MOTOの映画三昧

MOTOの映画三昧

2006.6月の映画

★ウルトラヴァイオレット★



ウルトラヴァイオレット1


製作年度 2006年
上映時間 87分
監督 カート・ウィマー
出演もしくは声の出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ 、キャメロン・ブライト 、ニック・チンランド 、ウィリアム・フィクトナー

近未来アクション、最初からかなりの密度でアクションがつづいた。
相手はバッタバッタやられるが、ヴァイオレットという女性は絶対にやられない、ストーリーはどうであれ、アクションを楽しむには十分。
もうエンディング!?というくらい集中して楽しんだ。

ヴァイオレットのこのナイスバディと3パターンに替える衣装は研ぎ澄まされたフィーリングがあふれ出る。




★タイヨウのうた★



タイヨウのうた1


製作年度 2006年
上映時間 119分
監督 小泉徳宏
出演もしくは声の出演 YUI 、塚本高史 、麻木久仁子 、岸谷五朗 、通山愛里


弾き語りの少女と高校生のサーファーが出会ってから前向きにそして凝縮した生活を送る。
この少女は太陽の光に当たることが出来ない難病(XP)にかかって、昼と夜が逆転する生活を送る。
夜は駅前で弾き語りをする少女、逆に明け方サーフボードを抱えて海に向かう高校生。
その一瞬の接点が知り合うきっかけとなり時間が流れる。
実際の(XP)とはやや違う表現もあるそうだが、こういう難病もあるということを思い出させた。

舞台は鎌倉、湘南あたり、庶民感覚の生活風景と家族(父、岸谷五郎 母、麻木久仁子)の暖かい関係が高感度を増す。

主役はYUI、と言っても曲を聴いてあ~この子が歌ってるんだ。とそんな程度だったが劇中でも何度も切なく歌い上げるシーンは、自然にこの映画にピッタリはまったと感させた。



★初恋★



初恋1



監督 塙幸成
出演 宮崎あおい 小出恵介 宮崎将 小嶺麗奈 柄本佑

1968年に起こった府中三億円強盗事件は犯人が見つからないまま。
その事件を計画、実行した若者達がいた。
1960年代後半は、学生運動が盛んな時期、行き場を失った若者達が新宿の喫茶店に集まっては目的もなく時間を過ごす。
世の中が変わりつつある時期に自分がどういう歩み方をしていくのかを模索しながらある時期迷いまたは違う方向へ進む者もいた。



★インサイド・マン★



インサイド・マン1


製作年度 2006年
上映時間 128分
監督 スパイク・リー
出演もしくは声の出演 デンゼル・ワシントン 、クライヴ・オーウェン 、ジョディ・フォスター 、クリストファー・プラマー 、ウィレム・デフォー


サスペンスは見終わってからもしばらくは不思議な気分にさせてくれるのがたまりません。
後で自分の中で創造するのもまた楽しみであったりします。

この映画は、実は時間合わせ的に観たものでしたが、かなりな優れものだと最後まで興味深く観ていました。
ただ、近くに座った高齢者の男性の菓子袋の音が最後まで聞こえたのにはケチがついたが。
「何考えてんのか!おんどりゃ~。」

銀行強盗に押し入った一団(クライヴ・オーウェン)と、捜査官(デンゼル・ワシントン)、弁護士のジョディ・フォスターの駆け引きはそれぞれ見ごたえがあった。
最後はやや理解できないまま劇場を出たラストシーンだったけど時間をおくにつれ納得だった。
するめを噛んだ感じに似ていた(笑)適切か(?)

ジョディ・フォスターはもっと前面に出るかと予想したがそうではなく、やっぱりクライヴ・オーウェンの役どころと緻密な計画に衝撃。
魅力的、頭脳的な犯行にどきどき。

この映画ではデンゼル・ワシントンよりもジョディ・フォスターよりも「クライヴ・オーウェン!」



★間宮兄弟★



間宮兄弟1

間宮兄弟2


製作年度 2006年
上映時間 119分
監督 森田芳光
出演もしくは声の出演 佐々木蔵之介 、塚地武雅 、常盤貴子 、沢尻エリカ 、北川景子

30を過ぎた兄弟のやさしく、ほんわりした暮らしぶりを描く。
二人はマンションに一緒に暮らすが、仲の良い兄弟は子供の頃だけではなく30歳を過ぎても変わらない。
家でビデオを見るとき、スポーツに熱中するときも二人は一緒。
こんな二人をやや屈折した生き方をも考えたりするが、そうでもない。
女性に興味はないわけじゃないし、実際、家に女友達をよんで、カレーパーティを計画したりする。

原作は江國香織、温かくなるストーリーでしらずに応援してあげたくなる。

★トランスポーター2★




トランスポーター2


製作年度 2005年
上映時間 88分
監督 ルイ・レテリエ
出演もしくは声の出演 ジェイソン・ステイサム 、アレッサンドロ・ガスマン 、アンバー・ヴァレッタ 、ケイト・ノタ 、マシュー・モディーン

あまりにも強すぎ!のフランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)。
実際の彼はスポーツ万能でオリンピックまで目指したとか。
運動神経抜群の演技を披露してくれた。
前作で使った車はBMW、鮮烈な印象だった。
今回はアウディのV12、いずれも欧州車をアメリカで使う…それはメインとなる車だ。
アメ車ではないところがストーリーのこだわりを感じる。

「黒塗りの最高級車を今回も思いっきり駆ってパワー全開。
いつも黒のスーツできめなくてはならない。」

今回の訳ありの運び屋に依頼された荷物(?)は子供。
マイアミの富豪の子供を運ぶという仕事。

カーアクションや派手な格闘シーンは実に楽しめる。
CGやスタントなしで仕上げたというからジェイソン・ステイサムはただ者ではない。

最近になく「観たい!」の思いで出かけた、満足♪



★寝ずの番★




寝ずの番1


製作年度 2006年
上映時間 110分
監督 マキノ雅彦
出演もしくは声の出演 中井貴一 、木村佳乃 、木下ほうか 、田中章 、土屋久美子

「そ○が見たい」と臨終寸前に希望する。
見守る弟子達は何とか叶えてやろうと弟子の妻へ鉾先を向けた。

上方の噺家の臨終シーンから始まっていきなりの望みの一言が飛び出すシーンとなる。
その弟子に中井貴一、その妻は木村佳乃。

噺家一門の家はこんなにおかしくおもしろい生活かと思わせる。
とにかく最後まで笑いっぱなし…
次々と一家に起こる一大事。
それもおもしろおかしく作り上げている。

原作は中島らも、監督はマキノ雅彦(津川雅彦)。



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