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2007年07月12日
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カテゴリ: アメリカ映画


2006年  アメリカ  
ケビン・コスナー  アシュトン・カッチャー  メリッサ・サージミラー  ボニー ブラムレット  

ストーリーは、これまでに200名以上もの遭難者の人命を救ってきた伝説のレスキュー・スイマー、ベン・ランドール。しかしある時、任務中に大切な相棒を失い、心身に深い傷を負ってしまう。現場の第一線から退いた彼は、レスキュー隊員のエリートを育成する“Aスクール”に教官として赴任する。彼はそこで、元高校の水泳チャンピオンだった訓練生、ジェイク・フィッシャーと出会う。軍隊をもしのぐ過酷な訓練で抜群の能力を発揮するジェイクだったが、彼にもまた、消すことの出来ない深い心の傷があった。そんなジェイクに、ベンは本当に大切なものを伝えていく…  

予想以上に面白い映画でした。
ケビン・コスナーとアシュトン・カッチャーの2人が共演してるから幅広い年齢層のお客さんをターゲットに出来ました。
よく【海猿】と較べられてるけど、あつぼうはまだ【海猿】を観てないので較べれないです。
もしこの映画より【海猿】の方が上って言うならば【海猿】はとてつもなく面白い映画って事になります。

訓練シーンも過酷さが伝わってきました。
ランドールは周りに教官が厳しいって思うぐらいの態度で生徒に接して、ついてこれない者はどんどん失格の烙印をおしていきます。
でもここまで厳しい訓練が必要なほどレスキューって過酷なもんですよね。
少しの油断が遭難者と自分の命を奪うんですから。
遭難者を容赦なく襲ってくる高波は迫力がありました。
その中を自分の命をかえりみずに救助に向かうレスキューの人達って凄いと思う。
本当に信念がなければ出来ない仕事ですよね。

ジェイクの心の傷とランドールの心の傷・・・。
お互い傷を持つもの同志、なにか惹かれあうものがあるんでしょうね。
心の傷を乗り越える事が出来ないジェイクと、自分の心の傷をさらけ出してジェイクを救おうとするランドールの対話シーンが好きです。
これってこの手の映画ではよく使われる手法やけど、感動してしまうんですよね。

ケビン・コスナーにしたら久しぶりの当たり役でした。
心に傷を負った教官役を見事に演じてました。こういう役が普通に出来るぐらい彼も年をとったなって思ってしまいました。
対するアシュトン・カッチャーは、やっぱり少し自分勝手で傲慢な役が似合います。
こういうシリアスな演技も出来るし、彼も演技の幅が広い俳優です。
アメリカでも大人気の彼がなぜデミ・ムーアを選んだのか未だに理解出来ないです。

評価★★★★(3.9)





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最終更新日  2007年07月12日 20時17分23秒
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