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2022年01月17日

『あぶさん』『ドカベン』の水島新司さんが死去

テーマ：福岡ソフトバンクホークスを応援しよう！(3956)

カテゴリ：福岡ソフトバンクホークス

『あぶさん』『ドカベン』
漫画家の 水島新司 さんが今月10日、肺炎のため都内の病院で死去しました。
享年82歳でした。

代表作の1つである『あぶさん』の主役・ 景浦安武（あぶさん） は
南海ホークスに入団し、その後ダイエー→ソフトバンクと親球団が変わっても
ホークス一筋で現役を続けました。
また『ドカベン』では人気キャラの1人である 岩鬼正美 を
プロ野球編でダイエーに入団させました。
このことから水島作品とホークスは切っても切れない関係となりました。
なお、水島さんは 2020年12月1日に漫画家を引退していました。

訃報を受けて 王会長 は球団を通じて、
「水島さんは南海・ダイエーとホークスが弱い時に
支えていただいたホークスの恩人です。
私がホークスに来た時もキャンプやグラウンドに来て
熱心に応援していただきました。
ホークスとは縁の深い人でしたので大変残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。」
と追悼のコメントを出しました。

他にもホークス関係者では秋山前監督や小川3軍監督、現役選手では和田、
OBでは斉藤和巳氏や江本孟紀氏、そして『あぶさん』では景浦安武の親友として
作品にもよく出ていた藤原満氏から追悼のコメントが寄せられたほか、
他球団関係者では松坂大輔氏やDeNA・三浦監督らもコメントを出しました。

『あぶさん』の連載が始まった頃のパリーグはセリーグと比べて人気が低く、
この作品を通じてパリーグ各球団のチームや選手の名前を知った方も少なくないでしょう。
そして『ドカベン』プロ野球編では主要キャラがパリーグ各球団に入って
ペナントレースを争うようになり、それと合わせて徐々に人気も高まって
今では人気も実力もセリーグに引けを取らないくらいになりました。
そういう意味で水島さんはホークスだけでなく
『パリーグの恩人』 と言える存在だったと思います。

パリーグを長い間支えてくれた水島さんの功績をたたえるためにも、
ホークスだけでなくパリーグ6球団共同で追悼行事を行ってもらいたいと思います。

最後に、水島さんのご冥福を心よりお祈りいたします。