「東雲忠太郎」の平凡な日常のできごと

2024.03.17

`ObservableCollection` は、WPF アプリケーションにおいて、データの変更を自動的に通知するために使用されるコレクション

カテゴリ： C#.NET

`ObservableCollection` は、WPF アプリケーションにおいて、データの変更を自動的に通知するために使用されるコレクションです。以下に、`ObservableCollection` を活用する簡単なサンプルコードを示します。

このサンプルでは、ボタンをクリックするたびに `ObservableCollection` に新しい項目が追加され、その変更が自動的に UI に反映されます。

まず、MainWindow.xaml には、ボタンとリストボックスが含まれています。

```xml

<Window x:Class="ObservableCollectionSample.MainWindow"

xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"

xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"

Title="ObservableCollection Sample" Height="450" Width="800">

<Grid>

</StackPanel>

</Grid>

</Window>

```

次に、MainWindow.xaml.cs には、`ObservableCollection` を使用してリストボックスの項目を動的に追加するコードが含まれています。

```csharp

using System.Collections.ObjectModel;

using System.Windows;

namespace ObservableCollectionSample

{

public partial class MainWindow : Window

{

private ObservableCollection<string> items;

public MainWindow()

{

InitializeComponent();

// ObservableCollection をインスタンス化

items = new ObservableCollection<string>();

// リストボックスに ObservableCollection をバインド

listBox.ItemsSource = items;

}

private void AddItem_Click(object sender, RoutedEventArgs e)

{

// ボタンがクリックされたときに、ObservableCollection に新しい項目を追加

items.Add("Item " + (items.Count + 1));

}

```

このコードでは、`ObservableCollection<string>` をインスタンス化し、リストボックスの `ItemsSource` にバインドしています。ボタンがクリックされるたびに、新しい項目が `ObservableCollection` に追加されます。その変更は自動的に UI に反映されます。

`ObservableCollection` を使用することで、データの変更を監視し、UI の更新を簡単に行うことができます。これは、動的なデータの管理や表示に非常に便利です。