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2014年08月16日
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カテゴリ: くすり
2)代表的な配合成分・用法、誤用・事故等への対処
 殺虫剤使用に当たっては、殺虫作用に対する抵抗性が生じるのを避けるため、同じ殺虫成分を長期間連用せず、いくつかの殺虫成分を順番に使用していくことが望ましい。

(a)有機リン系殺虫成分
 代表的な有機リン系殺虫成分として、ジクロルボス、ダイアジノン、フェニトロチオン、フェンチオン、トリクロルホン、クロルピリホスメチル、プロペタンホス等がある。

 殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによるもので、哺乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度または多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れる恐れがある。これらの症状がみられたときは、ただちに医師の診断を受ける必要がある。


(b)ピレスロイド系殺虫成分
 除虫菊の成分から開発された成分で、
比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤に広く用いられている。主なピレスロイド系殺虫成分として、ペルメトリン、フェノトリン、フタルスリン等がある。このうちフェノトリンは、殺虫成分で唯一人体に直接適用されるものである(シラミの駆除を目的とする製品の場合)。

 殺虫作用は、神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害することによるものである。高濃度または多量に曝露して身体に異常が現れた場合には、医師の診療を受けることが望ましい。


(c)カーバメイト系殺虫成分、オキサジアオール系殺虫成分
 プロポクスルに代表されるカーバメイト系殺虫成分、メトキサジアゾンに代表されるオキサジアゾール系殺虫成分は、いずれも有機リン系殺虫成分と同様にコリンエステラーゼの阻害によって殺虫作用を示すが、有機リン系殺虫成分と異なり、コリンエステラーゼとの結合は可逆的である。ピレスロイド系殺虫成分に抵抗性を示す害虫の駆除に用いられる。

 一般に有機リン系殺虫成分に比べて独資は低いが、高濃度または多量に曝露して呼吸困難等の症状が出た場合には、医師の診療を受けることが望ましい。


(d)有機塩素系殺虫成分
 有機塩素系殺虫成分(DDT等)は、わが国ではかつて広く使用され、感染症の撲滅に大きな効果を上げたが、残留性や体内蓄積性の問題から、現在ではオルトジクロロベンゼンがウジ、ボウフラの防除の目的で使用されているのみとなっている。

 殺虫作用は、ピレスロイド系殺虫成分と同様、神経細胞に対する作用に基づくものである。


(e)昆虫成長阻害成分
 殺虫作用でなく、昆虫の脱皮や変態を阻害する作用を有する成分で、有機リン系殺虫成分やピレスロイド系殺虫成分に対して抵抗性を示す場合にも効果がある。

 メトプレンやピリプロキシフェンは、幼虫が十分成長するまでさなぎになるのを抑えているホルモン(幼若ホルモン)に類似した作用を有し、幼虫がさなぎになるのを妨げる。さなぎにならずに成虫になる不完全変態の昆虫やダニには無効である。

 ジフルベンズロンは、脱皮時の新しい外殻の形成を阻害して、幼虫の正常な脱皮をできなくする。


(f)その他の成分
1.殺虫補助成分
 それ自体の殺虫作用は弱いまたはほとんどないが、殺虫成分とともに配合されることにより殺虫効果を高める成分として、ピペニルブトキサイド(PBO)やチオシアノ酢酸イソボルニル(IBTA)などがある。


2.忌避成分
 ディートが最も効果的で、効果の持続性も高いとされ、医薬品(または医薬部外品)の忌避剤の有効成分として用いられる。その忌避作用は、虫が一般にこの物質のにおいを嫌謳えと考えられているが、詳細は分かっていない。





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最終更新日  2014年08月16日 07時49分54秒
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