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最寄りのコンビニで、「炎上の研究」という見出しに惹かれて『週刊現代』最新号を思わず購入。・・・昔から野次馬根性が旺盛で、「炎上」という現象と言葉に目がないもんで。だいたい「炎」って字が凄いよね。典型的な象形文字で。一読、正直言って、僕にはさほど中身が濃いとは思えなかった(ネットをやっていれば、だいたい何となく知っているようなことだと思った)が、ぶち抜き16ページに及ぶ特集記事は、さすがにまずまず面白かった。特に「炎上を起こす人たちの正体」(属性)の分析記事などは、なかなか読みごたえがあった。ネタバレは失礼なのでやめておくが、ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い、薄々気づいていたが、どうやらわたくしくまんパパめにもかなり当てはまっているのであった。思わず苦笑の一幕だった。私はインターネットを始めて20年近くになるが、その初期の頃は、確かに彼らと共通する心性を持っていたような気がするし、事実、このブログサイトなどで若気の至りの書き込みも多少していたかも知れない。要するに、ストレス満載の中年男の心の叫び、自己主張と承認欲求か。「子供を守りたいという思い(正義感)から、(発言が)過激になるとの分析もある」という記述には、はっとした。言われてみれば、そういう面もある。父性の発動と言えなくもない。まあ、私の場合、根が上品で温厚なので、人さまをひどく傷つけるようなことは書き込まなかったと思うけどね。・・・いずれにしても、最近はめんどくさくなって、ご覧の通りすっかりおとなしくなってしまいました インターネット(SNS)上のコミュニケーションや「炎上」現象について興味がある人、考えてみたい人には、割と良くまとまっていて参考になる一つのテキストだと思った。■ 〔参考〕滝沢ガレソ氏 X(旧ツイッター)現在最も影響力があると恐れられている匿名アカウントの「炎上系」インフルエンサーだという。フォロワーは数百万人。その正体は、一流企業に勤める30代のサラリーマンではないかという。ペンネームは、なんかよく知らないが、滝沢カレンのファンでもあるか。ただ、僕個人的には、こういったごちゃごちゃしたXの感じは、見ていてどうも馴染めないんだけどね
2024年11月02日
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虫の知らせだったのか。秋の夜長のおとといの夜、ふいに映画『学校』が心に浮かんで、今は亡き冨田勲の美しい主題曲へのリンクをブログにエントリーしつつ、繰り返し聴き入っていたところ、今日17日、その映画に主演した西田敏行さんの突然の訃報が飛び込んできた。享年76歳。現代劇から時代劇まで、コミカルな役からシリアスな役まで、幅広く何でもこなす稀代の才人だった。役柄の通り、優しい人柄で知られた。若い頃から器用だったが、しだいに軽妙かつ重厚な存在感と包容力で魅せる大御所になっていった。『学校』は、シリアスな現代劇での代表作の一つであろう。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。・・・さびしい。河馬顔か二枚目なのか変幻の名優なりし西田敏行 野原
2024年10月17日
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カスタマー・ハラスメントカスじじい、居酒屋で暴力行為オリジナルX動画 モザイクなし岩手県盛岡市の飲み屋界隈で札付きの酒乱老人らしい。すべての店から出入り禁止にせよ。この世からも出て行ってよし。いい歳して恥ずかしくないのかね。
2024年09月25日
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50/50!!Shohei Ohtani makes historywith the FIRST-EVER50-HR/50-SB SEASON!ショーヘイ・オータニ、歴史を創る前人未到の1シーズン50ホームラン/50盗塁メージャーリーグ・ベースボール(MLB) 公式配信動画リアルタイムで見られて幸せ。狂喜乱舞。* makes history:新聞などのマスメディアの古くからの慣例で、見出しの動詞が過去形でなく現在形になる独特の言い回し・文体。日本のメディアでも同じ。上記用例の場合でも、過去形のmade ではなく三人称単数現在(三単現)の makes になっている。大谷51号ホームラン観客席からの映像これもリアルですごくいい
2024年09月20日
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昨晩(3日)放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系全国ネット)で、芸人・タレントのスマイリーキクチさんへの、ネット上での10年間にも及んだ誹謗中傷事件が特集された。語弊があるかもしれないが、番組としてはなかなか面白く出来ていて、思わず引き込まれた。この事件は、NHK・民放各局ともにこれまで何度も大々的に扱ってきたが、見るたびに背筋が凍る思いで慄然とさせられる。テレビの力はやはり大きく、ドラマ仕立ての内容で、キクチさんがどんどん追い詰められていく描写は、ぞっとするほど真に迫っていた。〔事件の概要、事実関係についてはこちらをご参照ください〕■ ウィキペディア「スマイリーキクチ中傷被害事件」本当にひどい事件だった。ある日突然、全くいわれのない、根も葉もない、根拠もくそもない事実無根の書き込みで残虐非道な殺人事件の犯人呼ばわりされ、それが数千人による集団リンチのように10年も続くという地獄の日々の中で、売れっ子の若手芸人だったキクチさんは仕事も奪われ、ついにはまともな生活さえ送れなくなってしまった。いつ精神を病んでもおかしくないほどの状況だった。しかし本人の懸命かつ賢明な対応と、理解ある警視庁刑事たちの真摯な努力と捜査で、事件はおおむね解決し、キクチさんの名誉は回復された。「死ね、殺す」などのワードを平然と用いて、特に悪質な書き込みを常習的に行っていた19人が検挙され、インターネット普及・黎明期の日本社会への大きな警鐘となった。しかし、芸能人人生の上り坂の一番いい時をズタボロに踏みにじられた、その失われた10年はもう帰って来ない。発端となった最初の書き込みがあったという1999年から2009年の出来事である。本当にお気の毒だったが、現在は結婚されてお子さんもいるとのことで、お幸せそうであるのが何よりも喜ばしい。私自身のことはどうでもいいが、ついでに書いてしまうと、やはりある種の懐かしさ(これも語弊があるが)を禁じ得ない。私は2003年に初めてパソコンを買い、インターネットを始めた。2006年からはこのブログサイトも開設した。当初から「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」も見ていたし、リアルタイムでこの事件の進行を目にしていた。2000ゼロ年代(ノーティーズ)、当時のネットはまさに無法地帯で、玉石混淆・真偽不明のあらゆる情報がダダ洩れ状態だった。それは正直いって面白くもあったが、一歩間違えばとんでもないことになる恐怖をもひしひしと感じていた。そういった状況の中で起こった、最初の大事件だった。今では、警察・検察などの捜査機関や弁護士などの理解・対応も進み、誹謗中傷については発信者の情報開示請求・訴追・検挙・処罰も比較的容易になったといわれ、もうこれほどのひどい事件は起こらないかも知れないが、今なお、例えばパリオリンピックのアスリートたちへの悪意ある書き込みなどの事例が伝えられている。参考までに、現在の「5ちゃんねる」のキクチさん関連のスレッドを覗いてみたら、言い回しはぎりぎりすれすれセーフとも思われるが、キクチさんへの罵詈雑言は相変わらず書き込まれ続けており、胸糞が悪くなった。当時の、主として「2ちゃんねる」と戦って勝利したキクチさんは今なお「敵」だというつもりなのだろうか。よく分からんし、しつっこい、懲りない連中だなと思うばかりだ。少し、あるいはかなり、頭がおかしい人はこの世に絶えないのかも知れないが、いかんともしがたいのが現実である。残念というほかはあるまい。
2024年09月04日
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皆さまご存じの通り、これを書いている16日朝現在、台風7号が関東に接近しつつある。最大瞬間風速は(秒速)60mだそうである。お互いに十分警戒・注意しましょう。そこで、昔から思っていたのだが、この世のほとんどの現象の速度は時速(km/h)で表示されるのに、風速に限ってはなぜか秒速(m/s)で表示されるんだよね。これがどうも腑に落ちない。現代の普通の感覚では、時速で言った方が絶対に分かりやすいと思うんだけどなあ。けっこう昔から、子供のころからそう思っていた。これはたぶん察するに、速く動くものが身の周りにまだそんなに多くなかった前近代の科学者(気象学者)などが、なんとなくテキトーに秒速表示にしてしまったのが、今さら引っ込みがつかなくなったという陋習なのかな~とか、なんだかよくは知らないけれど。今からでも遅くないから、時速に改めてはどうかと、けっこう僕はマジで思っているのである。とはいうものの、換算しようとするならば、その式は別に難しくはない。「さんすう」の問題ではある。1時間は3600秒だから、(桁数は調整して)秒速の数字に3.6を掛ければいい。風速(秒速)50mならば、50×3.6=(時速)180キロ。60mならば、時速216キロというわけだ。いうなれば、新幹線の屋根にしがみついている、ミッション・インポッシブルのトム・クルーズ状態ということだね。これは確かに尋常じゃないよね。・・・皆さんも、こっちの方が分かりやすいと思うでしょ?
2024年08月16日
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先日、何気なく深夜番組『かまいガチ』を見ていたら、「(いろいろ食べてきたけど)結局コレが一番美味いねん王」というのをやっていて、売れっ子芸人4人がそれぞれの絶対的おススメを語り、4人+女性タレントで実食していた(テレビ朝日系全国ネット、8月7日深夜・8日未明放送)。けっこう面白く、ちょっと感動したので、要点を(私の感想を交えて)お伝えする。かまいたち・山内 モスチキン売れない芸人だったころ、なけなしの金をはたいて食べた1本のモスチキンが、涙が出るほど美味しかった。売れっ子になった今は2本同時に食べることもできると、実際に食べて見せた。笑えた。さらば青春の光・森田 ヤマザキ「ダブルソフト」のトーストに、たっぷりのマーガリンと「アヲハタ」イチゴジャムを塗ったもの今では金持ちのタニマチに高級店に連れて行ってもらうことも多いそうだが、やはり山内同様、売れなかったころに食べた甘じょっぱいこの味が最高だという。確かにうまそうだ。泣けた。かまいたち・濱家 カプリチョーザの「トマトとニンニクのスパゲティ」ニンニクの量が、パスタに入れていいMAX。これ以上は致死量だそうだ(笑)貧乏だった若き日にたまたま食べて、忘れられない。その後数々の名店にも行ったが、これを超えるものはない。飯尾「GO TO ローマ」。ずん・飯尾 お肉屋さんの揚げたてのコロッケ今やいろんな番組のグルメレポートで、全国の美味いものを食べまくっている飯尾だが、結局(ちゃんとした)お肉屋さんの揚げたてのコロッケが一番美味いとのこと。特に寒い時季にはこたえられない。日本の元祖ファストフード、揚げ物のパイオニア。なるほど納得だ。・・・ちなみに私くまんパパの場合は、何といっても鰻の蒲焼である。それも高級店のではなく、そこらのスーパーのバーゲンセールで売っている中国産の安物(問題発言か?)で十分だ。温めてしまえば、高級店の蒲焼とも、言うほど大きな遜色はないと思う。
2024年08月14日
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『サタデープラス』(大阪MBS制作、TBS系全国ネット)20日朝放送より。吾輩はめんつゆってものが幼少期から大好きで、ほぼ中毒・アディクテッドなのである。蕎麦、そうめん、冷奴などは、半ば以上めんつゆの味を味わっているとも言えるだろう。日本の食文化のひとつの粋であると言ってもいいだろう。暑すぎるこの夏は、めんつゆを冷水で薄く割って日常的に飲んでるぐらいだ。実にうまい。・・・塩分の取りすぎがやや心配だけどそんな私にとって絶対に見逃せない「ひたすら試して『めんつゆ』ランキング」が登場した。この「ひたすら試してランキング」シリーズは『サタデープラス』の名物企画で、MBSの看板女子アナと一流料理人や専門家たちが、丸一日かけて体を張って食品や日用品をランク付けしていくコーナーで、非常に面白くてけっこうよく見ている。録画したので、内容を簡明にお伝えする。〇1位 ヤマキ めんつゆ発売45年。そうめんとの相性は揺るぎなくトップ。鰹の香りがしっかりしていて、めんによく絡んで引き立たせつつ一体化する。どんな料理にも合う。何に対しても裏切らない素晴らしいつゆ。万能。〇2位 ヤマサ 昆布つゆ昆布の甘みの余韻。上品で角の取れたまろやかな味。しっかりと昆布が利いた出汁に「こし」がある。昆布の扱いが優秀。〇3位 ヤマエ 高千穂峡つゆ しいたけ味九州の一地方メーカーが、並み居る全国区の強豪を向こうに回してランクインの快挙。椎茸の存在感がしっかりしている。一口で、いわば鍋を食べている気分。冷奴、炊き込みご飯に、深みのある絶品。煮物などの料理がワンランクアップ。〇4位 ヤマサ これ!うま‼ つゆ新参のヒット商品が上位入選。大泉洋の「これ使っとけばだいたいうまいよ」のCMでおなじみ。同社お家芸の「白だし」が入っている。冷奴との相性では、まさかのトップ評価。出汁がしっかりしているので、大根・蕪の煮物や茄子の煮浸しなどにも合う。〇5位 ヤマキ お塩ひかえめ めんつゆ塩分30%カットでも鰹の風味はしっかり。減塩のイメージを覆した。〔くまんパパ寸評〕以下は筆者独自の感想。ヤマキとヤマサの定評ある両雄に、こちらもヤマが付く九州の地方メーカーが食い込むというランキングになった。おおむね予想通りの結果に、自分の味覚の確かさに改めて自信を持ってしまったのである。昆布が健康にいいというイメージなどからか、なんとなくヤマサ昆布つゆをいろんなものに使いたがる妻に、これはめんつゆとしてはちょっと違うんだよね~と控えめ遠慮がちにぶつぶつ呟き続けて幾星霜。最近では時々(セールの時などに)「お父ちゃんが好きだから」などと言いつつヤマキめんつゆを買ってきてくれるようになったのが、素直に嬉しいのです。ありがとう、妻。おめでとう、自分ヤマキが至上なのは、蕎麦やそうめん好きには自明だと思う。もちろん、一流の蕎麦屋の丹精込めたつゆには及ばないが、けっこう肉薄していると思う。ヤマサ昆布つゆは、確かにまろやかであり完成度は高いが、あえて言うならば、まろやかすぎる。誤解を恐れずに表現すれば、やや甘ったるい。オーセンティック(正統、伝統的)な蕎麦つゆの味からみると、ちょっとパンチが足りず、満足度が落ちる。微妙に違うんだよな、となる。出汁の風味は、逆にあまり濃厚でもちょっとくどいと感じることがある。固有名詞を出しては悪いかもしれないが、創味のつゆは、私にはちょっとしつこい。物事には程度というものがあり、うまみも濃ければ濃いほどいいってものでもないのが難しいところだ。あれはやっぱり関西・近畿文化圏の味だろうか。うどんなどには合いそうな気もするが、あいにく私は関東人である。また、体調や気分によっては、豆腐などには生醤油寄りで出汁控えめのシンプルな味がいい時もある。そんな時はキッコーマンが悪くないと思う。これはさすがに世界最大手の醬油メーカーだなと思う。
2024年07月21日
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■ フジテレビ「Live News α」が内部審議入り堤礼実アナの扱いが物議「男性向けの目線で…」【アサヒ芸能 AsageiBiz 2024 前半BEST記事】・・・まったく、今年前半、最大級のがっかりだった。「フジテレビ番組審議会」(脚本家の井上由美子氏と小山薫堂氏、学者の齋藤孝氏、三浦瑠麗氏らで構成)とやらが、こんなことにまで口を出していいのかよ。これぐらいの演出は、表現の自由じゃないかよと声を、いや文字を大にして言いたい。こんなこと、コンプライアンス(遵法意識)の問題ですらないだろう。ある種のイデオロギー的な一方的主張に押し切られただけではないのか。きれいな堤礼実アナウンサーが、毎晩本当に可愛かった。一日の終わりの、寝る前の心のオアシスだった。堤アナは今も出ているみたいだが、今ではフツーのお堅い、クソまじめで面白くもない地味なニュース番組になり下がってしまった。早稲田大学教授・岡室美奈子副委員長が、「やっぱり男性向けの視線で作られているようなところを堤アナの使い方を通じて感じましたので」として、「一日の終わりに経済番組を見るのは男性であるという思いこみがあるならば、そこはアップデートしていただきたい」とか言ったらしいが、「一日の終わりに経済番組を見るのは男性である」というのは、ほぼ事実ではないのか。この人は、おおかた小うるさい小姑みたいなジェンダーフリー・フェミニスト論者なのであろう(全然知らないし、知りたいとも思わないが)。これは、今では伝説的名番組とされている『8時だヨ全員集合』に猛抗議した、かつてのPTAと同じような論法である。このようにして、世の中はどんどんつまらなく住みづらくなってゆく。このような、一見些細なことをきっかけに、表現の自由はじわりじわりと真綿で首を絞めるように外堀を埋められてゆき、やがて国民もマスメディアも、言いたいことも言えない、やりたいこともやれない、どこかの独裁的権威主義国家のようになってしまうのである。こういったことに鋭敏なはずのフジサンケイグループの雄が、一部の偏った意見に唯々諾々と従っていていいのか。文学その他や、短歌の表現者諸兄も、決して人ごとではないと感ずるべきである。戦前の芸能の「エログロ・ナンセンス」批判から始まった、全般的な表現の自由への制限・剝奪・弾圧の歴史を思い起こすべきである。NHK朝ドラの前作『ブギウギ』の笠置シヅ子の、今の目で見ればどうということもないステージでのダンス・パフォーマンスも、公権力の強制力によって指弾された。日本国の権力は、特に性的表現方面について過敏らしい。「チャタレー裁判」で弁護側に回った先達の志を思い出さねばならない。偉大なジャーナリスト、故・立花隆氏が、「マスメディアは(報道の自由に基づいて)自由に活動する。一部のメディアは、必ず『行き過ぎる』。が、民主主義は、それぐらいの塩梅でちょうどいいんだ」という趣旨のことを言っていたことをはっきりと記憶している。今も名言と思っている。マスメディアに限らず、表現行為に対する批判はきわめて慎重であるべきであり、神経質なぐらいでいいと、私は信じている。・・・ご清潔なファシズムよりも、猥雑な民主主義を
2024年05月06日
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■「CIAOちゅ~る」のいなば食品「女帝」稲葉優子会長(54)ご真影ブラック企業独裁者、現代の「西太后」かとりあえず顔写真だけ見つけたのでリンクしとく。なるほど、いかにもそれっぽい増上慢な顔をしてますな。興味がある方は、関連記事をご自分で検索してくださいね
2024年05月04日
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■ 裁判官罷免に慎重意見識者「萎縮効果与える」岡口判事弾劾裁判判決【時事通信 3日配信】私には本当に分からないニュースだ。疑問満載だ。現役裁判官を表現行為(SNS投稿)で弾劾・罷免するのは史上初めてだという。刑事事件など(犯罪)を起こしたわけではない。私は上記リンクの記事の論調に賛成だ。だいたい、この殺人事件被害者女子高生の遺族が、何でこんなに怒髪天を衝くごとく怒ってるのかが、まず全然理解できない。一番問題にされたらしいのは、当該判事がSNSに書いた、憎むべき犯人の性癖などについて「首を絞められ苦しむ姿に性的興奮を覚える男」に「無残にも殺されてしまった女性」という一文である。あられもない表現ではあるが、それはまあ、その通りなのではないか。事実を言ってはいけないのか。この表現のどこが問題なのか、私がバカなのかどうか分からないが、分からない。そのほかにも、公開されていない文面があるのだろうか。この判事のその他の表現行為に関しても、ネット上の言説を読み慣れた我々には、多少刺激的ではあるが、それほど大したこともないように思える。当該判事は、東大卒のきわめて有能な裁判官であるという。その裁判実務に関する著書は、若い法曹たちの必読の名著であるともいう。裁判官がSNS投稿してはいけないという規矩はないという。しかし今回の判決は、事実上それをきわめて制約するものとなっている。裁判官は、公判以外では黙っているか、せいぜいキレイごとしか言ってはならないということか。言論・表現の自由はものすごく大事だと、私は思っている。このブログだって、(前エントリーの「ブラマヨ小杉連作」などは、まあお遊びとしても)たまには身の程知らずな硬派の政治・社会的なテーマについて書いたりしている。違う意見に対しても、出来る限り寛容でありたいと思っている。それをいちいち恣意的に咎められたり、強権的に罰せられたりしてはたまらないと思う。やや大げさに敷衍すれば、表現の自由がない国へのはじめの一歩ではないのか。折しも、NHKでは日本女性初の弁護士・裁判官となった偉人のヒロインの生涯を描く連続テレビ小説(朝ドラ)『虎に翼』が始まったところである。かわいい演技派人気女優・伊藤紗莉がはまり役で、喜劇仕立ての脚本と彼女が得意とするコミカルな演技がマッチして、今後ますます楽しみである。法律・司法とは何か。改めて考えるきっかけになるのではないか。・・・ちなみに、私の娘の一人は、現在法学部の大学生である。普段の振る舞いは、世間知らずでコミカルである。
2024年04月03日
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■大谷翔平の水原一平通訳をドジャース解雇米メディア報道 大谷資金で巨額の賭博疑惑開幕戦翌日に衝撃 【スポーツ報知 21日】(ヤフー配信・読者コメント付き)450万ドル(約7億円)窃取報道も。アンビリーバブル、信じられない。人を見たら泥棒と思えってことか。大谷選手へのメンタル面での影響が心配だ。
2024年03月21日
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■ 生成AIとみられる女性の「扇情動画」乱立再生回数稼ぎ、収益目的も背景か【産経新聞 17日付】(ヤフー配信・読者コメント付き)■ “存在しないミス東大”の動画が100万回再生ディープフェイク量産による懸念点とは【リアル・サウンド せきぐちゆみ氏 18日】(ヤフー配信・読者コメント付き)■ 同上 「雪乃なぎさ」画像ギャラリー* 原版は動画のようですが、すでに削除された模様です。・・・初音ミクぐらいで驚いてた時代が懐かしい。
2024年03月19日
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〇 大谷翔平 長身女性と微笑み2ショット球団公式X「大谷と彼の妻の写真」多言語で祝福コメント殺到【スポーツニッポン 15日】〇 ロサンゼルス・ドジャーズ 公式X〇 新妻は田中真美子さん、元バスケットボール選手身長180cm、早大卒の才媛 ハイスペック女子大谷さん、まことにおめでとうございます。・・・そういえば思い出したが、うちの妻も芸大卒の元バスケ部だった。すいません。
2024年03月15日
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■ 生後間もない次女にやけど、父親を逮捕乳児はその後『急性硬膜下血腫』、1年半経った今も寝たきり【大阪・毎日放送(MBS)7日 ヤフー配信・読者コメント付き】〔報道記事引用〕生後1か月の娘の腕にやけどをさせたとして、父親が逮捕されました。女の子はその後、硬膜下血腫で搬送され、約1年半たった今も寝たきりのまま入院しているということです。 警察によりますと、兵庫県加東市の防水工、結城寿蓮容疑者(22)はおととし8月、当時住んでいた赤穂市の自宅で、生後約1か月の次女に何らかの高温の物を接触させ、左腕に全治12日の火傷を負わせた傷害の疑いがもたれています。 この約2週間後のおととし9月、「次女がぐったりしている」と母親が119番通報、搬送先の病院が頭部の硬膜下血腫と診断し「虐待の可能性がある」と警察に通報したということです。捜査の中で、赤ちゃんの腕の火傷もわかったということですが、結城容疑者は警察の調べに「私はやっていません」と否認しています。 次女は現在も脳に障害が残り、寝たきりのまま入院しているということです。 警察はこの症状についても、何らかの暴行が加えられた可能性もあるとみて経緯などを詳しく調べています。〔引用終わり〕ああ、また人間のクズか。実のわが子に、殺す寸前の暴力沙汰。鬼畜か。まだ公に断定されたわけではないようだが、この若い「父親」の犯行でまず間違いないだろう。最近、ニュースを見るのが怖い。なんでこんなやつがいるんだ。人間、いや生物としての本能がぶっ壊れているんじゃないか。刑務所に入っても、内弁慶で弱いものいじめの乳児虐待なんてのは、一番軽蔑されるだろうな。かまわねえから、リンチしちまえ、やっちまえ。このブログが老若男女の閲覧に浴していることをかたじけなく思う。これから子供を作る若い読者の皆さんに、私は言いたい。上から目線と言われようがなんだろうが、言わずにはいられない。子供はめちゃんこ可愛いが、子育てはきついぞ。特に乳幼児のうちは、寿命が縮まると思うぐらいきついぞ。一瞬も目を離せず、寝る間もないぞ。昼間は仕事をして、夜はまともに眠れない。死ぬかとさえ思うぞ。人生最大級のストレスの一つといえるのではないか。極度のイライラでわが子に手を出す気持ちが、全く分からないでもないほどの苦行である。が、そこで実行するか踏みとどまるかは、愛情や感謝や未来への想像力による覚悟の問題である。・・・というか、普通やらないけどね。神の怒りを畏れるべきである。ただ、この労苦に期限はある。幼稚園・保育園に入れば、かなり手は離れる。小学生にもなれば、もうしめたもんだ。最初の2、3年だけが、地獄篇(インフェルノ)である。あとから思い出せば、ある意味では天上篇(パラディーゾ)だった。親となった多くの人々は、この過程をなんとかかんとか曲がりなりにもこなして、通過して来ているのである。こんな基本的なことが分かってない若い「親」が、決して多いとは思わないが、この世には一定数いるのだろう。同情の余地はない。唾棄すべき、心身ともに弱い、卑劣な奴である。人の親になってはいけない奴だった。セックスすれば、妊娠・出産・育児は当然ありうる。自分の意思でやった行動の結果の、二手三手先ぐらい読めよ。・・・あ、天然バカだから、分からないのか。この「親」の親も悪い。きちんと教えておくべきではないか。というか、折り合いでも悪くて核家族状態なのだろうか。最近のエントリー(投稿記事)でもくどくどこぼしているが、私はこのところクソ忙しくてストレスが溜まっており、プチ鬱でただでさえ不機嫌なのに、ますます胸糞悪くなるひどいニュースであった。・・・ なんか、文章としては竜頭蛇尾で締まらないのだが、言いたいことはだいたい言ったので、とりあえずこれで終わりでいいですか。
2024年03月08日
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俵好夫(たわら・よしお)氏が13日、老衰により仙台市の療養施設で死去した。享年91歳。葬儀は親族で営んだ。喪主は妻智子(のりこ)さん。長女は歌人の俵万智さん。物理学者。希土類(レア・アース)磁石研究者。1970年代、永久磁石の中でも最強の磁気特性を持ち、家電や医療機器に利用されるサマリウムコバルト磁石を発明した。信越化学工業磁性材料研究所長などを歴任した。俵万智ひところは「世界で一番強かった」父の磁石がうずくまる棚希土類元素レア・アースとともに息して来し父はモジリアーニの女を愛す東北の博物館に刻まれし父の名前を見届けに行く「また恋の歌を作っているのか」とおもしろそうに心配そうにおしぼりで顔を拭くとき「ああ」という顔見ておれば一人の男やさしさをうまく表現できぬこと許されており父の世代は第一歌集『サラダ記念日』(昭和62年・1987)むっちゃ夢中とことん得意どこまでも努力できればプロフェッショナルNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』2023年2月27日放送
2024年02月24日
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■ 祝 牛丼店で紅しょうが “直箸” かっこみ男に実刑判決 35歳の悪ふざけ 大きな代償払うことに【日本テレビ 15日】■ 同上ニュース【フジテレビ 15日】ムショでのあだ名は「ベニショウガ」確定。この判決、および事実上人生オワターところまでセットで見れば確かにちょっと笑える。なんかよく分からないが、この反社会的ヤケクソぶりは、ほとんど自殺願望といっていいのではないか。世の中にこういった人物がどうしても一定の確率で発生し少なからず存在するのは、残念ながら古今東西の事実である。おそらくは遺伝子の異常(神様のいたずら)や、劣悪な成育環境などによるある種の人格障害(自己愛性パーソナリティ障害など)と共感性欠如(神経伝達物質分泌の不全)がベースにあると思われるが犯罪心理学者の詳しい解説が聞きたいところである。ともかくも、健全な社会としては、厳罰で報いるしかないのだろう。
2024年02月17日
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■ テレビに映る「スーパー高齢者」は不自然現役医師が語る「本当に老いを克服した人」の生き方健康維持や老化予防はやればやるほど不安になる【PRESIDENT Online 14日】久坂部羊氏(小説家、医師)きわめて信頼しうるメディアのプレジデント・オンラインが、また傾聴すべき論説を掲載した。熟読に値し、この趣旨に全く同感である。なお、数日前にこのブログサイトで掲載したサプリメント「亜鉛」の老化防止効果については、確固たる科学的根拠(エヴィデンス)があり、この記事の論旨には何ら抵触しないと思う。
2024年02月15日
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■ 石川 能登半島地震・津波 緊迫生放送NHK 山内泉アナウンサーに称賛の声低い声で強く「今すぐ逃げること!」「東日本大震災を思い出して下さい!」一部「怖い、不快」の声も「緊迫感伝わる素晴らしいアナウンス」「プロフェッショナルの真髄を見た」【デイリースポーツ 元日ウェブ配信】〔記事引用〕NHK・山内泉アナウンサーが1日、スタジオで緊急出演し、緊急地震速報を伝えた。 午後4時過ぎ、サッカー日本代表の中継から切り替わり、山内泉アナが登場。石川県の中継画面とともに、「緊急地震速報です。揺れているのが確認できました。石川県の皆さん、テーブルや机の下に隠れて下さい。安全な場所にいてください」と呼びかけた。 「4時6分頃、強い地震がありました」と、石川県に震度5強があったことを伝えたが、その4分後、再び緊急地震速報。山内アナは「新たに出ました。新たに緊急地震速報が出ました」と繰り返すと、「緊急地震速報の地域が拡大されました!非常に広い範囲で緊急地震速報が出ています。姿勢を低くして頭を守って下さい」と呼びかけた。 緊迫感が漂う中、津波警報が出ると声のトーンが変わり「津波警報です!すぐに逃げて下さい!いますぐためらわずに逃げて下さい。東日本大震災を思い出して下さい!」と強く呼びかけ続けた。 さらに、大津波警報が発令されると低い声で強く「大津波警報が出ました!今すぐ逃げること!高いところに逃げること!」と伝えた。 SNSでは「怖い」や「落ち着いてほしい」との声もあがったが、多くの人は東日本大震災の教訓から「これが災害時のアナウンス。逃げるように促して流石だなと思った」、「『怖い』っていう人は東日本大震災を覚えてないの? 緊迫感が伝わる素晴らしいアナウンス」、「NHKのアナウンスは適切」、「危機感を伝えながら冷静さを失わない。プロフェッショナルの真髄を見た」と称えていた。〔引用終わり〕元日午後の突然の自然災害の報を、私もリアルタイムで見て聴いた。私が確認しただけでも、NHKは、少なくとも総合テレビ・教育テレビ、ラジオ第1・第2(英語の同時通訳付き)4波のサイマルキャスト(同一内容の同時生放送)で流し続けた。確認していないが、衛星放送(BS)でもやっていたのだろう。地震発生直後から、少なくとも数時間、山内泉アナウンサーがほとんど一人で喋り続けた(途中から解説委員が加わった)。怒鳴るように強く話すだけではなく、状況説明の部分では冷静な声で、緩急をわきまえた話し方をしていることも明らかだった。見事だった。その敢闘と高い職業意識に感服した。深い敬意を表する。NHKが誇る、「歴史的名放送」列伝の一つに加えていいんじゃないかと思った。(ちらちらザッピングして見た民放も悪くはなかったが、やや混乱・間延びして悠長な憾があった。)もちろん、私はあれで良かったと思っている一人である。良識ある成熟した大人の社会人として、100%評価・支持する。確かに、「怖い」という人がいたのも分からないではないが、こういう重大な災害時には、一定の恐怖感を惹き起こすぐらいでいいのだと思う。こういったことに、ネット上などで口汚い言葉を使って文句を言っている人がいるのを私も見ているが、どんなことに対してもケチをつけるばかりの「不平不満居士」ではないかと思ってしまう。本当に不快なら、テレビを消すかチャンネルを変えればいい、のひと言に尽きる。多くの人たちの生命と、こういう人たちの瑣末でくだらない「不快感」を天秤にかければ、無視して差し支えないと、即座に思った。■ 当該放送 (2024.1.1 16:06~)
2024年01月02日
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〇「ソースのブルドッグが笑ってる!」強面マスコット犬の変化が話題 いったいなぜ?【J-CASTニュース 11月13日】
2023年12月19日
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□ 大久保佳代子の兄は銀行支店長一日署長で制服姿の妹から「いやないじり方」会場の笑い誘う【読売新聞 12日付】* 記事添付の写真クリックで拡大ポップアップ。・・・制服姿、なるほどけっこうエロい、脱がせたい
2023年12月12日
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■「若者に日本語が通じない」学者が明かす根本理由うまく意思疎通ができない言葉の "落とし穴"【山口謠司氏 東洋経済オンライン 12月1日付】この先生は、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる』で、「日本」の読み方は、現在は「にっぽん」「にほん」どちらでもいいけれども、江戸時代以前の本来の読み方は「にっぽん」だったと喝破し、マスメディアや国民に大きな影響をもたらした、気鋭の言語学者である。*いつも問題意識が面白くて鋭敏である。さて、この記事を読んで、日本語の現状は、確かになかなか大変なことになっているのかも知れないと思った。私もけっこう日々痛感していることでもある。私などは、この記事に出てくる慣用的な成句のたぐいは全部分かる世代に属するが、確かに、今の若い人の口から聞いたことはほとんどないような気がする。語彙だけの問題ではない。折しも今日(1日)、なにげにFMのラジオ番組を聴いていたら、名湯・草津温泉の話題になり、その流れで「♪草津よいとこ一度はおいで、お湯の中にもコリャ花が咲くよチョイナチョイナ」の『草津節』が出てきたのだが、若いパーソナリティが「そんな歌があるんですか、初めて聴きました」と言ってるのを聞いて、「うそだろ」と思った。自分の耳を疑った。何かが間違っていると思うが、その何かが何であるかは分からない。・・・半ば納得しつつ、半ば暗澹たる気分でもある。*ちなみに、「日の本(日の上るところ)」に由来する国号「日本」の読みは、古代中国語の音韻「ニェット・ポァン」に基づき、それを直輸入した奈良時代からずっと「にっぽん」だったが、江戸期に入り、気の短い江戸っ子たちによって「にほん」という短縮・簡略・音便化された読みが発生し、現在に至った。これに類似した現象としては、「蜜柑(みっかん)」→「みかん」、「栗鼠(りっそ)」→「りす」などがある。なお、2009年6月19日、民主党(当時)の岩國哲人議員が提出した「日本国号に関する質問主意書」に対し、内閣は6月30日に「『にっぽん』又は『にほん』という読み方については、いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はないと考える」との回答を閣議決定し、麻生太郎内閣総理大臣(当時)が国会で答弁した。これが現在も日本政府の公式見解。
2023年12月01日
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■ 「焼き餃子が好き」は「水餃子が好き」より早く老ける恐れ細胞レベルで老化を加速させる"悪玉物質"の見分け方老化とは「体内のタンパク質の劣化」である【笹井恵里子氏 プレジデント・オンライン 18日】そうだろうなと思っていたが、やっぱりそうだった。きわめて信頼性の高いジャーナリズムであるプレジデント・オンラインが載せている。健康オタクから見れば、「あらゆる焦げた食べ物は体に悪い」は常識といえる。なぜならそれは、(山火事の焼け跡でもない限り)自然界にはまず存在しないものであり、いわば不自然な異物である。そして、われわれ人間(ホモ・サピエンス)も、野生動物の成れの果てだからである。時々食べるぐらいなら全然大丈夫だとは思うが、なるべく避けるに越したことはないだろうね。
2023年11月18日
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〇「秋の褒章」東野圭吾さんや俵万智さんら684人と26団体が受章【NHK 11月2日 5時33分】長年にわたって、その道一筋に打ち込んできた人や、芸術やスポーツの分野で功績のあった人などに贈られる「秋の褒章」の受章者が発表され、小説家の東野圭吾さんや、歌人の俵万智さんら684人と26の団体が受章することになりました。ことしの「秋の褒章」を受章するのは、▽人命救助活動で功績のあった人に贈られる「紅綬褒章」が5人。▽ボランティア活動で功績のあった人や団体に贈られる「緑綬褒章」が10人と26の団体。▽長年にわたって、その道一筋に打ち込んできた人に贈られる「黄綬褒章」が235人。▽芸術や文化、スポーツ、それに学術研究の分野で功績のあった人に贈られる「紫綬褒章」が11人。▽公共の仕事で顕著な功績があった人に贈られる「藍綬褒章」が423人です。このうち「紫綬褒章」は、長年にわたってミステリー小説を中心に執筆し代表作の「秘密」や、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」など数々のベストセラーを発表してきた東野圭吾さんや、歌集「サラダ記念日」で短歌ブームを起こし、作詞や戯曲、コラムなど、多彩な創作活動を続けている歌人の俵万智さんらが受章します。褒章の受章者は、今月9日、10日、13日の3回に分けて、皇居で天皇陛下からお言葉を受けることになっています。〔小説家 東野圭吾さんとは〕紫綬褒章を受章する小説家の東野圭吾さんは、大阪府生まれの65歳。大阪府立大学工学部を卒業したあと、1985年、27歳のときに「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞し、デビューしました。ミステリーを中心に数多くの娯楽作品を発表し、1998年に第1作が刊行された「ガリレオ」シリーズは、天才物理学者が専門知識を駆使して謎に挑む人気作品で、「容疑者Xの献身」は2006年の直木賞を受賞しました。豊富なトリックと深い人間描写に定評があり「白夜行」や「加賀恭一郎」シリーズ、それに「マスカレード」シリーズなど次々とベストセラー作品を手がけ、ことし4月には国内での著作の累計発行部数が1億部を突破しました。また、およそ40の国と地域で作品が翻訳されるなど海外でも人気を集めています。東野さんは受章について「頭の中にあるのは、読者を楽しませるものを書く、もっと読みたいと思ってもらえる作家を目指す、ということだけです。その感覚は山登りに近く、とにかく地道に前に進んでいけば、いずれは頂点に辿り着けるはずだと信じています。このたびの受章は、これまでにおまえが辿ってきた道は間違っていない、という励ましと受け取らせていただきます。今後も精進し、頂点を目指し続けたいと思います」などとコメントしています。〔東野圭吾さんコメント〕紫綬褒章の受章について、東野圭吾さんはコメントを発表しました。以下その全文です。「小説家としてデビューしたのは今から三十八年前、二十七歳の時でした。それ以後、頭の中にあるのは、読者を楽しませるものを書く、もっと読みたいと思ってもらえる作家を目指す、ということだけです。その感覚は山登りに近く、とにかく地道に前に進んでいけば、いずれは頂点に辿り着けるはずだと信じています。ただし山の頂点がどこにあるのかは、わかっておりません。今、自分が山のどのあたりにいるのかも把握できておりません。果たしてこのルートで合っているのだろうか、おかしな道に迷い込んでいるのではないか、と不安になることもあります。そんな中、このたびの受章を知り、驚きました。視界不良の険しい山道を登っていたら、突然目の前に予想外の道標が出現したようなものです。文学性は追わず、ただひたすら娯楽性を求めて書き続けてきました。自分が作家として生き残っていくには、そこにしか活路はないとわかっていたからです。その覚悟だけが信用できる唯一のコンパスでした。しかしそれに従って進むかぎり、生涯巡り会うことのない道標もあるだろうと思っていました。紫綬褒章は、まさにその一つです。夢想さえ、したことがありません。このたびの受章は、これまでにおまえが辿ってきた道は間違っていない、という励ましと受け取らせていただきます。今後も精進し、頂点を目指し続けたいと思います」。〔歌人 俵万智さんとは〕紫綬褒章を受章する歌人の俵万智さんは、大阪府生まれの60歳。早稲田大学に在学中、歌人の佐佐木幸綱さんと出会い、短歌を作り始めました。大学を卒業したあと、高校で国語の教師をするかたわら1987年、24歳のときに手がけた初めての歌集「サラダ記念日」が異例のベストセラーになります。“「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日”という歌をはじめ、みずみずしい感性で詠まれた作品の数々は幅広い世代の人気を集め、短歌ブームを巻き起こしました。その後も「チョコレート革命」や「未来のサイズ」など、恋愛や子育てといった日常生活の中で感じたことを表現した歌集を次々と発表し、還暦を迎えた現在も歌人の第一線で活動しています。また、SNSなどを通して現代短歌の魅力を若い世代に伝えているほか作詞や戯曲、コラムなども手がけています。受章にあたり会見を開いた俵さんは「短歌を作り始めたのが二十歳のころで、40年という月日が流れたことを感慨深く思います。短歌を作ることで自分の人生が豊かになった実感があるので『短歌よ、ありがとう』という気持ちでいっぱいです。これからも表現者として、その年齢にしか詠めないものを詠んでいきたい」と話していました。〔俵万智さん会見〕紫綬褒章の受章にあたって俵万智さんが開いた記者会見での主なやり取りをご紹介します。歌人としての40年を振り返り、短歌の魅力を語りました。〇 小さな日常のときめきにも敏感に 短歌に感謝 Q.「サラダ記念日」でのデビューから36年。これまで短歌を詠むうえで大切にしてきたことは。A.短歌というのは、特別な体験やすごい経験がないと詠めないものではないと、私自身は信じています。日々の暮らしの中で小さなときめきというのは誰もが持つことができるものであって、それに気付かせてくれるのが短歌じゃないかなと思うんですね。私自身も歌の作り方としては、日常の中での心の揺れというものをつかまえて、歌にしていくということを大事にしてきました。逆に言うと、短歌を作っているからこそ、本当に小さな日常のときめきにも敏感になれるところがあって、短歌に感謝しています。20代の頃は20代の頃の視線で日常を詠みますし、30代、40代、50代、60代というふうにその年齢年齢でしか詠めないときめきがたくさんありましたので、それを一つ一つ丁寧にことばに紡いできたという感じです。〇 その土地に暮らし詠む歌のよさQ.これまでいろいろな土地に移り住まれてきたが、それぞれの場所で創作することはどのような体験だったか。A.振り返ってみるといろんなところに住んできまして、生まれは大阪で中学・高校は福井県で過ごしました。そのあと東京に来て、それから仙台、石垣島、宮崎、そしてまた今仙台です。それぞれ自然な理由があって引っ越してきたのですが、やはり旅では味わえないその土地のよさというのが、住んでみて初めて分かることってたくさんあるんですね。石垣島でしたら、常に青い海と青い空ばかりではないですし、仙台には仙台のよさ、宮崎には宮崎のよさ、それぞれ住んでみないと分からないものを、まさに日常がある場所として、その土地を体験できたことはよかったかなと思います。新しい歌集の中に仙台を詠んで「看板にDATEとあればおおかたはダテと読ませる仙台の店」というのがあります。最近、店で「デイト」かなと思って見るとだいたい「ダテ(伊達)」と読ませているんですよね。そういうのって暮らしてみると「ふふっ」と気付くようなことがあって、そうやって土地土地の方言やおいしいものを含め楽しんでいる感じです。〇 デビュー時にかけられたことばを胸にQ.40年間ずっと第一線で活動する中で、大変だったことや転機は。A.歌についてはずっと作り続けてきていて、今40年を振り返ったときに思い出されたのは、サラダ記念日でデビューしたときに「あなたがこのまま40歳、50歳になったときの歌を読んでみたいものだ」と言われたことを思い出しました。それはいろんな意味にとれるんですね。「これからもずっと続けていきなさい」という励ましともとれるし「この文体でどこまでやれるか見物だ」というふうな、ちょっと突き放したようなことばにもとれます。そのことを久しぶりに思い出して「いや私40、50の頃から60になっても作っていますよ」とちょっと言いたいなという気持ちを持ちました。あの時はそれこそブームみたいな形になって、ブームというのはどこかで一過性というふうなニュアンスを持ちますし、非常に恵まれたスタートではありましたけど、いきなり注目されるという形の出発でしたので、そこをどれだけ平然と続けていけるかというのが自分にとっては課題だったのかなと思いますね。〇 読んだ人の心のお守りにQ.俵さんにとって短歌はどのような存在か。A.自分にとって短歌というのは生きることと並行してあるという感じです。短歌を作っていて一番いいなと思うのは、忙しい日常の中で小さなときめきがあったときに、しっかり立ち止まる時間が生まれるんですね。たぶん短歌を作っていなかったら「あっ」て思っても「あっ」と思いっぱなしで過ぎていくと思うんですが、その「あっ」っていうときめきは何だろうというふうに立ち止まってしっかり味わい直す。そしてそれがことばになって残っていくことで、自分にとっても残っていきます。さらに例えばその作品を読んだ方が、その方の心のお守りみたいな形で大事にしてくださっているということを知ると、歌人冥利(みょうり)に尽きるなと思いますね。「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」という歌を作って、それは自分自身が子育ての中で実感したものなんですけど、子育てでテンパっているお母さんたちが、この歌を見るとなんか頑張ろうというか、改めて子どもを大事に思う、その時間を大事にしなきゃと思うということを言っていただきました。さらに子育てとは関係なく例えば介護している人とか、あるいは恋人同士の時間とか、それぞれの方が最後とは知らず最後は過ぎてゆくかもしれないかもと思って過ごすことの大事さみたいな形で受け取っていただいて、すごく幸せな歌だなと思います。私自身はことばにしてとっておきたいと思ったことを短歌を通して多くの人と共有できるというか、それもすごくすてきなことだなと感じています。人生そのものがそうなんですね。最後とは知らず最後は過ぎていって、あとから最後と気付くというかな。最初はだいたい意識するんですけど、そういったことがすべて自分にとっての短歌のよさっていう感じがあります。〇 短歌の素材は誰もが持っていることばQ.これから短歌を実際に詠んでみたいという人に向けてコツやアドバイスは。A.考えてみてください。何か楽器を演奏しようとか、絵を描こうとか思ったら、まず道具が必要だし、その道具を扱う技術がいりますよね。短歌に技術がいらないとは言わないですが、まず道具というか素材はことばですから、誰もが持っているものです。そして、とりあえず日本語が使えれば楽器の音は鳴る状態なんですね。だからいろんな表現手段がある中で、短歌って本当に入り口が広いというか、思い立ったらきょうからでも始められるというところがあると思います。五七五七七だけが決まりなんですけど、これは面倒なものではなくて、形があるから楽という感じかな。何文字でもいいよと言われたら私も困っちゃうんですよ。五七五七七という型がとりあえず支えてくれるので、そこにことばを何とかいれていけば短歌であるという姿は形が保証してくれるわけです。そういう気持ちで取り組んでいくと本当に楽しいですよ。〇 SNSと短歌の相性よいQ.今は空前の短歌ブーム。短歌界の変化をどのように見てきたか。A.短歌界というと1300年以上の歴史があるわけですけれども、私が歌を作り始めた頃は、サラダ記念日という歌集を多くの人に読んでいただいて、あの時は口語、自分たちがふだん日常で使っていることばで表現していいんだということを多くの人が気付いて短歌を身近に感じてもらえた、そういう波が1つあったかなと思います。今、短歌ブームと言われるほど若い人たちが短歌を作ってくれている。1つはSNSとの相性がすごくいいということは大きな背景としてあるかなと思うんですね。短いことばで発信するということを日常的にみんなが行うようになって、短いことばで発信する、まさに短歌がそうなんですね。あ、短歌ってそんなにハードルの高いものじゃないじゃないと若い人たちが気付いてくれたのかなと感じています。だから短歌ってすごいんですよね。1000年以上前からあって、それこそ万葉集の時代もあって、源氏物語にも700首以上の和歌が登場します。その頃は和歌が恋愛のツールとして活躍していたわけですし、サラダ記念日のときは口語で大丈夫だよというふうに、なんか短歌の側が時々私たちに発信して再発見を促してくれているんじゃないかなとさえ感じます。そしてSNSという、本当に短歌の世界から一番遠いような、古典とか古くからあるものとは遠いようなところにも、ひょこっと顔を出して短歌が「もしもし私のすばらしさに気付いていませんか」と言っているような。そしてまんまと若い人たちがそれに気付いて楽しんでくれているというふうに、今はその風景を眺めています。一方で、SNSの時代ってことばのインフレというんですかね、誰もが簡単にたくさんのことばを発することができるし、受け取る方も大変なくらい洪水のようにことばが流れてきている。そういう中でことばの重みが軽くなっているような一面もある気がするんですね。その中にあって、短歌というのは短いことば、表現の中にじっくり腰を据えてひと言ひと言選んで表現する。ことばでしっかり思いを伝えることの大切さをこの時代にあって教えてくれるツールになっているのかな。そういう意味でもとても今の時代にとって大切な表現方法の1つになってくれているんじゃないかなと感じます。〇 AIが作る短歌に思うことQ.今、AI=人工知能によって小説を書いたり、短歌を作ったりすることも行われている。AIは驚異と思うか。A.自分としてはAIができないことの一番最後が短歌を作ることになってほしいと思いますし、きっとそうじゃないかなと思います。実際、新聞社で研究している短歌を作るAIをさわらせてもらったんですね。ちょっと下の句を迷っていて上の句を入れると100首くらい出てくるんですよ。それを見たときは何かがっかりというか、これに太刀打ちできるのかなと思ったんですけれども、それなりの歌も交ざっていたんですね。でもその歌がすてきな歌かどうかを判断する力は、まだAIにはないみたいというのを聞いて、ちょっとホッとしました。私たちにとってAIは無視できない存在ではあるんですけども、AIというのはことばからことばを紡ぐことしかできないんですよね。でも私たち人間は心からことばを紡いでいる。そこは譲れないところだし、AIにはまねのできないところかなというふうに感じています。【NHK 11月2日】
2023年11月02日
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割と緊急を要する事柄なので、結論から簡明に書く。(なお芸能人につき、慣例により文中敬称略・呼び捨て。)起こった事実(現象)よりも、非常に気になるのが、山崎まさよしの今の精神状態である。きわめて心配される。おそらく「鬱」(抑鬱状態、あるいは軽度の鬱病)であることは、ほとんど間違いないと見ていいだろう。直ちに心療内科または精神科の受診と、一定期間の休養を勧めたい。人生は長い、焦るべからず。周囲の家族やスタッフは、とりあえず首に縄付けてでも病院に引っ張っていくべきだろう。最近ではいい薬(内服薬)もあり、早期の緩解が期待できると耳にする。フルオキセチン(プロザック)などはよく知られている。「鬱は心の風邪」といわれたこともあるが、風邪も極度にこじらせれば死に至ることもある。また、「鬱」というとかなり深刻な病気の先入観もあって、臨床の現場では「適応障害」とか「自律神経失調症」といった診断名でお茶を濁すことも多いように仄聞する。おそらく、脳科学的には、ストレスや加齢その他の原因でドーパミン・セロトニン・オキシトシンなどの神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスが崩れている状態なのだと思うが、この辺はしろうとの悲しさで、正確なことは言えない。私はしろうとだが、思春期からこういった分野に興味を持ち、メンタルヘルス・精神医学の中級ぐらいまでの書籍を読み漁ってきた。今こそ、くろうとの精神医学者・臨床医師・心理カウンセラーなどの出番であり、その発言が欲しいところだが、むしろプロだからこそ、診察もしないで軽々な発言は出来ないということもあるだろうか。残念な状況と思う。しろうとでも、すぐにピンとくることだ。報道によれば、歌うことが楽しくない、むしろ苦痛だ、歌いたくないという状態に陥っているようだ。山崎の近影(最近の写真)の表情が、この分野の教科書に載せたほうがいいぐらい憂愁に満ちていることも、一目瞭然であろう。典型的で、分かりやすいといえるほどの鬱の症状だと思う。躁鬱病は、主として内因的に(はっきりとした大きな外的原因がなくて)「躁」(はしゃいでいる精神状態)と「鬱」(沈んでいる状態)を繰りかえす病気である。私自身、病的というほどではないが、自分の精神状態(気分)にサインカーブ状の「躁鬱」=「循環性」=「双極性」の傾向(波)があることを、若い頃からはっきりと自覚している。これを書いている今現在は、やや「軽躁状態」(思考や直感・言動が発揚している、ただし、言い間違いや言い過ぎ・失言などのケアレスミスも多い状態)である。世界が割とバラ色に見えていて、モノを書いていても何となくノッていて楽しい。私は、特に山崎の大ファンというわけではないが、非常にクリエイティヴな仕事をしてきた実績と実力は十分に知っている。その作風(特に歌詞)は、「循環性気質」に特有といわれるマイルドな優しさ・繊細さや、現実的・妥協的・明朗温和な人間味(共感性)にあふれている。この性格傾向を持った世界文学の代表者は、文豪ゲーテである。これと対比される性格である「粘着性気質」の場合、いわゆるマッチョでストレート、ストイックで悲壮・戦闘的であり、芸術家であれば、その作風は荘重・深刻・深淵性、時には神秘性すら帯びる。循環性のライトな持ち味の産物とは対蹠的である。この性格の代表者は、文豪ドストエフスキーである。亡き谷村新司も、かなり典型的な粘着性だったと思う。「なんだかんだ言っても つまりは単純に君のこと好きなのさ」「我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ」どちらも、きわめて秀逸な代表作の歌詞のエピローグ(結語)だが、作者の性格傾向により、こういったテクスチャー(風合い)の差が出る。また、粘着性性格に比べ、循環性性格は(精神的な)スタートダッシュは利くが、疲れやすい、粘り強くないことも知られている。短距離の一発勝負には強いが、持久力はないのである。物事に対し、飽きやすいともいえる。・・・全く、私自身の性格を記述しているかのようである。芸能界のことはよく知らないが、そろそろ仕事を選んでセーブして、マイペースでのんびりやっていきたい本人と、稼げるうちに馬車馬のように働かせたい事務所サイドの間に強い軋轢があるだろうことは容易に想像できる。コロナ禍を経た業界の事情もあるのだろう。これは「働き方改革」にもつながる問題だろう。こういったメンタルヘルス(心の健康)に関する知見・概念・用語は、最近ではけっこう常識になっていると思っていたが、知らない人もまだまだ多いのかもしれない。この観点からの記事や言及が見当たらないのが残念である。・・・市川猿之助の悲劇も起こったばかりである。われわれは人の心の問題にもう少し敏感であるべきと、切に思う。■ 物議の山崎まさよしライブ「聞いていられる話ではなかった」トークばかりの異様・・・客明かす「一番悲しかった」発言【J-CASTニュース 24日】
2023年10月24日
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■ 報道局とバラエティ部署が『紅白』をめぐり対立NHKで起きている ”ジャニーズ枠” 獲得への動き【フライデー・デジタル(講談社) 22日】いくぶんか面白おかしく「盛って」煽っている作文記事の面もあるように感じるが、こういった事実は確かにあるのだろうと観測される。ちなみに私個人は、この問題を巡っては完全に「報道局」側の意向に賛成である。故ジャニー氏による、おぞましい性犯罪は到底看過できず、一連の流れが解決に遠い現状では、この判断はやむを得ない。ひと言でいえば「ジャニ0ゼロ」でいい。目先の視聴率など問題外と思う。国内世論はもとより、国際的な反応も甘く見てはならない。「鼎かなえの軽重けいちょうが問われる」という厳おごそかな言い回しは、こういう時に使う言葉だと思う。・・・なんかカチンと来ちゃったので、偉そうにすいません
2023年10月22日
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■ クマの駆除にクレームを入れる類たぐいの「ダメな人」にならないためにコラムニスト・石原壮一郎氏【NEWSポストセブン(小学館) 14日】う~む、なるほど納得。なにげに目から鱗の、なかなかの名文と思う。『NEWSポストセブン』は時々、このように情理をわきまえた骨のある記事を読ませてくれる。私は電凸(電話突撃)の抗議などはしないものの、かねがね「野生動物を安易に駆除(殺害)しすぎるのではないか」という意見を持っていたこともあり、このブログサイトでも、だいぶ昔だがそういった趣旨の記事を書いた覚えがある。これを読んで、けっこう反省した。人の意見に流される奴だと言われてしまうかもしれないが、人間、基本的には素直なのが一番だと思うので、ま、いいか・・・ところで、「クマの駆除にクレーム」という文言に(頭韻も踏んでいるし)、なんか「詩」を感じてしまう僕は、ビョーキだろうか?
2023年10月15日
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■ ジュリー社長の辞任も提言 ジャニーズ性加害問題で再発防止特別チームが報告書を公表マスメディアの沈黙の責任にも言及【読売テレビ(大阪) 29日】さすがは元日本検察トップの検事総長、秋霜烈日かつ雷神のごとき断罪である。A4用紙に67枚。 質・量ともに誰もが平伏する、ぐうの音も出ない名文だ。やや遅きに失した憾みは、若干なきにしもあらずだが、日本社会の自浄作用が健全であることは、ひとまず証明された。■ ジャニー喜多川氏 性加害認定同族経営弊害、社長は辞任すべき黙殺してきたメディアの責任も【FNN 29日】■ 外部専門家による再発防止特別チームの調査結果について【株式会社ジャニーズ事務所 公式ウェブサイト 29日】■ 外部専門家による再発防止特別チーム調査報告書全文(PDファイル)■ 再発防止特別チーム会見(ノーカット完全版)【ANN・アベマ公式 29日】〔1〕/〔2〕/〔3〕/〔4〕変態おやじジャニー喜多川氏、未成年同性(10代思春期少年)への不同意・強制的な性加害、肛門性交も――被害者は数百人か・・・ジャニーズとはジャニー氏の「美少年ハーレム」だったのか
2023年08月30日
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■ 経営危機のビッグモーター「事業譲渡」での再生へ【M&Aオンライン 23日付】
2023年08月23日
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6715万1970円。久しぶりに、いわゆる「メシウマ」なニュースだ ・・・いや、私の場合「酒ウマ」かな 「ゴメンで済んだら警察要らね」という、古来の金言の通りである。一罰百戒の社会的警鐘になるだろう。店側としても、いやしくもお客さまを公に訴えるというのは相当な勇気が必要な行為だろうが、それだけのことをこのペロペロナメロー君はやっちまったということだろう。頑是ない幼児ならいざ知らず、10代終盤にもなった若者の「ちょっと調子に乗ったいたずら、悪ふざけ、若気の至り」といった美名(?)では済まされない。越えてはならない一線というものは、やはり厳然と存在する。世の中そんなに甘くはないよね。連帯責任で、親も巻き込んで一生反省してもらうほかはないだろう。スシローの英断に敬意を表したい。ただ、加害少年の弁護側は、いろいろと屁理屈をこねて争う姿勢を示しているという。気が知れない。火に油を注いでいるといわれても仕方がないだろう。弁護士といえば、言わずと知れた文系トップの頭脳を誇る社会的エリートだが、この場合アタマの使い方を間違っているんじゃないかね。いわゆる、頭はいいけど「専門バカ」ってやつか。もし立証を試みるのであれば、「この子は生まれついてのバカなんです、親のしつけも悪かったんです、まともな理非曲直の判断力もない出来損ないなんです。どうかあわれと思し召して、何とぞ寛大なるお慈悲を」といった謙虚な自罰的・自己否定的な方向で論理を組み立てた方がいいんじゃないだろうか。この方向性の一点張りで情状酌量をこいねがうなら、無罪とはいかないまでも、まだいくぶん光明はあるんじゃないか。・・・まあ、この点は私の知ったこっちゃないけどね―――――――――――――――――――――――――――――――――――――スシロー “迷惑動画”めぐり6700万円余の損害賠償を求め提訴【NHKニュース 9日】 ことし1月、回転ずしチェーン大手「スシロー」の店内で、客がしょうゆさしをなめるなどの迷惑行為をした動画がSNS上に掲載されたことをめぐり、店の運営会社が客に対して6700万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしていたことがわかりました。大阪地方裁判所に訴えを起こしたのは、大阪 吹田市に本社がある「スシロー」の運営会社、「あきんどスシロー」です。ことし1月、岐阜市内の店舗で、客がしょうゆさしをなめるなどの動画がSNS上に投稿されたことをめぐって、運営会社は全国で客が大幅に減り、親会社の株価も急落し、160億円以上の損失があったと主張しています。迷惑行為が「多くの客に著しい不快感や嫌悪感を与えた」とした上で、この客に対して、衛生管理の信用が損なわれた被害など、6700万円余りの賠償を求めています。運営会社は、迷惑行為を防ぐためにアクリル板の設置などの対策も進めていて、請求額は今後も増える可能性があるとしています。これに対し、客側は先月、訴えを退けるよう求める書面を裁判所に提出し、この中で、行為をおおむね認めて反省しているとした上で「業界は競争が激しく、客の減少は同業のほかの店舗と競合していることも考えられる」などとして、争う姿勢を示しています。
2023年06月09日
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■ 故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応【株式会社ジャニーズ事務所 公式サイト 14日】―――――――――――――――――――――――――――――――――――――ジャニーズ事務所創業者で前社長の故・ジャニー喜多川氏による、多数の所属タレントへの性的加害問題について、現社長でジャニー氏の姪の藤島ジュリー景子社長の(ほぼ初の顔出しだという)謝罪動画と、会社としての長文の謝罪・説明文が公表され報道された。ジャニーズ・ジュニアなどの(当時)少年の被害者総数は、実に100人以上に上るという報道もある。事実であれば、執拗で悪質な常習性が明らかである。NHKはけさ15日の午前5時、6時、7時のニュースのトップで大々的に報道、日テレも準トップで伝えた。TBSはすでに数日前、『NEWS23』で実に10分間にわたって詳報し、その後も続報を伝えている。評価したい。フジテレビは、遅ればせながら午後6時の定時またぎで(たぶん初めて)伝えた。テレビ朝日は、午後6時50分台に、ニュースのエンディングのどさくさに紛れてやっと報道した。社内の報道局とエンタメ部門の激しい綱引きと激論があったのだろうと推察するのは容易である。週刊文春が1999年に初めてこの問題を取り上げてから、実に20有余年の歳月が経過した。この間、他のメディアはほぼ完全に黙殺を決め込み、文春の孤立無援の孤軍奮闘だけが際立っていた。「東スポ」じゃあるまいし、天下の一流メディアである週刊文春が、何の根拠もなしにいい加減なことを書くはずもなく、これはもう事実なんだろうなと、即座に認識した。私ごとだが、1999年は私が妻と結婚した年である。ハッピーな日々の中で横目に見た、なんとも胸くそ悪い、気持ち悪い、おぞましい事件だとずっと思っていた。もちろん、心身ともに傷つき、人生さえも狂わされた当時純真な少年被害者たちの苦渋に思いを致せば、ほんとうに気の毒だとも思っていた。この問題が長年月燻っていたことを思えば遅きに失したとはいえ、今回の謝罪動画は現社長の真情を感じさせ、弁護士のチェックを受けているであろう謝罪文も深い反省の情を滲ませ、情理をわきまえた真摯なものとなっている。具体的な内容面では不十分、物足りない、甘いという意見も多いが、ひとまず溜飲は下がったと感じた。一定の評価は出来ると思う。確かに、詳細な真相究明、経営ガバナンス・コンプライアンス、社内チェック機能、心的ケア態勢の構築などはまだこれからだが、ひとまず大きな山は越えたといえるのではないか。よく言われる通り、やはり企業の不祥事に際しては、経営トップが顔を出して誠心誠意対応するのが最上策であるという定説が改めて確認された好例である。マスメディアにおける、いわゆる「大人の事情」の典型的な事態だった。日本社会には、皇室よりも深いタブーがあったのだ。改めて、文春の熱いジャーナリスト魂には賛辞を贈りたい。その文春も協力したというイギリス公共放送BBCの大々的な告発ドキュメンタリーの「逆輸入」の形で、国内メディアも(しぶしぶだろうが)重い腰を上げ、ついにパンドラの箱は開いた。併せてこのほど、ジャニーズ・ファンたちの真相究明を求める真摯な訴えが実り、文春以外の大手マスメディアの多くも一斉に報道「解禁」に雪崩を打った。彼女たちの、純粋な真心と勇気にも敬意を表する。今は亡きジャニー氏にとっても、日本芸能界におけるその輝かしい功績を帳消しにしかねないほどの一大スキャンダルであり、青少年の心を深く傷つけ、その人生をずたずたに切り裂いたおぞましい犯罪であった。非常に下世話な、あられもない言い方をしてしまうならば、芸能界が「ヤクザな稼業」とされていた時代を生き抜いてきたジャニー氏が、そのずば抜けた実力と権力と金力を背景に、欲望のおもむくままにヤリたい放題、「美少年ハーレム」を築いたと言われかねないし、事実、だいたいそういうことだったんじゃないか。往年の美人歌手・五月みどりなんか、売り出し中の駆け出しの頃はヤラれまくりだったと、トーク番組で笑い話として語っていたのを思い出す。「枕営業」という言葉がリアルだった時代である。昭和の悲歌(エレジー)というべきか。当然、ジャニー氏にはG(ゲイ、男性同性愛)嗜好があったのだろう。小児性愛の傾向もあったのだろうか。折しも、国会ではLGBT理解増進法案が政治問題となっている。LGBTQは、双方合意の上ならば問題ないが、強制的・暴力的に10代前半から半ばぐらいの男の子を犯したとなれば、これはもう重大な犯罪であり、病的嗜癖でもある。ああ、気持ち悪い、後味悪い事件であった。・・・ちなみに、別にどうでもいいんだけど、ついでに書いてしまえば、私はごく普通の異性愛者(ヘテロセクシャル)の男だけれども、たとえば夏祭りなどでちょっと酒が入った状態で、ふんどし一丁の美青年を見たりした時に、思わずムラムラっとすることはある。若く、美しく、伸びやかな姿態への憧れ、羨望、ちょっと嫉妬の混じったような情動である。日本のアポロン、ガニュメデスだなと思う。しかし、ただそれだけであって、性的加害は犯さない。言うまでもない。
2023年05月15日
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■ ジャニーズ事務所「今週末には見解を公式に伝える」ファンら性的被害の対応求める署名を提出【東京新聞 11日】■ スポンサーの「ジャニーズ離れ」が始まれば沈黙は終わる性加害問題で「ノーコメント」を繰り返すテレビ局の無責任これ以上、「報道しない自由」は認められない窪田順生氏【プレジデント・オンライン】
2023年05月12日
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記憶に新しいが、先日、長野市の児童公園が近隣のたった一軒の「上級国民さま」(国立大学名誉教授夫妻)の苦情で廃止に追い込まれたニュースに接して、これはもう「行政」の手に負える問題ではなく「政治」の出番だと、このブログサイトでは久しぶりにけっこう激しい筆致で批判的・政治的主張をした。→ 当該記事はこちら。子育てをする親にとって非常につらい、クレーマーの理不尽ともいえるエゴイスティックな言動は、少子高齢化の昂進・悪化にもつながる社会問題となっている。同じ思いを抱いている人は多いのだろう。このほど政府が公式に以下の動きを見せたことに意を強くしている。しかもドイツでは、すでに同じ問題でひと昔前に法整備を済ませたという。反対論者がいることは重々承知しているが、きわめて少数派であろうと思われ、また自分の中のコモン・センス(市民感覚)がそういう人たちへの共感を拒否する。私は、そもそも子供の声は騒音ではないという認識だが、仮に百歩譲って騒音だとしても、夜間・早朝ならともかく、昼間の一定程度の騒音は受忍限度内であり、公共・多数の利益のためには少数者の多少の不平不満を阻却するのもやむを得ないと考えるのが、普通の論理の道筋ではあるまいか。もちろん、具体的な運用面でのさまざまな人道的配慮は必要だろうと思うが。穏健な保守派市民の一人として、法整備の推進を歓迎し、支持したい。政府・与党は(また、心ある野党も)、公正な選挙などのデュー・プロセス(適正な手続き)によって成立した正統性のある政治権力は、こういう風に使うのだという模範を示してもらいたい。主権在民の民主主義政体においても、予め十分想定され完全に許容される、一つの厳粛な権力の行使である。□ “子どもの声は騒音じゃない” 法整備を政府が検討ドイツでは2011年に法制化【TBS 27日報道】政府は「子どもの声は騒音ではない」と法律で定めることも視野に、具体的な検討を始めました。「子どもの声がうるさい」という苦情が原因で廃止された公園もありますが、法整備が実現した場合にどのような変化があるのでしょうか。解説します。■ ドイツではすでに法制化井上貴博キャスター:実はドイツ連邦議会では、「子どもの声、環境に悪影響を与えるものとは認められない」と、話し合いが進められて、2011年に「子どもの声法案」が可決されました。保育園などの子どもの声は、原則として騒音とみなしませんということです。ドイツも、日本と同じように少子高齢化が進んでいて、1990年代には訴訟が相次ぎ、保育園が作れないということがありました。そういった訴訟があっても、「子どもの行為は騒音ではないので保育園などを作ってください」と物事を進めやすくなりました。保育園も、声が外に漏れないような配慮をして共存していきましょうと、子どもが、子どもらしくいられる生活を担保するための法律です。■ 病院では? 電車では? どこから騒音と認識日本で、ドイツ同様の法整備がされるとどうなるのか。萩谷弁護士に聞きました。萩谷麻衣子弁護士「子どもの声を理由とした訴訟や、近隣住民の反対によって、保育園などの開設を断念することは減るだろう。子どもの声は騒音ではない、と周知されることで、国民の意識改革、共存できる環境づくりにつながるのではないか」ホラン千秋キャスター:中には子どもの大きな声などが、とてもじゃないけど耐えられないという方もいらっしゃいます。子どもを産んで育てることが大変と言われている中、泣いてしまうことは自然なことなので、それをうるさいと怒られてしまうと、お父さんお母さんたちは、どこにも味方がいないというような気持ちになってしまいます。歴史時代小説家 今村翔吾さん:非常に難しい問題。僕は子どもの声は平気な方だと思うのですが、それでも、静かな場所とされる病院や新幹線で、子どもが走り回っていて、保護者が止めている様子が一切ないという時に、僕もそのときは騒音だと認識してしまっている。場所や場合によって、ある程度、詰めていった方がいいのかなとは思います。ホランキャスター:子どもが自由にふるまえる場所と、誰であってもマナーが必要な場所がある。歴史時代小説家 今村翔吾さん:子どもの声は騒音じゃない、と開き直りみたいになると、本来だったら静かにしてなければならないとされる場所で、こういう問題が絶対に出てくる。保育園や公園では一般的にはオーケーだと思う。2~3歳の子どもは仕方ないかなとも思うのですが、一方で、もうすぐ中学生ぐらいじゃないかなという子たちが、動き回っているのを見ると…井上キャスター:電車で、ワーッと騒いでいると、昔は大人に怒られたけど、今はSNSもあるし、ちょっと…みたいな。でも、お互い配慮して共存していきましょうと。■ 保育園もつくれない…井上キャスター:自治体も難しい対応を迫られています。市川市で、2016年に開園予定だった保育園について…近隣住民「子どもの声がうるさい」「静かな場所ということで住宅を購入。こんな施設を作るのはとんでもない」保育園側として、防音壁の設置などの対策を提案したのですが、理解が得られず、建設断念となりました。こういったニュースをお伝えすると、「住民全員が言ってるわけじゃなくて一部の意見だろうから」「もうちょっと強引を進めてもいいんじゃないかと」いう声も出ます。行政サービスとしては、町の皆さんの幸福度を担保しなきゃいけない。難しい対応を迫られるということになるわけです。ホランキャスター:どうしても寄せられるのは苦情であることが多い。良いことがあったら、市民側も伝えた方がいいでしょうけど、どうしてもそういう声は届かないことが多いですよね。歴史時代小説家 今村翔吾さん:空き家問題じゃないですけど、静寂の街・スペースみたいなところを作って、最初から静かな場所って言っていくのもありかもしれない。井上キャスター:それを売りにする自治体が出てきてもいい。いずれにしても、こういう大人のいがみ合いを、子どもは見ていますから。【TBS系全国ネット 『Nスタ』 27日放送】
2023年04月28日
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■ 自己責任論の限界。無敵の人による勝ち組殺しが始まる日本【ひきこもり社会不適合者の在宅ITエンジニア就職ブログ】全国のひきこもり人口が、政府の公式な推計で146万人という報道があった。相当な数字だと思う。定義にもよるが、実際はもっと多いという指摘もある。直近のニュースでも、おそらくひきこもりと思われる中年男性による、破局的な両親殺害事件が報じられていた。こうしたことは、もはや日常茶飯事になっている。なんだかんだいって世界的に見ればかなり裕福な、われらが日本社会の重大問題・宿痾であることは間違いないとつねづね思っているが、この件に関してしろうとが何かを言うには、でかすぎ重すぎ、複雑すぎリスキーすぎるので、黙ることにする。とりあえず、この関連の関心でネットサーフィンしていたら、この記事が目に留まった。面白いと思った。管理人は、知的であるのはもちろんだが、ただ者ではないなと思った。決して論旨に同意できるわけではない。むしろ、ハテナマークが常時点灯する。が、この文章の上手さ、やや強引ではあるが粘着性の論理の展開の面白さは、読み進めるうちに、私も大好きなドストエフスキーの筆致であると気づいた。ご存じの通り現在も続いている、ロシアの粗暴で暴力的な人心の風土に抗って、考えに考え抜いて魂の救済を求め続けた文豪の心を宿している。そして、まさに代表作の一つ『カラマーゾフの兄弟』の引用で締めくくられた文章は、ドストエフスキーを十分読み込んだ人の結語だと納得した。繰り返すが、私はこの文章の結論に同意ではない。むしろ批判的である。が、意見は違っても、ある意味で感服した。・・・これはチャットGPTには書けない文章だろう。――――――――――――――――――――――――――――――――■「ひきこもり」推計146万人 主な理由“コロナ流行”内閣府調査【NHK 3月31日】 外出をほとんどしない状態が長期間続くいわゆる「ひきこもり」の人は、15歳から64歳までの年齢層の2%余りにあたる推計146万人に上ることが、内閣府が去年11月に行ったアンケート調査でわかりました。ひきこもりになった主な理由の1つとして、およそ5人に1人が「新型コロナウイルスの流行」をあげ、コロナ禍での社会環境の変化が背景にあることをうかがわせる結果となりました。内閣府は、いわゆる「ひきこもり」の実態を把握するため、去年11月、全国の10歳から69歳の合わせて3万人を対象にアンケート調査を行い、1万3769人から回答を得ました。このうち「生産年齢人口」にあたる15歳から64歳までの年齢層では、広い意味で「ひきこもり」と定義している「趣味の用事のときだけ外出する」や「自室からほとんど出ない」などの状態が6か月以上続いている人は、2%余りで、推計でおよそ146万人に上るとしています。年齢層別に見ますと、15歳から39歳の子ども・若者層では、7年前に公表された調査の1.57%から2.05%に、40歳から64歳の中高年層では、4年前に公表された調査の1.45%から2.02%に増えていました。また、ひきこもりになった主な理由の1つとして、およそ5人に1人が「新型コロナウイルスの流行」をあげ、コロナ禍での社会環境の変化が背景にあることがをうかがわせる結果となりました。■ 40歳から64歳まで 女性が半数を上回るこれまで内閣府では、子ども・若者層と、中高年層で別々に調査を行ってきましたが、今回は対象の年齢や人数を大幅に拡大して同時に調べる調査となり、さまざまな「ひきこもり」の実態が浮き彫りになっています。このうち性別では、4年前に公表された40歳から64歳までの調査では男性が4分の3以上を占めていましたが、今回の調査では、同じ40歳から64歳まででは、女性が52.3%と半数を上回り、15歳から39歳でも45.1%となっていました。これまで主に男性の問題と受けとめられることも多かった「ひきこもり」が、女性に広く存在していることを示す結果となっています。また、安心できる「今の居場所」を尋ねる質問では、15歳から39歳の「ひきこもり」の人は、そうでない人に比べて、家庭や学校、それに職場などのリアルな場を居場所と思う割合が低く、その一方でSNSなどのインターネット空間を居場所と捉える割合が高くなっていました。このほか、「どのような人や場所なら相談したいと思うか」を尋ねた質問では、「誰にも相談したくない」と答えた「ひきこもり」の人は、15歳から39歳で22.9%、40歳から64歳で23.3%に上りました。その上で、その理由を尋ねたところ、「相談しても解決できないと思うから」と答える人がいずれの年齢層でも半数を超えて最も多く、相談や支援のあり方に課題があることをうかがわせる結果となっています。■ 池上理事「自分事と受け止めて」内閣府が4年ぶりに行った「ひきこもり」の実態調査について、「ひきこもり」の人の家族などで作る「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」の池上正樹理事は、「50人に1人がひきこもり状態と推計されたが、実態はもっと多いと思っている。コロナ禍の影響が初めてデータで示されたが、もともと生きづらさを感じていた人たちが、より一層、精神的に不安定になったと考えられるほか、弱い立場にいる人が雇用を切られるなどして諦めてしまったことなどが考えられる」と述べました。また、男性だけでなく、女性にも「ひきこもり」の問題が広がっていることについて「日本の伝統的な価値観の中で、女性は夢や希望を追い求めようとしても、家事や育児などで男性よりも高いハードルを課せられて、諦めてきた人が多くいる。そうした人たちが自分の状況を認識し、存在が顕在化してきたのではないか」という認識を示しました。さらに「相談しても解決できない」と考える「ひきこもり」の人が半数を超えていることについて、「解決型の支援や個人を社会に適用させる支援のあり方に限界があると感じている。一人ひとりに寄り添って信頼関係を作り、悩み事を聞くなかで、社会につながるきっかけを作る支援が求められている。自宅以外に安心して声を上げられる場をネット空間などにいかに作っていくかが大事になっている」と述べたうえで、「ひきこもりは遠い世界の問題ではなく、自分や家族もなるかもしれない自分事と受け止めてほしい」と訴えました。
2023年04月01日
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がっくりと荻原健司に失望す ただの無能なタレント市長*この記事は、もっときちんと熟考して論陣を張ろうかと思ったのだが、しばし考えただけで(このクレーマー住民に対して)嫌悪感が湧き、うんざりしてしまったので、もう放置します。すみません。久しぶりに公憤(私ごとでなく、公の事柄について抱く憤怒の情)を覚えるニュースである。こんなことがあっていいのか。ありえないだろう。マスメディア(新聞・テレビ)も一斉に批判的な論調で報じている。現在、人類はウラジーミル・プーチンという一人の独裁者によって引き起こされたロシアのウクライナへの侵略戦争という蛮行、悲劇に直面しているわけだが、それと何が違うのか。・・・と言ったら、あまりにも言い過ぎだろうか。この、たった1人のクレーマーの理不尽な主張の言いなりになっている、まさに「木っ端役人」という言葉を絵に描いたような長野市の公園緑地課課長の事なかれ主義にも腹が立つ。全国の自治体は、1人の「うるさい」という抗議があれば公園を続々廃止しなければならないのだろうか。NEWSポストセブン(小学館)やNHKの報道によれば、このクレーマー住民は地元・長野の国立大学名誉教授の老人であると特定されており、NHKは直接の単独インタビューに成功している。またぞろ「上級国民さまへの行政の忖度」かと、炎上の必要十分条件成立で批判が殺到しているようだ。これを十把一絡げに誹謗中傷というのは当たらないのではないか。言論の自由に基づく正当な批判である。理系の教授らしいから知らないのかもしれないが、文系(司法)には「受忍限度」という概念がある。公序良俗と常識の範囲で、多少のことは我慢しろという人類の知恵である。こういう人が世の中を息苦しくし住みづらくし、声を潜めて腹の探り合いみたいな陰険な空気にしているのではないかと、私は思っている。ごねたり怒鳴ったり、声がでかければ世の中通ると思ったら大間違いだ。これはもう、「行政」ではなく「政治」ないし「司法」の出番であろう。荻原健司市長は、決断し、実行すべきだ。権力の発動はこの場合やむを得ない。民主主義政体にあっても当然予定されている作用である。公園の存続を決めた上で、当該人物に説得と最後通告をし、出るところに出るべきだ。裁判沙汰やむなし。最高裁まで行け。勝てるから。この1人の住民が、最近の言葉でいうHSP(ハイパー・センシティヴ・パーソン、直訳すれば、「超高感受性人格」)であることは、憶測ではあるが、心理学・精神医学を齧った者から見ればおおむね間違いないと言っていいだろう。HSPとは、従来「神経質(性格)」と訳されてきた概念ときわめて近似か、少なくとも集合論的にはかなり重なり合う性格傾向であろうと思う。病気ではないとされるが、きわめて感受性が強く、ナーバスでぴりぴり(いらいら)していて、いつも何かに怯えているような人物である。読者の周辺にも一人ぐらいはこういう人がいるのではないだろうか。ほとんどの場合、おとなしくて控えめだが、場合によっては、このようにしばしば(本人も悩み)他人を悩ませることもあるといわれてきた。また、この住民の長年月にわたる執拗な抗議の様態を見れば、粘着性、ひいてはそれが昂じた偏執性も感じられる。こうなると病的な色彩を帯びる。共感能力(妥協性)や情性も欠如している。エキセントリック(遠心的、奇矯)であり、エゴセントリック(自己中心的)である。このクレーマー博士は、日本映画史上の最高傑作の一つと評される黒澤明監督『生きる』を見てないんだろうな。・・・ある意味で、無学だな。児童公園を造るために命を懸け、そして雪の舞い散る中、完成したその公園のブランコを揺らしながら死んだ市役所市民課長の男(志村喬)の晩年を切々と、鮮烈な映像美で描く物語である。命短し恋せよ乙女。・・・あとは著名人の発言に委ねる。おおむね同意見である。立川志らく “1軒の苦情で公園廃止”に「子供の声をうるさいと思うようなさもしい気持ちを持つな」【スポーツニッポン スポニチアネックス 9日配信】 落語家の立川志らく(59)が9日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で来年3月に廃止が決まったことについて言及した。 市公園緑地課によると、公園は04年に地元住民の要望で開設されたが、1人の住民から「子供の声がうるさい」と苦情が出た。市は遊具の位置を変更するなどしたが、住民の苦情は収まらず、昨年3月、公園に隣接する児童センターに、子供が静かに遊ぶ方法を考えるよう住民が求めた。児童センターはこれを受けて子供たちの公園利用を中止。草刈りなどの管理は、児童センターの職員や保護者が行っていたが、これもやめ、新たな管理の担い手は見つからなかった。地元区長会は今年1月に市に廃止を要望し、市はこの区長会からの廃止要望や、同遊園地は借地で借地料が発生していることなどの理由から廃止を決めたとしている。 番組では、近隣住民への「悲しいなという思いでいっぱいです。決められた廃止をもう1回考え直していただいて、青木島の子供たちをすくすくと育てられるアイデアが出てくるといいと思う」、「子供たちが公園で自由にのびのび遊べるように荻原(市長には)最善の決断をしていただきたいと思う」というインタビューを放送。志らくは「たしかにそばにいたら“うるさい”ってのも分かるけれども、子供の声をうるさいと思うようなさもしい気持ちを持たない。それを平和の象徴だと思う、うるさいんだけど、それをうるさいって言わないのがちゃんと大人のはずなんですよ」と持論を展開し、「“志らくさんもそこに住んでごらんなさい”って言われりゃ、私は全然大丈夫だと思いますよ。また市もだらしないですね。じゃあ他もそういう苦情があったら、どんどん公園をつぶさなくちゃいけなくなる。そこはもっと毅然とした態度でね。子供たちの公園をつぶすっていうのは良くないことだな。市長がだらしないと思いますね」と自身の考えを話した。EXIT兼近「1軒の苦情で公園廃止」に持論「そういう1人の大人の声は何で我慢できるのか」【スポーツニッポン スポニチアネックス 8日配信】 お笑いコンビ「EXIT」りんたろー。(36)と兼近大樹(31)が8日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。長野市内の公園が「子供の声がうるさい」などの1軒の住民の苦情で来年3月に廃止が決まったことに対して持論を述べた。 番組では長野県長野市にある「青木島遊園地」が、「子供の声がうるさい」といった苦情が発端で来年3月31日をもって廃止になるというニュースを取り上げ議論を展開。公園は児童センターや保育園が隣接。04年の開設当初から、それ以前から隣接する場所に住む1軒の住民から「児童センターに迎えに来る保護者の車のエンジン音や公園で野球をして遊ぶ子供たちの金属バットの音がうるさい」「子供の声がうるさい」「夜に花火をやっていてうるさい」「午前中は遊ばせるな」「午後からの利用は一度に5人まで」などの苦情が絶えず、張り紙やルールづくりなど対策を講じるなどしてきたが、その影響で公園の利用者が減少したことなどを総合的に判断し昨年3月、ついに児童センターが公園の利用中止を決定。こうした流れの中、長野市も廃止を決定した。このニュースはSNS上含め「1世帯の苦情に屈していいのか」「子供の遊び場と未来を奪っていいのか」「長期間我慢したようだ。騒音のつらさは理解できる」など多くの賛否の声が上がった。 廃止を決めた長野市公園緑地課課長は「それ(音)をずっと毎日繰り返し聞いていたら、そちら(住民)のご意見も察するというか、分かりますので」と話し、さらに「利用されなくなった公園に税金を使うことはできない」との判断だったという。 さまざまな声を受け兼近は「多様性と言われていますから、1人の少数の意見というのを、もちろんぶん投げてはいけないと思いますけど」と住民側の意見に理解は示した上で、「子供の声がうるさいというより、1人のこのような大人の声の方がうるさいと思うんですよ」と厳しめの主張を展開。「そういう(大人の)声は何で我慢できるのか。子供の声を我慢できないのに、なんで1人の大人の声は…子供には我慢させているわけじゃないですか。“じゃあ騒がないで”とか。でも大人は“騒いでるからうるさいよ”って言えるっていう、立場の強い人が立場の弱い人を抑えつけている感じが、どうしても僕からは見えちゃうんですよ」と子供の声は我慢できないのに、我慢できない大人の声や主張は周りが“うるさい”とは言わず我慢してしまう今の社会の風潮があると嘆いた。 さらに「家の中にいても子供ってうるさいですよ。家の中で遊んでいてもうるさいから多分昔の人って子供は外で遊べって言っていたと思うんですよ。だから“子供は外で遊ぶ”が圧倒的大多数(の考え方)になってはいるとは思うんですけど。家の中でもうるさいから外で遊べ、外でもうるさいから家に戻る…でまた苦情が来るから外で遊ぶ…だったらもう防音施設をつくるしかないというか、家一つ一つに防音の子供が住むための家をつくってくれよっていう。もう今どうしようもないですよ、子供って。だから(子供が)必要のない存在にされちゃっている感じがして、僕はちょっと許せないです。必要なものとされているはずなのに、大人たちから必要のないものに無理やりさせられているというか。納得のいかないことが多いです」と社会における現代の子供たちの存在や居場所について危機感を強く訴えていた。茂木健一郎氏、住民の苦情で公園廃止「一ミリも共感できない」と思いつづる【日刊スポーツ 9日配信】 脳科学者の茂木健一郎氏(60)が9日、ツイッターを更新。子どもたちの遊ぶ声や音に対する1世帯の住民からの苦情がきっかけで長野市が管理する公園の廃止が決まったことについて、「一ミリも共感できない」と思いをつづった。 茂木氏は「長野で公園が廃止になった件」に言及。「苦情を言っていた住民の方の主張をおだやかなトーンで報じている記事があるけれども、そもそもこの方の主張自体がエキセントリックでしかないので、強い違和感があって、一ミリも共感できない」と私見を述べた。 続けて、「本質は、そんなところにはない。子どもたちの未来をみんなで守ろう」と呼びかけ、その後のツイートでは「子どもは、そこが公園でも、空き地でも、場所があったら遊ぶのが本来の姿で、そういう人間として当たり前のことを忘れている現代社会は根本的におかしい」と訴えた。ネット上では「賛成!同感です!」「クレーマーに負ける社会はダメだ。行政、メディア、そんな社会を作らないで」といった声があがる一方で、「抗議者には静かに暮らしたいという思いや市の対応に抗議する権利はあるはず。それが多様性では?」「皆が「子供が可哀想」という正義感で暴走し、苦情の住民をクレーマーという悪党に仕立てあげている。これは完全にいじめの構造だ」などといった意見もあり、賛否が分かれた。
2022年12月09日
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小室圭さんの、司法試験(と、アメリカでもいうのかどうか知らないが)要するに、弁護士試験の合格は本当によかったよ。僕ら庶民でも、高校・大学受験を突破してきているわけでそれなりにきつかったよね。それと比べるのもおこがましいがプロの法律の勉強はさぞや大変だったろうと拝察申し上げる。おめでとうございます。ただ、万事にガツガツした訴訟社会のアメリカ、とりわけ大都市ニューヨークでの仕事は相当きついらしい(若いうちは1日15時間労働が当たり前とか)が、頑張っていればとりあえずほぼ一生安泰らしい。まことに慶賀に堪えない。ネット上では、ご母堂のいささか不明朗な金銭問題を含め罵詈雑言の嵐だったと仄聞する。僕ももちろん見ようと思えば見られるのだが見たくもないので全然見ていない。女性・男性週刊誌の野次馬的な報道もうるさかった。健全な保守的感性を持つ一般国民の一人としてそういうのになんともうんざりしていたのでこれでおそらくほとんどの問題は解決したんだろうなと本当にほっとしている今日この頃である。ますますのお幸せを心よりお祈り申し上げます。
2022年10月28日
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あまりのことに言葉もない。この国のあるべき姿をいつも真摯に考え抜きそのために戦って来られた。その平和な戦いのひとつの選挙演説のさなかに理不尽な凶弾に撃たれ斃れた。語弊があるかもしれないが壮烈な戦死だったと僕は言いたい。好きだった。大ファンだった。勝手に「安倍ちゃん」と呼んでいた。この国の最重要人物と思っていた。長い間、本当にお疲れさまでした。どうか安らかにお眠りください。 天皇皇后両陛下、オバマ米大統領と安倍首相夫妻(肩書はすべて当時)Emperor Akihito and Empress Michikowith Barack Obama, Shinzo and Akie AbeApril 2014ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大
2022年07月09日
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黒田日銀総裁が、講演会で「国民の値上げ許容度は高まっている」と発言して叩かれた問題は、経済(学)のプロフェッショナル特有の言葉遣い(術語・専門用語)と一般国民の日常口語との乖離が生み出した悲喜劇の面があるのだろう。公の分析的報告であればあるほど、一種の無機質な用語になるのはやむをえない。客観性を担保するうえで感情的なニュアンスを排除するのは、むしろ望ましいぐらいだ。いわば「メタ言語(高次な言葉遣い)」である。くだんの発言の現場は知らないが、日銀総裁の講演会ともなれば、聴衆も経済のくろうとが集まっていたのだろう。私も経済学部出身の端くれなので、その雰囲気はなんとなく想像がつく。その場で、いわば仲間内で油断したか、気軽に学問的な喋り方をしてしまった。ことあれかしの批判的・反体制的な一部のマスコミも聞き耳を立てていることをつい忘れてしまったのかもしれない。そこで連想されるのは、「事故・事件」と「事案・事象」だが、これもニュースでよく聞くところである。「事案」は、公的機関が処理すべき案件ぐらいの意味だろうか。・・・「あ~めんどくせえな」といったニュアンスを帯びているようにも聞こえる。「事象」は、さらに冷徹・冷淡な科学的視点で見る出来事ぐらいのニュアンスであろう。原発事故で、当事者が「事象」という言葉を使って炎上したことがあったと記憶する。これはもう、言葉に対する無神経さが露わであって、確かにアウトだなと思った。さて、冒頭の黒田氏の発言に戻れば、この場合は「受忍度(辛抱できる度合)」ぐらいにしておけば、かなりマシだったのかのかもしれない。「受忍(限度)」は裁判の判決文でも多用される、立派な司法用語である。参議院選挙も遠くない今、政府・自民党およびその周辺の公の立場にある方は、言動に十分ご注意願いたいと思う。揚げ足取りの反日マスメディアが耳を皿にしている。保守派一国民の切なる願いである。・・・特に、麻生さん、大好きですけど気を付けてよね
2022年06月11日
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日本人 「みんな仲良く」、韓国人 「俺が俺が」・・・この違いはどこから来た?【まぐまぐニュース 11日】
2017年04月11日
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佐々木希 & アンジャッシュ渡部建が昨夜の生放送でついに結婚を発表「わっくん」 「のんちゃん」と呼び合う仲佐々木の妊娠はなく今後も仕事続ける【スポーツ報知 10日】 お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(44)が9日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所3時間SPさんまVS怒れる美男美女軍団!」に生出演し、女優・佐々木希(29)と結婚することを発表した。約2年の交際を実らせゴールイン。佐々木も生電話で登場しおのろけを連発した。2人はその後、連名のファクスで「幸せな笑いの溢(あふ)れる家庭を築いていきたい」と夫婦になる喜びをつづった。 美人女優と人気芸人のビッグカップルがついにゴールインした。「行列―」の放送も終盤にさしかかった午後9時35分ごろ、渡部は東京・汐留の同局スタジオから生出演。真剣な表情で「わたくし、渡部建は佐々木希さんと結婚いたします!」と宣言し、「わっくん」「のんちゃん」と呼び合っていることなどを明かした。 生放送には佐々木も電話で出演。これまで交際すら正式に認めておらず、やっと結婚を報告できる喜びからか、佐々木の声はハッピーオーラにあふれ、自分から「わっくーん!」と呼びかけるなどノリノリ。「優しくて、一緒にいると穏やかになれる」とのろけまくり、藤田ニコル(19)から「おやすみのチューとか、イチャイチャするの?」と尋ねられると「たまにするね」とぶっちゃけた。憧れのデートは「商店街を歩きたい」。 渡部はプロポーズについても告白。「僕の部屋で、ストレートに『結婚してください』と言いました。年が離れているので『必ず長生きしますので…』って」。生放送と同じ時間帯に2人は報道各社に連名でファクスを送付し、結婚を発表。 佐々木はインスタグラムでもツーショットの写真とともに結婚を報告。「支えてくださっている全ての方々へご迷惑をお掛けしてはいけないと話し合い、今まで交際についてはお話できませんでした。皆様のご質問にきちんとお答えできなかった事を謝らせてください。ごめんなさい」などと胸の内をつづった。 2人は数年前に共通の知人を介して知り合い、15年4月の女性誌の報道で交際が明らかに。テレビ番組で佐々木との関係を突っ込まれるたびに、渡部は「ネット見ろ!」とうやむやにコメント。「行列―」では佐々木との交際をイジるくだりが定番となった。 佐々木は妊娠しておらず、今後も仕事を続ける。渡部は番組の最後で「明日、花見に行きます」と佐々木とのデートを宣言。大安の11日に婚姻届を提出するとみられる。【スポーツ報知 10日】渡部建 & 佐々木希が生出演の「行列」特番 視聴率20%超え【オリコンニュース 10日】佐々木希 オフィシャルインスタグラム木下優樹菜 佐々木希に芸人嫁の先輩として忠告「嫁のパンツくれと絶対言われる」【東京スポーツ 10日】 ・・・当方、すでにやっかむ齢でもなし、素直におめでとうと祝福申し上げます。本当にお似合いのカップルと思います。 末永くお幸せに~ 佐々木希ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年04月10日
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これが中国火鍋店の実態残り汁を1週間使いまわし、トイレ用のブラシで鍋洗う ― 広東省【中国・レコードチャイナ 18日】 火鍋ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2017年03月18日
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サッポロ一番稀勢の里・カップ麺2種がバカ売れ「完売」【毎日新聞 2日】 当ブログでも既報の「サッポロ一番 田子ノ浦部屋監修 醤油&塩ちゃんこラーメン」が、新横綱・稀勢の里の人気にあやかって早くも完売状態だという。めでたいことである。発売元のサンヨー食品では、大相撲三月場所(大阪)に向けて、リニューアルの新バージョンを準備中とのこと。乞うご期待
2017年02月03日
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「ほっともっと」で大感謝祭三大弁当が100円引き2月9日から1週間限定で『のり弁当』250円『から揚弁当』370円
2017年02月03日
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「恵方巻」で悲鳴 コンビニバイト過酷な販売ノルマに苦しむ実態【NHK 2日】 これはひどいニュースだ。よくぞ報じてくれた。女子高校生のアルバイトが、「(恵方巻を1人で)50本売るよう指示され、20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えているとは。言葉を失う。 先日の「セブンイレブン罰金事件」もあわせ、まさにブラックバイト・ブラック企業そのものではないか。コンビニ各社には猛省を促したい。 恵方巻ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年02月02日
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第72代横綱に稀勢の里横審が全会一致で推薦【読売オンライン 24日】*「日本出身」:武蔵丸が日本に帰化して(法律上日本人になって)いるので、各社ともやや耳慣れないこの言い回しになっている。 稀勢の里豊関ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2017年01月24日
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「150万円の支払い、いじめ認定は困難」横浜市教委【NHK 20日】同級生に150万円「いじめ認定難しい」 発言撤回を【NHK 23日】「いじめ回避のために小学生が150万円おごらされたのはいじめではない」横浜市・岡田優子教育長が明言【バザップ! 21日】横浜の原発避難いじめ生徒側が教育長の発言撤回求め申し入れ書【女性自身 24日】横浜市・岡田優子教育長「いじめられないために150万使っただけなので、それはいじめではありません」【トゥゲッターまとめ】・・・久しぶりにこの事件も思い出してしまった。■大津市いじめ自殺事件
2017年01月24日
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「日本の稲田朋美防衛相は美しいので…」テレビ番組で軍事評論家が発言 ― 中国【中国・レコードチャイナ 12月14日】・・・これは理屈抜きに笑えた
2017年01月06日
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110kgの松村邦洋、ライザップCMに挑戦【お料理速報 30日】・・・本当に大丈夫なのか?いろんな意味で心配だな~
2016年12月30日
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「死後離婚」が増えている亡夫の親族と縁を切りたい【産経ニュース 24日】嫁の奥の手 亡き夫の親族と離縁できる「姻族関係終了届」とは【女性セブン 2016年1月7・14日号】
2016年12月29日
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ドミノ・ピザ「イブ大混乱」を謝罪「1枚無料」が今年は地獄絵図招く【JーCASTニュース 26日】
2016年12月26日
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