日中、やや混み気味のBTS車内。
いつもの光景です。

そこに老人ホームから脱獄して来たんかいな？くらいのヨボヨボのご老人と、お孫さんだろうか？小学校低学年くらいの女の子が手をつないでBTSに乗って来ました。
さすがにヨボヨボさが半端でない（志村けんのコント並に）ご老人に誰が席を譲ると思ったが・・・
なんと！席を譲られたのは、今にも飛び跳ねそうな子供のほうだった。
そしてご老人のほうは？
誰も席を譲らず、そのまんま。
ご老人とお孫さんらしきは、2つくらい先の駅で降り立つ。
子供は、今にも走らんかばかりに元気が良く、ご老体は、相変わらずヨボヨボ。

確かにタイでは、日本と違い、役立たずになった老人より、未来あるタイを背負って立つ子供が大切にされることは知っている。

ショックだったな～
確かに子供にってわかるが、あのヨボヨボのご老人を見たら、日本だったらまず老人に席を譲るんじゃないかな？

もちろん、タイだって弱いものは助けるという風習はあるのだが。

あの場合、子供が優先なのか？

今の世代は知らない。
良くわからないが正直なところだが、私の子供の頃は、バスや電車に乗って混んでると母親に「子供は立ってなさい」「子供は大人に席を譲りなさい」と言われ育ちました。
だから子供ん時は、いつも立ってたりして（泣）
確かに子供の頃は、ずっと立ってようが、車内ではしゃいでいようが、別に疲れなかったから納得なんでした。

子供を大切にすることは、別に悪いことでもないし、当たり前なんだが、タイと日本では、ちょっとした文化の違いが微妙にあるなと思いました。