雪　月　花

　経過が良いので、あとは自宅療養をとのことで昨日退院してきました。


　入院中主治医から、病状の説明がありました。


1月から抗がん剤が全く効いていない状態

　　　　　腹水があり、胸水も少量あります。

　　　　　腹腔内リンパ節に無数のがん細胞が存在、最大1センチ

　　　　　マーカー急上昇している・・・・生命の期限が迫っているということ

もし、今後抗がん剤が効かないなら今年の暮れまで持たないだろう

　こんな説明を受けました。

　大体想像は付いていたものの、やはり辛い宣告でした。

　まだ「抗がん剤が効くかもしれない」という希望はあります。

　次回の治療から抗がん剤を変えるそうですが、またもとのタキソールに戻るようです。

 　希望は捨ててはいませんが、現在の痛みも苦しみも無い状態で「死」を想像することは

　難しく、夢を見ているような気持ちです。