今日は夏至ですが、まだ梅雨の真っ只中、蒸し暑い日になりました。まだこんな日が続くと思うと憂鬱です。早く梅雨が明けてもらいたいですね・・・
梅雨の中休みの木曽川水園に咲く野の花をアップしてきましたが、ウツボグサ・カワラナデシコ・キョウガノコ・キリンソウ・ムラサキシキブ等も目にするようになりました・・・
■ウツボグサ(靫草)シソ科・・・分布:北海道、本州、四国、九州 。名は花穂の形が矢を入れる靫(うつぼ)に似ているところからの命名である。別名のカコソウ(夏枯草)は中国名。乾燥させた花穂が薬草として利用され、消炎、利尿などの薬効がある。
■カワラナデシコ(河原撫子)ナデシコ科・・・分布:本州、四国、九州秋の七草の一つとして知られ、花弁の先が細く裂けたピンク色の花はなかなかの風情がある。色鮮やかなので園芸種だろうか。
■キョウガノコ(京鹿の子)バラ科・・・日本産の園芸種(原産種ともされますが現在自生は見られません)で、とても歴史があります。赤紫の花穂と掌状の葉が和の趣を感じさせます。花はシモツケに似ていますが株姿と葉が違います。シモツケソウによく似ていますが全体的に大振りになります。茶花や日本庭園に用いられますが、自然風の庭にもよく合います。
■ドクダミ ドクダミ科・・・分布:本州、四国、九州、沖縄。 独特のにおいがある。薬草として知られ、葉や茎を煎じて飲むと高血圧や動脈硬化に効く。花びらのように見える白い部分は、実は総ほう片で花びらではなく、中央の淡緑色の部分が花である。
■ムラサキシキブ(紫式部)クマツヅラ科・・・北海道南部から南西諸島に分布する落葉の低木。ヤブムラサキに似ているが、星状毛は少なく、早期に脱落する。春の時点では、ヤブムラサキと区別しにくいことがあるが、星状毛が小さく、茎の地肌が見える。頂芽の部分には、密に星状毛が残る。初夏に薄紫の花を付け、秋には美しい実を稔らせる。
■ワルナスビ(悪茄子)ナス科・・・分布:北アメリカ原産。 繁殖力が旺盛で、夏になると道端や空き地などでも花を咲かせているのを見かける。昭和初期に関東南部で自生が確認された帰化植物。花がナスに似ていて、茎や葉にはトゲがあるところから「悪茄子」の名が付いた。
■ヤマアジサイ(山紫陽花)ユキノシタ科・・・福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木。初夏の山行では、出会いたい植物の1つである。花は6月から7月にかけて咲き、周辺に4枚の花弁状の萼を持つ装飾花が、中心部に多数の普通花がある。花の色は薄く紅色を帯びるものから白色、紫色を帯びるもの、青色のものなど多様である。
■キリンソウ(麒麟草)ベンケイソウ科・・・マンネングサ属なので,花はメキシコ・マンネングサやツルマンネングサに似ていますが,葉が広いところが違います。黄色い五弁花を輪状に咲かせるベンケイソウ科キリンソウ属の耐寒性多年草の多肉植物です。
■コモチマンネングサ(子持万年草)ベンケイソウ科・・・分布:本州、四国、九州、沖縄。 道端でもよく見かける多年草。花が咲いても種子はできず、葉腋につく珠芽によって繁殖するそうだ。キリンソウの花とそっくりです。
■キキョウソウ(桔梗草)キキョウ科・・・分布:北アメリカ原産。葉は円形で互生、基部が茎を抱く。花(開放花)は茎の上部にだけつき、下の方から順に咲き上がる。大きさは直径1.5cm程度で色は紫。珍しく開花している花が多かった株。
■アメリカフウロ(亜米利加風露)フウロソウ科・・・北アメリカ原産の一年草。葉は5~7深裂する。花は淡紅色。日本に入ってきたのは昭和の初めで、本州、四国、九州の各地に広がっている。終わる頃に紅葉するのでしょうか。
■トウバナ(塔花)シソ科・・・分布:本州、四国、九州、沖縄。 他の畔や道端などの湿り気のあるところに生える多年草。葉は対生で卵形、先は尖らない。花は淡紅色で、萼には短毛がまばらにある。名前は花が階層状に多数ついた様子を塔に見立てたものだそうである。
■ ツタ
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