「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

May 3, 2023
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(…​ その1 ​から続く)

荷物を預けようとサローネ・デッラミーコに伺うと、入り口にいらしたキャストさんは 控えをご用意しますのでお待ちください と中へ通してくださいました。

12:00が近くなったサローネには意外と多くのゲストがいらっしゃって、パーク内のハーバーに正対するエリアの窓辺のテーブルは埋まっていましたので、私達は誰もいなかった一番奥のエリアに行ってお茶でもいただくことにしました。



まもなくキャストさんがテーブルまで荷物預かり証の控えを持ってきてくださり、「お時間に余裕があるならぜひ」と12:00からパーク内で行われるハーバーグリーティングをここから眺めていくことをおすすめしてくださいましたので、私達は有難くそのおすすめにのることにしました。


そして12:00、窓の外では「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。
(開始に際してサローネでは特に何かご案内はなく、ずっと以前していたように窓を開放することももちろんありませんでした。)



サローネの窓から眺めるメディテレーニアンハーバーの景色は、水域が遠くの海とつながって水平線まで続いているようにも感じられて、本当に素晴らしいですよね。


この回のグリーティングでは、昨日の午後に部屋からみた「一部内容変更版」と違って 後半でキャラクター達はそれぞれ旗を手にして大きく振っていました。
なので、きっとこれが「完全版」なんでしょうね~



青空の下 水上を滑っていく船に翻る七色のガーランドはとても鮮やかに目に映り、キャラクター達の衣装や小旗の色も華やかで、独特の弾むようなテーマ曲の楽しさもあいまって遠くから眺めているだけでも気持ちが明るくなりましたよ。


様々な色のあふれる世界の素晴らしさを謳うこのエンターテイメントは 私達がこれから目指すべき社会の姿を描いているようにも思われます。

思えば 今回のディズニーシー&ホテルミラコスタ滞在では、私はこちらのサローネ含めホテルでもパークでも多種多様な個性をお持ちのキャストさんに出会うことができました。
それはただ単に 世界中からこの場所にやってくるゲストの多様性に対応するために運営会社さんがとっている施策 なのかもしれませんけれど。
でも、「この世の中には様々なひとがいて ひとりひとりが日々それぞれの人生を懸命に生きている」という ごくあたりまえだけれど忘れがちなことをテーマリゾートの一角に居ながらにして思い出させてくれる 私にとっては嬉しい瞬間でもありました。

皆さんご存じのように、今 40周年を迎えたリゾートの街角は色とりどりのドリームガーランドに彩られてとても賑やかです。
でも 実は、私達の住む日常世界にだって様々な人が暮らしていて目にははっきり見えないかもしれないけどこの世はとってもカラフルなんだ ということに、このささやかな水上エンターテイメントに触れたお子さん達がある日ふと気づいてくれたらいいなあ… と。
ホテルミラコスタの5階からグリーティングを眺めながら 私はぼんやりとそんなことを思ったのでした。



その後 私達はサローネに別れを告げ、昼食の時間まで(おなかをへらすためにも)リゾート内をお散歩して過ごすことにしてホテルミラコスタをいったん離れました。
12:20頃のことでした。






(このあと、私達はリゾート内の道路をホテルミラコスタからディズニーランドホテルまでほんとうに自らの足で歩き、ディズニーランドステーションからリゾートラインに乗ってディズニーシーステーションまで戻りました。)


(休憩のため立ち寄ったディズニーランドホテルのロビーにて)




私達がホテルミラコスタ館内に戻り、朝の宣言通り(?)に再びベッラヴィスタラウンジを昼食のために訪れたのは14:00前くらいのことだったと思います。

朝食時はソファー席でしたが、今度はこちらの席。



一日に二回もこのお店に来られて、それぞれ眺めも趣も異なるテーブルで時間を過ごせるなんてなんて幸せなことでしょうか。


さて、本日の昼食の注文内容は というと。
夫はさんざん迷った末、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインをポークにしてお願いしていました。

私の方は、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは​ 先日 ​いただいたので 今日はリゾート40周年のランチコースをメインは牛フィレにしてお願いすることにしました。
(お魚の方はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと同じとのことなので。)
それに加えて 私の方だけグラスワインセットのトリオもお願いしました。



以下、まずは私の方の「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース」を簡単に記録しておきます。


前菜。
マリネしたスズキや帆立貝柱と、ミニトマト、ラディッシュ、グリーンアスパラガスなどこの季節らしい野菜を使ったサラダ仕立ての前菜です。



白ワインエスプーマとライムのドレッシングとマスタードの他、クチナシで色付けした4色のマヨネーズ(お皿の左上方)も添えてありました。
カラフルなマヨネーズはもちろん「ドリームガーランド」イメージだそうです。
言わなくてもおわかりと思いますが、ベッラヴィスタがとても美味しくいただける前菜でした。


パスタはリングイネ。
ドライトマトと日向鶏のラグーソースです。



シンプルだけど普通においしかったです。
(素材がいいのでしょうね~)
誰もが美味しくいただける味だと思いますよ。


メインの牛フィレのグリル。
ソースは焦がしバターのソース、アーティチョークのピュレ。
付け合わせはおかひじき、それと筍とアミガサダケの煮込み。



これもごく普通に「美味しく調理した牛肉料理をいただいた」という感じでした。


デザートのチョコレートには40周年を祝うキャラクター達もわかりやすくイラストで登場。
オレンジムース、ピスタチオジェラートなどの盛り合わせです。



いちおう… と前置きしてキャストさんが教えてくださったお話によれば、真ん中のオレンジムースはその色や大きさで「ミッキー、プルート、ドナルド」の三人をイメージ、ピスタチオジェラートは「グーフィー」をイメージ、赤紫色のまあるい小さなゼリーは「デイジー」、ふわふわの薄桃色の泡は優しく可愛らしい「ミニー」をイメージしているとのことで、小さなふたつの三角形は「チップ&デール」のつもり とのことでした。 
(シェフをはじめ厨房の皆さんの苦労が慮られます。)





メモ:本日のグラスワインセット「ミラコスタトリオ」
(スパークリング)ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット
(白)ジーニ・ソアヴェ・クラシコ 
(赤)コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・メルロー

(5000)




夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースは、先日(日記は​ こちら ​)私が一人で来た時にいただいたのとメイン以外は同じなので 説明は最低限に留め写真のみ記録として残しますね。


前菜。



リゾット。



メインに夫が選んだのは「ポークのアッローストとセージ香るニョッキ、タレッジョのソース」。
これだけが私が先日食べたのと違っています。
そら豆とアスパラの「グリーン」と ポークの切り口の「薄ピンク」の色の組み合わせが晩春を思わせる、とてもきれいなお皿でした。



「火の通り具合が最高」だったそうです。
美味しかったみたいですよ~


デザート。




最後のデザートとコーヒーをいただいている頃、窓の外では16:00の「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」が始まりました。



ベッラヴィスタラウンジからハーバー水域までは距離がありますし、食事をしながらですから雰囲気を楽しむのがせいぜいですけれど、明るく楽しいグリーティングの様子をまたもや見ることができて幸運でした。




食事を終えてベッラヴィスタラウンジを出て いよいよ帰宅しようとホテル2階のベルデスクに行ったのは16:30近くなった頃でした。
預けた荷物を正面玄関に用意しておいていただくようお願いし、私達は車をとりに駐車場へと向かいました。



毎年同じ時期に同じように繰り返されるホテルミラコスタ宿泊、記念日に合わせた舞浜滞在ですが、その年それぞれの私達の置かれた状況によって その時どきの社会の状況によって 印象は大きく変わってくるものです。

今回は日程に余裕があったこともあってか、ふたりで生きてきた数十年間を振り返って切実に思い出に浸るよりも、この地に数年ぶりに戻ってきた人波やこの地に芽吹きつつある「新しい何か」に二人して思いを寄せる時間が長かったように感じます。

ドアサービスのキャストさんに荷物を積み込んでいただいてホテルミラコスタの玄関をあとにしたのも きょうはまだ日が高くて明るい昼間のうち。
お別れの瞬間は寂しさよりも「きっとすぐに また来るよ!」という明るい期待や希望の方が先に立ちました。


何年 何十年と歳を重ねても、目に映るいつもの景色に慣れてしまわないで。
見慣れた景色の中にもいつも何かしら新しい色合いを発見できるような そんな自分でありたいものだと、思いを新たにした今年の記念日宿泊からの帰り道でした。




(おしまい)







工事用の幕で覆われていた正面玄関外壁

(5月の19日ごろにはこの工事も終わるそうです)





** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 
     東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース **

・スズキのマリネ 帆立貝のサラダ 白ワインのエスプーマ ライムドレッシング
・リングイネ 日向鶏とセミドライトマトのラグー
・本日の魚のヴァポーレ ズッキーニ・ハーブソース グリーンベジタブル ヘーゼルナッツ
  または
 牛フィレ肉のグリリアータ アーティチョークピュレ 筍とモリーユ茸の煮込み
・オレンジムースとチーズクリーム ピスタチオジェラート
・コーヒー または 紅茶

              ・・・・・・・・2023年4月10日~6月30日





(6500)



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文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については  「東京ディズニーリゾート」の公式サイト  をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

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Last updated  June 6, 2023 12:37:26 PM
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「しろ」 @ かずちゃんさんへ。 こんにちは お久しぶりです。 入院、検査…
かずちゃん@ Re:それぞれの祝祭。(その3)(09/04) 私は来年の春ごろパークに行けるといい…
「しろ」 @ ranさんへ。 こんにちは。今まで気づかなくて。 お返事…
ran@ 質問です♬ 素敵な記事、ありがとうございます♡ 今度…
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ママりん@ Re:はるか遠く。(その2 ~ベッラヴィスタ・ラウンジ など)(05/03) しろさん、初めまして。 いつもとっても素…
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「しろ」 @ Re:お別れじゃないよ。(~オチェーアノ・コース)(01/04) きょんさん こんにちは。 久しぶりに自分…
きょん@ Re:お別れじゃないよ。(~オチェーアノ・コース)(01/04) こんにちは☺️ 初めてのコメント失礼します…

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