マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2017.05.15
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テーマ: 離婚(241)
カテゴリ: 人生論
<健康・食事・運動の巻>



 前妻との「家庭内別居」期間中は睡眠薬を飲んでも眠れないことが良くあった。それも当然、同じ家に住みながら裁判所で争っているため、物凄いストレスなのだ。それが彼女が家を出てからは、薬など飲まなくてもグッスリと眠れるようになった。そして体調も著しく改善された。それだけ私にとって離婚問題は、心身への過度の負担になっていたのだ。




 4月のラン&ウォークは31回で107km。うちランは6回65kmだった。久しぶりの月間100km越え。自分でも良く頑張ったと思う。それまでは寒かったこともあるが、精神的に外へ出て運動したいと言う気が起きなかったのだ。因みに前妻がいない今月は昨日までに13回92km。うちランは2回で20kmとなっている。右肩の負傷で痛みがあり、専ら歩くことに専念した。




 前妻が家に居た頃は辛かった。彼女が作るご馳走を横目で見ながら、私は貧しい節約料理に徹していたからだ。それは自らに我慢を強いたせい。離婚と言う難題を乗り越えるためには、たかが食事で不満を抱いてはいけないと自分に言い聞かせた。そんな厳しい食生活を続けたせいか、体重は2kgほど落ち、体脂肪も3%ほど減少した。それは彼女がいなくなった今も続いている。




 離婚話が出た後、1度だけ彼女が思い止まるような素振りを見せた。TV番組で離婚や死別した夫婦の片割れが、そうでない夫婦よりも生存期間が平均で7年短いと知った時だ。たまたま私も自室で同じ番組を観ていたが、彼女の態度を一笑に付した。離婚の決意がその程度だったのかと、真意を疑ったほどだ。「覆水盆に返らず」。人間一旦口にした言葉を、軽々に変更するものではない。




 この歳になって、自分で炊事をする辛さを心底味わった今回の離婚劇。最初は投げやりになり、冷蔵庫にたまたまあったものを食べていた。それでは体が持たないと思い直したのは、1週間が過ぎた頃か。前妻が家を出てからは野菜を多く摂るようにし、さらに栄養のバランスに留意した。そして運動も積極的にするように心掛けた。早朝の坂道ウォークは寒さが身に染みたが、気持ちは爽快だった。




 近所のスーパーへはリュックを背負って、極力歩いて行く。買い物メモは持っているが、どの店で何を買うかの見当はついている。戦後の食糧不足の中で育った人間はご馳走を鱈腹食べる誘惑すら跳ね除け、贅沢もしない。いかに安い食材で美味しいものを作るかが勝負。要は自分が満足すれば良いだけの話だ。時には遠い店に出かけ、見切り品の野菜を仕入れることもある。外食はせず、既製品も極力買わない。




 驚くかも知れないが、私は良く魚の「あら」を買う。マグロやカツオのそれを100円か150円で買い、刺身になる部分、焼き魚にする部分に分ける。ただしこの刺身には、多少の小骨や筋は付き物だが。血合いの部分は出汁醤油と味醂の「たれ」に付け込んで焼く。この方法で最大4回分のおかずになる。大根の皮を刻んで漬物にし、焼きソバのソースを炒め物の調味料に使うなど無駄はしない。大笑い



 豆類、海藻、乳製品、果物なども欠かさない。いずれも安い素材ではあるが。肉よりも魚。魚は腹を開いて内臓を出し、一夜干しにすることもある。ご飯は茶碗の8分目だし、アルコールは薄い焼酎1杯で十分だ。食物繊維をたっぷり摂るせいか、快食快便の日々。食事と運動は健康の元だし、長生きの要素の一つだろう。内科では次回血液検査をする予定。歯科では丹念な歯石除去で歯周ポケットが浅くなり、歯茎が引き締まった。<続く>





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Last updated  2017.05.15 04:30:03
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