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MOTOの映画三昧
2005,4~6月の映画
★インファナル・アフェア3★
終極無間
インファナル・アフェア3公式サイト
2003年、香港
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン
正直ストーリーを整理するのに時間が必要だった。
警官と警察内での潜入マフィア、エリート警官そして密輸商が複雑に絡みあう。
潜入捜査官ヤンの殉職前後の話がドラマを作り上げる。
中でも、ケリー・チャンは女医という設定で登場するが、彼女の独特の雰囲気で男社会のストーリーの中では緩和剤という意味でも注目だった。
2005 27,Apr
★真夜中の弥次さん喜多さん★
2005年、日本
監督:宮藤官九郎
脚本:宮藤官九郎
出演:長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ
★Shall we Dance?★
2004年、アメリカ
監督:ピーター・チェルソム
原作:周防正行
出演:リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ、ボビー・カナヴェイル
遺言書作成の専門弁護士ジョンは、日々の生活にマンネリを感じていた時、電車の窓からみたダンス教室の女性が気になる。
見学だけでもさせて欲しいと頼み立ち寄るが、そのうちダンスを習うことになる。
コミカルでホッとするドラマ。
最後まで暖かいそれでいて熱い物がこみ上げてくる。
23 Apr,2005
★阿修羅城の瞳★
恋をすると鬼になる……越えてはいけない愛の結界。
2005年、日本
監督:滝田洋二郎
原作:中島かずき
出演:市川染五郎、宮沢りえ、樋口可南子、小日向文世、内藤剛志、渡部篤郎
最新SFXであるシーンではマトリックスもかぶるというのは言い過ぎだろうか。
なんと言っても、病葉出雲{わくらばいずも}(市川染五郎)とつばき(宮沢りえ)の恋に落ちるというのはラブ・ストーリーとも言える。
出会いがあり、やがて恋に落ち、……宿命。
出雲の台詞回しが独特で気持ちがいい。
今時代劇のドラマでやっている、「○○○の七人」の主人公の言い回しに似ているが。
CGを駆使しているため、かなりスケールの大きさを感じた。
また対照的に細かな部分のアイデアも盛り立てていたと思う。
全体的には気持ちいい、という内容で、この手の映画は好きな部類に入る。
17 Apr,2005
★コーラス★
コーラス公式HP
2004年、フランス
監督:クリストフ・バラティエ
製作:ジャック・ベラン
出演:ジェラール・ジュニョ、フランソワ・ベルレアン、ジャン・モニエ
フランスの田舎にある寄宿学校での物語り。
問題のある子供たちをコーラスによって一つにまとめ上げ、素直に更正させてゆく。
実際、少年少女合唱団に在籍するジャンがすばらしい歌声を披露。
決して男前ではないが、親身に子供たちを育て上げる新任の教師、ジェラール。
★フライト・オブ・フェニックス★
2004年、アメリカ
監督:ジョン・ムーア
原作:エルストン・トレヴァー
出演:デニス・クエイド、タイリース・ギブソン、ジョヴァン・リビシ、ミランダ・オットー、トニー・カラン
久しぶりのアクション・アドベンチャーでした。
まず始まって間もなくの、嵐の中を飛行機が飛ぶシーンはかなりの迫力もの。
砂嵐もかなりスケールの大きさを感じ、何と行ってもゴビ砂漠は美しく撮られていた。
全体的にそれほど人間の生死の境を描くといったものではないけれど、その中でドラマがあったり、後になんと!飛行機を作ってしまった!
すごいです。
しかも……
ネタバレになるのでこの辺で。
スタートからぞくぞくする、気持ちが良い。
楽しい映画です。
10 Apr,2005
★世界で一番パパが好き★
2004年、アメリカ
監督:ケヴィン・スミス
脚本:ケヴィン・スミス
出演:ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ジョージ・カーリン、ラクエル・カストロ、ジェイソン・ビッグス
ベン・アフレック(父、オリー)がやさしいパパを演じる。
「パール・ハーバー」のベン・アフレックが印象に強かったけれど、今回の作品でその感覚を一掃してくれました。
娘、ガーティはラクエル・カストロが愛らしい演技を見せてくれた。
マンハッタンで敏腕の音楽関係の宣伝の仕事をしていた。
娘の出産と同時に妻を亡くし、故郷のニュージャージーへ移り住む。
何とも言えない娘ガーティの可愛らしさに仕事で苦悩するオリーは安らぎを与えられ、オリーも最高の愛情を娘に降り注ぐ。
父が仕事で悩む日々が続く。
しかし、家に帰るとおじいちゃんとガーティそれに大学生のマヤがオリーの心を解きほぐす。
とにかく、ガーティの可愛らしい演技が最高の一言でした。
他に、ウィル・スミスが本人の役で出るがオリーとのその会話が注目。
5 Apr,2005
★アビエイター★
2004年、アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセイル、ジュード・ロウ
予告編を見た限りではそれほど興味を持てなかったけれど、観てみるとその生きざまに共感を受けました。
ハワード・ヒューズという名前は聞いたことがあった…とその程度の知識ではあったけれど「映画」と「飛行機」で夢を実現しようとする若き青年のバイタリティとチャレンジを描くかなりの大作だと思います。
実際上映時間も3時間以上の長編でした。
自分の性格からか完璧に物事をこなそうとする、それが日常生活での神経質な一面を表した部分と、スケールの大きな事業を行うある意味正反対のところが印象的だった。
たぶん、私生活はかなり繊細でデリケートな生活をしていたのだと思う。
レオナルド・ディカプリオはこの役柄にかなり入り込んだと聞く。
確かに、好青年とは違う人間臭さが良く出た映画だと思う。
この映画を観て、ディカプリオのこれからの活躍が観てみたいという思いにさせられました。
2 Apr,2005
★ミリオンダラー・ベイビー★
2005年、アメリカ
製作:アルバート・S・ラディ
脚本:ポール・ハギス
出演:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン
これはもう、泣くっきゃない…というそのものでしたぁ。
お客泣かせるにはこの手が一番っていうほどのまあ、定番(?)もの。
もう泣くは、泣くって…後ろのお母さん達。
まっ、ご多分に漏れずそのあたし、泣きましたぁ~ハイ。。。
しかし、クリント・イーストウッド…枯れてきました~
渋いです。
その昔、西部劇というものでドンパチ時代、マカロニウエスタンってこれリアルタイムで知ってる人っつうのは…???いますか?
あのダーティーハリーでぶっとい45口径の銃をぶちかます時代?
このころはもう渋さ充満のマディソン郡の橋。
この映画ではボクシングジムのマネージャー、さすがなかなかボクシングのスタイルも様になってる。
なんでもやっちゃうこの人、すごいね!
とそれに、もう一人味のある方、スクラップことモーガン・フリーマンはこのジムで住み込みで働く雑用係り。
なんって、柔和で意味深い表情。
物を語らずも即通じてしまいそうな、存在感ありますな~
さて、この映画で泣かし役(?)のマギー(ヒラリー・スワンク)ですね。
女性ボクサーでこのジムの門を叩く。
すんなり入門は許されないものも、入ってからはすごい!
どんどん実力発揮。
やがてタイトルマッチ。
その結果…、それはもう、ご自分でお調べになるか観てみて~てな訳。
一筋の涙、それが彼女の返事。。。なんだよ~
★クローサー★
2004年、アメリカ
監督:マイク・ニコルズ
脚本:パトリック・マーバー
出演:ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン
23 May,2005
★ザ・インタープリター★
過去を失ったインタープリター(国際通訳)
妻を失ったシークレット・サービス
「悲しみは、これで終わりにしたかった」
監督:シドニー・ボラック
脚本:スティーブン・ザイリアン
出演:ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、アール・キャメロン
久しぶりにハリウッドヒット!
全体としてストーリーも良かった。
ハリウッドらしい、あっさりしていてちょっと泣かせる。
二コール・キッドマンはさすが、この映画ではさっぱり系のキャリアの持ち主、インタープリター(国際通訳)シルヴィア。
でも表情はかなり気持ちが入っていたように見える。
表情の移り変わりに迫真さ、気合が入り方がわかる。
シルヴィアが抱える秘密、それはラストシーンまでおあずけ。
それにしてもショーン・ペンがいい。
今回は妻を失ったシークレット・サービスのトビン。
表情一つとっても、味わいのある繊細な表情がかなりなもの。
とにかく、この映画はこのところイマイチとは言いすぎ(?)のハリウッドではダントツと感じました。
21 May,2005
★バタフライ・エフェクト★
2004年、アメリカ
監督:エリック・プレス、J・マッキー・グラバー
出演:アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、ウィリアム・スコット、エルデン・ヘンソン
「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」
初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す
という意味のカオス理論の一つ
「君を迎えに来る」そのために青年エヴァンは何度も過去との間を行き来をする。
エヴァンは時折記憶を無くする(ブラックアウト)ことで複雑に入り組んだストーリー。
少し時間を置いて整理するまでよく理解することが出来なかった。
ブラックアウトする瞬間の手紙の文字が激しく揺れる。
強烈な頭痛と、多量の鼻からの出血を伴う。
いささか目をそむけたくなる。
こんなシーンが何回となくやって来る。
ちょっと強烈、この手の映画は得意分野じゃないのに。
実際見ている途中から「あ~やってしまったか~」と後悔。
かなりハードなシーンもあり「えっこれってR-15とかじゃないの」って。
現実なのか夢なのか…
そんな流れで救われるのはラストシーン。
とうとうここまできてしまったかぁ。
でもそれは切ない…それぞれの道を歩む二人。。。
17 May,2005
★交渉人 真下正義★
2004、日本
監督:本広克行
脚本:十川誠志
出演:ユースケ・サンタマリア、國村隼、寺島進、小泉孝太郎、柳葉敏郎、水野美紀
2004年12月24日、クリスマスイブに恋人と約束していたコンサート。
その日、室井管理官からの急な呼び出しがある。
それは最新鋭の実験車両(クモ)が何者かに乗っ取られ、地下鉄を疾走中。
次々に東京を走る地下鉄車両に危機がおよぶ。
犯人との交渉に当たる真下。
要求は何か、犯人を追い詰めていくまでのストーリー。
たった一日のなかでさまざまな出来事が起きる。
いろんな展開へと変化する。
交渉にあたる真下正義だけれど、犯人とのやり取りが多い中で、交渉といえばそれほど交渉(?)なのだろうか。
そんな感じを受けた。
すべては犯人が実権を握っていてそれに真下が対応するという設定。
その裏で推察、過去のデータなどを集め、絞り込んでいく。
けっこう犯人の言いなりかな。
クモ、この電車はかなり迫力があり不気味さは十分。
スピード感もあり、雰囲気的にもマシンを感じさせる。
犯人を追い詰めていくまでの流れが結構笑わせる部分もあったり。
クリスマスイブに標準を合わせる犯人の意図が最後に分かる。
10 Nay.2005
★ブレイド3★
2004年、アメリカ
監督:デヴィッド・S・ゴイヤー
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
出演:ウェズリー・スナイプス、クリス・クリストファーソン、ジェシカ・ビール、ライアン・レイノルズ
次々に飛び出してくるヴァンパイアたち。
逃げるヴァンパイアとブレイドの激しいカーチェイス。
ターボチャージャー搭載のマスタングは一気に追い詰める。
ヴァンパイアハンター、ブレイド(ウェズリー・スナイプス)対ヴァンパイアそれにブレイドを追うFBI。
相棒、ウィスラー(クリス・クリストファーソン)を尾行し隠れ家を突き止め、ブレイド逮捕劇を展開するFBI特殊部隊。
見るからに迫力ある風貌のブレイド(ウェズリー・スナイプス)、彼はマーシャルアーツにも精通しており、その戦うシーンはさまになっている。
一方、FBIに捕まり、拷問を受けるブレイドを救うアビゲイル(ジェシカ・ビール)。
彼女の武器はなんとアーチェリー、これはコンパウンド・ボウというもの。
これも絵的にかなりの迫力。
銃などとは違いなにしろボリュウムがあり機械的な雰囲気が戦う姿を盛り上げる。
次々に起きるアクションシーンは見逃せない。
スカッとする映画、何も考えることはなし。
ただやってくるシーンに注目するのみ。
7 May.2005
★レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語★
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語日本語公式サイト
解説に、「この映画は非常に不愉快な映画。ここで描かれるのは、可哀想な3人の子供たちをめぐる可哀想な映画だ」とそのつもりで観ることにした。
確かに最初から最後まで不幸の連続。3姉弟妹には災難がつきまとう。
3人は常に不幸を引き寄せる運命のようだ。
不幸のギリギリで救われるというパターンなのだが、スリルと3人が力を出し合い危機を乗り越えていく…ひやりの連続だけど楽しく観ることが出来る。
劇場内ではかなり笑いも起こった。
観客はGWのさなか、中学生くらいが大半を占めていた。
ジム・キャリーはオラフ伯爵という役柄。
リアム・エイケンとエミリー・ヴラウニングがそれぞれ来日記者会見などの成果か、二人ともこれからを期待される俳優ということで同世代のファンを呼んだのだと思う。
ジュード・ロウはレモニー・スニケットの声で出演。
スリルも味じわい、次の瞬間を想像する暇がないテンポで展開する楽しい映画。
3 May 2005
★ハイドアンドシーク-暗闇のかくれんぼ-★
2005、アメリカ
監督:ジョン・ボルソン
脚本:アリ・シュロスバーグ
出演:ロバート・デニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー、エイミー・アーヴィング
ダコタ・ファニングがエミリーキャラウェイという少女役で登場する、スリラーサスペンス。
主役はロバート・デニーロで父、デビッドを演ずるけれど、もうダコタ・ファニングも今では堂々の主演を演じていると感じた。
誰もが幼い頃遊ぶ、「かくれんぼ」。
エミリーが遊ぶかくれんぼの相手はチャーリーという空想の友達。
妻を亡くして、愛する娘を思い可愛がるあまりにいろんな出来事に遭遇する。
ベテランのロバート・デニーロと今話題の子役No1、もう子役とは言えないのか。
ダコタ・ファニングの両スターの共演が見どころで、二人の大スターの主演がビッグな映画を感じさせた。
流れから、次々に起きる事件にエミリーが最も関係が深いと思うが…
それは異様な雰囲気を持つエミリーの暮らしのからそう感じさせたのだが。
デビッドの様子や顔つきも進むにつれ変化していく。
最後は別人かと思わせるほど取り乱した雰囲気が良く出ていたと思う。
この手の映画は苦手と思いつつ観たけれど、それなりに満足できた。
2 May 2005
★50回目のファースト・キス★
2005年、アメリカ
監督:ピーター・シーガル
脚本:ジョージ・ウィング
出演:ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー、ロブ・シュナイダー、ショーン・アスティン
ハワイの水族館で獣医として働くヘンリーはある朝、食事をしに行ったレストランでルーシーと出会う。
ヘンリーは一目ぼれ、初対面なのに即、告白しアタックを続ける。
ルーシーもやがて彼の優しさにどんどん惹かれていく。
ところが彼女にはとても大きな『ひ・み・つ』がある。
二人の愛は実るのか。
舞台はハワイ、とてもきれいな景色に夕日そして美しい海。
生活感は感じさせないところがハワイでのストーリーとぴったり。
いつもハッピー、生活苦なんってみじんも感じさせない。
また出演するヘンリーの友達ら(海のお友達)はとてもユニークなしぐさで心なごませてくれる。
アダム・サンドラー(ヘンリー)とドリュー・バリモア(ルーシー)の組み合わせとしてはやや首をひねりたくなる(?)…見た目、アダムは結構3枚目でコミカル、一方ドリューはそのまま、可愛らしい正統派的な女性。
でも物語としては現実から少しだけ距離がある設定なわけだからこれもまたいいのか。
とても切なく暖かいラブ・ストーリーでした。
★バットマン ビギンズ★
今回はバットマンの生い立ちからスタートするのだけれど、バットマンにうとい私メとしては、
「井戸に落ちた幼少期にこうもり達に助けられ育てられる。
恩義を十分に感じて育つ、その恩返しとしてやがてバットマンは。
やがて一人前のバットマンとしてこうもり達は日の目を浴びる…」
…と勝手に脚本を作り上げる。
しかも、こうもりは日の目を浴びたら困る。
なんかこんなストーリーどこかにあったよ。
そうじゃない、コツコツと手作りでバットマン手裏剣を火花散らしてグラインダーかけての製作作業。
父親の会社の専門部門からプロテクターをちょいと拝借。
バットマンカーだって会社から横取りして施工、加工(?)
一人でなんとやっとこさ作り上げていくハンドメイドバットマン。
バットマンのマントだって横領(?)いや拝借してきたもので、かなり優秀だ。
ぶんぶん飛んでしまう。
今回すっかりハリウッドとなってしまった謙さん。
すっかりスキンヘッドのたら~りと下がるお髭。
しぶいが結構あっさりやられてしまうではないの…
よ~く見るとやっぱり目が優しいんだな~
もっとワルっぽさ出して欲しかったけど、でも呪文のようなよく分からない言葉は本人が作り上げたとか。
その呪文よく聞いて欲しい、ちょこっと出てくるので要注意。
★最後の恋のはじめ方★
2005、アメリカ
監督:アンディ・テナント
脚本:ケヴィン・ビュッシュ
出演:ウィル・スミス、エヴァ・メンデス、ケヴィン・ジェームズ、アンパー・ヴァレッタ
ニューヨークで独自の基本ルールで恋の請負人(デートコンサルタント)を行うハッチ。
自らの失恋の痛手が癒されないままニューヨーカーの恋を実らせようとする。
ある時出逢った女性記者、サラと…
ウィル・スミスが初めて挑戦のロマンチック・コメディということ。
どうしてもイメージ的にピンとこないままストーリーが進んでいくうちに、笑いとともに役柄に違和感を感じることなく入り込むことができた。
細かな表情など、じっくり味わえてなかなか。
エヴァ・メンデスもこの手の映画では柔らかな演技を見せてくれた。
笑えて、ホロリくる、そしてニューヨーカーの活気が感じられる。
★四日間の奇蹟★
2005年 日本
監督:佐々部清
原作:朝倉卓弥
出演:吉岡秀隆、石田ゆり子、尾高杏奈、中越典子、松阪慶子、西田敏行
落雷の事故で千織をかばい生死の境をさまよう真理子
残すのは4日間という短いの命の期限
ショックから覚めた時に真理子の心が千織の中に
小さな療養センターでの出来事。
残された4日間で真理子は成し遂げられなかった思いを遂げる。
小さな島は楽園を思い起こす。
療養生活の中で医師(倉の順次)や看護師(長谷川未来)など病院スタッフの暖かい看護の中で静かに療養生活を送る患者達。
新進ピアニストとして将来を嘱望されていた敬輔はコンサート後の事件に巻き込まれることから千織との物語が始まる。
千織はザヴァン症候群。
しかし一度聴いた旋律を正確に再生できる特異な能力を持っていた。
落雷事故で千織をかばい意識不明の重体。
真理子に残された4日間がすべて。
自然に胸が熱くなる。
海に囲まれた小さく美しい島はこの世の楽園かとも思わせる。
ピアノがある小さな教会と夜の光を放つ灯台。
この背景も演出となるストーリーはかなりの感動作でした。
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