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2005年01月26日

ストーリーは、1949年夏、北カリフォルニア、サンタ・ローザ。妻の実家が経営する小さな床屋で働いているエド・クレインは、お喋りの義兄、かわりばえのしない仕事、漠然とした不満の中で毎日を過ごしていた。そして彼は、デパートで働く妻とその上司が深い関係にあることにも気づき始めていた。そんなある日、床屋の客が新しい事業を始めるにも資金がないとぼやいていたのを聞き、興味を持ったエドは、不倫をネタにゆすりを思いつく。しかし、そのちょっとした犯罪はさまざまな悪夢を巻き起こし、事態は思いもよらぬ方向へ転がりはじめる…。

久しぶりにコーエン兄弟を堪能出来ました。あの傑作【ファーゴ】以来、やっとあつぼうの知ってるコーエン兄弟が戻ってきた感じです。今作でも一癖も二癖もある登場人物や絡み合った糸のようで最後には一本の糸になるようなストーリーは健在です。

ビリー・ボブ・ソーントンの演技はもう神の領域に達してます。無口な役やのに主人公の喜怒哀楽を顔の表情だけであらわしています。彼が吸うタバコを見てるとこの映画にはタバコは欠かせないって感じました。タバコを吸う姿がどことなく哀愁が漂っていて主人公の葛藤がうかがえます。これだけタバコの似合う俳優もあんまりいません。

脅迫や殺人などサスペンス色も強いけど、ストーリーは派手な演出などなく淡々と進んでいきます。それでいて観るものは考えさせられる映画です。

今回は全編モノクローム映画になっているけどＤＶＤの特典でカラー版も観れるようになってます。この映画にかんしてはモノクロームの方がいいと断言出来ます。

評価★★★★

バーバー 2枚組DTSスペシャル・エディション（初回限定生産）【AEBF-10142】 =>20%OFF!《発...

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最終更新日 2005年01月27日 00時52分54秒
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■コメント

Re:バーバー(01/26)

ゆっき～3388 さん

いつ観たんだっけ、内容を忘れてきました・・・。
主人公があまりに情けなくて同情のしようがなかったような覚えがあるんだけど。
コーエン兄弟の作品は好きなのでまた観直してみよっかな。 (2005年01月26日 22時45分48秒)

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オイラも

おっちゃん改さん

つい最近見ました（笑）。ほんとにビリー・ボブ・ソーントンには感心しました。この役をこなせる俳優さんって、いったい何人いるんでしょう・・・。ストーリーもオイラの好みみたいです。全体的には地味なんですが、部分部分にハデな処もあるんだけど、モノトーンのせいなのか、嫌味ったらしくなくて、むしろ滑稽な印象でした。
これ日記に書こうと思ってたけど、あつぼうとかぶっちゃうからどうしようかな（爆）。 (2005年01月27日 05時30分13秒)

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ゆっき～さん

あつぼう～さん

たしかに情けない主人公ですが、コーエン兄弟らしさが出ててハマってしまいました。コーエン兄弟の映画が好きなら【ファーゴ】は観ましたか？ (2005年01月28日 01時37分37秒)

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おっちゃん

あつぼう～さん

お先で～す。
この映画のソーントンの演技は最高でしたよね。渋すぎました。まったくおっちゃんの感想と同意見ですよ。そうそうおっちゃんも是非日記に書いてください。かぶってもいいですよ。おっちゃん版バーバーが読みたいです。
(2005年01月28日 01時39分03秒)

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Re:バーバー(01/26)

しなもんさん

随分前にミニシアターで観ました。映画はモノクロだったのでよかった。私もこの映画はカラーは必要ないなぁって思いました。

最近のコーエン作品全部観てるわけじゃないけど、バートンフィンクとファーゴに次ぐ、好きな作品になりました。事故る直前のシーンには笑ってしまったｗ (2005年01月28日 14時02分40秒)

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シナモンさん

あつぼう～さん

あの事故の時に車が飛ぶシーンがあるでしょう。なぜかあそこがあつぼうのツボを突いてしまって笑ってしまいました。
この映画にカラーは必要ないですよね。モノトーンやからこそこの味が出るんです。
(2005年01月28日 23時27分59秒)

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