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2006年01月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近の二胡レッスンは、
私がもうじき昆明を離れるということで
駆け足で教えてもらってるが、
本来は一つの曲を5年、10年とかけて磨きあげていくものらしい。
一年くらい習えばあとは自分で
練習していくことはなんとか可能らしいが、
たった数ケ月で去って行く人も中にはいるわけで、
老師としてはやはり惜しそうだ。


今日のレッスンの後は、他に生徒が控えてなかったので
老師と共に二胡のCDを買いに行った。
歩きながら老師は語る。
『今じゃ昆明は出稼ぎの地方の人で、街は溢れかえってしまっている。
大きなビルが立ち並び、
老昆明(古い街並み)もほんの一部でしか見ることが
できなくなってしまった。
どうしようもない。
こういうことは突然起こったわけじゃないが、
頭は着いていかない』

そりゃあ、ここで生まれ、ここで育って
年をとっていった人にとっては、
その風景が失われ、
新しい物にとって変わっていくのを見届けるのは
少なからず混乱と寂しさがあるだろう。


おじいちゃん先生の授業も残すところあとわずか。
『お金を貯めたらまた戻ってきなさい。
その時は私の家に泊まればいい。
電話をくれれば飛行場まで迎えに行くよ』

古い風景が失われても、
人の心はまだまだ暖かい。
こう言ってくれる人がいるこの街は、
私にとって第二の故郷と言えるだろう。





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最終更新日  2006年01月04日 21時19分56秒


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