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2024.03.31
カテゴリ： C#.NET
XAML内の `Run` 要素は、テキストブロック内でテキストの一部に異なるスタイルを適用するために使用されます。`TextBlock` 内の `Run` 要素は、インラインでテキストを表示するために使用されます。主な機能は次のとおりです。
1. **スタイルの適用**:
`Run` 要素を使用すると、テキストブロック内の特定のテキストに異なるスタイルを適用できます。`Run` 要素には、`FontWeight`、`FontStyle`、`FontSize`、`Foreground` などのスタイルプロパティを指定することができます。
```xml
<TextBlock>
<Run Text="This is " />
<Run Text="bold" FontWeight="Bold" />
<Run Text=" and " />
<Run Text="italic" FontStyle="Italic" />
<Run Text=" text." />
</TextBlock>
```
2. **テキストの結合**:
複数の `Run` 要素を組み合わせることで、複数の文字列をテキストブロック内に表示できます。
```xml
<TextBlock>
<Run Text="Hello, " />
<Run Text="world" FontWeight="Bold" />
<Run Text="!" />
</TextBlock>
```
3. **バインディング**:
`Run` 要素の `Text` プロパティにバインディングを適用することができます。これにより、テキストブロック内のテキストの一部をバインドされたデータに動的に関連付けることができます。
```xml
<TextBlock>
<Run Text="{Binding FirstName}" />
<Run Text=" " />
<Run Text="{Binding LastName}" />
</TextBlock>
```
4. **マークアップ拡張の使用**:
`Run` 要素内でマークアップ拡張を使用して、動的なテキストを生成することができます。
```xml
<TextBlock>
<Run Text="Today is " />
<Run Text="{x:Static sys:DateTime.Today}" StringFormat="{}{0:d}" />
</TextBlock>
```
5. **イベント処理**:
`Run` 要素はクリックイベントなどのイベントハンドラーを追加することができます。ただし、この機能は一般的ではありません。
```xml
<TextBlock>
<Run Text="Click " />
<Run Text="here" TextDecorations="Underline" MouseLeftButtonDown="Run_MouseLeftButtonDown" />
<Run Text=" to continue." />
</TextBlock>
```
これらの機能を使用して、テキストブロック内のテキストの表示やスタイルを柔軟に操作することができます。
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Last updated
2024.03.31 14:21:13
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