見た目も可愛いですね~もうこれで舞浜とお別れかと思うとなんだか寂しいような気持ちもあり、少しだけ長居したのちにテーブルを離れ お店を出たのは15:30過ぎ頃でした。チェックイン開始後30分ということもあり、この時のロビーは混沌とした様相。ベルデスク前にも荷物を預けたいゲストと荷物を引き取りたいゲストの両方が集中し なかなか近寄れない感じでしたが、通りかかったベルサービスキャストさんが気付いて声をかけてくださり、荷物を正面玄関に回していただけるようお願いすることができました。駐車場から車を出して、ホテル正面玄関車寄せで荷物を積み込んでいただいたのは16:00少し前頃でした。いつものようにニッコニコのドアサービスキャストさん達に爽やかにお見送りしていただいて私は寂しさを一瞬だけ忘れ、清々しい気持ちで二泊三日を過ごした大好きな 大好きなクリスマスシーズンの舞浜をあとにしました。まだ空が明るい時間の出発(たびだち)は良いですね。…すぐに戻ってくるからね という、一種の「希望」のようなものが湧いてきます。東京ディズニーリゾートが誕生して40年。私達もずいぶん歳をとりましたし、リゾートの運営状況も訪れるゲストの量も質もずいぶん変化して、以前のように100パーセント自分たちの思う通りにこの舞浜で動き回ることもなかなかできなくなってきました。それでも、いくつも誕生したホテルなど新たな施設やシステムや ここで働く若い人たちの力も借りて、私達はなんとか東京ディズニーリゾートでゆったりと過ごすことができています。今後はきっとこの地を訪れる頻度も少しずつ控えめになっていくでしょうけれど、「できないことは潔く諦める」ということも心得て、その都度その時の自分たちに合わせた楽しみ方を見つけていきたいものだなあ と 今は思っています。(おしまい)* シルクロードガーデン の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・鶏白レバーのロースト 蜂蜜風味 アオリイカと野菜のサラダ ブラックオリーヴソース・蟹肉とトマトのスープ・帆立貝と海老の葱生姜蒸し または 帆立貝と海老のチリソース・やまゆりポークと野菜の炒め 二種ソース添え または 牛ロース肉のソテー バジルチーズソース(別途1800円加算)・叉焼と野菜の和え焼きそば・杏仁風味のピスタチオムース ジャスミン茶のジュレ または 今月の特製杏仁豆腐 (別途600円加算) ・・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…前日の日記から続く)きょうはパークに行く予定がないのだから早起きなんてしなくていいのに。やっぱり私は早い時間から目を覚ましてしまいました。時刻は6:00をほんの少し過ぎるころ。ベッドの中から見えるディズニーシーの空は夜明け前らしい薄明り。とりあえず と起き出して窓辺に寄って覗き見ると、パーク内の街角にはまるで開園時間中のように灯りが点っていて、一瞬、 今は夕方?なぜ誰もいないの? と錯覚しそうになりましたよ。東側のアメリカンウォーターフロント方面に目を遣ると、日の出間近の景色の中には燦然と輝くクリスマスツリーの姿が。あれれ?? ゆうべは24時過ぎにはツリーの灯りは消えていて、あのあたりは暗かったのになあ。いつの間に点灯したんだろう……そうか!クリスマスツリーは 夕方暗くなると輝き始める のではなくて、実はきっと 朝の決まった時刻に点灯して一日中ずーっと輝いているんだ!昼間は周囲が明る過ぎて点灯していることに気づかないだけだったんだなあ… と、私は認識を新たにしましたよ~…では、パーク内施設の建物を照らし出している照明は夜何時に消えて朝は何時に点くんだろう? 建物の屋内照明はどんなタイミングで消したり点けたりするんだろう? 全部集中管理なんだろうか?…なーんて。パーク内を眺めながら思いを巡らせてつまらないことをあれこれ考えていると時間はあっという間に過ぎていき、あたりはみるみるうちに明るくなっていきました。これはもう眠ってはいられない と観念した私は、きちんと起床して窓からの景色を眺めながら身支度を始めることにしました。6:30を過ぎると いよいよ日の出の時が近づいてパーク内は薄いオレンジ色に染まり始めました。ホレイショスクウェアのクリスマスツリーに灯りが点っていることも 周囲の明るさに紛れてだんだんわからなくなっていきます。すっかり明るくなったメディテレーニアンハーバー水上には、この時間 ハーバーグリーティングに登場する大きな二艘の船が揃って姿を現してきていました。二艘の船は、それぞれ別々のルートで水域を大きくまわったり リドアイルの前でしばらく停泊してくるくると回転したり と 様々な動きをしたと思うと10分ほどで水道橋の下へ消えていき、すぐにまた水域に揃って出てきて同じように動き回る ということを 何度も何度も繰り返していました。現在行われている水上グリーティングとは全く異なるパターンの動きだったので、クリスマスシーズンが終わった後に予定されているエンターテイメントの準備なのかもしれませんね~7:00になると急に、開けていた窓の隙間からクリスマス音楽が室内に流れ込んできました。この時期のパークで流れている お馴染みのあの厳かなBGMです。ひょっとしたらBGMは既に6時台のうちからごく小さな音量で流れていて このタイミングでぐんと音量が上がったのかもしれなくて、私が起床した時には その小さな音に気付くことができなかっただけなのかもしれませんけれど。(最近のホテルミラコスタでは 普通の客室は殆ど窓を開けることができなくなったので、パーク内の音もきき取れないことが多くなってきました。それとも私の歳のせい??)7時を20分ほど過ぎるころには 寝起きの悪い12月の太陽もさすがにしっかりと目を覚まし、窓から眺めるディズニーシー メディテレーニアンハーバーは美しい朝の景色となりました。きょうもお天気は良さそうですが 空気中の水蒸気が多いのでしょうか、窓の正面 プロメテウス火山の左肩にのぞく富士山は肉眼では何とか存在を確認できたものの、写真には写らず。それでも ポンテヴェッキオやハドソンリバーブリッジの向こうに続く海を見渡すことはでき、大きな船が航行している様子も見ることができましたよ。7:30頃になると 今度はパーク内のアメリカンウォーターフロントの方向からマイクを通したような女性の声と警報音が聞こえてきました。おそらく、開園前の時間帯に週に何度も行われているという「非常時の訓練(避難訓練)」ではないでしょうか。ミラコスタに宿泊していると、この時間帯に時々同じような音声が聞こえてくることがあります。よくよく目を凝らしてパーク内を見渡していると、この時間には出勤してくるキャストさんの姿も見受けられるようになり、ディズニーシーのパークの一日が始まろうとしているのがよくわかりました。8:00を過ぎると、窓から見えるハーバー水域にはヴェネツィアン・ゴンドラが一艘現れました。開園前の航路点検を兼ねた試運転でしょうか、もしくはゴンドリエさんが操船の練習をしていらしたのかもしれません。ゴンドラは普段ゲストを乗せて運航する運河のコースからちょっと離れた水域の中央寄りまで漕ぎ出していって、穏やかな水面を自由に泳ぎ回っているように見えました。時を同じくして 窓の正面に見えるリドアイル周辺には「40」のマークの入った三角形の小旗を手にしたキャストさんが多数現れて、本日のゲストを迎えるための打ち合わせに入ったようでした。この時、時刻は8:10頃。本日のハッピーエントリー開始は「8:15」と告知されているので(客室のテレビ画面を操作して確認することができます)、最初のゲストがメディテレーニアンハーバーにやってくるまであと5~6分といったところでしょうか。そして 8:16を過ぎると。本日のアメリカンウォ―タ―フロント方面「一番乗り」となるゲストが私達の部屋の前の坂道をゆっくりと歩いて上ってきました。(さすが ハッピーエントリーの皆さんは余裕がありますね~)これで「静かでひと気のない開園前のパーク」を眺めて過ごす時間はもう終了です。このあたりで窓からは少し離れて、私は朝の支度に専念することにしました。(そのすぐあと、私達の部屋の中では夫が目を覚まし、窓の外で繰り広げられているハッピーエントリーの光景を少し眺めた後、バタバタとバスルームへと向かっていきました。)8:30に一般開園時刻を迎えてからは ディズニーシーのパーク内には一気にゲストが増えて行き、その様子は夜明け前後の姿と比べると全く別の世界のように感じられました。時折窓辺に立って朝のパークを眺めて楽しむのも もうそろそろ憚られるようになってきたので(窓の前の路上に立ち止まってホテルミラコスタの建物にカメラを向ける方々も増えてきたので)、私達はシフォンのカーテンをひいて室内で朝食をとることにしました。朝食を終えてからはしばらく部屋を離れ、館内の様子などを見に行きました。メインエレベーターで2階ロビーに下りたのは9:50過ぎくらいで、まもなくミラコスタ館内側からホテル&パーク・ゲートウェイを経てパークへ入園することが可能になる というタイミングでしたが、それを待って待機するゲストは周辺にはいらっしゃらないようでした。(現在ホテル&パーク・ゲートウェイは、パークが開園時刻を迎えてからしばらくの間は「パーク→ホテル」の一方通行になっていて入園はできず、退園のみが可能のようです。)宿泊している皆さんも、既に早朝からパークにお出かけになっていたり お部屋で出発の準備をしていたり ときっとお忙しいのでしょうね、この時間の館内パブリックスペースはどこもゲストが少なく静かで、記念撮影などするにはもってこいの状況でしたよ。(2階廊下の壁に飾られているヴェネツィアの地図)(明るい光がいっぱい降り注ぐサウスエレベーターホール)サウスエレベータ経由で部屋に戻ったのは10:30頃でした。カーテンを開けてみると、青空の下、リドアイル内には既に大勢のゲストが入場して10:45からの水上グリーティングを待っていらっしゃる様子。この部屋の窓からはどれくらい水上グリーティングが楽しめるのかわかりませんでしたが、私達もとりあえず窓辺近くに椅子を持ってきて待機、開始時刻を待ちました。そして10:45、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」がスタート。やはりピアッツァビューなので船がホテルの正面の水域に近づく場面は一切見ることができませんでしたけれど、リドアイル前にさしかかる時には距離も遠くないのでキャラクター達の姿もよく見ることができました。グリーティングが終了して、時刻は11:00。私達はそれから次の水上グリーティングが始まる11:45までの40分ほどを、荷物を片付けたり 室内を整えて窓辺でホテル宿泊時恒例の記念写真を撮影したりして過ごしました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2023
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(…その3から続く)部屋の窓から「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を最後まで眺めたあとは、もう少しだけクリスマスの夜のパークを歩きたくて 部屋を出てディズニーシーに再入園することにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイからピアッツアトポリーノに出たのは20:00過ぎ。閉園時刻まであと一時間 となったころでした。クリスマスイベント開催中にはこの先もうパークに来る予定が無いので、これが私達にとっては今年のディズニーシー・クリスマス最後の夜景散歩となります。一番見たいのはアメリカンウォーターフロントの夜景なのだけれど、この時間になってもまだ混雑しているのかなあ…そう思いつつホレイショスクウェアまで行くと、大きなツリーの前で行われているキャストさんによるフォトサービスの列はまだまだとんでもなく長く、その周辺の混雑も相変わらず。もうちょっと経ってからまた来ることにしよう と 私達はいったんホレイショスクウェアを離れ、ハドソンリバーブリッジを渡ってケープコッド方面へ。ケープコッドの夜景は前回来た時にじゅうぶん楽しませていただいたし写真もいっぱい撮影したし…ということで坂の上から眺めるにとどめて、ハドソンリバーブリッジの上からニューヨーク方面を振り返り カメラを向けて、4年ぶりの「ツリーのある夜景」をしばし眺めました。この赤い橋は40周年を祝うドリームガーランドでデコレーションされていたのですねえ。ひょっとしたら「40周年イベント開催中のパーク」っていうのも今回が最後になるかもしれないなーと思ったので、ドリームガーランド翻るハドソンリバーブリッジも(夜になっちゃったけど)写真に残しておくことにしました。20:30の花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」は いったんアメリカンウォーターフロントを離れてリドアイルから観ました。私達はザンビーニ側で観ることが多いので今まで知りませんでしたが、花火が打ちあがる前には火山やハーバーの水面にライトが当たったり、キャラクターのおしゃべりに合わせて色とりどりの照明でハーバーが照らし出されたり といった演出があるのですねーせっかくのシーズンなのにクリスマスがテーマの花火じゃなくて残念だなあ ってちょっと思っていたのですが、白や金色の光が弾けていく中にもよく見ていると赤や青や緑などの「色」がちゃーんと隠されていて、40周年のテーマに沿った構成の花火のショーになっているのがよくわかりましたよ~5分ほどで花火は終了し、再びアメリカンウォーターフロント、ホレイショスクウェアへ。クリスマスツリー周辺の混雑具合にはさきほどと大した変化はないようでしたが、ワゴンフードのお店が閉店し始めたので少しずつゲストが少なくなってきたかなあ といった感じもしました。桟橋にある人気の骨付きソーセージとビールのお店、バーナクルビルズもこの時間には閉店。いかにも屋台のお店といった雰囲気の素朴なクリスマスイルミネーションが可愛いです。ハドソンリバーハーベストの屋根にもイルミネーション。こちらのお店では立派なリースが輝いています。大きなクリスマスツリーの周りに長い時間いたので、ツリーが消灯して再点灯する様子も見ることができました。いったん全てのあかりが消えて真っ暗になった後、光が降るような効果音と共に 前方の小さなツリーから順番に輝きが戻ってきます。そして「40」のマークも点灯して クリスマスツリーは再びきらきらと輝き始めます。このあと てっぺんの星や大きな雪の結晶にも光が戻ってツリーはいつもの姿に。こんな素敵なプチ点灯式が一晩に何度も繰り返されるわけですから、そりゃあ皆さんツリーの周りからなかなか離れられないわけですよねえ~21:00になると パーク内には閉園時刻を知らせる落ち着いた男声アナウンスが流れました。もう少しここにいてクリスマスツリーを眺めていたいのはやまやまでしたが、さすがに大人なので私達はこのあたりでホテルに引き上げることにして、ホテルハイタワー前を通ってトイビル・トロリーパークの前を左に曲がり、ブロードウェイへ。こちらの通りはクリスマスシーズンの夜はほんとうに美しいです。今年は通りに面したお店や建物のイルミネーションがやや控えめのようですが、それでもやっぱりきれい。まもなく入店を締め切る旨のアナウンスがされていたマクダックス・デパートメントストア前のクリスマスツリーをカメラに収め。くり返し流れる閉園アナウンスを聞きながら、坂を下ってピアッツアトポリーノへ。ホテル&パーク・ゲートウェイまで戻り着いて、ここで時刻は21:15。いよいよ私のパークのクリスマスも終わりです。最後の最後にゲートの脇の小さなクリスマスツリーを写真に撮って、ホテル内に入りました。ああ 名残惜しいなあ…長い長い廊下(何度も言ってごめんなさい)を辿り、部屋の窓辺に帰り着いたのは21:25頃でした。ついさっきまで見上げていた ホレイショスクウェアのクリスマスツリー。――あのツリーの下にまだゲストはいるのかなあ…?細く開けた窓ガラスの隙間からは パーク内の音楽に混じってこの後も何度か閉園アナウンスが聞こえてきていました。この後の私達は、パーク内を眺められる窓辺で遅い夕食をとりながらとりとめのないおしゃべりをして過ごしました。閉園時刻を迎えてもあんなに賑わっていたパークも21:50頃にはほぼゲストの姿が見えなくなり、21:55頃には部屋の窓から見える人影はサーチライトを手にして点検作業にあたるキャストさん達のみとなりました。22:30頃には、閉園時刻を迎えてからもパーク内に流れ続けていた音楽が突然止まりました。そしてそれに合わせるようにして アメリカンウォーターフロントに停泊するSSコロンビア号の灯りもふーーっと消えました。大きなクリスマスツリーの灯りも同じタイミングで消えるのだろうか と思っていましたけれど、まだ輝いているようでした。暗くなったパーク内で輝き続けているクリスマスツリーを見て、私は今から20年ほど前のクリスマスシーズンにホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊した時のことをふと思い出しました。当時はクリスマスの夜のメディテレーニアンハーバー水上では「キャンドルライト・リフレクションズ」が行われていて、ショーの中で点灯した大きな光のクリスマスツリーはそのまま閉園後もしばらく水上に残り 輝き続けていたのですよね。だから私はパーク閉園後にホテルの部屋に戻っても、その水上ツリーの灯りが消えるまで窓辺から離れることができなくて大変だったのですよ~ 懐かしいです。今は夜の水上での点灯ショーもなくなり ハーバーに浮かぶクリスマスツリーをホテルミラコスタの部屋の窓から見ることもできなくなりましたが、今年は違った形で真っ暗な夜のパークに輝く大きなクリスマスツリーをこうして眺めることができて 私はほんとうに幸運です。明日はパークへ出かける予定が無いので時間のことは一切考えないでのんびりと過ごし、いよいよベッドに入る直前の24時過ぎになって窓の外を見ると、クリスマスツリーの灯りはいつの間にか消えていました。一緒に点り続けていたポンテヴェッキオの袂のフォトロケーションも消灯していたので、きっと同じタイミングで23:30~24:00あたりに消えたのでしょうね~――ああ。ながいながい 賑やかなクリスマスのパークでの一日でした。きょう一日たくさんのゲストに囲まれ続け やっと灯りを落として休むことができたホレイショスクウェアのクリスマスツリーと同じように、私もこのあたりで休もうかと思います。おやすみなさい。(翌日 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇すか
December 9, 2023
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(…その2から続く)きょう宿泊することになったのは、もうここまでお話ししたらあらためていうこともないでしょうが、ポルトパラディーゾサイド ピアッツアビューのスーペリアルーム、ダブルベッド一台 の客室です。このカテゴリーの客室はホテルミラコスタの中では二か所に存在していますが、今回はパーク内でいうところのアメリカンウォーターフロント側に伸びるウィングの突端部分に各階二室ずつ位置している方(の手前の方)のお部屋になりました。ツインルームに比べると ダブルのお部屋はベッドが占める面積が少ないので室内が広々と感じられます。このゆったりした感じが好きで、私達はよくこのタイプのお部屋を利用します。(ダブルベッドの下にはトランドルベッドも設置されているので、これでも大人三人までの宿泊が可能です。)きょうの部屋は一番奥の角部屋ではないので窓は一面しかありませんが、メディテレーニアンハーバー側の景色はお隣と比べてもまったく遜色はありません。カーテンを開けると正面にリドアイルと火山がドーン…と現れる、これがこのお部屋の窓から眺められる景色です。ハーバーの水域のうちピアッツアトポリーノに近い部分が全く見えないので水上ショーなども半分くらいしか見えず そのため「ハーバービュー」の指定からは外れていますけれど、窓からこれだけプロメテウス火山が眺められれば私としては大満足です。窓に近づいて左側に視線を移すと、パーク内アメリカンウォーターフロント一帯の景色を眺めることもできます。逆光で見づらいけれど、SSコロンビア号、マクダックスデパートメントストア、タワーオブテラー…そして、マクダックスデパートメントストアの建物の陰からそーっとこちらを覗いているみたいな 大きなクリスマスツリーの姿が見えました。これはなんて幸運なことでしょう。今までもこの時期にホテルミラコスタに宿泊して「アメリカンウォーターフロント ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーを部屋から眺めることができた」という経験が無いわけではありませんが、4年ぶりにこのツリーがパークに帰ってきたタイミングでこんな素敵な景色に出会おうとは。――こんなんじゃ今日は夜遅くなっても窓辺から離れられないなあ… と、嬉しいような困ったような気持ちになっちゃいましたよー16:00を回り日没の時間が近づいてくると、窓の正面には富士山のシルエットも出現してきました。過去の宿泊経験から気象条件が良ければこの位置に富士山が見えることは承知していましたけれど、これもまた嬉しい眺めでした。この時間(16:30くらい?)にはパーク内にも灯りが点り始め、アメリカンウォーターフロント側の景色もますます美しくなっていきます。周囲が暗くなってきたのでクリスマスツリーも存在感を増してきました。ちなみに 窓からの景色に関しては私よりもかなり無頓着な夫は夕方になってようやく「この部屋、クリスマスツリーが見える!!」と気がついて、たいそう興奮していましたよ。ところで すっかり忘れていましたが。実は朝がたの9時台前半あたりに「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」の40周年記念プライオリティパスを取得してあったのです。(…インディなんて乗るの100年ぶりくらいだ! と夫談。)その指定時刻がやってきていたので、軽い夕食を購入することもかねて 私達はこの辺でいったん部屋を出てパークに戻ることにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイから夕暮れのディズニーシーに再入園したのは16:40頃。坂の上から宿泊している部屋を見上げて写真を撮り、いざ出発。インディ…のアトラクションのある奥地ロストリバーデルタは遠いので 船(スチーマーライン)か電車(レールウェイ)に乗って行こうかとも考えましたが、意外に待ち時間が長くなっていたのでポンテヴェッキオを渡って歩いて行くことにしました。(橋の袂のフォトロケーションも輝き出していて綺麗でした)夜景を眺めながらポンテヴェッキオを渡りきってロストリバーデルタに入り 遺跡の見える橋の上にたどり着いて、時刻は16:55。アトラクション前に到着したのはそれから間もなくでしたが、「40周年プライオリティパス」専用エントランスには予想外の長~い列ができていました。前回「タートルトーク」でこの40周年パスを利用した時は待ち時間は本当に少なくて5分ほどで済んだのですが、今回は乗り場まで進むのにずいぶんと長くかかり、遺跡案内人の「パコ」に会うまで結局40分もかかってしまいました。(念のため、この↓方が「パコ」です)でも スタンバイの方はこの時間120分待ちとのことでしたから、それに比べたらずいぶん短い時間で乗れたことになると思いますよ~その後は、ラストオーダー時刻(本日は18:00でした)寸前だったミゲルズ・エルドラド・キャンティーナに滑り込んで夕食のためにスパイシースモークチキンレッグやポークライスロールなどを購入し、トランジット・スチーマーライン乗り場へ向かいました。この時間のロストリバーデルタ発のスチーマーラインは、「ビリーヴ!」開催準備のために一時的に変則的な運営に切り替わっていて、メディテレーニアンハーバー行きの運航をとりやめアメリカンウォーターフロント(ケープコッド)行きのみの運航になっていました。待ち時間も少し長めだったので、ビリーヴ!が始まる19:15までにミラコスタの部屋まで戻れるかどうかやや不安でしたが、18:30にはケープコッドの船着場になんとか到着。船着場からの美しい夜景を眺めるのもそこそこに、私達は階段をのぼってポンテヴェッキオ経由でホテルミラコスタまで戻りました。水域周辺の混雑を避けてヴェネツィア回りでピアッツアトポリーノに出て、「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテル館内に入ることができたのは18:40頃。そこからエレベーターに乗り、再び長い長い廊下を歩いて部屋まで戻り着くことができたのは18:45過ぎのことでした。さっそく夜の窓辺に近づいて 気になるアメリカンウォーターフロント方面の景色を確認すると。おー!クリスマスツリーがはっきり見えるーいい感じですね~~そして19:15には「ビリーヴ! ~シー・オブ・ドリームス~」がスタート。私達は部屋の照明を全て消して、目の前のメディテレーニアンハーバーで起こるできごとを眺めました。(↓どういうわけだか今日はよく撮れてしまったラプンツェル)(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(…その1から続く)久しぶりの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」鑑賞を終え、シアターの外に出ると時間は12:00少し前。きょうの昼食はアメリカンウォーターフロントの「レストラン櫻」にプライオリティーシーティング(PS)を入れてありましたが、時間までまだ少しだけ余裕があったので ウォーターストリートをハーバーの方へと上ってスチームボートミッキーズでスーベニアメダルを作ったり、少しお買い物をしたのちにお店へと向かいました。(ウォーターストリートの上には雪の結晶をあしらったガーランドが飾り付けられていました)この時間(12:10くらい)レストラン櫻の前にはPSなしで入店を待つゲストが長い列を作っていました。(ランチのピークタイムですものね。)が、PSしてあるゲストは名前の確認のあと数分ですぐに店内のウェイティングエリアへと通されるような状況でした。私達もほぼ待たずに店内の入口近くのウェイティングエリアに通していただけて、5分ちょっと待ってテーブルへの案内となりました。きょうの席はお店の入口に近いエリアの一角で、初めて座る場所でした。一番端っこのパーティション沿いだったので なんだか落ち着きましたよ。注文したのは ふたりともクリスマスのスペシャル膳。それに辛口の日本酒(ミニボトルをふたりで)と、追加でグラスの赤ワイン(マスカットベーリーA)もお願いしました。日本酒と一緒にやってきた最初の前菜は クリスマスリースのようにしつらえた魚介とアボカドの柚子風味マリネ。海老に帆立貝柱、イタリアンパセリや菊の花びら、パプリカなどが使われていたようです。「柚子風味」というよりは かなりしっかり柚子の酸味がきいていた感じでしたよ。日本酒よりもスパークリングワインや白ワインの方が合うかもしれません。その後、お食事のお膳がやってきました。写真の上の細長いお皿は白身魚の田楽焼きで、上にはトマト味噌と大根の飾り切り、添えられているのは金柑や蕪、いんげん。左のはマグロとイクラの漬け丼、クリスマスカラーでこちらもリースを思わせるような盛り付け。マグロの漬けは海苔やごま油の風味も感じられ、「チャーリー田中風」でした。真ん中は和牛と茄子のべっ甲あんかけ。たっぷり薄切り牛肉の下には大きなナスが隠れているのですが、このナスがとっても美味しかったです。手前に見えている太い葱もとても美味しかったですよ。(お魚の上の大根は雪の結晶の形でした)以前に比べるとメニューがずいぶん整理されてしまい、このお店のテーマに沿ったお食事もお酒に合うおつまみも少なくなってしまった「レストラン櫻」ですが、今日のスペシャル膳はなかなかこのお店らしいお料理の組み合わせだったかなーと思いました。これからも、ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントらしい、オーナー「チャーリー田中」らしいお料理をこのお店でたくさん楽しみたいものです。(ぜひぜひよろしくお願いします。)食事を終えてお店の外に出ると、ハーバーの方向から賑やかな40周年のテーマ曲がきこえてきました。時計を見ると、13:20前頃。水上グリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まっていたのでした。私達は音楽につられてそのままメディテレーニアンハーバーへ。水域周辺は特段混雑もなく、すんなりとリドアイルへ渡る橋の上まで行くことができてしまったので、そこでグリーティングの後半を眺めました。終了後は階段を下りてリドアイル内に入り、後方の段差のある部分から14:15スタートの「ディズニー・クリスマス・グリーティング」を観ていくことにしました。このとき時刻は13:35くらいでしたけれど、リドアイル内は前方の最前列や二列目以外ならば鑑賞場所選び放題でした。グリーティングは全員立ち見が原則なので、皆さん 自分の前に人がいない水辺の最前列に当たる場所や 段差があって見やすい場所を選ぶのでしょうね~このあともリドアイル内は穏やかな様子で、グリーティング開始時刻が迫ってもそんなに酷い混雑になることはありませんでしたよ。そして14:15、「ディズニー・クリスマス・グリーティング」がスタート。私はこのグリーティングの退場曲、ジャズアレンジの「クリスマスファミリー」がとても好きなんです。なのできょうも、サンタクロースとミッキー達キャラクターを乗せた船が水道橋をくぐってトンネルの向こうに去っていって見えなくなるまで 音楽をききながらしっかりとお見送りをしました。短いグリーティングですけれど、最後の最後まで楽しませていただきましたよ。その後は、ハーバー周辺のショップを覗き あちこちでクリスマスデコレーションを眺め写真を撮ったりしてから ホテルミラコスタに入館するために「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ向かいました。と この時間(14:45くらい)、パークとホテルをつなぐこのゲートの前にはホテルミラコスタのドアサービスキャストさんがいらっしゃり、「ただいまホテルミラコスタへの入館はご予約をお持ちの方のみのご案内となっております」とのこと。以前はこの場所でよく目にしたこの「入館者チェック」の光景ですけれど なんだか久しぶり~やっぱりクリスマスシーズンの週末となるとパークのお客様も多いのね~ と 実感しましたよ。ご宿泊やレストラン利用の方は代表者様のお名前を確認しております とのことでしたので夫が名前を告げるとキャストさんは抱えた端末でチェック、確認できたとのことで私達は無事ホテルミラコスタに入館することができました。階段を上ってロビーに出ると、チェックインの手続きはまだ始まっておらず。(14:50ころ)ロビーにいらした私服のキャストさんが「特にまだ列はお作りしていないのでお声掛けするまでお待ちください」と静かにおっしゃるので 腰掛けて待っていると、やがてごくごく静かな声かけがあってレセプション前には一組、二組と徐々にゲストが集まり始めてゆっくりと列ができていきました。それから数分後、15:00直前になって本日のチェックイン手続きはスタート。私達の順番もすぐにやってきて、15:05には手続きを終えました。が、珍しいことに 部屋の準備がまだ完了していない(最終チェック中)とのお話で、しばらくロビーで待つことに。(天下のホテルミラコスタもキャストさんの手配に苦労しているのかな~なんて思っちゃいましたよー)やがて私達のもとにやってきた荷物と共に おしゃべりも楽しいベルサービスキャストさんと一緒にサウスエレベーター経由で長い長~い廊下を歩き(キャストさんによるお部屋への案内はいつのまにか再開されていたのですね~)…ホテルミラコスタの南端近くにある本日の部屋の前に到着したのはそれから約20分後、15:25頃のことでした。あれれー?? 私達にとってはよく見る光景だけど…(わかってることだけど) まさか 今年の1月に泊まった部屋とまったく同じ?…と思っていると、キャストさんが茶目っ気たっぷりに――本日のお部屋はその一つ手前のこちらです! ちょっとだけロビーから近くて良かったです~!とおっしゃったので、私は笑い転げてしまいましたよー!(注:部屋まで歩く間ずーーーっと、夫がきょう予約したカテゴリーの部屋のことを「ロビーから遠いー」だの「年寄りには歩くのきついー」だのと嘆いていたのです。そんなことは承知の上で予約したのですから、もちろん 冗談めかして ですけどね!)そしてキャストさんが扉を開けてくださり、またまた夫と冗談を交わしながら荷物を室内に運び込んでくださって 満開の笑顔の余韻を残して去って行ったあと(あー楽しかった~笑い過ぎました)、私はカーテンが閉まったままの窓辺に近づいて いつものように窓から見える景色を確かめることにしました。(その3 に つづく・・・)※部屋の外の廊下のつきあたりにある窓からはこんな景色が眺められました** レストラン櫻 の クリスマス「スペシャル膳」 **・季節の前菜 (海老と帆立貝とアボカドのマリネ、柚子風味)・まぐろとイクラの漬け丼・和牛と茄子の鼈甲餡かけ・白身魚の田楽焼き・味噌汁 ・・・・・2023年11月1日~12月25日(4300)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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(前日の日記から続く)目が覚めたのは夜が明ける前、5:00頃のことでした。窓の外は暗くてまだ夜そのもののように感じられましたが、対岸にはきらきらと輝く細い光の帯が見てとれ 海上には小さな光を灯した小舟も浮かんでいるように見えて、「ベイビューの部屋だからといって、夜の景色がまるっきり殺風景 っていうわけでもないんだなー」と思いました。きょうはディズニーシーのパークに行く予定ですけれど こちらのホテルの宿泊者はシーについてはハッピーエントリーの対象にはならないので、朝一刻も早く入園して大きな人気アトラクションに急ごう という考えは私達にはありませんでした。それでも 一年でも指折りの混雑期の土曜日ですからね、ある程度は早くパークエントランスに行って入園列に並ばないと 入園するまでに(前回のように)一時間近くかかってしまうやもしれません。なのでベッドから起き出した私はまずコーヒーをいれ 昨日のうちに用意してあった簡単な朝食をひとりでとって、粛々と身支度を始めました。5:30過ぎには夫がバズとウッディのモーニングコールで起床し、バスルームへと向かっていきました。その後 夫も朝食をとり終わり、6:10過ぎには身支度も荷物も整えて テレビ画面からエクスプレスチェックアウトの手続きと宿泊料金の精算を済ませました。(こちらのホテル、クレジットカード利用ならフロントに立ち寄らなくても客室内で精算できてしまうのですね~ びっくりしましたよ~)このころには日の出の時が近づいて、窓から眺める外の景色はまるで夢の中のよう。あまりに美しい光景だったのでもうちょっとここにいて海を眺めていたかったのですが、この後過ごすきょう一日のことも考えて後ろ髪を引かれる思いで私は荷物を携えて部屋を出ました。駐車場から車を発進させ トイストーリーホテルの敷地を離れたのは6:27くらいだったでしょうか。リゾート内道路に出ると、正面には噴煙たなびくプロメテウス火山のシルエットが見えていました。数多くの車が入場の順番を待って並んでいるディズニーシー・パークの駐車場トールゲート脇を通り抜け 立体駐車場に沿った道路を走って、丘の上のホテルミラコスタ正面玄関に到着したのはそれから5分も経たぬころ。荷物をおろした後 駐車場へと向かって走り出した夫の車を見送っていると、車寄せにいらしたキャストさんが今日もまた こちらが苗字すら告げぬうちに手際よくフルネーム入りの荷物預かり証を作成してくださり、手渡してくださいました。(いったいどこで何を見て訪れたゲストを判別しているのでしょうか 思い当たることはありますが、いつも感心してしまいます。)ふとホテル館内を覗き見ると、端正なロビーはこの時間人も少なく 静かで落ち着いた様子。私は急いで歩み入り、今がチャンス!とばかり 一対のクリスマスツリーが守る「ホテル&パーク・ゲートウェイ」への入口をカメラに収めて、あらためてホテルミラコスタの車寄せに引き返しディズニーシーのパーク入口へと向かいました。小さな階段をパークエントランス・ノースへと下りていくと 一番手前には長く伸びたハッピーエントリー待機列が。その先の一般入園列はどこも十数組(人数でいうと最終的には50~60人くらいになるでしょうか)が並んでいらっしゃるように見えました。このとき、時刻はまもなく6:40になろうとするところ。ちょうど舞浜は日の出の時を迎え、ホテルミラコスタの建物もみるみるうちに朝日を浴びて薄赤く染まっていきました。それからは、駐車場から戻ってきた夫と一緒にいつものようにひたすら待機。この週末は「この時期としては異例の暖かさ」だと天気予報でも言っていましたけれど、日の出前後の一番気温が下がるはずの時間帯だというのにまったく寒くなく、使い捨てカイロもマフラーも手袋も今朝はバッグから取り出すことは一度もなく 屋外で待つ身としては有難かったです。列のほうは というと。7:20頃に一度大きく前進したあとは何の動きもなく。8:15にハッピーエントリーの皆さんの入園が始まった後 8:20になってようやく一般入園列の方も保安検査が開始され、私達が検査を通過できたのは7~8分後。ゲート前エリアに入ってすぐに一般向けの開園時刻の8:30を迎えたものの、いざ入園!という段になって何かと手間どるゲストが今朝はたまたまあちこちの列の先頭付近にいらしたようで(チケットをスマートフォンに表示するシステムになってからは様々なトラブルが起こりがちなようです)、私達がゲートを通ることができたのは8:37頃のことでした。入園後は、ミラコスタ通りからピアッツアトポリーノあたりで写真を少し撮った後、今朝はまずヴェネツィア方面へ。前回はリストランテ・ディ・カナレットで食事したのみでヴェネツィアのクリスマスをよく見ずに通り過ぎてしまったので、今日は朝一番のゴンドラに乗ってクリスマス風景でも眺めたいなあ… と思い 乗り場の近くまで行ってみると、「今日の出航は9時からです」とのこと。そうですか~ あと10分? 15分くらい?…と思いつつ 周辺でしばらく記念撮影したりクリスマスのデコレーションをカメラに収めたりしているうちに 意外とすぐに案内開始のアナウンスがきこえてきたので、私達は乗り場へと続く橋を渡ってベンチの並ぶ待合エリアに入りました。(8:50頃)その後8:55くらいになると本日の第一便への案内が始まり、私達は運よくその一艘目の小舟に乗り込むことができました。そしてジャスト9:00。私達の乗ったゴンドラは運河へと漕ぎ出しました。ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の乗り場から出ているスチーマーラインも今朝の第一便は9:00出航だったらしく、途中しばらく並んで航行しながら乗客同士手を振りあったりして 楽しかったですよ。10分ほどの運河の旅を終えたあとは、メディテレーニアンハーバーのクリスマスデコレーションを眺めつつ ピアッツアトポリーノを横切ってスチーマーライン乗り場へ。乗り場に到着したのは9:17くらいだったのですが、珍しく結構な待ち列ができていてちょっとびっくりしました。(やっぱり今日は混雑しているのでしょうかね~)5分ちょっと待って 40周年のドリームガーランドがデコレーションされた船に乗り込み、私達は奥地ロストリバーデルタへと向かいました。やっぱりねえディズニーシーにやってきたら一回は船に乗って水上に出たいものですよねえ~さきほどゴンドラに乗っている時も思いましたけれど、朝のハーバー水上は清々しくて実に気持ちいいです。「120分以上の待ち時間をたたき出すような大きなアトラクション(ソアリンやトイストーリーマニアなど)には朝一番に行く」ということさえ考えなければ、こうしてゆったりのんびりと朝の時間を過ごせるのだなあ と、再認識してしまいましたよ~ロストリバーデルタ到着後は、マーメイドラグーンまで歩いて私の大好きな小さなヤドカリコースター「スカットルのスクーター」へ行きました。こんなささやかな可愛いアトラクションでもおそらく今日のような混雑日には20分以上の待ち時間になることもあるでしょうけれど、この時間(9:35ころ)はまだ5分待ち。短い待ち時間で楽しむことができて大満足でした。ヤドカリコースター終了後はミステリアスアイランド方面に進み 火山の中のトンネルをポートディスカバリーへと抜けて、エレクトリックレールウェイ(5分待ち)でアメリカンウォーターフロントへ。すれ違いのために電車が一時的に高架上で停止した際には 窓からホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリーの姿が見えて、なんだか得をしたような気分になりましたよ。(ツリーの周りは今日も朝から大変な混雑のようです)アメリカンウォーターフロントステーションに電車が到着し、クリスマスシーズンの賑やかなブロードウェイに降り立ったのは10:00過ぎ頃でした。ブロードウェイミュージックシアターで行われている「ビッグバンドビート」の初回公演(この回のみ抽選無し先着順)は今日は「11:30~」とやや早めの時間設定で、この回を鑑賞すると決めるとメディテレーニアンハーバー水上で開催予定の午前中のグリーティング(「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」「ディズニー・クリスマス・グリーティング」)はふたつとも見られなくなってしまいます。が、私達は前回来た時にどちらもしっかり鑑賞できていたので、きょうはビッグバンドビートの方を選ぶことにしました。(ちなみに、このあと午後の回の座席抽選に挑んだら見事にはずれました。)既に劇場前のロープの張られたエリアまではみ出していた入場待ち列最後尾についたのは10:05頃。外の列だけで私達の前にはざっと100人以上いらっしゃったようなので、劇場内ロビーで待っている方も入れると私達の入場順は300番目~400番目あたりといったところだったと思います。開演30分前(11:00頃)に開場してからはサイドブロックの前から十数列め 有料指定席の狭間にあった見通しの良い通路沿いの席を確保して、楽しく鑑賞させていただきました。私達にしては久しぶりのやや後方からの鑑賞となりましたが、ステージ全体がよく見え、後方席にいないとわからないショー中の照明演出などもきれいに見えて 大変満足することができましたよ。惜しむらくは、ここにバンドの皆さんやシンガーの方々の姿がないこと。以前のような生演奏がステージに戻ってきてくれたら もうあとは何も言うことないんだけれどなあ… と、きょうもついつい そんな贅沢なことを考えてしまいました。(その2 につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 9, 2023
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ひょんなことから ふたりで東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテルに宿泊することになりました。元々は今週末にホテルミラコスタに一泊し「クリスマスのディズニーシー&ミラコスタ」を楽しむつもりだったのですが、ホテル予約を含め計画を立てているうちに …前泊したらきっとラクだよね~ …それなら、まだ宿泊したことがないトイストーリーホテルをとってみるか~ …料金もリーズナブルだしね~などということになり、予約も意外に簡単にできてしまったため 私達のような年齢の夫婦二人連れには似つかわしくないことは承知の上で宿泊することにしました。下調べなしに衝動的に予約したので、トイストーリーホテル宿泊者がハッピーエントリーできるのはディズニーランドのみ(ディズニーシーは対象外)ということは予約成立後に知りましたけれど、まあそれでも土曜日の朝のスタート地点を「舞浜」にできるのですからね!気持ち的にも身体的にもかなり負担が軽減されるのは有難いので、ホテルの変更などはせずそのまま宿泊を決行することにしました。というわけで金曜日の午後に車で舞浜に到着。たぶん最初で最後のトイストーリーホテル宿泊になる可能性が高いので(?)写真多めにして記録は簡単にしておこうと思います。12:50頃。ホテル車路エントランスを入ると駐車場の手前でキャストさんがお出迎え。宿泊予約の確認と、駐車場についての丁寧な説明を受けました。(トイストーリーホテルは今のところ 宿泊者以外は敷地内に入れないことになっています。)ここでキャストさんからホテルのガイドパンフレットをいただいて。駐車場が離れているため、車をとめる前に荷物をおろして預けようと いったんホテルの正面玄関へ。…と、 なんじゃこれは!正面玄関脇の柱には落書きやシールがペタペタと…しかも段ボールだし!(実際には段ボールのはずは無いですが、段ボール感がたっぷり!すごい!)ふと振り返ると、こちらのタワー(排気施設かな?)も子供がマジックで描いたようなイラスト満載で手作り感いっぱいです。うわあ…ひょっとしてこのホテルの建物、アンディがブロックや空き箱や 自分のおもちゃで作ったの??(と、わかりきっていることを今さら実感する高年齢夫婦。)ちょっと感動して立ち尽くしていると、キャストさんが そうなんですよ~ と現れて、「ここはおもちゃのためのホテルなんです。」と おっしゃるので、夫が茶目っ気を出して …ではキャストさん あなたもおもちゃなんですか? とたずねると、「そうです。ここではキャストもゲストもみんなおもちゃです。おもちゃのホテルへようこそ~!」と、爽やかに返されてしまいましたよ~~そんなやりとりのあと立体駐車場の2階に車をとめて、時刻は13:15。(一度最上階まで行って景色を眺めたりしてたのでとめるまで時間がかかりました。)こちらのホテルは今のところ「駐車場料金を部屋付けにすることができない」そうなので 駐車サービス券発行機で一泊二日用の券を3000円で購入し(なんと現金のみの対応です)、ホテル敷地内の探検に出かけることにしました。さきほど宿泊確認の際にいただいたガイドマップの内側が「ホテル調査マップ」になっていて、完了するとキャストさんからシールがいただける という趣向になっているそうなので、チェックイン時間までの一時間半ほどで任務完了を目指すことにしたのです。で、まずはホテル敷地に入るところまで戻って始めよう と 徒歩用のエントランスまで続くくねくねした坂を下りていくと、こちらの入口の門のところにも車路側と同じように宿泊者確認用のタブレットを抱えたキャストさんが立っていらっしゃいました。(「ご宿泊ゲスト専用施設です」の看板)キャストさんが「ここを出て少し右手に進むとホテルのサインがあるので、そこでお写真撮るといいですよ~」とおすすめしてくださるので、お言葉に甘えて…これこれ、これですね!車で敷地に入る際には安全のため写真を撮ることを控えたので、ここでありがたく撮影。(当然ですが、ホテル看板も積み木やブロックのおもちゃ製です。)その後、さきほどのキャストさんの許可を得てホテル敷地内へ戻り、徒歩ルートの坂道を上って立体駐車場の脇を抜け 広場「スリンキー・ドッグパーク」へ。パーク営業時間中なので、この時間にここで遊んでいるのはおそらくチェックイン待ちのゲストのみだったのでしょうね。私達の他には小さなお子さんのいらっしゃるご家族が 一組、二組…といった感じだったので、思いがけず長時間を過ごし、堪能してしまいました。そして14:00前にホテルのロビーへ。ジグソーパズルが床材として敷き詰められたロビーには クリスマスツリーやリースも飾られていたのですが、何しろ初めて来たのでこれが通常仕様なのかクリスマス仕様なのかはわからず。天井はボードゲームでできているのですね~お土産ショップ「ギフトプラネット」や売店(コンビニ)「ショップ・トゥギャザー」をホテル調査をかねて覗き 少しお買い物もし、次はきょうの夕食の場所を確認しに行ってみました。ロビーの右手奥にある「ロッツォ・ガーデンカフェ」。入口の左手前に券売機があり、ここで食券を購入してから入店するそうです。夕食と朝食しか提供していないので、この時間は入口は閉まっていました。ホテルの真ん中には「トイフレンズ・スクエア」という中庭があり、客室キーがないと入れない旨の注意書きがありましたけれど、この時間はキー無しでも入ることができたので(敷地に入る時に宿泊者チェックしているから かもしれません)、ちょっとお邪魔してみました。リトルグリーンメンが迎えてくれる中 階段を上っていくと、凛々しいボー・ピープ(巨大)。そびえ立つウッディー(巨大)。彼らがどれくらい巨大かというと…後ろに写るブロックひとつの高さが「1客室(1フロア分)」ですからね~ 体の大きさはそこから換算してみてください。さて。ここまででホテル調査は9割がた終了し、あとは客室内の調査を残すのみ となりました。時刻は14:45。ロビーに戻ってキャストさんに声をかけると「チェックイン手続きしていただけますよ~」とのことでしたので、フロントデスクへ行ってチェックイン。(一組待ちくらいでした。)こちらのホテルのチェックイン手続きは全てタブレットでするんですね!何も予備知識が無かったのでびっくりしましたよ~宿泊特典で予約していたレストランも時間を早めに変更していただいて、15:00にはエレベーターに乗って客室階へ。客室フロアの壁は「塗り絵」でできていました。お部屋の扉を開けると。内部はこのホテルの製作者でもあるアンディの部屋。壁紙も 映画に出てくるアンディの部屋とそっくりです。室内天井のライトは星型。掛け時計はミッキー腕時計。デスクの上には、ピクサー映画といえば「これ」というライト。室内にクロゼットが無いのには面喰らいましたが、その代わり壁にハンガーがかけられていました。まあ、ここは「子供部屋」ですからね~こういったつくりもご愛敬といったところでしょうか。今回のお部屋は「ベイビュー」の高層階でしたのでカーテンを開けると大海原が広がっていて、まるで船に乗っているみたいでしたよ。もう少しお部屋の記録を続けますね。こちらはバスルーム。ほんとうに海外のお家の子供部屋に付随しているバスルームのような雰囲気の 非常にコンパクトなお風呂と洗面所とトイレでした。(アメニティも必要最低限をそろえたといった感じでした。)お風呂は洗い場付きで小さなお子さんがいるご家族でも使いやすいと思いますが、ちょっと狭いかな?面積的にはミラコスタやアンバサダーの半分ちょっとしかないんじゃないでしょうか、大人が複数で同時に入るのは難しいかもしれません。デスクの上には絵葉書。ホテルオーナー(?)アンディの描いた絵ですかね~?パジャマはバズとお揃い、スリッパにはウッディ。ベッドスローはウッディのバンダナでしょうか。ウッディのスリッパの裏には映画と同じようにアンディの名前がちゃーんと記されていました。そうこうするうち、時刻は16:15。日没が近づいて 海を眺めるのが好きな私は窓から見える景色から目が離せなくなってしまいました。陽が落ちると、富士山や東京ゲートブリッジのシルエットがくっきりと見えました。17:05頃。対岸には羽田空港もあり、機影も見ることができます。このころには灯りも点り、たいへんきれいな景色を眺めることができました。きょうはお天気が良くて幸運でした。ベイビューのお部屋にして良かったです。日没を見届けた後は、夜の広場や中庭を見に行ったり キャストさんに「任務完了」シールをいただきにいったり と、ロビーと客室の間を何回か往復しました。その際、エレベーターに乗り合わせた他の皆さんが「このエレベーター、ウッディの声だ!」(ウッディーが階数などを案内してくれるのです。)「ってことは反対側のエレベーターはバズなのかなー?」…などと盛り上がっていらっしゃったので、私達は館内をてくてく歩いて反対側のエレベーターにも乗りに行ってみたりしました。こちらは私達の客室に近いウッディーのエレベーターホールですが…反対側のエレベーターホールは本当にその通り「バズ」。乗り込んでみたら扉の中のデザインも案内の声もやっぱりバズ。トイストーリーホテル、さすがですね。17:30過ぎ頃、夕食の時間が近づいてきたので「ロッツォ・ガーデンカフェ」へ。こちらは館内にひとつしかない飲食施設、ブッフェレストランです。入口正面ではピンクのクマのキャラクター「ロッツォ」がお出迎え。(ピンクで見た目可愛いですけれど、悪い奴なんですよ~ 皆さんご存じですよね~)店内は広く、席もたくさんあります。明るくて清潔な インテリアの可愛い学食か社食かフードコートか といった感じ。お料理はいたって普通の一般的なブッフェ料理で、お子さんの喜びそうなパスタやピッツアやフライドポテト、ご飯やチキンライスなども用意されていました。(もちろん、オチェーアノのブッフェにあるようなワインに合う前菜風のものも何種類かありました。)このホテルらしいお料理といえば、ジェシーのトルティーヤロールとか…ロッツォのティラミスとか…ロッツォのお店だからでしょうか、デザートはピンクのものや 赤いベリーを使ったものが目立っていたように思います。こちらはブッフェカウンターの上のデコレーション。それからこのお店、自分でトレイやお皿を片付けるとキャストさんがごほうび(!)にシールをくださるんですよ~(大人にも普通にくださるんですよね~)制限時間もないらしいので、券売機でアルコール類を買い足してふたりで延々とおしゃべりなどしていたら2時間近くも経ってしまい、気付いたらとっくに19:30を過ぎていました。私達が入店した頃は周囲も空いていて使用しているテーブルもまばらな感じだったのですが、19:00台も後半に入ると急激にゲストが増えてきたようでした。チェックインの時に時間を早めに変更してもらって良かったなー と思いましたよ。その後は、花火(20:30スタート予定)をどこかで観られないかな~ と思って再び20:20頃にロビーに下りましたけれど、スマートフォンの公式アプリに「花火中止」のお知らせが出たので 少し館内探検したあと部屋に戻って早めにすむことにしました。(ちなみに21:00近くなった頃のロビーは私達が到着した昼間とは違って「大混雑」でした。パークが閉園してからはさらに混雑したのではないかと思われます。)突然降って湧いたような「東京ディズニーリゾート・トイストーリーホテル」前泊は こうやって過ぎていきました。明日はいよいよディズニーシーです。それも「クリスマス期」の「土曜日」の ディズニーシー。人が多くて思い通りには行かないことは前回三週間前の経験でよくわかっているのでのんびり過ごすつもりではいますが、さて どうなりますことやら。とりあえず、寝ますね。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 8, 2023
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(…その2から続く)リストランテ・ディ・カナレットの中庭から眺める運河の風景がすっかり夜景へと変わるころ、私達は席を立つことにしました。店内を通り抜けて 入口近くのカウンターで会計を済ませてお店を出て、目の前の階段を上ると。そこはクリスマスシーズンのニューヨーク、光り輝くブロードウェイ。私達が食事していた一時間半ほどの間に、ディズニーシーには美しい夜が訪れていたのでした。時刻は17:20。きょうの私達は来る前から夜のハーバーショー「ビリーヴ!」を鑑賞するつもりはなく、ショー開催中には夜景を訪ねてパーク内を歩こうと決めていたので、これから花火開催までの三時間ほどはメディテレーニアンハーバーからは離れて過ごそうと思います。なにしろ今回ディズニーシーに来た一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることなのですからね!昼間の景色はもうじゅうぶん楽しませていただきましたから、次は夜の風景を見たいです。しかし 午前中につい出来心で「18:15~19:15」指定のタートルトークの40周年プライオリティパスを取得してしまっていたので、その時間まではあまり遠く離れたところまで行くわけにも行かないな と考え、とりあえずはニューヨーク周辺の夜景を眺めに行くことにしました。で、まず向かった先はウォーターフロントパーク。ウォーターストリート側の入口に立つクリスマスツリーの前では記念撮影していらっしゃる方々も多かったです。公園内に並ぶ可愛らしいツリーにも灯りがついて 昼間とはちょっと違った雰囲気。そして、ホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリー。何分かごとに訪れる 消灯→徐々に点灯 の時には「40」のマークが際立ちます。時刻がまだ18時前で「ビリーヴ!」までは時間の余裕があったからなのか クリスマスツリーの周りは思い思いに写真を撮影しようとするゲストが大変多く、近寄るのもなかなか困難だったので、私達はちょっと離れてハドソンリバーブリッジの方からツリーを眺めてみることにしました。昨年も一昨年も同じような場所で同じような写真を撮ったと記憶していますが、やはりここに大きなツリーがあるクリスマスはいいですねえ...(何度も同じことを言って申し訳ないですけれど。)少し遠くから眺める「クリスマスツリーのあるアメリカンウォーターフロント風景」があまりに素敵だったので、私達は振り返り振り返りしながらホレイショスクウェアからどんどん離れていき 最後はハドソンリバーブリッジを渡り切るあたりまで行ってしまいました。う~んやっぱりいいですねえ。もうここまで来たらケープコッドまで行っちゃってもいいのだけれど...坂道の上からちらっと様子を見やると ケープコッドの漁村はまだまだ人が多くて混雑していそう、それにそろそろプライオリティパスの指定時刻が近づいてきそう ということで、私達はここでいったんSSコロンビア号の前まで引き返して「タートルトーク」に向かうことにしました。指定時間ちょうど(18:15)にアトラクション前に行ってみると この時間のスタンバイは45分とのことでしたが、プライオリティパス専用エントランスでスマートフォン画面を提示するとすぐに屋内待ち列まで入ることができ、数分後には前室に案内していただけました。そしてその後10分弱でウミガメのクラッシュとご対面。(ここまでほんとうに早かったです。)ゲストとのやりとりは相変らずで、楽しいひとときを過ごさせていただきました。タートルトークから出ると 時刻は18:45。「ビリーヴ!」開始まであと30分となったこの時点でようやく ホレイショスクウェアあたりのゲストはほんの少し減ってきたように思われました。SSコロンビア号に上がって見下ろしてみると…ツリーの周りにはまだそれなりの人だかりがありましたが、さきほどまでの雑踏のような大混雑に比べたら「まし」なような気がしました。豪華客船のデッキからクリスマスのパークを眺めた後は 地上に下りてもう一度大きなクリスマスツリーを眺め 写真を撮り、19時過ぎころ私達はホレイショスクウェアを離れました。レストラン櫻の前を通ってウォーターストリートをマクダックスプラザまで上り…ビリーヴ!開始直前でごった返すメディテレーニアンハーバーをかすめてヴェネツィア回りでミラコスタ通りへ出て、ゲストが少なくなった通りの入口周辺で美しいクリスマスツリーやデコレーションをカメラに収めました。今年のミラコスタ通り周辺はイルミネーションがそんなに多くないので、昼間の明るいうちの方がクリスマスらしい風景を堪能できるかもしれないなあ と思いましたよ。(ミラコスタ通りだけでなく全体的に以前と比べると電飾の類は控えめで、夜よりも昼間のデコレーションの方が見どころが多いように感じました。)その後は、「ビリーヴ!」が始まってゲストの皆さんがハーバー水上で起こるできごとを一心に見つめていらっしゃる中、ポンテヴェッキオを渡ってケープコッドへ向かいました。漁村へ続く階段を下りていくと、ハドソンリバーを挟んだ対岸には四年ぶりに見る景色。大きなクリスマスツリーのある水辺の夜景です。これが見たくて 私はきょうここへ来たのですよね~昼間はあんなに賑わっていたケープコッド一帯も、さすがにこの時間はゲストが少なく落ち着いた様子でした。昼間も見たケープコッドクックオフ前に並ぶ7つの小さなツリー。夜になるとこんなふうに灯りが点るのですね~可愛らしいツリーの前には若いファミリーやグループの皆さんがかわるがわる訪れて写真撮影をしていらっしゃったようでしたよーハーバーで「ビリーヴ!」が終了して5分ほど経つと ケープコッド一帯には急速に人波が戻ってきて、あっという間にあたりは昼間と同じ賑やかな漁村に戻っていきました。夜景を眺めて好きなように写真撮影して回るのももう難しくなってきたかな と感じたので、私達は20:30からの花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」を鑑賞するためにメディテレーニアンハーバーへ戻ることにしました。いつもなら水域をぐるーっと回ってお気に入りの花火鑑賞場所であるザンビーニブラザーズ・リストランテ前まで行くところですが、今日は歩き回って疲れてしまっていたので ハーバーに突き出た出島リドアイルへ降りて段差に腰掛け、私達は花火を待つことにしました。 が、鑑賞場所に落ち着いたちょうどその時(20:00頃)、パーク内には本日の花火の中止を知らせるアナウンスが流れました。…ならば 今日はもう帰ろう。朝、リゾート内の道路も駐車場もあんなに混雑していたんだもの。閉園時刻までパークにいたら 帰りもまた大混雑に巻き込まれるに違いない。長年のパーク通いで得た教訓に素直に沿って、私達はこのタイミングでディズニーシーをあとにすることにしました。まっすぐゲートを出てR7駐車場まで歩き、三階に停めた車に戻り着いて車を発進させたのは20:20過ぎころでした。パーク閉園時刻まで30分以上を残し 帰宅渋滞が始まるにはまだ早いだろう と思っていましたけれど、今日は日曜日。私達と同じように 花火中止を知った段階で明日に備えてパークを切り上げた方が多かったのでしょうか、駐車場から出てきた車が集中していたようで R7から運動公園前交差点までは予想していた以上に時間がかかりましたが、それを過ぎてしまえば首都高舞浜入口まではいたって順調でした。クリスマスシーズン とはいうものの、小さなハーバーグリーティングや四年ぶりに戻って来たホレイショスクウェアのクリスマスツリーやデコレーションの他には ショーのクリスマスバージョンもスペシャルなアトモスフィアエンターテイメントも何もない今年のディズニーシー クリスマス。それでも、この時期にしか聴くことのできないパーク音楽やこの時期独特のパークの空気、そんなものに触れたくて 浸りたくて、私はきっとまたパークに足を運ぶことになるでしょう。その時まで、クリスマスのディズニーシーとは しばしのお別れ。首都高速道路から見える煌めく東京ディズニーリゾートに ばいばいまたね と手を振って、私は家に帰ったのでした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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(…その1から続く)演奏を終えたマリタイムバンドの皆さんがリズムにのって去っていった後、私達は朝がた入園した時によく眺めることができなかったミラコスタ通りの入口あたりをカメラに収めることにしました。今年の4月からこの場所にいて「40」周年の魔法をかけ続けているティンカーベルも、この時期はサンタクロースとお揃いの帽子をかぶってクリスマスをお祝いしてくれているようでした。ミラコスタ通りの入口両脇に立つクリスマスツリーは 例年通りクラシカルなオーナメントがぎっしり飾られた重厚感のあるもの。古(いにしえ)のイタリアの街並みにはこんなツリーが良く似合いますね。ミラコスタ通り周辺を心ゆくまで眺めた後はメディテレーニアンハーバーに戻り、さきほどハーバーグリーティングを鑑賞するために一時中断した「今年のディズニーシー・クリスマスを訪ねて(確認して)歩く旅」の続きを始めました。まずはピアッツアトポリーノへ戻り。アメリカンウォーターフロント ニューヨーク地区のクリスマスの様子は先ほど見たので、今度はケープコッド方面へ行ってみることにしようと 私達はポンテヴェッキオへ。橋の上からニューヨーク方面を見渡し、復活したクリスマスツリーの存在感を再確認。やっぱりクリスマスの景色の中にあの大きなクリスマスツリーが「ある」と「ない」とでは印象が大違いですよね。そして橋を渡り切る手前で階段を下りて、ケープコッドの漁村へ。雨合羽姿で舵を取るミッキー像のところには今年もクリスマスツリーが出現していて、撮影のために人だかりができていました。(ツリーの正面で記念撮影するためには 時間帯によっては列に並ぶ必要があるようです。)こちらの村では どの建物の戸口にも窓にもそのお宅らしいクリスマスの飾りつけが施されていて、眺めながら歩いているだけで楽しいですね。こちら↓は今年初登場、「ケープコッド・クックオフ」のショーを行っていないダイニングエリアのテラス前あたりに並んでいた7つの小さなクリスマスツリー。ひとつずつ近づいてオーナメントなどをよく観察してみると、一本一本それぞれがダッフィー&シェリーメイとそのお友達5人をイメージしているように見えました。(この写真の一番手前のはピンクのリボンに紫色のお花や虫眼鏡のオーナメント→「リーナベル」かな? ブルーのリボンのツリーには絵の具やパレットのオーナメント→「ジェラトーニ」かな?? …といった具合です。)私はダッフィーとそのお友達については疎いので正直よくわからないのですが、ファンの皆さんならすぐにどれが誰のクリスマスツリーなのか判ると思いますよーそしてケープコッドのクリスマスと言えば欠かせないのはこちら。毎年おなじみ、ヤドリギの下にある「キスを急かせる(?)」看板です。のどかな漁村のクリスマスは今年も健在のようで(人は多いですけれどね~)、たいへん安心しましたよ。賑わうケープコッドを抜け、次はお隣のポートディスカバリーへ。ここ数年ポートディスカバリーではクリスマスらしいデコレーションはほとんど施されていなかったようなのであまり期待していませんでしたが、ちょっと見たところ今年も状況は変わっていないように見えました。おそらくこの先の奥地ロストリバーデルタへ足を伸ばしても状況は同じなんだろうなあ(クリスマスらしいものは今年も殆ど無いんだろうなあ)…もうこのあたりで引き返しちゃってもいいかな… という考えも頭の隅をよぎりましたけれど、ここまで来たからには「奥地には今年はクリスマスデコレーションは無い」ということをこの目で確かめたいと思ったので、そのままロストリバーデルタへと向かうことにしました。と、やはりロストリバーデルタにも ちょっと見たところ今年はクリスマスデコレーションらしきものはないようでした。ただ、それとは別に驚いたことがひとつ。ここ数年はどんなタイミングで来てもすぐに入ることのできたレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前に きょうこの時間(13:10頃)は長い入店待ちの行列ができていたのです。お昼時だからというのもあるかもしれませんが、このお店の外まで伸びる入店待ち行列に遭遇したのは私は4~5年ぶりくらいだったので、やっぱり今日のパークは特別に混雑しているんだな~ と思いましたよ。その後はマーメイドラグーンに立ち寄り、トリトンズキングダム越しにプロメテウス火山を眺め…アラビアンコーストには立ち寄らずにミステリアスアイランドを抜けてメディテレーニアンハーバーに突き当たり、右手の「マゼランズ」方向へ進んでポンテヴェッキオへ出ました。この時、時刻は13:40頃。歩き通しで少々疲れたので、私達は橋の上の屋根のある部分で立ち止まり、小窓からハーバー水域を見下ろしながら一休み。――以前はよく このあたりからハーバーで行われる大規模なショーを眺めたものだよねえ。一般的には決して条件の良いショー鑑賞場所ではないですが、私達にとってはここは思い出の多い場所です。もちろん当時はまだ「ソアリン」は存在していなくて、水域を挟んだ向こう岸はもっと殺風景だったのですけれど。さて。もう少し経つとハーバー水域では午前中と同じように40周年のグリーティングとクリスマスのグリーティングが続けて開催されます。このタイミングで懐かしい場所に落ち着いてしまった私達は、ここから動いて新たな鑑賞場所を探しに行くのもなんだか億劫になってしまって、この場所に留まってグリーティングを眺めていくことに決めました。それから30分ほどして まず14:15、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」開催。終了後は交代で出かけて、写真を撮ったり用事を済ませたりして過ごし…15:15からは「ディズニー・クリスマス・グリーティング」。橋の上から眺めるグリーティングは確かに遠くて ミッキー達の後頭部ばかりを眺める時間が多かったですが、キャラクター達を乗せた船が水道橋をくぐって帰っていく最後の最後まで見届けることができたので 個人的にはとても満足できました。グリーティング終了後は、PSを入れてあった「リストランテ・ディ・カナレット」へ行きました。屋外席を希望し、店内のウェイティングエリアで少し待って 案内されたのは本日も奥の中庭のテーブルでした。時刻がまだ16:00前であまりお腹も空いていなかったので、注文したのはクリスマスの「スペシャルパスタセット」をひとつとシェフおすすめの「ピッツア・ビアンカネーヴェ(白雪姫のピッツア)」。全てをふたりで取り分けていただくことにしました。それに加えて、私だけグラスワインのセットを。(スパークリングワインを2杯にしました。)(白雪姫のピッツア。トマトソースを使っていない代わりに 毒リンゴに見立てた焼きトマトがまるごと一個トッピングされていました。)セットのパスタは「パッケリ」という まるでラザニアみたいな食感の ものすごく大きな筒状のパスタでした。(初めて食べました!)16:40を回り あたりが暗くなり始めたころには、テラスの各テーブルには小さな灯りが届けられました。そしてそれと共にセットのデザートもやってきたので、コーヒーも追加でお願いして しばしのんびりと過ごしました。(デザートにはトナカイのチョコレートが添えられていました。)17:00を過ぎると リストランテ・ディ・カナレットの中庭はすっかり夕闇に包まれました。四角い空を仰いでみると、そこには 小さな星々が切り抜かれたランプシェードに守られるようにして あたたかな灯りが点っていました。(その3 に つづく・・・)* リストランテ・ディ・カナレット の クリスマス “スペシャルパスタセット” *・タラのペーストとポレンタ ウニ添え、サーモンのマリネ・パッケリ、蟹と海老のトマトクリームソース リコッタとマスカルポーネのムースを添えて (ほかのパスタ料理に変えることができます)・パネットーネ、チーズホイップとライムジュレ添え ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(3800)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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―― ディズニーシーに一年に一度しか行けないとしたら いつ行きたいですか?そんなふうに問われたら 私はきっと即答するでしょう。「クリスマス! 絶対クリスマス! クリスマスシーズンに行きたい!!」と。それほどに好きなクリスマスのディズニーシー パーク。ここ数年は特に目立った派手なエンターテイメントもなくデコレーションも以前に比べたら随分と控えめでひっそりとしていましたけれど、パークが一年で一番美しく輝くこの季節だけは何をさておいても足を運ばないわけにはいきません。なので今年も夫とふたり予定を合わせて出かけることにしました。とはいえ、パークにお出かけするのは約半年ぶり。準備するのにも「いつも何を持って行ってたんだっけ??」と記憶をたどりながらレジャーシートやらひざ掛けやらを家じゅうから集める始末で、朝早くに出発したつもりでしたが首都高の工事渋滞に巻き込まれるなど途中様々なトラブルにも遭い、舞浜に到着できたのは予定よりも一時間近く遅い7:40頃。開園時刻が迫るこの時間では既にリゾート内の道路も大混雑で、ようやくたどり着いたディズニーシーもパーク至近の立体駐車場は満車、R7(リゾートパーキング第7)への案内となっていました。そんなこんなで、巨大立体駐車場「R7」の3階に車をとめることができたのは8:10頃。この駐車場からスタートするのも随分久しぶりだねえ~ さすが混雑期、クリスマスらしいねえ~ ...などとふたりで言いながら ディズニーシーの敷地内まで続く連絡通路を富士山とプロメテウス火山の両方を眺めながら歩いて、パークエントランス・サウスいっぱいに広がっていた保安検査待ち列最後尾についたのは8:20頃のことでした。あまりに先頭から遠すぎて今日の実際の開園時刻が何時なのかもわからず(キャストさんのアナウンスも聞こえて来ず)そのままひたすら待っていると、8:40くらいになって少しずつ列は前方へと動き出し、9:00過ぎにようやく保安検査を通過して(検査用のゲートは新しいものに変わっていました)、その5分後くらいに私達はディズニーシーに入園することができました。おおー! ミラコスタ通りの入口上のガーランドもクリスマス仕様になっているー入ってすぐのディズニーシープラザもミラコスタ通り周辺もこの時間には既にゲストがあふれかえり、立ち止まってクリスマスツリーやデコレーションを撮影するのも難しそうだったので「撮影はまたのちほど」と思い切り、私達はミラコスタ通りのトンネルを抜けてピアッツアトポリーノへ出ることにしました。と、クリスマスシーズンだけにしか聴くことのできないパーク内音楽の流れる広場の街灯には 今年はちょっと落ち着いた色合いのクリスマスバナーが取り付けられていました。ゲストの皆さんがそれぞれ最初の目的地に向かって急いで行かれる中、人ごみから離れハーバーの水際に近寄って火山とクリスマスデコレーションを背景に少し記念撮影をし、その後は私達も「入園後の最初の目的地」であるアメリカンウォーターフロント方面を目指しました。今回のディズニーシーでは、私達の一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることです。(視察?)魅力的なアトラクションやエンターテイメントに向かうよりも、この時期にしか見ることのできないクリスマスの景色をまず見に行きたかったのです。特にアメリカンウォーターフロントは(皆さんご存じでしょうけれど)昼間の風景も夜景もこの時期はとても美しいですからね~この数年はそのアメリカンウォーターフロントですらデコレーションが控えめで あの大きなクリスマスツリーも無かったけれど、今年のクリスマスの風景はどんなになっているのでしょうか。そんなことをつらつら思いながら緩やかな坂を上りきると、ニューヨークの港へと続くウォーターストリートの入口には2つのクリスマスツリーに「Dazzling Christmas in New York」という今年のキャッチコピー(?)が添えられたフォトロケーションが設置されていました。通りを下っていくと頭上には雪の結晶をあしらったガーランド、高架の柱にはお馴染みポスター風の看板が取り付けられていました。そしてウォーターストリートを下りきると、正面に見えてきたのは大きなツリー。実に4年ぶりのお目見えとなった ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーです。2020年 2021年 2022年 と、この場所にツリーが無いクリスマスを3回過ごしましたけれど、今思えばなんと寂しかったことか…やっと戻ってきてくれて本当に嬉しいです。同じような思いを抱いて朝一番にまずこの場所に駆けつけた方は多かったようで、まだ9:15だというのにクリスマスツリーの周りはたいへんな人だかりで驚いちゃいましたよ。このツリー、今年は夜になると灯りが消えたり点いたり輝いたり…と照明の演出もあるようですので、暗くなってからも楽しみですね。ひとしきりツリーを眺めた後は 混雑するホレイショスクウェアを離れてウォーターフロントパークへ。こちらの公園内の街灯にも濃いブルー基調のバナーが取り付けられていました。その後はブロードウェイへ出て。マクダックスプラザのクリスマスツリーも忘れずに撮影してからメディテレーニアンハーバーへ。水際をピアッツアトポリーノからホテルミラコスタに沿って歩き、朝食兼昼食をとるためにザンビーニブラザーズ・リストランテを目指しました。きょうは9:00からオープンしているというザンビーニ…にたどり着いたのは9:40頃でしたが、注文のためのレジカウンターにはこの時間どこも5~6組ほどが並んでいる状態で、注文から受け取りまでには10分近くを要しました。私達はスペシャルセット(ランチケース付き)やミネストローネスープなどを購入し、今日は暖かかったので二階奥のソアリン側の屋外テラスに行って食事することにしました。(ランチケース購入は本日の二番目の目的だったので、達成できてホッとしましたよ。)ソアリンの建物を眺めることのできるテーブルで食事をしながら 公式のアプリを開いてグッズのお買い物もオンラインで済ませることができました。また、「40周年プライオリティパス」というもの(以前のファストパスとほぼ同じもの)の取得にもチャレンジしてみました。(「タートルトーク」、10時頃で既に18:00台まで時間が進んでいました。)周囲のテーブルにいらした方々も皆同じように スマートフォンを手にしてこのパスを取得したり有料の「DPA」の購入を試みたりしていらしたようでしたが、「…○○のDPAはもう売り切れなのー??」「○○のプライオリティパスは発行終了したみたい!」という驚きの声があちこちから漏れ聞こえてきたりして、私は 今日のディズニーシーはまた随分と混雑しているんだなあ… と地味に実感してしまいましたよ~食事を終えてザンビーニ…を出た後は、午前中に行われるグリーティングの鑑賞場所を探してピアッツアトポリーノ方面に向かいました。本日のハーバー水域では、このあと10:45から40周年のグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」、続けて11:45から「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が行われます。この時すでに時刻は10:30近くなっていたので、ハーバーを正面に見る条件の良い場所は殆ど残っていませんでしたけれど、最前列からは少し下がった石垣沿いの場所を確保することができたので、私達はとりあえず10:45の40周年グリーティングをその場所から眺めました。10分ほどでハーバーグリーティングが終了すると水際最前列の手すり沿いの場所が何ヶ所か空いたので、そこに移動して私達は11:45のクリスマスグリーティングを待つことにしました。(こんな場所です。)「ディズニー・クリスマス・グリーティング」は今年のディズニーシークリスマスで行われる唯一のエンターテイメントプログラムです。内容的には昨年一昨年に行われていたものとさほど変わらないだろうと容易に想像できましたけれど、やはり一度くらいはしっかり観ておきたいものですよね。そして 11:45になって始まったグリーティングは予想通りのシンプルな内容で、クリスマスの定番曲に合わせてキャラクター達を乗せた船がハーバーを隅々まで回る という、のんびり穏やかな そして誰もが安心して楽しむことができるものでした。船に乗っていたのは ミッキー&ミニーとドナルド&デイジー、ダッフィー&シェリーメイのお馴染みのキャラクター達と プレゼントをいっぱい抱えてディズニーシーにやってきたサンタクロース。グリーティングの最後には船の上で7人(?)がぎゅーっと集まって、なんとまあ可愛らしいこと。まるでサンタクロースが私達に「微笑ましさと可愛らしさの詰め合わせ」をプレゼントとして用意してくれたかのようです。見ているだけでなんか幸せな気持ちになりましたよ。メディテレーニアンハーバーでふたつのグリーティングを鑑賞し終わって、時刻はちょうど12:00。それからは あらためてクリスマスのディズニーシーの様子を隈なく眺めて回ることにしました。――パーク一周を始めるにはまず入り口まで戻らないとね!ということでミラコスタ通りに向かうと、この時間通りの入り口側(ディズニーシープラザ側)ではディズニーシー・マリタイムバンドが演奏中だったので、私達は立ち止まってその演奏を楽しむことにしました。(マリタイムバンドの皆さんの帽子にはクリスマスらしく「ひいらぎ」の飾りがついていました。)やっぱり生演奏のパフォーマンスはいいですよね!こういったエンターテイメントが以前のようにパーク内のいたるところで楽しめるようになればいいのに… と マリタイムバンドの奏でるクリスマスメロディーを聴きながら私は切実に思いました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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幸運にもオチェーアノのディナーコースの席を確保できたので、ふたりで午後から舞浜に出かけてきました。記念日でもなんでもないですが、クリスマスシーズンのメニューをオチェーアノのコースルームでいただけるなんて ただそれだけでこの上なく幸せなことです。交通手段に車を選択したので渋滞を警戒し 時間にかなり余裕を持って家を出て、舞浜に到着したのはまだ明るい15:00過ぎ。イクスピアリの駐車場に車をとめ、お約束の時間まではリゾートラインに乗ったり アンバサダーホテルやボンヴォヤージュなどでクリスマスの風景を眺めたりして過ごしました。考えてみたら今日は11月の11日。数字の「1」が並ぶ縁起のよさそうな日にちとあって婚礼が数多く行われていたからなのか、はたまたクリスマスシーズン初の土曜日であるせいなのか、舞浜駅周辺やアンバサダーホテル内の混雑ぶりは凄まじいものがあり ちょっと驚いてしまいましたよ。その後 17:00になる少し前にホテルミラコスタ駐車場に車を移動(なんと建物一階部分に空きがありました)、バンケットエリアのエントランス経由でロビー方向へと向かいました。(こんな時間にミラコスタの玄関あたりを訪れることはあまりないので、その美しさに思わず立ち止まってしまいました。)長い廊下を抜けてロビーに足を踏み入れると、パークへと下りる階段の両脇には今年も足の長い背の高いクリスマスツリーがお目見えしていて、大きな「M」マークの上には楽器を携えた天使たちも無事に降臨していたので、私はとても安心しました。それからはミッキランジェロギフトを覗いたりロビーの片隅でクリスマスのスーベニアメダルを作ったりし、17:00を過ぎた頃オチェーアノの店頭へ行って名前を告げました。お時間まで中でしばらくお待ちください と案内されたウエイティングエリアには、皆さんお馴染み このお店らしい海にまつわるオーナメント満載のクリスマスツリー。シルクロードガーデンの方をちらっと見遣ると、こちらのお店の入口にも例年通り中国風のツリーが飾られていました。長年見慣れているミラコスタのレストランエリアのクリスマス風景を今年も見られて ほんとうに嬉しく思いましたよ。10分ほど待った後、お約束の時間がやって来たのでキャストさんのご案内で私達は奥のコースルーム(ケルプ)へ。オチェーアノのクリスマスディナーコースは現在は二種類が提供されていますが、私達は今夜は仔羊目当てにやってきたといっても過言ではないので 注文はふたりともメインに仔羊のある「シルバーノエル」の方にしました。そして忘れずに、私はグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」もお願いしました。(夫は今日も炭酸水です。)以下、簡単にお料理の内容を記録しておきます。(美味しすぎて終始かなり浮かれ気味だったので きょうの記録は本当に簡単です。)一番最初はアミューズブーシュ。小さな可愛いひと口おつまみです。左のはチーズ入りシュー生地に白レバームースとイチジクを詰めたもの。右はぼたん海老と上にはラディッシュと魚卵など。そして冷たい前菜。海の世界を表現したような大変きれいなお皿でした。(わたしの写真だとお皿の色のブルーのグラデーションがうまく伝わらないのがとても残念です。)左のオレンジ色に見えるのが「鰆のレアグリル」。皮は炙って 身の方は45度で低温調理して、上に人参のピュレと毛ガニや根菜やハーブを載せたとのこと。右側はリエットのようにした毛ガニの上にキャヴィア、下に敷かれた春菊のソースは「春菊そのもの!」でした。見た目がほんのりクリスマスカラーですね。次に温かい前菜。帆立貝柱のグリルにクリーミーなリンゴのソース。盛り付けはクリスマスツリーをイメージしているとのことで、上にはオーナメントにたとえたカリフラワーや小さな花形や星形にも見えるお野菜、揚げたタピオカなどが盛られていました。それぞれの食感もとても面白かったです。ほんのり甘いリンゴのソース(ヴルーテ)も帆立貝柱やカリフラワーにとてもよく合いました。お魚は金目鯛のウロコ焼き。下には魚介のスープ。金目鯛は、皮目がパリッパリ 中はふっくら の素晴らしい焼き上がり。魚介のスープは金目鯛やオマール海老のエキスたっぷり、付け合わせはインカのめざめやエシャロット。右手に添えられた黄色いソースはルイユ(にんにく唐辛子野菜ピュレみたいなソース)で、魚介のスープに加えながら最後まで大変美味しくいただくことができました。選べるメインはもちろん仔羊の方に。「プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ」。結構がっつり、しっかりした羊肉が登場してきました。仔羊ローストの上にのっている丸いのがカイエットという仔羊肉とハーブで作った腸詰です。ソースは仔羊の出汁と黒葡萄酒にパセリ。「プラリネをまとった」というのは仔羊肉をローストする際にプラリネを塗った ということなのでしょうかね~ 香ばしくて、黒葡萄の野性味とエスニックなスパイスも感じる いかにも「仔羊肉食べてるぞー」といった感じのお料理で、ふたりとも黙ーってしまい ただただ一心に食べてしまいました。あー 美味しかったー ここでちょっと本日のミラコスタカルテットの内容をメモ。 シャンパーニュ:二コラフィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:チャラ シャルドネ・テッラ・ドートランド 赤:オー メドック・ド・ジスクールデザートはフォレノワール、 と ピスタチオアイスにフルーツ。「フォレノワール」はチョコビスケットとホイップクリームとチェリーで作るフランスの定番クリスマス菓子… だそうですが、そんなことよりも私はお皿に描かれたクリスマス風景の方に気をとられて困ってしまいましたよー!これは… 四年ぶりに復活したというディズニーシーのアメリカンウォーターフロント、SSコロンビア号前のホレイショスクウェアのクリスマスツリー ですよね?(まだ実際には見ていないけど。)そして、もうひとつ、最後のお茶菓子プティフールをのせたお皿もテーブルにやってきました。左はチョコレートをのせたクッキー。真ん中のスプーンにはリンゴに見立てたかのようなカシスムースと ゼリーのようなグミのようなお菓子。右は塩味のチーズのシュー。デザートが揃いコーヒーが出て少し経ったところで、本日19:15から行われる「ビリーヴ!」のためにテラスへの扉を開けるというお知らせがあったので、私達は一時席を離れて外へ出ました。夜のディズニーシー パーク。この景色をこの場所から眺めるのはいったい何年ぶりだろうか。私は四か月ほど前の七夕のころの昼間に 実に三年数か月ぶりにこちら側のテラスからディズニーシーを眺めることができて少し感傷的な気分になりましたけれど、ほぼ四年ぶりにこの場所に立つチャンスを得た夫は一体何を思うのでしょうか。聞くこともできないうちに時刻は19:15になり、ショーの始まりの時を迎えました。「ビリーヴ!」は写真を撮影するよりも自分の目でしっかり見るに限りますね~目の前にガラス窓もなく音も良く聞こえる状況で、比較的水辺に近い場所でこのショーを眺めたのは私は今回が初めてになるんじゃないか と思います。ハーバーから少し距離のあるミラコスタの客室からガラス一枚隔てて観ていた時とは違って、今日は大きな機材や装置よりも出演しているキャラクター達やダンサーの皆さんの表情やパフォーマンスの方により目が行き、「生物(なまもの)をみているんだ」という思いを強くしました。また今夜は「ディズニーシーで『ビリーヴ!』がスタートしてからちょうど一周年」という節目の公演だったそうで、ショー開始前にはゲスト同士が灯りを振りあってコミュニケーションをとるような場面もあったようでした。ハーバー水域を囲むゲストの皆さんにとってもキャストの皆さんにとってもきっと特別な夜になったことでしょうね。そして、そんなところに偶然居合わせることができた今夜の私もまた「幸運」としか言いようがなく。いろいろな巡り合わせに感謝しながら日々過ごしていかなければ と素直に思ってしまいましたよ。ありがとうございました。ショー終了後は室内に戻ってデザートの続きをいただき ゆっくりコーヒーをいただいて、私達はテーブルを離れ キャストさん達にお別れの挨拶をしました。私達にとっては特別な場所であるオチェーアノのコースルーム。最近はコース料理の提供が夜のみになったせいもあって年に数回しか訪れることができなくなってしまいましたし、サービスにあたってくださるキャストさん達の顔ぶれもどんどん変わっていきますけれど、どんなに様変わりしても やはり私はいつまでたってもここが好きなのです。ブッフェルームを抜ける時にはカウンター上のデコレーションもカメラに収めることができました。この時間のブッフェルームは不思議なほどに空いていて、土曜の夜とは思えないような落ち着きぶりだったので、可愛いデコレーションをゆっくり見ることも心置きなくできて嬉しかったです。会計を終えてお店を出てからは、ロビーのクリスマスツリーを こっちから あっちから と もう一度よーく眺めたのち、私達は駐車場へと戻りました。車に乗り込み帰りに向かう支度を整えて そろそろ発進しようか と夫がハンドルに手をかけた頃、ドーン… ドーン… という大きな音がどこからか響いてくるのに私達は気づきました。時刻をチェックすると 20:30。…あー 花火だ。私達は慌てて車から降り、駐車場の屋根が切れ空を望める場所まで出て 車が通っても危険な目に遭わないよう車路の端っこに身を寄せて天を仰ぎました。ホテルミラコスタの立体駐車場の上にひろがる 大きな大きな光の花。私の今年のクリスマスシーズン初の花火鑑賞は、こんな場所からとなったのでした。それから数分後 私達の車は首都高速道路に入り、帰路につきました。今年の舞浜のクリスマスシーズンはまだ始まったばかり。楽しい計画はいろいろとありますが、年齢相応の様々な事情も都合もあり、その全てがつつがなく遂行されるかどうかは私自身にも見当もつきません。それでも、一年中で一番好きな季節なのですからね。この時期の空気と同じくらい澄んだ気持ちのまま 過ごしたいものだと今は思っています。おまけ:今日見た舞浜のクリスマスツリーアンバサダーホテル「フェスティバルディズニー」アンバサダーホテル「エンパイアグリル」イクスピアリ セレブレーションプラザ* オチェーアノ の “ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー シルバーノエル *・ボタン海老とラディッシュ・鰆のレアグリルと毛蟹 春菊のクーリ キャヴィア添え・帆立貝 カリフラワーとリンゴのヴルーテ・クリスピーに焼き上げた金目鯛 魚介のエッセンスとインカのめざめのコンフィ・プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ または 和牛サーロインのグリル 野菜のグランメール風 シェリーヴィネガーソース・フォレ・ノワールとグリオットチェリーのソース ピスタチオアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年11月1日~12月14日(16500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 11, 2023
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お休みの午後、ひとりで電車に乗って昼食のためにホテルミラコスタまで出かけてきました。舞浜駅に降り立ったのは13:00前くらいだったでしょうか。JRの改札を出てリゾートゲートウェイステーションへ向かい ホームで待っていると、滑り込んできたのは40周年仕様のリゾートライナーでした。乗り込んでみるとこの時間の車両内はとーっても空いていて、特に私のいた最後部車両は他には誰もゲストがいないような状況でした。あら~ 平日とはいえどうしてこんなにゲストが少ないのかしら??パークのパレードやグリーティングに時間が重なっているタイミングなのかな??(最近のパークのエンターテイメントスケジュールには非常に疎い私です。)この車両に乗るのもずいぶん久しぶり、前に乗ったのいつだっただろうか……と、しばらくボーっとしていましたが、 あ!これは写真を撮るチャンスなんじゃないのー?? と急に何かの「魂」が呼び覚まされたので、私は慌ててカメラを取り出してシャッターを切りました。突然の感染症の登場で、世の中が急変化の時を迎えてからまもなく四年。2020年の初め頃までは こうして平日にひとりでリゾートラインに乗ってディズニーシーのパークやホテルミラコスタでのんびり過ごすことは 私にとっては決して特別ではない「よくあること」で、ごく普通の日常の一部だったのよねえ――見慣れた車窓の風景にカメラを向けたり眺めたりしているうちにふとそんなふうに思い、過ぎてしまった月日の重さに気付いて一瞬身震いしそうにもなりましたが、四年前と同じようにまたこうして好きな場所へひとりで赴ける日々が戻りつつあるんだな と考えると、じんわりと嬉しさが湧いてくるような気がしました。ディズニーシーステーションで降りてからは、いつものようにまずホームのデッキへ出て パーク内を見下ろしました。時を経ても変わらず美しいディズニーシープラザ、そしてホテルミラコスタの建物。目を凝らせば、ミラコスタ通りの入口にはささやかなハロウィーンデコレーション。この先もしばらくパークに入園する予定がないので、私の今年のハロウィーンは予想通り遠くから眺めるだけで終わりそうです。さて。本日のお昼はベッラヴィスタ・ラウンジでいただきます。先月ハロウィーンのメニューをいただくため夫と二人で後方のソファー席を利用しましたが、その後運よく窓に近いテーブルの予約枠に空きを見つけたので これはぜひ伺わなければ! と 今日はひとりでやってきた次第です。(夫は残念ながらお仕事です。)注文したのは、今日は「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(と、シャンパン「二コラフィアット」のグラス)。お料理は先月来た時に夫が注文したのとほぼ同じなので、記録は簡単にしたいと思います。前菜は「鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース」とのご案内。鶏むね肉とカリフラワーやみょうがやグリーンの野菜、きのこなどをハーブオイルと白バルサミコ酢などで和えたサラダにパルミジャーノをたっぷり。手前のはポークリエットと ちょっとオレンジ風味っぽいかぼちゃのピュレ かな??(確認しなかったので違っていたらごめんなさい。)パスタはタコとトマトのラグーソース。具はタコとトマトの他 ズッキーニやナスなど。パスタの種類は日替わりだそうで本日はショートパスタでした。コンキリエッテか?と思いましたが、端が尖ってないし厚みがあってモチモチしていたのでごく小さなニョッキなのでしょうかね。(先月夫がいただいた時はロングパスタでした。)メインはお魚にしました。ハロウィーンのコースのお魚と同じお料理だそうで、本日のお魚は鯛。セモリナ粉をまぶして焼いた鯛と帆立貝柱のグリルにマントヴァ風ソース(ケッパーやハーブを使った酸味のあるオイルソース)。付け合わせのお野菜はブロッコリー二と京赤水菜とのこと。デザートはこのコースとしては定番のティラミスとジェラートの盛り合わせ。今期のジェラートは葡萄、葉っぱのように見えるのは抹茶風味のチュイールだそうです。途中14:50過ぎくらいでしょうか、食事をしながら目の前に広がる火山とハーバーの景色を眺めていたら、視界の右端にあるオチェーアノのテラスにゲストがぱらぱらと出てくるのに気づきました。15:00からメディテレーニアンハーバー水域で行われるグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」のためにテラスが解放されたタイミングだったようでした。私のいたテーブルからも、なんとなく様子を見ることができましたよ。(遠いけど。)食事を終え、お店を出たのは15:30少し前ごろだったと思います。帰宅ラッシュの混雑が始まる前に東京駅を通過してしまいたかったので(電車の混雑も戻ってきましたからね)、私はそのままホテルを出てリゾートラインに乗りJRに飛び乗り、まっすぐ家に帰りました。たったひとりで約二時間、大好きなプロメテウス火山とメディテレーニアンハーバーを眺めながら過ごすことができた 素敵な午後でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」 **・鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース・タコとトマトのラグーパスタ・本日の魚のセモリナ焼きと帆立貝 マントヴァ風 または ポークタリアータ 栗 里芋 コラトゥーラとエシャロットのソース・ティラミス 巨峰ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 17, 2023
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いよいよ9月も今日で終わりです。とんでもなく暑かった夏の余韻でまだまだ 本格的な秋の訪れ という感じではありませんが、シルクロードガーデンに伺って秋のメニューをいただいてきました。ホテルミラコスタ駐車場到着は13:00過ぎ頃。一階屋外平面部分に車をとめてホテル館内に入ってシルクロードガーデンに向かい、オチェーアノと共用のウェイティングエリアで数分待ったのち 店内のテーブルへと案内していただくことができました。席に着き、注文したのは「秋」の名の付くランチコースコース、“カントニーズ・オータム・フィースト”。それに追加で私用にロゼのスパークリングワイン(ロータリ・ブリュット)をグラスで、夫はノンアルコールビール(キリンのグリーンズフリー)もお願いしました。グラス提供のスパークリングワインはこちらのお店ではここのところシャンパン「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」の一種類のみでしたが、9月からはイタリアのロータリ・ブリュット・ロゼ一種類に切り替わったようです。グラスシャンパンが無くなってしまったのは寂しいですが、ロゼのスパークリングワインはスパーシーな中華料理によく合う(ずーっと以前にこのお店のキャストさんに教えていただきました)らしいので これはこれで楽しみです。それと今回は注文をしなかったのですが、夫の大好きな白いご飯は「何杯でもおかわり自由」から「一杯400円」に価格が変更になったとのご案内がキャストさんからありました。小さな器入りの白飯でもおかわりをお願いすればその都度キャストさんにお手間をかけさせるるわけですから、そろそろそのご厚意に甘えるのも終わりの時がやってきた ということでしょうかね~(きょうはお願いしませんでしたが、夫はこれからも白いご飯が欲しい時は今までと同様に注文すると思いますよ。)――さて、それでは。秋のお料理、簡単に記録しておこうと思います。最初に出てきた前菜盛り合わせは以前からのシルクロードガーデンの前菜のイメージとは少し違った内容で「ややスペイン料理風?」といった印象でした。左の小さなスプーンの中にはマッシュルームのリンゴ酢マリネ、松の実やエシャレットを加え上にはパクチーを添えてあります。中央のは蟹肉のキッシュとサラダ、ちょっとスペイン風オムレツのようでした。右はナスの煮びたしを間に挟んだコールドポーク、ソースは甜面醤。まるでタパスの盛り合わせのようで、今回のシルクロードの旅はイタリア通り過ぎてスペインまで行ったかー と思っちゃいましたよ~次のスープも 今回は中華風お茶碗ではなくお皿での提供。サフランで色付けした干し貝柱と野菜のスープ。(やっぱりスペイン?)お野菜はブロッコリー、舞茸、えのきなど。赤いのはクコの実ですかねえ。固定のメイン料理は今回はサーモン。ブルーのグラデーションの上に菊の花びらを散らして盛り付けもきれい、今年はまだなかなか実感できない「秋」を感じさせてくれるお皿です。サーモンは様々なエキス(説明してくださったのだけれどちょっと省略)を調合したものに漬け込んでしっかり味をつけてから揚げて、九条葱ソースを添えてあります。下には黒酢のソース、付け合わせは豆苗と干し豆腐を炒め合わせたもの。美味しかったですよ。メインディッシュ二品目はアオリイカと銀杏のスパイシーソース炒めにしました。アオリイカと銀杏の他にパプリカ、ナスなども使われていました。「スパイシーソース」はラー油のソースのようで、けっこうしっかりピリ辛で 予想通りロゼのスパークリングワインによく合いました。(二杯目いただきました。)夫は 白いご飯頼めばよかった... と呟いていましたよ!麺かご飯か はご飯にしました。「鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯」。白いご飯の上にオイスターソースで調味した具がたっぷりのせてあるお料理でした。具は鶏肉、生姜、たけのこ、夏草花(きのこの一種)など。上にはパクチー。これも、夫は 白いご飯を増量すれば良かった と後悔しきり。次回はきっとまた白いご飯を頼むと思いますよ。(内容次第ですけれどね~)デザートは、私は盛り合わせのプレートに、夫は杏仁豆腐にしました。プレート盛りの方は、ココナッツミルクのお汁粉とフレッシュフルーツ、スプーンの中はイチジクコンポートにクリームチーズ。お汁粉の中には胡麻入り白玉や白きくらげが入っていました。スプーンのイチジクコンポート&クリームチーズにはハチミツがかかっていて、ワインにも合いそうでしたよ。夫の方の杏仁豆腐は 今月は「葡萄」。葡萄は夫も気兼ねなく食べられる果物のひとつです。ギリギリ9月中に来られて良かったですね~食事の途中で 本日の席は前回案内していただいたのと全く同じ席なんじゃないかなー とふと思ったので、ゲストが去ったタイミングで写真を撮っておきました。現在はダッフィー関連のティータイムが実施されていないので シルクロードガーデン店内の雰囲気も心なしか穏やかです。(あとで確認したらやはり全く同じ席でした。)食事を終え、お店を出たのは15:00を過ぎた頃でした。ロビーから駐車場へ向かうためにバンケットエリアへと続く廊下を通行しようとすると、自然光の入る美しい廊下では新郎新婦のお二方が記念撮影をしていらっしゃいました。キャストさんは「通行しても構わない」といった身振りをしてくださいましたが、お二人にとってはおそらく貴重な時間、お邪魔するのもなんだか気がひけたので きょうは正面玄関から外に出てロータリーの舗道を歩いて駐車場へと戻ることにしました。まるで 修行か と思うほど暑かった8月に比べれば気温もかなり落ち着いてきたここ数日ですが、明日から10月だとは思えないような高気温と青空の舞浜。次にここを訪れる時は、どうか過ごしやすい気候になっていますように。そんなふうに思いながら、私は舞浜をあとにしました。** シルクロードガーデン の “カントニーズ・オータム・フィースト”ランチコース **・前菜 蟹肉のキッシュ コールドポークと茄子の煮浸し 甜麵醬ソース マッシュルームと松の実のリンゴ酢マリネ・スープ 干し貝柱と野菜のサフランスープ・メインディッシュ サーモンの香り揚げ 九条葱ソース・海鮮料理&肉料理(以下より一品選択) アオリイカと銀杏のスパイシーソース炒め 鯛と海老とキノコの炒め 牛すね肉の煮込み ポルチーニ茸ソース(別途¥1,800加算)・麺料理&米料理(以下より一品選択) 牛挽肉と野菜の和えそば クミン風味 鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯・デザート(以下より一品選択) 胡麻団子入り小豆汁粉 イチジクとクリームチーズ 今月の特製杏仁豆腐(別途¥600加算) ・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 30, 2023
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窓辺に近い席ではないものの、ベッラヴィスタラウンジの昼食時間帯のPS(プライオリティーシーティング)を確保できたので、ふたりで舞浜に出かけました。なにしろ今となっては、ホテルミラコスタで昼間にコース料理をいただけるレストランはベッラヴィスタラウンジとシルクロードガーデンだけになってしまったのですからね、 少々予定を調整する手間をかけてでも お出かけしないわけにはいきません。さて、きょうは9月の17日、舞浜のふたつのパークで正式に今年のハロウィーンのイベントが始まって初の週末、そして世間は三連休の中日です。パーク内ではお子さんでなくても堂々と仮装をすることができ リゾート内のホテルではスペシャルメニューも提供されるこの時期、訪れた舞浜はやはりかなり人出が多いように見受けられました。到着が早すぎてしまったので時間調整のために立ち寄ったイクスピアリにもアンバサダーホテルにも、長引く暑さをものともせずハロウィーンを楽しもうとやってきた多くのゲストがあふれていて、四年前までのこの時期を思い出させました。特にアンバサダーホテルは、連休を利用して宿泊にいらしている方々や婚礼のためにいらした方々でロビーもショップも(チェックインタイムでもないのに)混雑しているし、レストラン通路のチックタックダイナー前にはスペシャルメニュー目当ての行列が一列では収まりきらず二列もできていて 整理のためのキャストさんが複数ついていらっしゃるし と、大変な賑わいぶりでした。そんな様子に比べれば、14:00も近くなったころ到着したホテルミラコスタの館内は落ち着いたものでした。(タイミングが良かったのかもしれませんが。)ミラコスタはディズニーシーのパークと繋がっているので 数年前までのハロウィーン序盤には仮装したゲストが暑さを避けるために大挙してロビーにやってくる… なーんてことも一時的にあったように記憶しているのですが、ひょっとしたら最近はパーク運営会社さんの方からそういったことは控えるようにとお知らせが出ているのかもしれませんね~(私はハロウィーンシーズンはパークを訪れることが殆どないので公式サイトなどをよくチェックしていないのでわからないのですけれど。)静かで いつもと変わらないホテルミラコスタにちょっとホッとしつつ。ロビーの片隅でハロウィーンデザインに変わっていたスーベニアメダルを作成してから、私達はベッラヴィスタラウンジに向かいました。店頭で名前を告げ すぐに案内していただけたのは今日は一番奥のソファー席で、お料理の方は夫がベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインをポークにして、私の方はシーズンスペシャルの“ディズニー・ハロウィーン”ランチコースをメインを牛フィレにしてお願いしました。それに加え、夫用に炭酸水のボトル、私にはグラスワインセット「ミラコスタトリオ」もお願いしました。(スペシャルのコースのメインを好きなお魚でなくあえてお肉にしたのは、ワインセットに赤ワインが含まれているからです。ぜひ機会があったらお魚の方もいただきに伺いたいと思っています。)ソファー席の近くのバーカウンターの上にはハロウィーンのデコレーション。控えめな感じでいいですね!というわけで、以下 簡単に本日の記録です。まずは私の方のハロウィーンのコースから。前菜はサーモンのコンフィにサラダ添え。このお皿ほんとに前菜?…と思ってしまうくらいの存在感あるサーモンコンフィの上にはサワークリームのソース。まわりに添えられているのはキノコ各種やサツマイモなど秋野菜中心のサラダで、黄色い人参や皮の黒い大根や芽キャベツなどの野菜も使われていて 黒いお皿も含めてハロウィーンらしい色合いでした。グリーンの水玉のように見えるのはハーブのソース、オレンジの尾を引いた鬼火のような形のは野菜とハーブのソースとのこと。二品目は鶏もも肉とキノコをたっぷり使ったパスタ。使用しているパスタは断面の四角いキタッラ。上にはペコリーノロマーノが大量に散らしてありました。グリーンはセルバチコ? もしくはルッコラかなあ… (確認しなかったのであてずっぽうです。)メインは牛フィレのステーキ イタリア風。お肉の下にはウチェレット(白いんげん豆の煮込み)、肉汁のソースとわさびを使ったハーブのソース(バニェット)。付け合わせの野菜は蓮根や椎茸など こちらも季節を感じさせる内容でした。赤ワインがとても美味しくいただけましたよ。ちなみに本日のベッラヴィスタラウンジのワインセット「ミラコスタトリオ」の内容は、・スパークリング →二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット・白 →トリチェッラ・赤 →コルテデルルーポ・クルテフランカ ロッソとなっていました。長くグラスで提供されていた「ベッラヴィスタ」は ボトルの提供のみになったらしいです。最後のデザートはキャラメルムースとラムレーズンの香りのジェラートの盛り合わせ。オレンジ色のチョコプレートは お店のカウンター上のデコレーションに使われているのと同じデザイン。ハロウィーンのロゴの他、プロメテウス火山とシンデレラ城の姿も見てとれました。夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけのせておきますね。(9月1日~10月31日のメニュー)前菜「鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ・パルミジャーノソース」。パスタは「たことトマトのラグーソース」、これ美味しそうでした。メインはお肉を選択して「ポークタリアータ 栗・里芋 コラトゥーラとエシャロットのソース」。デザート「ティラミスと巨峰ジェラート」。遅い時間からの食事スタートだったので、デザートがテーブルにやってきたのは15:30過ぎ。気付けば店内でお食事続行中のテーブルは私達の他には4~5組となっていたようでした。いつのころからかディナータイムのスタートが繰り上がって16:30になっているここベッラヴィスタラウンジ。あんまりのんびりしてるとディナータイム始まっちゃうよ!!という感じで、久しぶりにお顔を拝見できたキャストさんと少しだけお話をしてからバタバタとお店を出たのは15:50過ぎのことでした。お隣のショップ「ミッキランジェロ・ギフト」を覗いてからロビーに出ると、パークへと続く階段の上には女性キャストさんがおひとり、少し下の踊り場を見守るように立っていらっしゃいました。そして踊り場には数名のゲストの方がいらして、間もなくパーク内で始まる「何か」を待っていらっしゃる様子。え。今日は高気温なのでハーバーグリーティングは軒並み中止になっていると聞いていたけれど…そう思いながら階段を下り切ると、16:00ちょうど、キャラクター達をのせた大きな船がハーバーの隅に姿を見せました。(「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」ですね。)とは言っても、まあ 非常に遠~い上にガラス越しですから。そんなに良く見えるものでもありませんし、音も聞こえませんけどね~目を凝らしてみると、船には大きなジャック・オー・ランタンと「Trick or Treat」の文字がデコレーションされているようです。船がクルっと回転すると、Trick or Treat は裏側にもついていました。巨大ジャック・オー・ランタンは目が動いてどんどん表情が変わっていくようでしたよ。キャラクター達をのせた船はハーバーを小さく一周、その後大きく一周ほどしてゲストとダンスを楽しみ、10分ほどで火山の向こうへと帰っていきました。9月も10月もパークに行く予定のない私達、なんかタイミングよくグリーティング見られちゃって幸運だったね~ って正直思ってしまいましたよ。――ひょっとしたら今年のディズニーハロウィーン、パークのハロウィーンらしいものを目にするのは本当にこれが最初で最後になっちゃうかもしれないねー(?!!!)そんなふうにふたりで笑いあいながら バンケット側へ続く美しい廊下を抜けて駐車場へ戻り、私達はホテルミラコスタを離れ 舞浜をあとにしました。秋とは名ばかりの、暑い暑い一日でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース **・サーモンコンフィのインサラータ シトラスドレッシング バジルクーリ・キタッラ 鶏もも肉 ペコリーノ・ロマーノ・本日の魚のセモリナ焼きと帆立貝 マントヴァ風 または 牛フィレ肉のビステッカ 山葵のバニェット 白インゲン豆のウチェレット・キャラメルムース ラムレーズン風ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 17, 2023
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明日は東京ディズニーシーとホテルミラコスタの開業22周年記念日です。が 今年は9月4日は月曜日で 夫婦共々お休みにすることができず、残念ながら私達はお祝いに駆けつけることができません。なので前日のきょう9月3日に勝手にホテルミラコスタとディズニーシーの誕生日祝いをしよう!と、夫と二人でオチェーアノのランチブッフェに押しかけてきました。ホテルミラコスタ到着は11:00過ぎ頃。いつものように駐車場(本日は立体駐車場)に車をとめて バンケットエリア側エントランスから入館してロビーへ向かいました。9月になったとはいえ、まだまだ残暑厳しい舞浜。今日も午前中から気温は30度を超え屋外はたいへんな暑さでしたが ホテル館内は非常に快適でほっとしました。ミッキランジェロギフトを覗いた後オチェーアノのウェイティングエリアで少しだけ時間を過ごし、ランチタイムのスタートとほぼ同時に案内していただけたのは 今日は一番手前の「シェル」のエリアの窓辺のテーブルでした。11:30からパーク内ハーバーで予定されていたグリーティングは暑さのために中止が決定しており、そのせいか窓から眺めるこの時間のピアッツアトポリーノはゲストがとても少なくて 落ち着いた様子でした。さて さきほども書いた通りホテルミラコスタは明日「開業22周年」の記念日を迎えますけれど、ホテル内には今日の時点ではそれを広く知らせるようなものは何もなく(まあ 節目の年以外はいつも何もないのでこれが普通なのですけれど)、オチェーアノのブッフェのテーマも既に9月初めからハロウィーンに切り替わっていて、ブッフェ台の上にはみんな大好き「ハロウィーンのオバケちゃん(??)」などのデコレーションが多数登場していました。キッズコーナーのパンのオブジェにもオバケちゃん。デザートコーナーのプレートにもオバケちゃん。このほかにもハロウィーンに因んだデコレーションがあちこちにたくさん施されていましたし、お料理のメニューにもそこはかとなくハロウィーンを感じさせるものが多いように思われました。今日この時間のオチェーアノは日曜日にしてはテーブルにも余裕があり、また再び少し心配になってきた社会状況下でも安心してお食事することができて良かったです。コース料理の提供がなくなってしまったランチタイムのオチェーアノ。でもその代わりにブッフェのお料理の提供内容が昼夜同じになったので、昼メニュー夜メニューと分けて営業していたころに比べると 明るい時間のうちに伺っても凝った複雑な味のお料理をたくさん楽しめるようになり、「ランチブッフェ好き」の皆さんには嬉しいことづくめなのではないでしょうかね~私にとってはお料理の種類が多すぎて全種類いただくことは夢のまた夢なのですけれど。スパークリングワインに合うものを… と、ブッフェ台の上をよーく観察して選びに選んで どのお料理もほんのちょっとずつしか取っていないのに、デザートをいただく前に今日もまた私は満腹になってしまい せっかくの可愛いデザートも主に目で楽しむにとどめて、お食事を終えて席を立ったのは13:30頃でした。その後はちょっとだけホテル内からパークを眺めたりして 14:00前にはホテルミラコスタを離れ、私達は9月3日の舞浜をあとにして家に帰りました。――過ごしやすい気候になったらまたパークにも足を運びたいものだけど、いったいいつになったらそんな時がやってくるのかしらねぇ~~いっこうに収まらないこの夏の異常な高気温が ただただ恨めしい帰り道でした。(↓「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ続く階段の踊り場から眺めたプロメテウス火山)※フォートレス周辺の工事はまだ続いているようでした◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 3, 2023
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夏が暑いのは当たり前ですけれど、今年はなんだかいつも以上に厳しいお天気が続いているようです。もともと私は強い日差しや高気温に弱いため「こんな時にパークへ行くのは冗談ではなく命にかかわる」と思ってここ数年は真夏のパークにはなるべく近づかないようにしていますが、それでも「夏休みシーズンの舞浜」の雰囲気くらいは感じたいので、今日も昼のお食事のためだけに夫と二人ミラコスタまで出かけてきました。伺ったのは「シルクロードガーデン」。ダッフィー関連メニューを出すティータイムが後ろに控えているので 現在のランチ営業は11:30から13:30までという短時間で席の確保もなかなか困難だったのですが、なんとか手配ができて良かったです。ホテルミラコスタ駐車場のゲートを入ったのは11:20くらい。本日のこの時間は平面部分の日陰になる場所には空きが見つからず(さすが夏休みですね!)、食事の時間が迫っていた私達は立体駐車場2階に車をとめることになりました。久しぶりに立体駐車場から眺めたホテルミラコスタ。やっぱりきれいだなあ… としみじみ思ってしまいましたよ。シルクロードガーデン店頭に行くことができたのは11:30過ぎで、すぐに席まで案内していただけました。(一番奥の壁際のテーブルだったので、天井からランタンが吊り下がっている様子がよく見渡せました。)注文したのはお昼のコース、現在提供されている「“カントニーズ・サマー・フィースト”ランチコース」です。それに加えて夫は白いご飯を、私はシャンパーニュのグラスをお願いしました。以下記録です。前菜は三種の盛り合わせ。奥の舟形の器が鯵を揚げて黒酢ソース漬けにしたもので、野菜(オクラ、ペッパードロップ、レタス、水菜、ネギ、にんじん など)をたっぷり添えてあってサラダ仕立てのような感じになっていました。手前のローストポークは花山椒風味の甘味噌ソース添え。左の器の中は「夏野菜のチリソース」とのことでしたが、パプリカ、ナス、ズッキーニ、セロリなどが使われていて、ちょっとカポナータに近いような風合いで面白かったです。次はメニュー的には「スープ」とのことでしたが、テーブルにやって来たのはこんなお皿。揚げ豆腐と冬瓜の蟹肉あんかけ です。緑の野菜はブロッコリー。スープというかスープ仕立てのお料理で、優しい味で安心していただくことができました。次が固定のメイン料理で、伊勢海老とお野菜の炒め物。これは私、好きでした。大変美味しくいただきました。伊勢海老にはココナッツの衣をまぶして炒めてあるとのことで、合わせてあるお野菜は本日は グリーンアスパラガス、黄色いズッキーニ、ししとう、赤大根、マカデミアナッツなど。赤い大根がスイカみたいに見えて夏休みっぽくて楽しいです。手前にはパッションフルーツのソースが添えてありました。海鮮&肉料理の選択は、「大山鶏のクリスピー揚げスパイシー甘酢ソース」にしました。お料理の名前から「酢豚」の豚を鶏に変えたものかな~なんてイメージしていたのですが、テーブルにやって来たのはこんなお皿。これで二人分です。大山鶏に水飴を絡めてパリッと揚げてあるとのこと。好みで二種類のスパイシーソースを合わせていただきます。付け合わせはベビーリーフとミニトマトのサラダ。キャストさんが一人分ずつ(ひとり二切れ)取り分けてくださって、こんな感じになりました。骨がしっかりついている方を夫の方にしてくださいました。銘柄鶏はやっぱり美味しいですね~麺かご飯か は、炒飯に。今回は「スモークダックと野菜の炒飯」とのことで、本日の具はスモークダックの他、コーン、枝豆、ネギ、卵 などでした。デザートは夫は杏仁豆腐に。今月は「スイカ」で、鮮やかな赤が印象的。夫は今日はどうしても杏仁豆腐が食べたかったらしくてこちらにしたのですが、あいにく「スイカ」は苦手。私に向かって「上のスイカだけ食べてくれるよね?」と話していたのをキャストさんが聞きつけたらしく 取り分け用の器を持ってきてくださったので、スイカは全て私がいただきました。私の方は小さな台湾パイナップルケーキとフルーツとチアシードの入ったプラムスープ(シロップ)。プラムシロップの中に入っていたのは、ドラゴンフルーツ、キウイ、ブルーベリー、スイカ、桃、プラム、それに白きくらげとタピオカなどの夏らしい素材たち。何年か前の夏にハーバーで行われていた散水ショー「ミニーのトロピカルスプラッシュ」をちょっと思い出してしまいましたよ~楽しいデザートでした。良い意味で期待を裏切る、想像を超えた楽しいランチコースを最後まで美味しくいただき、時刻は13:20。気付くと周囲のテーブルには13:30から始まる「ダッフィー&フレンズのチャイニーズティータイム」のためのセッティングが既になされていました。その後 私達は、うきうきとした足取りでダッフィーとそのお友達を大勢連れてお店に入ってくるゲストの皆さん達と入れ替わるようにシルクロードガーデンを出て、駐車場の車に戻り、帰りました。帽子をかぶり日傘をさして保冷剤をたくさん身に着けて それでなんとか30分くらいなら屋外にいられるような気候が戻ってくるその日まで、私がパークを訪れるのはお休みです。* シルクロードガーデンの “カントニーズ・サマー・フィースト”ランチコース *・前菜 鯵の黒酢ソース漬け ローストポークの花山椒味噌 季節野菜のチリソース・スープ 冬瓜と揚げ豆腐の蟹肉あんかけ・メインディッシュ イセエビとマカダミアナッツとココナッツの炒め・海鮮料理&肉料理(以下より一品選択) 真鯛のスチーム 葱とナンプラーソースとともに 大山鶏のクリスピー揚げ スパイシー甘酢ソース 牛ロース肉のステーキ 季節野菜のソースとともに(別途¥1,500加算)・麺料理&米料理(以下より一品選択) 豚肉と野菜のカリー風味焼きビーフン スモークダックと野菜の炒飯・デザート(以下より一品選択) フルーツとチアシード入りプラムシロップ 台湾パイナップルケーキ 今月の特製杏仁豆腐(別途¥500加算) ・・・・・・・・2023年7月1日~8月31日(5500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 5, 2023
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7月真ん中の三連休最終日、夫と二人でベッラヴィスタ・ラウンジへ出かけて昼食をとってきました。午前中から30度超えの高気温だったので、もちろん車利用です。舞浜に到着してホテルミラコスタの車路ゲートに差し掛かったのは13:30頃。首都高走行中は、今日のこの炎天下で ホテル駐車場が満車で正面玄関前の日向に停めるように案内なんかされたらどうしようか... などと怯えていましたが、ゲート脇守衛所にはキャストさんの姿もなく 駐車場に入ってみると平面部分にもけっこうたくさん空きがあり、すんなりと車をとめることができてホッとしました。駐車場からエレベーターを経てホテルの宴会場側(バンケットエリア)の玄関を入ると、珍しいことに本日は挙式の予定が一組もないようでクロークにもキャストさんの姿すらなく、あたりはしーんと静まりかえっていました。(カレンダーをチェックしたら今日は仏滅、それに加えて暑いさ中の三連休最終日ですから 挙式予定が無いのも頷けますね~ どうりで駐車場も空いていたわけです。)ロビーに向かう長い廊下を通り抜けてベッラヴィスタラウンジ店頭に伺ったのは予約時刻の数分前で、夫が名前を告げるとすぐに店内に案内してくださり入口近くのソファー席に着くことができました。位置的には窓際から数えて三列目になりますけれど、運よくテーブル越しに火山の姿も見ることができました。(フォートレス周辺の大規模メンテナンスは終わったみたいですが、まだガリオン船だけは工事中のようでした。)お料理は、私は「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」に、夫はメインに仔羊がある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」にしました。それに加え、私だけシャンパン「二コラフィアット」のグラスをいただきました。(このお店で長らく提供されていたベッラヴィスタのグラスはメニューから消えていました。)以下、内容を記録しておきます。まずは「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」から。一品目 彩りの美しい前菜のお皿は、ビリーヴ!のショーの中に出てくる天の川をイメージしたとのこと。真鯛のマリネと天使の海老に カリフラワーや小さな角切りの桃やマンゴー、ナッツや海ぶどうなどが添えてありました。海ぶどうの食感が面白く、ちょうどよい塩味も加わっていいアクセントだと思いましたよ。好きなタイプの前菜でした。パスタは牛タンのラグーソースのキタッラ。具材には細切りにした牛タンもたっぷり加えてありました。上にはあさつき?(小ねぎ?)とカリカリにしたパン粉(モッリーカ)をトッピングしてあります。普通にとても美味しいパスタだったのですが、「なぜにこれが『ビリーヴ!』なの??」とふと疑問に思いキャストさんにその旨をちらっとつぶやいたら、わざわざシェフに意図を聞いてきてくださったので恐縮してしまいました。そのお答によれば、このお皿は「ビリーヴ!が開催されるメディテレーニアンハーバーにあって、ショーの中でも大活躍するプロメテウス火山をイメージしている」とのこと。なるほど。いつもよりもこんもり盛られているのは「山」を表現するためだったのですねえ。…そうなんだー!細切りにした牛タンは柱状節理かな? …添えられた緑やパン粉はミステリアスアイランド側から見た時の(裏側の)火山の、木々や土を表現しているのかも!なーんて妄想を膨らませて ひとりで勝手に盛り上がってしまいましたよ~メインはお魚の方にしました。「本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て」、きょうはお魚はイサキとのことでした。ムール貝からとったスープの中に、イサキのインパデッラ、帆立貝柱、ムール貝、みょうが、いんげん、オリーブなどが気持ちよさそうに浸っている感じです。ココナッツのエスプーマと薄切りバゲットも添えられて、一滴残らず美味しくいただけましたよ。なお、今期のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースのメインの「お魚」も、こちらと同じものだそうです。最後は、ビリーヴ!に登場する「塔の上のラプンツェル」をイメージしたデザートプレート。紫色のはブルーベリーのムース、上にはシトラスのジェラートとフルーツにお花のチョコレート。長い金髪はクチナシで色付けしたカダイフで作られています。ゼリーやフルーツやソース、花型チョコレートやエディブルフラワーの花びらも散らしてあり、きっと誰が見ても容易にラプンツェルの姿を思い浮かべることができるお皿だと思いましたよ~夫の方の「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(7月1日~8月31日のメニュー)も写真だけ簡単に載せておきますね。前菜。ポークの白ワインゼリー寄せ、シトラスピュレ、マスタードサルサ。パスタは魚介のラグーとカラスミを使ったショートパスタ。使うパスタは日替わりだそうで、本日はペンネを使用。メインは仔羊肉のアッロースト、カポナータと黒にんにくのピュレ添え。とても美味しそうでした。私もこれ食べに8月末までにもう一度こちらに伺いたいなー なんて思っちゃうほどでしたよ。デザートはティラミスとパイナップルジェラートの盛り合わせ。二か月半ぶりにふたりで伺ったベッラヴィスタラウンジのランチタイム、きょうも心地よく過ごすことができました。ひとりで食べに来るのももちろん楽しいけれど、美味しいものを食べて「おいしいね」と言える相手が目の前にいるっていうのはいいものですよね~食事を終えてお店からロビーに出たのは15:40くらいでした。チェックインするゲストが集中する時間帯だったせいか、小さなお子さん連れのファミリーや 若い方のグループでロビーはごった返していました。レセプション前にも手続きの順番を待つ長ーい行列ができていて、最後尾は二階廊下の喫煙所の先にまで至っているようでした。さきほど食事の際にテーブルにいらしたキャストさんもちらっとおっしゃっていましたが、今日のパークはハーバーでのグリーティングが中止になるほどの高気温だそう。このままホテルミラコスタのロビーにいても身の置き所はないし リゾート内のどこかを回るのもこの高気温では難しいし… と思った私達は、ミッキランジェロギフトに立ち寄った後はまっすぐ家に帰ることに決めました。来た時と同じように長い廊下を通り抜けて端正なバンケットエリアに出ると、そこは相変らずの静けさ。賑やかな活気あふれる夏のリゾートホテルのロビーとは対照的な光景でした。その後の私達は、16:00頃には車を発進させて舞浜を離れました。まもなく突入する 4年ぶりの何の制限もない東京ディズニーリゾートの夏休みシーズン。高気温も心配ですし 混雑する空間についてはまだまだ不安な要素もありますけれど、今年の夏休みを楽しみに待っていた方々にとって素晴らしい時間になるといいな~この夏パークに行く予定のない私は、ただただそんなふうに思うばかりです。* ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース *・真鯛のマリネ 天使の海老 ピーチ・マンゴー・ナッツサルサ・キタッラ 牛たん 柚子風味のモッリーカ・本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て または 牛フィレ肉のアッロースト ビーフのジュ ゴルゴンゾーラピュレ・ブルーベリームース シトラスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年7月1日~8月31日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 17, 2023
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オチェーアノの様子が見たくて、ひとりでランチタイムのブッフェにお邪魔してきました。かつてランチコース営業をしていたころには季節とともにメニューが変わるタイミングでひとりでふらっとお店に伺って、コース料理をいただきつつショーやグリーティングの時間と重なった時はテラスにも出てみて ディズニーシーの様子を眺めたものですが、お昼がブッフェ営業のみに切り替わってからはそんな楽しみとも縁遠くなり、ブッフェスタイルに馴染めない私がオチェーアノに伺うのは「ディナーコース中心に年数回、夫婦ふたりで」というのがここ最近は主流となってしまいました。が、ディナーコースに前回お邪魔してから二か月以上が経ち、そろそろオチェーアノのことが気になってきたので、意を決して平日ランチブッフェにお出かけすることにした というわけです。電車を乗り継いで、リゾートラインの「東京ディズニーシーステーション」に到着したのは11:00過ぎ頃。降車ホームからデッキに出てパーク内のディズニーシープラザを眺めると、そこには今日も美しい景色がひろがっていました。でもなんか、なーんか違和感があるのですが...何だろう??ひょっとして、ミラコスタ通り入り口のデコレーション変わった?以前はもっとパステルピンクが強い印象だったと思うのよねえ...(半信半疑のまま私はこの場を離れましたけれど、後ほど以前の写真を確認したらやっぱり新しいものに取り替えられたようでした。参考画像は こちら とか この日記の真中あたりにあります。)ホテルミラコスタに入館して写真を撮ったりショップを覗いたりしてからオチェーアノの店頭に行って名前を告げると、ウェイティングエリアに通してくださったのでソファーでしばらく待つことにしました。窓から見えるディズニーシー、ピアッツアトポリーノ。暑そうです。そして店内に視線を戻し、あらためてウェイティングエリアを見渡すと。あれ?目の前がなんだか広々としています。ソファーの配置が元のように(三年前と同じように)窓辺にきっちり並ぶ形に戻っていたのでした。ちょっと前までは人と人との距離を確保するために、ウェイティングエリアのソファーはバラバラに あちこちに点々と置かれていたのですよね~(参考画像はこちらの日記の中ほどにあります。)こうやって世の中は、さりげなく少しずつ以前に近い形になっていくのでしょうねえ。やがてランチタイム開始時刻が近づくと、カウンターにお料理が並ぶのに先駆けてテーブルへの案内が始まりました。私が案内していただけたのは真ん中の「パール」のエリア 窓辺寄りのテーブルだったのですが、キャストさんからは 11:30からのハーバーグリーティングをご覧になる場合はコース側のテラスをご利用ください との案内がありました。本日は7月7日、以前ならば「七夕グリーティング」が行われるはずの期間ですが、現在この時間に行われているのはダッフィーとそのお友達が出演するごく短いグリーティングだそう。外気温がたいへん高いようだったので躊躇しましたが、聞けば時間は10分弱だというし、すでにテラスは解放されていていつでも自由に出られます とキャストさんはおっしゃるし。久しぶりにこちら側の(コースルーム側の)テラスに出て ちょっとディズニーシーの空気を吸ってみるのもいいかな と思って、私はテーブルを離れることにしました。そして、ほんとうに久しぶりに オチェーアノのコース側テラスからディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの景色を眺めました。最後にこちらのテラスに出たのは2020年の2月下旬、夫の誕生日祝いでランチコースを利用した時ですから、実に3年と4か月以上ぶりです。あたりまえですが、眺める景色は以前とほぼ同じ、大きな変化はありません。というか、以前はこのテラスに出て昼間のディズニーシーを眺めることは私にとってはごくごく普通のよくあることだったので 小さな景色の変化など気にしていなかったのだと思います。ある日突然 このテラスに「出られなくなる」なんて、予想もしていなかったのですからね~そんなふうにうっすらと数年前のことをいろいろ思い出していると、ハーバーにはダッフィーとそのお友達の名前や個性を語りながら紹介するミッキーとミニーの声が流れ始め、11:30になると水域には大きな船が一艘 登場してきました。「ダッフィー&フレンズのスマイル&ファン」というタイトルのこのグリーティング、ダッフィーとシェリーメイの他に5人のお友達も登場し、船の上はまさに「色とりどり」。身体の色も性格も特性も違うキャラクター達が仲良く勢ぞろいです。目を凝らして 1、2、3… と数えたら全部で7人いたので、東京ディズニーリゾート40周年のテーマソング「リビング・イン・カラー」の歌い始めと同じでこちらの船も「な・な・な・な・七色」だわ! と思ってしまいましたよ~船はハーバーの中央で停止してくるくる回る他、ザンビーニ前、ピアッツアトポリーノ前、リドアイル前の三か所でも停止してゲストにご挨拶しながら、水域をゆっくりと大きくまわっていきます。船の上の狭い場所で7人そろって終始なんだか「わちゃわちゃ」している様子は微笑ましく、7つの色が交じり合うことの意味は~? なんて難しいことをついつい考えてしまいがちな大人を脱力させる破壊力は凄まじく。ファンの方が近くでご覧になったらあまりの可愛さに卒倒しちゃうんじゃないかなー なんて思ってしまいました。船がハーバーから去って行って、完全に見えなくなって時刻は11:40。キャストさんがおっしゃっていた通りのほんとうに短いささやかなグリーティングでした。そして私は、店内に戻る前にもう一度テラスをよーく眺め渡しました。 懐かしいこのテラスに出られて良かったな。 このテラスの無事を確認できただけで きょうはもう帰ってもいいくらいだ。冗談ではなく、心の底からそう思いましたよ。さて、店内に戻ったあとはお茶とスパークリングワインも注文してマイペースのお食事スタート。今期(7月1日~8月31日)のお料理のテーマは「“ビリーヴ!”~シー・オブ・ドリームス」とのことです。カウンターの上には夜のショー「ビリーヴ!」に登場するキャラクター達のシルエットが並んでいました。そして、それぞれ前にはそのキャラクターをイメージしたデザートが配置されているようでした。モアナの前にはシーソルトのゼリーとか、アラジン&ジャスミンの前にはチャイのプディングとか、アリエルの前にはパイナップルのパンナコッタとか…ラプンツェルのところには クリームで表現された長い金髪とお菓子の花がデコレーションされた薄紫色のロールケーキがあって、とっても綺麗でしたよ。パンのコーナーには、こんなオブジェもありました。私にしてはかなり頑張って食べてしまい、満腹になってお店を出たのは13:20頃でした。久しぶりに平日ひとりで舞浜に出かけたので、行く前は「あそこへも寄りたい」「あれも見てきたい」などといろいろ考えていたのですが、都心よりも少しだけ気温が低いとはいえやはり7月の舞浜は私には過酷のようだったので、ミラコスタを出た後はリゾートラインに乗ってまっすぐ家に帰ることにしました。ほんの少しだけリゾートの賑やかさに触れて、ディズニーシーの空気を吸うこともできて。考えることも思い出すことも多かった数時間の舞浜でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 7, 2023
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このところ運営状況が変則的になっており営業時間が11:30~13:30のたった二時間となってしまっているため なかなかお邪魔できなくなってしまったシルクロードガーデンのランチタイムになんとかPSを入れることができたので 行ってきました。ホテルミラコスタ駐車場到着は11:15くらい。ランチタイム開始とほぼ同時にお店に伺いました。テーブルに着くと、こちらでも復活していた紙のメニューブックがやってきて嬉しい限り。40周年のランチコースをお願いすることにしました。(加えて、夫はいつものように白いご飯を、私は二コラフィアットのグラスをお願いしました。)きょうは周囲のテーブルではランチコースを注文しているゲストが少なく、半数以上がアラカルト(おもにシーズンスペシャルの石焼炒飯など)で食事なさっていたようでしたよ。では簡単に記録を。前菜は盛り合わせです。写真上部、グラスの中身はクラゲとホッキ貝の葱和え、上にはとびっこ。その右隣は真鯛のお刺身に黒酢のソース(たれ)をあわせたもの、人参や白髪ねぎなどが添えてあります。中央は四角くカットされた鶏(阿波尾鶏)のスパイシーロースト、それに紫キャベツ?の酢漬け?下のグリーンはそら豆のソースとのこと。次がスープ。オイスターソースベースの味付けとのことでした。(こちらは夫が撮った写真なので白いご飯が写りこんでいます。)スープの具は、鶏肉、干し貝柱、干し椎茸、えのきなど。その次はメインの一品目で、固定のお料理です。「大海老のスチーム フライドガーリックソース」。海老の上にフライドガーリックやマスタードなどをのせて蒸したもので ソースには唐辛子(ラー油?)も使われているのか たいへんスパイシーでした。(お子さんとかは泣いちゃうかも…)付け合わせにはブロッコリーや豆苗。下にはクリーミーな豆乳ソースが敷いてあり、これがピリ辛を中和してくれて美味しくいただけました。メインふたつめは三種から選択。私達は「ラム肉と筍の豆鼓炒め」を選択しました。羊肉と筍の他、スナップエンドウ、パプリカなども使われていました。私達が羊肉好きなせいかもしれませんが、これ 美味しかったですよ~豆鼓(トウチ―)風味なので味がしっかりしていて、夫によれば「白いご飯のおかずとしてもぴったり」だったそうです。これだけ味が強ければ、羊肉が苦手な方でも召し上がれるのではないかなー と思いました。お料理の最後、麺か米かの選択は「米」に。今回はスープかけ炒飯とのこと。炒飯の具は、アサリ、菜の花、たまご、しめじなど。少なく見えますが、私にとってはちょうどよく 食べきれる量で良かったです。私は別添えのスープを全部かけて、さらさらとお茶漬けのように食べました。デザートはプレートの方にしました。(ちなみに今月の杏仁豆腐は「さくらんぼ」だそう。)40周年のロゴマークと フルーツや三角形のマレーシア風おはぎで作られたドリームガーランドがあしらわれていました。透明な器の中は苺杏仁風味の葛豆腐。杏仁豆腐を思い切ってやめて量の少ない通常のデザートにしたので、途中で満腹になってしまうこともなくコースの最後の最後まで楽しくいただくことができてとても良かったです。美味しかった~13:30が近づくと店内は徐々に慌ただしくなり、チャイニーズティータイムのためのテーブルセッティングがあちこちで始まってキャストさん達もたいへん忙しそうでした。ランチタイム~チャイニーズティータイムの二部制になってからずーっとこんな感じで 皆さん毎日緊張してお仕事なさってると思いますが、お店が盛況なのはきっと良いことなのでしょう。私はチャイニーズティータイムの方にお邪魔することはないとは思いますが、ランチコースがいただける時間に予約が取れたらまたぜひ伺いたいと思います。最近の土日は宿泊時以外では殆ど予約が取れなくなってしまってなかなか思い通りには行かないのですけれどね~お店を出たのは、14:00も近くなった頃でした。ホテルミラコスタの正面玄関周辺で長く続いていた外壁メンテナンスの工事も終わり、エントランスに設置されていた工事用囲いも取れて きょうの風除室には明るい光が降り注いでいました。外へ出てお色直しの済んだ建物を見上げてみると、ちょうど雲の間から青空も見えていて「ああ、いつもの風景が戻ってきたなあ」と嬉しく思いました。それからはまっすぐ駐車場へ向かい 車を発進させて舞浜を離れ、通常の日曜日の生活へと戻りました。私達が数年前までよくしていたような ごくごく普通の、日常の中でほんの数時間だけを舞浜で過ごした という一日でした。** シルクロードガーデン の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース **・前菜 クラゲとカナダホッキ貝の九条葱和え 真鯛の黒酢ソース 阿波尾鶏のスパイシーロースト ・スープ 鶏肉と干し貝柱のスープ ・メインディッシュ 大海老のスチーム フライドガーリックソース ・海鮮料理または肉料理(以下より一品選択) ツブ貝と季節野菜の炒め ラム肉と筍のトウチー炒め サーロインの湯引き バーベキューソース添え 季節野菜とともに(別途¥1,500加算)・麺料理または米料理 (以下より一品選択) 豚肉と菜の花のあんかけ焼きそば 浅蜊と菜の花のスープかけ炒飯・デザート(以下より一品選択) 苺と杏仁風味の葛豆腐 ココナッツミルクのマレーシア風おはぎ オレンジの香り 今月の特製杏仁豆腐(別途¥500加算) ・・・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(5500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 4, 2023
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(…その1から続く)12:08。東京ディズニーランドステーション駅舎下での保安検査を経て正面のゲートを入り、パークに再入園。朝方のハッピーエントリーの際はあまりよく見ることができなかったワールドバザール入口のデコレーションをあっちからこっちからと眺めて記念写真を撮影しました。12:15。ガーランド翻るワールドバザールへ。DPA(ディズニー・プレミアアクセス)を購入済のパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」の鑑賞席への入場時刻は13:15~13:50とのことでしたので、あと1時間半ほどの間をどう過ごすか考えました。公式アプリでアトラクションの待ち時間情報などを見て、パレードルートからそんなに離れていないアドベンチャーランド方面へ行くことに。12:25。「カリブの海賊」の前を通り過ぎ、ロイヤルストリートのショップなどを軽く流して「ウエスタンリバー鉄道」へ。待ち時間は10~15分とのことで待ち列は駅舎の上に収まっていました。今はこちらのアトラクションも40周年バージョンになっているのですね~どの列車も色とりどりのガーランドで飾られていました。ほぼ案内通りの待ち時間でミズーリ号に乗車。シーでもそうですが、私は基本的に鉄道や船などのアトラクションに乗って景色を眺めて過ごすのが好きなので、アメリカ河沿いの雄大な景色を見て回ることができてたいへん楽しかったです。13:00。ウェスタンランドから離れプラザへ。オムニバスが走っているのを見て「乗りたい!」と思い乗り場に行ってみたのですが、「パレード準備のため これから運行を一時休止します」」とのこと。(13:03頃。)ウェスタンリバー鉄道に行く前に先にこちらへ来れば良かったですねえ。記念に写真だけ撮影させていただきました。13:10。夫が「スターツアーズ」へ行きたいと言ったのですが、待ち時間は短いものの(この時5分待ちでした)中でシステムトラブルでもあって出てこられなくなったらパレードの開始に間に合わないかもしれないので 所要時間の長い複雑なアトラクションに行くのはやめにして、とりあえずワールドバザールへ。日差しを避けてショップを見たり、東京ディズニーランドバンドの演奏を楽しんだりしてしばらく過ごしました。13:40。パレードの「ディズニー・プレミアアクセス」鑑賞エリア入場口へ。スマートフォンにバーコードを表示させひとりひとり読み取ってからの入場なので、長い列ができていました。13:50。指定された鑑賞場所(Aエリア最前列)に落ち着きました。腰をおろすと目の前の景色はこんな感じ。この時点では、周囲の鑑賞席はまだ殆ど空いていて誰もおらず、「皆さん結構ギリギリにいらっしゃるんだなあ」と思いました。14:00。ファンタジーランドをパレードがスタートする時刻ですが、私達の周りの鑑賞席最前列はまだ空きが目立つ状況。数分後、キャストさんが注意事項などのアナウンスを終える頃になってようやく最前列のゲストが揃った感じでした。14:09くらい。鑑賞席周辺のスピーカーからパレードの音楽が流れ始めました。パレードの先頭がプラザに近づいてきたのかな~? と思って少しワクワク。周囲では手拍子を始める方も。14:11。左手方向 遠くの木々の間からパレードの先頭フロートが見えてきました。ティンカーベルなんですね!14:13。パレードを率いるカラフルな衣装のダンサーさん達が目の前にやってきました。ダンサーさんの出演を伴うパレードがディズニーランドで行われるのは3年と1か月半ぶりとのことです。復活おめでとう!いろいろなものがこの場所に戻ってきて、40周年を迎えることができて。ほんとうに良かったね~ おめでとう~ という晴れ晴れとした気持ちでやたらと旗を振ってパレードを見上げていたら、通り過ぎていくダンサーさん達から次々と「ハッピーバースデー!」と逆におめでとうコールをいただいてしまい(シール貼っていたので)、恐縮してしまいましたよー14:27。プリンス&プリンセスとその従者の皆さんの後に、ミッキーとミニーが乗ったフロートが見えてきました。大きな「40」のマークがついた、アントニ・ガウディの作品を彷彿とさせる少々奇妙な感じもするデザインの 鮮やかなモザイク調のフロート。パレード本編の最後のフロートになると思われます。このフロート後方にはプルートやドナルドなどのキャラクターも多数同乗していました。14:30。ミッキーの乗るフロートが目の前を完全に通り過ぎ、その後ろをキャラクター達やダンサーさんが歩いて通り過ぎ、パレードの終了を知らせるキャストさんの一団がルートを通り過ぎていきました。笑い過ぎてなんだかとても幸せな気持ちになってしまい、最後のほうは写真もあまり撮らずにただただじーっと観てしまいました。ディズニーランドの昼間のパレードをルート沿いの最前列で観たのはおそらく20年以上ぶりなんじゃないかと思います。昼間のパレードをこんな良い場所で観られるなんてことは もうこの先は無いかもしれません。ディズニーランド開園から40年が経った今、歳を重ねた私達の前にディズニー・プレミアアクセスがあって良かった、ハッピーエントリーというサービスがあって良かった、と 素直に思いました。14:34。立ち上がって足元の席番号をカメラに収め、パレードルートを離れました。14:39。夫が行きたがっていた「スターツアーズ」へ。(なぜか夫はこのアトラクションが好きらしいです。)待ち時間は5分との案内でしたが、このアトラクションの「待ち時間5分」は「待ち時間無し」と実質的には同じ、「同義語」のようなものです。建物内のスロープを歩いて、一度も立ち止まることなく乗り場まで行くことができました。15:00。「コズミックエンカウンター」などを見た後、PSを入れてあったワールドバザールの「れすとらん北斎」店頭に行ってみましたが、「お待ちいただくじゅうぶんな場所がないので予約時刻になったらいらしてください」とのこと。少し早すぎましたね。(北斎はいつもこんな感じなのは承知していたのですが、暑かったのでついつい早く伺ってしまいました。)ワールドバザールのショップ「ハウスオブグリーティング」「マジックショップ」「ホームストア」などを 懐かしいねえ~ と言いながら見て回って過ごしました。15:20。再び「れすとらん北斎」へ。今度は2階のウェイティングスペースへ通していただけました。15:33。順番がやってきて席へ案内されました。案内してくださったのは、私のと同じドリームガーランドを身に着けたキャストさんでした。(同じガーランドのキャストさんに初めて出会いました。)店内を席まで行く間にシールに気付いたたくさんのキャストさんから誕生日を祝っていただき、大人なのでその全てに「ありがとうございます」とお答えしていたら喉がカラカラになっちゃいましたよ~着席後も こちらからはお願いしていないのに新しいお誕生日シールやお祝いメッセージを記入したガーランドシール、キャラクター達のシールなどがテーブルに大量に届けられ、もういい歳だというのに非常に感激してしまいました。こちらのお店でいただいたのは40周年メニューの「スペシャル膳」。(2023年9月30日までの提供。)うなぎと穴子天麩羅がのった丼のセットです。メニューの写真を見た時「まさか本当にこんな大きな穴子天がのってくるわけないよねえ~ きっと、もうちょっと控えめな大きさだよねえ~」と思っていたのですが、写真に偽りなし でした。(私には少し多すぎたので夫に手伝ってもらいました。)食後、テーブルにやってきたお会計伝票にもお祝いメッセージが。これには夫もたいへん感激したらしく、レジでの会計の際に「妻の誕生日をたくさん祝ってくださってありがとうございました」とドリームガーランドカードを取り出してキャストさんに渡していました。れすとらん北斎の皆さん。微妙な年齢のゲストの誕生日を祝うのは難しくて勇気の要ることだったと思いますが、私はとても嬉しかったですよ!ありがとうございました。16:15。北斎を出ました。パレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」鑑賞という本日最大の目的は無事果たしたのでこのまま退園して帰宅しても良かったのですが、おなかがいっぱいになりすぎてどうにもならなかったので アドベンチャーランド方向へお散歩に。40周年デコレーションのシンデレラ城前では 多くのゲストが自分たちの世界に浸って思い思いの体勢で写真撮影をしている という相変わらずの光景が繰り広げられていました。 外の世界は3年前とまったく同じ状況に戻ったわけでは決してありませんが、舞浜のパーク内には3年前と変わらぬ景色が戻りつつあることをここでもまた実感しました。16:25。「カントリーベアシアター」を覗くと次回公演へ入場できそうだったのでお邪魔することにしました。16:55。私の大好きな「ビッグサンダーマウンテンへ」。待ち時間が長いようならやめようと思っていましたが、アプリによれば35分待ち。列最後尾は山のふもとからずいぶん離れた場所にあり、ロープさえ張られておらず列はスルスルとどんどん進んでいて、最後尾を示すサインボードを持っているキャストさんは「待ち時間は~ここからだいたい~30分前後でぇ~~す…」という ゆるーい感じで、飄々とした案内ぶりでした。本当にここから30分で乗れるのかな??と思っていましたが、17:10頃には山の上の乗り場がみえるところまで上ることができました。17:25くらい。並び始めて30分でほんとうに鉱山列車に乗車できました。何も言うことなし、ただただ楽しかったです。17:40。「イッツアスモールワールド」へ。(10分待ち。)明日の月曜日はふたりとも普通に仕事なのでそれに支障ない時間に帰宅しようと考え、このアトラクションを今回の東京ディズニーランド・ホテル&パークの最後の地とすることにしました。(ディズニーランドの「締め」にふさわしいアトラクションだと思います。)その後は、新ファンタジーランド「美女と野獣エリア」を通り抜け、退園のためエントランスへ向かいました。18:20。東京ディズニーランドにお別れを言ってゲートを出ました。ゲートを出た後 ディズニーランドホテルに戻るためリゾートラインの駅舎下を通り抜けようとすると、保安検査場にいらした警備担当の若い女性キャストさんが私の誕生日シールに気付いて「お誕生日おめでとうございます」と声をかけてくださいました。――ありがとうございます きょうは皆さんにたくさん祝っていただきました。でも 東京ディズニーリゾートさんのほうこそ。このたびはたいへんおめでとうございます。私がそう返して頭を下げると、キャストさんは一瞬 きょとん とした様子でした。しかし すぐに気づいたのか、「…はい。東京ディズニーリゾートも40周年!! ありがとうございます。ぜひまた遊びにいらっしゃってください!」年のころならまだ東京ディズニーリゾートの半分ちょっとだろうと思われる彼女はそう朗らかに言うと 私の顔を見てニコっと笑い 手を振りました。パークで過ごした一日の一番最後に出会った手放しの笑顔、そして瑞々しいまっすぐないい言葉でした。それから私達は、ディズニーランドホテル内のショップ、昨日到着直後にキャストさん達の猛烈なお誕生日祝いの洗礼を受けた「ディズニーマーカンタイル」へ行き、40周年の記念CDを購入しました。そして階段を上って美しい静かなロビーに上がり、ベルデスクに立ち寄って荷物を正面玄関に用意してくださるようお願いして駐車場へと向かいました。ホテルの正面玄関で荷物を車に積み込んでいただき、ドアサービスキャストさん達の振る「40」の旗に見送られるようにして 私達の車が舞浜を離れたのは18:40頃のことでした。宿泊した翌日のみ入園する というのは今回初めての経験でしたが、パークのすぐそばで前日を過ごすという言わば「助走」時間が思いのほか充実していたためか 総計ではたった7時間ほどしかなかったはずのパーク内滞在時間がずいぶん長い時間だったように感じられ、個人的にはとても満足することができました。一ゲストである私がこんなふうに感じることができるのも、単一のパークだった「東京ディズニーランド」がこの40年の間に苦心しながら「東京ディズニーリゾート」に姿を変えてきた、その賜物なのかもしれませんね。――さて。五月下旬の日曜日の夕刻、帰りの首都高速道路は順調で一時間もかからぬうちに自宅周辺に帰り着くことができました。私は車から荷物をおろして初めて ああ、昨日から続いたお祝い狂騒曲もこれでほんとうに終了なんだな と しみじみ思いました。東京ディズニーリゾートの40周年に思い切り乗っかって40周年をお祝いするつもりで軽い気持ちで行ったのに、逆にかなりの人的パワーをもってこちらの誕生日をとことん祝われちゃったな と。驚いちゃって 嬉しくなって でもちょっと疲れて。疲れたんだけど 思い出すとやっぱり嬉しくて。上手にまとめることができないのだけれど、今回のリゾート宿泊滞在もまた 記憶の中に埋もれることなく強く印象に残るホテル&パークの二日間となったことは間違いないようです。こんな調子だと、今後トシをとった時に「…そういえば2023年の時は~」と東京ディズニーリゾート40周年の思い出を差し置いてキャストさんに誕生日を祝っていただいたことばっかり語るお婆ちゃんになってしまいそうですが。そこはくれぐれも自重し 東京ディズニーリゾートとの精神的距離はじゅうぶん確保するように自分に言い聞かせつつ、これからも舞浜の地に想いを馳せていきたいものだなあ と 今は考えています。(おしまい)※「シーの方から来ました」という感じを醸し出そうと身に着けていたドリームガーランド◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2023
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(…前日から続く)一年ぶりに自分たちの意思で東京ディズニーランドへ しかも「ハッピーエントリー」を利用して入園しようという朝。パーク至近のホテルの一室で、私が目を覚ましたのは4:30過ぎ頃でした。――エントリー開始1時間前の7:15くらいに専用ゲートに行けばいいだろうから、まあ余裕を持って6:00前に起きればじゅうぶんかな~前夜そう思って目覚まし時計もアラームもセットしたというのに、またしても予定時刻のずいぶん前に起きてしまいました。…あと一時間くらいはベッドにいられるよねえ。時計を確認してそう思いましたが「再び目を閉じる前にちょっとだけ」とベッドを抜け出して パークの入口を見下ろせる窓辺に寄り、レースのカーテンを細ーーく開けてみると。パーク入園前に誰もが必ず通る保安検査場(東京ディズニーランドステーション駅舎下)の左右両側 少し離れたところには、既に検査開始を待つゲストの姿が。ざっと数えたところ、舞浜駅側とパーク駐車場あわせて30名前後が待機していらっしゃるように見えました。もちろん傍らにはその列を整理し見守る警備担当キャストさんの姿もあり、 早朝から本当にご苦労様です と私は手を合わせるような気持ちになって、再びベッドに戻りました。再び目を覚ましたのはそれから約一時間後の5:40過ぎ。さきほど一時間前にしたのと同じように窓から見下ろしてみると、保安検査を待つゲストの数はもう ひとり…ふたり…と数えるのが困難なくらいに膨れ上がっていました。真下にはパークの敷地とホテルの敷地の境界にあるゲートが見えましたが、その金属製の扉はまだ閉まったまま。公式ホームページにある通り ディズニーホテルは夜0時から朝6時までは入館制限をしていて滞在中のゲスト以外は入館することができないので、このゲートは6:00までは閉まっているのかもしれませんね。正面の窓のカーテンを開けると、今朝のリゾート上空には雲がかかっている様子です。これくらいの薄曇りが続くなら暑さと日差しに弱い私だってパレードルート沿いで2時間くらい待てるんじゃないのー?(ディズニー・プレミアアクセス購入できなくても。)まあ パレードの開始まで8時間以上ありますから、今後のお天気がどう変化していくかはわからないけどね~早朝の景色を眺めてあれこれ考えていたら思いがけずしっかり目が覚めてしまったので、私はベッドに戻ることはせずに出かける支度を始めることにしました。6:00になると、窓の外 東京ディズニーランドのパークエントランス一帯には音楽が流れ始めました。ホテルとパークの間の門も開けられて、保安検査場の待機列にいらっしゃった皆さんもホテル館内の施設を自由に利用できるようになったようでした。そして、今朝もご機嫌よく目覚めて朝風呂を済ませた夫がバスルームから戻り、私の支度もそろそろ終わろうか という6:40過ぎ頃。――そういえばハッピーエントリーのゲストってもう並んでるんだろうか? と思って窓の外を覗いてみると。あれれ~??待っている人あんまりいないみたい。そのまましばらく眺めていると、ハッピーエントリーの専用エントランス目指してやってきたと思われるゲストの皆さんは、門のそばに立っていらっしゃるキャストさんに話しかけたと思うと なぜかすぐに左右の一般の保安検査列の方へと進んでいってしまうのです。どういうこと??と思って窓を開けて耳を澄ましていると、それから10分ほどが経った頃でしょうか、……ハッピーエントリー専用エントランスの保安検査の開始は、左右の一般の保安検査場オープンの10分後になりまーす…というキャストさん地声のアナウンスが うっすらですが繰り返し聞こえてくるようになりました。――ああ、それでディズニーホテルゲストの皆さんは門のところのキャストさんに話しかけた後、一般の保安検査列の最後尾目指して早足に行ってしまわれるのね~でもね、私達はエントランス全体を見渡せる場所にいたからわかったのですが、この時間(7:00前くらい)の一般の保安検査待ち列は、パーク駐車場側も舞浜駅側も既に最後尾がどこにあってどうなっているのか もうわからないくらい長くなっていました。上から見ていた限りでは、ハッピーエントリー専用ゲートまでやってきてキャストさんのアナウンスを聞いていったん左方向や右方向へ進んではみたものの あまりの列の長さに驚いたのか慌てて戻ってくる方がこの時間にはだんだん増えてきたようにも見えました。そうしているうちに 7:00を過ぎる頃にはハッピーエントリーの専用エントランス前にもはっきりとした保安検査待ちの列ができ始め、7:05になると左右の(一般ゲストの)保安検査も始まったようだったので、私達も部屋を出て並びに行くことにしました。まもなく7:10になろうか という頃でした。(さてさて、ここから少しの間は「ディズニーランドに行った日だけ日記」になりますので、記述は簡単に いつもよりも歩みを速めて行きますね~)7:14。エレベーターをおりてディズニーマーカンタイルの脇を通り、ホテル前の中庭「ミッキー&フレンズ・スクエアへ」。7:15。ディズニーランドステーションの駅舎下、中央に設置されている「ハッピーエントリー」専用エントランスの保安検査待ち列に並びました。(最後尾はホテルのゲート脇、駅舎に向かって右手側のスロープにありました。)私達の前にはおそらく200名近くがいらっしゃったと思います。(部屋を出る前に数えたら既に100名以上がいらっしゃるようだったので 推定値です。)並んだのとほぼ同時にこちらの保安検査場でも検査がスタート。7:32。保安検査を通過。ロープで区切られたハッピーエントリーゲスト専用のエリアへ入りました。(通行証はここで回収になりました。)きょうもバースデーシールを貼っていたので、検査中もエリアに入る時も歩いている時も 気づいたキャストさんから「ハッピーバースデー!」「素敵なお誕生日を!」などとお祝いの嵐でした。7:33。パークを真正面に見るあたりの入園ゲート前には既にたくさんの方がいらっしゃり列が特に長いように見えたので、脇の方へ回って比較的列が短そうなゲートを選んでならびました。7:55。入園ゲートにキャストさん達が登場。このころになると、夫はディズニーリゾートアプリを立ち上げてDPA購入のシミュレーションをしていたようでした。間もなくミッキー達キャラクターもゲートの向こうのパーク内に姿を現し、端からゆっくりぐるーっと回って入園開始を待つゲストにご挨拶を始めました。8:15。ミッキー花壇の前で時計を見ていた私服姿のキャストさんが挙げた手を大きく回して合図し、ハッピーエントリー開始。8:16。私達もスマートフォンに表示させたパスポートをゲートにかざして入園しました。ミッキー花壇~ワールドバザールをゆっくり歩きつつ、夫がDPA購入の手続きを開始。8:18。ワールドバザール中ほどの交差点あたりまで進んだところで「あれ?もう買えちゃったみたい」と夫。幸運にも通信状況がよくてエラーにもならず、支払い手段も登録済なので順調に決済完了まで進んだようです。座席案内のメッセージが表示されたとのことで、脇へ逸れて立ち止まって画面を確認すると「Aー1ー○○(席番号)」と表示されていました。「これってAエリアの1列目ってことかなあ??」よくわからなかったので、あとでパレードルートに行ってみよう と話しました。8:20。「ベイマックスのハッピーライド」へ。昨年この時期にアーリーエントリー(ディズニーホテル宿泊ゲストは有料で一般ゲストよりも30分以上早く入園できるという制度)を利用した際に一度だけ体験して、夫が大変気に入ったアトラクションです。乗っている時間は1~2分なのにパーク正式開園後は待ち時間がすぐに数十分以上になってしまうので、それ以後は乗るチャンスがありませんでした。8:30。順番がやってきて乗車。(こちらでも非常に元気なハッピーバースデーコールをいただきました。)三巡目か四巡目くらいの案内だったと思います。ほんとうになんていうことはないアトラクションなのですけれど、おりた後じんわりと 楽しかった~ という思いが湧いてきます。不思議なアトラクションです。8:33。ハッピーライドを終え もう一つくらいアトラクションに行けそうでしたが、待ち時間や運営状況によっては朝食に間に合わなくなるのでやめてシンデレラ城を正面に見るプラザへ。ディズニー・プレミアアクセスで割り当てられた鑑賞席の位置を確認しに行きました。8:36。鑑賞場所確認。パレードルート沿い外側のAエリア1列目の、シンデレラ城真正面をやや外れたあたりでした。明け方は曇りでしたが この時間には晴れ間が増えてきて日差しも強くなりそうだったので、DPA購入できて良かったかも とちょっと思いました。(↑この写真は鑑賞席の前をうろうろしていた時に撮ったもの。鑑賞席とシンデレラ城の角度はだいたいこんな感じでした。)8:40。ワールドバザール、「グランドエンポ―リアム」へ。一般開園時刻から10分で店内は既に大混雑。ディズニーシーのエンポーリオは開園直後でもこんなに混雑していないのに、やっぱりランドの入園者数は多いんだなあ と痛感しました。カチューシャやドリームガーランドなど身に着けるものを購入していらっしゃる方が多い印象でした。その後、「ペニーアーケード」でスーベニアメダルを作成しました。8:50。ゲートで手の甲にスタンプを押していただいて一時退園。8:55。ディズニーランドホテルの敷地内まで戻りました。宿泊しているお部屋の窓の写真も忘れずに撮影。9:00。朝食のためドリーマーズラウンジへ。何とか間に合ったね~パレードのDPAを購入できてしまったので、あとは午前中いっぱいのんびり過ごせます。こちらのお店の朝食ブッフェはバリエーションは多くないですが、テーブル数が控えめなのでゲストも少なく静かで、落ち着いて食事することができます。どちらかといえば洋食寄りのメニューが多く、生野菜やブロッコリーなどサラダ類、ラタトゥイユ、ソーセージやベーコン、スクランブルエッグ、ポテトミートグラタン、ハッシュドポテト、スープやパン各種、ヨーグルトにフルーツソース、各種フルーツやジュースなど。和食は、焼き鮭、漬物、昆布の佃煮、きんぴら、焼きおにぎり、鶏雑炊など。グラス入りデザートも二種ほどありました。食事を終えて部屋に戻ったのは10:20くらい。それからは5つの窓から見える景色を楽しみつつ、この部屋を去る準備をしました。今日は朝から40周年ライナーも走っているようで、淡い色合いのリゾートライナーがこちらへ向かってくる様子も眺め放題。向かって右の窓からは、お隣のベイサイドステーションまで走って行くところもずーっと見ていられます。今までよく見ることができていなかった40周年ライナーですが、昨日から今日にかけて部屋に居ながらにして近くで何度も見ることができたので、もうじゅうぶん満足できたように思います。室内を整えたところで恒例の宿泊の記念撮影もしました。このお部屋は絵になる場所が多いので、どこで撮ろうか どんな感じで撮ろうか とずいぶん悩みましたよ~記念撮影を終えた後はごく普通にお茶を飲んだり景色を眺めたりして、いつものチェックアウト間際と同様に 残り少なくなったこの部屋で過ごす時間を楽しみながら過ごしました。窓の外を眺めていると時間が経つにつれて東京ディズニーリゾートのお天気はどんどん良くなり、朝方曇っていたのが嘘のように思われました。スマートフォンで気象情報をチェックすると、きょうこのあとは気温が30度近くまで上昇するかもしれないとのこと。これは… きょうは熱中症にも気をつけて、ゆったりのんびり 無理せずにマイペースで行かないとね~やがて チェックアウトの時間が近づいてきたので、サービスホットラインに電話をして荷物を部屋に置いて出発することを告げ テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをすると、忘れないようにミネラルウォーターのボトルをバッグに入れて私達は部屋を出ました。11:50過ぎのことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 21, 2023
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(…その1から続く)チェックイン手続きを終え、マーセリン・サロンをあとにして宿泊する部屋へと向かったのは15:50頃でした。本日私達が宿泊するのはコンシェルジュ・タレットルームのダブルベッドの客室で、たまたまだと思いますが昨年のこの時期に宿泊した部屋と階数も位置も全く同じになりました。夫の話によれば、マーセリンサロン扱いの客室では今日現在、感染症対策などのため何年間も省略されていた「チェックイン時のキャストによる部屋へのご案内」のサービスが復活しているとのことで、キャストさんの方からは「お部屋までご案内いたしましょうか?」とのお話もあったそうですが、今回の客室が昨年と同一だったためそのサービスの利用は辞退したとのこと。というわけで私達はふたりだけでエレベーターに乗って、数分後には東京ディズニーランドのパークに面した小塔の一角にあるタレットルームに着いたのでした。昨年の宿泊時と全く同じお部屋なのであらためて室内の様子をくわしく記録することもないのですが、忘れないために少しだけ。(もしもこのタイプの部屋についてよく知りたいとのことでしたらこちらの昨年の日記が参考になるかと思います。)このお部屋には窓が5つありますが、この大きなソファーの後ろの窓がパークエントランスに正対しています。(エコバッグ、こちらのお部屋では楕円形のテーブルの上に置いてありました)レースのカーテンを開けてみると、眺められる景色はこんな感じ。東京ディズニーランドのエントランスの向こうにワールドバザールとシンデレラ城、その後ろに重なるようにプロメテウス火山が見え、森のように広がるふたつのパークの中から特徴的な建造物がちょこちょこと頭を覗かせています。昨年初めてこの部屋に入ってカーテンを開けた時にも思いましたけれど、ほんとうに あまりに景色が完璧すぎて 絵か?写真か? と錯覚するほどです。右手には駐車場やオフィシャルホテル群、海も見え、左手にはボンヴォヤージュなど舞浜駅方面が見えます。位置的にはこちらのホテルの中で東京ディズニーランドのパークに一番近い部屋になるんじゃないかな と思います。目の前がリゾートラインのホームなので低層階だと外からの視線が少し気になるかもしれませんけれど、レースのカーテンを閉めておけば大丈夫そうです。この位置にあるタレットルームは ベッドはダブルが一台設置されているのみでトランドルベッドはありません。(トランドルベッドが設置されているツインのお部屋の方はパークビューの別の位置に存在します。)サイドテーブルの引き出しには40周年デザインのポストカードが入っていました。こちらのホテルはミッキーのとミニーのとそれぞれ二枚ずつ。三軒目にしてやっとミニーさんのポストカードに出会いましたよ。結婚記念日のお祝いカードと私の誕生日カードも用意してくださったので記念に撮影しておきました。部屋に入って5分ほど経つとドアがノックされ、 15分くらいのうちにお届けします と案内されていた荷物も早々にやってきましたので、荷物を整理した後は「明るいうちに」と 宿泊ゲスト専用の庭園「シャーウッドガーデン」へ行ってみることにしました。ルームキーをかざして入口の扉を開けシャーウッドガーデンに入ると、きょうこの時間(16:30頃)の庭園内には今まで見たことがないくらい多くのゲストの姿がありました。さきほども少し触れましたが、過去のディズニーランドホテル宿泊時は私達はチェックイン日にパークを訪れることが多かったため シャーウッドガーデン散策はいつも二日目の午前中にしていたのです。(午前中は早ければ早いほど空いていました。)チェックインタイム直後のこの時間帯にシャーウッドガーデンを散策した経験がないので 咄嗟に「うわあ 混んでるー」と思ってしまったのですが、よくよく考えてみたらディズニーホテル宿泊ゲストの特典である「ハッピーエントリー」がチェックイン当日は対象外に設定されている現在では「チェックイン日はパーク行かないからホテル内で楽しむ」という方が多いでしょうから、16:00~のこの時間帯にこの場所が混んでいても不思議はないのですよね~(今を盛りとバラが咲いていました)30分ほどの散策を終え、アルコールタイムが始まる17:00になったので私達はマーセリンサロンへ。今度は、ミッキー&フレンズ・スクエアを眺められるこちらのテーブルへの案内でした。お願いしたのは生ビール。わたし、ディズニーホテルのいわゆる「専用ラウンジ」でビールいただいたの初めてかもしれません。ビールって美味しいものなんですね~~ 特に お天気の良い日に外の景色を眺めながら窓辺で飲むビールがこんなにも美味しいとは!カウンターには自由に注ぐことのできるワイン(赤・白)も用意されていたのでそちらも少し楽しみつつ、しばらく時を過ごしました。やがて マーセリンサロンの窓から眺められる景色は次第に金色に染まり始めました。日没の時も迫り、「本日の部屋からの夕景も見てみたいし、テーブルの空きを待つゲストの方もいらっしゃるようだし…」と思った私達は このあたりで席を立つことにしました。その後は、ロビーから階段を下りたフロアにある「ルッキンググラス・ギフト」で夕食になる軽い物を調達し、部屋に戻りました。(昼食が遅めでそのうえマーセリンサロンでお酒もじゅうぶんいただいていたので、何も食べたいものが思い浮かばず 購入した物はごくわずかでした。)部屋に入ると、正面の窓からは 18:30を過ぎてあかりの灯り始めた東京ディズニーランド・パークが見えていました。こちらは右隣の窓からの景色。こんなふうに正面以外の窓からパークを斜めに眺めてみるのもいいですね。この部屋にいると いろいろな窓からただただ景色を眺めているだけで、知らないうちに何時間も経ってしまいそうです。それから私達は、明日のディズニーランド入園に備えて少し「ミーティング」をしました。ホテルからのお知らせによれば、明日のディズニーランドは8:30開園、ハッピーエントリーの開始は8:15だそうです。実は私達が今回「ディズニーランドに入園してみよう」と思いついたきっかけは、三年以上ぶりにダンサーさん達の出演も交えて催されている新しいパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」を観てみたいということだったので、もし良い場所(最前列とか)で観たいと思うならハッピーエントリーで入園後そのまま(もしくは他にひとつふたつどこか行った後)パレードルート沿いに鑑賞場所を確保する というのが王道なのかもしれません。が、せっかくのお誕生日祝いのタレットルーム滞在です。明日の午前中を(このタレットルームをなげうって)パレードルートで何時間も過ごすのは到底受け容れられないことなので、私は「パレードはどこからでも 立ち見でも観られるのだから、チェックアウトした後12:00くらいに入園してその時点で最良の場所を確保すればいい」と考えていました。しかし夫の方は違いました。この10日間ほどの「学習」の中で、彼は「ディズニー・プレミアアクセス(通称DPA)」という有料の優先制度が今回のパレードの鑑賞席にも適用されていることに気付き、しかも購入した時点で座席番号まで決定する=エリア指定ではないので早く行く必要がない ということを知っていたのです。そんな彼の考える、明日の午前中の最良の過ごし方は…「朝ハッピーエントリーで入園してまずDPA購入にチャレンジ → 購入できてもできなくても短時間でこなせるアトラクションやショップへ行って8:50には一時退園 → ホテル内で朝食 → DPA購入できていたら12:00まで部屋で過ごして再入園、購入出来ていなかったら少し早めに再入園してパレードルートへ」…だそうですが。いやいや、パレードのDPAってわたし考えたことも無かったからよく知らないけど、混雑日だとハッピーエントリーで入園しても後ろの方の席になることもあるらしいよ~ しかも有料なのに(一人2500円)ひとりあたりの鑑賞場所(スペース)がすごく狭いって評判だよ~と、いろいろ言ってみましたが夫の決心は揺らがず。「たとえ後ろの方になったって狭くたって、購入できたら席決まるんだよ? ギリギリに行ってもいいんだよ? 日光にさらされて何時間も待たなくていいんだよ?」と、DPA購入にとことん前向きなご様子。しかも今回の夫の場合、鑑賞場所を購入してラクしたい(させたい) というより、なんだか「ディズニー・プレミアアクセスという目の前に現れた新しいものを使ってみたくてワクワクドキドキしている」といった感じでもあったので、まあお好きなように~やってみれば~ と計画に賛同することにしました。そうこうするうちに 窓の外はすっかり夜。それじゃあ、早起きしないと!何時にハッピーエントリー専用ゲートに並びに行けばいいかなー!キミはなるべく部屋にいたいんだもんねえ~ あんまり早く部屋を出るのもねえ?と、夫が部屋の中で浮かれ散らかしていると、19:20を過ぎた頃 大きなソファーの後ろの 窓の向こうの空にサーチライトが。続いて、照明の消えたプロメテウス火山の手前に花火が何度かあがるのが見えました。東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーで19:20から行われている「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」のショー中の演出のようでしたが、この場所からはこんなふうに見えるんですね~なんだか少し得をしたような気分でした。19:42分くらいには、ディズニーランドの「エレクトリカルパレード」の先頭フロートが通過していく様子もワールドバザールの屋根越しにちらっと見えました。この部屋っていろいろなものが見えちゃうのねえ~ と、窓にぴったりくっついて私はしばらく感心して見ていましたよ!もちろん、20:30からの花火もきれいに見えました。夫によれば、チェックインの際にマーセリンサロンのキャストさんが、「もしもこちらのお部屋から花火が見えないなんてことがあったなら、ディズニーランドホテルの敷地内からはどこからも花火なんて見えない と言い切ってもいいほど花火の鑑賞には適したお部屋です(意訳)」とご案内してくださったそうです。打ちあがる花火に合わせるようにシンデレラ城の照明も変化し、短い時間でしたけれど様々な表情の夜のパークを見ることができて楽しかったです。21:00にパークが閉園した後も、私達は時折窓から外を眺めて あ、40周年ライナーが来た! とか 駐車場の閉園後渋滞が始まってるよ! などと、リゾート内にいることを楽しみながら忙しく過ごしていました。明日の朝のこともあるし、そろそろ休まないとね~ と最後に窓から外を見渡してみたのは22:50過ぎ。この頃にはパークから舞浜駅方面に向かうゲストの姿は殆ど無くなり、目の前のディズニーランドステーションも乗り降りするゲストが少なくなって静かな様子でした。シンデレラ城の照明はまだ点いたままでしたが、ふと見るとワールドバザール周辺やアトラクション建物の主な灯りは消えた後のようでした。…東京ディズニーランドのパークもそろそろ おやすみ なんですかね~いつまでも景色眺めてないで私達も早くベッドに入って眠らないとね!明日もまた、新しい楽しいことがいっぱいあるかもしれないんだから!では。おやすみなさい またあした。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 20, 2023
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昨年に続き今年もこの時期に東京ディズニーランドホテルに一泊することになりました。5月には私の誕生日があるので「プレゼントも誕生日ケーキも何もいらないから好きな客室に一泊したいな」とぽろっとこぼしてみたところ、たまたまご機嫌が良かったのか「いいよ」と夫は快諾。わ~い!! と喜んで すぐさま客室と夕食のルームサービスを手配したのは2月も末のこと。誕生日近辺の週末にディズニーランドのパークエントランスを眺めながら部屋でふたりっきりで食事でもして ゆったりのんびり過ごして帰ってこよう…というのが、ホテルでぼんやりするのが大好きな私の計画でした。そのあとしばらくは4月末のオチェーアノでの結婚記念日のお祝いや5月初めのホテルミラコスタ宿泊のことで頭がいっぱいだったので この計画の方は一旦ちょっと忘れていましたが、再び夕食のテーブルの話題にのぼったのは5月の連休後半。ホテルに宿泊することしかほぼ決まっていないような状態だったので、「さて 5月の20日に舞浜行ってどうするんだっけ…?」なーんてふたりで計画の復習をしていたところ、どういうわけだか「ルームサービスのディナーはやめて、そのかわりにディズニーランドのパークに行ってみない?」という方向に話が転がっていったのです。 えーーっ! でも40周年のディズニーランドのこと、何も知らないよ!普段はディズニーシーにばかり居る私達、それから慌てて40周年のパレードの概要やらレストランメニュー内容やら何やらとディズニーランドのことを調べ始め、ハッピーエントリーやらディズニー・プレミアアクセスの知識を仕入れ、急転直下「天気が良ければ宿泊翌日にちょっとだけディズニーランドに入園してみる」ということが決定。それなら と急遽 朝食の時間変更を思案したり、パーク内レストランの予約(完全に出遅れ気味)を試みたり。運よくチェックイン日のホテルレストランのスペシャルメニューのキャンセルも拾うことができ、予定した日が日曜日にもかかわらずファンダフルディズニーの割引適用日であることにも気づき。「当日の天気が問題なさそうだ」と確認できてからパスポートの購入も済ませ、全ての準備が整ったのは 出かけるほんの数日前のことでした。実は私達、ディズニーホテルに宿泊してチェックアウトする日「のみ」パークに行くのは今回が初めて。(今までは一泊の場合はチェックイン日のみパークに行くことが殆どでした。)年齢が年齢だし、しかもランドだし、疲れてしまうんじゃないか... という若干の不安はあるものの、なんてったって今年は東京ディズニーリゾート40周年だもの。「こんな時こそ『ノッて』いかないとね!」と、私達はふたりとも海の色のドリームガーランドを身に着け、私は先日のミラコスタ宿泊の際にいただいたバースデーシールも身に着けて、「アウェイの地」東京ディズニーランドホテル&パークに勇ましく乗り込んだのでした。――とはいえ。ゆったりのんびり が今回の宿泊滞在の基本であることには変わりなく、土曜日の首都高速道路をドライブ気分で走りぬけて舞浜に着いたのは12:40過ぎ。昼食の予約時刻に間に合えばいいから なんて言って当日の午前中に仕度していたら、こんな時間の到着になりました。ディズニーランドのパーク駐車場の手前を左に曲がり、門を入って森の向こうの丘の上に佇むホテルまで続く坂道を上り。東京ディズニーランドホテルの正面玄関車寄せで待ち受けるドアサービスキャストさんに手伝っていただいて荷物をおろして預ける手続きを済ませたのは12:50頃のことでした。そのまま車を走らせてホテルの2階部分にある駐車場にとめ エレベーターで3階のロビーフロアに出ると、目の前の柱にはどどーんと40周年のタペストリー。自然光のたっぷり入る明るいロビーには同じように「40」のロゴマークとキャラクターのタペストリーを組み合わせた目立つデコレーションがたくさん施されていて、「さすがディズニーランドのお膝元、ディズニーシーやミラコスタとは盛り上がり方が違うよね~」なんて思ってしまいましたよ。昼食の時間まではまだ少し時間があったので、私達は階段を降りてグッズショップ「ディズニー・マーカンタイル」を覗きにいくことにしました。可愛らしい品が並ぶ店内に足を踏み入れた途端、バースデーシールを目ざとく見つけたキャストさん達から「お誕生日おめでとうございます」のシャワーが降り注ぎました。家族以外から一度にこんなにたくさんの「おめでとう」を言われたのはほぼ初めてだったので、お祝いのクラッカーが弾けたかと思うくらいびっくりしちゃいましたよ~ちょうどゲストが少なく人手にも余裕がある時間帯だったからでしょうか、お店を出る際にはドリームガーランドを持たせてくださって店名看板の下で写真も撮影してくださり、ディズニーランドホテル到着後30分にして私は「キャストさん達渾身のハッピーバースデー」の洗礼を受けたのでした。その後、昼食の予約時刻が近づいてきたのでロビーにある「ドリーマーズ・ラウンジ」へ。きょうはこちらのお店で、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルセット」というのをいただきます。10日ほど前に宿泊特典で予約できてしまってから内容を調べて知ったのですが、このお店のスペシャルセットは予約を取るのがなかなか困難らしく、しかも今回のメニューは明日までの提供とのこと。たまたま空きが出たタイミングで予約することができて幸運だったとしか言いようがありません。案内していただいたのは一番奥の静かなエリア、リゾートラインの駅舎が望める素敵な席でした。差し出されたメニューに載っていたスペシャルセットの詳細を見た夫が、「これ どう考えてもお茶の前に泡の出るお酒いかないとダメなやつなんじゃないの~?」というので、私達は追加でグラスのスパークリングワイン(カヴァでした)をお願いしてまず乾杯。(当日じゃないけどとりあえずお誕生日のお祝いだからね~)↑景色に感激するあまり、 ♪スパークリングワインの中を~ リゾートライナーが通る~ …などと、年齢がわかってしまうような遊びを窓辺で展開する中高年夫婦。そんなことをしてはしゃいでいると、テーブルにはオードヴルのひとつとしてまず「あさりのクリームスープ」がやってきました。小さなカップにあさりの旨味がギュッと詰まったスープ、微かにサフラン風味で美味しかったです。そして、アフタヌーンティーで使われるようなワゴンが満を持して登場。このワゴンに様々なオードヴルとスコーン&ショートブレッドが収められていました。ワゴン上部に飾られたグリーンのリボンはディズニーランドホテルの建物の屋根の上にもいることでお馴染みの「ティンカーベル」の背中の羽のイメージだそうで、ワゴンの下方にまで達する薄黄色のシフォンのリボンはティンカーベルが魔法の粉をふりかけている様子を表現しているとのことでした。一番上の段にはオードヴルその1として三種。手前のスプーンの上には「カマンベールチーズとハチミツ 胡桃添え」。細長い筒状のグラスの中が「スモークサーモンとアボカド、トマトコンソメジュレ」。奥の四角い器のが「大山鶏コンフィと赤キャベツマリネ」。中段はガーランドを模った「チョコレートチップショートブレッド」とミッキーフェイスの「チーズスコーン」。シェル型の容器にはクリームとバルサミコ風味のオイル。(この写真にはひとつしか写ってませんが、ちゃんと二人分ありましたよ!)下段はオードヴルその2。手前が「小海老とブロッコリーのタルト バジル風味」。真ん中の白い容器のは「アオリイカのタブレ」。奥の小さなハンバーガーみたいなのは「ブレッドカップのミートソースグラタン」。いやあ これ、スパークリングワインお願いしたの絶対正解だったよね~ と ふたりで盛り上がりつつオードヴルをいただいていると、パスタのお皿もやってきました。「香草風味の黒豚挽肉と空豆クリームソースのメッツェペンネ」。絶妙な量です。ごくごく短いペンネにそら豆のクリームソースや挽肉、いんげん?などが合わせてありました。散らしてある赤紫色のはビーツのソースだそうです。ソースは全体的に、お豆が苦手な人にはキツいんじゃないかと思うくらいの「そら豆そのもの」で、春の味がして私は大好きでした。最後にデザートプレートとお茶が来ました。(私達はお酒をいただいていたのでこのタイミングでお茶がきましたが、普通は最初からお茶を用意してくださると思います。)「モレロチェリーとピスタチオのムース、ストロベリーとマンゴーのソルベ」。おおー!40周年だー ミッキーだー お城だー!と、いちいち感心して写真撮影などしていたら、突然「お誕生日おめでとうございます」とキャストさんがチョコプレートを小さなお皿にのせて持ってきてくださいました。そのうえ バースデーシールを添えたミッキーまで連れてきてくださったので、さっそく私達のテーブルに仲間入りしてもらいましたよ~ありがとうございました。ここは立派なホテルだけれど、やっぱりディズニーランドのパークと地続きで れっきとした「東京ディズニーランドの一部」なのですね。ホテルに到着してからたった2時間だというのに行く先々で圧倒されるほどたくさんの祝福メッセージや笑みに出会って、私はあらためてそう思いましたよ~ドリーマーズ・ラウンジで笑ってばかりの楽しい楽しいお食事を終えたのは15:15くらい。それから私達はチェックインのため同じロビーフロア(3階)にあるマーセリン・サロンに向かいました。案内していただけたのは、一番奥の小部屋のようになっているエリアの一角。私達にとっては初めて座る場所でした。やがて15分ほどして、順番がやって来たので夫はひとりで入口近くのデスクへ。ちょうど時を同じくして周囲にいらした皆さんが続々とお部屋へ向かわれてしまったので、このエリアにひとりきりになってしまった私はしばらくの間 小部屋の内装を観察したり初めての場所から眺められる景色を楽しんだりして過ごしました。(その2 に つづく・・・)** ドリーマーズ・ラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルセット ** (4月10日から5月21日のメニュー内容)■オードヴル・スモークサーモンとアボカド トマトコンソメジュレ・カマンベールチーズとハチミツ 胡桃添え・大山鶏コンフィと赤キャベツマリネ・ブレッドカップのミートソースグラタン・アオリイカのタブレ・小海老とブロッコリーのタルト バジル風味・アサリのサフランクリームスープ■スコーン&ショートブレッド・チーズスコーン・チョコレートチップショートブレッド■パスタ・香草風味の黒豚挽肉と空豆クリームソースのメッツェペンネ■デザート・モレロチェリーとピスタチオのムース ストロベリーとマンゴーのソルベ■コーヒー または 紅茶・コーヒー・エスプレッソ・カフェラテ・カプチーノ・アイスコーヒー・アイスカフェラテ・ダージリンティー・アッサムティー・セイロンティー・モルゲンタオ フレーバーグリーンティー・ウエルネス ブレンドハーブティー・ルイボスクリームオレンジ・グリーンドラゴンロンジンチャ・アイスティー(レモンまたはミルク)以下のプレミアムティーは別途500円加算で提供可・ストロベリーフィールド・クイーンズティー・ルイボスキルシュブリューテ(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 20, 2023
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(…その1から続く)荷物を預けようとサローネ・デッラミーコに伺うと、入り口にいらしたキャストさんは 控えをご用意しますのでお待ちください と中へ通してくださいました。12:00が近くなったサローネには意外と多くのゲストがいらっしゃって、パーク内のハーバーに正対するエリアの窓辺のテーブルは埋まっていましたので、私達は誰もいなかった一番奥のエリアに行ってお茶でもいただくことにしました。まもなくキャストさんがテーブルまで荷物預かり証の控えを持ってきてくださり、「お時間に余裕があるならぜひ」と12:00からパーク内で行われるハーバーグリーティングをここから眺めていくことをおすすめしてくださいましたので、私達は有難くそのおすすめにのることにしました。そして12:00、窓の外では「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。(開始に際してサローネでは特に何かご案内はなく、ずっと以前していたように窓を開放することももちろんありませんでした。)サローネの窓から眺めるメディテレーニアンハーバーの景色は、水域が遠くの海とつながって水平線まで続いているようにも感じられて、本当に素晴らしいですよね。この回のグリーティングでは、昨日の午後に部屋からみた「一部内容変更版」と違って 後半でキャラクター達はそれぞれ旗を手にして大きく振っていました。なので、きっとこれが「完全版」なんでしょうね~青空の下 水上を滑っていく船に翻る七色のガーランドはとても鮮やかに目に映り、キャラクター達の衣装や小旗の色も華やかで、独特の弾むようなテーマ曲の楽しさもあいまって遠くから眺めているだけでも気持ちが明るくなりましたよ。様々な色のあふれる世界の素晴らしさを謳うこのエンターテイメントは 私達がこれから目指すべき社会の姿を描いているようにも思われます。思えば 今回のディズニーシー&ホテルミラコスタ滞在では、私はこちらのサローネ含めホテルでもパークでも多種多様な個性をお持ちのキャストさんに出会うことができました。それはただ単に 世界中からこの場所にやってくるゲストの多様性に対応するために運営会社さんがとっている施策 なのかもしれませんけれど。でも、「この世の中には様々なひとがいて ひとりひとりが日々それぞれの人生を懸命に生きている」という ごくあたりまえだけれど忘れがちなことをテーマリゾートの一角に居ながらにして思い出させてくれる 私にとっては嬉しい瞬間でもありました。皆さんご存じのように、今 40周年を迎えたリゾートの街角は色とりどりのドリームガーランドに彩られてとても賑やかです。でも 実は、私達の住む日常世界にだって様々な人が暮らしていて目にははっきり見えないかもしれないけどこの世はとってもカラフルなんだ ということに、このささやかな水上エンターテイメントに触れたお子さん達がある日ふと気づいてくれたらいいなあ… と。ホテルミラコスタの5階からグリーティングを眺めながら 私はぼんやりとそんなことを思ったのでした。その後 私達はサローネに別れを告げ、昼食の時間まで(おなかをへらすためにも)リゾート内をお散歩して過ごすことにしてホテルミラコスタをいったん離れました。12:20頃のことでした。(このあと、私達はリゾート内の道路をホテルミラコスタからディズニーランドホテルまでほんとうに自らの足で歩き、ディズニーランドステーションからリゾートラインに乗ってディズニーシーステーションまで戻りました。)(休憩のため立ち寄ったディズニーランドホテルのロビーにて)私達がホテルミラコスタ館内に戻り、朝の宣言通り(?)に再びベッラヴィスタラウンジを昼食のために訪れたのは14:00前くらいのことだったと思います。朝食時はソファー席でしたが、今度はこちらの席。一日に二回もこのお店に来られて、それぞれ眺めも趣も異なるテーブルで時間を過ごせるなんてなんて幸せなことでしょうか。さて、本日の昼食の注文内容は というと。夫はさんざん迷った末、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインをポークにしてお願いしていました。私の方は、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは先日いただいたので 今日はリゾート40周年のランチコースをメインは牛フィレにしてお願いすることにしました。(お魚の方はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと同じとのことなので。)それに加えて 私の方だけグラスワインセットのトリオもお願いしました。以下、まずは私の方の「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース」を簡単に記録しておきます。前菜。マリネしたスズキや帆立貝柱と、ミニトマト、ラディッシュ、グリーンアスパラガスなどこの季節らしい野菜を使ったサラダ仕立ての前菜です。白ワインエスプーマとライムのドレッシングとマスタードの他、クチナシで色付けした4色のマヨネーズ(お皿の左上方)も添えてありました。カラフルなマヨネーズはもちろん「ドリームガーランド」イメージだそうです。言わなくてもおわかりと思いますが、ベッラヴィスタがとても美味しくいただける前菜でした。パスタはリングイネ。ドライトマトと日向鶏のラグーソースです。シンプルだけど普通においしかったです。(素材がいいのでしょうね~)誰もが美味しくいただける味だと思いますよ。メインの牛フィレのグリル。ソースは焦がしバターのソース、アーティチョークのピュレ。付け合わせはおかひじき、それと筍とアミガサダケの煮込み。これもごく普通に「美味しく調理した牛肉料理をいただいた」という感じでした。デザートのチョコレートには40周年を祝うキャラクター達もわかりやすくイラストで登場。オレンジムース、ピスタチオジェラートなどの盛り合わせです。いちおう… と前置きしてキャストさんが教えてくださったお話によれば、真ん中のオレンジムースはその色や大きさで「ミッキー、プルート、ドナルド」の三人をイメージ、ピスタチオジェラートは「グーフィー」をイメージ、赤紫色のまあるい小さなゼリーは「デイジー」、ふわふわの薄桃色の泡は優しく可愛らしい「ミニー」をイメージしているとのことで、小さなふたつの三角形は「チップ&デール」のつもり とのことでした。 (シェフをはじめ厨房の皆さんの苦労が慮られます。)メモ:本日のグラスワインセット「ミラコスタトリオ」(スパークリング)ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット(白)ジーニ・ソアヴェ・クラシコ (赤)コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・メルロー(5000)夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは、先日(日記はこちら)私が一人で来た時にいただいたのとメイン以外は同じなので 説明は最低限に留め写真のみ記録として残しますね。前菜。リゾット。メインに夫が選んだのは「ポークのアッローストとセージ香るニョッキ、タレッジョのソース」。これだけが私が先日食べたのと違っています。そら豆とアスパラの「グリーン」と ポークの切り口の「薄ピンク」の色の組み合わせが晩春を思わせる、とてもきれいなお皿でした。「火の通り具合が最高」だったそうです。美味しかったみたいですよ~デザート。最後のデザートとコーヒーをいただいている頃、窓の外では16:00の「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。ベッラヴィスタラウンジからハーバー水域までは距離がありますし、食事をしながらですから雰囲気を楽しむのがせいぜいですけれど、明るく楽しいグリーティングの様子をまたもや見ることができて幸運でした。食事を終えてベッラヴィスタラウンジを出て いよいよ帰宅しようとホテル2階のベルデスクに行ったのは16:30近くなった頃でした。預けた荷物を正面玄関に用意しておいていただくようお願いし、私達は車をとりに駐車場へと向かいました。毎年同じ時期に同じように繰り返されるホテルミラコスタ宿泊、記念日に合わせた舞浜滞在ですが、その年それぞれの私達の置かれた状況によって その時どきの社会の状況によって 印象は大きく変わってくるものです。今回は日程に余裕があったこともあってか、ふたりで生きてきた数十年間を振り返って切実に思い出に浸るよりも、この地に数年ぶりに戻ってきた人波やこの地に芽吹きつつある「新しい何か」に二人して思いを寄せる時間が長かったように感じます。ドアサービスのキャストさんに荷物を積み込んでいただいてホテルミラコスタの玄関をあとにしたのも きょうはまだ日が高くて明るい昼間のうち。お別れの瞬間は寂しさよりも「きっとすぐに また来るよ!」という明るい期待や希望の方が先に立ちました。何年 何十年と歳を重ねても、目に映るいつもの景色に慣れてしまわないで。見慣れた景色の中にもいつも何かしら新しい色合いを発見できるような そんな自分でありたいものだと、思いを新たにした今年の記念日宿泊からの帰り道でした。(おしまい)工事用の幕で覆われていた正面玄関外壁(5月の19日ごろにはこの工事も終わるそうです)** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース **・スズキのマリネ 帆立貝のサラダ 白ワインのエスプーマ ライムドレッシング・リングイネ 日向鶏とセミドライトマトのラグー・本日の魚のヴァポーレ ズッキーニ・ハーブソース グリーンベジタブル ヘーゼルナッツ または 牛フィレ肉のグリリアータ アーティチョークピュレ 筍とモリーユ茸の煮込み・オレンジムースとチーズクリーム ピスタチオジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2023
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(…前日より続く)最初に目が覚めたのは まだ5:30になる前でした。やはりホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドで迎える朝は どうしても自然と早起きになってしまいます。窓辺に寄ってレースのカーテンを開けてみると すっかり明るくなったディズニーシーのパークはしーんと静まりかえっていて、まだ眠っているように見えました。手前に視線を落とすと ホテル前の広場ピアッツアトポリーノには、昨日の夜パーク閉園後に作業のためにバックヤードからやって来たと思われる車両が数台とまったままです。この車たちがここにいるということは、パークが目覚めるまでにはまだまだ時間がかかりそうだな…そう思った私は、もう少し眠ろう と 安心してベッドに戻りました。セットしなおしたアラームで再び目覚めたのは6:20頃。きょうはパークに行く予定もなく朝食の予約も遅めの時間にしてあったので本当はもう少し寝ていられそうだったのですが、窓の外のディズニーシーを眺めながら身支度や部屋の片づけをしているとなかなか捗らないのがわかっていたので、このあたりで起き出すことにしました。さきほど目覚めた時よりも太陽が高くなり、窓の外には美しい朝の景色がひろがっています。パーク内ポンテヴェッキオの向こうには海が見え 対岸までもがはっきりと見てとれる …ということは、きょうもお天気は良さそうです。私は 昨夜のままの散らかったデスクの上を片付けると、さっそく身支度を始めました。細く開けた窓の隙間からは、パーク内のどこかから微かに人の声が聞こえてきていました。開園前の準備か、あるいは一週間に何度も行われているというキャストさん達の災害時の訓練でしょうか。誰もいないように見えても、パーク内の奥の方では既に「今日」が始まっているのかもしれません。6:30を過ぎた頃からは、廊下を人が通っていく気配が頻繁にし始めました。客室内テレビでの「お知らせ」によると今日のパークの一般開園時刻は8:15、ホテルミラコスタをはじめ一部のディズニーホテル宿泊ゲスト対象の「ハッピーエントリー」開始は8:00とのことですから、朝食に向かわれる方や あるいはもうパークの専用ゲートに並びに行こう なんて考えの方もいらっしゃるのでしょうね~カレンダー上は今日からいよいよ祝日を含めた連休となりますからね、パークの混雑ぶりも昨日とはきっと段違いなんだろうと思います。7:00少し前には、それまで静かだったパーク内に営業時間内と同じくらいの音量のBGMが流れ始めました。ディズニーシーのパークもそろそろお目覚めのようです。ピアッツアトポリーノにとまっていた作業車両はいつのまにか姿を消し、気付けばパーク内にはキャストさん達が続々と出勤してくるようになっていました。ホテルミラコスタの婚礼衣装を身に着けた新郎新婦もホテルキャストさんやカメラを提げたキャストさんとともに晴れやかに広場に姿を見せ、これからパーク開園までの数十分の間での慌ただしくも幸せな記念撮影の旅へ出発していったようで、窓の外のあちこちではお馴染みのいつものディズニーシー開園前の情景が繰り広げられていきました。そんな中、7:30を過ぎたころ夫は目を覚ましてバスルームへ。ハッピーエントリー直後の風景を見たかった私はようやく仕度を終えて7:45頃には窓辺に落ち着きました。7:50を過ぎると、広場には大勢のキャストさん達が急に集まってきました。ハッピーエントリーは8:00開始のはずだけどもう集合? ミーティングでもするのかしらねー…と思っていると、 …… あれ? あれれー??ミッキー達キャラクターまでもが広場にやってきました。時計を確認すると この時 7:54。「…今朝、5分アーリーオープンになったんだ!」私はやっと気づきました。連休が本格的に始まる朝ですもの。きょうは早朝からエントランスが「超」のつく混雑なのでしょうね。開園時刻をさらに5分繰り上げて、という措置がとられるのも不思議なことではありません。朝風呂を終えたばかりの夫もバスローブ姿で慌てて窓辺に駆けつけて写真を撮っていましたよ~やがて7:56頃には一番乗りのゲストがミッキー達のもとに。ハッピーエントリーの特権ともいえる朝一番のグリーティングタイムが始まりました。その後グリーティングは10分ほど続き、時間がくるとキャラクター達はキャストさんに促されてゲストに別れを告げ、手を振りながらホテルミラコスタ建物の1階部分へ消えていきました。(一般開園時刻に備えてゲストをお出迎えするためにディズニーシープラザに向かったんじゃないかな と思います。)遠くから しかも短時間でしたけれど、キャラクター達の元気な姿を朝から見ることができて嬉しかったですよ。パークの開園風景をひとしきり眺めた私達は8:30前頃にいったん窓辺を離れ部屋を出て、サローネ・デッラミーコにお邪魔しました。ベッラヴィスタラウンジでの朝食まではまだ少し時間があったので、その前に 目覚めの水分補給 といったところです。(カウンターからお水やジュースをいただきました。)この時間のサローネは利用するゲストもごくわずかでした。昨日は窓辺に近いテーブルはどこも埋まっている時間が長くて窓にもなかなか近寄れませんでしたが、今朝はどの窓からもパーク内を眺め放題でした。(サローネの窓から眺める水平線もきれい)それからエレベーターで2階に下り、ベッラヴィスタラウンジへ。案内されたのは一番奥のソファー席でした。テーブルが広いのであれやこれやとお料理を取ってきて並べているうちにこんなになってしまいました。(一皿一皿の量は少ないのですが、広いとなぜかいくつもお皿を並べたくなってしまう…)お食事を終える頃には店内のゲストが少なくなってきたので、キャストさんが気を利かせてプロメテウス火山をバックに記念写真も撮ってくださり、楽しい朝食になりました。(工事中の景色が写らないように上手に撮影なさるのでたいへん感心しましたよ~)実は私達、今日は昼食もこちらのお店でとる予定になっているので「また来ます! あとで!すぐに!」と キャストさん達からしたらちょっとわけのわからないようなご挨拶をしてお店をあとにし、5階の部屋の窓辺に戻り着いたのは10:00過ぎのことでした。その後は室内で時間をかけて宿泊時恒例の記念撮影をし お茶を飲んで、片づけをして荷物を整えました。そしてエクスプレスチェックアウトの手続きをして 11:30くらいに部屋を出ることにしました。荷物は部屋に置いていこうかどうしようか迷いましたが、今回の部屋はサローネにとても近かったので自分たちで持っていくことにしました。(その2 に つづく・・・)(部屋の窓からは建設中の「ファンタジースプリングス・ホテル」も見えました)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2023
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(…その3から続く)やがて時計の針は19:00を回り、部屋の窓から眺めるメディテレーニアンハーバー一帯は西の空にわずかな赤みを残す他は ほぼ暗くなりました。ハーバー水域を囲む街灯の光も際立ってきて、ディズニーシーのパークはもうすっかり夜の様相です。そして 19:20。ハーバーの照明が徐々に落ちて真っ暗になると、この世界のどこかにあるというシー・オブ・ドリームスに憧れるミニーとミッキーの無邪気なおしゃべりが聞こえてきて ショー(ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~)がスタート。ハーバーに面して建つこのホテルミラコスタの外壁もショーの一部になっているとのことでしたので、私達は部屋の灯りを全て消し、カーテンに隠れるようにしてパーク内を見つめました。ショーの世界に誘うやさしい女声ナレーションが終わり 流れるように光が水域を照らし出すと まず最初に、小さな星に守られるようにしてピーターパンとウェンディ達の乗る金色の海賊船が水上に現れました。この小さな星たち、部屋の窓からみているとまるで金平糖がころんころんと水上を転げていくように見えて とても可愛らしかったですよ。このあと水上には ディズニーアニメーション作品に登場するキャラクター達が抱く様々な「叶えたい願い」があふれ出していきます。(あまりに遠くて上手に撮れてませんけれど、これ↓ラプンツェルです。)(今日の部屋からは、火山への投影もホテルミラコスタ自身へのプロジェクションマッピングも見ることができました。)様々な「願い」のエピソードの羅列は、なぜか途中で「愛」について望みを叶えた人たちの物語へと転化していきます。アリエル、ラプンツェル、ジャスミンというおなじみのディズニープリンセス達が乗る台船も名場面の舞台へと姿を変えて、水上にはほんわり灯りを湛えるランタンも浮かび、夜の海は次第にロマンティックな雰囲気に変わっていきました。愛の物語の最後には火山にハートマークも浮かび上がっていました。その後、願いをかなえることを決して諦めず 試練を乗り越えた人たち(モアナやエルサ)の物語が紹介され、アニメーション中の幸せな結末の名場面リレー(「塔の上のラプンツェル」「リトルマーメイド」「リメンバーミー」「アラジン」など)があって、水上には再び(三たびか?)金色の海賊船が戻ってきます。一番最後にウェンディの願いも無事叶って、各台船にはディズニーキャラクター達が登場。(金色の船にはミッキーとミニーが登場しました。)ショーは大団円をむかえます。音楽が終わり 全てのキャラクター達が静かに水上から姿を消し、メディテレーニアンハーバーの照明が点いた時には時刻は19:50を過ぎていました。ショー終了後も引き続きハーバー一帯にはMISIAさんの歌う日本語版のテーマソング「君の願いが世界を輝かす」が流れ、ホテルミラコスタの建物へのプロジェクションマッピングもしばらく続いていたようでしたので、私達は部屋の灯りを消したまま窓辺でメディテレーニアンハーバーの様子を眺めていました。音楽が通常のパークBGMに戻り、ディズニーシーにいつもと同じ夜の風景が戻ってきたのはそれから数分後、19:55頃のことでした。本日の部屋の窓から眺めたビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~。距離はあるものの ハーバー水域全体を正面上方から捉えることができたので、水上で起こったことの全てが欠けることなく見えたんじゃないかなと思います。内容をメモするように状況写真をたくさん撮りながら(実際に少しメモも取りながら)「ビリーヴ!」を眺めて、私はこのショーが始まって6か月めにしてようやく全体の流れ(というか構成)を把握できました。最初から最後まで通してこのショーを観たのはこれで4回目だと思いますが、なにしろショーを作り出す演出装置(真ん中の大きな機材や4台の多機能台船)の存在感が物凄いので私は毎回どうしてもそちらにばかり目が行ってしまい、また自分自身ディズニー作品についてそんなに知識が無いので アニメーションの名場面映像が出てきてもどういった意味を持つシーンなのかよくわからず「感動の共有ができない」状態に陥ってしまい、いつも「なんか水上が凄いことになってるのはわかるんだけど内容が腑に落ちない」という感想で終わってしまっていたので、今回の鑑賞でショーの流れが掴めただけでも大進歩だと思います。(ただ、誤解を恐れずに言えば、「ディズニーアニメーションの内容を知らないゲストでも楽しめるエンターテイメント」の方が 特にディズニーシーのパークとは相性が良いのではないかと個人的には思うのですけれどね~)夫なんかは「別にそんなに無理して理解しなくても、好きになろうとしなくてもいいんじゃないのー?」と言いますが… でもね。これから先数年は夜のハーバーで続くと思われる大きな(上演時間が30分以上もある!)このショーを、素直に楽しむ気持ちになれないままこの場所で過ごすのはなんか とてつもなく「もったいない!」と私は思ってしまうのです。ショーのすべてについて心を動かされることはなくてもせめて「ここだけはしっかり観たい」と思えるシーンを見つけたり「この場所から観るのが好きだな」と思える鑑賞場所を見つけることができたなら…そのためには、パーク内の水域に近い良い場所で一度くらい観てみないとね…とも思います。(現状ではなかなか難しいけど。)今までは殆どがホテルミラコスタからの鑑賞ですからね~ 水際にいてこそ感じられる音や光や色や熱や匂いや キャラクターや出演者の方々の繊細な表現や、そんなものにいっさい触れないままでこのショーについて何やかやと感情に任せて言い放つべきではないでしょう。いつかパーク内の水際で観られることがあったらその時またあらためてこのショーのことをちょっと考えてみることにしよう と、ハーバー正面上方から遠くショーの全貌を眺めて、贅沢にも今夜の私は思い至ったのでした。さて、そんなことを あーでもないこーでもないと夫と話しこんでいたら時刻は20:15。えっ! このままぼーっとしてたら花火始まっちゃうんじゃないの? …と我に返った私達は、バタバタと支度をして再入園するため部屋を出ました。ホテル&パーク・ゲートウェイからピアッツアトポリーノに出たのは20:20過ぎ、そのまま右方向に歩いて 視界が開けるスチーマーライン乗り場の先あたりまで行けたのは20:25頃でした。そうして空を見上げて待つこと数分。ほんのちょっとの南風でも中止になってしまうことの多い舞浜パークの花火のショー、今夜は無事 予定通り開催されました。20:30、「スカイ・フル・オブ・カラーズ」です。5分ほど と ごく短いですが、リゾート40周年の弾むようなテーマ曲が印象的な 心が明るくなるような花火でした。パークの一日の締めくくりにこんな音楽と共にリズムに乗りながら花火を見上げるのは楽しいですね~明日への希望が湧いてきます。夜だけれど なんだか元気になりましたよ。閉園時刻が迫って混雑を極めるエンポーリオ店内をちらっと覗いたあとホテル内に戻り、サローネに立ち寄ってお酒を少しだけいただいて、キャストさん達に おやすみなさい と告げて部屋に帰ったのは21:30前頃でした。部屋に入るとすぐに、開けてあった窓の方から閉園時刻を迎えたことを知らせるパーク内アナウンスが2回繰り返して聞こえてきました。窓辺に寄って見下ろしてみると 閉園時刻から30分が過ぎたパーク内にはまだ若干のゲストが残っているようでした。遠くパークの奥地方面ではサーチライトが飛び回る様子も見え、それに追われるようにポンテヴェッキオ上を足早にこちらに向かってくるゲストの姿も何組か見て取れました。それからしばらくするとピアッツアトポリーノからはすっかりゲストの姿が消え、21:40を過ぎる頃には広場に見える人影はサーチライトを手にした警備担当のキャストさんばかりとなりました。22:30前には、ゲストがいなくなってからもずっと流れ続けていたパーク内のBGMが止まりました。そして23:00になると プロメテウス火山の照明までがすーーっと音もなく消えて、ディズニーシーのパークには本物の「夜」が訪れました。真っ暗になったパーク内ではその後も あすのパークを作り出すための様々な準備がひっそりと行われていたようでしたが、それはホテルミラコスタのポルトパラディーゾサイドに宿泊しているゲストのみが知る 内緒のできごと。今夜の私は、このあたりで窓辺から離れようと思います。おやすみなさい。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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(…その2から続く)昨日のアンバサダーホテルのフロントと同様、こちらサローネ・デッラミーコでもチェックインの際に結婚記念日のお祝いカードやら私の誕生日のカードやら大切なものをたくさんいただき、夫が戻ってきたのは15:30過ぎ頃でした。朝方ホテルの車寄せで預けた荷物は既に部屋に届けてあるとのことだったので、その後少しして私達はサローネを出て 案内された部屋に向かいました。今回予約してあったのはスペチアーレのツインの客室、予約サイトの表記通りにいうと、 「スペチアーレルーム&スイート ポルトパラディーゾサイド スーペリアルームハーバービュー」…ということになります。いわゆる、サローネを利用できて朝食付きの普通のハーバービューツインの部屋 ですね~この呼び名の客室は全て5階に存在していて、部屋位置はベッラヴィスタラウンジの上あたり(ハーバーを正面に見る位置)と オチェーアノのコース側テラスの斜め上あたり(アラビアンコースト側ウイング)の2か所となっていますが、今日のお部屋はハーバーを正面に見る方でした。たぶん ですが、昨年のこの時期に宿泊した部屋の数室隣にあたるんじゃないかなー と思います。(後日談:帰宅して確認したらひとつお隣でした)部屋のドアを入り カーテンを開けようと部屋の奥まで進むと、窓辺のデスクの上にホテルロゴ入りのエコバッグがふたつ置いてありました。(こちらのお部屋はここが定位置なのでしょうかね~)厚手の遮光カーテンを開けると うっすら見えるディズニーシーのパーク。レースのカーテンも開けると、正面にプロメテウス火山がどーんと見える素晴らしい眺めでした。ただいまパーク内では火山の麓のフォートレス周辺で大規模な工事が行われているので 部屋からの景色も少し残念な感じになるのかなあ と心配していたのですが、5階のこの位置から眺めるぶんにはあまり気にならなかったです。(2~3階などだと工事現場と目線の高さが同じくらいになってしまうので 人によっては少し気になるかもしれないです。)このお部屋は窓が左端に位置していて 右側の壁部分にデスクが寄せて置かれているので、パーク内の景色も見やすいですね。室内に置かれていた赤いソファーはベッドにもなる大きなタイプ。(このソファーをベッドとして使用しさらにトランドルベッドも使用すると、合わせて大人4人まで宿泊できるとのこと。)ベッドの間のサイドテーブルの引き出しには40周年デザインのポストカードが入っていました。こちらのホテルはチップ&デールなんですね。ミッキーのはアンバサダーホテルと同じ物のようでした。洗面所に置かれているアメニティーには少し変化がありました。(スペチアーレ&スイート客室にのみ設置されている入浴剤が ホテルオリジナルパッケージ入りのバスビーズから市販品のタブレットに変わったようです。)本日宿泊することになったお部屋の中をひとしきり探索し終わって、時刻は15:45。もう少し経つと窓の外のパーク内ではハーバーグリーティングが始まる予定なので、私はそれまでに荷物を解いて整理することにしました。さきほど12:00の回は強風のために中止になってしまったリゾート40周年を祝うハーバーグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」。この時間になっても風は結構強いように感じられたので「やるのかしら??」と半信半疑だったのですが、16:00の回はとりあえず開催されました。この時間に開催される水上エンターテイメントは ハーバー正面の部屋の窓からは逆光になるうえ遠いので、少々見づらいですが 楽しい雰囲気はよーく伝わってきました。後半では船にドリームガーランドもはためき お祝い感もたっぷりです。10分弱のごく短いグリーティングが終了して船が水上から去った後には「強風のために一部内容を変更した」旨のアナウンスが流れていましたけれど、キャラクター達の持ち道具(カラフルな旗)が無かったのが変更点だったのでしょうか。その後私達は、午前中に撮影していただいた写真をまだ受け取ってないことに気づき、パークに再入園するために部屋を出ました。エレベーターで1階に下り、ホテル&パーク・ゲートウェイを通って夕暮れのディズニーシーに再入園したのは16:30くらいでした。朝のオープンから間もない時間帯に比べたらミラコスタ通りの人出は落ち着いた感じで、40周年のデコレーションを眺めたり写真を撮ったりするのも比較的自由にできました。ミラコスタ通り入口の上の「40」マークのそばには ちゃんとティンカーベルもいるのですね~専門のキャストさんに撮影していただいた写真(ディズニーフォト)の受け取り場所であるショップ「フォトグラフィカ」も、この時間はとても空いていました。このお店での写真の受け取りは以前は夕方以降は長蛇の列だったものですけれど、最近は写真データをダウンロードして購入する方が殆どで台紙付きの写真実物をパーク内で購入する方が減ってきたので 店頭は空いているのかもしれませんね。パーク内で他の用事も済ませてちょうど17:00になるころ、私達はミラコスタに戻り 部屋に帰る前にサローネ・デッラミーコへ。席に着き、さきほど受け取った写真をテーブルに広げてみました。きょう撮影していただいたディズニーフォトの台紙はこんな感じで、三つ折りの冊子ではなくガーランド型の台紙3枚セットになっていました。(写真は加工してあります)台紙の端には小さな穴があけてあり、リボンやリングなどでつなげて飾ってくださいね~ ということだそうですよ。変わった台紙でちょっと面くらいましたが、4年ぶりにふたりの顔がしっかりわかる記念写真をパーク内で撮ることができたので嬉しかったです。(しかも ドリームガーランドを持ってポーズまでとっている という私達としては相当はしゃいだ感じの写真となったので ある意味貴重だな~ と思います。)その後はしばらく アルコール提供タイムに入ったサローネでスパークリングワインやビールなどをいただきながら過ごしました。(サローネって、いつの間にやらカクテル以外のアルコールはセルフサービスになったのですね~ ちょっとびっくりです。ワインのボトルやモレッティなどの小瓶がカウンターに並んでいました。)「ウェルカムプレート」と称するおつまみ盛り合わせも用意してくださったので、私達はそれだけでおなかがいっぱいになってしまい、夕食のために予約していたレストランはキャンセルすることになりました。(ウェルカムプレート本日の内容は、グリッシーニに生ハムにトマトソース、チーズ、枝付き干し葡萄、鴨スモーク、黒糖がけのくるみ でした。内容はどんどん変わっていくのではないかと思います。)客室の窓からの夕景を見たくて、アルコールタイムの「楽しいサローネ」を切り上げて部屋に戻ったのは17:50頃。窓の外ピアッツアトポリーノの「ビリーヴ!」鑑賞エリアには、ゲストが続々と集まってきていました。(一方そのころ、夫はなぜか一人でパーク内に。本日宿泊する部屋の位置をパーク内から確認して写真を撮っていたのでした。最上階の 時計の真下に並ぶふたつの窓のうちの、向かって左側の窓の部屋だったそうです。)「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」開始まであと一時間となったディズニーシー、メディテレーニアンハーバー。少しずつ西に傾いていく陽に照らされてホテルミラコスタの建物は空と同じオレンジ色に染まり、窓から眺める夕刻のディズニーシーはそれはそれは綺麗でした。プロメテウス火山の稜線から続くフライトミュージアムの建つ丘の向こう 隣国の地に沈んでいく太陽を、私は部屋の窓辺にいて ただただ眺めながら時間を過ごしました。(その4 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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(…その1から続く)リストランテ・ディ・カナレット前の階段からブロードウェイに出て そのまま坂道を下ってブロードウェイミュージックシアターに行ってみると、11:30開演のビッグバンドビート初回公演(抽選無し先着順)への入場待ちゲストの数はまだそんなに多くないように見えました。(列はまだシアターの外にはできておらず、ロビーに留まっていました。)時刻はちょうど10:00頃、パークが正式にオープンしてから一時間半が経過したところです。――もう少しあとで来ても大丈夫かな~私達はそう考えていったんシアター前を離れ、40周年デコレーション施されたニューヨークの街並を見に行くことにしました。デランシ―ストリートからウォーターストリートにかけての高架下の柱には いつものように大小のイベント看板が登場。(もちろん他のキャラクター達の看板もありましたよ!)街角のあちこちにはこちらの地区でもドリームガーランドをみつけることができました。ブロードウェイの街灯にはメディテレーニアンハーバーと同じデザインのキャラクターバナーが取り付けられていました。ニューヨーク地区をぐるっと回ってブロードウェイミュージックシアター前に戻って、時刻は10:15くらい。ビッグバンドビート初回への入場列はいまだロビー内に収まっていましたけれど、キャストさんに人数を申告して中へ入れていただくと 既に待っているゲストは200人前後くらいか といった感じでした。私達がロビーに入って間もなく「中で待てる人数」は定員に達したようで、その後にいらした方々はシアター前の屋外のロープ内で待つように案内されていました。客席の準備が整って、入場が始まったのは10:55頃。ロビー内で待っていたゲストは前から順に数十人ずつに区切って何回にも分けて誘導され、私達が客席エリアに案内されて着席できたのは11:00過ぎ頃でした。(安全確保のためだと思いますが、案内は大変ゆっくりです。)確保した座席はサイドブロックの前方の通路際。私にとってはベストな座席でした。そんな席から観た本日のビッグバンドビート。びっくりしたのは、出演者の皆さんが以前と同じように「ここぞ!」という場面でパワフルな掛け声や嬌声を思い切り発していらっしゃったこと。この数年、感染対策のためゲストだけではなくステージ上の出演者の皆さんも「発声すること」は控えていらっしゃったのだと思いますが、どうやらその措置も終了となったようですね。これからも少しずつ演出面などで変化があるかもしれない と思うと、ちょっと楽しみになりましたよ!また 今日の席はステージにとても近かったので「Diga Diga Doo」のシーンでは女性出演者の皆さんの美しい筋肉を目の当たりにし、やっぱりプロはすごいなあ... と素直に感心してしまいました。キャラクター達の表現力も素晴らしいけれど、踊る方や歌う方や演奏する方が以前のようにパーク内にもっともっとたくさん戻ってくればいいのになあ... と思わずにはいられませんでしたよ。ショーが終了してシアターの外に出ると、メディテレーニアンハーバーの方向から大量のゲストがブロードウェイを下ってくるのが見えました。この時、時刻は12:00になる少し前。あれ?ひょっとして12:00からのハーバーグリーティング(「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」)、中止になったのかな?…と思いながらハーバー水域が見えるあたりまで出ると、一帯に 今回のグリーティングは強風のため中止 という旨のアナウンスが流れました。私達はこの後は「水上グリーティングをどこかで眺めてからPSを入れてあるマゼランズで昼食」という予定だったのですが、グリーティングが中止なら食事の前にちょっとアトラクション行こう! とマーメイドラグーンへ向かうことにしました。そうしてたどり着いたのが「スカットルのスクーター」、入り江にある小さなやどかりコースターです。いや~私、これ大好きなんです。来たら何回でも繰り返し乗りたいんですけれど、見た目に反して実はそんなに待ち時間短くないのでいつも一回か二回しか乗れません。きょうは12:06頃に行ったら「15分待ち」で、食事の予約時間のこともあるので泣く泣く一回でやめておきました。その後はトリトンズキングダムの中でお買い物をして「マゼランズ」へ。現在は休業中のためウェイティングエリアとして使用されている「マゼランズ・ラウンジ」で15分ほど待って、階下のダイニングエリアへ。きょうは大きな地球儀のある部屋ではなく、ドーム状の天井が特徴のこちらのお部屋への案内でした。席に着くと、前回1月に来た時にその存在におおいに悩まされた透明アクリル板のパーティションがテーブルの上から無くなっていました。注文したのは、東京ディズニーリゾート40周年のスペシャルコース。それにグラスワインセットを夫は2種で、私は3種でお願いしました。(もちろんワインメダルも購入させていただきました。)メモ:選んだグラスワイン3種(スパークリング)アンリオ・ブリュット・スーベラン(白)M3シャルドネ ショウ・アンド・スミス(赤)ピノノワール・アレナリア クロ・デ・フお料理の方は、40周年のスペシャルコースらしい ひと目見て「わーい!お祝いだー!」と声をあげたくなるようなものが多くて楽しかったです。前菜にはドリームガーランドがあしらわれていました。お魚料理はカンパチのカダイフ包み揚げだったのですが、小さなカップに入ったスープがついてきてそれをかけていただく という趣向でした。お肉のお皿は豪華に、和牛のグリエと仔羊ローストの盛り合わせ。この仔羊、ものすごーく美味しかったです。パーク内での楽しい食事だというのに、ワインもお料理もパーク内でいただくものとしてはとてもとても美味しすぎて 珍しく二人とも黙り込んで食べてしまいました。ちなみにパンと一緒に出てきたフランス産のバターはプラス300円でおかわりができるとのこと。塩味が強く、赤ワインのおつまみにもできそうなバターでした。デザートはクレマカタラナ(スペイン風プディング)風のケーキとポルボロンというスペインのクッキーに柑橘のソルベ。「40」を模ったチョコレートも添えられていて、最後の最後まで祝祭感たっぷりでした。人によって好き嫌いもあるでしょうし、選んだメニューによっても感想は違ってくるでしょうけれど、やはりマゼランズはディズニーシーの中では相対的に美味しいお店だと思います。少なくとも私にとって今日のマゼランズのお料理とワインは期待していた以上のもので、大変満足しました。1月にもこちらのお店に来たので今回は別のお店にしようか とも考えて少し迷ったのですが、来て良かったです。ごちそうさまでした。食事を終えてマゼランズを出たのは14:50過ぎくらい。それからはハーバーの水域沿いを歩いてホテルミラコスタへ向かい、ホテル&パーク・ゲートウェイから入館してチェックインのためにサローネ・デッラミーコへ行きました。サローネ到着は15:05頃で 特に混雑しているようには見受けられなかったのですが、チェックインの順番がやってくるまでは15分くらいかかりました。夫がチェックインの手続きをしている間、私は近くの窓からパーク内の景色を眺めながら待っていました。ほんとうに今日は朝からずっと絵にかいたような五月晴れで、この時間になってもサローネの窓からはパーク内ポンテヴェッキオの先の海までがはっきり見えて 素晴らしい眺めでした。私達が今回予約していたお部屋はハーバービューでしたが 当日まで部屋位置がはっきりわからないカテゴリーの客室だったので、「きょうはどこのお部屋になるのかなあ…」などといろいろ考えながら 私は夫が手続きを終えるのを待っていました。(その3 に つづく・・・)* マゼランズ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”スペシャルコース * ・小鮎のエスカベッシュ、アオリイカのタルタル、ホワイトアスパラガスのポワレ・カンパチのカダイフ揚げ パプリカとメロンのスープ添え・和牛のグリエ フムスとトマトのヴィネグレット 仔羊のロースト ミントのパン粉焼き・パン・クレマ・カタラナケーキとポルボロン、柑橘のソルベを添えて・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・2023年4月10日~8月31日(10000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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5月2日火曜日。東京ディズニーシーやホテルミラコスタの敷地までたったの数百メートルの場所にいて朝を迎えられるというのに(前日の日記はこちら)、私は5:00になる前に目覚めてしまいました。なぜなら、宿泊しているアンバサダーホテルの部屋の窓に朝陽が猛然と突進してきたからです。このお部屋の窓、真東向きだったんですね~眠る前に遮光カーテンを閉めておくのを忘れていました。今日のディズニーシーの開園時刻は8:30、ディズニーホテル宿泊者限定ハッピーエントリーの開始は8:15 ときいていますが …まだ5時前だよ。 もうちょっとだけ寝ておきたいなあ...私は 寝過ごしてしまわないようにカーテンを半分だけ閉めて、ベッドに戻りました。自分用にセットしてあったアラームで再び目覚め、前夜調達した朝食をひとりでとってから身支度を始めたのは6:00頃でした。「ボクは6:30くらいに起きれば間に合うよねえ」 と前夜言っていた夫は、早く床に就いたことが功を奏してか今朝は6:00過ぎには自然に起きて恒例の朝風呂のためバスルームへ。バスルームから戻ったところでセットしてあったモーニングコールが鳴り出し、今朝は 夫の方がミッキーより早起き という珍しい展開になりました。(ミッキーの声は私もスピーカーフォンできかせていただきましたよ!)荷物も整えパークへ出かける仕度も完了して、テレビ画面でエクスプレスチェックアウトの手続きをし 部屋を出ようとしていると。窓の外を つつつーっと40周年デザインのリゾートライナーが滑っていくのが見えました。うわあー! もう一回見たいなあ...と思いましたけれど、40周年ライナーが軌道を一周回ってこの場所に戻ってくるまでには15分くらいかかっちゃいますからね~潔くあきらめて私達は部屋を出ることにしました。7:05くらいのことでした。リゾート内の道路をほんの少しだけ走って、ホテルミラコスタの車路ゲートを入ったのはそれからすぐでした。正面玄関車寄せに向かう坂を上っていくと、石畳の向こうに見えてきたミラコスタはいつもと姿が違っています。ただいま絶賛工事中(外壁補修工事だそうです)なので建物の写真を転写したシートで覆われているのですけれど、手前にちゃんとした車寄せが見えているものですからあまり違和感がありません。なんだか不思議な感じがしましたよ~今朝この時間の車寄せはゲスト到着のピークを迎えつつあるようで ロータリーからホテル前にかけて多数の車が停車しており、誘導や荷物の積み下ろしにあたるドアサービスキャストさんの数も(台車の数も)とっても多くて、その活気ある様子に私は圧倒されそうでした。(私達のよく知る早朝6時台の正面玄関はわりと落ち着いていて静かですからね~)ご家族連れの大荷物を車から台車へとどんどん積みかえたり はしゃいで走り出しそうな小さなお子さんを優しく制止したり。大型連休の朝 次々と到着する様々なゲストにそつ無く対応していらっしゃるドアのキャストさん達の姿は、今朝は一段と頼もしく感じられましたよ~さて、そんな賑やかな朝の車寄せに今年もまた夫と二人きりで到着した私は というと。少しの荷物とともに車を降りて、駐車場へと運転していく夫を見送った後は玄関前のデスクで荷物の預かり証を作成していただき(今朝はいつにも増して手早かったです)、いったんホテルのロビーに立ち寄ったあと ディズニーシーのパークエントランスへと向かいました。ホテルの玄関脇から小さな階段を下りてパークエントランスノースに至るまでの間にはホテルキャストさんが大勢いらっしゃり、ハッピーエントリー通行証の見本を掲げながら「通行証をお持ちの方はこちらへお進みください」と案内をしてくださっていました。エントランスへと下りると、ミラコスタに近い手前側のチケットブースあたりを先頭に、ハッピーエントリー専用の保安検査(手荷物検査)列が2~3列ほど作られていました。既に保安検査は始まっているようで、列は少しずつ動いているように見えました。この時、時刻は7:20。――アンバサダーホテルの客室ドアを出てからここまで15分かー 早かったな~などと考えつつ列の最後尾につくと、すぐに夫がやってきました。その後7分ほどして私達は保安検査を通過し、パークの入園ゲート前のエリアへ。文字通りの五月晴れの空を眺めながらハッピーエントリーの開始時刻を待ちました。8:10頃になると入園ゲートのシャッターが上げられて、ディズニーシープラザのアクアスフィア周辺にはミッキーをはじめとするキャラクター達が姿を現し、遠くからゲストに手を振りつつゲート前を通り過ぎてパーク内へと向かっていきました。そして 8:15に予定通りハッピーエントリー開始、2分後には私達もゲートを通過しました。(通行証は入園ゲートを入る時に回収されました。)(ディズニーシープラザのあちこちではキャストさん達がドリームガーランドを掲げてお出迎えしてくださっていました)(ミラコスタ通りの中で天井を見上げると、ここにも色とりどりのドリームガーランド)ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーへ出ると、ピアッツアトポリーノにはさきほどゲート前を通り過ぎて行ったキャラクター達が勢ぞろいしてゲストを迎えてくれていました。広場に立つ街灯には40周年をお祝いするキャラクター達のバナーが。この光景は久しぶりに見る気がします。(ディズニーシー20周年の時は社会状況に配慮してか なんの飾りも無かったですもんねえ... 感慨深いです。)ハーバー周辺にいらっしゃるキャストさん達の胸にも小さなガーランドが見え、皆さん旗を振ったり誇らしげにガーランドを掲げたりして私達を迎えてくださっていました。広場や水際でしばしお祝い気分に浸った後は、私達はとりあえず朝一番の「ソアリン」へ。既にアトラクション敷地の外にまで伸びていた待ち列最後尾に到着したのは8:25過ぎくらいだったと思いますが、8:30のパークの正式オープン時刻になると同時にアトラクションの運営が始まって列は大きく動き出し、あっという間にスルスル~ っと敷地内 そしてフライトミュージアムの中へ。展示室内で長く待つこともなくカメリア・ファルコ女史の肖像画のある不思議な部屋に案内され、壮大な空の旅を順調に終えて清々しい気持ちで地上に戻ったのは9:00になる少し前のことでした。(アトラクションの外に出て待ち時間を確認したら、この時点で「125分待ち」と表示されていました。)その後は、ザンビーニブラザーズ・リストランテの裏手からハーバーへ続く坂道(いわゆる「パペリーノ通り」ですね~)に出現しているという40周年デコレーションのペインティングを見に行きました。ドリームガーランドもあちこちに飾られていましたよ~細い階段状の小径の方には、アンバサダーホテルでも見かけた楽しそうなキャラクター達のペイントも。デコレーションを眺めて 写真を撮りながらのんびり歩いて、ピアッツアトポリーノに戻り着いたのは9:10頃。それからは、「すいている今のうちに」と エンポーリオやヴァレンティーナズ・スウィートでお買い物を済ませ(朝の方が商品が揃っているので欲しいものが買えますからね!)、ミラコスタ通り入口で行われていた専門のキャストさんによる写真撮影(フォトサービス)の列に並びました。この時9:40くらいでしたが 写真撮影の列には3~4組ほどが並んでいて10分ほど待ちました。4月末から5月初めにかけてのこの時期は私達にとっては記念日週間なので、かつてはディズニーシーに訪れたら必ずパーク内のどこかでフォトサービスの列に並んで台紙付きの記念写真を撮っていたものですが、それもこの数年はしていなかったので 久しぶりに撮影できて嬉しかったです。(注:フォトサービスそのものは変則的な営業のさなかでも行われていましたが、マスクを着用したままの撮影しかできない時期もあり、ここ数年は自発的にやめていました。)今回担当してくださったカメラマンさんはゲストをのせるのがとても上手で、私達も求められるままについつい色々なポーズをとってしまい、楽しい撮影になりましたよ!撮影を終えたあとは、ビッグバンドビートの初回(エントリーなし先着順自由席)を観に行くためにヴェネツィアエリアを通ってアメリカンウォーターフロントへ。ヴェネツィアの歴史を感じさせる建物の外壁にもパペリーノ通り同様に40周年のペイントがあり「またもや世界遺産に落書きか??」と少々戸惑いもしましたが、よく考えてみたら このデコレーション手法もパークが突然変則的な営業形態に陥る直前にはイベント時のお約束になりつつあったようですからね~「これがここにあるということは ディズニーシーも完全に『通常運転』に戻ったということだ」と考えなおし、むしろ喜ばしいことなのだ と 心の中で自分に言い聞かせながら、私はヴェネツィアエリアを通り抜けてブロードウェイへと向かいました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 2, 2023
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我が家の結婚記念日週間の恒例行事「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」を明日に控え、今日はアンバサダーホテルに宿泊です。この時期の舞浜を楽しむために 早朝に起床して渋滞を警戒しつつ首都高を走り抜けてくる というのもそろそろ年齢的につらくなってきたので、今年はちょっと余裕を持ったスケジュールにしよう と一泊増やしてみることにしました。大型連休中とは言えきょう5月1日は暦上は平日なので、ふたりとも若干のやるべきことを慌ただしく終えてから車で舞浜に到着したのは17:00過ぎ。アンバサダーホテルの駐車場に車を停めてほぼ待つことなくチェックイン手続きを済ませ、結婚記念日のお祝いメッセージやら私の誕生日カードやら 明日の朝の「ハッピーエントリー通行証」やら、いただいた大切な紙物をたくさん抱えて本日宿泊する部屋のドアを入ったのは17:30頃でした。おなじみの ホテル内で一番カジュアルなダブルベッド一台のコンパクトな部屋。見慣れた景色ですが、きょうはいつもと違うことがひとつ。部屋の入口近くに配置されているクローゼット横の鏡の前に、ホテルロゴ入りのエコバッグがちょこんとふたつ置かれていました。ディズニーホテルではこの3月からペーパーバッグを客室に置くことをやめて代わりに持ち帰り可能なエコバッグを置くようになった と聞いていましたが、こんなふうにお部屋に入ってすぐ目につく場所に置いてあるのですね~へえ~ これがそうなんだー …という気持ちでさっそく一つ開封し広げてみると、シンプルな形状ですがマチがあって収納力もそこそこありそうな物でした。舞浜のパークやホテルで、有料のショッピングバッグを購入するほどでもないちょっとしたお買い物の際に 持っているとちょうどいいサイズかもしれないですね~他にいつもと違う点といったら、ベッドのサイドテーブルの引き出しに備えられているポストカードが40周年デザインになっていたこと。私は「客室のポストカードを必ずチェックする」という習慣が身についていないので、こうやって引出しを予め開けておいてくださると気づくことができるのでありがたいです。(期間限定デザインのものが置かれていることに気づかず、そのままチェックアウトしたことも過去何度もあります。)ミッキーがデザインされている物とドナルド・デイジーのデザインの物、それぞれ二枚ずつありました。他のホテルはどんなデザインなのでしょうかね~そして、お部屋の窓から見える景色はこんな感じ、今回は京葉線&リゾートラインビューですね。上の階なので見晴らしは良いです。荷物を解いて少し落ち着いたところで、本日の夕食について何も予約などしていなかった私達はチェックインの際に案内されたテイクアウトメニューをとりあえず一人分だけモバイルサイトで注文。足りなさそうな分はホテルのショップ(サンセットサンドリ―)かイクスピアリで調達すればいいよね~ と話し、明るいうちにまずはホテル内の40周年デコレーションでも眺めに行こう! と部屋を出ることにしました。きょうのお部屋はエレベーターから近いので、ロビーのある1階まではすぐに下りることができます。私達はチェックインの時から気になっていたフロントデスク上やサービスカウンターの上の40周年デコレーションを見上げてカメラに収めました。やっぱりここにも三角形の「ドリームガーランド」 なんですね~正面エントランスのガラス扉にも、小さなガーランドがたくさんデコレーションされていて可愛らしいです。玄関車寄せに出てみると、外側ではキャラクター達が迎えてくれていました。※反対側にはミニーさんもちゃんといましたよ!パーク行きリゾートクルーザー乗り場側のエントランスは またちょっと違ったデザインのデコレーションが施されていました。こちらのバリエーションも可愛いですね~その後イクスピアリへ向かおうとレストランの並ぶ廊下を通りかかると、チックタックダイナーのショウウインドウにも40周年をお祝いするキャラクター達の姿やお城をあしらった大きなロゴマークを見つけたので 夫と私は立ち止まってカメラを取り出しました。なかなか上手に撮れないなあ。(背景がガラスだからねー...)…と思って、カメラを向ける角度を変えてみたりウインドウから離れてみたり...と しばらくあたりをうろうろしていると。ふと顔をあげた際にマスク越しに目が合ったキャストさんが私達の名前を呼んだかと思うと、一直線にこちらへ向かってずんずん近づいていらっしゃるではありませんか!それは、もうずいぶんと長い間お顔を拝見できていなかった 以前他のディズニーホテルにいらしたキャストさんでした。非接客の部署に移られたというお話を各方面から伺っていたので まさかこんなところで再びお会いできるとは予想もしておらず、不意打ちをくらった私は感激して泣いちゃいそうでしたよ~懐かしさに身を任せてあんなこともこんなことも語りたかったけれど お仕事の邪魔になってはご迷惑だろうとおしゃべりは近況報告にとどめて手短に切り上げて、もっともっと話していたそうな夫を引きずるようにして 私はアンバサダーホテルのレストランエリアを離れました。ありがとう お元気そうでよかった 会えてよかった これからも元気でいてくださいね――と。再会のチャンスをくれた この地にいて私達を見守ってくれる「何か」に精一杯の感謝をこめながら。 ほんとうにありがとうございました。こちらは二人ともマスク姿で顔もはっきりわからないだろうに よくぞ見つけてくださったと思います。おそらく、私達があいも変わらずふたり連れで よく顔を合わせていた当時と同じように目的もなさそうにホテル内を彷徨っていたので その様子にふと気づいて思い出してくださったのでしょうね~きっと私がひとりで同じ場所をふらっと通りかかってすれ違っても、当のキャストさんは気づいてくださらなかったかもしれません。いつもの場所じゃなくても、いつもの曜日時間じゃなくても、ふたりで一緒に肩を並べて歩いているとこんな思いがけない素敵なことに出会うこともあるんだなあ。その後私達はイクスピアリやアンバサダーホテル内で夕食になりそうなものを見繕い、注文してあった(テイクアウトの)ローストビーフ丼とガーデンサラダをエンパイアグリルで受け取って部屋に持ち帰り、食事を済ませた後は明日に備えて早めに休むことにしました。毎年同じ時期に習慣のように訪れて過ごす舞浜だけど、今年は40周年だということ以外特段目新しいこともないディズニーシーのパークだけど。小さくてもいいから嬉しいことに明日も出会えるといいな。(今日みたいにね!)もう舞浜に来ちゃってる という安心感からか いつになくよく眠れそうな今年の記念日週間の「ディズニーシー&ホテルミラコスタ宿泊」前夜は、そんな想いとともに更けていったのでした。(翌日の日記につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 1, 2023
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