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2024.09.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
「うそ。」
そしてまた名刺を見て、
「ん~~~。確かに~~。日に光って、あんまり。それに、歴史の史でしょ。まっ。でも、私も、あきひとかな~~って、思って、読んだだけだけどね。かかかか。当たった~~。」

汐梨、
「…って、単にインスピレーションかぃ。」

耀司、
「あらら。」

芙美花、
「いや…。…で…???…この名刺が…???」

汐梨、
「苗字。」

「苗字…。うん…???…眞鍋。」
瞬間、声が止まって。芙美花、思わず右手人差し指を鼻の下に、
「…って、これ…。もしかして…、ヨシカワの…???…音楽教室の…、事務局の。」
ふたりを見て。

すぐさま汐梨、目を見開いて、口を窄めて体を右に傾けて、
「凄っ。」

耀司は耀司で可笑しがりながらも、
「いやいやいや。」

芙美花、ふたりを見て、瞬きしながらも、
「うん…???…何…???」

汐梨、ゆっくりと体を戻して、
「中々どうして…、我が姪なれど、その洞察力や素晴らしい。」

耀司、その声に、
「かかかかかか。」
そして、
「…って、言うか、同じ眞鍋だし。」

芙美花、ふたりを見ながら、
「えっ…???えぇぇぇぇ…???…何。違うの…???…ヨシカワの、その事務局員さん。…ん…???」

汐梨、そんな芙美花を見て、音のしない拍手。
「素晴らしい~~。ご名答~~。」

そんな叔母を見て芙美花、目を丸く、唇を縦にして窄めて。
耀司、口をへの字にして。

汐梨、耀司を見て、今度は芙美花を見て、
「ジャズフェスでね~~。何とも偶然に~~。ヨシカワの眞鍋さんにバッタリと。なんだって~~。」

芙美花、
「へぇ~~~~。…って言うか~~。私、その眞鍋さんって人、顔分かんな~~い。」

汐梨、
「かかかかか。確かに。」

芙美花、キッチンに入って。

汐梨、
「あぁ、私、やるよ~~。」

芙美花、
「ううん。大丈夫。」
そして鍋の蓋を。
「ん~~~。かかかかか。最~~ぃ高~~。」

汐梨、ニッコリと。
「召っし上っがれ~~。」

芙美花、お皿にロールキャベツを。そしてお茶碗にご飯を。
もうひとつの小皿に御惣菜を。トレイに乗せて。叔母の隣に座って。両手を合わせて。
「いただきます。」
そしてロールキャベツを一口。思わず、両脚をバタバタと。
「ん~~~~。かかかかか。お~~いしい~~。」

汐梨、ニコニコと。
「お褒めに預かり。」

芙美花、ニコニコと。
「うんうんうん。」
そしてご飯もパクリと。
「うんうんうん。最高だわ。…あ~~。生き返った~~~。」
麦茶をゴクリと。
「…で…???…おとうさん。その…、ヨシカワの眞鍋さん。一緒に食事…。」

耀司、
「あぁ。うん。」

麻沙美は既にバセットのお腹に凭れながらス~ス~。

耀司、芙美花のその声に、
「うん。」
目を空に。
「…って言うか~~。誘ってくれたのは、弟さんの方だけどね。お姉さんの眞鍋さんがおとうさんを知っていたのに興味があったんじゃないかな。フェスが終わってから、すぐ゛に、おとうさんに食事、一緒に如何ですか…???…って聞いたから。」

汐梨、
「うんうんうん。」

「まっ。いきなりでビックリ。しかも…、初めて会った人から、ろくに口も利いてない人から。そんな…。思わず、ご遠慮。…いや。そんな…、お邪魔に…。って思ってね~~。」

汐梨、またまた、
「うんうん。」

「だったんだけど~~。今度は、奥様の方も、うんうん、一緒にお食事~~って、言ってくるし。」

芙美花、
「わお。」

汐梨も、
「へぇ~~~。」

耀司、
「いや…。でも…。って、言ったら、今度は眞鍋さんが、弟があぁ言ってますから。一度口に出したら利かない人ですから。…って。」

汐梨、またまた、
「へぇ~~ぇえ~~。」

耀司、目をまた空に。
「それに…。…なんて言うの。韓国人。でも、日本語が流暢。…と、言うか~~。」

汐梨、
「うんうんうん。」

「でも。」
耀司。
「何とも言えない、言葉のイントネーション…???…逆に、奥様が日本人だから、旦那様、その弟さんの日本語の話し方が、微妙に。」

汐梨、
「あんあん。分かる分かる~~。何か…こぅ…。言葉の優しさって、言うの、伝わってくるよね~~。日本語を一生懸命、話してるって…、言うか。…うんうんうん。ドラマ見てても伝わってくるぅ~~。まぁ。何10年も日本にいる外国人とは違うけど。言葉のイントネーション。うんうんうん。分かる分かる。」

耀司、
「だからかな~~。俺の方も、自然に…。かかかかか。断り切れなくなっちゃって…。」

汐梨、そんな耀司の話しを聞きながらに、
「あ~~ん。な~~るほどね~~。」

芙美花もロールキャベツ食べながらに、
「うんうんうん。」






その頃、眞鍋家の3人も、買い物を済ませて自宅に。玄関のドアを開けて。

「ただいま~~~。」
晄史。




眞鍋家、一般住宅である。2階建て。東京は中野に居を構えている。
表札は、「眞鍋」しっかりと隣接の住宅もある。

リビングに3人。揃って、
「ただいま~~。」









ママでいい…。   vol,041.   「誘ってくれたのは、弟さんの方だけどね。」

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最終更新日  2024.09.02 05:26:43
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