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2008年04月19日
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カテゴリ: 少女漫画


海野つなみ作 講談社2003.8出版


回転銀河は、 オムニバス で、たぶん同じ高校に通う様々な子が主人公になります。
ときに、脇キャラだったのが、主人公になったり。
全部にかぶってるわけではなくところどころに、かぶっています。


海野さんの、 作風がばっちり出ている最高の短編集!!!!


第一作の「イノセント・インセント」は、いきなりテーマが重いです。
近親者との淡い恋。何年も、色んな雑誌に次はこれでどうでしょうっていって、没をくらってきた作品らしい。個人的にはこの手の話は好きじゃないのですが・・・。

でも、とにかく奇抜な設定で読者をひっぱりたいとか、
悲劇要素で泣かせる作品をみたいな、最近の少女漫画にありがちな路線とは違います。
あと、海野さんのほのぼのした作風が、救いを持ってきたり。

『回転銀河』のテーマの一つがはっきりでた作品。

恋とか友情とか家族愛とか師弟愛とか、愛情って全部がくっきり分別できるのかな、と思うのです。・・・愛情にもいろんな要素が重り合ってできているような気がします 。」
そういう作者の気持ちがすごい上手に仕上がった作品だと思います。

最初の作品は、全面に今のテーマがでちゃってますが、
2話目は、別のテーマにかぶせて、うまーく、からませていて。

ぜ、絶妙!!!!!天才!!!!!!!!!!!!

ちなみに、4話あるなかで、一番好きなのは、2話目の「ぼくの惑星」
いまいちさえない高校生が、主人公。
ちなみに、ラブネタではなく、自分ってなさけないのかな?という青春期の葛藤が主ですが、
「さえない女子高生」だった自分には、ぐっときました☆☆





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最終更新日  2008年04月20日 00時28分16秒
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