「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

「東雲 忠太郎」の平凡な日常のできごと

2024.01.09
XML
カテゴリ: Graph API


Microsoft Graph APIは、Microsoft 365サービス(例: Office 365、Azure Active Directory、Outlook、OneDrive、SharePointなど)にアクセスするための統一されたエンドポイントを提供するAPIです。これにより、開発者はさまざまなMicrosoftのサービスに対してデータを取得、更新、作成できます。


以下は、Microsoft Graph APIの基本的な要素と使用法の概要です:


エンドポイント: Microsoft Graph APIのベースURLは https://graph.microsoft.com です。各サービスはこのベースURLに特定のパスを追加してアクセスされます。例えば、ユーザーのプロファイルを取得するには https://graph.microsoft.com/v1.0/me というエンドポイントが使われます。


認証: APIへのアクセスは認証が必要です。一般的にはOAuth 2.0を使用して、アクセストークンを取得し、それをAPIリクエストのヘッダーに含めます。


データの操作: Microsoft Graph APIは、ユーザー、グループ、メール、ファイルなど、さまざまなデータを操作できます。例えば、ユーザーのメールボックスから最新のメールを取得する、ファイルをアップロードする、ユーザーのプロフィール情報を更新するなどが可能です。


クエリとフィルタリング: データを取得する際に、クエリパラメーターやフィルターを使用して結果を絞り込むことができます。例えば、https://graph.microsoft.com/v1.0/me/messages?$top=5 は、ユーザーのメールボックスから最新の5通のメールを取得するリクエストです。


イベントと通知: Microsoft Graph APIでは、特定のイベント(例: メッセージの受信、ファイルの変更など)に対する通知を受け取ることができます。これにより、変更があった際にリアルタイムでアプリケーションを更新できます。


SDKとサンプルコード: Microsoftは様々なプログラミング言語用のSDKやサンプルコードを提供しています。これらを使用することで、開発者はより簡単にMicrosoft Graph APIを利用できます。


Microsoft Graph APIは、クラウドベースのサービスにアクセスするための強力なツールであり、多くの企業がこれを利用して統合されたアプリケーションやサービスを開発しています。





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Last updated  2024.01.09 19:37:52


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