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2007年11月07日

２００７年　　アメリカ　　
ベン・アフレック　　アンディ・ガルシア　　アリシア・キーズ　　レイ・リオッタ　　

ストーリーは、マフィア“コーザ・ノストラ”のボス、スパラッザの邸宅に張り込んでいたＦＢＩ捜査官のメスナーとカラザーズは、スパラッザがイズラエルという男を殺すためにスウェーデンから暗殺者を雇い、イズラエルの心臓に100万ドルの賞金をかけた、という内容の電話盗聴に成功する。一方、標的となってしまったラスベガスの人気マジシャン、バディ・イズラエル、通称“エース”。彼はスパラッザらギャングたちに気に入られて以来、裏社会に足を踏み入れるも強引な振る舞いで裏社会全体に混乱をもたらし、ＦＢＩに目を付けられるハメに。さらにはスパラッザの容疑の証言を得るために司法取引を持ち掛けられ、その決断を迫られていた。そんな中、エースの心臓に100万ドルの賞金がかけられた噂はたちまち広がり、世界中の暗殺者たちが続々エースの籠もるタホ湖のホテルに集まってくる。また、エースの弁護士から依頼を受けた保釈保証人デュプリーらがエースを連れ戻しに、そしてメスナーとカラザーズはエースを保護するため、現場へ急行するのだが…。　　

これはかなり観る人を選ぶ映画やと思います。
タランティーノの映画が好きな人にはオススメ出来るけど、彼の映画が嫌いならパスしてもオッケー。
タランティーノの映画を意識して作ってるような気がするけど、まだまだ彼の領域には達してないです。
それでもあつぼうには満足のいく出来でしたよ。
ジャケットからしてスタイリッシュって感じがするけど、内容はスタイリッシュなバイオレンスです。
登場人物の多さと展開の早さについていくのはちょっと難しいですよ。
頭の中を整理して観ないとこんがらがるかも。
もう少しでも丁重に作ってたら万人受けする映画になれてただけに残念です。

都会のド真ん中で戦争かって思うぐらいの銃撃戦が展開されます。
戦車を破壊できるような銃を乱射したり、まさしくこのホテルは戦場でした。
登場する殺し屋達はクセものだらけで、誰を応援していいのか分からないぐらいでしたよ。
いったいこの映画の中で何人が死んだんやろうって思えるぐらい次から次へと死んでいきます。
警官やＦＢＩ、そして暗殺者達も死んでいきます･･･。
あれだけの銃弾の雨の中、生き残る方が難しいですね。

これだけ豪華な登場人物の中でもアリシア・キーズが一番カッコ良かったです。
R＆Bシンガーなんですが、スタイリッシュって言葉がピッタリで、役者としての才能もあるところを見せつけました。

この映画ってたくさんの人に観てもらってどう思うのか感想を聞いてみたいです。
かなり好き嫌いがハッキリするはずやから楽しみです。

評価（3.2）

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