晴&直 楽しいね♪ part2

晴&直 楽しいね♪ part2

11/1 佐々木正美先生



子どもたちは養護学校に通う小学部4年生の男の子の双子です。
精神遅滞を伴う自閉症スペクトラムです。

この日は京都府自閉症協会NHKハートフォーラムに行ってきました。
午前は式典と佐々木正美先生の講演(友だちのOさんは「ささやん♪」と呼んでいる)
午後からは佐々木先生を交えて門先生などが参加のシンポジウムがありました。

この日、一緒に来ていた友だちが、時間切れで帰られたので、佐々木先生がこのフォーラムの最後の方に発言されたことを伝えようとメモをとりました。

せっかくなので、みなさんにも聞いていただけたら、と思います。

*************

私が早く帰って友だちに伝えた佐々木先生の最後の方の発言です。
もちろん私が感じたことなので、考え方の取り違え等はあるかもしれません。
あらかじめご了承ください。


佐々木先生、シンポジウムでの発言も良かったよ(●^o^●)
私もフアンになったわ(*^_^*)

今日の感想を聞かれ、
「色んな立場の人の話を聞けて感激した。
 こうゆう形で立場の違う人の話を聞けるようにもなったんだなぁ~
 と感慨深く思う、以前では考えられなかったこと。
 専門職も保護者の話もすばらしい。
 どこの地域でもこうゆう話が聞けるということではない。」

他の方の話を聞いた上で、もう一度親と専門家の協働に関して、
「21年前に始めてノース~で学んだことは、専門家と親が対等な立場であること。
 それは、子どもが中心だから。
 専門家は技術や経験を提供、親は子どものことをより詳しく話すことで協働作業。
 そうすることで悲しみも喜びもわかちあえる。

最後に一言、
「少し前にノース~へ行ったときに質問した。『不登校や非行に走った生徒をどう指導しているのか?』
 二か所で聞いたけどどちらもそうゆう事例がなくプログラムにもないそう。
 そうなるまえに指導されているからでしょう。
 先程の休憩時に学校の先生から質問を2件受けました。
 どちらも同じようなことで『運動会・発表会に出るか出ないか、子どもも決めかねていた、結局子どもが出ないと決め出ませんでした。
 これで良かったのでしょうか?』というもの。
 私も即答が難しかったのですが私の答えは△です。それは、子どもが出たいと思えるようなものにできなかったのか!
 悩んで悩んで辛かったのではないでしょうか?
 嫌なら出なくていいということではないんです。
 運動会や発表会で練習を重ねてできるようになり『みんなの前でもできた!』という達成感もあるでしょう、
 しかし私はそれよりはるかに練習を重ねたりしているときの辛さの方がはるかに大きいと思います。
 達成感よりも傷ついた感のほうがはるかに大きい、そのことも是非みなさんには考えてもらいたいと思います。」


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