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森の声

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2024.04.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
人間は群れて暮らす生き物です。ただ単に「大勢で暮らす」というだけでなく、年令や性別や障害の有無を超えてみんなで助け合って暮らす生き物です。

そして、そのような多様な人たちが助け合って群れて暮らしてきたからこそ、技術や言葉や知識が蓄積され、様々な文化や文明も生まれ発展してきたのです。また、「人間性」と呼ばれるものも育って来たのです。

いくら大きくて高機能な脳を持って生まれてきていても、仲間とのつながりのない状態で育てば、言葉も、知識も、技術も、文化も、知性も受け継ぐことは出来ないのです。当然、心も「人間性」も育ちません。それが「人間」という動物の特性でもあるのです。

そして今時の子ども達の最大の問題は、その人間の「人間らしさの育ちを支えてくれる群れ」から切り離された状態で生活し、成長しているということなんです。

確かに、現代社会に生きている子ども達も「人と人のつながり」の中で生きています。そうでないと衣食住も安全も得ることが出来ないからです。

でも現代社会での「人と人のつながり」は「直接的」ではなく「間接的」です。
直接会って話し合う事よりもLineやメールでやりとりすることが増えました。
学校の授業でさえ、タブレットを通しての間接授業が増えました。
会議や勉強会もZoomなどネット経由で行うことが増えました。
子どもの遊びもオンラインでは仲間と遊んでいますが、実際に会って、実際の顔を見て、実際の声を聴いて、実際に触れあって遊ぶと言うことがなくなりました。

何十万年と続いてきたであろう「子ども達が群れて遊ぶ姿」が町の中から消えてしまったのです。

でも、肌と肌が触れあうような「直接的なつながり」でないと、子どもの育ちを支えることは出来ないのです。
ダブレット経由では子育ては出来ないのです。監視カメラで子どもを見ることが出来ればお母さんは安心するかも知れませんが、子どもはカメラの映像では安心できないのです。

ゲームの中でアバターを通して一緒に遊んでも、子どもの「人間としての育ち」に必要なものを得ることは出来ないのです。
どうか子ども達を「群れ」の中に帰してあげて下さい。
これは大人も同じです。

子育てが苦しくなってしまうのは群れから切り離された状態で子育てをしているからなんです。

私の活動に参加してくれる子ども達は大人がいなくても延々と群れて遊ぶことが出来ます。













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Last updated  2024.04.20 08:06:43
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